JPH0250700B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0250700B2 JPH0250700B2 JP21246481A JP21246481A JPH0250700B2 JP H0250700 B2 JPH0250700 B2 JP H0250700B2 JP 21246481 A JP21246481 A JP 21246481A JP 21246481 A JP21246481 A JP 21246481A JP H0250700 B2 JPH0250700 B2 JP H0250700B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retaining ring
- rotor
- rotor body
- poles
- shrink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/46—Fastening of windings on the stator or rotor structure
- H02K3/50—Fastening of winding heads, equalising connectors, or connections thereto
- H02K3/51—Fastening of winding heads, equalising connectors, or connections thereto applicable to rotors only
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は回転電機の回転子の製造方法の係り、
特に回転子巻線の端部に備えた回転電機の回転子
の製造方法に関するものである。
特に回転子巻線の端部に備えた回転電機の回転子
の製造方法に関するものである。
回転電機例えば大容量タービン発電機の回転子
は、第１図に示されているように回転軸１と一体
になり、かつスロツトを有する回転子胴部２に回
転子巻線が挿入されており、その巻線端部３は遠
心力による飛散防止のため保持環４により支持さ
れている。なお同図において５はエンドリングで
ある。この保持環４は第２図に示されているよう
に回転子胴部２の端部に焼嵌めされており、その
保持環４の他端にはエンドリング５が嵌合されて
いるが、保持環４が焼嵌めされている回転子胴部
２は、第３図に示されているようにＮ極、Ｓ極の
磁路を形成する磁極６およびこの磁極６の反対側
に位置する磁極（図示せず）と、これらの磁極間
に形成され、回転子巻線３ａが挿入されたスロツ
トを有し、スロツトとスロツトとの間が所謂歯部
７となつている極間８の部分とから形成されてい
る。
は、第１図に示されているように回転軸１と一体
になり、かつスロツトを有する回転子胴部２に回
転子巻線が挿入されており、その巻線端部３は遠
心力による飛散防止のため保持環４により支持さ
れている。なお同図において５はエンドリングで
ある。この保持環４は第２図に示されているよう
に回転子胴部２の端部に焼嵌めされており、その
保持環４の他端にはエンドリング５が嵌合されて
いるが、保持環４が焼嵌めされている回転子胴部
２は、第３図に示されているようにＮ極、Ｓ極の
磁路を形成する磁極６およびこの磁極６の反対側
に位置する磁極（図示せず）と、これらの磁極間
に形成され、回転子巻線３ａが挿入されたスロツ
トを有し、スロツトとスロツトとの間が所謂歯部
７となつている極間８の部分とから形成されてい
る。
このように形成された回転子胴部２の端部に保
持環４を焼嵌めする場合は、従来、同図に示され
ているように保持環４の締代、すなわち保持環４
は回転子胴部端に焼嵌めする前、内径が回転子胴
部端の外径より小さく作られており、その寸法差
である締代を回転子胴部２の端部の周方向のどの
部分も同じにとり、一様な締付力で焼嵌めしてい
た。そして発電機が大容量化され、回転子胴部２
および保持環４の外径が大きくなつて大きな締付
力を必要とする場合には、その締代を一様に大き
くとり、一様に大きな締付力が得られるようにし
ていた。ところでこのように保持環４の締代を一
様に大きくとつて焼嵌めすると、保持環４が焼嵌
めされる回転子胴部２は上述の磁極６の部分と歯
部７を有する極間８の部分とで剛性が異なり、極
間８の方がスロツトが設けられていて歯部７で支
持するようになるので磁極６より剛性が小さく、
従つて焼嵌め時の圧縮応力ｆは、その大きさを矢
印の大小で示してある第４図のように、磁極６の
圧縮応力より極間８の部分の圧縮応力が大きくな
るので、極間８の方が保持環の締め込み量が大き
くなつたこの部分から楕円状に変形するようにな
る。このようになると保持環に接線応力の他に曲
げ応力が作用することになつて応力的にも厳しく
なり、発電機を大容量化する上での隘路となつて
いた。
持環４を焼嵌めする場合は、従来、同図に示され
ているように保持環４の締代、すなわち保持環４
は回転子胴部端に焼嵌めする前、内径が回転子胴
部端の外径より小さく作られており、その寸法差
である締代を回転子胴部２の端部の周方向のどの
部分も同じにとり、一様な締付力で焼嵌めしてい
た。そして発電機が大容量化され、回転子胴部２
および保持環４の外径が大きくなつて大きな締付
力を必要とする場合には、その締代を一様に大き
