JPH0253504B2 - - Google Patents
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- JPH0253504B2 JPH0253504B2 JP59187530A JP18753084A JPH0253504B2 JP H0253504 B2 JPH0253504 B2 JP H0253504B2 JP 59187530 A JP59187530 A JP 59187530A JP 18753084 A JP18753084 A JP 18753084A JP H0253504 B2 JPH0253504 B2 JP H0253504B2
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Landscapes
- Dental Preparations (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、Ga系液体金属と金属粉末とを混合
錬和して用いる歯科用金属錬成充填材に関する。 〔従来の技術〕 歯科用金属練成充填材としては永年にわたつて
水銀に銀合金粉末を混合錬和するアマルガムが使
用されてきている。すなわち、液体金属である水
銀と所定の成分組成の銀系合金粉末の各々を所定
量混合練和して得たアマルガムを患者の歯の窩洞
部に充填するもので、充填後に合金化反応の進行
によつて硬化して咬合に耐えることができるよう
になるもので、鋳造用の他の歯科用合金に比べて
準備や取扱の点で作業性に優れるために現在まで
使用されてきた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上記の従来技術は水銀を用いているた
めに、その有害性から患者が取扱者に対する毒性
および環境汚染の問題が社会的に高まつてきた。 そこで、水銀系のアマルガムを用いない歯科修
復用の金属練成充填材として、水銀に代わる液体
金属としてGa単体またはGaを主体としたGa−
Sn共晶合金、Ga−In共晶合金、Ga−Zn共晶合金
等の二次合金あるいはそれ等の組み合わせによる
Ga系合金を用い、金属粉末には、Au、Ag、Cu、
SnおよびZn等の単一金属の粉末あるいはAu合金
やAg合金等の合金の粉末を用いてこれらの液体
金属と金属粉末の組み合わせによる混合練合物を
対象とした基礎的研究がなされている。しかしな
がら、水銀系のアマルガムに比べて取扱が歯科修
復材としての種々の特性が未だ不十分であり実用
化には到つていない。 〔問題点を解決する為の手段〕 本発明は、液体金属として、Ag、Pd、Al、
Cu、ZnおよびGeの内1種または2種以上を0.01
〜5wt%、In1〜45wt%、Sn1〜30wt%および残
をGaとし、 金属粉末として、Cu30wt%以下、In25wt%以
下、Zn15wt%以下、Pd25wt%以下、Al5wt%以
下およびGe5wt%以下からなる群から選ばれた1
種または2種以上とSn35wt%以下および残をAg
とし、しかも液体金属中にPd、Al、Cu、Znおよ
びGeの内の1種または2種以上の元素を含む場
合は金属粉末中にも必ずその元素を含むことと
し、 上記金属粉末1に対して質量比で上記液体金属
を1.5以下の割合で組み合わせることを特徴とす
る。 ここで、液体金属は、常温で液状に呈するよう
にSn1〜30wt%、In1〜45wt%を有するGaの三元
合金を基本とし、これにさらにAg、Pd、Al、
Cu、ZnおよびGeの内の1種または2種以上を
0.01〜5wt%を有する多元合金としたのは液体金
属としての流動性の改善をはかると共に液体金属
中に含有する元素を金属粉末中にも含有せておく
ことにより練和に際して相互合金化拡散反応を促
進することができ、これ等の組み合わせによつて
得られる混合練和物の硬化が一層効果的に進行
し、歯科用金属練成充填材として実用できる諸特
性を持たせることができるためである。 また、液体金属において、Sn、Inの含有量が
各々の上限および下限の組成範囲を外れ、Ag、
Pd、Al、Cu、ZnおよびGeの内の1種または2
種以上の含有量が5wt%を越える場合には、液体
金属が融点を上昇して液状を維持できなくなり、
Ag、Pd、Al、Cu、ZnおよびGeの内の1種また
は2種以上の含有量が0.01wt%未満の場合には上
記の流動性改善の効果および金属粉末との練和を
相互合金化拡散反応の促進効果が認められないか
らである。 金属粉末は、上記液体金属と練和して得られる
練和物が実用に供し得るような歯科理工学的諸性
質を有するものするために、AgおよびSn35wt%
以下の二元素の他にCu30wt%以下、In25wt%以
下、Zn15wt%以下、Pd25wt%以下、Al5wt%以
下、Ge5wt%の内の1種または2種以上の元素を
加えた三元素以上の合金とたが、これら三元素以
上の合金粉末はいずれも上記の液体金属と所定の
比率で組み合わせて練和することにより、良好な
練和硬化物が得られることになる。 しかしながら、Snが35wt%を越える場合には
練和物の硬化反応の遅滞が顕著になり、Cuは練
和物の機械強度を増すには都合が良いが、30wt
%を越えると硬化反応の遅帯が顕著になる。In、
Zn、Al、Geは各々の上限の組成を越える場合に
は練和物の脆性が増して機械的強度の低下をきた
す。Pdは練和物の硬化物の硬化反応促進上は都
合は良いが、その上限の組成を越える場合には練
和物の硬化の際の寸法増加が大きくなる問題があ
る。 また、練和の際に組み合わせる液体金属と合金
粉末との比率を質量比で1:1.5以下としたのは
液体金属の比率が1.5を越える場合には練和物の
硬化反応の遅延が大きくなるといる問題が生じる
