JPH0251337B2 - - Google Patents
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- JPH0251337B2 JPH0251337B2 JP60024209A JP2420985A JPH0251337B2 JP H0251337 B2 JPH0251337 B2 JP H0251337B2 JP 60024209 A JP60024209 A JP 60024209A JP 2420985 A JP2420985 A JP 2420985A JP H0251337 B2 JPH0251337 B2 JP H0251337B2
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- electrode
- stabilizer
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Links
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、経尿道的に膀胱内に挿入されて肥大
した前立腺(前立腺肥大症)の内腺を外腺から剥
離、切除して摘出し得るようにしたレゼクトスコ
ープ装置に関するものである。
した前立腺(前立腺肥大症)の内腺を外腺から剥
離、切除して摘出し得るようにしたレゼクトスコ
ープ装置に関するものである。
近年、体腔内に挿入部を挿入し、患部等に観
察、診断及び治療処置のできる内視鏡が広く用い
られている。この内視鏡には、尿道から膀胱内に
挿入し、高周波電流を通電する切除電極器によつ
て、前立腺の切除等の処置ができるように構成さ
れたレゼクトスコープがある。
察、診断及び治療処置のできる内視鏡が広く用い
られている。この内視鏡には、尿道から膀胱内に
挿入し、高周波電流を通電する切除電極器によつ
て、前立腺の切除等の処置ができるように構成さ
れたレゼクトスコープがある。
一般にレゼクトスコープは、尿道に挿入される
中空のレゼクトシースと、該レゼクトシース後端
側に着脱自在に装着されるスライダを有するハン
ドル部と、該ハンドル部の後端側から着脱自在に
装着される観察用のスコープ(光学視管)とから
なり、前立腺切除用のループ電極器を前記レゼク
トシース内を挿通してその後端をスライダに固定
できるようになつていて、該スライダを操作する
ことによつて、ループ電極の先端をレゼクトシー
ス先端から突没できるようにしてある。
中空のレゼクトシースと、該レゼクトシース後端
側に着脱自在に装着されるスライダを有するハン
ドル部と、該ハンドル部の後端側から着脱自在に
装着される観察用のスコープ(光学視管)とから
なり、前立腺切除用のループ電極器を前記レゼク
トシース内を挿通してその後端をスライダに固定
できるようになつていて、該スライダを操作する
ことによつて、ループ電極の先端をレゼクトシー
ス先端から突没できるようにしてある。
ところで、従来のレゼクトスコープ装置では、
シース内面と、電極器、スコープ、ハンドルとの
位置関係を一定に保つようになつていないのが一
般的である。その為、シース内でスコープと電極
器とを挿入組み付けたハンドルの挿入部が、シー
スの軸方向に対して平行でなく傾いてしまい、シ
ース先端部でのスコープの視野がけられて手術野
全体が十分に観察できず、手術を安全且つ効率よ
く行う上で支障となつていた。又、前記傾きによ
り、電極器の先端電極がシース先端のビーク端面
に引つ掛かつて動かなくなつてしまつたり、先端
電極が破損するといつた虞れがあつた。
シース内面と、電極器、スコープ、ハンドルとの
位置関係を一定に保つようになつていないのが一
般的である。その為、シース内でスコープと電極
器とを挿入組み付けたハンドルの挿入部が、シー
スの軸方向に対して平行でなく傾いてしまい、シ
ース先端部でのスコープの視野がけられて手術野
全体が十分に観察できず、手術を安全且つ効率よ
く行う上で支障となつていた。又、前記傾きによ
り、電極器の先端電極がシース先端のビーク端面
に引つ掛かつて動かなくなつてしまつたり、先端
電極が破損するといつた虞れがあつた。
前記問題点を解決するために、スコープの視野
角を狭くして視野のけられを防ぎ、又先端電極の
寸法を小さくしてビーク端面への引つ掛かりを防
ぐことも考えられるが、これでは手術の能率を低
下させ、手術時間を長びかせることになり、効果
的な解決策ではない。
角を狭くして視野のけられを防ぎ、又先端電極の
寸法を小さくしてビーク端面への引つ掛かりを防
