JPH025469Y2 - - Google Patents

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JPH025469Y2
JPH025469Y2 JP1979181106U JP18110679U JPH025469Y2 JP H025469 Y2 JPH025469 Y2 JP H025469Y2 JP 1979181106 U JP1979181106 U JP 1979181106U JP 18110679 U JP18110679 U JP 18110679U JP H025469 Y2 JPH025469 Y2 JP H025469Y2
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は高圧配電線路の事故、非常災害時の
応急送電、及び工事の際のバイパス用として施設
され、電路の開閉又はバイパス路の形成を目的と
して使用されるバイパス開閉器、及びバイパス接
続器等のバイパス機器に関するものである。
バイパス開閉器、バイパス接続器等のバイパス
機器は事故、非常災害時、及び工事の際に高圧配
電線路に施設されるものであるために、施設場所
の状態が悪い場合には電柱に取付けられることに
なるが、電柱の腕金に多くの機器が取付けられて
いる場合にはその取付け余地がなく、悪条件のま
ま地上に載置して使用せざるを得なかつた。
この考案は上記問題点に着目して成されたもの
であつて、その目的は地上への載置、電柱の腕金
への吊下げばかりでなく、電柱へ容易に直付けで
きるようにすることにより安全に施設することが
できるバイパス機器を提供することにある。
以下、この考案をバイパス中間開閉器に具体化
した第一実施例を第1図〜第5図に従つて説明す
ると、1はアルムニウム等の軽金属で形成された
ケースであつて、その上面にはアース端子2、及
び吊り下げ金具を構成する一対の取付板3が固着
されている。4は各取付板3にそれぞれ一対ずつ
透設された取付項3aに下端部が嵌挿されたJ字
状を成す二対の腕金取付ボルトであつて、その上
半部には雄ネジ部4aが形成され、前記一対の取
付板3とともに、吊下げ金具を構成している。5
は各一対の腕金取付ボルト4の雄ネジ部4aに上
下動可能に遊嵌された挾持板であつて、その上動
は各腕金取付ボルト4に螺合されたナツト6によ
り規制されている。
7は前記ケース1の両側面の両縁部にそれぞれ
固着された上下に長いC字状を成すアークホーン
であつて、その下端はケース1の下部に形成され
た機枠1aより下方へ突出し、脚体を兼ねてい
る。
8はケース1の両側面にそれぞれ貫通固定され
た貫通ブツシングであつて、それぞれ前記各アー
クホーン7間に三個ずつ配設されるとともに、そ
の内部には両端が外方へ突出する導体9が埋設さ
れている。
10はケース1の内上部に回動可能に配設され
た前後に延びる回動軸であつて、ケース1の前面
に回動可能に設けられた操作ハンドル11により
回動操作し得るように形成されている。12は前
記回動軸10に固定されたエポキシ樹脂より成る
三個の支持碍子であつて、それぞれの下端には一
側面に設けた貫通ブツシング8(第1図において
右側に設けられたブツシングであつて図示されて
いない)の導体9内端に対して可撓導体13を介
して接続される可動接触刃14が固設されてい
る。15は同可動接触刃14に対応して前記他側
面に設けた貫通ブツシング8の導体9内端に固設
された消弧室であつて、その内部には可動接触刃
14に対して接離可能でかつ、前記導体9に対し
て電気的に接続された固定電極(図示しない)が
配設されている。
16は前記各貫通ブツシング8の導体9外端に
電気的に接続された端末雄コネクターであつて、
その絶縁被覆部下端がケース1の機枠1aに固定
されている。17は同端末雄コネクター16に対
して接離可能に形成された端末雌コネクターであ
つて、その絶縁被覆部上端には前記機枠1aに固
設されたケーブルアース端子18に接続されるケ
ーブルアース線19が接続されるとともに、その
下端のケーブル17aは高圧配線電路の各相に接
続されている。20は各端末雌コネクター17を
各別に前記機枠1aに固定するための平面U字状
を成す固定金具であつて、その両端部がボルトに
て機枠1aに固定されている。
21は前記アークホーン7、貫通ブツシング
8、両端末コネクター16,17を覆うように前
記ケース1の両側面に各別に取着されたアルミニ
ウム等の軽金属のパンチングプレートより成る側
面カバーであつて、その側面下半部は蝶番22に
より開閉可能に形成されるとともに、締付金具2
3により閉成可能に形成されている。
24は前記ケース1の後面上部に溶着された角
パイプ状の電柱直付け用取付金具としての上部取
付金具であつて、その後面には電柱の長手方向に
延びる取付面が形成され、同取付面下部から長溝
状かつ逆U字状の嵌合溝24aが凹設されてい
