JPH0253900A - 棒状洗剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は棒状洗剤李衾寺、特に半透明な外観を有する洗
剤石鹸をベースとする棒状洗剤に関する。

長い間、半透明及び透明な石鹸は、消費者を美さらにま
た、半透明及び透明な棒状石鹸は通常、不透明な棒状石
鹸より劣る特性を１つ以ト石している。特に、半透明及
び透明な棒状石鹸は速く消耗し、水と接触させると軟質
化しゃ覆い傾向にある。使用者にとって比較的良い特性
を有する透明又は半透明な棒状石鹸をＶ造するために、
通常は石鹸含量を必ず最終の棒状石鹸の少なくとも５０
〜な ｅｏｗｔ％と榛るようにしてきた。残りの成分は、通常
、棒状石鹸を半透明又は透明にするために不可欠である
と信じられている１つ以Ｊの成分からなる。これまでは
、このような成分にはアル」−ル、グリセリン及び糖を
含んでおり、透明にするためには１１ジンとひまし油が
特に重要である。このように石鹸含量が比較的多い半透
明及び透明な石鹸についての総説は、ｌ　ｎｔｅｒｓｃ
ｉｅｎｃｅ　ｐｕｂｌｉｓｈｅｒｓ■ｎｃ、　Ｎｅｗ　
　Ｙｏｒｋ　１９５３出版の、Ｊ　、　［）　ａｖｉｄ
ｓｏｈｎ。

［Ｈ、Ｊ　、　Ｂ　ｅｔｔｅｒ及び△、　Ｄ　ａｖｉｄ
ｓｏｈｎによる［３ｏａｐＭａｎｕｆａｃｔｕｒｅＪ第
１巻の第４６５〜４７２頁にある。

本発明の目的は、＼使用名に許容され得る特性を有し、
石鹸含量の低い半透明石鹸をベースどする棒状洗剤を提
供することである。

本発明の第一の態様によると、棒状洗剤の今市量に対し
て、石鹸２５〜３４ｗｔ％、アルコール５〜１５ｗｔ％
、糖及び／又は環状ポリオール１５〜３０ｗｔ％並びに
水１５〜３０ｗｔ％を含み、石鹸が、棒状洗剤の全重量
に対して計算して、可溶性石鹸１８〜２６ｗｔ％と尋 茸溶性石鹸８〜ｉｅｗｔ％とからなる混合物からなる半
透明の棒状洗剤を提供することである。

石鹸含量が低く、従って製造コストも非常に低い半透明
な石鹸はこれまでも時々提起されてきてはいるが、それ
らの棒状偉業＃石鹸はいつも次のような欠点を多く有し
ている。即ち、使用特性泡立ちが悪い、摩耗が激しい；
容易に変形する軟成時間が長い。これらの多くの問題が
存在することが知られていたので、本発明以前には、石
鹸含量の低い半透明の棒状ｆｆ１石鹸は製品の概念とし
ては回避されたきたか、又は試みられたときには劣って
いる使用特性のみを有する製品であるとみなされていた
。

方法で製造しうる。

６０〜９０日のオーダーに及ぶ長い熟成時間を必要とな
しい方法によって棒状洗剤をほどなく処方し製造しうろ
ことは、このような熟成を行って製造しかしながら、本
願発明者らは、上記の処方範囲に従うならば改善された
特性を有する石鹸含量の低い半透明棒状洗剤を製造しう
ろことを見出した。特に、本発明者らは、研摩機にかけ
た非過脂肪石鹸（ｎｏｎ　５ｕｐｅｒｆａｔｔｅｄ　５
ｏａｐ）と比べて石鹸含量が低く、しかも許容しうる硬
瓜と泡立ちと摩耗率とを有しており、また、水を取込ん
でも不透明にならない半透明石鹸を製造しうろことを発
見した。更に、本発明の棒状洗剤は、半透明性が高く、
から溶媒をゆっくりと蒸発させ、初めの不透明な成形混
合物を半透明な形態に変化させる。熟成の際、溶媒の消
失によって棒状洗剤に内部応力が生じ、そのために使用
中に棒状洗剤が砕けやすくなる。透明の棒状洗剤外生、
従ってその製造工程内でのこのような応力の存否は、交
差した偏光フィルター間で棒状洗剤を見ることにより検
出しうる。