ぐことも考えられるが、これでは手術の能率を低
下させ、手術時間を長びかせることになり、効果
的な解決策ではない。
尚、米国特許4134406号に、シース内に挿入さ
れる細長な電極器の途中に、軸方向に沿つたスコ
ープ挿入用の円筒状スタビライザを設けた開示が
ある。しかしながら、この先行技術例では、スコ
ープをガイドし該スコープを電極器の軸方向と平
行にする上では効果はあるが、シース内面の軸方
向に対し平行にすることはできない。
れる細長な電極器の途中に、軸方向に沿つたスコ
ープ挿入用の円筒状スタビライザを設けた開示が
ある。しかしながら、この先行技術例では、スコ
ープをガイドし該スコープを電極器の軸方向と平
行にする上では効果はあるが、シース内面の軸方
向に対し平行にすることはできない。
又、米国特許3939839号に、シース本体とハン
ドルの接続部との水密を図る目的で、ハンドルを
シース内面に対し一定位置に保持するための一定
高さの金属脚をハンドルの挿入部下側に設けた開
示がある。しかしながら、この先行技術例では、
シース内面とハンドルとの位置関係が一義的に決
まつている場合には、前述の問題点であるスコー
プと電極器とを挿入し組み付けたハンドルの挿入
部が、シース内面の軸方向に対し傾くことの有効
な防止策となり得るが、ハンドルは各種太さのシ
ースに共通使用されるものであつて、シースの太
さが異なればハンドルの挿入部とシース内面との
位置関係が当然変わつてくるため、前記金属脚先
端がシース内面にぴつたり当接する内径太さのシ
ースではよいが、それより内径の太いシースでは
前述と同様の問題が発生する。
ドルの接続部との水密を図る目的で、ハンドルを
シース内面に対し一定位置に保持するための一定
高さの金属脚をハンドルの挿入部下側に設けた開
示がある。しかしながら、この先行技術例では、
シース内面とハンドルとの位置関係が一義的に決
まつている場合には、前述の問題点であるスコー
プと電極器とを挿入し組み付けたハンドルの挿入
部が、シース内面の軸方向に対し傾くことの有効
な防止策となり得るが、ハンドルは各種太さのシ
ースに共通使用されるものであつて、シースの太
さが異なればハンドルの挿入部とシース内面との
位置関係が当然変わつてくるため、前記金属脚先
端がシース内面にぴつたり当接する内径太さのシ
ースではよいが、それより内径の太いシースでは
前述と同様の問題が発生する。
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたもの
で、内径の異なるシースと組み合せ用いられるス
コープ、電極器、ハンドルを該シース内面に対し
て傾くことなく設定できるようにし、スコープの
視野のけられを防止して手術視野を確保し、手術
を安全且つ効率よく行うことができるようにする
と共に、先端電極のピーク内への引き込み時に該
先端電極がピーク先端に引つ掛かることを防止
し、且つこの引つ掛かりによる先端電極の破損を
防止できるようにしたレゼクトスコープ装置を提
供することを目的としている。
で、内径の異なるシースと組み合せ用いられるス
コープ、電極器、ハンドルを該シース内面に対し
て傾くことなく設定できるようにし、スコープの
視野のけられを防止して手術視野を確保し、手術
を安全且つ効率よく行うことができるようにする
と共に、先端電極のピーク内への引き込み時に該
先端電極がピーク先端に引つ掛かることを防止
し、且つこの引つ掛かりによる先端電極の破損を
防止できるようにしたレゼクトスコープ装置を提
供することを目的としている。
又、本発明の他の目的は、シース内に挿入され
るハンドルの挿入部が該シース内面軸方向に対し
て傾くことを防止できるようにしたことにより、
シース本体とハンドルの接続部との水密を確実に
保持できるようにしたレゼクトスコープ装置を提
供するにある。
るハンドルの挿入部が該シース内面軸方向に対し
て傾くことを防止できるようにしたことにより、
シース本体とハンドルの接続部との水密を確実に
保持できるようにしたレゼクトスコープ装置を提
供するにある。
前記目的を達成するため本発明によるレゼクト
スコープ装置は、シース内に挿入され先端に切除
電極を有する電極器にスコープを摺動可能に挿通
する内腔を有するスタビライザを設ける一方、こ
のスタビライザがシース内面に対して一定に保持
され電極器、テレスコープをシース内面に対し一
定間隔に設定する突出量のスペーサを設けてい
る。
スコープ装置は、シース内に挿入され先端に切除
電極を有する電極器にスコープを摺動可能に挿通
する内腔を有するスタビライザを設ける一方、こ
