JPH0254224A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0254224A
JPH0254224A JP20663888A JP20663888A JPH0254224A JP H0254224 A JPH0254224 A JP H0254224A JP 20663888 A JP20663888 A JP 20663888A JP 20663888 A JP20663888 A JP 20663888A JP H0254224 A JPH0254224 A JP H0254224A
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camera
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cover
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grip
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Hisashi Akima
秋間 久
Hiroyuki Horiuchi
啓行 堀内
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、土木建築現場における工事記録写真の撮影、
アウトドアーライフの写真撮影等、主として野外で使用
するカメラであって、塵埃及び雨水の侵入並びに衝撃等
、通常のカメラには苛酷と思われる環境下で使用するカ
メラに関するものである。
〔発明の背景〕
苛酷な環境下で使用することを想定したカメラにおいて
は、防塵、防水等の対策を施し、使用環境に適応させる
と共に、使用者が手袋を装着したままで撮影操作ができ
るよう操作部の配置、構造等を配慮している。しかし、
苛酷な環境下では、通常撮影に想定される衝撃にくらべ
 より大きな衝撃か加わることが、当然予想されるにも
拘わらず、衝撃に対する効果的な対策を施しているカメ
ラが少なく、特に通常カメラとほぼ同じ寸法、重量を保
って、通常カメラ並の携帯性を有し、かつ耐衝撃性を向
上しているカメラが存在しないのが現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
カメラにおいては、パツキン等により遮蔽し、防塵及び
防水性能を確保する手段、並びに操作部材を大きくした
り、操作部材を使用者の手指の近くに配置したりして、
操作性を確保する手段が種々講じられて来た。
本発明は防塵性、防水性及び操作性を確保すると共に、
さらに耐衝撃性を向上させ、しかも寸法重量が通常のカ
メラとほぼ同等なカメラを提供しようとするものである
〔課題を解決するt;めの手段〕
上記課題は、写真撮影のためのレリーズ操作手段、フィ
ルム装脱のための蝶番付裏蓋、及び雨水・塵埃等の侵入
を防止する遮蔽手段を有するカメラにおいて、少なくと
も前記レリーズ操作手段に対向するカメラ外形部の側面
を、成形した弾性体の衝撃吸収部材により被覆したこと
を特徴とするカメラによって解決される。
〔作用〕
即ち本発明は、カメラの耐衝撃性を向上するため、カメ
ラの各部のうち衝撃を受けやすい外形部材を成形した弾
性体の衝撃吸収部材で被覆したもので、寸法・重量を大
幅に増加することなく、優れた衝撃吸収の効果が得られ
るようにしたものである。特にカメラ各部のうち吊紐を
取付けて撮影者が、首に掛けて移動する際衝突によって
衝撃を受は易い箇所、或はカメラが落下した際衝撃を受
は易い箇所を検討し、被覆箇所を定めたものである。更
に、衝撃吸収部材の表面に複数個の突起部を設け、使用
者の指を突起部にかけることによってカメラの保持を確
実にするとともに、突起部は衝撃を一時変形によって吸
収するので、突起部付近の衝撃吸収効果を高め内部機構
への衝撃の影響を除去したものである。更にまた突起部
により使用者の指位置を規制し、例えば使用者の指がエ
