JPH0252271A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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Publication number
JPH0252271A
JPH0252271A JP20309288A JP20309288A JPH0252271A JP H0252271 A JPH0252271 A JP H0252271A JP 20309288 A JP20309288 A JP 20309288A JP 20309288 A JP20309288 A JP 20309288A JP H0252271 A JPH0252271 A JP H0252271A
Authority
JP
Japan
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frequency
moving body
absolute position
absolute
navigation device
Prior art date
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Pending
Application number
JP20309288A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Fukuda
晋児 福田
Keiichi Tonarigi
隣木 慶一
Tetsuji Yamamoto
徹二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0252271A publication Critical patent/JPH0252271A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 少なくとも3箇所の放送局からの電波を受信する受信ア
ンテナより出力される受信信号から」1記放送局の各々
に特有の周波数コードを検知する周波数検知部と、上記
周波数コードを放送局の各々の位置データ信号に変換す
る周波数コード変換手段と、放送局の各々の方位を検知
して方位データ信号として出力する方位検知手段と、上
記位置データおよび方位データから算出される移動体の
絶対位置に応じて表示部上の現在位置を補正する位置補
正手段とを有してなるナビゲーション装置、または上記
放送局が1箇所の場合、電波の電界強度を検知して電界
強度信号として出力する電界強度検知部を新たに設けて
なるナビゲーション装置、またはこのナビゲーション装
置に、さらに、現在位置を自動的に現在位置周辺の地図
を自動的に拡大する地図拡大手段を設けてなるナビゲー
ション装置であって、放送局の電波から移動体の絶対位
置を算出することにより、安価な設備で移動体の現在位
置を自動的に補正することが可能である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は移動体の現在位置を表示するナビゲーション装
置に関する。
例えば、走行中、運転者を正しく道案内するために上記
ナビゲーション装置が必要となる。
〔従来の技術〕
第12図は従来のナビゲーション装置を示すブロック図
である。ここでは、移動体、例えば走行車の現在位置を
検出する位置センサ8として、地磁気を検出するかまた
は左右の車輪の回転数の差を検出して走行車の方位等を
それぞれ決定する地磁気センサ81または車輪速センサ
82等のいずれか一つあるいはこれらのセンサを適当に
組み合わせたものを用いている。」二記位置センサ8か
らの走行車の方位等の位置情報は直ちに現在位置推測手
段7に入力される。ごの現在位置推測手段7では、上記
位置情報と、走行前にマニュアルで入力した位置情報と
を比較することにより現在位置を推測し走行車の推測位
置として出力する。上記現在位置推測手段7は、通常マ
イコン等のCPUにより実現される。一方、記ta部9
には全国各地の地図が予め記憶されており、この記憶部
9から上記推測位置に適合した地図をCPUにより読み
出して走行車の推測位置と共に表示部10に入力する。
この表示部10では、地図上にカーソル等で走行車の推
測位置を表示する。
以上のように、従来は、走行車内の位置センサ8により
現在位置を推測して表示部10に表示することによりナ
ビゲーションを行なっていた。このナビゲーションのシ
ステムは、車外からの位置情報を一切利用していないこ