のスタビライザがシース内面に対して一定に保持
され電極器、テレスコープをシース内面に対し一
定間隔に設定する突出量のスペーサを設けてい
る。
以下、図面を参照して本発明の実施例を具体的
に説明する。
に説明する。
第1図ないし第5図は本発明装置の第1実施例
に係り、第1図は全体を組み付けた構成図、第2
図は第1図のシース先端部を示す拡大断面図。第
3図は電極器を示す斜視図、第4図は電極器のス
タビライザ部の断面図、第5図A〜Cはスタビラ
イザに設けたスペーサの変形列を示す断面図であ
る。
に係り、第1図は全体を組み付けた構成図、第2
図は第1図のシース先端部を示す拡大断面図。第
3図は電極器を示す斜視図、第4図は電極器のス
タビライザ部の断面図、第5図A〜Cはスタビラ
イザに設けたスペーサの変形列を示す断面図であ
る。
これらの図において、符号1はレゼクトスコー
プ装置で、尿道内に挿入される細長なシース2を
前方に連設したシース本体3と、このシース本体
3に接続されるハンドル4と、このハンドル4後
方からシース2内に挿通されるスコープ5と、前
記ハンドル4からシース2内に挿入される電極器
6とを組み合せて構成されている。前記シース2
は、先端に絶縁ビーク7を連設している。このシ
ース2は、絶縁ビーク7と一体に絶縁材料で形成
してもよい。前記シース本体3は、潅流液をシー
ス2を経て膀胱内に供給するコツク8a付きの送
水口8を有すると共に、ハンドル4の接続部9を
嵌入する嵌入口3aを有し、且つこのハンドル接
続部9を嵌入口3a内に固定するための例えばク
リツク機構を係脱させる着脱ボタン10を配設し
ている。
プ装置で、尿道内に挿入される細長なシース2を
前方に連設したシース本体3と、このシース本体
3に接続されるハンドル4と、このハンドル4後
方からシース2内に挿通されるスコープ5と、前
記ハンドル4からシース2内に挿入される電極器
6とを組み合せて構成されている。前記シース2
は、先端に絶縁ビーク7を連設している。このシ
ース2は、絶縁ビーク7と一体に絶縁材料で形成
してもよい。前記シース本体3は、潅流液をシー
ス2を経て膀胱内に供給するコツク8a付きの送
水口8を有すると共に、ハンドル4の接続部9を
嵌入する嵌入口3aを有し、且つこのハンドル接
続部9を嵌入口3a内に固定するための例えばク
リツク機構を係脱させる着脱ボタン10を配設し
ている。
ハンドル4は、スコープ5の挿入部5aを挿通
するスコープガイドパイプ11と電極器6を挿通
する電極器ガイドパイプ12とからなる挿入部1
3を接続部9の前方に連設しており、この挿入部
13はシース2内に挿入されるようになつてい
る。又、このハンドル4の接続部9は、後方に軸
方向へガイド軸14を突設していると共に、この
ガイド軸14の後端にスコープ接続部15を固定
している。一方、前記前方の接続部9の後方のス
コープ接続部15間には、ガイド軸14に沿つて
軸方向へスライドするスライダ16が配設され、
該スライダ17は前方の接続部9との間に架設し
たばね18により、例えば後方のスコープ接続部
15に当接復帰するよう付勢されている。尚、前
記ばね18は図示例では板ばねであるが、コイル
スプリングでもよく、又はばねはなくてもよい。
又、前記ハンドル4の接続部15は上下に指掛け
19a,19bを突設していると共に、スライダ
16もその後方下方に親指掛けリング20を有し
ている。
するスコープガイドパイプ11と電極器6を挿通
する電極器ガイドパイプ12とからなる挿入部1
3を接続部9の前方に連設しており、この挿入部
13はシース2内に挿入されるようになつてい
る。又、このハンドル4の接続部9は、後方に軸
方向へガイド軸14を突設していると共に、この
ガイド軸14の後端にスコープ接続部15を固定
している。一方、前記前方の接続部9の後方のス
コープ接続部15間には、ガイド軸14に沿つて
軸方向へスライドするスライダ16が配設され、
該スライダ17は前方の接続部9との間に架設し
たばね18により、例えば後方のスコープ接続部
15に当接復帰するよう付勢されている。尚、前
記ばね18は図示例では板ばねであるが、コイル
スプリングでもよく、又はばねはなくてもよい。
又、前記ハンドル4の接続部15は上下に指掛け
19a,19bを突設していると共に、スライダ
16もその後方下方に親指掛けリング20を有し
ている。
前記スライダ16は、その前方から電極器6を
挿入し着脱自在に固定する電極器固定部17を有
し、且つこの接続された電極器6に図示しない高
周波焼灼電源より高周波電流を通電するためのコ
ネクタ21を突設している。このスライダ16に