レクトロニックフラッジユの拡散レンズに触れて、フラ
ッシュ照射光量を削減することのないよう副次的効果を
も生ずるようにしたものである。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本発明の実施例について説明する。
第1図ないし第5図はカメラ外観を示したもので、第1
図は正面図、第2図は側面図、第3図は背面図、第4図
は上面図、第5図は底面図を示す。また第6図は第1図
に示したカメラのAA断面図を示す。
図示したカメラは、自動合焦装置、自動露出制御装置、
モータ駆動によるフィルム自動給送装置及びエレクトロ
ニックフラッジ・ユ装置を備えたカメラである。第1図
で示すカメラlの前面には、自動測距窓11か鏡胴部2
の側部にあり、上側には被写体輝度測定窓12、セルフ
タイマ作動表示窓13、ファインダ視野枠採光窓、ファ
インダ窓15.エレクトロニックフラッシュ用拡散レン
ズ16、レリースボタン17かあり、撮影レンズの鏡胴
部2の前面には保護フィルタ18か取付けられている。
このカメラlでは向かって右側がパトローネ室側、向か
って左側か巻取室側となっている。このカメラlのA−
A断面は第6図に示すようになっていて、第7図(a)
、(b)、(C)はその要部拡大図を示したものである
。本体lOには之を囲んで前面カバー19、後面カバー
21.及び裏蓋3が取付けられている。前面カバー19
は本体10の前面と鏡胴部2、上面、底面及び両側面を
覆うようにして本体lOに取付けられ、ねじ(図示せず
)や接着剤を用いて本体10に固定されている。
裏蓋3は、裏蓋3の一部で形成される蝶番により、後面
カバー21と結合し、裏蓋3に形成した開閉爪(図示せ
ず)と前面カバー19の一部に設けた鎖錠機構(図示せ
ず)により裏蓋閉鎖時には、前面カバー19とも結合し
ている。
第3図はカメラlの背面外観図である、後面カバー21
の巻取室側に蝶番軸(図示せず)を受ける軸受部26.
26’ 、裏蓋3の之に対応する部分に蝶番−用の軸受
部27を設は軸受部26.27及び26′に蝶番軸を通
して蝶番を形成し、後面カバー21と裏蓋3とを開閉可
能に結合している。裏蓋3の鎖錠は裏蓋3のパトローネ
室側の側面に前カバー19の方向に突出させて設けた開
閉爪と、前面カバー19のパトローネ室側に設けた鎖錠
機構とを係合させることによって行われ、鎖錠の解除は
前面カバー19のパトローネ室側面に上下移動可能に配
設した裏蓋開閉ボタン28(第2図)を使用者が指で下
方に移動させることによって行われる。
また第3図に示す如く、裏M3には矩形のファインダ接
眼窓32、縦に長大状のフィルム存否確認窓33、及び
円形の7オーカスロツクを行うフォーカスロックボタン
34が配設されている。ファインダ接眼窓32には平行
平面の透明樹脂板が、またフィルム存否確認窓33には
透明樹脂板が、裏蓋3の内側から超音波溶着されている
。オートフォーカスロックボタン34は、ボタン周面に
鍔面が設けてあり、裏蓋3の内面に前記鍔面を両面接着
テープを用いて接着し、裏蓋3に設けたオート7オーカ
スロツクポタン34用の開口部を遮蔽し、外部から使用
者が手指等でオートフォーカスロックボタン34を押圧
して内部スイッチを操作することを可能としている。
第7図(a)の拡大断面図に示すように、裏蓋3の内面
側周縁部には溝部3aを設け、ここには弾性体の例えば
ゴムを成形した5角形断面の枠状をしたパツキン30が
接着されていて、裏蓋3を閉鎖すると、パツキン30が
後面カバー21の後面周縁に設けた平坦部21aに密着
し、防塵・防水がなされる構造となっている。後面カバ
ー21にはファインダ接眼レンズのための開口部、その
他カメラ操作に関連した開口部が配設されているが、こ
れらの開口部は上記のパツキン30で密閉された内部に
あるので、防塵・防水のための特別な遮蔽手段は講じて
いない。
このような防塵・防水のための遮蔽手段はカメラ1の外
装部について総べて施されている。第7図(b)の拡大
断面図は、前面カバー19と後面カバー21とノ接合状
