JPH0251325A - 発電機用自動電圧調整装置の模擬方法 - Google Patents
発電機用自動電圧調整装置の模擬方法Info
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- JPH0251325A JPH0251325A JP63202399A JP20239988A JPH0251325A JP H0251325 A JPH0251325 A JP H0251325A JP 63202399 A JP63202399 A JP 63202399A JP 20239988 A JP20239988 A JP 20239988A JP H0251325 A JPH0251325 A JP H0251325A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 3
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は発電機用自動電圧調整装置の模擬方法に関し
、特に、電力系統シミュレータにおいて、自動電圧調整
装置のゲインにかかわらず、定常偏差を小さくして、制
御特性を向上させるような発電機用自動電圧調整装置の
模擬方法に関する。
、特に、電力系統シミュレータにおいて、自動電圧調整
装置のゲインにかかわらず、定常偏差を小さくして、制
御特性を向上させるような発電機用自動電圧調整装置の
模擬方法に関する。
[従来の技術]
同期機の励磁系は、直流励磁機方式、交流励磁機方式、
サイスリタ励磁機方式など数多くの種類があるが、最近
の自動電圧調整装置は応答速度が極めて速く、ループ利
得も大きくすることが可能なため、自動電圧調整装置を
単純な1次遅れ系で表現したり、系の中に含まれる飽和
を無視したりすることができない。このために、自動電
圧調整装置も同期機と同様にして、できるだけ詳細に表
現して解析が行なわれる。
サイスリタ励磁機方式など数多くの種類があるが、最近
の自動電圧調整装置は応答速度が極めて速く、ループ利
得も大きくすることが可能なため、自動電圧調整装置を
単純な1次遅れ系で表現したり、系の中に含まれる飽和
を無視したりすることができない。このために、自動電
圧調整装置も同期機と同様にして、できるだけ詳細に表
現して解析が行なわれる。
そのような電力系統解析方法は、電気工学/%ンドブッ
ク第20編に「系統機器および制御器のシミュレーショ
ン」 (第1065頁)として記載されている。
ク第20編に「系統機器および制御器のシミュレーショ
ン」 (第1065頁)として記載されている。
第2図は上述の文献に記載された従来の自動電圧調整装
置のブロック線図である。第2図において、発電機端子
電圧Vtは基準電圧VtOと比較され、検出部ブロック
1によってその偏差電圧が検出される。検出部ブロック
1において、G1は検出部ゲインであり、T1は検出部
時定数である。
置のブロック線図である。第2図において、発電機端子
電圧Vtは基準電圧VtOと比較され、検出部ブロック
1によってその偏差電圧が検出される。検出部ブロック
1において、G1は検出部ゲインであり、T1は検出部
時定数である。
検出部ブロック1で検出された偏差電圧は制動回路ブロ
ック4から出力される制動出力電圧との偏差が求められ
て増幅器ブロック2に与えられる。
ック4から出力される制動出力電圧との偏差が求められ
て増幅器ブロック2に与えられる。
増幅器ブロック2において、G2は増幅器のゲインであ
り、T2は増幅器時定数である。増幅器ブロック2では
、偏差電圧を励磁機の制御に十分なレベルまで電力増幅
して励磁機ブロック3に与える。励磁機ブロック3は電
力増幅された電圧を励磁機の界磁に与え、励磁機電圧を
制御して発電機電圧を基準値に等しくなるように調整動
作を行なう。励磁機電圧は制動回路ブロック4と同期機
回路ブロック5に帰還される。制動回路ブロック4は乱
調を防止するための制動効果を与えるものである。制動
回路ブロック4において、G4は制動回路ゲインであり
、T4は制動回路時定数である。
り、T2は増幅器時定数である。増幅器ブロック2では
、偏差電圧を励磁機の制御に十分なレベルまで電力増幅
して励磁機ブロック3に与える。励磁機ブロック3は電
力増幅された電圧を励磁機の界磁に与え、励磁機電圧を
制御して発電機電圧を基準値に等しくなるように調整動
作を行なう。励磁機電圧は制動回路ブロック4と同期機
回路ブロック5に帰還される。制動回路ブロック4は乱
調を防止するための制動効果を与えるものである。制動
回路ブロック4において、G4は制動回路ゲインであり
、T4は制動回路時定数である。
同期機ブロック5におけるTdO’は直軸開路過渡時定
数である。
数である。
[発明が解決しようとする課題]
上述のごとく構成されたa!1iJl電圧調整装置は、
オフセット誤差に対する対策がなされておらず、自動電
圧調整装置のゲインの逆数に相当するオフセット誤差が
生じ、この値はゲインが小さい場合には、定常偏差が残
り、制御特性を低下させるという欠点がある。
オフセット誤差に対する対策がなされておらず、自動電
圧調整装置のゲインの逆数に相当するオフセット誤差が
生じ、この値はゲインが小さい場合には、定常偏差が残
り、制御特性を低下させるという欠点がある。
すなわち、第2図において、発電機端子電圧Vtが1.
0となるためには、検出部ブロック1の人力を1.0/
(Gl・G2・G3)とする必要がある。しかしながら
、発電機端子電圧Vtが1゜0となった場合には、基準
電圧VtOと発電機端子電圧Vtの偏差は0となり、検
出部ブロック1の入力が0となって、発電機端子電圧V
tが0となる。制動回路ブロック1および各ブロックの
時定数TI、T2.T3.T4.TdO’ により、動
揺は和げられるが、動揺を伴なう動きとなってしまう。
0となるためには、検出部ブロック1の人力を1.0/
(Gl・G2・G3)とする必要がある。しかしながら
、発電機端子電圧Vtが1゜0となった場合には、基準
電圧VtOと発電機端子電圧Vtの偏差は0となり、検
出部ブロック1の入力が0となって、発電機端子電圧V
tが0となる。制動回路ブロック1および各ブロックの
時定数TI、T2.T3.T4.TdO’ により、動
揺は和げられるが、動揺を伴なう動きとなってしまう。
したがって、従来の自動電圧調整装置は、ゲインが小さ
い場合には、ゲインの逆数に相当する定常偏差が生ずる
という問題点がhった。
い場合には、ゲインの逆数に相当する定常偏差が生ずる
という問題点がhった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ゲインにかかわ
らず、定常偏差をOとし得る自動電圧調整装置の模擬方
法を提供することである。
らず、定常偏差をOとし得る自動電圧調整装置の模擬方
法を提供することである。
[課題を解決するための手段]
この発明は発電機用自動電圧調整装置の模擬方法であっ
て、自動電圧調整装置の入力信号として、従来より用い
られている発電機端子電圧と基準電圧の偏差のほかに、
自動電圧調整装置のゲインの逆数を固定値として加える
ように構成される。
て、自動電圧調整装置の入力信号として、従来より用い
られている発電機端子電圧と基準電圧の偏差のほかに、
自動電圧調整装置のゲインの逆数を固定値として加える
ように構成される。
[作用]
この発明にかかる発電機用自動電圧調整装置の模擬方法
は、自動電圧調整装置のゲインの逆数を固定値として加
えることにより、ゲインにかかわらず定常偏差を減少さ
せ、定常特性の向上を図る。
は、自動電圧調整装置のゲインの逆数を固定値として加
えることにより、ゲインにかかわらず定常偏差を減少さ
せ、定常特性の向上を図る。
[発明の実施例]
第1図はこの発明の一実施例のブロック線図である。
第1図において、第1図に示した実施例は、発電機端子
電圧Vtと基準電圧VtOとの偏差を求めるときに、固
定項ブロック6から自動電圧調整装置のゲインGl、G
2.G3の逆数1/(Gl・G2・G3)の固定項が加
算される。このようにすることにより、発電機端子電圧
Vtと基準電圧vtOとが等しい状態においても、検出
部ブロック1の入力は1.0/(Gl・G2・G3)と
なり、発電機端子電圧Vtは1.0となる。このため、
安定かつ高精度な制御が可能となる。
電圧Vtと基準電圧VtOとの偏差を求めるときに、固
定項ブロック6から自動電圧調整装置のゲインGl、G
2.G3の逆数1/(Gl・G2・G3)の固定項が加
算される。このようにすることにより、発電機端子電圧
Vtと基準電圧vtOとが等しい状態においても、検出
部ブロック1の入力は1.0/(Gl・G2・G3)と
なり、発電機端子電圧Vtは1.0となる。このため、
安定かつ高精度な制御が可能となる。
従来の方式では、発電機端子電圧Vtと基準電圧VtO
との偏差が(1/ゲイン)になった状態で平衡していた
。すなわち、ゲインを10とすると、偏差が1/10−
0.1と、基準電圧の(1゜0−0.1)−0,9とな
った値で平衡し、基準電圧まで電圧が上昇しないことに
なる。実際の同期機では、運転員がこの偏差を解消する
ために、手動的に基準値を調整していた。
との偏差が(1/ゲイン)になった状態で平衡していた
。すなわち、ゲインを10とすると、偏差が1/10−
0.1と、基準電圧の(1゜0−0.1)−0,9とな
った値で平衡し、基準電圧まで電圧が上昇しないことに
なる。実際の同期機では、運転員がこの偏差を解消する
ために、手動的に基準値を調整していた。
しかし、この発明の一実施例では、この手動調整を自動
化するために、自動電圧調整装置の人力信号に(1,0
/ゲイン)を加えることにより、上述の例では、基準電
圧vtOが1.1となり、発電機端子電圧Vtは(1,
1−0,1)−1゜0で平衡し、基準電圧と同じ値に調
整することができ、設定精度を大幅に向上させることが
できる。
化するために、自動電圧調整装置の人力信号に(1,0
/ゲイン)を加えることにより、上述の例では、基準電
圧vtOが1.1となり、発電機端子電圧Vtは(1,
1−0,1)−1゜0で平衡し、基準電圧と同じ値に調
整することができ、設定精度を大幅に向上させることが
できる。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、発電機の励磁用電圧
制御用信号として、発電機の端子電圧と基準電圧の偏差
信号のほかに自動電圧調整装置のループゲインの逆数相
当の入力を固定値として加えるようにしたので、従来の
発電機用自動電圧調整装置では不可能であった安定かつ
高精度な制御が可能となった。このため、実際の装置の
動作に対応した形で模擬が可能となるため、シミュレー
ションおよび制御装置の設計に及ぼす効果は極めて大き
くなる。
制御用信号として、発電機の端子電圧と基準電圧の偏差
信号のほかに自動電圧調整装置のループゲインの逆数相
当の入力を固定値として加えるようにしたので、従来の
発電機用自動電圧調整装置では不可能であった安定かつ
高精度な制御が可能となった。このため、実際の装置の
動作に対応した形で模擬が可能となるため、シミュレー
ションおよび制御装置の設計に及ぼす効果は極めて大き
くなる。
第1図はこの発明の一実施例のブロック線図である。第
2図は従来の自動電圧調整装置のブロック線図である。 図において、1は検出部ブロック、2は増幅器ブロック
、3は励磁機ブロック、4は制動回路ブロック、4は同
期機ブロック、6は固定項ブロックを示す。 第2
2図は従来の自動電圧調整装置のブロック線図である。 図において、1は検出部ブロック、2は増幅器ブロック
、3は励磁機ブロック、4は制動回路ブロック、4は同
期機ブロック、6は固定項ブロックを示す。 第2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 電力系統を模擬するシミュレータの発電機用自動電圧調
整装置において、 発電機の励磁電圧制御用信号として、前記発電機の端子
電圧と基準電圧の偏差信号の他に、前記自動電圧調整装
置のループゲインの逆数相当の入力を固定値として加え
るようにしたことを特徴とする、発電機用自動電圧調整
装置の模擬方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202399A JPH078109B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 発電機用自動電圧調整装置の模擬方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63202399A JPH078109B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 発電機用自動電圧調整装置の模擬方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0251325A true JPH0251325A (ja) | 1990-02-21 |
JPH078109B2 JPH078109B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=16456856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63202399A Expired - Fee Related JPH078109B2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 発電機用自動電圧調整装置の模擬方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078109B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6724520B2 (en) | 2000-10-04 | 2004-04-20 | Seiko Epson Corporation | Electrophoretic device and method of manufacturing it |
US7256765B2 (en) | 2001-03-30 | 2007-08-14 | Seiko Epson Corporation | Electrophoretic device, method for driving the same, and electronic apparatus |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP63202399A patent/JPH078109B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6724520B2 (en) | 2000-10-04 | 2004-04-20 | Seiko Epson Corporation | Electrophoretic device and method of manufacturing it |
US7256765B2 (en) | 2001-03-30 | 2007-08-14 | Seiko Epson Corporation | Electrophoretic device, method for driving the same, and electronic apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH078109B2 (ja) | 1995-01-30 |
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Legal Events
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