固定され前方へ突設する電極器6は、ハンドル4
の接続部9に形成された挿通孔及び該接続部9か
ら前方へ突設した電極器ガイドパイプ12を経て
前方に突出するようになつている。
挿入し着脱自在に固定する電極器固定部17を有
し、且つこの接続された電極器6に図示しない高
周波焼灼電源より高周波電流を通電するためのコ
ネクタ21を突設している。このスライダ16に
固定され前方へ突設する電極器6は、ハンドル4
の接続部9に形成された挿通孔及び該接続部9か
ら前方へ突設した電極器ガイドパイプ12を経て
前方に突出するようになつている。
又、ハンドル4のスコープ接続部15は、スコ
ープ5を着脱自在に挿入接続するようになつてい
ると共に、接続されたスコープ5は前方の接続部
9から後方のスコープ接続部15に延設した前記
スコープガイドパイプ11内に挿通され、該パイ
プ11の前方へ突出するようになつている。尚、
図示例ではスコープガイドパイプ11の後方延設
部がガイド軸14が兼ねているが、このガイド軸
は別に架設してもよい。前記スコープ5は、本体
5bと、前方に連設した細長な挿入部5aと、ラ
イトガイドコネクタ5cと、アイビース5dとか
ら構成されている。このスコープ5内には、照明
光を挿入部5a先端まで導光するライトガイドフ
アイバ、及び観察像を挿入部5a先端からアイビ
ース5dに伝達する像伝達光学系が配設されてい
る。
ープ5を着脱自在に挿入接続するようになつてい
ると共に、接続されたスコープ5は前方の接続部
9から後方のスコープ接続部15に延設した前記
スコープガイドパイプ11内に挿通され、該パイ
プ11の前方へ突出するようになつている。尚、
図示例ではスコープガイドパイプ11の後方延設
部がガイド軸14が兼ねているが、このガイド軸
は別に架設してもよい。前記スコープ5は、本体
5bと、前方に連設した細長な挿入部5aと、ラ
イトガイドコネクタ5cと、アイビース5dとか
ら構成されている。このスコープ5内には、照明
光を挿入部5a先端まで導光するライトガイドフ
アイバ、及び観察像を挿入部5a先端からアイビ
ース5dに伝達する像伝達光学系が配設されてい
る。
電極器6は、先端の例えばループ形状をした切
除用先端電極22aと、軸部22bとよりなり、
この先端電極22aは、高周波電流が通電されて
患部(前立腺等)を切除、切開、或は出血部の止
血等の処置を行うようになつている。尚、前記先
端電極22aの形状・構成は図示例以外種々用い
られる。この電極器6の軸部22bは、前記先端
電極22aにつながる導線を内設した先端絶縁チ
ユーブ23,23と、後方で一本化された導線を
内設する絶縁チユーブ24と、前記先端絶縁チユ
ーブ23,23を補強する金属等の先端パイプ2
5,25と、絶縁チユーブ24を補強し変形等を
防止する軸パイプ26と、スライダ16の電極器
固定部に挿入されるスライド接続部27とから構
成されている。又、前記軸パイプ26の先端側外
周軸方向には、電極器6全体の回転を防止し、円
滑に該電極器6を前後させるためのスタビライザ
28が、半田付け、ロウ付け、接着等の手段にて
固定されている。このスタビライザ28は、金属
或はプラスチツク等の材料により形成された略円
筒状をなしており、その内腔にはスコープ5の挿
入部5aが挿通され、該スコープ挿入部5a外周
軸方向へスタビライザ28がスライダ16の前後
動に伴い前後に摺動するようになつている。
除用先端電極22aと、軸部22bとよりなり、
この先端電極22aは、高周波電流が通電されて
患部(前立腺等)を切除、切開、或は出血部の止
血等の処置を行うようになつている。尚、前記先
端電極22aの形状・構成は図示例以外種々用い
られる。この電極器6の軸部22bは、前記先端
電極22aにつながる導線を内設した先端絶縁チ
ユーブ23,23と、後方で一本化された導線を
内設する絶縁チユーブ24と、前記先端絶縁チユ
ーブ23,23を補強する金属等の先端パイプ2
5,25と、絶縁チユーブ24を補強し変形等を
防止する軸パイプ26と、スライダ16の電極器
固定部に挿入されるスライド接続部27とから構
成されている。又、前記軸パイプ26の先端側外
周軸方向には、電極器6全体の回転を防止し、円
滑に該電極器6を前後させるためのスタビライザ
28が、半田付け、ロウ付け、接着等の手段にて
固定されている。このスタビライザ28は、金属
或はプラスチツク等の材料により形成された略円
筒状をなしており、その内腔にはスコープ5の挿
入部5aが挿通され、該スコープ挿入部5a外周
軸方向へスタビライザ28がスライダ16の前後