態を示したもので、前面カバー19の後面周縁には突出
した段部19aを設け、該段部19aが後面カバー21
の前面周縁に設けた溝部21aに埋め込むようにして設
けた弾性体例えばゴム製のOリング25に密着し押圧し
て遮蔽がなされる構造となっている。
前面カバー19の開口部のうち、被写体輝度測定窓12
、セルフタイマ作動表示窓13、ファインダ視野枠採光
窓14、及びファインダ窓15周辺に関しては、第6図
に示すように共通の段部19bが形成されている。そし
て共通の段部19bの外周縁と等しい外形寸法を有し、
かつ上記多窓の外周縁に対して等しい位置関係に、各開
口部の寸法と等しい開口を窄っな両面接着テープ23を
段部19bに接着し、その上から段部19bの外周と等
しい外形寸法の透明樹脂を材料とした平行平面板37が
接着されている。
前面カバー19の前面は第1図に示すように、半円と矩
形を組合わせた形状を有する突出部が形成されていて、
その矩形側には前記の自動測距窓11が設けられ、半円
形側は撮影レンズに入射する光束を受入れる開口部か設
けられた鏡胴部2となっている。鏡胴部2の前面カバー
19部分には、第7図(c)の拡大断面図に示すように
開孔部とその周縁に円形段部19dを有した円形溝19
cが設けられている。この円形溝19cに弾性体例えば
ゴムを材料とするOリング41を配置し、その上に保護
フィルタ18の後面を当接させ、保護フィルタ18の4
1前面を保持リング42をもって固定する。保持リング
42による固定は、前面カバー19の前面に3個以上(
実施例では6個)のねじ穴を設けておき、小ねじを用い
て保持リング42をねじ止めすることによってなされる
。この際、保持リング42の内面は保護フィルタ18の
外面に当接し、保護フィルタ18の内面はOリング41
の断面形状をやや変形させた形で当接し、保護フィルタ
18は内面から弾性によって保持リング42に押圧され
た形で保持される。なお前面カバー19に設けた段部1
9dと保護フィルタ18の内面との間には空隙が存在す
るような構造となっている。
また、前面カバー19に設けた開口部のうち、自動測距
窓11及びエレクトロニックフラッシュ用拡散レンズ1
6のための開口部19e、 19fの周縁には第8図の
断面図に示すようにそれぞれ傾斜部を有した段部19g
、 19hが設けられていて、段部19g、 19hの
外縁寸法に等しい外形寸法を有する透明樹脂を材料とす
る平行平面板22又はエレクトロニックフラッシュ用拡
散レンズ16の底面側の周縁部を段部19g、 19h
の傾斜部に当接させ、超音波溶着により固定している。
前面カバー19の上面巻取室側には第4図の上面外観図
に示すように、撮影モード表示パネル45、レリーズボ
タン17、電源スイツチ兼撮影モード切替ボタン46が
配置されていて、上面カバー51によって之等は共通に
保護される。
第9図は撮影モード表示パネル45部の断面図を、第1
O図はレリーズボタン17部と切替ボタン46部の断面
図を示している。前面カバー19の、撮影モード表示パ
ネル45、レリーズボタン17、切替46を囲む周縁に
は共通の段部19iが形成され、撮影モード表示パネル
45の周辺には更に一段低く段部19jが形成されてい
る。段部19jには接着剤を塗布し、透明樹脂板49を
接着固定し、該透明樹脂板49を通して撮影モード表示
パネル45が観察される。
共通の段部19iの外縁寸法と等しい外形寸法を有し上
面カバー51の開口と等しい開口穴を設けた両面接着テ
ープ50を共通段部19iに接着し、その上方から弾性
体例えばゴムを形成した上面カバー51を接着する。上
面カバー51のレリーズボタン17及び切替ボタン46
の断面構造は第10図の如くなっていて、上面カバー5
1のレリーズボタン17及び切替ボタン46の該当箇所
は、薄肉の押圧しやすいボタン形状部51a、 51b
をなしていて、内部には基板52に取付けたレリーズス
イッチsw (17)、及び切替スイッチ5W(46)
が配設されている。切替ボタン46のボタン形状部51
bを指によって押圧すると裏面に設けた突出部が電源ス
イツチ兼撮影モードの切換スイッチsw(46)を作動
させ、カメラの電源入切操作及び撮影モードの切替操作
が行われる。
レリーズボタン17についてもボタン形状部51aを指
によって押圧すると、裏面に設けた突出部と之と継ぎ足
すようにして設けた押し棒53を介してレリーズスイッ
チsw (17)を作動させレリーズ動作を行い得る構
造となっている。なおボタン形状部51aの裏面に設け
た突出部の先端と、レリーズスイッチ5W(17)の間
隔は、カメラの構造上大きくなっているので、押し棒5
3は挫屈や押圧力が中間で吸収されるのを防止するため
、剛性を有した材料として別部品としたものである。
また上面カバー51は型成形によって製作するもので、
型に文字や記号を彫刻しておき、表示或はボタンの理解
を助ける文字や記号を上面カバー51表面に凹凸によっ
て表している。
第5図に示すカメラlの底面側には、前面カバー19の
底面に電池装填用の開口部があって、電池蓋54によっ
て開口される。第11図(a)は電池蓋54周辺の側断
面図、(b)は電池側(カメラの内側)から電池蓋54
を見た平断面図であって、電池蓋54には回動部55が
あり、回動部55には電池溝54を取付は閉口する回転
部56が固設されている。また電池蓋54の内側の長円
形をした溝部にはOリング57が、回転部55の内側の
円形をした溝部にはOリング58が設けられていて、O
リング57は前面カバー19と電池蓋54との間を閉口
時に遮蔽し、Oリング58は電池蓋54と回動部55と
の間を遮蔽するよう機能する。回動部55の外面には縦
溝55aが設けられている。該縦溝55aに硬貨等をは
めて回動部55を約90°回動させることによって、回
転部56はスト・ツバ−60と当接し、前面カバー19
と係合することにより、電池蓋54は遮蔽状態を保ちな
がら閉口する。
閉口状態にあるときは電池室59内にある電池を適当な
押圧力をもって押圧することになる。また回動部55を
逆方向に90°回動させることで、回転部56は逆方向
からストッパー60に当接し、前面力/(−19との保
合は外れて開口する。
以上説明した防塵・防水の特性を有した実施例のカメラ
1の携帯性については次のような構成となっている。
即ち、カメラ1には3個の吊紐受具63.64.65が
前面カバー19に設けられていて、吊紐lotの端部を
前北の吊紐受具63.64又は吊紐受具64.65に取
付けることによって、第12図に示すような第1の携帯
姿勢と第2の携帯姿勢とのうちからカメラの使用目的に
応じた携帯姿勢を使用者が選択することを可能としてい
る。また前カバー19を本体10に固定するねじ66(
第2図)をそれぞれ吊紐受具63、64.65の近傍に
設け、携帯時にカメラlにかかる吊紐+01の張力を前
カバー19と本体10とに分散して受は得る構造として
いる。
カメラl携帯時の吊紐101の張り角度θは、第2の携
帯姿勢の方が大きい。土木建築現場等で、例えば鉄筋等
の端末が未処理で露出している状態や森林で小枝等が各
所に張り出している状態を想定すると、吊紐lotの張
り角度θが大きいほど吊り紐101を前記の障害物にひ
っかける可能性が高く、特に高所においては吊り紐10
1をひっかけることが身体の平衡をくずして転落する等
、人命にかかわる大事故につながることもあり得る。第
1の携帯姿勢によりカメラを携帯した場合、最も衝撃を
受けやすいのは、前面カバー19のパトローネ室側面で
ある。本発明のカメラはこの側面を中心にその近傍を、
ゴム等の弾性体で成形した衝撃吸収部材で被覆し、衝撃
はこの衝撃吸収部材が変形することによって吸収し、カ
メラ1の内部機構にまで波及することを防止したもので
ある。
第13図は、パトローネ室側面に衝撃吸収部材として、
カメラ1の前面カバー19上に取付けるグリップA70
の形状を示したもので、第13図(a)はカメラ1に装
着したときの正面図、(b)は側面図を示し、(C)は
(b)のB−B断面を示したものである。グリップA7