とから、自立航法システムとよばれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のとおり、従来は走行前の位置のみを基準にして走
行車の現在位置を推測するいわゆる自立航法によりナビ
ゲーションを行なっていた。したがって、走行中は、現
在位置が正しいかどうかを確認することができない。そ
のため、次のような問題が生ずる。
すなわち、地磁気センサ81や車輪速センサ82等の位
置センサ8によるのみで走行車の推測位置を検知した場
合は、各種センサによるセンサ誤差が重畳されることで
ある。これらのセンサ誤差により走行車の推測位置と実
際の現在位置との間に走行誤差が発生する。この走行誤
差により表示部10上の地図を拡大して現在位置を精度
良く表示することも難しくなる。このため、所望の大き
さの地図を見たい場合にも、現在位置が地図上にあるこ
とをいちいち確認しながらボタン操作にて地図拡大を行
なわなりればならない。上記走行誤差を解消する対策と
して、走行中に車外の位置ビーコン、衛星等からの位置
情報により走行車の正確な絶対位置を確認して推測位置
を補正することも考えられる。しかし、位置ビーコン、
衛星等を設置するためには莫大な費用がかかり、その上
特殊な受信装置を車内に設ける必要があるので、」1記
の位置ビーコン、衛星等により位置補正を行なうのは実
用上得策ではない。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、高価
な設備を使用せずに走行車等の移動体の現在位置を正確
に表示することが可能なナビゲーション装置を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1A図は本発明の原理構成を示すブロック図である。
なお、前述した構成要素と同様のものについては、同一
の参照番号を伺して表わす。
ここでは、少なくとも3箇所の放送局T−1゜T−2お
よびT−3からの電波を受信する受信アンテナ1と、こ
の受信アンテナ1よりそれぞれ出力される受信信号から
、上記放送局T−1,T2およびT−3の各々に特有の
周波数コードSr++SrzおよびSF3を検知する周
波数検知部2とを設けている。この周波数検知部2の出
力側には、周波数コードS f I + S f2およ
びSF3を、放送局T−1,T−2およびT−3の各々
の位置を示す位置データ信号S、、、S、□およびSi
2に変換する周波数コード変換手段3を設けている。さ
らに、受信アンテナ1の受信特性から、前記放送局TI
、T−2およびT−3の各々の移動体に対する方位を検
知して方位データ信号S。11”’19Z+およびS。
、として出力する方位検知手段4を設けている。
さらに、放送局T−1,T−2およびT−3の各々の位
置データ信号S、、、Sa□およびSi2ならびに方位
データ信号S。11S6z+およびS。3から移動体の
絶対位置を算出する絶対位置算出手段5を設けている。
さらに、上記絶対位置に応じて走行車の推測位置を補正
し表示部10に表示する位置補正手段6を設けている。
上記の受信アンテナ1、周波数検知部2、周波数コード
変換手段3、方位検知手段4、絶対位置算出手段5およ
び位置補正手段6により本発明のナビゲーション装置を
構成している。
第1B図は本発明の第2の原理構成を示すブロック図で
ある。ここでは、1箇所の放送局T−1からの電波を受
信しており、第1A図のナビゲーション装置に、さらに
、電界強度検知部1−1を設けている。この電界強度検
知部1−1は、受信アンテナ1より出力される受信信号
から、電波の電界強度を検知し電界強度信号S、lとし
て絶対位置算出手段5に入力するものである。
第1C図は本発明の第3の原理構成を示すブロック図で
ある。ここでは、第1B図の位置補正手段6の出力側に
、さらに、地図拡大手段6−1を設けている。この地図
拡大手段6−1は、移動体の推測位置を自動的に表示部
10上の推測位置周辺の地図を自動的に拡大するもので
ある。
〔作 用〕
第2A図は本発明の第1の原理図の作用を説明するため
の図である。ここで、例えば3箇所の放送局の位置を示
す座標をA+(Xzy+)+ A2(X2y z)+ 
Al(X 3+ y 3)とし、これらの値は予めわか
っているものとする。一方、移動体の位置を示す座標を
O(x 、 y)とし、この値は未知であるとする。
第1A図において、まず3箇所の放送局T−]T−2お
よびT−3からのキャリアを受信して各々に特有の周波
数コードS fl + S f2およびSF3を検知す
る。次に、この周波数コードS fl + S f2お