ためである。 〔実施例〕 第1実施例 液体金属として、Ga62.95wt%、In24wt%、
Sn13wt%、Ag0.05wt%とし、 金属粉末として、Ag66wt%、Sn16wt%、
In3wt%、Zn15wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.5gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 硬さについても練和後、時間とともにどのよう
に変化するか測定を行い、この硬さの経時変化特
性を従来のアマルガムと比較した。 この硬さの経時変化特性は実際に患者の歯の窩
洞部に充填作業する際の作業条件および患者側に
とつての咬合猶予時間の目安を与えるもので、硬
化時間が長すぎると患者にとつて咬合猶予時間が
長くなつて不都合である。 したがつて、この硬さの経時変化特性が従来の
アマルガムに類似していることが実用化の条件で
ある。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
1として示す。 第2実施例 液体金属として、Ga63wt%、In23wt%、
Sn13wt%、Pd1wt%とし、金属粉末として、
Ag65wt%、Sn1wt%、In23wt%、Zn5wt%、
Pd6wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.7gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS規格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼり満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
2として示す。 第3実施例 液体金属として、Ga63wt%、In24wt%、
Sn12wt%、Ag0.8wt%、Ge0.2wt%とし、 金属粉末として、Ag60wt%、Sn1wt%、
In24wt%、Zn5wt%、Pd6wt%、Ge4wt%とし
た。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.75gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
3として示す。 第4実施例 液体金属として、Ga62.5wt%、In23wt%、
Sn13wt%、Pd1wt%、Al0.5wt%とし、 金属粉末として、Ag63wt%、Sn1wt%、
In24wt%、Zn3wt%Pd8wt%、Al1wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.7gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
4として示す。 第5実施例 液体金属として、Ga61.5wt%、In23.5wt%、
Sn13.5wt%、Al0.5wt%、Ge1wt%とし、 金属粉末として、Ag60wt%、Sn25wt%、
Cu10wt%、Al1wt%、Ge4wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.6gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
5として示す。 第6実施例 液体金属として、Ga65wt%、In22wt%、
Sn10wt%、Ag2wt%、Zn1wt%とし、 金属粉末として、Ag51wt%、Sn24wt%、
Cu15wt%、Zn10wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.5gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
6として示す。 第7実施例 液体金属として、Ga60wt%、In27.5wt%、
Sn10wt%、Al0.5wt%、Cu2wt%とし、 金属粉末として、Ag60wt%、Sn24wt%、
Cu15wt%、Zn1wt%、Al1wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.5gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
7として示す。 第8実施例 液体金属として、Ga62wt%、In22wt%、
Sn12wt%、Ag2wt%、Cu1wt%、Zn1wt%とし、 金属粉末として、Ag60wt%、Sn16wt%、
Cu15wt%、In8wt%、Zn1wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.5gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS規格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
8として示す。
錬和して用いる歯科用金属錬成充填材に関する。 〔従来の技術〕 歯科用金属練成充填材としては永年にわたつて
水銀に銀合金粉末を混合錬和するアマルガムが使
用されてきている。すなわち、液体金属である水
銀と所定の成分組成の銀系合金粉末の各々を所定
量混合練和して得たアマルガムを患者の歯の窩洞
部に充填するもので、充填後に合金化反応の進行
によつて硬化して咬合に耐えることができるよう
になるもので、鋳造用の他の歯科用合金に比べて
準備や取扱の点で作業性に優れるために現在まで
使用されてきた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上記の従来技術は水銀を用いているた