る。25は第4図に示すように前記機枠1a後面
下部に着脱可能にボルト着された支持金具として
の下部取付金具であつて、その後面両縁部には丸
棒26が溶着されている。
27はバイパス中間開閉器を電柱28に直付け
するために、電柱28に対して取付バンド29に
より締め付け固定された支承金具であつて、その
後面両縁部には丸棒30が溶着されるとともに、
その前面には角パイプ状の係止金具31が溶着さ
れている。そして、係止金具31の前面には電柱
の長手方向に延びる係止面31aが設けられ、さ
らに同係止面31a上部において、後部にナツト
33が螺合された係止ボルト32が係止金具31
の前後に貫通され、その頭部にはフランジ32a
が張り出し形成されるとともに、両フランジ32
aと前記係止金具31との間に前記上部取付金具
24の嵌合溝24aが嵌合係止されるようになさ
れている。
34はバイパス中間開閉器を地上に載置するた
めの台車であつて、直方体状に枠組され、その下
面四隅部にはキヤスター35が取着されるととも
に、その上面四隅部には前記アークホーン7の下
端部を挿入するための嵌合孔34aが透設されて
いる。
さて、上記のように構成されたバイパス中間開
閉器の作用を説明すると、まずこの開閉器を電柱
23の腕金28aに吊下する場合には、特に第2
図に示すように、取付板3の上面と挾持板5の下
面との間に腕金28aを挿入し、腕金取付ボルト
4にナツト6を締め付ける。すると、腕金28a
は前記両板3,5間に挾持されるので、この開閉
器は電柱28の腕金28aに吊下されることにな
る。
又、この開閉器を地上に載置する場合には、ア
ークホーン7の下端を地面に当接させるように載
置すれば良い。しかし、このように載置した場合
には可撓性を有する端末雌コネクター17の下端
部が曲げられるので、例えば第5図に示すような
台車34の上に載置し、端末雌コネクター17の
下端部に曲げ力がかからないようにする。そし
て、その際には台車34上面の嵌合孔34aにア
ークホーン7の下端部を嵌合させるとともに、ケ
ース1の機枠1a下面を台車34の上面に当接さ
せれば、台車34に対してこの開閉器は移動しな
いように載置される。
次に、この開閉器を電柱28に直付けする場合
には、第2図及び第3図に示すように、取付バン
ド29により支承金具27を電柱28に締め付け
固定し、同金具27の前面の係止金具31に取着
された係止ボルト32のフランジ32aと係止金
具31との間に嵌合溝24aが嵌合するように開
閉器の上部取付金具24を挾入して開閉器を仮止
めし、さらに、ナツト33を締めれば、この開閉
器は電柱28に固定される。このとき、前記機枠
1aにボルト着された下部取付金具25は電柱2
8に当接され、この開閉器は電柱28に対して正
しい姿勢が保たれる。
なお、この取付の際には、それぞれ電柱の長手
方向に延びる係止面31a及び係合面24bが互
いに当接するので、バイパス機器を電柱に対して
安定して支持することができる。また、係止ボル
ト32に対し長溝状の嵌合溝24aを嵌合するの
で、仮止め時にバイパス機器が揺れても取付金具
24が係止ボルト32から離脱し、バイパス機器
が落下する虞がない。さらに前記下部取付金具2
5及び支承金具27の後面両縁部の丸棒26,3
0が直接電柱28に当接されるので、両金具2
5,27は電柱28の側面に対し安定して取付け
られる。
そして、この実施例に示すように、ケース1、
側面カバー21等を軽金属で形成すればこの開閉
器は軽く、扱い易くなり、又側面カバー21で充
電部を覆つておけば安全性を高めることができ、
側面カバー21の下半部を開閉可能にしておけば
保守点検、及び端末雄コネクター16に対する端
末雌コネクター17の着脱が容易になり、さら
に、この開閉器の操作ハンドル11を鎖36及び
錠37で開又は閉の位置に施錠可能にすれば誤操
作を防止可能になる。
次に、この考案をバイパス中間接続器に具体化
した第二実施例を、第6図及び第7図に従つて、
特に前記第一実施例と異なる点を説明する。
この実施例においては、ケース40の天井面中
央部にエポキシ樹脂より成る三個の支持碍子41
が配設され、各支持碍子41の下端には導電板4
2が支持されている。そして、各導電板42の両
端にはそれぞれ前記ケース40の底箱40aを貫
通するようにケース40に固設された端末雄コネ
クター16が接続され、同雄コネクター16に接
続される端末雌コネクター17はアークホーン7
に取着された支持枠43に固定されるように形成
されている。又、この実施例においては側面カバ
ー21は設けられていない。
このように、この実施例においては前記実施例
と比べた場合、開閉器と接続器との相異があるだ
けで作用は前記実施例と同様である。
なお、この考案は前記両実施例に限定されるも
のではなく、例えば第8図に示すように下部取付
金具25の後面に丸棒26を取着せず、その後面
を電柱28の側面形状に合わせて凹状にしたり、