動に伴い前後に摺動するようになつている。
前記スタビライザ28の外周下部には、軸方向
にスペーサ29が例えば一体に突出形成されてい
る。このスペーサ29は、該スペーサ29がシー
ス内面に当接して、ハンドル4に組み付けられハ
ンドル4の挿入部13内に挿通される電極器6と
スコープ挿入部5aとが、シース2の内面軸方向
に対して一定の位置関係(理想的には平行状態)
に保持される突出量に設定される。
にスペーサ29が例えば一体に突出形成されてい
る。このスペーサ29は、該スペーサ29がシー
ス内面に当接して、ハンドル4に組み付けられハ
ンドル4の挿入部13内に挿通される電極器6と
スコープ挿入部5aとが、シース2の内面軸方向
に対して一定の位置関係(理想的には平行状態)
に保持される突出量に設定される。
即ち、このスペーサ29が、シース2内面と常
時接触して軸方向へ摺動するようにして、電極器
6とスコープ挿入部5aとがシース2内面に対し
て常に設定された一定の間隔を保ち、好ましくは
平行状態に保ち、シース2内での電極器6、スコ
ープ挿入部5a、ハンドル挿入部13の傾きが防
止されるようになつている。
時接触して軸方向へ摺動するようにして、電極器
6とスコープ挿入部5aとがシース2内面に対し
て常に設定された一定の間隔を保ち、好ましくは
平行状態に保ち、シース2内での電極器6、スコ
ープ挿入部5a、ハンドル挿入部13の傾きが防
止されるようになつている。
前記第3図及び第4図では、略円筒形状のスタ
ビライザ28の後端側の一部を変形させて形成し
たスペーサ29を示しているが、このスペーサは
スタビライザ28の前後端の一部を変形させても
よいし、又スタビライザ28下部全長にわたり変
形させて形成してもよい。
ビライザ28の後端側の一部を変形させて形成し
たスペーサ29を示しているが、このスペーサは
スタビライザ28の前後端の一部を変形させても
よいし、又スタビライザ28下部全長にわたり変
形させて形成してもよい。
又、このスペーサは、第5図A〜Cに示すよう
に形成してもよい。即ちAに示すものはスタビラ
イザ28の下側に、断面円形の棒状部材よりなる
スペーサ30aを、Bに示すものは断面舌状の板
状部材よりなるスペーサ30bを、Cに示すもの
は断面円弧状の部材よりなるスペーサ30cを軸
方向、又はスポツト的に配設したものである。前
記スタビライザ30a〜30cも又、金属材料、
或はプラスチツク材料等で形成される。又、モー
ルド成形等によつてスペーサ30a〜30cをス
タビライザ28と一体成形してもよい。
に形成してもよい。即ちAに示すものはスタビラ
イザ28の下側に、断面円形の棒状部材よりなる
スペーサ30aを、Bに示すものは断面舌状の板
状部材よりなるスペーサ30bを、Cに示すもの
は断面円弧状の部材よりなるスペーサ30cを軸
方向、又はスポツト的に配設したものである。前
記スタビライザ30a〜30cも又、金属材料、
或はプラスチツク材料等で形成される。又、モー
ルド成形等によつてスペーサ30a〜30cをス
タビライザ28と一体成形してもよい。
レゼクトスコープ装置において、電極器6は、
太さの異なるシース2…毎に夫々専用に用意され
るものであり、夫々太さの異なるシース2…毎に
スペーサ29,30a〜30cの突出量を最適に
設定しておくことにより、シース2内面と電極器
6の先端電極22a、スコープ挿入部5a、ハン
ドル挿入部13との位置関係を一定に保持するこ
と、好ましくは平行に保持することが可能とな
る。
太さの異なるシース2…毎に夫々専用に用意され
るものであり、夫々太さの異なるシース2…毎に
スペーサ29,30a〜30cの突出量を最適に
設定しておくことにより、シース2内面と電極器
6の先端電極22a、スコープ挿入部5a、ハン
ドル挿入部13との位置関係を一定に保持するこ
と、好ましくは平行に保持することが可能とな
る。
第6図ないし第9図は本発明の第2実施例に係
り、第6図は全体を組み付けた構成図、第7図は
第6図のシース先端部を示す拡大断面図、第8図
は電極器を示す斜視図、第9図A〜Dはスタビラ
イザに設けたスペーサの変形例を示している。
り、第6図は全体を組み付けた構成図、第7図は
第6図のシース先端部を示す拡大断面図、第8図
は電極器を示す斜視図、第9図A〜Dはスタビラ
イザに設けたスペーサの変形例を示している。
この実施例は、電極器6の軸部22bと、スコ
ープ挿入部5aとの位置関係が第1実施例180゜逆
転したものである。この実施例のスタビライザ2
8に形成されるスペーサ31も、該スタビライザ
28の下部に形成されて、シース2の内面に当接