めに、その有害性から患者が取扱者に対する毒性
および環境汚染の問題が社会的に高まつてきた。 そこで、水銀系のアマルガムを用いない歯科修
復用の金属練成充填材として、水銀に代わる液体
金属としてGa単体またはGaを主体としたGa−
Sn共晶合金、Ga−In共晶合金、Ga−Zn共晶合金
等の二次合金あるいはそれ等の組み合わせによる
Ga系合金を用い、金属粉末には、Au、Ag、Cu、
SnおよびZn等の単一金属の粉末あるいはAu合金
やAg合金等の合金の粉末を用いてこれらの液体
金属と金属粉末の組み合わせによる混合練合物を
対象とした基礎的研究がなされている。しかしな
がら、水銀系のアマルガムに比べて取扱が歯科修
復材としての種々の特性が未だ不十分であり実用
化には到つていない。 〔問題点を解決する為の手段〕 本発明は、液体金属として、Ag、Pd、Al、
Cu、ZnおよびGeの内1種または2種以上を0.01
〜5wt%、In1〜45wt%、Sn1〜30wt%および残
をGaとし、 金属粉末として、Cu30wt%以下、In25wt%以
下、Zn15wt%以下、Pd25wt%以下、Al5wt%以
下およびGe5wt%以下からなる群から選ばれた1
種または2種以上とSn35wt%以下および残をAg
とし、しかも液体金属中にPd、Al、Cu、Znおよ
びGeの内の1種または2種以上の元素を含む場
合は金属粉末中にも必ずその元素を含むことと
し、 上記金属粉末1に対して質量比で上記液体金属
を1.5以下の割合で組み合わせることを特徴とす
る。 ここで、液体金属は、常温で液状に呈するよう
にSn1〜30wt%、In1〜45wt%を有するGaの三元
合金を基本とし、これにさらにAg、Pd、Al、
Cu、ZnおよびGeの内の1種または2種以上を
0.01〜5wt%を有する多元合金としたのは液体金
属としての流動性の改善をはかると共に液体金属
中に含有する元素を金属粉末中にも含有せておく
ことにより練和に際して相互合金化拡散反応を促
進することができ、これ等の組み合わせによつて
得られる混合練和物の硬化が一層効果的に進行
し、歯科用金属練成充填材として実用できる諸特
性を持たせることができるためである。 また、液体金属において、Sn、Inの含有量が
各々の上限および下限の組成範囲を外れ、Ag、
Pd、Al、Cu、ZnおよびGeの内の1種または2
種以上の含有量が5wt%を越える場合には、液体
金属が融点を上昇して液状を維持できなくなり、
Ag、Pd、Al、Cu、ZnおよびGeの内の1種また
は2種以上の含有量が0.01wt%未満の場合には上
記の流動性改善の効果および金属粉末との練和を
相互合金化拡散反応の促進効果が認められないか
らである。 金属粉末は、上記液体金属と練和して得られる
練和物が実用に供し得るような歯科理工学的諸性
質を有するものするために、AgおよびSn35wt%
以下の二元素の他にCu30wt%以下、In25wt%以
下、Zn15wt%以下、Pd25wt%以下、Al5wt%以
下、Ge5wt%の内の1種または2種以上の元素を
加えた三元素以上の合金とたが、これら三元素以
上の合金粉末はいずれも上記の液体金属と所定の
比率で組み合わせて練和することにより、良好な
練和硬化物が得られることになる。 しかしながら、Snが35wt%を越える場合には
練和物の硬化反応の遅滞が顕著になり、Cuは練
和物の機械強度を増すには都合が良いが、30wt
%を越えると硬化反応の遅帯が顕著になる。In、
Zn、Al、Geは各々の上限の組成を越える場合に
は練和物の脆性が増して機械的強度の低下をきた
す。Pdは練和物の硬化物の硬化反応促進上は都
合は良いが、その上限の組成を越える場合には練
和物の硬化の際の寸法増加が大きくなる問題があ
る。 また、練和の際に組み合わせる液体金属と合金
粉末との比率を質量比で1:1.5以下としたのは
液体金属の比率が1.5を越える場合には練和物の
硬化反応の遅延が大きくなるといる問題が生じる
ためである。 〔実施例〕 第1実施例 液体金属として、Ga62.95wt%、In24wt%、
Sn13wt%、Ag0.05wt%とし、 金属粉末として、Ag66wt%、Sn16wt%、
In3wt%、Zn15wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.5gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 硬さについても練和後、時間とともにどのよう
に変化するか測定を行い、この硬さの経時変化特
性を従来のアマルガムと比較した。 この硬さの経時変化特性は実際に患者の歯の窩
洞部に充填作業する際の作業条件および患者側に
とつての咬合猶予時間の目安を与えるもので、硬
化時間が長すぎると患者にとつて咬合猶予時間が
長くなつて不都合である。 したがつて、この硬さの経時変化特性が従来の
アマルガムに類似していることが実用化の条件で
ある。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
1として示す。 第2実施例 液体金属として、Ga63wt%、In23wt%、
Sn13wt%、Pd1wt%とし、金属粉末として、
Ag65wt%、Sn1wt%、In23wt%、Zn5wt%、
Pd6wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.7gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS規格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼり満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
