JPH02219448A - スタータの電機子 - Google Patents
スタータの電機子Info
- Publication number
- JPH02219448A JPH02219448A JP3618889A JP3618889A JPH02219448A JP H02219448 A JPH02219448 A JP H02219448A JP 3618889 A JP3618889 A JP 3618889A JP 3618889 A JP3618889 A JP 3618889A JP H02219448 A JPH02219448 A JP H02219448A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- coil
- armature
- end section
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はエンジンを始動するスタータの電機子コイルの
遠心力による飛び出し防止と、冷却に係るもので、特に
磁性円筒体の構造に関するものである。
遠心力による飛び出し防止と、冷却に係るもので、特に
磁性円筒体の構造に関するものである。
従来スタータの電機子コイル飛び出し防止は、樹脂充填
により行うのが一般的で、保持力を増すために、スロッ
ト開口部をコーキングする方法も一般的である。一方特
開昭61−69343号に記載のように回転子鉄心の外
周にワイヤを巻回する方法や、実開昭61−10474
4号に記載のように電機子コア外周をバンドする方法が
ある2 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術の樹脂充填は、コイルを保持するには不完
全で、スロット開口部をコーキングする方法は、コイル
を傷っけやすく、コーキング作業に時間を要していた。
により行うのが一般的で、保持力を増すために、スロッ
ト開口部をコーキングする方法も一般的である。一方特
開昭61−69343号に記載のように回転子鉄心の外
周にワイヤを巻回する方法や、実開昭61−10474
4号に記載のように電機子コア外周をバンドする方法が
ある2 〔発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術の樹脂充填は、コイルを保持するには不完
全で、スロット開口部をコーキングする方法は、コイル
を傷っけやすく、コーキング作業に時間を要していた。
また電機子外周にワイヤを巻回する方法は、外径が大き
くなり、ワイヤ間にギャップを生じるため、磁気抵抗が
大きくなり、トルクの減少の原因にもなっていた。また
コア外周をバンドする方法は、バンド溝の形成による作
業の複雑化やバンド巻き終り部分の固定方法の問題があ
った。
くなり、ワイヤ間にギャップを生じるため、磁気抵抗が
大きくなり、トルクの減少の原因にもなっていた。また
コア外周をバンドする方法は、バンド溝の形成による作
業の複雑化やバンド巻き終り部分の固定方法の問題があ
った。
本発明の目的はワイヤやバンドを巻回するためにコア外
径が比較的大きくなることを防止し、磁気抵抗を小さく
シ1寸法精度を向上し、作業性を良くして冷却効果を向
上することにある。
径が比較的大きくなることを防止し、磁気抵抗を小さく
シ1寸法精度を向上し、作業性を良くして冷却効果を向
上することにある。
上記目的は長時間スタータに通電するとコイルは過熱し
、樹脂は溶けてコイル、樹脂ともに飛散する。これを防
止するために薄板状磁性円筒体を電機子コアに装着し、
外周部から円周方向へ押圧して、電機子コア表面に密着
させて固定するか、前記円筒体と前記コア表面の間に樹
脂を充填して。
、樹脂は溶けてコイル、樹脂ともに飛散する。これを防
止するために薄板状磁性円筒体を電機子コアに装着し、
外周部から円周方向へ押圧して、電機子コア表面に密着
させて固定するか、前記円筒体と前記コア表面の間に樹
脂を充填して。
固定する。一方コア内部の温度を下げるために、円筒体
の端部を内径側へ折り曲げ、この折り曲げ部上に冷却羽
根を設け、コイル内周側のコア部に軸方向の通風穴を設
けることにより、軸流の冷却風を発生させて、コンミテ
ータ側袋空間部までも冷却する。
の端部を内径側へ折り曲げ、この折り曲げ部上に冷却羽
根を設け、コイル内周側のコア部に軸方向の通風穴を設
けることにより、軸流の冷却風を発生させて、コンミテ
ータ側袋空間部までも冷却する。
以上により電機子コイルの飛散を防止し、薄板を使用す
るため磁気抵抗の増加を抑え、電機子外径もワイヤやバ
ンドに比べ小さくなる。また円筒体を装着するため、ワ
イヤ、バンドにくらべ作業時間も短かくなる。高速にな
るものについては、円筒体表面の鉄損増加も考慮して、
円筒体外周部に螺旋状のスリットまたは、1ヶ以上のル
ープ状のスリットを加工することにより、鉄損を低減で
きる。
るため磁気抵抗の増加を抑え、電機子外径もワイヤやバ
ンドに比べ小さくなる。また円筒体を装着するため、ワ
イヤ、バンドにくらべ作業時間も短かくなる。高速にな
るものについては、円筒体表面の鉄損増加も考慮して、
円筒体外周部に螺旋状のスリットまたは、1ヶ以上のル
ープ状のスリットを加工することにより、鉄損を低減で
きる。
以下1本発明の一実施例を第1図から第5図により説明
する。ヨーク1の内周面に偶数個のマグネット2が固定
