JPH02260709A - 自動出力制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は電力増幅器の自動出力制御装置に関し、特に
電力増幅器の出力を段階的に一定値に制御する自動制御
装置に関するものである。

［従来の技術］ 第２図は従来のこの種の装置を示すブロック図で、図に
おいて（１）は前置増幅器、（２）は電力増幅器、（３
）は検出整流回路、（４）は比較回路、（５）は直流増
幅回路、（６）は基準電圧発生回路、（７）は入力端子
、（８）は出力端子、（９）は比較回路（４）の基準電
圧入力端子、（１０）は安定化直流電圧入力端子、（３
１）は検出整流回路（３）に含まれる方向性結合回路で
ある。

また検出整流回路（３）の出力電圧をＶ。、比較回路（
４）の基準電圧入力端子（９）に入力する基準電圧を■
肌、直流増幅回路（５）の出力電圧を■。、入力端子（
７）の入力電力をＰ＋、出力端子り８）の出力電力をＰ
、で表す。

次に動作について説明する。前置増幅器（１）の利得を
直流増幅回路（５）の出力電圧ＶＣによって制御し、出
力電力Ｐ。を基準電圧ＶＲによって定められる一定の値
に保つようにフィードバック制御する。即ち、前置増幅
器（１）、電力増幅器（２）検出整流回路（３）、比較
回路（４）、直流増幅回路（５）により、フィードバッ
クループを構成し、Ｖ　Ｏ＝　Ｖ　Ｂになるように制御
する。

前置増幅器（１）の電力利得をに＋Ｇ１ｖ、で表す、但
し、ＫはＶｃ”Ｏのときの利得である。電力増幅器（２
）の電力利得を０２とし、■ｏ＝＝Ｇ３Ｐｏ　・・・　
（１）とすれば、Ｖｏ＝　（Ｋ＋ＧＩ　Ｖｃ　）Ｇ２　
Ｇ３　Ｐｒ　となる。

ＫＯ２Ｇ３　Ｐ　１＝Ｖｏｓａ、Ｇ１Ｇ２　Ｇ３　Ｐｔ
　Ｖｃ　＝ＶＯＶ・・・（２）とすれば、 ■ｏ＝＝■ｏ、、＋■ｏｖとなる。

このＶ０５はフィードバックルーズによっては制御され
ない中心値である。

比較回路（４）の入力は、 ＶＲＶＯ＝　（ＶＲＶｏｊ　　Ｖｏｗであり、比較回路
（４）、直流増幅回路（５）の利得をそれぞれＧ４．Ｇ
、とすれば、 Ｇ４　　Ｇ５　　（（ＶＲＶＯ−）　　　Ｖｏｖｌ　　
＝Ｖｃ（３）となる。

式（２＞、（３）から、 Ｇ４　Ｇ５　　（（ＶＲＶＯＩＩ）　　ＶＯＶ）　＝ｖ
、ｖ／　ｅ。

ｅ２Ｇ、Ｐ、となり、 Ａ＝ＧＩ　Ｇ２０３０４０５　Ｐｒとすれば、Ｖｏｖ＝
　（ＶＲＶＯ−）　Ａ／　（１＋Ａ　）　　・−・　（
４）となり、 Ａ）１でありさえすれば、Ｐｔが変化しても、Ｇ３が変
化しても、 Ｖ　ｏｖ＝　（Ｖ　ＲＶ　ｏ−）　、即ち■ｏ＝ｖＲに
なるように制御される。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の装置は以上のように構成されているので、Ｖ　□
　＝　Ｖ　Ｒになるように制御されるが、制御すべき対
象はｖｏではなくてＰ、であり、これは式（％式％ 変化すれば変化する。

Ｇ３の変化は整流ダイオードＤ１の特性が温度によって
変化することが原因であるが、これに対し基準電圧発生
回路（６）は抵抗だけで構成されているため、ｖＲは温
度によって変化しない。

Ｄｌの特性変化は、主としてＤｌの立ち上がり電圧の温
度変化に起因する。この立ち上がり電圧の変化Δ■ｏは
、はぼそのままＶｏの変化となって表れ、ＶｏはＶ　０
７　＝　Ｖ　６＋ΔＶＯに変化する。