応カバターンを有していない非熟成棒状洗剤は、顕著な
量の光を通さず、均一な暗い外観を示すであろう。しか
し、熟成した棒状洗剤は、応ノＪ［でいくらか光を通し
、従って棒状洗剤中の応力分布に関連した明暗のパター
ンを示づであろう。さらに、熟成法で製造した棒状洗剤
は長時間水に接触させておくと表面に不透明な沈着物を
生じさせる傾向にある結晶構造を有している。本発明組
成物は、これらの問題のない半透明の棒状洗剤を供給く
とも４５℃の凝固温度を有している。本発明の処方を使
用してこのような凝固温度を有する棒状洗剤を製造しう
るということは、得られた棒状洗剤が手洗いをする熱湯
の条件に適合すること、また、販売する前の保存の際に
しばしば出合う高い周囲温度にも耐えうることを意味す
る。

本発明の組成物の石鹸含有物は、可溶性石鹸と不溶性石
鹸との混合物からなる。「ｎＪ溶性」石鹸とは、炭素鎖
長８〜１４個の飽和脂肪モノカルボン酸の一価の塩並び
に炭素鎖長８〜２２個のポリ不飽和脂肪モノカルボン酸
及びオレイン酸の一価の塩を意味する。「不飽和」石鹸
とは、炭水鎖長１６〜２４個の飽和脂肪モノカルボン酸
の一価の塩を意味している。好ましくは、可溶性石鹸成
分は、棒状洗剤の全重量に対して、炭素鎖長８〜１４個
の飽和石鹸１６〜２０ｗｔ％とオレイン酸塩石鹸及びポ
リ不飽和石鹸２〜ｅ　ｗｔ％とからなる。好ましくは、
不溶性石鹸成分は、最終的な棒状洗剤の全重量に対して
、パルミヂン酸塩石鹸及び／又はステアリン酸塩石鹸８
〜１２ｗｔ％と炭素原子数２０〜２２個の鎖長の他の飽
和石鹸０〜６　ｗｔ％とからなる。石鹸中の一価の陽イ
オンは、好ましくはナトリウムである。

所望に応じて、例えば１つ以上のアルギル又はアルカノ
ールＣ１〜Ｃ３基を置換したカリウム及び／又はアンモ
ニウムも少量存在しうる。

石鹸は入手のし易さ及び供給コストに応じて春１−孝−
選択しうる。しかしながら、存在する可溶性１凸 石鹸がオレイン酸塩又はオレイン酸塩とリノール酸塩と
の混合物のような不飽和石鹸の他に、ヤシ油、パーム抵
核油及び／又はババス−ヤシ油由来のものであるのが好
ましい。不溶性石鹸の適当な原料としては、獣脂、水添
獣脂、獣脂ステアリン、水添大豆油、水添米ぬか油、水
添魚油、パーム油及びパームスデアリンを含む。確実に
良好な半透明性を得るために、少なくとも２つの異なる
鎖長の石鹸を含有する不溶性石鹸成分の供給原料又は原
料混合物を使用するのが好ましい。

本発明の棒状洗剤に半透明性と高い硬度を与えるために
は、最終製品の棒状洗剤が上記範囲内のアルコール、糖
及び／又は環状ポリオール並びに水を含有していること
が不可欠である。