くとり、一様に大きな締付力が得られるようにし
ていた。ところでこのように保持環４の締代を一
様に大きくとつて焼嵌めすると、保持環４が焼嵌
めされる回転子胴部２は上述の磁極６の部分と歯
部７を有する極間８の部分とで剛性が異なり、極
間８の方がスロツトが設けられていて歯部７で支
持するようになるので磁極６より剛性が小さく、
従つて焼嵌め時の圧縮応力ｆは、その大きさを矢
印の大小で示してある第４図のように、磁極６の
圧縮応力より極間８の部分の圧縮応力が大きくな
るので、極間８の方が保持環の締め込み量が大き
くなつたこの部分から楕円状に変形するようにな
る。このようになると保持環に接線応力の他に曲
げ応力が作用することになつて応力的にも厳しく
なり、発電機を大容量化する上での隘路となつて
いた。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、
その目的とするところは、保持環の変形を防止し
て大容量化を可能とした回転電機の回転子の製造
方法を提供するにある。
その目的とするところは、保持環の変形を防止し
て大容量化を可能とした回転電機の回転子の製造
方法を提供するにある。
すなわち本発明は、保持環の内径を楕円状に加
工すると共に、この加工した保持環を、その楕円
状の長径側が極間に位置するようになして、回転
子胴部端に焼嵌めしたことを特徴とするものであ
る。
工すると共に、この加工した保持環を、その楕円
状の長径側が極間に位置するようになして、回転
子胴部端に焼嵌めしたことを特徴とするものであ
る。
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明
する。第６図には本発明の一実施例が示されてい
る。なお従来と同じ部品には同じ符号を付したの
で説明は省略する。本実施例では保持環４ａの内
径を楕円状に加工すると共に、この加工した保持
環４ａを、その楕円状の長径側が極間８に位置す
るようになして、回転子胴部端に焼嵌めした。す
なわち保持環４ａの回転子胴部の極間８に焼嵌め
される部分の締代を、回転子胴部の磁極６に焼嵌
めされる部分の締代よりも小さくして焼嵌めする
ようにした。すなわち保持環４ａの内径を図中に
点線で示してある加工前の内径Ｐから実線で示し
てある内径Ｑのように、楕円状に加工して、その
楕円状の長径側の極間８に焼嵌めされる内径Ｑを
図中に２点鎖線で示してある回転子胴部の外径Ｒ
に近づくように大きくして焼嵌めするようにし
た。このように保持環４ａの磁極６の部分は焼嵌
め時の締代を大きくしてあるので、大きな締付力
で大きな圧縮応力が働くが、磁極６の剛性は大き
いので、保持環４ａは変形することなく大きな締
付力が保持される。これに対して保持環４ａの極
間８の部分は締代を小さくしてあるので、締付
力、圧縮応力が磁極６の部分のそれよりも小さく
なつて、極間８の部分の保持環４ａの変形が防止
されるようになる。従つて保持環４ａの変形を防
止し、大きな締付力が保持できるようになつて、
保持環４ａの変形を防止して大容量化を可能とし
た回転電機の回転子の製造方法を得ることができ
る。
する。第６図には本発明の一実施例が示されてい
る。なお従来と同じ部品には同じ符号を付したの
で説明は省略する。本実施例では保持環４ａの内
径を楕円状に加工すると共に、この加工した保持
環４ａを、その楕円状の長径側が極間８に位置す
るようになして、回転子胴部端に焼嵌めした。す
なわち保持環４ａの回転子胴部の極間８に焼嵌め
される部分の締代を、回転子胴部の磁極６に焼嵌
めされる部分の締代よりも小さくして焼嵌めする
ようにした。すなわち保持環４ａの内径を図中に
点線で示してある加工前の内径Ｐから実線で示し
てある内径Ｑのように、楕円状に加工して、その
楕円状の長径側の極間８に焼嵌めされる内径Ｑを
図中に２点鎖線で示してある回転子胴部の外径Ｒ
に近づくように大きくして焼嵌めするようにし
た。このように保持環４ａの磁極６の部分は焼嵌
め時の締代を大きくしてあるので、大きな締付力
で大きな圧縮応力が働くが、磁極６の剛性は大き
いので、保持環４ａは変形することなく大きな締
付力が保持される。これに対して保持環４ａの極
間８の部分は締代を小さくしてあるので、締付
力、圧縮応力が磁極６の部分のそれよりも小さく
なつて、極間８の部分の保持環４ａの変形が防止
されるようになる。従つて保持環４ａの変形を防
止し、大きな締付力が保持できるようになつて、
保持環４ａの変形を防止して大容量化を可能とし
た回転電機の回転子の製造方法を得ることができ
る。
なおまた本実施例においては第５図に示してあ
るようにチヤツク９で保持環４ａを保持し、その
内径Ｐを施盤で削つて締代を加工したが、保持環
４ａの加工はこれに限るものではなく、この他の
いかなる方法で作られたものであつても適用する
ことができる。
るようにチヤツク９で保持環４ａを保持し、その
内径Ｐを施盤で削つて締代を加工したが、保持環
４ａの加工はこれに限るものではなく、この他の
いかなる方法で作られたものであつても適用する
ことができる。
上述のように本発明は、保持環の内径を楕円状
に加工すると共に、この加工した保持環を、その
楕円状の長径側が極間に位置するようになして、
回転子胴部端に焼嵌めしたので、大きな締付力は
磁極の部分で保持されて大きな締付力で締付けて
も保持環が変形しないようになつて、大きな締付
力を要する電機の大容量化が可能となり、保持環
