JPH0251809A - Nb↓3A1系超電導線材の製造方法 - Google Patents

Nb↓3A1系超電導線材の製造方法

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JPH0251809A
JPH0251809A JP20291388A JP20291388A JPH0251809A JP H0251809 A JPH0251809 A JP H0251809A JP 20291388 A JP20291388 A JP 20291388A JP 20291388 A JP20291388 A JP 20291388A JP H0251809 A JPH0251809 A JP H0251809A
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diameter
superconducting
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wire
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JP20291388A
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Inventor
Masaru Sugimoto
優 杉本
Tsukasa Kono
河野 宰
Yoshimitsu Ikeno
池野 義光
Nobuyuki Sadakata
伸行 定方
Kenji Goto
謙次 後藤
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、臨界温度と臨界磁界が高いことで知られてい
るNbjAl系超電導系材電導線材法に関し、特に、超
電導発電機用などとして好適な超電導線材が得られる方
法にする。
「従来の技術」 臨界温度と臨界磁界が高いN bi A l系の超電導
線材を製造する方法として、従来、第9図ないし第16
図を基に以Fに説明する方法が知られている。
まず、第9図に示すようにAlからなる管体Iの内部に
Nbからなる芯材2を挿入して複合材3を作成し、この
複合材3を押出加工と線引加工により縮径して第10図
に示す複合線4を作成する。
次にこの複合線4を複数本集合して第1I図に示すよう
にAlからなる管体5に挿入し、更に縮径して第12図
に示す2次設合線6を得る。
次いてこの2次・複合線6を第13図に示すように複数
本集合してAlからなる管体7に挿入し、更に縮径加工
を施して第14図に示す3次設合線8を得る。続いてこ
の3次設合線8を第15図に示すように複数本集合して
NbあるいはT aからなる拡散防止管9に挿入し、更
にCuからなる管体10に挿入し、更に縮径加工を施し
て目的の直径の線材を得、この線材を700〜1000
℃に加熱する拡散熱処理を施すことにより第16図に示
すNbtAl超電導線材11を得ることができる。
この超電導線材11は、N t)+ A I超電導フィ
ラメントが分散された芯部】2をTaあるいはNbから
なる拡散防止層13と、Cuからなる安定化け14層1
4で覆った構造のらのである。
「発明が解決しようとする課題」 m述の製造方法で超電導線材11を製造する場合、Nb
からなる芯参第2はNbより軟質のAl基地に囲まれた
状態で加工され、AlとNbの硬度差がかなり大きい関
係から、各複合線4.6.8の集合と縮径を行う複合加
工を繰り返し行うにつれて、縮径されてフィラメント状
となったNbの芯材とうしがAl基地の内部で接近し、
接近した状態で更に縮径加工がなされることによりNb
フィラメントの変形が不均一になり、不均一なNblA
lフィラメントが生成される問題があった。なお、Nb
3Alフィラメントが接近した状態で配置された場合、
交流通電時の結合損失が増加する問題がある。
また、Nb3Alフィラメントを生成させるために行う
拡散熱処理は、Alの融点(660℃)より高い温1χ
にlJn熱して行うので、拡散熱処理時に溶融状態のA
l内でNbフィラメントどうしが接’、jq 4−る現
象が生してNbフィラメントの配置状態か不均一になり
、結果的にNb3Alフィラメントの配置状@ら不均一
になるとと乙に、AtJJ地が溶融するので、線材の内
部にボイドか生し易い問題があった。
本発明は、前記課題を解決するためになされたしので、
形状が整った超電導フィラメントを均一に分散配置さU
−ることかできろとと乙に、線材内のN ))とA)の
割合を自由に制御することかてき、加工ら容易にな1−
ことができるNb、Af系超、U導線材の製造方法を提
供することを[1的と4−ろ。
「課題を解決ずろための手段− 本発明は市I記課題を解決ずろために、少なくとし外面
にNb層を形成してなる金属の;(合体を彩成し、この
複合体の外方に、Hhからなる芯)オとAlあるいけA
l合金からなる括芯付をh々復敗配して複合材を形成し
、この複合材を安定化分生(からなる管体に挿入し、縮
径した後に拡散熱処理を施してNb5A+超電導金属1
10化合物を生成さ仕るしのである。
「作用 」 拡散熱処理温度では溶融しないNb層と管体に囲まれ・
た状Uで縮径されたNb芯材は、相互の間隔が維持され