よびSF3を、それぞれに対応する放送局の位置データ
信号Sa+、Sa□およびS++3に変換する。また一
方で、方位検知手段4から方位データ信号S Q l 
+ S (3Z+およびS。3を出力する。
第2A図における放送局の座標At(x 1、 y +
)。
A z(X 2+ ’l z)およびA3(X31y3
)は、位置データ信号S、、、S、□およびSi2にそ
れぞれ含まれている。また、放送局T−1,T−2およ
びT−3の例えば移動体の幅方向に対する角度をそれぞ
れθ3.θ2およびθ3とすると、これらの角度θ1゜
θ2およびθ3は方位データ信号So+ + 5192
1および5f33にそれぞれ含まれている。ここで、1
色対位置算出手段5 (第1A図)により上記座標A+
(Xzy+)+ Az(Xz、yz)およびA++(x
3.y3)ならびに上記角度θ8.θ2およびθ3から
移動体の絶対位置を算出する方法について説明する。第
2A図より7AzOA1−θ、−θ1−θ2.となる位
置に移動体が存在する。すなわち、移動体は円弧A20
A、上に存在することになる。また−方で、移動体は/
A] OA+−θ3−θ1−03となる位置、すなわち
円弧Δ30A、上に存在することになる。この場合、放
送局T−1,T−2およびT−3の移動体の幅方向に対
する角度θ1θ2およびθ3を正確に検知するのは難し
いが、上記の021.θ31は、θ1.θ2およびθ3
の各々の検知誤差等が互いに打ち消されるので精度良く
求めることができる。したがって、上記2つの円弧の交
点の座標0 (x 、 y)か移動体の正確な絶対位置
として算出される。
第2 B図は本発明の第2の原理図の作用を説明するだ
めの図である。ここで、1箇所の放送局T1の位置を示
す座標を第2A図と同様にA(x 、 y) 、磁北の
方向を示す座標をθ′ (X′y’)とする。
第2B図において、放送局T−1の例えば移動体の幅方
向に対する角度O8から、地磁気センナ81 (第1B
図)により検知した移動体の幅方向の磁北に対する角度
θmを差し引いて、磁北とAgoとの角度θ’(/AI
OΔ′)を算出している。この場合もθ1の誤差をθ1
により打ち消してθ′の精度を良好にしている。〜・方
、電界強度検知部1−1 (第1B図)により放送局T
−1からの電波の電界強度を測定して放送局T −1と
移動体との距離を算出している。さらに、磁北とA、O
との間の角度θ′および放送局1゛−1と移動体との距
離から座標○(x 、 y)を絶対位置として算出して
いる。
本発明の第3の原理図(第1C図)においては、第2B
図と同様の方法で推測位置を自動的に表示部10上の推
測位置周辺の地図を自動的に拡大している。この結果、
正しい現在位置が表示されたことを速やかに認識するこ
とができる。
かくして、本発明では、一般に普及している放送局の電
波を用いて移動体の推測位置を自動的に補正しているの
で、余分な設備費用をかけずに移動体の現在位置を精度
良く表示することが可能となる。
(実施例〕 第3図は本発明の第1の実施例を示すブロック図である
。ここでは、3箇所の放送局’T”l、T2およびT−
3からのAM波を受信して走行車等の移動体の絶対位置
を表示するナビゲーション装置を構成している。
受信アンテナ1 (第1A図)として、センスアンテナ
等の電波検知部およびループアンテナ等の電波の到来方
向検知部から構成される既存の方向探知用アンテナ1a
を用いるのが好ましい。さらに、周波数検知部2の主要
部は、既存のP L L回路および検波器等のキャリア
レヘル検知部28から構成するのが好ましい。上記PL
L回路は、プログラマブルデバイダ20、位相比較器2
1、LPF 23およびVCO24からなる。このVC
O24は直流電圧で周波数を制御する発振器であり、上
記VCO24の出力信号と基準発振器22の基準信号と
の位相差を位相比較器21により常に比較する。両信号
間に位相差がある場合には位相比較器21から電圧が出
力され、この電圧はLPF 23を通した後直流電圧と
してVCO24に入力される。このVCO24では、上
記直流電圧によりVCO24の出力信号の周波数を基準
信号の周波数に正確に一致させる。すなわち、上記PL
L回路は自動周波数制御の役割を果たす。さらに、VC
O24の出力側と位相比較器21との間に接続されるプ
ログラマブルデバイダ20においては、外部からの制御
によりVCO24の出力信号の周波数を分割している。
この場合は、周波数分割により、981kHzから20
61kllzまで周波数を変化させることができる。上
記の周波数分割されたVCO24の出力信号と、方位探
