JPH025410B2 - - Google Patents

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JPH025410B2
JPH025410B2 JP57226978A JP22697882A JPH025410B2 JP H025410 B2 JPH025410 B2 JP H025410B2 JP 57226978 A JP57226978 A JP 57226978A JP 22697882 A JP22697882 A JP 22697882A JP H025410 B2 JPH025410 B2 JP H025410B2
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JP
Japan
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ray
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tomographic
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Expired - Lifetime
Application number
JP57226978A
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English (en)
Other versions
JPS59118137A (ja
Inventor
Akinami Oohashi
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP57226978A priority Critical patent/JPS59118137A/ja
Publication of JPS59118137A publication Critical patent/JPS59118137A/ja
Publication of JPH025410B2 publication Critical patent/JPH025410B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、X線CT装置より出力される断層
像を処理する画像処理装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 患者の体内にある患部たとえば腫瘍を治療する
有効な方法として、放射線治療法がある。放射線
治療法においては、腫瘍に放射線を集中して照射
し、かつ、腫瘍以外の部位には放射線を極力照射
しないようにすることが重要である。そこで、ど
のような線量の放射線をどのような範囲にわたつ
て患者に照射すればよいかの計画をたて、放射線
照射のシミユレーシヨンを実行する放射線治療計
画装置が出現したのである。
ところで、近年の電子計算機の発達に伴ない、
電子計算機を組み込んだX線CT装置より出力さ
れるX線断層像に基づき治療計画をたてる放射線
治療計画装置も有る。体軸方向に適当な間隔で、
腫瘍を含んだ複数部位(例えば数十か所)につい
て断層撮影を行ない、得られた断層像のそれぞれ
について腫瘍部分にライトペン等で関心領域を設
定する。設定された関心領域はターゲツトと呼ば
れ、このターゲツトに放射線が集中するように治
療用X線源の設定が行なわれる。X線透視像に比
してX線断層像は、腫瘍の大きさ、位置を正確に
求めることができるので、X線CT装置利用の放
射線治療計画装置により正確な治療計画を立てる
ことができるのである。
しかしながら、X線断層像は、正確ではある
が、患者の断層像でしかないので、腫瘍の全体像
を十分に把握することができない。つまり、X線
CT像を利用して設定した放射線照射野が腫瘍の
みをカバーしているのかどうかの確認が困難であ
る。したがつて、複数のX線断層像それぞれにつ
いて放射線照射のターゲツトを設定しても、X線
断層像それぞれが別個独立であるために、放射線
照射野が腫瘍全体をカバーしていないことが起
る。
[発明の目的] この発明は、複数のX線断層像に基づいて設定
した放射線照射野が患部を正確にカバーしている
ことを確認することのできるX線CT装置利用の
画像処理装置を提供することを目的とするもので
ある。
[発明の概要] 前記目的を達成するためのこの発明の概要は、
被検体の透視像を撮影した透視像データを記憶す
る透視像メモリと、前記被検体の複数部位につい
て断層撮影した断層像データを記憶する断層画像
メモリと、この断層画像メモリ中の各断層像につ
いて任意に関心領域を設定する関心領域設定手段
と、この関心領域設定手段により設定された各断
層像についての関心領域を、全ての断層像で一定
で、かつそれぞれの断層面に沿つた方向に投影し
たときの輪郭を求め、さらに求められた各関心領
域の輪郭を前記透視像上に対応する位置に重畳す
る演算処理手段と、前記透視像、断層像、および
関心領域の輪郭が重畳された透視像を表示する表
示装置とを有することを特徴とするものである。
[発明の実施例] この発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明をする。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク図
である。
第1図において、X線CT装置2は、第2図に
示すように被写体たとえば患者4の体軸を中心に
して患者4の周囲にX線管6を回動させると共に
X線管6より患者4にX線を扇状に曝射して得ら
れる断層像を患者4の体軸に沿つた方向の複数部
位(例えば数十か所)について撮影した複数のX
線断層像についての断層像データと、コンソール
8により任意に指定された回動面中の位置に固定
されたX線管6よりのX線曝射により得られる透
視像(スキヤノグラム)を構成するための画像デ
ータとを出力する。スキヤノグラムを構成するた
めの画像データは、第2図に示すように、X線管
6が患者6のたとえば真上に位置するときにX線
を曝射して得られるデータである。第1のメモリ
12は、X線CT装置2より出力される複数のX
線断層像についての断層像データを、演算処理装
置10を介して、格納する記憶装置たとえばフレ
ームメモリである。第2のメモリ14は、スキヤ
ノグラムを構成するための画像データを、演算処
理装置10を介して、第2図および第3図に示す
ように、患者4の体軸方向をz軸としX線管6を
頂点とし扇状X線ビームのうちの両端ビームを二
辺とする二等辺三角形の底辺をX軸とする画像デ
ータ番地と共に格納する記憶装置である。画像表
示装置16は、X線断層像およびスキヤノグラム
を表示することができると共に、具備するライト
ペン18により表示面上の各X線断層像中の関心
領域を指定することができるように構成される。
第1のバツフアメモリ20は、画像表示装置16
の画面上にライトペン18を当接することにより
指定されるX座標値およびY座標値よりなる画素
の番地を一時記憶する記憶装置である。なお、画
像表示装置16の画面上の画素番地を示すX座標
と第2のメモリ14中に格納される画像データ番
地を示すX座標とは共通になつている。最大値検
出回路22は、第1のバツフアメモリ20より画
素番地のうちX座標値を読み出し、相互に比較す
ることにより最大X座標値を検出する回路であ
る。最小値検出回路24は、第1のバツフアメモ
リ20より画素番地のうちのX座標値を読み出
し、相互に比較することにより最小X座標値を検
出する回路である。第2のバツフアメモリ26は
前記最大値検出回路22および前記最小値検出回
路24より出力される最大X座標値および最小X
座標値を一旦格納した後に演算処理装置10に出
力する記憶装置である。演算処理装置10は、指
定された関心領域に基づいて患部にX線を如何に
照射すればよいかの計画およびX線照射のシミユ
レーシヨンを所定のプログラムに従つて行なうほ
か、第2のバツフアメモリ26より出力されるX
線断層像毎の最大X座標値および最小X座標値を
入力し、その最大X座標値および最小X座標値
を、第3図に示すように、放射線治療の際の放射
線源の位置でもあるX線管6の位置からのX軸へ
の投影X座標値に変換すると共に、第2のメモリ
14よりスキヤノグラムを構成するための画像デ
ータを読み出し、読み出した画像データのうち投
影X座標値と同一の番地の画像データを輝度変調
することにより画像表示装置16の画面上の所定
画素の輝度を増加するように画像表示装置16を
制御する。
次に、以上構成の画像処理装置の作用について
説明する。
第2図に示すように、X線CT装置Z内のX線
管6を、患者4の体軸を中心にして患者4の周囲
を1回転させながら患者4に向つてX線を曝射
し、次いでX線管6を患者4の体軸方向に沿つて
次のスライス面に移動させた後前回と同様にX線
管6を曝射しながら回動させ、以後同様にして、
患者4の複数のX線断層像についての画像データ
およびコンソール8により指定されるX線管6の
位置たとえば患者4の直上位置を頂点とし扇状X
線ビームのうちの両端ビームを二辺とする二等辺
三角形の底辺(第3図中のX軸)に投影されたの
と等価な患者4の画像データ(スキヤノグラムを
構成するための画像データ)が、X線CT装置2
により出力される。複数のX線断層像についての
画像データは、演算処理装置10を介して、第1
のメモリ13に格納され、スキヤノグラムを構成
するための画像データは、演算処理装置10を介
して、第3図に示すX軸上の番地と共に、第2の
メモリ14に格納される。患者4へのX線曝射の
終了後、複数のX線断層像についての画像データ
が、第1のメモリ12より読み出され、演算処理
装置10を介して画像表示装置16に出力され、
ビデオ信号に変換された後、画像表示装置16の
画面上に、第4図に示すように、患者4のX線断
層像28が、順次に表示される。次いで、患者の
X線断層像28中の腫瘍部分の輪郭をライトペン
18でなぞる。画面にライトペン18を当接する
と、当接箇所に関心領域29が指定され、その輪
郭の画素の番地であるX座標値およびY座標値
が、第1のバツフアメモリ20に記憶される。こ
の操作を各断層像について繰り返す。
ところで、スキヤノグラムにより表示される画
像は、X線管6を焦点として放射状に投影された
像なので、再構成された断層像と比較すると、体
軸に垂直な方向に幅が広くなつている。そこで、
断層像上で指定した関心領域の輪郭をスキヤノグ
ラムに重畳するために、幅が一致するように補正
される。
第1のバツフアメモリ20のデータは、最大値
検出回路22および最小値検出回路24に出力さ
れる。最大値検出回路22では、第3図に示すよ
うに、輪郭を示す画素番地から最大X座標値B
が、最小子検出回路22では、輪郭を示す画素番
地から最小X座標値Aが、それぞれ検出され、検
出された最大X座標値Bおよび最小X座標値A
は、第2のバツフアメモリ26を介して、演算処
理装置10に出力される。演算処理装置10は、
各断層像について入力する最大X座標値Bおよび
最小X座標値Aを、第3図に示すように、X線管
6の位置からのX軸への投影最大X座標値B′、
投影最小X座標値A′に変換すると共に、第2の
メモリ14からスキヤノグラムを構成するための
画像データを読み出し、前記投影最大X座標値
B′、投影最小X座標値A′および前記画像データ
を画像表示装置16に出力する。画像表示装置1
6は、第5図に示すように、前記画像データを基
にして患者4の透視像であるスキヤノグラムを画
面上に表示すると共に、前記画像データのうち各
断層像についての投影X座標値A′、B′と同一の
番地の画像データを輝度変調することにより画面
上の前記投影X座標値A′、B′の画素の輝度を増
加させる。その結果、スキヤノグラム中の腫瘍像
30とX線管6よりの投影点を結んだ図形31と
が重畳して表示されることとなる。図形31は、
X線治療の際のX線照射野を示すものであるか
ら、ライトペン18による関心領域29の指定
は、腫瘍部30についてのX線照射野を過不足な
く設定したかどうかを確認することができる。
以上、この発明の一実施例について詳述した
が、この発明は前記実施例に限定されるものでは
なく、この発明の要旨の範囲内で適宜に変形して
実施することができるのはいうまでもない。
前記実施例においては、X線透視像として、X
線CT装置により得られるスキヤノグラムを利用
し、スキヤノグラムを構成するための画像データ
を第2のメモリに格納するが、X線透視像とし
て、X線撮像装置たとえばX線テレビ撮影装置、
X線フイルム撮影装置により得られるX線透視画
像を利用し、そのX線透視画像についてのデジタ
ル化した画像データを第2のメモリに格納しても
よい。
[発明の効果] この発明によると、複数のX線断層像に基づき
設定した放射線照射野が被写体内の放射線照射部
を正確にカバーしているかどうかの確認を容易に
行なうことができる。したがつて、この発明に係
る放射線治療計画装置により正確に放射線照射野
を設定することができるので、放射線治療の際
に、放射線照射部たとえば患者以外への放射線照
射を防止して、放射線障害の発生を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図はX線CT装置によるX線撮影を示す
説明図、第3図はX線CT装置により得られる断
層像と透視像との関係を示す説明図、第4図は画
像表示装置の画面上に表示される断層像を示す説
明図、および第5図はスキヤノグラムとスキヤノ
グラムに重畳して画面上に表示されるX線照射野
とを示す説明図である。 2……X線CT装置、4……被写体(患者)、1
0……演算処理装置、12……第1のメモリ、1
4……第2のメモリ、16……画像表示装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被検体の透視像を撮影した透視像データを記
    憶する透視像メモリと、前記被検体の複数部位に
    ついて断層撮影した断層像データを記憶する断層
    画像メモリと、この断層画像メモリ中の各断層像
    について任意に関心領域を設定する関心領域設定
    手段と、この関心領域設定手段により設定された
    各断層像についての関心領域を、全ての断層像で
    一定で、かつそれぞれの断層面に沿つた方向に投
    影したときの輪郭を求め、さらに求められた各関
    心領域の輪郭を前記透視像上に対応する位置に重
    畳する演算処理手段と、前記透視像、断層像、お
    よび関心領域の輪郭が重畳された透視像を表示す
    る表示装置とを有することを特徴とする画像処理
    装置。 2 前記透視像メモリ中の透視像はX線CT装置
    においてX線源と検出器の位置を固定し、被検体
    を前記X線源と検出器に対して相対的に移動させ
    ることによつて得られる透視像であり、かつ前記
    演算処理手段は、各断層像についてある1点から
    放射状に投影したときの関心領域の輪郭を求める
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の画
    像処理装置。
JP57226978A 1982-12-27 1982-12-27 画像処理装置 Granted JPS59118137A (ja)

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JP57226978A JPS59118137A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 画像処理装置

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JP57226978A JPS59118137A (ja) 1982-12-27 1982-12-27 画像処理装置

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JPS59118137A JPS59118137A (ja) 1984-07-07
JPH025410B2 true JPH025410B2 (ja) 1990-02-02

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