「アルコール」とは、１又は２個のアル−」−ル基を含
有するＣ１〜Ｃ３の化合物を意味している。

「ポリオール」とは、３個以上の炭素原子と３個以上の
アルコール基を含有する分子を意味する。

アルコールの例としては、■集用変性アルコール（ｍｅ
ｔｈｙｌａｔＱｄ　５ｐｉｒｉｔ）、エタノール及びプ
ロパン−１，２−ジオールを含む。環状ポリオールの例
としては、スフ［］−ス、フルクトース及びグルコース
を含む。使用する水は蒸留水又は脱イオン水であるのが
好ましい。添加しうる他の任意成分は、グリレリン、又
は炭素原子を４個以上且つアルコール基を２個以上有し
ている直鎖もしくは分枝鎖ポリオール化合物、例えばジ
エチレングリコール、１〜リエヂレングリコール、ンル
ビトール、マン−トール又は分子量４００〜６０００の
ポリエチレングリコールであり、その最は最終的な棒状
洗剤に対しで０〜２ｏｗｔ％である。

所望に応じて、他の成分、例えばブチルヒドロキシトル
エン、亜硫酸ナトリウム及びエヂレンジアミン四酢酸の
ような抗酸化剤；染料；香利；及び真珠様光沢剤を含有
させることができる。棒状洗剤は適宜、例えばカオリン
、でｌυぷ／υもしくはカルボキシメチルセル１」−ス
のような充填剤、又は他の不活性物質も含むことができ
る。棒状洗剤の半透明性は失われるかもしれないが、他
の特性は保持されるであろう。本発明は、物理的に混合
したあらゆる添加物質の組合せからなる本発明の棒状洗
剤組成物も包含していると叩解すべきである。

全ての棒状妻業牢石鹸と同様に、本発明の棒状洗剤も放
置しておくと、存在する水及び／又はアルコールが少量
消失する傾向がある。本発明は、棒状洗剤が製造初期に
於いて鵜上記定義の処方を有しているならば、このよう
な水及び／又はアルコールが少量消失した棒状洗剤にも
及ぶと理解すズ ベきである。所望に応じて、製造した丸の新しい棒状石
鹸を気密性容器内に封入することもできる。

本発明の第二の態様によると、石鹸２５〜３４Ｗ’ｔ％
、アルコール５〜１５ｗｔ％、糖及び／又は他の環状ポ
リオール１５〜３０ｗｔ％並びに水１５〜３０ｗｔ％を
包含する混合物であって、前記石鹸が棒状洗剤の全重量
に対して割算して１８〜２６ｗｔ％の可溶性石鹸と８〜
１６ｗｔ％の不溶性石鹸とからなる石鹸混合物を包含す
るものである前記混合物の溶融物を７０〜８５℃の湿度
で形成し、溶融物を３０℃以下に冷却することからなる
半透明棒状洗剤の製法も提供する。

既に７０〜８５℃に到達している他の成分に、石鹸を加
えて溶解させるのが好適である。このにうな方法により
冷却前に等方性溶液が得られることを発見した。所望に
応じて、冷却前に、抗酸化剤及び香！’ｌのような少量
成分を溶融物に加えることができる。

本発明の処方を使用する本発明方法では、溶融物を冷却
して凝固させる以外には、半透明にするための熟成時間
は全く必要がない。実際、本発明の溶融物自体が半透明
であり、冷却すると直接的に半透明の固体の形態に凝固
することを見出した。

冷却前に溶融物を鋳型に移すのが好ましい。鋳型は、所
望に応じて、例えば本出願人による同時出願の欧州特許
出願第８８３１１．７６８．１号に記載したような最終
包装材料であってもよく、又は−旦冷却して固化した棒
状物もしくは板状物を鋳型から取りはずし、必要に応じ
て仕上げし、包装置、でもよい。

欧州特許出願第８８３１１７６８．１号は、少なくとも
実質的に柔軟なフィルム製策の容器に液体又は半液体状
の材料を充填して密１ｔｌシ、＋Ｊ　Ｉ＋を実質的に固
体の状態まで凝固させ、貯蔵手段としての気密性容器内
に保持するという石鹸含有物質の鋳型成形方法を記載し
ている。容器は透明であり、最終製品の周りにきっちり
と合うように熱で縮んだり及びを直接覆っているぴった
りとしたしわのない透明な包装を有している。欧州特許
出願第８８３１１７６８．１号の内容も参考のために本
明ａＶａに含むものとづ−る。

