JPH0254639B2 - - Google Patents

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JPH0254639B2
JPH0254639B2 JP16215182A JP16215182A JPH0254639B2 JP H0254639 B2 JPH0254639 B2 JP H0254639B2 JP 16215182 A JP16215182 A JP 16215182A JP 16215182 A JP16215182 A JP 16215182A JP H0254639 B2 JPH0254639 B2 JP H0254639B2
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JP
Japan
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discharge lamp
high voltage
power supply
lighting
voltage
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JP16215182A
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English (en)
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JPS5954195A (ja
Inventor
Giichi Suzuki
Hideki Yokota
Seiichiro Yasuoka
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Ushio Denki KK
Original Assignee
Ushio Denki KK
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は直流放電灯点灯装置に関するものであ
る。
一般に直流放電灯点灯装置においては、放電灯
の放電電極間に絶縁破壊を生ぜしめるために起動
用高電圧パルスを印加する機能、絶縁破壊により
生じたグロー放電をアーク放電に容易に移行せし
めるために、放電灯の定格ランプ電圧より高い重
畳電圧を印加する機能、及びアーク放電が生じた
後は効率的な点灯状態を維持するために所定の電
力を供給する機能を有することが必要である。
第1図は斯かる機能を具えた直流放電灯点灯装
置の一例の概略を示す説明用ブロツク図であつ
て、交流電源にトランス、整流器、平滑回路等が
順に接続されて成る直流電源回路1の出力端子間
に起動器2を介して直流放電灯3が接続され、そ
して重畳電圧発生回路4が直流電源回路1の出力
端子間に接続した重畳電圧用コンデンサ5の両端
に接続されている。
第2図は前記起動器2の具体的構成の一例を示
し、この例においては、その1次側コイルが交流
電源21に接続される高圧トランス22の2次側
コイルに高圧コンデンサ23を接続し、この高圧
コンデンサ23に放電ギヤツプ24を介して高圧
パルストランス25の1次側コイルを接続し、こ
の高圧パルストランス25の2次側コイルより得
られる高電圧パルスが直流放電灯3に印加され
る。
このような構成の起動器2を用いた直流放電灯
点灯装置においては、直流放電灯3の点灯を確実
に達成するために、点灯起動時において、通常交
流電源21の半サイクルの間に20〜30個の高電圧
パルスを高圧パルストランス25で発生せしめて
この高電圧パルスを直流放電灯3に印加するよう
にしている。従つて交流電源1の周波数が例えば
60Hzである場合には1秒間に2400〜3600個もの大
量の高電圧パルスを発生することとなり、この結
果点灯起動のために費されるエネルギーが大きく
なり、しかも点灯起動の度毎に大量の電磁波ノイ
ズが発生し、このため例えばコンピユータなどの
弱電精密電子機器と併用する場合には当該弱電精
密電子機器の誤動作を招くおそれが大きい。
ところで上述のような電磁波ノイズを除去する
ために電磁シールド機構などの手段によつてシー
ルドすることも考えられるが、電磁波ノイズの発
生が大量であるのでこれをシールドするためには
相当複雑な構成の電磁シールド機構が必要とな
り、結果として装置の製造コストが高くなつてし