知用アンテナ1aからのAM波をRFアンプ25により
増幅した受信信号とを乗算器26に加えて450kHz
のバンドパスフィルタ(第3図では450kllzBP
Fと略す)27を通した後、上記キャリアレベル検知部
28によりAM波のキャリアレヘルを検知して両者の信
号の周波数差が450kHzになったときにキャリアレ
ベル検知信号Scとして出力する。すなわち、受信信号
の周波数が531kHz 〜1611kHzのAM波を
自動的に検知している。
また、第1A図におりる周波数コード変換手段3、方位
検知手段4、絶対位置算出手段5および位置補正手段6
は、既存の現在位置推測手段7と共にマイコン等のCP
U 30により実現するのが好ましい。このCPU 3
0には、外部からの種々のデータをCPU 30に入力
すると共にCPU 30からの種々の制御信号を出力す
るI10ボート31と、上記データを記憶するだめのマ
イコン内のRAM 、ROM等の内部メモリ32と、マ
イコン外のCD −ROM等の外部メモリ9aとが付設
されている。さらに、マイコン外には、移動体の停止/
移動の状態を検知して停止の場合に停止検知信号Sst
を出力する車速センサ8aが取り付けられている。
第4A図、第4B図および第4C図は、本発明の第1の
実施例におけるAM波のキャリア検知工程、AM波の到
来方向検知工程および移動体の絶対位置算出工程をそれ
ぞれ示すフローチャートである。これらのフローチャー
トにしたがって、本発明の第1の実施例の動作を説明す
る。
この場合、3箇所の放送局T−1,T−2およびT−3
と、移動体の幅方向との角度θ1.θ2およびθ3は、
移動体が停止しているときに検知するのが実用上好まし
い。そこで、第4A図において、まず最初に移動体が停
止しているか否がを車速センサ8a(第3図)により検
知する(ステップa)。もし移動体が停止していれば、
停止検知信号Sstを、I10ボー1−31(第3図)
を介してCPU 30 (第3図)に人力する。上記検
知信号SstがCPU 30ニ入力されると、コ(7)
CPU30がら同様にI10ポート31を介してアンテ
ナ切替制御信号Sseが方向探知用アンテナla(第3
図)に入力されてこの方向探知用アンテナ1aがセンス
アンテナ側に設定される(ステップb)。これと同時に
放送局数カウンタにの値を1に設定する(ステップC)
と共に上記センスアンテナにより一箇所の放送局T−1
からの電波を受信する。
さらに、周波数検知部2(第3図)におけるプログラマ
ブルデバイダ20内で基準信号の周波数を1/Hに分割
するための分周比Nの値を、CPLI 30により10
9から229まで1ずつ変化させる(ステップd、ステ
ップe、ステップf)。すなわち、120チヤンネルを
走査する。もし分周比Nがある特定の値になったときに
キャリアレベル検知信号Scが出力されれば、放送局T
−1からのキャリアの周波数が検知されたことになる(
ステップg)。
上記キャリアレベル検知信号Scは、キャリアレヘル用
A/Dコンバータ32 (第3図)によりディジタル値
に変換された後110ボート31を介してCPU 30
に入力される。このCPU 31に付設されたROMに
は、第5図に示すように、分周比Nの各々に対応した放
送局の位置を示す座標が記憶されている。したがって、
分周比Nの値が決定されると同時にキャリアレベル検知
信号Scが出力されて放送局T−1の位置が分かる。そ
の後、第4B図において、CPU 30から再びアンテ
ナ切替制御信号Sseを方向探知用アンテナ1aに入力
してこの方向探知用アンテナ1aをループアンテナ側に
設定する(ステップh)。このループアンテナを、CP
U 30からの指向性制御信号Srにより自動的に回転
させると共にCPU 30内の回転角カウンタLの値を
0に設定する(ステップi)。これと同時にキャリアレ
ベル検知信号Scのディジタル値を、CPU 31に付
設されたRAMに書き込む(ステップj)。ここで、L
が8ビットとすると、ループアンテナは360°/25
6特1.4°の精度で1回転する(ステップに、ステッ
プβ)。さらに、キャリアレベル検知信号Scのディジ
タル値が最高の値になったときの回転角カウンタLの値
を別のRAMに書き込む(ステップm)。このRAMに
書き込まれた回転角カウンタLの値より放送局T−1の
移動体に対する方位が分かる。その後、第4C図におい
て、アンテナ切替制御信号Sseにより方向探知用アン
テナ1aを再度センスアンテナ側に設定しくステップn
)、放送局数カウンタにの値を1だけ増加させて別の放
送局T−2からの電波を受信した後、前述と同様の動作