し、電極器6とスコープ挿入部5aとがシース2
内面に対して常に設定された一定の間隔を保ち、
好ましくは平行状態を保ち、シース2内での電極
器6、スコープ挿入部5a、ハンドル挿入部13
の傾きが防止されるようになつている。又、シー
ス2…の太さにより、夫々用いられる電極器6の
スペーサ31の突出量を当該シース2の内面に当
接するよう設定しておくことにより、いかなる太
さのシース2に対しても前記効果を発揮すること
が可能となる。スペーサ31は、略円筒形状のス
タビライザ28の下側の全長、或は一部分を変形
し突出させることにより形成される。
ープ挿入部5aとの位置関係が第1実施例180゜逆
転したものである。この実施例のスタビライザ2
8に形成されるスペーサ31も、該スタビライザ
28の下部に形成されて、シース2の内面に当接
し、電極器6とスコープ挿入部5aとがシース2
内面に対して常に設定された一定の間隔を保ち、
好ましくは平行状態を保ち、シース2内での電極
器6、スコープ挿入部5a、ハンドル挿入部13
の傾きが防止されるようになつている。又、シー
ス2…の太さにより、夫々用いられる電極器6の
スペーサ31の突出量を当該シース2の内面に当
接するよう設定しておくことにより、いかなる太
さのシース2に対しても前記効果を発揮すること
が可能となる。スペーサ31は、略円筒形状のス
タビライザ28の下側の全長、或は一部分を変形
し突出させることにより形成される。
又、スペーサ12は第9図A〜Dに示す如く変
形し形成してもよい。Aに示すスペーサ32aは
スタビライザ28と一体成形により形成し、Bに
示すスペーサ32bはスタビライザ28と独立さ
せて該スタビライザ28の下側に位置する電極器
6の軸部22bに断面略舌状の板状部材を接合さ
せて設け、Cに示すスペーサ32cはBと同様に
電極器軸部22bに断面円形の棒状部材を接合さ
せて設け、Dに示すスペーサ32dは上方部分を
開口させたスタビライザ28aの下側に変形突出
させて形成させたものである。前記スペーサ3
1,32a〜32dの材料は、金属でもプラスチ
ツク等でもよい。
形し形成してもよい。Aに示すスペーサ32aは
スタビライザ28と一体成形により形成し、Bに
示すスペーサ32bはスタビライザ28と独立さ
せて該スタビライザ28の下側に位置する電極器
6の軸部22bに断面略舌状の板状部材を接合さ
せて設け、Cに示すスペーサ32cはBと同様に
電極器軸部22bに断面円形の棒状部材を接合さ
せて設け、Dに示すスペーサ32dは上方部分を
開口させたスタビライザ28aの下側に変形突出
させて形成させたものである。前記スペーサ3
1,32a〜32dの材料は、金属でもプラスチ
ツク等でもよい。
尚、本発明において、スペーサはスタビライザ
部分の上側に設け、シースの上部内面に当接させ
るようにしてもよい。
部分の上側に設け、シースの上部内面に当接させ
るようにしてもよい。
又、スペーサは、電極器側のスタビライザ部分
ではなく、該スタビライザに当接するようシース
内面に設けてもよいものである。
ではなく、該スタビライザに当接するようシース
内面に設けてもよいものである。
以上説明したように本発明によれば、内径の異
なるシースを組み合せ用いられるスコープ、電極
器、ハンドルを該シース内面に傾くことなく設定
保持でき、その結果スコープの視野のけられが防
止できて手術視野が確保され、手術を安全且つ効
率よく行うことができると共に、先端電極のビー
ク内への引き込み時に該先端電極がビーク先端に
引つ掛かることを防止でき、且つこの引つ掛かり
による先端電極の破損を防止できる効果がある。
なるシースを組み合せ用いられるスコープ、電極
器、ハンドルを該シース内面に傾くことなく設定
保持でき、その結果スコープの視野のけられが防
止できて手術視野が確保され、手術を安全且つ効
率よく行うことができると共に、先端電極のビー
ク内への引き込み時に該先端電極がビーク先端に
引つ掛かることを防止でき、且つこの引つ掛かり
による先端電極の破損を防止できる効果がある。
第1図ないし第5図は本発明装置の第1実施例
に係り、第1図は全体を組み付けた構成図、第2
図は第1図のシース先端部を示す拡大断面図、第
3図は電極器を示す斜視図、第4図は電極器のス
タビライザ部の断面図、第5図A〜Cはスタビラ
イザに設けたスペーサの変形例を示す断面図、第
6図ないし第9図は本発明の第2実施例に係り、
第6図は全体を組み付けた構成図、第7図は第6
図のシース先端部を示す拡大断面図、第8図は電
極器を示す斜視図、第9図A〜Dはスタビライザ