このように、本発明は、使用特性に優れた及び、熟成し
て鋳型成形した棒状石鹸にイ４隨した従来の問題点を有
していない半透明棒状石鹸を提供する。

熟成時間を必要としないので、本発明の石鹸組成物は液
体又は半液体の状態で＃容器内へ直接注入することがで
きる。この容器は理想的には火透明で柔軟なものである
。このようにして得られた棒状石鹸表面と包装フィルム
との間の緊密な接触により、最終製品が優れた光沢のあ
る外観を呈するばかりでなく、棒状石鹸の表面のでこぼ
こを最引き起こすため、表面の粗さを最小限にすること
により得られた棒状石鹸の半透明の外観が高められる。

本明細書中では、「半透明」という用語は、１４ポイン
トの大きさの肉太活字が１７４インチの厚さの物質を通
して容易に読めるような棒状石鹸又は組成物のことを意
味している。このテストの詳細ち及び水の吸収という点
で良好な使用特性を有していた。

各実施例で使用した処りは、最終の棒状洗剤のｗｔ％（
重量％）によって下記第１表に示す。

実施例の各々については、次の手順を使用した。

石鹸以外の各成分を混合し、７０〜８５℃に加熱した後
、秦＃石鹸姿成分を加えて溶解し等方性溶液とした。次
に、溶液を各鋳型に注入し、１８℃以下に冷却して凝固
さけた。各実施例に於いて得られた棒状洗剤は半透明で
あり、摩耗率、軟質化、泡立第 ■ 表 パームステアリン９ ヤ　　シ　　油８ 硬化魚油８ ババス−ヤシ油 獣脂ステアリン９ パーム核油１ スクロース ソルビトール 工業用変性アルコール プロパン−１，２−ジオール 水 夫ｆｆｉ二旦 上記第■表に示すような種々のアルコール対溶］−ルで
あった。溶媒混合物の残部は、スクロース：ソルビトー
ル：水の比が２．５：１．０：２．５のスクロース、ソ
ルビトール及び水の混合物であった。使用した石鹸は、
全組成物に対して１０ｗｔ％の獣脂ステで棒状洗剤を製
造し、その凝固温度を測定した。

結果を第■表に示す。

＊　所与の油の量はその油から製造した石鹸の量である
。

第　　　■　　　表 実施例　４互旦７８９ 石鹸全体　３０　３０　３０　３０　３０　３０（ｖｔ
％）アルコール　０　５　１０　１５　２０　３０（ｗ
ｔ％）溶媒混合物の残部　７０　　６５　　６０　　５
５　　５０　　　４０（ｗｔ％）凝固温度＞５０　＞ｓ
ｏ　４８４６４５　３８　（℃）アルコール含量Ｏｗｔ
％の実施例４では、溶融物中に六方晶の液晶相が生じ、
冷却すると不透明で軟らかい棒状洗剤となった。アル」
−ル含量３０ｗｔ％の実施例９の凝固温度は３８℃であ
り、このことは棒状洗剤が軟らかく、特に例えば暑い気
象下でべたべたしやすくなる傾向にあることを示してい
る。本発明の実施態様である実施例５〜８は半透明であ
り、４０℃以上の凝固温度を有し、許容しうる硬度特性
と摩耗率特性を有し′（いる。

実施例　１０〜１５ 棒状洗剤の全重量に対して、スクロース対溶媒混合物の
残部の比をＯｗｔ％〜４０ｗｔ％に変化させで、実施例
１〜３に示した手順で一連の棒状洗剤を製造した。溶媒
混合物の残部は、アル」−ル：ソルビトール：水の比が
１．０：１．０：２．５のアルコール（工業用変性アル
コール）、ソルビトール及び水の混合物からなり、また
石鹸成分は、棒状洗剤の仝歪値に対して割算して、１０
ｗｔ％の獣脂ステアリン（ヨウ素価１８）と２０ｗｔ％
のヤシ油由来の石鹸との混合物であった。