を行なう。この動作はKの値が放送局数カウンタにの値
が3になるまで繰り返す(ステップp、ステップq)。
このようにして3箇所の放送局T−1,T−2およびT
−3の位置データおよび方位データを検知した後、CP
t130内にて移動体の絶対位置を算出する。
この絶対位置算出は、移動体の走行誤差が累積されない
ように、移動体が停止する度に行なうのが望ましい。上
記絶対位置はCPU 30から出力されると同時にCR
T等の表示器10a (第3図)に表示される。
上記第1の実施例においては、障害物等による反射の影
響が少ないAM波を利用しているので、いかなる場所に
おいても絶対位置の算出を正確に行なうことができる。
なお、これまでは、センスアンテナにより電波を受信す
る度に放送局の方位を検知しているが、先に電波のみを
3局分受信しく19) てから順番に各々の放送局の方位を検知してもよい。
第6図は本発明の第2の実施例を示すブロック図である
。ここでは、3箇所の放送局T−1、、T2およびT−
3からのFM波を受信して移動体の絶対位置を表示する
ナビゲーション装置を構成している。
この場合、FM波の受信周波数は前記第1の実施例(第
3図)におけるAM波の周波数よりもかなり高いので、
プログラマブルデバイダ20の分解能の制限により上記
FM波の周波数を直接検知するのは実用上難しい。その
ため、プログラマブルデバイダ 20の入力側に、VC
O24の出力信号の周波数を例えば1/10にまで低下
させるプリスケーラ20′を設けると共に基準発振器2
2の出力側に、基準円、波数を10kHzにまで低下さ
せる分周器22′を設けている。上記プリスケーラ20
′および分周器22′をプログラマブルデバイダ20と
併用することによりVC:024の出力信号の周波数を
65.3M1lzから79.3MH2まで変化させるこ
とができる。さらに、前記第1の実施例における450
kllzBPF27の代わりに10.7MtlzBPF
27 ’を設けている。その他の構成は前記第1の実施
例と同様である。第6図においては、受信信号とVCO
24の出力信号との差が10.7MHzになったときに
キャリアレベル検知信号Scを出力する。すなわち、受
信信号の周波数が76M)Iz〜90MtlzOFM波
を自動的に検知している。
第7図は本発明の第2の実施例におけるFM波のキャリ
ア検知工程を示すフローチャー1・である。
このフローチャートにしたがって上記第2の実施例の動
作を説明する。なお、この場合、FM波の到来方向検知
工程および移動体の絶対位置算出工程は、前記第1の実
施例の工程(第4B図、第4C図)と同様なので、それ
らの記載を省略する。
第7図においては、分周比Nの値が653から793ま
での140チヤンネルを1チヤンネルずつ走査する(ス
テップd′、ステップe′、ステップ1)。これに伴い
、分周比Nと放送局の位置との対応関係を示すROMの
内容も第8図のようになる。これらの点を除けば、ステ
ップa′〜ステップg′の動作は前記第1の実施例のキ
ャリア検知工程(第4A図)におけるステップミルステ
ップgの動作と同様である。
上記第2の実施例においては、AM波よりもキャリア周
波数の高いFM波を利用しているので、前記第1の実施
例よりも反射の影響を受は易いが、受信用アンテナの寸
法が小さくて済むという利点を有している。
第9図は移動体の絶対位置算出工程の変形例を示すフロ
ーチャートである。ここでは、方向探知用アンテナla
(第6図)をセンスアンテナ側に設定した後(ステップ
n′)、放送局数カウンタKを1から4まで変化させて
(ステップo r、ステップp′)4箇所の放送局T−
1、T−2、T3およびT−4からの電波を受信してい
る。4箇所の放送局T−1、T−2、T−3およびT4
の座標は、第10図に示すように、それぞれA(x++
y+)、A2(X21 yz)+ A3(xz、y3)
およびA4(x4.y4)であり、かつl A z O
A + + l A 30 A Iおよび/A a O
A +はそれぞれθ23.θ3.およびθ4□である。
まず例えばA+(X+、y+)、A2(X2yz)およ
びA3(Xa、ya)と、θ2Iおよびθ3.とから移
動体の第1の絶対位置を算出し、次にA(x+、y+)
、A2(xz、yz)およびA4(x4.y4)と、θ
21およびθ4Iとから移動体の第2の絶対位置を算出
する(ステップq)。上記第1および第2の絶対位置が
互いに一致するか否かを判定しくステップr)、もし一
致していれば、真の絶対位置O(x 、 y)とみなし
て表示器10a (第6図)に表示する。もし一致して
なげれば、反射による影響があったとして、上記のすべ