2として示す。 第3実施例 液体金属として、Ga63wt%、In24wt%、
Sn12wt%、Ag0.8wt%、Ge0.2wt%とし、 金属粉末として、Ag60wt%、Sn1wt%、
In24wt%、Zn5wt%、Pd6wt%、Ge4wt%とし
た。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.75gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
3として示す。 第4実施例 液体金属として、Ga62.5wt%、In23wt%、
Sn13wt%、Pd1wt%、Al0.5wt%とし、 金属粉末として、Ag63wt%、Sn1wt%、
In24wt%、Zn3wt%Pd8wt%、Al1wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.7gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
4として示す。 第5実施例 液体金属として、Ga61.5wt%、In23.5wt%、
Sn13.5wt%、Al0.5wt%、Ge1wt%とし、 金属粉末として、Ag60wt%、Sn25wt%、
Cu10wt%、Al1wt%、Ge4wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.6gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
5として示す。 第6実施例 液体金属として、Ga65wt%、In22wt%、
Sn10wt%、Ag2wt%、Zn1wt%とし、 金属粉末として、Ag51wt%、Sn24wt%、
Cu15wt%、Zn10wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.5gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
6として示す。 第7実施例 液体金属として、Ga60wt%、In27.5wt%、
Sn10wt%、Al0.5wt%、Cu2wt%とし、 金属粉末として、Ag60wt%、Sn24wt%、
Cu15wt%、Zn1wt%、Al1wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.5gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS期格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
7として示す。 第8実施例 液体金属として、Ga62wt%、In22wt%、
Sn12wt%、Ag2wt%、Cu1wt%、Zn1wt%とし、 金属粉末として、Ag60wt%、Sn16wt%、
Cu15wt%、In8wt%、Zn1wt%とした。 上記成分組成の金属粉末はアトマイズ法により
製造し、所定の篩にて篩別した後、200℃で1時
間熱処理して調整した。 この合金粉末1gに対して液体金属を0.5gを
加えてアマルガムミキサーで約10秒間機械練和し
た。 以上の練和物についてJIST6109のテスト法に
準拠してダイヤメトラル引張強度、寸法変化量お
よびクリープ等の理工学的諸特性を測定した。 また、耐変色性試験はJIST6108の規定に準拠
して行つた。 以上の結果は表に示した通りである。 ダイヤメトラル引張強度、寸法変化量およびク
リープの上記測定結果はJIS規格値と照合したと
ころすべてこれ等をほぼ満足した。 また、耐変色性試験の結果もJIST6108による
規格を満足した。硬さの経時変化は第1図A中に
8として示す。
以上詳細に説明した本発明によると、その理工
学的特性はJIS規格値をほぼ満しており、耐変色
性も良好であり、その硬化特性および硬さの水準
が水銀系のアマルガムと類似しているので実際の
充填作業や取扱においても従来と同様に使用する
ことができる。 さらに、水銀系のアマルガムのような毒性は一
切なく、環境汚染の心配もない。
学的特性はJIS規格値をほぼ満しており、耐変色
性も良好であり、その硬化特性および硬さの水準
が水銀系のアマルガムと類似しているので実際の
充填作業や取扱においても従来と同様に使用する
ことができる。 さらに、水銀系のアマルガムのような毒性は一
切なく、環境汚染の心配もない。
第1図A,Bは本発明の各実施例における硬さ
の経時変化特性を示すグラフ、第2図従来の水銀
系のアマルガムいおける硬さの経時変化特性を示
すグラフである。
の経時変化特性を示すグラフ、第2図従来の水銀
系のアマルガムいおける硬さの経時変化特性を示
すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 液体金属合金と金属合金粉末とを組み合わせ
て練成して用いる歯科用金属練成充填材におい
て、 液体金属合金を、Ag、Pd、Al、Cu、Znおよ
びGeの内1種または2種以上を0.01〜5wt%、
In1〜45wt%、Sn1〜30wt%および残をGaとする
合金とし、 金属合金粉末を、Cu30wt%以下、In25wt%以
下、Zn15wt%以下、Pd25wt%以下、Al5wt%以
下およびGe5wt%以下からなる群から選ばれた1
種または2種以上とSn35wt%以下および残をAg
とする合金とし、 しかも、液体金属合金中にPd、Al、Cu、Znお
よびGeの内の1種または2種以上の元素を含む
場合は金属合金粉末中にも必ずその元素を含むこ
ととし、 上記金属合金粉末1に対して質量比で上記液体
金属合金を1.5以下の割合で組み合わせることを