各棒状洗剤の組成、凝固温度及び半透明の成否を上記第
■表に示す。

スクロース含ｆｉ１０ｗｔ％以下の実施例１０〜１２に
ついては、半透明と判断し得なかった。スクロース含１
１３５ｗｔ％以上の実施例１７及び１８は、溶融物中に
六方晶の液晶相を生じ、冷却すると不透明な軟らかい棒
状洗剤となった。スクロース含量１５〜３０ｗｔ％の実
施例１３〜１６のみが、許容しうる使用特性を有する半
透明の棒状洗剤を生成した。

丸１乳−旦二赴 棒状洗剤の全重量に対して水の含量を１０・〜ｌｌ０ｗ
ｔ％に変化させて、実施例１〜３の手順に従って一連の
棒状洗剤を製造した。使用した石鹸混合物は、棒状洗剤
の全重量に対して１０ｗｔ％の獣脂スデアリン（ヨウ素
価１８）と２０ｗｔ％のヤシ油由来の６鹸のびスクロー
スの１．０：１．０＋２．５の比の混合物であつた。棒
状洗剤の組成を下記第１Ｖ表に示す。

第 Ｖ 表 溶媒混合物の残部　　６０　５５　５０　４５．４０　
３５　３０（ｗｔ％）脂スデアリン（ヨウ素価１８）と
２０ｗｔ％のヤシ油由来の石鹸との混合物であった。溶
媒混合物は、アルコール（工業用変性アルコール）、ス
クロース及び水の１．０：２．５：２．５混合物であっ
Ｉこ。各実施例の組成は上記第Ｖ表に示す。

は許容しえない程低いものであった。１０ｗｔ％の水分
含量（実施例１９）でも透明度は一１容しえない程低か
った。水分含量１５〜３０ｗｔ％の実施例２（１＝　２
３の透明度は良好であり、許容しろる使用特性を有して
いた。

実施例　２Ｇへ・３１ 棒状洗剤の全重量に対して０〜３０ｗｔ％の呈のソルビ
トールを含有する一連の棒状洗剤を、実施例１〜３の手
順に従って製造した。石鹸混合物は、棒状洗剤の全車け
に対して計算して、１０ｗｔ％の獣第　　　　Ｖ　　　
　表 土ｌひだ坪翻廷３１ 石鹸全　体　　３０　３０　３０　３０　３０　３０（
ｗｔ％）ソルビトール　０　５　１０　１５　２０　３
０（ｗｔ％）溶媒混合物　７０６５６０５５５０４０（
ｗｔ％）ソルビトール含５）０〜２０ｗｔ％の実施例２
６〜３０では、許容しうる使用特性を有する半透明棒状
洗剤を与える等方性溶融物が生じた。ソルビトール含量
３０ｗｔ％の実施例３１では、六方晶の液晶相を含有す
る溶融物が生じ、これを冷２Ｊｌすると許容しλににい
程不透明で軟らかい棒状洗剤が得られた。

実施例　３２〜３６ １　ｏｗｔ％の種々のポリオール、実施例３６の場合に
は１０ｗｔ％のプロパン−１，２−ジΔ−ルをａ有Ｊ゛
るー・連の棒状洗剤を、実施例１へ・３の手順に従って
製造した。使用した石鹸混合物は、棒状洗剤の全重量に
対して割算して１３ＷＩ％の獣脂スアアリン（ヨウ素価
１８）と１７ｗｔ％の′Ｘ７シ浦山来の石鹸の混合物で
あっｌこ。基本的な溶媒混合物はアルコール（工業用変
性アルコール）、スクロース及び水の混合物であった。

別々の棒状洗剤に使用したポリオールは、ソルビトール
、グワレリン、分子１ｆ４００のポリエチレングリ−１
−ル（Ｐ　［Ｇ４００）及びジゴールであった。各棒状
洗剤の組成、その凝固温度及び半透明の成否を下記第Ｖ
１表に示す。

２　γ 本発明を具体化する石鹸及び溶媒混合物と更に上記定義
のポリオール１０ｗｔ％を含む実施例３２〜３５巾 の各々でＣま、許容しうる高い凝固温度と良好な透明度
を有する棒状洗剤を生成した。実施例３６では、１０ｗ
ｔ％の工業用変性アル−１−ル及び１０ｗｔ％のプロパ
ン−１２−ジオールの両者を含有し、全アルコール含量
は２０ｗｔ％となるが、こ（−Ｃ（ま、大きな結晶を成
長さＵ１従って半透明性が減少する傾向にある棒状洗剤
を生成した。

実施例３２〜３５の他に、実施例３２の１０ｗｔ％のツ
ル甲 ビトール含量を分子量６００〜６０００１つ以上のポリ
Ｊヂレングリコールで部分的に置き換えて、透明性及び
使用特性の点で許容しうる棒状洗剤を製造した。

実施例　３７へ・４３ 不溶性石鹸ど可溶性石鹸の比を変化ざＶて実施例１へ・
３の手順に従って〜・連の棒状洗剤を製造した。使用し
た溶媒混合物は、スクロース、ソルビトール、アル」−
ル（工業用変性アルコール）及び水の混合物であった。

棒状洗剤の組成及び各々の凝固Ｓ　＋ａを下記第Ｖ１表
に示す。棒状洗剤は全てが１′透明であった。

上記の定義によると、パルミチン酸塩及びステアリン酸
塩は不溶性石鹸とみなされ、副レイン酸塩石鹸及びヤシ
油由来石鹸は可溶性石鹸とみなされる。不溶性石鹸を４
ｗｔ％以Ｆ含イＴ　ｉＪる実施例４２及び４３では、凝
固温度が４０℃以下の棒状洗剤が生成した。不溶性石鹸
３０へ２０ｗｔ％及び０■溶性石＠１０ｗｔ％以下を含
有する実施例３７及び３８では、可溶性石鹸の含量が低
いために使用特性が劣っていた。

不溶性石鹸１２〜８　ｗｔ％及び可溶＋！１石鹸１８〜
２６ｗｔ％を含有する実施例３９〜４１を一連の摩耗率
、軟質と 化及び泡立ちテス１〜にかりて、獣脂石ｖＡ８２ｗｔ％
Ｘ−スＶ 任丑丑華＃祷石鹸１８ｗｔ％とからなる混合物由来の石
鹸を８６Ｗ１％有する従来の不透明の押出し化粧石鹸に
対し、使用特性を評価した。

クリーミーな状態及び量については主観的に、及び泡立
ち聞については客観的に泡立ちをテストし、また摩耗率
及び使用時の棒状洗剤の表面の軟質化についても棒状洗
剤をテストした。熟練したパネルが棒状洗剤を使用して
自由に手洗いをして主観的な泡立ちテス１〜を実施した
。４日間に亘り不規則な開園で１１−１に７回棒状洗剤
をしっかり洗った後、次に得ら杭だ棒状洗剤を検査しｎ
ｌ量することにｊ二り、摩耗率及び使用時の棒状洗剤の
表面の軟質化を評価した。さらに、冷水に２時間浸し、
得られた軟らかい表面層を客観的に測定することによっ
ても棒状洗剤の軟質化特性をデス１−シた。

各棒状洗剤を評価し、各々のテストで測定した相対的な
得Ｍえた。結果を上記第■表に示す。

泡立ちに関づる得点では、記録された得点が高い程、泡
立ち特性は良好である。摩耗率及び軟質化察されＩこ特
性は良好である。

第　　　■　　　表 ４１　　　　　２５　　　９．０　０．０　　　２６　
　　１．１５実施例３９−４１の各々は、比較としての
従来の化粧石鹸と同等の摩耗率を有し、使用時の軟質化
特性は改善されていた。実施例４０及び４１は従来の化
粧石鹸と同等の使用時泡立ち特性を有し、一方、実施例
３９は、比較としてのデス１〜用棒状洗剤と比べて、幾
分泡立ち特性が低かった。