た状態で拡散熱処理されるので、均一に揃った状態のN
btAl超電導フィラメントが生成する。安定化母ヰオ
の周囲に配するNbの芯イオとAlあるいはAl合金の
盾芯Iオの本数と大きさと組み合わせを調節することで
Nb、Al超電導フィラメントの生成量が制御されろ。
「実施例」 第1図ないし第8図は、本発明の一実、泡例を説明する
ためのらので、Nb3Al超電導線材を製造するには、
Cuなどの高導電性金回材料からなるロッド状の第1図
に示す安定化母材20を用きし、この安定化母材20の
外周面にNb層21を形成して複合体19を作成する。
前記Nb層21を形成する場合、安定化母材20にNb
からなる管体を被せて縮径加工するか、Nbメッギを行
うか、Nbテープをひき付けるなとといっfこ手段によ
り形成しても差し支えない。
次に複合体19の外周に、Nbからなる。を薯す22と
、A lあるいはAl合金からなる基芯材2:3を交互
に添わり゛て第2図に示すような複合材21を作成計る
。ここで+’+7j記J人芯)第23をAl合金て構成
する場合、用いるAl合金は、S I、 G a 、 
G eの中から選択されるl l=M以上の元素をA 
Iに添ixj+−てなるしのを用いろ。これらの元素を
Alにth 1lllすると、後述する拡散熱処理によ
って生じろNb:aAl超電導フィラメントの高磁界域
での臨界電流特性を向」二さU・るこ・とができる。ま
た、複合体19の外周に芯材22と基芯(第23を添設
する場合、芯材22と括芯材23を設ける順序と本数は
適宜変更して差し支えない。
次に前記複合+424にNbあるいはTaからなる拡散
防を管25を第3図に示すように被り・、その外側に、
Cu−N i合金、Cu−B e合金などの高抵抗金属
1才科あるいはiti Cuからなる管体26を彼せ、
更に縮径加工を施して第4図に示すI次反合線27を作
成する。
次にこの1次慢合線27を第5図に示すように度数本集
合した後に、その外側に前記管体26の構成材料と同等
の構成(オ料からなる管体28を披せで2次慢合材30
を得、この2火災合材30を縮径して第6図に示ず2次
;夏合線31を得る。
続いてこの2次慢合線31を第7図に示すように度数本
集合し、TaあるいはNh!!7の拡散防止管33に挿
入し、その外側に純Cuからなるバイブ3・1を被せ、
全体を目的の超電導線と同等のi五になるまで縮iそす
る。この縮洋後に得られた線材の内部にあっては、Nb
製の芯材22と、A lあるいよAl合金製の基芯材2
3とが縮径加工されて極411のフィラメントとなって
いるとともに、フィラメントの集合体は管体26あるい
は管体28を構成する金属((料により囲まれ・て区画
され、線材の最外周部分には111ICu製の安定化け
I4層が設けらitた構造になっている。
次にこの線(オを700〜1000°Cに加熱する拡散
熱処理を施してAlフィラメントのAlを拡散させて周
囲のNbフィラメントと反応さ仕、NbzAl超電導金
属間化合物フィラメントを生成させることにより第8図
に示を超電導線材Bをiすろことができる。この超電導
線材已にあっては、最外周部に純Cu製の安定化母材層
が存在し、その内方側に多数のNbjA+超電導フィラ
メントが存在するとと乙に、N b 3 A l超電導
フィラメントは管体2G、28を構成する金@材料と、
拡散防止管25.33を構成する金属材料で囲まれた構
造となっている。
前記拡散熱処理時においてAlの拡散がなされるが、安
定化け(420はN b層21により覆イつれ、2次慢
合線31は拡散防止管33により覆われていて、純Cu
製の安定化け(第20とペイプ34へのAlの拡散か阻
+Ixされるので、安定化ITl tt 20とバイブ
34の極低温における電気抵抗増1+oが阻1ヒされる
。従って安定化L1材20とバイブ34は、超電導線材
Bを極低温に冷却して通電した場合に、N b 3 A
 l超電導フィラメントの超電導状態を安定化4−る。
また、前記拡散熱処理によってA I製の基芯材23は
溶融するが、芯材22は拡散熱処理温度で;ヱ溶融しな
い安定化母材20およびNb層21と、71体26およ
び拡散防IL管25とに囲まれた状態どなっているため
に、拡散熱処理時に芯材22ど一′)シが接近すること
がなく、芯材22どうしの間隔は一定に保持される。こ
のため生成されたNb1Al超・1豆フイラメントら均
一に配置され、特性ノ)浸れた超電導線材Bうく得られ
ろ。
更に猜芯(第23を構成する(4料にAg、Si、Ga
G cの中の1FIj以上の元素を添加したAl合金を
用いた場合は、N b JA Iフィラメントの高磁界
域の臨界電流特性を向上させろことができる。また、前
述の方法で超電導線材Bを製造する場合、Nb層21の
外周に配置する芯材22と塙芯材23の大きさと数を適
宜調節するならば、超電導線材Bに含まれるAlとNb
の比率を変更できるので、所91咀のN133Alを生
成さけることができ、所望の特性の超電導線材Bを製造
することかできる。
以−L説明したように製造された超電導線(オBは、高
磁界域での臨界、U丸打性に浚れ、Nb3Al超電導フ
ィラメンi−が均一に分散した構造となっている。しか
し、77体26.28の参Δ成材料にgJ電気抵抗の金
属((科を用いた場合は、N1)3Al超電導フイラメ
ントを高抵抗金属材料層で遮蔽した構造となるので、交
流通電時にN l)z A I Mi電導フィラメンI
・間に生じようとする結合電流を抑制することができる
。従ってこの超電導線it IIは、超111導発電機
などの交流用としてら十分使用に耐えるしのである。
なおまた、前記実施例においては、線(オを集合する工
程を2回行“う例について説明したが、線材を集合して
縮径する工程を1回あるいは3回置に行ってし差し支え
ない。
「製造例」 外径16mm、内1112mmのNb1jUの管体に、
無酸素銅製の直径11.5mmのロゾドを挿入し、溝ロ
ール加工により直径9.5.mmまで縮径して基線を得
た。次に、直径2.3mmのNb!l;IとAl線をそ
れぞれ8本ずつ用αし、Nb線とAl線を交互に前記基
線の周囲に添わせるととらに全体を外径20■、内径1
5n+m0′)Nb管に挿入し、Nb管の外方に、Cu
−10%Ni合金からなる外径25a+m、内径21m
mの管体を被せ、全体を縮径して直径1.0mmの1火
源合線を得た。
次にこの1火源合線を127本集合口、外径I5 mm
、内径13o+mのCu−10%Ni合金からなる管体
に挿入して縮径加工を施し、直径10mmの2次)(合
線を得た。
続いて面記2次設合線を127本集合口、外径15mm
、内径13mmのCu−10%Ni合金製の管体に挿入
し、更に、その外方に外径17mm、内径16mmのN
b管と外径20mm、内径18+nmの無酸累銅管を彼
せ、縮匡加工を施して直径1.0mmの線材を得た。
そしてこの線材を2 X I O−’Torrの真空中
において800℃で20時間加熱する拡散熱処理を行っ
てNbffAl超電導線材を得た。
得られた超電導線材の臨界電流密度は、4.2に1外部
磁場10Tにおいて、約1,7XIO5A/cm’の優
秀な値を示した。更に臨界温度を測定した結果、l 7
.4 K(Tc mid point)の優秀な値が得
られた。
得られた超電導線材をX線回折法で分析したところ、A
l1型のNb、、Al超電導金属間化合物が生成しでい
ることを確認できた。そ(2て、この時同時に、未反応
Nbと未反応Alの回折ピークら得ることができた。
「発明の効果」 以上説明したように本発明は、安定化1′!3:材の外
周にN b層とNb芯材とAl括芯(オを配し、その周
囲を安定化母材で・覆って縮径するために、熱処理時に
溶融しない安定化f’iN才の構成材料でNb芯材か固
定されているために、NbtΔ1超電導フィラメントど
うしの間隔は所定の間隔にj4(持されろ。
従って均一に分散されたNbsハ1超電導フィラメント
をSiする長尺かつ均一な極細多心超電導線材を製造で
きる効果がある。また、安定化母材の周囲に配置するN
b芯材とAl基芯材の本数と組み合わせと大きさを所望
の(−1にすることによってNbとAlの比率を自由な
値に調節することができるので、Nb、Alの生成量を
制御できる効果がある。
従−てこの発明を実施することにより、超電導発電機用
などとして好適な均一で超電導特性の優れた長尺の超7
1X導線材を得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は、本発明の一実施例を説明tろた
めのらので、第1図は安定化母材に拡散防止層を被覆し
た状態を示す断面図、第2図は複合材の断面図、第3図
は複合(オの集合状態を示す断面図、第4図は複合材を
縮径した1火源合線を示す断面図、第5図は!次複合線
を集合した状態を示す断面図、第6図は2次複合線の断
面図、第7図は2次複合線の集合状態を示す断面図、第
8図は超電導線材の断面図、第9図ないし第16図は従
来例を説明するためのもので、第9図は複合線の断面図
、第10図は縮径後の複合線を示す断面図、第11図は
複合線の集合状態を示す断面図、第12図は2次複合線
の断面図、第13図は2次複合線の集合状態を示す断面
図、第1・1図は3次複合線の断面図、第15図は3次
複合線の集合状態を示す断面図、第16図は超電導線材
の断面図である。 20・安定化母材、21・・N b層、22・芯材、2
3・居芯材、2・1 25・拡散防IL管、26・管体、 27・・1火源合線、28・・・管体、31・・・2次
段合線、33・・拡散防11″、T′?、34・・管体
、B ・超電導線材。 複合材、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも外面にNb層を形成してなる金属の複合体を
    形成し、この複合体の外方に、Nbからなる芯材とAl
    あるいはAl合金からなる基芯材を各々複数本添設して
    複合材を形成し、この複合材を安定化母材からなる管体
    に挿入して縮径した後に、拡散熱処理を施してNb_3
    Al超電導金属間化合物を生成させることを特徴とする
    Nb_3Al系超電導線材の製造方法。
JP20291388A 1988-08-15 1988-08-15 Nb↓3A1系超電導線材の製造方法 Pending JPH0251809A (ja)

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