され、シャフト3にコア4が積層固定されている。コア
4の外周部に等間隔にスロットを形成し、コイル5が収
納されている。コイル5はコンミ片7に接続され、絶縁
体6を介してシャフト3に固定されている。外部からの
通電はブラシ8からコンミ片7を通じて行なわれる。ブ
ラシ8はヨーク1の端面に絶縁支持されている。
する。ヨーク1の内周面に偶数個のマグネット2が固定
され、シャフト3にコア4が積層固定されている。コア
4の外周部に等間隔にスロットを形成し、コイル5が収
納されている。コイル5はコンミ片7に接続され、絶縁
体6を介してシャフト3に固定されている。外部からの
通電はブラシ8からコンミ片7を通じて行なわれる。ブ
ラシ8はヨーク1の端面に絶縁支持されている。
シャフト3は両側の軸受9で回転自在に支承されている
0回転によるコイル5の飛散防止のため、薄板状の磁性
体、例えば鉄板を深絞りで成形した円筒体10をコア4
の外周面に装着する。コア4の外周面レニ外方向から中
心に向って圧力を加えて密着成形させるか、コイル5と
ともに円筒体1゜とコア4の外周面との間に樹脂17で
接着充填する。
0回転によるコイル5の飛散防止のため、薄板状の磁性
体、例えば鉄板を深絞りで成形した円筒体10をコア4
の外周面に装着する。コア4の外周面レニ外方向から中
心に向って圧力を加えて密着成形させるか、コイル5と
ともに円筒体1゜とコア4の外周面との間に樹脂17で
接着充填する。
円筒体1oの反コンミテータ側の端部はコイルエンド部
18を収納するが如く、内周方向に折り曲げ、端部11
を形成する。この端部11上に羽根12を形成し、冷却
風を発生させる。またコア4には軸方向の複数の冷却用
通風穴13を設け、コア4の内部の冷却と、絶縁体6、
コイル5.コア4、シャフト3で囲まれた空間、袋空間
部14の冷却を行なう。スタータの中で一番高い温とな
る部分はブラシ8、コンミ片7、絶縁体6部分で、袋空
間部14の空気が全売にふさがれているため温度上昇を
助長していた。
18を収納するが如く、内周方向に折り曲げ、端部11
を形成する。この端部11上に羽根12を形成し、冷却
風を発生させる。またコア4には軸方向の複数の冷却用
通風穴13を設け、コア4の内部の冷却と、絶縁体6、
コイル5.コア4、シャフト3で囲まれた空間、袋空間
部14の冷却を行なう。スタータの中で一番高い温とな
る部分はブラシ8、コンミ片7、絶縁体6部分で、袋空
間部14の空気が全売にふさがれているため温度上昇を
助長していた。
一方、回転により円筒体10の表面にうず電流を生じ、
鉄損の増加がある。低速のスタータはさほど問題となら
ないが、高速になると問題となる。
鉄損の増加がある。低速のスタータはさほど問題となら
ないが、高速になると問題となる。
近年、小形化のため高速化が進められている。鉄損を低
減するため、第4.第5図に示すように、円筒体10を
コア4に装着完了後、1個以上のループ状のスリット1
5をコア4の表面に至る深さまで加工形成するか、螺旋
状のスリット16をコア4の表面に至る深さまで加工形
成することで鉄損の低減を計ることが可能である。
減するため、第4.第5図に示すように、円筒体10を
コア4に装着完了後、1個以上のループ状のスリット1
5をコア4の表面に至る深さまで加工形成するか、螺旋
状のスリット16をコア4の表面に至る深さまで加工形
成することで鉄損の低減を計ることが可能である。
羽根形状の他の実施例を第6図、第7図に示す、羽根1
9は外周部が端部11に接続されているので羽根12よ
りも強い、羽根20の場合は内外周部ともに端部11に
接続されているのでさらに強い羽根となる。第9図はコ
ンミテータの絶縁体6に、軸方向の空気穴21を設けた
実施例で、空気は羽根によってモータ全体を循環するた
めより冷却効果を得ることができる。
9は外周部が端部11に接続されているので羽根12よ
りも強い、羽根20の場合は内外周部ともに端部11に
接続されているのでさらに強い羽根となる。第9図はコ
ンミテータの絶縁体6に、軸方向の空気穴21を設けた
実施例で、空気は羽根によってモータ全体を循環するた
めより冷却効果を得ることができる。
本発明によれば、長時間スタータを回して電機子が高温
となり、ワニスが溶けても円筒体1oによりコイル5の
飛散を防止し、スロット開口部のコーキングのようにコ
イル5を傷つけることもなく、確実にコイル5の飛散を
防止できる。また装着作業に時間を要せず、冷却羽根1
2と通風穴4の形成で冷却効果を大巾にアップする。特
に袋空間部14の冷却によりコンミ片7の冷却を促進さ
せ、コア内部の冷却も行なうため、スタータ全体の小形
軽量化が可能となる。一方、スリット加工による鉄損の
低減を計ることができる。またコイルに充填するワニス
として、硬度の高い樹脂を使用する場合は、コア4の外
周加工を必要とせず作業性も向上するなどの効果がある
。
となり、ワニスが溶けても円筒体1oによりコイル5の
飛散を防止し、スロット開口部のコーキングのようにコ
イル5を傷つけることもなく、確実にコイル5の飛散を
防止できる。また装着作業に時間を要せず、冷却羽根1
2と通風穴4の形成で冷却効果を大巾にアップする。特
に袋空間部14の冷却によりコンミ片7の冷却を促進さ
せ、コア内部の冷却も行なうため、スタータ全体の小形
軽量化が可能となる。一方、スリット加工による鉄損の
低減を計ることができる。またコイルに充填するワニス
として、硬度の高い樹脂を使用する場合は、コア4の外
周加工を必要とせず作業性も向上するなどの効果がある
。
第1図は本発明の一実施例を示す部分断面図、第2図は
本発明案内筒体の斜視図、第3図は第2図の■−■断面
図、第4図は円筒体装着後、ループ状スリットを加工し
た場合を示す図、第5図は螺旋状スリットを加工した場
合を示す図、第6図、第7図、第8図は羽根形状の他の
実施例を示す図、第9図はコンミテータの絶縁体に軸方
向の空気式を設けた実施例を示す図である。 10・・・円筒体、12・・・羽根、13・・・通風穴
、14・・・袋空間部、15・・・ループ状のスリット
、16・・・螺旋状のスリット。 第 図 第4図 第 図 /6 第6図 第 図
本発明案内筒体の斜視図、第3図は第2図の■−■断面
図、第4図は円筒体装着後、ループ状スリットを加工し
た場合を示す図、第5図は螺旋状スリットを加工した場
合を示す図、第6図、第7図、第8図は羽根形状の他の
実施例を示す図、第9図はコンミテータの絶縁体に軸方
向の空気式を設けた実施例を示す図である。 10・・・円筒体、12・・・羽根、13・・・通風穴
、14・・・袋空間部、15・・・ループ状のスリット
、16・・・螺旋状のスリット。 第 図 第4図 第 図 /6 第6図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、外周部に複数のコイルを有し、中心部に回転自在の
シャフト上に固着した電機子コアにおいて、外周部に薄
板状の磁性円筒体を装着し、反コンミテータ側端部の前
記円筒体を内周方向へ折り曲げ、その折り曲げ部上に冷
却用羽根を設けたことを特徴とするスタータの電機子。 2、外周部に複数のコイルを有し、中心部に回転自在の
シャフト上に固着した電機子コアにおいて、薄板状の磁
性円筒体を前記電機子コアの外周に装着した後に、前記
円筒体外周部に螺旋状のスリットまたは、1ケ以上のル
ープ状のスリットを前記コア表面に至る深さまで加工形
成したことを特徴とするスタータの電機子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3618889A JPH02219448A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | スタータの電機子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3618889A JPH02219448A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | スタータの電機子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02219448A true JPH02219448A (ja) | 1990-09-03 |
Family
ID=12462757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3618889A Pending JPH02219448A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | スタータの電機子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02219448A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04311700A (ja) * | 1991-04-09 | 1992-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電動送風機 |
WO2013054811A1 (ja) * | 2011-10-13 | 2013-04-18 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP3618889A patent/JPH02219448A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04311700A (ja) * | 1991-04-09 | 1992-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電動送風機 |
WO2013054811A1 (ja) * | 2011-10-13 | 2013-04-18 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
JP5642291B2 (ja) * | 2011-10-13 | 2014-12-17 | 三菱電機株式会社 | 回転電機 |
US9742242B2 (en) | 2011-10-13 | 2017-08-22 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotary electric machine including a stator coil end cooling construction and rotor with dual fan blades |
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