まう。
本発明者らは、以上の如き事情に基いて鋭意研
究を重ねた結果、点灯起動時において直流放電灯
に印加する高電圧パルスの極性が点灯起動に重要
な関係があることを見い出し、本発明を完成する
に至つた。
本発明の目的は、小さい消費エネルギーで直流
放電灯を確実に点灯せしめることができ、しかも
点灯起動時に発生する電磁波ノイズの量を小さく
することができる直流放電灯点灯装置を提供する
ことにあり、その特徴とするところは、直流放電
灯と、この直流放電灯に定常点灯用駆動電流を供
給する直流電源回路と、前記直流放電灯と前記直
流電源回路との間に介挿した起動器とを具えて成
り、前記起動器は、定常点灯中において前記直流
電源回路から前記直流放電灯に流れる定常点灯用
駆動電流の方向とは逆方向に流れる起動用高電圧
パルスを前記直流放電灯に与える起動用高電圧パ
ルス発生器より成る点にある。
以下図面によつて本発明の一実施例について説
明する。
本発明の一実施例においては、第3図に示すよ
うに、交流電源にトランス、整流器、平滑回路等
が順に接続されて成る直流電源回路1の出力端子
間に重畳電圧用コンデンサ5を接続し、この重畳
電圧用コンデンサ5の両端に、重畳電圧発生回路
4を接続すると共に後述する起動器6を介して直
流放電灯3を接続する。但し、直流電源回路1に
含まれる平滑回路用コンデンサが重畳電圧用コン
デンサと兼用できる場合には、重畳電圧用コンデ
ンサ5は省かれ平滑回路用コンデンサの両端に重
畳電圧発生回路4が接続される。
前記起動器6は、直流放電灯3の定常点灯中に
おいて直流電源回路1から直流放電灯3に流れる
定常点灯用駆動電流の方向(第3図において矢印
Mで示す)と逆方向(矢印Nで示す)に流れるい
わば一方向性の起動用高電圧パルスを直流放電灯
3に与える起動用高電圧パルス発生器より成り、
具体的には第3図に示したように、ダイオード6
1及び抵抗62を介して交流電源63に第1のコ
ンデンサ64を接続し、この第1のコンデンサ6
4の両端に二端子サイリスタ65を介してパルス
トランス66の1次側コイルを接続し、このパル
ストランス66の2次側コイルの両端にはダイオ
ード67を介して第2のコンデンサ68を接続
し、この第2のコンデンサ68の両端には放電ギ
ヤツプ69を介して高圧パルストランス60の1
次側コイルを接続し、この高圧パルストランス6
0の2次側コイルを前記直流電源回路1と前記直
流放電灯3との間に接続して構成する。ここで高
圧パルストランス60の2次側コイルに発生する
起動用高電圧パルスの流れる方向を、直流放電灯
3に直流電源回路1から供給される定常点灯用駆
動電流の流れる方向Mとは逆方向Nとなるように
するためには、例えば高圧パルストランス60に
おいて、1次側コイルに流すパルス電流の方向を
指定して1次側コイルによつて発生する磁界の方
向を特定の方向に定めると共に、この磁界の方向
に応じて2次側コイルの巻き方を右巻き或いは左
巻きの何れか一方の適切な巻き方に指定すればよ
い。
上記実施例によれば、直流放電灯3の点灯起動
において、例えば第4図にその電圧波形を示す交
流電源63よりの交流電圧がダイオード61によ
り半波整流されたうえで抵抗62を介して第1の
コンデンサ64に印加されて電荷が充電される。
この第1のコンデンサ64の充電電圧が第5図に
示すように二端子サイリスタ65のブレークダウ
ン電圧VThに達すると当該二端子サイリスタ65
を介して前記第1のコンデンサ64に充電されて
いた電荷がパルストランス66の1次側コイルに
流れ、これによりパルストランス66の2次側コ
イルには第6図に示すように例えば8〜15KVの
パルスが発生する。そしてこのパルスがダイオー
ド67により半波整流されたうえで第2のコンデ
ンサ68に充電される。この第2のコンデンサ6
8の充電電圧が第7図に示すように放電ギヤツプ
69のブレークダウン電圧VGに達すると、この
放電ギヤツプ69が導通状態となり、これにより
高圧パルストランス60の1次側コイルに一方向
のパルス電流が流れ、この結果第8図に示すよう
に高圧パルストランス60の2次側コイルには、
直流放電灯3に供給される定常点灯用駆動電流の
流れる方向とは実質上逆方向に流れる例えば30〜
50KVの起動用高電圧パルスが発生する。実際に
は自己誘導により多少の振動があるがその程度は
小さいものであり実質上無視できる。そしてこの