てのデータを消去して(ステップS)キャリア検知工程
(第4A図または第7図)まで戻ってステップaまたは
ステップa′からやり直す。
この場合、移動体の絶対位置を2つの方法により独立に
算出した後両者の値が一致するか否かを改めて確認して
いるので、反射の影響による絶対位置表示の誤りを防止
することができる。特に反射の影響を受は易いFM波を
利用してナビゲーションを行なう場合に有効である。
第11図は本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。ここでは、1箇所の放送局T−1からのAM波を受
信して移動体の絶対位置を表示するナビゲーション装置
を構成している。
この場合、受信アンテナ1として、アンテナを回転させ
るローテークICを備えた3素子アンテナ等の指向性ア
ンテナ1bを用いている。さらに、周波数検知部2にお
いて、乗算器26からの出力信号をIFアンプ27“に
より増幅してキャリアレベル検知部28に入力している
。このキャリアレベル検知部28からキャリアレベル検
知信号Scを出力すると共に音声信号を取り出してオー
ディオアンプ29に人力している。さらに、このオーデ
ィオアンプ29からスピーカ29′に上記音声信号を送
出しこのスピーカ29′から音声として空間に伝送する
ことにより電波が受信されたことを報知している。また
、P L L同調回路の構成は前記第1の実施例(第3
図)と同様である。
さらに、指向性アンテナ1bからの受信信号の電圧レベ
ルを測定する電測計1−2が設けられている。この電圧
レベルは電波の電界強度に対応している。上記電圧レベ
ルを電界強度用A/Dコンバータ34によりディジタル
値に変換した後CPU 30に入力する。さらに、指向
性アンテナ1bには、放送局T−1の方位検知用のフォ
トインクラブタ40が設けられている。このフォトイン
クラブタ40により、ローテークICを用いて指向性ア
ンテナ1bを回転させたときの回転角度を検知した後、
回転角度用A/Dコンバータ34によりディジタル値に
変換してからCPU 30に入力する。CPU30では
、キャリアレベルが最高となる上記回転角度を、放送局
T−1の磁北に対する角度θ′とみなして移動体の絶対
位置算出を行なう。
さらに、従来の地図拡大操作用ボタンの他に地図拡大手
段6−1 (第1C図)をCPU 30により実現した
ナビゲーション装置も、上記第3の実施例(第11図)
と同様に構成することができる。この場合、移動体の絶
対位置が算出されると同時にCPU 30により表示器
10a上の現在位置周辺の地図が自動的に拡大されるの
で、従来のように手動操作のみで地図を拡大する必要が
なくなり、運転操作が楽になる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、既存の放送局の電
波を利用して走行車等の移動体の絶対位置を算出するこ
とができるので、余分な設備費用をかけずに現在位置を
正確に表示するナビゲーション装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本発明の第1の原理構成を示すブロック図、 第1B図は本発明の第2の原理構成を示すブロック図、 第1C図は本発明の第3の原理構成を示すブロック図、 第2A図は本発明の第1の原理図の作用を説明するため
のブロック図、 第2B図は本発明の第2の原理図の作用を説明するため
のブロック図、 第3図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、 第4A図はAM波のキャリア検知工程を示すフローチャ
ート、 第4B図はAM波の到来方向検知工程を示すフローチャ
ート、 第4C図は移動体の絶対位置算出工程を示すフローチャ
ート、 第5図はAM波におけるNの値と放送局の位置との対応
関係を示す図、 第6図は本発明の第2の実施例を示すブロック図、 第7図はFM波のキャリア検知工程を示すフローチャー
ト、 第8図はFM波におけるNの値と放送局の位置との対応
関係を示す図、 第9図は移動体の絶対位置算出工程の変形例を示すフロ
ーチャート、 第10図は4箇所の放送局から移動体の絶対位置を算出
する方法を示す図、 第11図は本発明の第3の実施例を示すブロック図、 第12図は従来のナビゲーション装置を示すブロック図
である。 ■・・・受信アンテナ、 ■−1・・・電界強度検知部、 2・・・周波数検知部、3・・・周波数コード変換手段
、4・・・方位検知手段、5・・・絶対位置算出手段、
6・・・位置補正手段、6−1・・・地図拡大手段、1
