JPH0253975B2 - - Google Patents

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JPH0253975B2
JPH0253975B2 JP7208085A JP7208085A JPH0253975B2 JP H0253975 B2 JPH0253975 B2 JP H0253975B2 JP 7208085 A JP7208085 A JP 7208085A JP 7208085 A JP7208085 A JP 7208085A JP H0253975 B2 JPH0253975 B2 JP H0253975B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は例えば電圧電流測定等に利用されて
いる積分形AD変換器の改良に関する。
「従来技術」 積分形AD変換器は被測定信号(電圧信号電流
信号)を一定時間第1積分し、この積分電圧がゼ
ロに戻る方向に基準電流源から被測定信号と逆極
性の基準電流を与え第2積分を行なう。この第2
積分を行なつている時間を既知の周波数を持つク
ロツクパルスをカウンタによつて計測し、この計
測値を被測定信号のデイジタル値として得るAD
変換方式である。
AD変換の精度を向上させる目的で第2積分の
終了後に第3積分及び第4積分を行なうマルチス
ロープ形のAD変換器が実用されている。
第3図乃至第5図を用いて従来のマルチスロー
プ形AD変換器の構造及び動作について説明す
る。この例では三つの基準電流源1,2,3を有
し、これら基準電流源1,2,3によつて被測定
電圧VXを一定時間第1積分した後に、第2、第
3、第4積分まで行なうようにしたマルチスロー
プ形AD変換器の場合を示す。
図中4はアナログ積分器を示す。このアナログ
積分器4の入力側に切替回路5が設けられる。切
替回路5は被測定電圧VXを抵抗器13を通じて
電流信号iXに変換してアナログ積分器4に与える
状態と、第1基準電流源1の基準電流i1をアナロ
グ積分器4に与える状態と、第2基準電流源2の
基準電流i2をアナログ積分器4に与える状態と、
第3基準電流源3の基準電流i3をアナログ積分器
4に与える状態に切替る動作を行なう。
切替回路5の具体的な構造としては一般に電界
効果トランジスタを用いたアナログスイツチ素子
SW1,SW2,SW3,SW4が用いられる。これらの
スイツチ素子SW1〜SW4はスイツチ駆動回路5A
によつてオンオフ駆動される。スイツチ駆動回路
5Aは例えばマイクロコンピユータによつて構成
される制御器6の指令によつて制御される。7は
この制御器6を所定の順序で動作させるためのプ
ログラムを収納したROMを示す。8は毎回の
AD変換値等を一時記憶するRAMを示す。9は
クロツクパルス源を示す。
アナログ積分器4の出力側には電圧比較器11
を設け、この電圧比較器11によつてアナログ積
分器4の積分電圧Vがゼロ点を通過する状態を検
出する動作を行なわせている。12はクロツクパ
ルス源9のクロツクパルスPcを計数し、AD変換
値を得るためのカウンタを示す。
(動作) この回路構造において切替回路5は先ず被測定
電圧VXを選択し、抵抗器13を通じてアナログ
積分器4に被測定電圧源VXから電流iXを与え、
この電流iXを第4図に示すように一定時間T1だけ
積分する。この積分状態を第1積分期間M1と称
す。第1積分終了後に切替回路5はスイツチ素子
SW1をオフにし、スイツチ素子SW2をオンに制御
して被測定電圧VXとは逆極性の電圧−V1を抵抗
器14を通じて与え、第1基準電流i1をアナログ
積分器4に与え、第2積分期間M2に入る。第2
積分期間M2が開始されるとカウンタ12はクロ
ツクパルス源9から与えられるクロツクパルスPc
の計数を始める。アナログ積分器4の積分電圧V
がゼロ点を通過すると電圧比較器11がこれを検
出し、この検出直後の1個目のクロツクパルス
Pc1(第4図)に同期して第2積分動作を停止させ
る。このためにアナログ積分器4の積分電圧Vは
第4図に示すようにゼロ点からわずかな量だけ逆
極性の電圧に行過ぎる。
この状態で切替回路5はスイツチ素子SW2をオ
フに戻し、スイツチ素子SW3をオンにする。この
切替動作によつてアナログ積分器4には第2基準
電流源2から第1基準電流i1とは逆極性の基準電
流i2が与えられ第3積分期間M3に入る。第3積
分期間M3ではアナログ積分器4の積分電圧は再
び逆向の方向に向つて変化する。積分電圧Vがゼ
ロ点を横切ると次のクロツクパルスPc2に同期し
て第3積分を終了する。第3積分が終了すると切
替回路5はスイツチ素子SW3をオフにし、スイツ
チ素子SW4をオンに制御する。この切替によつて
アナログ積分器4に第3基準電流源3から第3基
準電流i3が与えられる。第3基準電流源i3が与え
られることによつてアナログ積分器4の積分電圧
はゼロ点に向つて変化し、ゼロクロス点で第4積
分を終了する。
第1基準電流i1と第2基準電流i2及び第3基準
電流i3の比をそれぞれ例えば1:1/10:1/
100のように設定し、第2積分期間M2ではカウン
タ12の上位ビツトの入力端子にクロツクパルス
Pcを入力して計数させ、第3積分期間M3ではカ
ウンタの中位桁の入力端子にクロツクパルスPc
与え、第3積分期間M4では更に下位桁ビツトの
入力端子にクロツクパルスPcを与えて計数させる
ことにより被測定電圧VXの値を下位の桁まで分
解能よくAD変換することができる。
「発明が解決しようとする問題点」 第3図に示した従来のマルチスロープ形AD変
換器において、第1、第2、第3基準電流源1,
2,3の各電流値が例えば1:1/10:1/100
のように正確にその比率が設定されていれば第
1、第2、第3積分期間M2,M3,M4で得られ
るデイジタル値は直線性に優れた精度の高いAD
変換値を得ることができる。
ところで第1基準電流源1、第2基準電流源
2、第3基準電流源3の電流比が初期の値からず
れたとすると第2積分期間M2で得られるデイジ
タル値と第2積分期間M3で得られるデイジタル
値及び第3積分期間M4で得られるデイジタル値
には相互に誤差を含むものとなり精度が悪くなる
不都合が生じる。
第1基準電流源1と、第2基準電流源2及び第
3基準電流源3の各電流i1,i2,i3の値をそれぞ
れ直接測定することができればその比を求めて初
期の値に修正することができる。然し乍ら通常の
利用者が基準電流源1,2,3の各電流値を直接
測定し、その比が初期の設定値に一致しているか
否かを判定し、一致していないときは基準電流源
の各電流値i1,i2,i3を修正する如き作業を行な
うことは困難なことである。
このため本出願人は第1基準電流源1の第1基
準電流i1を一定時間第1積分し、この第1積分の
結果得られたアナログ積分器4の積分電圧がゼロ
に戻るまで第2基準電流源2の基準電流i2を第2
積分し、第1積分時間と第2積分時間の比から基
準電流i1とi2の比を求めその比の値を利用してAD
変換値を補正するように構成した積分形AD変換
器を提案している。
この方式を採る積分形のAD変換器によれば基
準電流源の電流比が初期の状態からずれたとして
も自動的に補正が行なわれ常に正しいAD変換を
行なうことができる。
然し乍らこの方式には次のような不都合が存在
する。つまり第1基準電流源1の基準電流i1を第
1積分し、第2基準電流源2の基準電流i2を第2
積分した場合、その電流比を第1積分時間と第2
積分時間の比によつて求めるためには第2積分時
間の終了はアナログ積分器4の積分電圧Vがゼロ
に戻つた時点にしなければならない。このため校
正モードでは第5図に示すように第2積分期間
M2の終了はアナログ積分器4の積分電圧がゼロ
に戻つた時点を検出し、第1積分時間Taと第2
積分時間Tbの比Tb/Taによつて第1基準電流i1
と第2基準電流i2の比i1/i2を求めている。つま
り電荷の平衡条件がi1Ta−i2Tb=0であるから
i1/i2=Tb/Taとなり、時間TaとTbをカウンタ
12の計数値によつて知ることによりi1/i2を測
定することができる。
然し乍らアナログ積分器4の積分電圧がゼロに
戻つたことを検出する電圧比較器11は応答速度
が比較的遅いため、その遅れ時間が誤差として含
まれる不都合が生じる。つまり電圧比較器11の
応答遅れ時間をTcとすると第2積分時間は第5
図に示すようにTb+Tcとなり、時間Tcが誤差と
なる。
この発明の目的は電圧比較器11の遅れ時間
Tcによる誤差を除去することができ、然も自動
的に修正を行なうことができる積分形AD変換方
式と積分形AD変換器を提供しようとするもので
ある。
「問題点を解決するための手段」 この発明では第1基準電流源の電流を異なる時
間で少なくとも二回積分し、それぞれの第1積分
に対して第2基準電流源の電流によつて第2積分
を二回行ない、二回の第2積分によつて得られた
時間値の差を求めることによつて電圧比較器の遅
れ時間Tcを除去した時間値を得るようにし、こ
の差の時間値と第1積分時間から第1基準電流と
第2基準電流の真の比を求める校正方法を提案
し、更にこの校正方法を用いた積分形AD変換器
を提供するものである。
この発明によれば電圧比較器の応答遅れに伴な
つて発生する誤差を除去した正確な電流比を求め
ることができ、精度が高い校正を行なうことがで
きる。
「実施例」 第1図を用いてこの出願の第1発明である校正
方法について説明する。この発明による積分形
AD変換器の校正方法は第1基準電流源1の第1
基準電流i1によつて第1図に示すように互に時間
を異ならせて二回第1積分を行なう。図中V1
一回目の積分動作時のアナログ積分器11の積分
電圧波形、V2は二回目のアナログ積分器11の
積分電圧波形を示す。この例ではTa2=2Ta1とし
た場合を示す。
一回目の校正用第1積分に対して第2基準電流
源2によつて校正用の第2積分を行なう。一回目
の第1積分時間をTa1、第2積分時間をTb1+Tc1
とする。
二回目の第1積分に対して第2基準電流源2に
よつて第2積分を行なう。この第1積分時間を
Ta2、第2積分時間をTb2+Tc2とする。
二回の校正用AD変換動作により一回目の第2
積分時間(Tb1+Tc1)と、二回目の第2積分時
間(Tb2+Tc2)が得られる。Tc1=Tc2とすれば
(Tb2+Tc1)−(Tb1+Tc1)となる。ここで第1積
分時間の関係を2Ta1=Ta2としたから第2積分時
間の関係も2Tb1=Tb2となる。
よつて (Tb2+Tc1)−(Tb1+Tc1)=Tb1 …(1) となる。第1式で得られた時間値Tb1は電圧比較
器11の遅れ時間Tcを含まない値である。
電荷平衡の関係から −i1Ta1+i2・Tb1 …(2) であるからこの第2式から i1/i2=Tb1/Ta1 …(3) が得られる。第3式において第1積分時間Ta1
予め決めた一定時間であるから概知の値であり、
二回のAD変換動作によつて得られたAD変換値
(Tb1+Tc1)と(Tb2+Tc2)によつてTb1を第1
式から求めることによつて電流比i1/i2を求める
ことができる。
電流比i1/i2を予めA(Aは例えば10100のよう
な値に選定する)と規定しておくことにより二回
の校正用AD変換動作により電流比i1/i2の規定値
Aからのずれを求めることができる。よつてこの
電流比i1/i2が予め規定した値Aとなるように例
えば第2基準電流源2の電流i2を修正することに
よつて正しいAD変換動作を行なうことができる
状態に補正することができる。
第2基準電流源2と第3基準電流源3の間の関
係も同様にして電流比i2/i3を求めることができ
る。この電流比i2/i3を予めBと規定しておくこ
とによつて二回のAD変換動作から実際の電流比
i2/i3を求め、その結果から規定値Bからのずれ
を求めることができる。
よつてこの発明による校正方法によれば電圧比
較器11の応答遅れに伴なう誤差を含むことなく
正確な電流比i1/i2及びi2/i3を求めることがで
き、正しい校正を行なうことができる。
「第2発明の実施例」 この出願の第2発明では第2図に示すように、
例えば第2基準電流源2と第3基準電流源3に電
流補正手段を構成するDA変換器17と18を設
け、このDA変換器17と18にそれぞれ修正デ
ータを与えることによつて修正電流i4及びi5を与
え、この修正電流i4及びi5を与えることによつて
電流比i1/(i2+i4)=A及び(i3+i4)/(i3+i5
=Bが満されるようにi4とi5を設定するように構
成したものである。
尚校正モード時に第1基準電流源1の電流i1
互に異なる所定時間で二回積分し、その積分電圧
がそれぞれゼロに戻るまで第2基準電流源2の電
流i2を積分し、この第2基準電流源2の基準電流
i2を積分している二つの時間を計時手段として動
作するカウンタ12によつて求め、この二つの時
間値の差を求める演算手段と、 この差の時間値と第1基準電流を積分している
時間との比を求める演算手段と、 時間の比が予め規定した値と一致しているか否
かを判定し、不一致の場合規定値からのずれ量を
求める演算手段はマイクロコンピユータから成る
制御器6によつて構成される。
つまり二回の校正用AD変換動作によつて実際
の電流比i1/i2及びi2/i3を求め、この実際の電流
比によつて規定値A及びBからのずれ量を求め、
そのずれを修正する値を制御器6によつて算出
し、その算出した値をDA変換器17及び18に
与え、そのDA変換出力を抵抗器19及び20を
通じて第2基準電流源2及び第3基準電流源3の
電流i2とi3に加えて校正する。
このように構成することによつて例えば使用開
始毎に校正モードで動作させ、この校正モードに
おいて校正値をDA変換器17と18に与えて校
正することにより、常に正しいAD変換を行なう
ことができる。
「発明の効果」 上述したようにこの出願の第1発明によれば電
圧比較器11の応答遅れに伴なつて発生する誤差
を除去した正しい校正を行なうことができる。
またこの出願の第2発明によれば電圧比較器1
1の応答遅れによつて発生する誤差を除去した正
しい校正を自動的に行なうことができる。よつて
常に正しいAD変換動作を行なうAD変換器を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願の第1発明の実施例を説明す
るための波形図、第2図はこの出願の第2発明の
実施例を説明するためのブロツク図、第3図は従
来技術を説明するためのブロツク図、第4図及び
第5図は従来の積分形AD変換器の動作を説明す
るための波形図である。 1:第1基準電流源、2:第2基準電流源、
3:第3基準電流源、4:アナログ積分器、5:
切替回路、5A:スイツチ駆動回路、6:制御
器、7:ROM、8:RAM、9:クロツクパル
ス源、11:電圧比較器、12:カウンタ、1
7,18:電流補正手段を構成するDA変換器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 A 被測定信号の量に比例した電流iXを予め
    規定した一定時間第1積分すると共に、この第
    1積分によつて得られた積分値に対して逆方向
    に既知の第1基準電流i1によつて積分電圧がゼ
    ロになるまで第2積分し、第2積分終了時点に
    おいて積分電圧の行過ぎ量を上記第1基準電流
    i1より所定の比率で小さい値を持つ第2基準電
    流i2によつて逆向に積分電圧がゼロになるまで
    第3積分し、第2積分時間値と、第3積分時間
    値とによつて被測定信号の量をデイジタル値に
    変換する構造の積分形AD変換器において、 B 校正モード時に上記第1基準電流源の電流i1
    を既知の所定時間Ta1だけ第1積分して校正用
    の第1積分電圧を得、この校正用の第1積分電
    圧がゼロに戻るまで上記第2基準電流源の電流
    i2を第2積分し、変換誤差値Tc1を含む校正用
    の第2積分時間値Tb1+Tc1を得ると共に、上
    記第1基準電流源の電流i1を上記所定時間Ta1
    の整数倍の時間Ta2=NTa1で第1積分して校
    正用の第1積分電圧を得、この校正用の第1積
    分電圧がゼロに戻るまで上記第2基準電流源i2
    を第2積分し、上記校正用の第2積分時間値
    Tb1に含まれる変換誤差値Tc1とほぼ等しい変
    換誤差値Tc2を含む校正用の第2積分時間値
    Tb2+Tc2を得、この二つの第2積分時間値Tb1
    +Tc1とTb2+Tc2の差の値(Tb2−Tb1)を求め
    て上記変換誤差値Tc1とTc2を相殺して変換誤
    差値を含まないAD変換値(N−1)Tb1を求
    め、上記第1基準電流源の電流i1とこれの積分
    時間Ta1及び第2基準電流源の電流i2とこれの
    積分時間(N−1)Tb1との関係式−i1・Ta1
    i2・(N−1)Tb1により電流比A=i1/i2を求
    め、この電流比Aが予め規定した所定値となる
    ように第1基準電流源又は第2基準電流源の電
    流i1又はi2を調整し、この調整によつて正しい
    AD変換を行なうことができるようにした積分
    形AD変換器の校正方法。 2 A 被測定信号の量に比例した電流iXを予め
    規定した一定時間第1積分すると共に、この第
    1積分によつて得られた積分値に対して逆方向
    に既知の第1基準電流i1によつて積分電圧がゼ
    ロになるまで第2積分し、第2積分終了時点に
    おいて積分電圧の行過ぎ量を上記第1基準電流
    i1より所定の比率で小さい値を持つ第2基準電
    流i2によつて逆向に積分電圧がゼロになるまで
    第3積分し、第2積分時間値と、第3積分時間
    値とによつて被測定信号の量をデイジタル値に
    変換する構造の積分形AD変換器において、 B 校正モード時に上記第1基準電流源の電流i1
    を既知の所定時間Ta1だけ第1積分して校正用
    の第1積分電圧を得る積分器と、 C この校正用の第1積分電圧がゼロに戻るまで
    上記第2基準電流源の電流i2を第2積分し、変
    換誤差Tc1を含む校正用の第2積分時間値Tb1
    +Tc1を得る第1計時手段と、 D 第1基準電流源の電流i1を上記所定時間Ta1
    の整数倍の時間Ta2=NTa1で第1積分して校
    正用の第1積分電圧を得る積分器と、 E この校正用の第1積分電圧がゼロに戻るまで
    上記第2基準電流源の電流i2を第2積分し、上
    記校正用の第2積分時間値Tb1に含まれる変換
    誤差値Tc1とほぼ等しい変換誤差値Tc2を含む
    校正用の第2積分時間値Tb2+Tc2を得る第2
    計時手段と、 F これら二つの第2積分時間値Tb1+Tc1とTb2
    +Tc2の差の値(Tb2−Tb1)を求め、上記変換
    誤差値Tc1とTc2を相殺して変換誤差値を含ま
    ないAD変換値(N−1)Tb1を求める第1演
    算手段と、 G 第1基準電流源の電流i1とこれの積分時間
    Ta1及び第2基準電流源の電流i2とこれの積分
    時間(N−1)Tb1との関係式―i1・Ta1+i2
    (N−1)Tb1により電流比A=i1/i2を求める
    第2演算手段と、 H この第2演算手段が算出した電流比Aが予め
    規定した所定値となるように第1基準電流源又
    は第2基準電流源の電流i1又はi2を調整し、正
    しいAD変換を行なわせるように校正する電流
    補正手段と、 によつて構成した積分形AD変換器。
JP7208085A 1985-04-05 1985-04-05 積分形ad変換器の校正方法及びこの校正方法を用いた積分形ad変換器 Granted JPS61230521A (ja)

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