実施例　４４〜５１ パルミヂン酸塩石鹸対ステアリン酸塩石鹸の比を１００
：０〜ｏ：ｉｏｏに変化ざＵ゛、実施例１〜３の手順に
従って一連の棒状洗剤を製造した。石鹸全体の含量は棒
状洗剤の３０ｗｔ％からなり、２２ｗｔ％の「＋５溶性
石鹸を含んでいた。溶媒混合物は、林状洗剤の７０ｗｔ
％を構成し、スフ［］−ス：ソルビトール：アルコール
：水の比が２．５：１．０：１．０＋２．５であるスク
ロース、ソルビトール、アルコール（工業用変性アルコ
ール）及び水の混合物からなる。棒状洗剤の組成の詳細
、その半透明性及び凝固温度を下記第■表に示す。

これらの全ては固体で半透明であり、４０℃を越す凝固
温度を有していた。

実施例　５２〜６０ 石鹸タイプ、スクロースの量、アルコールのタイプど吊
、任意のポリオールのタイプと堡を変化さけて、実施例
１〜３０手順に従って一連の棒状洗剤を製造した。製造
処方を上記第Ｘ表に示す。

；　　（）　６０　　ｅ’Ｊ　　ｇ　　？　　Ｏス５＜
　　ｃ’ｙ　　ｃｏ　　ゞ　吊　き　Ｏ７ミ　ｏ７ 目　Ｏス 圃力　＋″　圃負 Ｑ ＩＭＳは工業用変性アルコールである。ＰＥＧ４００は
平均分子量が４００のポリＩ　）レンゲリコールである
。

摩耗率、軟質化、及び泡立ちに関する使用特性について
、実施例３９−．４１に上記したように各棒状洗剤を評
価した。結果を上記第ＸＩ表に示す。

第 Ｉ 表 対　　照 ０．７ ０．２ ０．３ ３５．０ ２１．０ １１．０ ５．０ ９．５ ９．７ ９．５ ９．４ １１．０ ９．６ １６．０ １４．０ １２．０ ８．０ 本発明組成物の実施態様である実施例５２〜５７の全て
は、実施例３９〜４１に記載した従来の不透明な棒状押
出１ノ化粧石鹸である対照と比べて許容しうる使用特性
を有していた。実施例５８〜６０の各々は、許容しえな
い程高い摩耗率及び／又は高い軟質化型 指数（ｍｕｓｈ　ｆｉｇｕｒｅ）を４していた。実施例
５８〜６０の不溶性石鹸含量は、棒状洗剤の全重量に対
して各々約Ｏｗｔ％、５ｗｔ％及び７．５ｗｔ％であり
、本発明の必要量にりも少なかった。又、実施例５８〜
６０の各々の凝固湿度は４０℃未満であった。

実施例　□６１〜６９ 石鹸含量が半透明性及び硬さに与える影響について評価
覆るために、実施例１−・３の手順に従って一連の棒状
洗剤を製造した。これには獣脂ステアリン石鹸（ヨウ素
価１８）：ヤシ油石鹸を１：１の比で含む石鹸処方物を
使用した。獣脂ステアリン石ｔｌＡ　（Ｉｖ１８）ｌ；
Ｌおおよそ、４０ｗｔ％のパルミヂン酸塩石鹸、４０ｗ
ｔ％のステアリン酸塩石鹸及び２０ｗｔ％のオレイン酸
塩石鹸からなっており、また共Ｖシ石鹸はほとんどラウ
リル酸塩石鹸からなっている。従って、上記定義の２つ
の石鹸の１：１混合物は、不溶性石鹸と可溶性石鹸とを
２：３の比で含有する石鹸処方物を提供した。

一連の棒状洗剤中の石鹸仝休の含量は２０〜４０ｗｔ％
であり、溶融段階（７０〜８５℃）で（′５４及び環境
温度（２０℃）で凝固させた後の棒状洗剤の物理的状態
を評価した。各実施例で棒状洗剤の残部を構成する溶媒
混合物は、スクロース、ソルビトール、アルコール（工
業用変性アル：１−ル）及び水の２．５：１．０：１．
０：２．５の比の混合物であった。結果を上記第Ｘ■表
に示す。

匿−Ｘｌｌ−一一人 実施例 石！　　溶融物　半透明性　硬さ （ｗｔ％） １−等方性溶液相 １」／Ｓ・−六方晶の液晶相ど溶液相との混合物Ｃ＝透
明な固体　　　〇−不透明な固体ｓ　＝政い固体　　　
ｈ−硬い固体 このように、石鹸全体の含量が３５ｗｔ％以上のど軌 きには、Ｚらかく不透明な棒状洗剤を与える非舌方性溶
融物が製造された。石鹸含量が２ｏｗｔ％の棒状洗剤は
透明で軟らかかった。石鹸含ｆ＋ｉが２５〜３４Ｗ１％
の実施例６２〜６７では半透明の硬い棒状洗剤が得られ
た。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）棒状洗剤の全重量に対して、２５〜３４ｗｔ％の石
   鹸、５〜１５ｗｔ％のアルコール、１５〜３０ｗｔ％の
   糖及び／又は環状ポリオール並びに１５〜３０ｗｔ％の
   水を含み、前記石鹸が棒状洗剤の全重量に対して計算し
   て、１８〜２６ｗｔ％の可溶性石鹸と８〜１６ｗｔ％の
   不溶性石鹸からなる石鹸混合物を包含することを特徴と
   する半透明の棒状洗剤。 ２）存在する可溶性石鹸が、棒状洗剤の全重量に対して
   １６〜２０ｗｔ％の炭素鎖長８〜１４個の飽和石鹸と２
   〜６ｗｔ％のオレイン酸塩石鹸及び／又はポリ不飽和石
   鹸とからなる請求項１記載の棒状洗剤。 ３）存在する不溶性石鹸が、最終的な棒状洗剤の全重量
   に対して８〜１２ｗｔ％のパルミチン酸塩石鹸及び／又
   はステアリン酸塩石鹸と０〜６ｗｔ％の炭素原子数２０
   〜２２個の鎖長の他の飽和石鹸とからなる請求項２記載
   の棒状洗剤。 ４）存在するアルコールを工業用変性アルコール、エタ
   ノール及びプロパン−１，２−ジオールからなる群から
   選択する請求項１〜３のいずれか一項に記載の棒状洗剤
   。 ５）存在する環状ポリオールをスクロース、フルクトー
   ス及びグルコースからなる群から選択する請求項１〜４
   のいずれか一項に記載の棒状洗剤。 ６）最終的な棒状洗剤の重量に対して０〜２０ｗｔ％の
   グリセリン及び／又は炭素原子含量を４個以上、且つア
   ルコール基を２個以上有する直鎖又は分枝鎖ポリオール
   化合物を含む請求項１〜５のいずれか一項に記載の棒状
   洗剤。 ７）炭素原子含量が４個以上、且つアルコール基を２個
   以上有するポリオール化合物を、ジエチレングリコール
   、トリエチレングリコール、ソルビトール、マンニトー
   ル及び分子量４００〜６０００のポリエチレングリコー
   ルからなる群から選択する請求項６記載の棒状洗剤。 ８）凝固温度が少なくとも４０℃である請求項１〜７の
   いずれか一項に記載の棒状洗剤。９）７０〜８５℃の温
   度で、２５〜３４ｗｔ％の石鹸、５〜１５ｗｔ％のアル
   コール、１５〜３０ｗｔ％の糖及び／又は他の環状ポリ
   オール並びに１５〜３０ｗｔ％の水からなる混合物の溶
   融物を形成し、溶融物を３０℃以下の温度に冷却するこ
   と、及び石鹸が棒状洗剤の全重量に対して計算して１８
   〜２６ｗｔ％の可溶性石鹸と８〜１６ｗｔ％の不溶性石
   鹸との石鹸混合物からなることを特徴とする半透明棒状
   洗剤の製造方法。 １０）少なくとも実質的に柔軟なフィルム製の容器に溶
   融物を注ぎ込み、溶融物が液体又は半液体である間に容
   器を空気を通さないように密封し、溶融物を実質的に固
   体状態になるように凝固させ、凝固した溶融物を気密に
   保存する手段として容器内に保持する請求項９記載の方
   法。