0・・・表示部、 20・・・プログラマブルデハイダ、 30・・・CPU0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、移動体の現在位置を推測し推測位置として出力する
    現在位置推測手段(7)と、前記推測位置を地図上に表
    示する表示部(10)とを有してなるナビゲーション装
    置において、 少なくとも3箇所の放送局(T−1、T−2、T−3)
    からの電波を受信する受信アンテナ(1)と、 該受信アンテナ(1)よりそれぞれ出力される受信信号
    から、前記放送局(T−1、T−2、T−3)の各々に
    特有の周波数コード(S_f_1、S_f_2、S_f
    _3)を検知する周波数検知部(2)と、前記周波数コ
    ード(S_f_1、S_f_2、S_f_3)を前記放
    送局(T−1、T−2、T−3)の各々の位置を示す位
    置データ信号(S_a_1、S_a_2、S_a_3)
    に変換する周波数コード変換手段(3)と、 前記受信アンテナ(1)の受信特性から、前記放送局(
    T−1、T−2、T−3)の各々の前記移動体に対する
    方位を検知し方位データ信号(S_θ_1、S_θ_2
    、S_θ_3)として出力する方位検知手段(4)と、 前記位置データ信号(S_a_1、S_a_2、S_a
    _3)および前記方位データ信号(S_θ_1、S_θ
    _2、S_θ_3)から前記移動体の絶対位置を算出す
    る絶対位置算出手段(5)と、 前記絶対位置に応じて前記推測位置を補正し前記表示部
    (10)に表示する位置補正手段(6)とを設けること
    を特徴とするナビゲーション装置。 2、移動体の現在位置を推測し推測位置として出力する
    現在位置推測手段(7)と、前記推測位置を地図上に表
    示する表示部(10)とを有してなるナビゲーション装
    置において、 放送局(T−1)からの電波を受信する受信アンテナ(
    1)と、 該受信アンテナ(1)より出力される受信信号から、前
    記電波の電界強度を検知し電界強度信号(S_e_1)
    として出力する電界強度検知部(1−1)前記受信信号
    から前記放送局(T−1)に特有の周波数コード(S_
    f_1)を検知する周波数検知部(2)と、前記周波数
    コード(S_f_1)を前記放送局(T−1)の位置デ
    ータ信号(S_a_1)に変換する周波数コード変換手
    段(3)と、 前記受信アンテナ(1)の受信特性から、前記放送局(
    T−1)の前記移動体に対する方位を検知して方位デー
    タ信号(S_θ_1)として出力する方位検知手段(4
    )と、 前記電界強度信号(S_e_1)、前記位置データ信号
    (S_a_1)および前記方位データ信号(S_θ_1
    )から前記移動体の絶対位置を算出する絶対位置算出手
    段(5)と、 前記絶対位置に応じて前記推測位置を補正して表示部(
    10)に表示する位置補正手段(6)とを設けることを
    特徴とするナビゲーション装置。 3、請求項2記載のナビゲーション装置において、さら
    に、 (10)上の推測位置周辺の地図を自動的に拡大する地
    図拡大手段(6−1)を設けることを特徴とするナビゲ
    ーション装置。
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Cited By (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2005050246A1 (ja) * 2003-11-18 2005-06-02 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 測位装置
JP2006234683A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 National Univ Corp Shizuoka Univ 測位システム
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JP2020003416A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 大成建設株式会社 対象位置推定装置

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