従ってＧＳは次式（５）のようにＧ３↑に変化する。

Ｇ　３Ｔ＝　Ｖ　ＯＴ／　Ｐ　ｏ　＝　（Ｖ　ｏ十ΔＶ
ｏ）／Ｐ。

この変化によりＰｏはＰ、丁に変化する。即ち、ＰＯＴ
＝ＶＲ／　Ｇ３Ｔ＝ＶＲＰＯ／　ＶＯＴ＝ＶＲＰＯ／（
Ｖ　ｏ＋ΔＶｏ　）　＝　（ＶＲ／ＶＯ）　ＰＯ／　（
１＋ΔＶｏ／Ｖｏ）・・・（６） フィードバックループはＶｏ＝Ｖ、になるように制御す
るため、従ってＰＯＴ＝ＰＯ／　（１＋ΔＶｏ／Ｖｏ）
・・・（７）の形の誤差が入り、温度の変化に対しΔ■
ｏはほぼ一定であるので、ｖｏが小さくなる程誤差の割
合が大きくなるという問題点があった。

この発明は、従来の装置における上記の課題を解決する
ためになされたもので、段階的に設定された出力電力が
、どの設定電力においても温度によって変動することの
ない自動出力制御装置を提供することを目的としている
。

［課題を解決するための手段］ この発明にかかる自動出力制御装置では、基準電圧にも
検出整流回路の出力電圧と同様な温度特性を持たせるこ
ととした。

［作用コ この発明においては、温度の変化により検出整流回路の
出力電圧が変化すると同じ量だけ基準電圧が変化するこ
とになるので、温度変化に関係なく所望の出力に制御す
ることができる。

［実施例コ 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。第１
図はこの発明の一実施例を示すブロック図で、第２図と
同一符号は同一または相当部分を示し、（６ａ）は基準
電圧発生回路、（１１）は加算回路、（１２）は温度補
償電圧発生回路、（１３）は加算回路（１１）の第１の
入力端子、（１４）は加算回路（１１）の第２の入力端
子である。

基準電圧発生回路（６ａ）の出力電圧をＶｒ、温度補償
電圧発生回路（１２）の出力電圧を７丁とする。

ｖＲ＝Ｖｒ＋ｖ↑　・・・　（８）であり、７丁を固定
電圧とし、Ｖｒを段階的に設定することによって、第２
図の回路において段階的に設定したｖＲと同様なＶＲを
設定することができる。

７丁は補償ダイオードＤ２により、整流ダイオードＤ、
の立ち上がり電圧の温度変化量と同量の電圧変化を行う
ような温度特性を有する。即ち、ｖｏが温度によってΔ
■ｏだけ変化し、Ｖｏ↑＝Ｖｏ＋Δｖｏとなると、ｖＲ
もΔｖｏだけ変化し、ＶＲＴ＝ＶＲ＋Δ■ｏとなる。こ
の時の出力電力ＰｏＴは、 Ｐ　ｏｔ＝　Ｖ　ｖ＜ｒＰ　ｏ　／　Ｖ　ＯＴとなるが
、フィードバックループはＶ　０７　＝　Ｖ　ＲＴにな
るように制御するため、Ｐ　ａｔ＝Ｐ　ｏとなり、出力
電力は変化しないことになる。

上記の作用はＶＲの設定値に無関係であるから、段階的
に設定されたいかなる電力においても、温度によって出
力電力が変化することはない。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、従来の装置に、簡単で
処理し易い加算回路と補償電圧発生回路を付加するだけ
で、段階的に設定した各出力電力において、−様に検出
整流回路の温度特性を補償でき、温度による出力電力変
動を無くすることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は従来の装置を示すブロック図。 （１）は前置増幅器、（２）は電力増幅器、（３）は検
出整流回路、（４）は比較回路、（５）は直流増幅回路
、（６ａ）は基準電圧発生回路、（１１）は加算回路、
（１２）は温度補償電圧発生回路。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電力増幅器の出力に比例する直流電圧を検出する検出整
   流回路の出力を、比較回路によって基準電圧と比較し、
   その差を零とする方向に上記電力増幅器の出力をフィー
   ドバック制御する自動出力制御装置において、 上記検出整流回路における整流に使用される整流ダイオ
   ードと同一の温度特性を有する補償ダイオードを直流回
   路に直列に挿入して構成した温度補償電圧発生回路、 切り換えにより段階的に基準電圧を発生する基準電圧発
   生回路、 この基準電圧発生回路の出力電圧と上記温度補償電圧発
   生回路の出力電圧とを加算し上記比較回路の基準電圧と
   して入力する加算回路、 を備えたことを特徴とする自動出力制御装置。