起動用高電圧パルスが直流放電灯3に印加され、
これにより直流放電灯3が点灯起動即ち放電電極
間の絶縁破壊が起こりグロー放電が生ずる。そし
て重畳電圧発生回路4による重畳電圧が直流放電
灯3に印加されてグロー放電からアーク放電に移
行し、次いでこのアーク放電状態から、直流電源
回路1よりの定常点灯用駆動電流によつて点灯さ
れる定常点灯状態へ移行される。
ここでパルストランス66によつて発生するパ
ルスの数は、抵抗62の抵抗値及び第1のコンデ
ンサ64の容量値と、二端子サイリスタ65のブ
レークダウン電圧VThの値とにより決定され、図
示の例では、交流電源63の電圧波形の1サイク
ルについてパルストランス66により発生するパ
ルスの数は1個である。そして、高圧パルストラ
ンス60によつて発生する起動用高電圧パルスの
数は、第2のコンデンサ68の容量値と放電ギヤ
ツプ69のブレークダウン電圧の値とにより決定
され、図示の例ではパルストランス66により発
生するパルス2個に対して高圧パルストランス6
0により発生する起動用高電圧パルスの数は1個
の割合となつている。従つて交流電源63の電圧
波形の2サイクルの間に直流放電灯3には1個の
起動用高電圧パルスが印加されることとなり、例
えば交流電源63の周波数を60Hzとすると1秒間
では30個の起動用高電圧パルスが直流放電灯3に
印加されることになるが、実際には数個の起動用
高電圧パルスを直流放電灯3に印加するようにす
ればよい。
上述の実施例によれば、点灯起動時に起動器6
により発生せしめる起動用高電圧パルスを実質上
一方向性とし、かつその起動用高電圧パルスを、
定常点灯中において直流電源回路1から直流放電
灯3に供給される定常点灯用駆動電流の流れる方
向とは逆方向に流して直流放電灯3に与えるよう
にしているため、その理論的根拠は必ずしも明確
ではないが、後述する実験例からも理解されるよ
うに、直流放電灯3において点灯起動時に印加さ
れる起動用高電圧パルスの数が1個であつても、
絶縁破壊により生じたグロー放電が、重畳電圧発
生回路4による重畳電圧を受けたときに立ち消え
することなく確実にアーク放電へ移行するように
なり、その結果確実に定常点灯状態へ移行せしめ
ることができる。このように、第1番目に印加さ
れる起動用高電圧パルスによつて確実に直流放電
灯3を点灯せしめることができるので、直流放電
灯3に与える起動用高電圧パルスの数は数個もあ
れば充分であり、従つて点灯起動に要する消費エ
ネルギーが相当に小さくなり経済的であるうえ、
点灯起動時に発生する電磁波ノイズの量が大幅に
小さくなることからコンピユータなどの弱電精密
電子機器と併用してもそれらの機器の誤動作を招
くことが抑止される。
以下実施例について説明する。
実験例 第3図に示した実施例と同様の構成の直流放電
灯点灯装置において、定格電力2KW(定格電流
70A、定格電圧24V)の直流放電灯3を用い、パ
ルストランス66の2次側コイルに発生するパル
スの電圧が8KV、高圧パルストランス60の2
次側に発生する起動用高電圧パルスの電圧が
35KV、そして直流放電灯3に与える起動用高電
圧パルスの数が1個となるようにして直流放電灯
3の点灯起動テストを100回に亘り行なつたとこ
ろ、100回のテストの何れにおいても、直流放電
灯3がグロー放電からアーク放電へ移行し、そし
て定常点灯状態へ移行して確実に点灯した。
次に高圧パルストランス60の2次側コイルの
接続端子を互に反対に入れ替えて接続して、起動
用高電圧パルスの流れる方向が定常点灯用駆動電
流の流れる方向と同一となるようにして上述のテ
ストと全く同一の条件で点灯起動テストを100回
に亘り行なつたところ、直流放電灯3は100回と
もグロー放電を生じたがその後重畳電圧が印加さ
れたときには40回もグロー放電の立ち消えが生じ
て結局点灯せず、定常点灯状態へ完全に移行した
のはわずか60回であつた。
以上の結果より本発明の構成によれば1個の起
動用高電圧パルスにより直流放電灯を確実に点灯
せしめることができることがわかる。
以上のように本発明直流放電灯点灯装置は、直
流放電灯と、この直流放電灯に定常点灯用駆動電
流を供給する直流電源回路と、前記直流放電灯と
前記直流電源回路との間に介挿した起動器とを具
えて成り、前記起動器は、定常点灯中において前
記直流電源回路から前記直流放電灯に流れる定常
点灯用駆動電流の方向とは逆方向に流れる起動用
高電圧パルスを前記直流放電灯に与える起動用高
電圧パルス発生器より成ることを特徴とする構成
であるから、小さい消費エネルギーで直流放電灯
を確実に点灯せしめることができ、しかも点灯起
動時に発生する電磁波ノイズの量を小さくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は直流放電灯点灯装置の一例の概略を示
す説明用ブロツク図、第2図は従来の起動器の一
例を示す回路図、第3図は本発明の一実施例を示
す説明図、第4図は交流電源の電圧波形例を示す
曲線図、第5図は第1のコンデンサの両端電圧の
電圧波形例を示す曲線図、第6図はパルストラン
スの2次側コイルに発生するパルスの電圧波形例
を示す曲線図、第7図は第2のコンデンサの両端
電圧の電圧波形例を示す曲線図、第8図は高圧パ
ルストランスの2次側コイルに発生する起動用高
電圧パルスの電圧波形例を示す曲線図である。 1……直流電源回路、2……起動器、3……直
流放電灯、4……重畳電圧発生回路、5……重畳
電圧用コンデンサ、21……交流電源、22……
高圧トランス、23……高圧コンデンサ、24…
…放電ギヤツプ、25……高圧パルストランス、
6……起動器、61……ダイオード、62……抵
抗、63……交流電源、64……第1のコンデン
サ、65……二端子サイリスタ、66……パルス
トランス、67……ダイオード、68……第2の
コンデンサ、69……放電ギヤツプ、60……高
圧パルストランス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流放電灯と、この直流放電灯に定常点灯用
    駆動電流を供給する直流電源回路と、前記直流放
    電灯と前記直流電源回路との間に介挿した起動器
    とを具えて成り、前記起動器は、定常点灯中にお
    いて前記直流電源回路から前記直流放電灯に流れ
    る定常点灯用駆動電流の方向とは逆方向に流れる
    起動用高電圧パルスを前記直流放電灯に与える起
    動用高電圧パルス発生器より成ることを特徴とす
    る直流放電灯点灯装置。
JP16215182A 1982-09-20 1982-09-20 直流放電灯点灯装置 Granted JPS5954195A (ja)

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JP16215182A JPS5954195A (ja) 1982-09-20 1982-09-20 直流放電灯点灯装置

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JP16215182A JPS5954195A (ja) 1982-09-20 1982-09-20 直流放電灯点灯装置

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Publication Number Publication Date
JPS5954195A JPS5954195A (ja) 1984-03-28
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JP16215182A Granted JPS5954195A (ja) 1982-09-20 1982-09-20 直流放電灯点灯装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7750578B2 (en) 2005-02-21 2010-07-06 Mitsubishi Electric Corporation Discharge lamp ballast apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7750578B2 (en) 2005-02-21 2010-07-06 Mitsubishi Electric Corporation Discharge lamp ballast apparatus

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JPS5954195A (ja) 1984-03-28

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