0は弾性体例えばゴム等を型成形したもので、60°〜
70°程度のゴム硬度を有したものである。内側形状7
1は前面カバー19に沿った形状とすると共に、突起部
72a、 72bが設けられていて、前面カバー19に
設けた溝部分(図示せず)と係合し、接着剤により前面
カバー19に特に接着されるが、接着剤等を用いて固設
しなくとも、装着状態が維持されるようになっている。
グリップA70について、73は鏡胴部2に隣接して設
けられた自動測距部の側面を保護する立上り部で、74
はエレクトロニックフラッシュ用拡散レンズ16のため
に設けた切欠部で、75も開閉ボタン28を逃げるため
の切欠は部である。76は吊紐受具63を逃げた穴部で
ある。2〜3mm程度の肉厚の衝撃吸収部材をもって被
覆するだけでも衝撃吸収効果は相当得られるが、本発明
にあっては対衝撃用突起部77、78を設けたもので、
衝撃吸収効果は大幅に向上する。また対衝撃用突起部7
7、78はその凹凸によって使用者によるカメラlの保
持を確実にすると共に、使用者の手指の位置を規制する
こととなり、特に対衝撃用突起部、78は、エレクトロ
ニックフラッシュ用拡散レンズ16に指が触れてフラッ
シュの照射光量を削減することを防止する。
またグリップA70の肉厚を厚くし、その表面に微細な
突起を多数設けて使用者の手指或いは手袋番二対する摩
擦を大きくし、カメラ1が使用者の手から滑り落ちるこ
とを防止すると共に、衝撃吸収効果を高めることもでき
る。更にまた、突起部の高さを高くして、鏡胴部2より
も高くするときは、前記の保護フィルタ18を保護する
効果も生じる。
更にグリップA70を裏蓋3側に延長して、裏蓋3の蝶
番に対向する端部も被覆できる構造とし、裏蓋3を開放
したい場合は、グリップA70の裏蓋3を被覆している
部分を使用者が手指等でずらせばよい構造とすると、裏
蓋開閉の安全性はより高まることとなる。
本実施例のように、グリップA70が、カメラlの底面
の一部も被覆する構造になっていれば、カメラを机上等
に放置した場合、通常のカメラに比して、摩擦が大きく
机上からの滑落を防止することもできる。
第14図は、巻取室側面に衝撃吸収部材として、カメラ
lの前面カバー19上に取付けるグリップB80の形状
を示したもので、第14図(a)はカメラlに装着した
ときの正面図、第14図(b)は(a)のC−C断面を
示すものである。グリップB80はグリップA70と同
一材料を用い成形したもので、2 、5mm程度の肉厚
となっている。内側形状81は前面カバー19に沿った
形状とすると共に、その端面に設けた突起部82a、 
82bは前面カバー19に設けた溝部分(図示せず)と
係合するようになっていて、前面カバー19とグリップ
B80とは接着剤により接着されるがその装着状態をよ
り強固なものとしている。
また、第7図(c)に示すように、保護フィルタ18の
内面と前面カバー19に設けた段部19dとの間には空
隙が存在する構造となっているので、カメラlの前方か
ら、保護フィルタ18に加わる衝撃は○リング41が変
形して、衝撃吸収部材として作用する。
本実施例のカメラlは更に次のような特長を有している
カメラlのファインダ接眼窓32(第3図)からみたフ
ァインダ内のファインダ視野枠90を示したのが第15
図である。撮影範囲を表示する視野枠91のほかに、視
野枠91の長辺及び短辺と各辺が平行で、視野枠91よ
り小さい矩形の各頂点に相当する4個所に十字線92a
、 92b、 92c、及び92dが配設しである。こ
の十字線92は、例えば工事記録撮影の際に必要となる
水平線或いは垂直線を確保することに役立てることがで
きる。また、l駒の写真では包括できない程広い範囲の
写真を撮影する場合は、パノラマ撮影の技法が用いられ
る。パノラマ撮影における各駒毎のオーバーラツプ量を
一定にするのに、上記の4個の十字線92はパノラマ撮
影時の参照線として利用することができる。なお、93
は撮影範囲の中心を示す十字線である。
また、カメラ1の上面を示す第4図で、95は銘板部を