特徴とする歯科用金属練成充填材。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59187530A JPS6167747A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 歯科用金属練成充填材 |
EP85107631A EP0173806B1 (en) | 1984-09-07 | 1985-06-20 | Gallium alloy for dental restorations |
DE8585107631T DE3580075D1 (de) | 1984-09-07 | 1985-06-20 | Galliumlegierung fuer zahnersatzmaterial. |
US06/746,883 US4659384A (en) | 1984-09-07 | 1985-06-20 | Gallium alloy for dental restorations |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59187530A JPS6167747A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 歯科用金属練成充填材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6167747A JPS6167747A (ja) | 1986-04-07 |
JPH0253504B2 true JPH0253504B2 (ja) | 1990-11-16 |
Family
ID=16207695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59187530A Granted JPS6167747A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 歯科用金属練成充填材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6167747A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6796308B2 (en) | 1998-12-09 | 2004-09-28 | Resmed Limited | Mask cushion and frame assembly |
DE20017940U1 (de) | 2000-10-19 | 2000-12-28 | MAP Medizintechnik für Arzt und Patient GmbH & Co KG, 82152 Planegg | Atemmaske zur Zufuhr eines Atemgases zu einem Maskenanwender sowie Ableitungseinrichtung zur Ableitung von Atemgas |
DE60225895T2 (de) | 2001-09-07 | 2009-04-09 | ResMed Ltd., Bella Vista | Maskenanordnung |
DE10151984C5 (de) | 2001-10-22 | 2008-07-17 | Map Medizin-Technologie Gmbh | Applikationsvorrichtung für eine Atemmaskenanordnung |
DE50214539D1 (de) | 2001-10-22 | 2010-08-26 | Map Medizin Technologie Gmbh | Medizinische Maske |
NZ538698A (en) | 2002-09-06 | 2009-07-31 | Resmed Ltd | Forehead pad for respiratory mask |
CN101389369B (zh) | 2004-06-16 | 2013-03-06 | 雷斯梅德有限公司 | 呼吸面罩组件的软垫 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017092A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-02-22 | ||
JPS5060421A (ja) * | 1973-09-29 | 1975-05-24 | ||
JPS59187527A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-24 | トキワ工業株式会社 | 棒状包装物の容器への貼着方法 |
-
1984
- 1984-09-07 JP JP59187530A patent/JPS6167747A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5017092A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-02-22 | ||
JPS5060421A (ja) * | 1973-09-29 | 1975-05-24 | ||
JPS59187527A (ja) * | 1983-03-25 | 1984-10-24 | トキワ工業株式会社 | 棒状包装物の容器への貼着方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6167747A (ja) | 1986-04-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |