JPH025370Y2 - - Google Patents

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JPH025370Y2
JPH025370Y2 JP4739084U JP4739084U JPH025370Y2 JP H025370 Y2 JPH025370 Y2 JP H025370Y2 JP 4739084 U JP4739084 U JP 4739084U JP 4739084 U JP4739084 U JP 4739084U JP H025370 Y2 JPH025370 Y2 JP H025370Y2
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JP
Japan
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gear
plate
attached
sensitivity adjustment
stop plate
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JP4739084U
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JPS6124611U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、人の運動の際に伴なう体の上下動を
利用して人の運動量を測定する運動量測定器具の
感度調整機構に関するもので、すなわち歯車の谷
部に当接する止め板の作動を調整することによつ
て歯車の回転力を制御変化させ、運動の際の体の
上下動の個人差による運動量表示値のバラツキを
解消したものである。
運動量測定器具は万歩計又は歩数計と称し、通
常人体の腰部附近に取り付けておき、運動時の体
の上下動に伴なう、バネに支えられた腕杆の先端
に取り付けた錘の上下動を歯車の回動に変換さ
せ、その回動量によつて人の運動量を表示するよ
うになつているが、運動時の体の上下動は、老若
男女はもちろん、身重体重等によつて個人差があ
り、画一的な運動量測定器具では、正確な測定値
を得られないという欠点があつた。
また最近は、これを解決するために腕杆に取り
付けたバネの他端を軸を介して回動させ、それに
よりバネの反発力を調整し上記運動時の体の上下
動の個人差を解消せんとする機構が提供されてい
るが、該調整機構は、バネの他端を回動自在とす
ることに組立上の複雑さが伴ない、コストの高い
ものとなるだけでなく、バネの反発力自体を調整
しようとするため、調整力が微妙で実用性の薄い
ものであつた。
本考案は、これらの欠点を解決するためになさ
れたものであり、以下実施例を示す図面とともに
説明する。
第1図は本考案一実施例の運動量表示器具の内
部構造図で、枠板10にはバネ3の一端が固着さ
れ、且つ腕杆4及び歯車5が、それぞれ回動自在
に軸7によつて枠板10に軸支され、さらに該枠
板10の中央部には止め板9が固着されて、該止
め板9に沿つて感度調整軸1がスライド可能なよ
うに、スライド押え2が枠板10に取り付けられ
ている。
バネ3の他端は腕杆4の先端部に固着され、腕
杆4の先端には錘8が取り付けられている。
腕杆4の中央部には、送り板6が固着され該送
り板6の先端部は、歯車5の歯に当接している。
第2図乃至第4図は、感度調整部の拡大図で、
感度調整軸1は、スライド押え2と枠板10の間
に嵌挿され、先端部が、止め板9に圧接してい
る。
止め板9は、枠板10に固着され、その先端部
が、歯車5の歯に当接している。スライド押え2
は、枠板10に取りつけられ、その内側に、感度
調整軸1を、当接している。またスライド押え2
の内側は、感度調整軸1が、任意の位置で停止す
るように、感度調整軸1の軸径に合わせて、一実
施例として波形に加工されている。
第5図は、本考案を内蔵した運動量測定器具の
裏側からみた斜視図で、感度調整軸1は、裏蓋と
画一となつている。11は、感度調整軸1をスラ
イドさせる際の、歯車5の回転力の強弱を示す調
整目盛で、12は運動量を表示する指針の調整つ
まみである。
本考案は、以上のように構成され使用に当つて
は、本考案を内設した運動量測定器具を、腰部等
に保持し、人の運動の際の体の上下動は錘8によ
つて感知されて錘8と一体の腕杆4の往復運動に
変換され、その往復運動は、腕杆4に取り付けら
れた送り板6によつて歯車5の回転に変えられ、
歯車5の回動量が、外部に運動量として表示され
ることとなる。
本考案の感度調整機構は、この歯車5の回転力
を、制御変化させることにあり、これは、感度調
整軸1のスライドによつて行なうものである。つ
まり第6図に示すように、感度調整軸1を歯車5
に近づけるようにスライド押え2に従つてスライ
ドさせると、止め板9は先端部を支持されるため
歯車5に当接する止め板9の最先端部の動きは、
感度調整軸1が、歯車5から遠い位置にある時と
比らべて、より制限され、従つて歯車5の回転力
は、同様に感度調整軸1が、歯車5から遠い位置
にある時と比らべて、より制限された状態とな
る。この状態においては、運動量測定器具を腰部
に取り付けた使用者の腰部が、たとえ大きく上下
動しても歯車5の回転力が制限されているため、
その使用者の運動量の測定が正確に行なわれるこ
ととなる。
又これとは逆に、感度調整軸1を歯車5から遠
い位置にスライド押え2に従つてスライドさせる
と止め板9は中央附近から先端部まで自由な状態
となり、歯車5に当接する止め板9の最先端部の
動きは、感度調整軸1が、歯車5に近い位置にあ
るときと比べて、より自由となり、従つて歯車5
の回転力は、同様に感度調整軸1が歯車5に近い
位置にあるときと比べて、より自由な状態とな
る。この状態に於いては、運動量測定器具を腰部
に取り付けた使用者の腰部が、たとえ小さい上下
動であつても歯車5の回転力が、容易に行なわれ
るため、その使用者の運動量の測定が正確に行な
われることとなる。
又この調整は、第5図で示すように、感度調整
軸1が、運動量測定器具の本体裏側において裏蓋
と画一になるように設けられているため、簡単に
指先等で調整することができる。
以上述べたように本考案は、止め板9の中央附
近に圧接された、止め板9に沿つてスライド自在
の感度調整軸1をスライドさせることによつて歯
車5の回転力を制御し、それぞれの使用者にあつ
た歯車5の回転力の微調整を行ない、あらゆる使
用者の運動量を正確に測定できるようにした運動
量測定器具に於ける、簡易で優れた運動測定器具
の感度調整機構である。
尚、止め板9に、歯車の回転方向とは逆に湾曲
する板バネを用い、感度調整軸1を、該板バネの
湾曲の内側部分にスライド自在に圧接しても、同
様の効果がえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面から見た本考案の内部構造図、第
2図は感度調整軸附近の背面拡大図、第3図は感
度調整軸附近の平面図の断面拡大図、第4図は感
度調整軸附近の側面図の断面拡大図、第5図は裏
側から見た本考案を内設した運動量測定器具の斜
視図、第6図は歯車の回転の際の止め板の動き
と、感度調整軸の関係を表わす正面拡大図であ
る。 1……感度調整軸、2……スライド押え、3…
…バネ、4……腕杆、5……歯車、6……送り
板、7……軸、8……錘、9……止め板、10…
…枠板、11……調整目盛、12……運動量を表
示する指針調整つまみ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 腕杆の一端に錘を取り付け、該腕杆の他端を枠
    板に軸支して、該腕杆を回動自在となし、該腕杆
    の前記錘に近い位置にバネの一端を固定し、該バ
    ネの他端を枠板に取り付けると共に、枠板に歯車
    を回動自在に軸支し、前記腕杆の中央部に送り板
    を取り付け、該送り板の先端部を前記歯車の歯に
    当接するように取り付け、さらに前記枠板に止め
    板を、取り付け、該止め板の先端部を前記歯車の
    歯に当接するように取り付けた運動量測定器具に
    おいて、該止め板に圧接する感度調整軸を取り付
    け、該感度調整軸を止め板に沿つてスライド自在
    に成るように設け、前記歯車の回転力を制御変化
    させることを特徴とする運動量測定器具の感度調
    整機構。
JP4739084U 1984-03-30 1984-03-30 運動量測定器具の感度調整機構 Granted JPS6124611U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4739084U JPS6124611U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 運動量測定器具の感度調整機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4739084U JPS6124611U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 運動量測定器具の感度調整機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6124611U JPS6124611U (ja) 1986-02-14
JPH025370Y2 true JPH025370Y2 (ja) 1990-02-08

Family

ID=30562673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4739084U Granted JPS6124611U (ja) 1984-03-30 1984-03-30 運動量測定器具の感度調整機構

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01111767U (ja) * 1988-01-21 1989-07-27

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Publication number Publication date
JPS6124611U (ja) 1986-02-14

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