下部取付金具25をバイパス機器に対して一体状
に溶着したり、各部材の形状を適宜変更する等、
この考案の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可
能である。
以上詳述したようにしこの考案は電柱に直付け
された係止金具における電柱長手方向へ延びる係
止面と当接し、かつ同係止面上部に螺入量調節可
能に設けた係止ボルトに嵌合する長溝状かつU字
状の嵌合溝を有する電柱用直付け用取付金具の下
方には、電柱の外周面に当接支持する支持金具を
設けるとともに、ケース上面には、電柱の腕金に
吊下げするための複数の吊下げ金具を突設し、ケ
ースの側面には脚体を兼ねるアークホーンを固着
し、そのアークホーンの下部をケース下面よりも
下方へ突出したことにより、地上への載置、電柱
の腕金への吊下げばかりでなく、電柱へ安定した
姿勢で容易に直付けが可能になり、安全に施設す
ることができる効果を奏するので、バイパス機器
として実用上好ましい考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図はこの考案をバイパス中間開閉
器に具体化した第一実施例を示し、第1図はその
一部破断正面図、第2図はその一部破断側面図、
第3図及び第4図はその要部拡大斜視図、第5図
はその開閉器を乗載するための台車を示す縮小斜
視図である。第6図及び第7図はこの考案をバイ
パス中間接続器に具体化した第二実施例を示し、
第6図はその一部破断正面図、第7図はその一部
破断側面図である。第8図は下部取付金具の別例
を示す拡大斜視図である。 ケース1,40、機枠1a、取付板3、取付孔
3a、腕金取付ボルト4、雄ネジ部4a、挾持板
5、ナツト6、アークホーン7、端末コネクター
16,17、ケーブル17a、上部取付金具2
4、嵌合溝24a、取付面24b、下部取付金具
25、支持金具27、電柱28、腕金28a、取
付バンド29、係止金具31、係止面31a、係
止ボルト32、フランジ32a、支持枠43。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電柱に直付けされた係止金具における電柱長手
    方向へ延びる係止面と当接し、かつ同係止面上部
    に螺入量調節可能に設けた係止ボルトに嵌合する
    長溝状かつ逆U字状の嵌合溝を有する電柱直付け
    用取付金具をケース後面上部に設け、同じくケー
    ス後面において前記電柱用直付け用取付金具の下
    方には、電柱の外周面に当接支持する支持金具を
    設けるとともに、ケース上面には、電柱の腕金に
    吊下げするための複数の吊下げ金具を突設し、ケ
    ースの側面には脚体を兼ねるアークホーンを固着
    し、そのアークホーンの下部をケース下面よりも
    下方へ突出したことを特徴とするバイパス機器。
JP1979181106U 1979-12-25 1979-12-25 Expired JPH025469Y2 (ja)

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JP1979181106U JPH025469Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25

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JP1979181106U JPH025469Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25

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Publication Number Publication Date
JPS5696535U JPS5696535U (ja) 1981-07-31
JPH025469Y2 true JPH025469Y2 (ja) 1990-02-09

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ID=29691506

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH073550Y2 (ja) * 1985-07-01 1995-01-30 エナジーサポート株式会社 開閉器用保護枠
JP5813350B2 (ja) * 2011-03-31 2015-11-17 株式会社ダイヘン 柱上変圧器

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JPS5110999U (ja) * 1974-07-11 1976-01-27
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