JPH025156Y2 - - Google Patents

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JPH025156Y2
JPH025156Y2 JP6783484U JP6783484U JPH025156Y2 JP H025156 Y2 JPH025156 Y2 JP H025156Y2 JP 6783484 U JP6783484 U JP 6783484U JP 6783484 U JP6783484 U JP 6783484U JP H025156 Y2 JPH025156 Y2 JP H025156Y2
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JP
Japan
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concrete
pipes
vacuum
pipe
soft packing
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JP6783484U
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JPS60179657U (ja
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  • Storage Of Harvested Produce (AREA)
  • Packages (AREA)
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  • Gasket Seals (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、果実蔬菜類の真空貯蔵や真空乾燥、
真空冷却等に用いられるコンクリ−ト製真空容器
に関するものである。
〔従来の技術〕
果実蔬菜類の真空貯蔵や真空乾燥、真空冷却等
の真空処理に用いられる容器は比較的大型のもの
であり、このような真空容器を従来では鉄等の金
属材料で製作していたが、材料費が高くつくだけ
でなく、装置が大型化すると溶接や折り曲げ等の
加工に手間がかかり、その結果容器自体のコスト
が非常に高くなる。このような高価な容器を上述
のような真空処理のために使用したのでは実際間
題として採算が取れない。
そこでコンクリ−トで真空装置を製作すること
が堤案された。このようにすればコストは低減で
きるが、コンクリ−トは多孔質であるので封止部
やコンクリ−ト材料自体を通つて大きな漏れが生
じ、そのままでは実用に供し得ない。
〔考案が解決しようとする間題点〕
従つて、本考案では、コンクリ−トで真空容器
を作るために、多孔質であるコンクリ−トを通過
するもしくは封止部より生じる漏れを防止すると
共に真空容器を複数個のコンクリ−ト管で構成し
て大型化できるようにする。同時にひずみによる
ひび割れを防ぎ、気密性の高くて安価な真空容器
を堤供することを目的とする。
〔間題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案によるコン
クリ−ト製真空容器は、少なくとも二つのコンク
リ−ト管を有し、隣接コンクリ−ト管の対向する
各端部にソフトパツキンを取付け、各コンクリ−
ト管の上記端面に隣接した位置で各コンクリ−ト
管の外周面上にガスケツトを取付け、上記各ソフ
トパツキンおよび各ガスケツトに圧接する環状の
金属製連接部材を上記隣接したコンクリ−ト管の
間に介在させて上記各コンクリ−ト管を互いに結
合し、各コンクリ−ト管の表面に漏れ防止用の塗
料層を施したことを特徴としている。
〔作用〕 このように構成した本考案の真空容器において
は、表面に漏れ防止用の塗料層を施しているので
コンクリ−トの多孔質に係る間題点を解決でき、
また各コンクリ−ト管の連接部をソフトパツキン
とガスケツトとの二重封止構造としているので、
より高い気密性を得ることができる。しかも軸方
向と半径方向との両方向において封止が行なわ
れ、その結果各コンクリ−ト管にひずみが生じて
もひび割れを生じさせないだけでなく、気密性を
保持することができる。さらに容器を構成するコ
ンクリ−ト管の数を増すことによつて所望の容積
をもつ真空容器を構成することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本考案の一実施例について
説明する。
第1図には本考案のコンクリ−ト製真空容器の
要部を成す連接部の構造を示す。1はヒユ−ム管
で、二つのヒユ−ム管1,1の接合すべき対向端
部間には図示したように横断面がT字形の鉄製の
環状連接部材2が挿置され、この環状連接部材2
と各ヒユ−ム管1の端部の端面1aおよび外表面
1bとの間にそれぞれ環状ソフトパツキン3およ
び環状甲山ガスケツト4が取付けられる。図示実
施例では各ソフトパツキン3はヒユ−ム管1の上
記端面1aに取付けられ、また各甲山ガスケツト
4は上記外表面1bに取付けられている。このよ
うにして二つのヒユ−ム管1,1を相互に圧接す
ることにより、後で第2,3図に関して説明する
ように設置した後、地震や風、自重、真空した時
等にかかる応力をやわらげてひずみによるひび割
れを生じさせず真空容器としての気密性を保持す
ることができる。また各ヒユ−ム管1を構成して
いるコンクリ−トを通しての透過による漏れを防
ぐため符号5で示すようにエポキシ樹脂やポリウ
レタン等の厚膜型の塗料層がヒユ−ム管1の内側
および外側の全表面に施され得る。なお場合によ
つてはこの塗料層5は内側および外側のうちのい
ずれか−方の全表面に施すという形でもよい。ま
た上記還状連接部材2は必ずしも鉄製である必要
はなく任意の他の金属材料、プラスチツク、コン
クリ−ト等から成つてもよく、そしてその断面形
状についてもT字形以外に任意の形状に成形する
ことができる。
次に第2,3図を参照して本考案のコンクリ−
製真空容器の設置例について説明する。
第2,3図において、6は基礎士台であり、こ
の上に三つのヒユ−ム管7が設置され、そして各
ヒユ−ム管7は第1図に示す仕方で互いに接合さ
れる。こうして形成した容器の両端には蓋を成す
コンクリ−ト製の端壁8,9が設けられこれら端
壁8,9とヒユ−ム管7とはコンクリ−トに良く
なじむ接着剤(エポキシ樹脂等)を用いて接着
し、各コンクリ−ト製端壁の表面には塗料層5と
同様な漏れ防止用の塗料層が形成なれる。各端壁
8,9は地震やそれ自体の自重によるひび割れを
防ぐため基礎土台6と一体に構成され得る。また
各端壁8,9にはドア、排気口、窓等が適当な手
段を用いて取付けられる。実際の設置においては
予じめ基礎土台6および端壁8,9を設けてお
き、ヒユ−ム管7をクレ−ン等を用いて土台6上
に設置し、ヒユ−ム管7と端壁8,9とを接着す
ることによつて組立てられる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように本考案によれば連接部
材とコンクリ−ト管との間にソフトパツキンおよ
びガスケツトを挿入しているので、地震や風等に
よるひずみが生じてもヒユ−ム管自体に応力がか
からず、ひび割れが生じることがなく、気密性を
保つことができる。またコンクリ−ト製であるの
で従来の金属製の真空容器に比べてコストを大幅
に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるコンクリ−ト製真空容器
の要部の構成を示す部分図、第2,3図は本考案
の真空容器の設置例を示す側面図およびA−A断
面図である。 図中、1:ヒユ−ム管、1a:端面、1b:外
周面、2:連接部材、3:ソフトパツキン、4:
ガスケツト、5:塗料層、6:基礎土台、8,9
コンクリ−ト製蓋、7:ヒユ−ム管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも二つのコンクリ−ト管を有し、隣接
    コンクリ−ト管の対向する各端面にソフトパツキ
    ンを取付け、上記各コンクリ−ト管の端面に隣接
    した位置で各コンクリ−ト管の外周面上にガスケ
    ツトを取付け、上記各ソフトパツキンおよび各ガ
    スケツトに圧接する環状の金属製連接部材を上記
    隣接したコンクリ−ト管間に介在させて上記各コ
    ンクリ−ト管を互いに結合し、各コンクリ−ト管
    の表面に漏れ防止用の塗料層を施したことを特徴
    とするコンクリ−ト製真空容器。
JP6783484U 1984-05-11 1984-05-11 コンクリ−ト製真空容器 Granted JPS60179657U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6783484U JPS60179657U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 コンクリ−ト製真空容器

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JP6783484U JPS60179657U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 コンクリ−ト製真空容器

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Publication Number Publication Date
JPS60179657U JPS60179657U (ja) 1985-11-29
JPH025156Y2 true JPH025156Y2 (ja) 1990-02-07

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ID=30602024

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JP6783484U Granted JPS60179657U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 コンクリ−ト製真空容器

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