示している。第16図はこの部分の断面図を示したもの
で、前面カバー19は銘板部分に適当な凹みが設けられ
ていて、この箇所に白紙96を配置して、裏面に商標そ
の他を印刷した透明な樹脂板97を、両面接着テープ9
8によって前面カバー19に貼付は固定したものである
。白紙96には、同一カメラを複数台使用する場合等に
ついての識別用として用いるもので、白紙96上に記載
された文字・記号は樹脂板97に保護されて観察が可能
となる。
第17図はカメラlに取付ける吊紐101に、容器10
2を取付けた状態を示した傾視図で、布又は皮等を縫製
して庇付円筒状の容器102を形成し、吊紐101に縫
付けたものであるが、この材料は弾性のあるものが望ま
しい。この容器102は未撮影或いは撮影済のフィルム
パトローネ入りの容器を収納するもので、その他雑品入
れとして利用することもできる。
〔発明の効果〕
本発明は、前面カバーに弾性の衝撃吸収部材を接着・固
定するという簡単な構造により携帯時に受ける衝撃を緩
和吸収し、カメラの内部機構の機能を保護する効果を有
する。
衝撃吸収部材を取付けたにも拘らず、寸法・重量は通常
のカメラと比較して極端に増加せず、携帯性が確保され
るとともに、保持・操作において優れたカメラが提供さ
れることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は、本発明のカメラの実施例外観を
示したもので、第1図は正面図、第2図は側面図、第3
図は背面図、第4図は上面図で、第5図は底面図を示す
。第6図は第1図のA−A断面図を示す。第7図(a)
、(b)、(c)は第6図に示す断面図の要部拡大図で
ある。第8図は自動測距窓部の拡大断面図を示す。第9
図は撮影モード表示パネル部の拡大断面図を示す。第1
O図はレリーズボタンと切替スイッチ部の拡大断面図を
示す。第11図は電池室の断面図で、第11図(a)は
側断面、第11図(b)は平断面を示す。第12図はカ
メラの携帯姿勢を示す説明図である。第13図(a)、
(b)、(C)はグリップAの外形及び断面図を示す。 第14図(a)、(b)はグリップBの外形及び断面図
を示す。第15図はファインダ視野枠を示す。第16図
は銘板部分の断面図を示す。第17因は容器を取付けた
吊紐の斜視図を示す。 1・・・カメラ      2・・・鏡胴部3・・・裏
蓋       10・・・本体11・・・自動α1距
窓    I2・・・被写体輝度測定窓13・・・セル
フタイマ作動表示窓 14・・・ファインダ視野枠採光窓 15・・・ファインダ窓 16・・・エレクトロニック7ラツンユ用拡散レンズ1
7・・・レリーズボタン  18・・・保護フィルタ1
9・・・前面カバー    21・・・後面カバー28
・・・開閉ボタン    32・・・ファインダ接眼窓
33・・・フィルム存否確認窓 34・・・フォーカスロックボタン 45・・・撮影モード表示パネル 51・・・上面カバー    54・・・電池蓋63.
64.65・・・吊紐受具  70・・・グリップA7
7.78・・・突起部(グリップA)80・・・グリッ
プB

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)写真撮影のためのレリーズ操作手段、フィルム装
    脱のための蝶番付裏蓋、及び雨水・塵埃等の侵入を防止
    する遮蔽手段を有するカメラにおいて、少なくとも前記
    レリーズ操作手段に対向するカメラ外形部の側面を、成
    形した弾性体の衝撃吸収部材により被覆したことを特徴
    とするカメラ。
  2. (2)前記衝撃吸収部材の表面に複数個の突起部を設け
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカメラ
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Cited By (1)

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