の変形を防止して大容量化を可能とした回転電機
の回転子の製造方法を得ることができる。
に加工すると共に、この加工した保持環を、その
楕円状の長径側が極間に位置するようになして、
回転子胴部端に焼嵌めしたので、大きな締付力は
磁極の部分で保持されて大きな締付力で締付けて
も保持環が変形しないようになつて、大きな締付
力を要する電機の大容量化が可能となり、保持環
の変形を防止して大容量化を可能とした回転電機
の回転子の製造方法を得ることができる。
第１図は回転電機の回転子の斜視図、第２図は
回転電機の回転子の回転子巻線端部の断面図、第
３図は従来の回転電機の回転子の製造方法による
回転子胴部の縦断正面図、第４図は従来の回転電
機の回転子の製造方法による回転子胴部における
圧縮応力の分布状態を示す特性図、第５図は本発
明の回転電機の回転子の製造方法の一実施例の加
工時における保持環の正面図、第６図は本発明の
回転電機の回転子の製造方法の一実施例による保
持環の形状を示す正面図である。 ２……回転子胴部、３……巻線端部、３ａ……
回転子巻線、４ａ……保持環、６……磁極、８…
…極間。
回転電機の回転子の回転子巻線端部の断面図、第
３図は従来の回転電機の回転子の製造方法による
回転子胴部の縦断正面図、第４図は従来の回転電
機の回転子の製造方法による回転子胴部における
圧縮応力の分布状態を示す特性図、第５図は本発
明の回転電機の回転子の製造方法の一実施例の加
工時における保持環の正面図、第６図は本発明の
回転電機の回転子の製造方法の一実施例による保
持環の形状を示す正面図である。 ２……回転子胴部、３……巻線端部、３ａ……
回転子巻線、４ａ……保持環、６……磁極、８…
…極間。
Claims (1)
- １ 周囲に磁極および極間を有する回転子胴部
と、この胴部の極間のスロツトに挿入された回転
子巻線と、この巻線の軸方向端部を支持し、かつ
回転子胴部端に保持された保持環とを備え、前記
保持環の回転子胴部端への保持が焼嵌めによりな
されるようになした回転電機の回転子の製造方法
において、前記保持環の内径を楕円状に加工する
と共に、この加工した保持環を、その楕円状の長
径側が極間に位置するようになして、回転子胴部
端に焼嵌めするようにしたことを特徴とする回転
電機の回転子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21246481A JPS58116036A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 回転電機の回転子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21246481A JPS58116036A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 回転電機の回転子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58116036A JPS58116036A (ja) | 1983-07-11 |
| JPH0250700B2 true JPH0250700B2 (ja) | 1990-11-05 |
Family
ID=16623067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21246481A Granted JPS58116036A (ja) | 1981-12-29 | 1981-12-29 | 回転電機の回転子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58116036A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6124661A (en) * | 1999-04-08 | 2000-09-26 | Siemens Westinghouse Power Corporation | Generator with retaining ring key that reduces rotor tooth stress |
| EP2528201A1 (en) * | 2011-05-24 | 2012-11-28 | Alstom Technology Ltd | Method for applying a retaining system above a rotor core of an electric machine and rotor assembly |
| US9062700B2 (en) | 2012-06-29 | 2015-06-23 | Saint-Gobain Performance Plastics Rencol Limited | Tolerance ring with component engagement structures |
-
1981
- 1981-12-29 JP JP21246481A patent/JPS58116036A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58116036A (ja) | 1983-07-11 |
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