に設けたスペーサの変形例を示す断面図である。 2……シース、3……シース本体、4……ハン
ドル、5……スコープ、6……電極器、16……
スライダ、22a……先端電極、28,28a…
…スタビライザ、29,30a〜c,31,32
a〜d……スペーサ。
に係り、第1図は全体を組み付けた構成図、第2
図は第1図のシース先端部を示す拡大断面図、第
3図は電極器を示す斜視図、第4図は電極器のス
タビライザ部の断面図、第5図A〜Cはスタビラ
イザに設けたスペーサの変形例を示す断面図、第
6図ないし第9図は本発明の第2実施例に係り、
第6図は全体を組み付けた構成図、第7図は第6
図のシース先端部を示す拡大断面図、第8図は電
極器を示す斜視図、第9図A〜Dはスタビライザ
に設けたスペーサの変形例を示す断面図である。 2……シース、3……シース本体、4……ハン
ドル、5……スコープ、6……電極器、16……
スライダ、22a……先端電極、28,28a…
…スタビライザ、29,30a〜c,31,32
a〜d……スペーサ。
Claims (1)
- 1 尿道に挿入される細長な中空シースを有する
シース本体と、このシース本体に接続されて軸方
向にスライドするスライダを有するハンドル部
と、このハンドル部ないしシース本体を経てシー
ス内に挿入されるスコープと、前記スライダに着
脱自在に接続されシース内に挿入されると共にス
ライダの軸方向へのスライドによつてシース先端
から先端電極を突没させる電極器とからなるもの
において、前記電極器にスコープを摺動可能に挿
通する内腔を有するスタビライザを設ける一方、
このスタビライザがシース内面に対し一定に保持
され電極器、スコープをシース内面に対し一定間
隔に設定する突出量のスペーサを設けたことを特
徴とするレゼクトスコープ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60024209A JPS61185239A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | レゼクトスコ−プ装置 |
DE19863603758 DE3603758A1 (de) | 1985-02-09 | 1986-02-06 | Resektoskopgeraet |
US06/826,943 US4726370A (en) | 1985-02-09 | 1986-02-07 | Resectoscope device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60024209A JPS61185239A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | レゼクトスコ−プ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61185239A JPS61185239A (ja) | 1986-08-18 |
JPH0251337B2 true JPH0251337B2 (ja) | 1990-11-07 |
Family
ID=12131909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60024209A Granted JPS61185239A (ja) | 1985-02-09 | 1985-02-09 | レゼクトスコ−プ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61185239A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63286133A (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-22 | Olympus Optical Co Ltd | 電子レゼクトスコ−プ |
WO2011150111A1 (en) | 2010-05-28 | 2011-12-01 | Gyrus Acmi, Inc. | Continuous flow endoscope system |
-
1985
- 1985-02-09 JP JP60024209A patent/JPS61185239A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61185239A (ja) | 1986-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |