JPH0250590A - テレビジョン信号スクランブルシステム - Google Patents
テレビジョン信号スクランブルシステムInfo
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- JPH0250590A JPH0250590A JP63200547A JP20054788A JPH0250590A JP H0250590 A JPH0250590 A JP H0250590A JP 63200547 A JP63200547 A JP 63200547A JP 20054788 A JP20054788 A JP 20054788A JP H0250590 A JPH0250590 A JP H0250590A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、ケーブルテレビジョン(以下CATVと記
す)システム等において有料番組を放送する場合、映像
信号にいわゆるスクランブルを施して伝送し、受信端末
側ではデイスクランブルを行なうのに利用されるテレビ
ジョン信号スクランブルシステムに関する。
す)システム等において有料番組を放送する場合、映像
信号にいわゆるスクランブルを施して伝送し、受信端末
側ではデイスクランブルを行なうのに利用されるテレビ
ジョン信号スクランブルシステムに関する。
(従来の技術)
CATVシステムにおいては、有料番組を放送する場合
、映像信号に対して放送センター(ヘッド・エンド)側
でスクランブル処理を施し、加入者端末へ伝送している
。有料番組の視聴契約を行なった加入者端末には、デイ
スクランブル回路が設けられており、この回路は、放送
センターからの指示に基づいてデイスクランブル処理を
行ない、本来のテレビジョン信号を再現している。この
種、スクランブルシステムとしては従来柱々の提案がな
されている。
、映像信号に対して放送センター(ヘッド・エンド)側
でスクランブル処理を施し、加入者端末へ伝送している
。有料番組の視聴契約を行なった加入者端末には、デイ
スクランブル回路が設けられており、この回路は、放送
センターからの指示に基づいてデイスクランブル処理を
行ない、本来のテレビジョン信号を再現している。この
種、スクランブルシステムとしては従来柱々の提案がな
されている。
スクランブル方式の一例として、RF同期圧縮方式があ
る。
る。
第4図において、同図(a)の信号は、RF同期圧縮方
式によりスクランブル処理を施されたビデオキャリアで
ある。このビデオキャリアは、ビデオ信号の水平あるい
は垂直同期信号に対応した部分がレベル圧縮されること
でスクランブルされている。このように同期信号位置を
圧縮すると、通常の方式で映像検波を行なっても同期信
号が再生されないので、正常な映像信号を得ることがで
きない。この方式においては、同期信号位置を圧縮する
かしないかを、各水平同期毎に変更すると、テレビジョ
ン画面の同期はずれによる乱れを向上させることが可能
である。
式によりスクランブル処理を施されたビデオキャリアで
ある。このビデオキャリアは、ビデオ信号の水平あるい
は垂直同期信号に対応した部分がレベル圧縮されること
でスクランブルされている。このように同期信号位置を
圧縮すると、通常の方式で映像検波を行なっても同期信
号が再生されないので、正常な映像信号を得ることがで
きない。この方式においては、同期信号位置を圧縮する
かしないかを、各水平同期毎に変更すると、テレビジョ
ン画面の同期はずれによる乱れを向上させることが可能
である。
第4図(b)は、オーディオキャリアであり、スクラン
ブルされたビデオキャリアの信号圧縮位置に時間的に同
期したタイミングパルスをAM変調した形で重畳されて
伝送される。従って、受信側でデイスクランブルを行な
うには、上記のオーディオキャリアをAM復調してタイ
ミングパルスを再生し、このパルスに同期してスクラン
ブルビデオキャリアの圧縮位置を逆に伸長(利得制御)
すれば、同図(c)に示すように正常なビデオキャリア
を得ることができる。
ブルされたビデオキャリアの信号圧縮位置に時間的に同
期したタイミングパルスをAM変調した形で重畳されて
伝送される。従って、受信側でデイスクランブルを行な
うには、上記のオーディオキャリアをAM復調してタイ
ミングパルスを再生し、このパルスに同期してスクラン
ブルビデオキャリアの圧縮位置を逆に伸長(利得制御)
すれば、同図(c)に示すように正常なビデオキャリア
を得ることができる。
第5図は、上記したスクランブル信号を受信再生できる
加入者端末の構造を示している。
加入者端末の構造を示している。
入力端子11の信号は、分配器12を介してアップダウ
ンコンバータ13に供給される。アップダウンコンバー
タ13は、マイクロコントローラ18からの選局データ
が位相ロックループ回路14に与えられることにより、
選局データに対応するチャンネルを選局する。つまり、
アップダウンコンバータ13における選局システムは次
のように構成されている。アップダウンコバータ13内
部の第1局部発振器の出力は、位相ロックループ回路1
4に供給され、ここで分周されて基準発振器の出力と比
較される。比較結果による誤差出力は、ローパスフィル
タ15を介して第1局部発振器(電圧制御形)の制御端
子に供給され1局部発振器の発振周波数を制御する。従
って選局データにより、第1局部発振器の出力の上記分
周比を変更することにより選局チャンネルを設定できる
。
ンコンバータ13に供給される。アップダウンコンバー
タ13は、マイクロコントローラ18からの選局データ
が位相ロックループ回路14に与えられることにより、
選局データに対応するチャンネルを選局する。つまり、
アップダウンコンバータ13における選局システムは次
のように構成されている。アップダウンコバータ13内
部の第1局部発振器の出力は、位相ロックループ回路1
4に供給され、ここで分周されて基準発振器の出力と比
較される。比較結果による誤差出力は、ローパスフィル
タ15を介して第1局部発振器(電圧制御形)の制御端
子に供給され1局部発振器の発振周波数を制御する。従
って選局データにより、第1局部発振器の出力の上記分
周比を変更することにより選局チャンネルを設定できる
。
アップダウンコンバータ13の出力は、デイスクランブ
ル回路16に供給されデイスクランブル処理を受ける。
ル回路16に供給されデイスクランブル処理を受ける。
一方、アップダウンコンバータ13から得られたキャリ
アは、分配器20を介してオーディオキャリアAM復調
器21に供給される。AM復調器21からは、ビデオキ
ャリアを圧縮している位置を示すタイミングパルスが検
波される。このタイミングパルスは、デイスクランブル
回路16に入力され、ビデオキャリアの圧縮位置を伸長
するタイミングを設定する。これにより、出力端子17
には正常な状態のビデオキャリアを得ることができる。
アは、分配器20を介してオーディオキャリアAM復調
器21に供給される。AM復調器21からは、ビデオキ
ャリアを圧縮している位置を示すタイミングパルスが検
波される。このタイミングパルスは、デイスクランブル
回路16に入力され、ビデオキャリアの圧縮位置を伸長
するタイミングを設定する。これにより、出力端子17
には正常な状態のビデオキャリアを得ることができる。
上記加入者端末には、放送センターから各種のサービス
データも伝送されてくる。その信号は、70MHz前後
のFSK変調波であり、分配器12で分配され、FSX
復調器19に導入され、ここで塩1凋されてマイクロコ
ントローラ18に入力される。マイクロコントローラ1
8では、サービスデータを用いて、例えば現在の放送番
組の番組コードの判定や現在選局した番組を予約してい
るかどうかの判定処理などを行なう。現在選局している
番組を当該加入者が予約している場合には、マイクロコ
ントローラ18からデイスクランブル回路16に対して
デイスクランブル動作を行なう指令信号が与えられるこ
とになる。
データも伝送されてくる。その信号は、70MHz前後
のFSK変調波であり、分配器12で分配され、FSX
復調器19に導入され、ここで塩1凋されてマイクロコ
ントローラ18に入力される。マイクロコントローラ1
8では、サービスデータを用いて、例えば現在の放送番
組の番組コードの判定や現在選局した番組を予約してい
るかどうかの判定処理などを行なう。現在選局している
番組を当該加入者が予約している場合には、マイクロコ
ントローラ18からデイスクランブル回路16に対して
デイスクランブル動作を行なう指令信号が与えられるこ
とになる。
またマイクロコントローラ18には、選局チャンネルを
表示するためのデイスプレィデータを入力するためのキ
ーボード18Aやデイスプレィ18Bが接続されている
。
表示するためのデイスプレィデータを入力するためのキ
ーボード18Aやデイスプレィ18Bが接続されている
。
(発明が解決しようとする課題)
上記した送受信装置におけるスクランブルシステムは、
スクランブル及びデイスクランブルのための回路を比較
的安価に実現できるという利点がある。しかしながら、
このスクランブルシステムは、映像信号に対するスクラ
ンブル効果は期待できるが、音声信号に対するスクラン
ブル効果は全く期待できない。即ち、現在市場に多く存
在するCATV対応テレビジョン受像機を、単に音声信
号復調器として利用すること゛を考えると、上記のスク
ランブルシステムは全く無防備である。有料番組の内容
によっては、音声のみを聴くことによって、充分盗聴効
果を期待できるものも多く、この点は大きな問題である
。
スクランブル及びデイスクランブルのための回路を比較
的安価に実現できるという利点がある。しかしながら、
このスクランブルシステムは、映像信号に対するスクラ
ンブル効果は期待できるが、音声信号に対するスクラン
ブル効果は全く期待できない。即ち、現在市場に多く存
在するCATV対応テレビジョン受像機を、単に音声信
号復調器として利用すること゛を考えると、上記のスク
ランブルシステムは全く無防備である。有料番組の内容
によっては、音声のみを聴くことによって、充分盗聴効
果を期待できるものも多く、この点は大きな問題である
。
そこでこの発明は、スクランブル送出回路及びデイスク
ランブル受信回路を比較的安価に実現でき、しかも音声
信号に対しても不正な盗聴を防止することができるセキ
ュリティー性の高いテレビジョン信号スクランブルシス
テムを提供することを目的とする。
ランブル受信回路を比較的安価に実現でき、しかも音声
信号に対しても不正な盗聴を防止することができるセキ
ュリティー性の高いテレビジョン信号スクランブルシス
テムを提供することを目的とする。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
この発明は、スクランブル手段により、映像中間周波と
、音声中間周波との周波数を通常のスペクトラム配置状
態とは逆の配置状態に入替えてスクランブル放送信号を
出力するようにする。受信側では、前記スクランブル放
送信号を受信し。
、音声中間周波との周波数を通常のスペクトラム配置状
態とは逆の配置状態に入替えてスクランブル放送信号を
出力するようにする。受信側では、前記スクランブル放
送信号を受信し。
第1の周波数変換器により該受信信号を第1の中間周波
信号に変換し、第2の周波数変換器により、前記第1の
中間周波信号と局部発振信号とを混合し、前記映像中間
周波と音声中間周波とを帯域分離できる第2の中間周波
を得る場合に、前記局部発振信号の周波数を切換えるこ
とにより映像中間周波と音声中間周波との周波数が前記
逆の配置状態に入替えられていても通常のスペクトラム
配置状態で得ることができるように構成したものである
。
信号に変換し、第2の周波数変換器により、前記第1の
中間周波信号と局部発振信号とを混合し、前記映像中間
周波と音声中間周波とを帯域分離できる第2の中間周波
を得る場合に、前記局部発振信号の周波数を切換えるこ
とにより映像中間周波と音声中間周波との周波数が前記
逆の配置状態に入替えられていても通常のスペクトラム
配置状態で得ることができるように構成したものである
。
(作用)
上記の手段により、スクランブル処理されたテレビジョ
ン信号においては、ビデオキャリア周波数と、オーディ
オキャリア周波数とのスペクトラム位置が通常の場合と
は入替わるので、単にこの信号をテレビジョン受像機で
受信しても、音声。
ン信号においては、ビデオキャリア周波数と、オーディ
オキャリア周波数とのスペクトラム位置が通常の場合と
は入替わるので、単にこの信号をテレビジョン受像機で
受信しても、音声。
映像ともに正常な復調を得ることができない。
方、デイスクランブル機能を備えた受信側では、ビデオ
キャリア周波数と、オーディオキャリア周波数とのスペ
クトラム位置が入替わっていたとしても、周波数変換器
の局部発振周波数を切換えることにより元の状態に戻す
ことができ正常なテレビジョン信号を得ることができる
。
キャリア周波数と、オーディオキャリア周波数とのスペ
クトラム位置が入替わっていたとしても、周波数変換器
の局部発振周波数を切換えることにより元の状態に戻す
ことができ正常なテレビジョン信号を得ることができる
。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例であり、
CATVシステムに適用した例を示している。送信側の
ビデオ入力端子30に導入されたビデオ信号は、映像変
調器31とタイミングパルス発生器35に入力される。
ビデオ入力端子30に導入されたビデオ信号は、映像変
調器31とタイミングパルス発生器35に入力される。
映像信号変調器3のキャリア中心周波数は、通常は45
.75M1lzであるがスクランブルを施す場合にハ4
1.25MHzである。この出力つまりビデオキャリア
は、可変利得増幅器32に入力される。可変利得増幅器
32は、通常は、入力信号をそのまま出力するが、RF
同期圧縮方式によるスクランブルを施す場合には、タイ
ミングパルス発生器35からのタイミングパルスに基づ
いて同期信号位置をレベル圧縮して出力する。可変利得
増幅器32の出力ビデオキャリア(通常は45.75M
Hz、スクランブルモードl侍は41 、25Ml1z
)は、混合器33でオーディオキャリアと混合され、ア
ップコンバータ34に入力され、コンバイナー39を介
してケーブル接続端子42に導出される。
.75M1lzであるがスクランブルを施す場合にハ4
1.25MHzである。この出力つまりビデオキャリア
は、可変利得増幅器32に入力される。可変利得増幅器
32は、通常は、入力信号をそのまま出力するが、RF
同期圧縮方式によるスクランブルを施す場合には、タイ
ミングパルス発生器35からのタイミングパルスに基づ
いて同期信号位置をレベル圧縮して出力する。可変利得
増幅器32の出力ビデオキャリア(通常は45.75M
Hz、スクランブルモードl侍は41 、25Ml1z
)は、混合器33でオーディオキャリアと混合され、ア
ップコンバータ34に入力され、コンバイナー39を介
してケーブル接続端子42に導出される。
一方、入力端子43L、43Rにはステレオオーディオ
信号あるいは2力国語放送オーディオ信号が供給され、
ステレオ変調器26に導入される。
信号あるいは2力国語放送オーディオ信号が供給され、
ステレオ変調器26に導入される。
ここで、1系統に変調多重化されたオーディオ信号は、
FM変調器37でFM信号に変換されオーディオキャリ
アとして出力される。
FM変調器37でFM信号に変換されオーディオキャリ
アとして出力される。
ここで、オーディオキャリア周波数は、通常の場合は4
1.25MIIzであり、スクランブルモード時は、4
5.75MIIzである。このオーディオキャリアは、
可変利得増幅器38に入力される。この可変利得増幅器
38は、通常は入力信号をそのまま導出し、スクランブ
ルモード時はタイミングパルス発生器35からのタイミ
ングパルスに基づいてオーディオキャリアをAM変調し
、混合器33に供給する。
1.25MIIzであり、スクランブルモード時は、4
5.75MIIzである。このオーディオキャリアは、
可変利得増幅器38に入力される。この可変利得増幅器
38は、通常は入力信号をそのまま導出し、スクランブ
ルモード時はタイミングパルス発生器35からのタイミ
ングパルスに基づいてオーディオキャリアをAM変調し
、混合器33に供給する。
また送信側には、各加入者端末へサービスデータを伝送
する手段も設けられている。すなわち、マイクロプロセ
ッサ40からのシリアルデータは、FSK変調器41で
位相シフトキーイング変調を受けてコンバイナー39に
供給される。
する手段も設けられている。すなわち、マイクロプロセ
ッサ40からのシリアルデータは、FSK変調器41で
位相シフトキーイング変調を受けてコンバイナー39に
供給される。
ぎ
上記の送信側システムは、第g図、第4図で説明したR
F同期圧縮方式によるスクランブル機能を備えるととも
に、これに加えて、音声信号盗聴防止に有効な本発明に
かかるキャリア交換方式によるスクランブル機能を持つ
。
F同期圧縮方式によるスクランブル機能を備えるととも
に、これに加えて、音声信号盗聴防止に有効な本発明に
かかるキャリア交換方式によるスクランブル機能を持つ
。
次に、受信側である加入者端末の構成を説明する。
入力端子50には、各周波数に分割された複数のテレビ
ジョンチャンネル信号と、データ信号が供給され、テレ
ビジョンチャンネル信号は、分配器51を介してアップ
ダウンコンバータ52へ、またデータ信号は分配器51
を介してFSX復調器65へ導かれる。FSK復調器6
5で復調されたサービスデータは、受信システムを制御
するマイクロコントローラ64に取込まれる。
ジョンチャンネル信号と、データ信号が供給され、テレ
ビジョンチャンネル信号は、分配器51を介してアップ
ダウンコンバータ52へ、またデータ信号は分配器51
を介してFSX復調器65へ導かれる。FSK復調器6
5で復調されたサービスデータは、受信システムを制御
するマイクロコントローラ64に取込まれる。
アップダウンコンバータ52の内部の第1の周波数変換
部における第1局部発振器の制御端子にはローパスフィ
ルタ56の出力が供給されている。
部における第1局部発振器の制御端子にはローパスフィ
ルタ56の出力が供給されている。
第1局部発振器の出力は、ミキサーに供給されるととも
に1位相ロックループ回路57の分周器にも供給されて
いる。位相ロックループ回路57は、分周出力と基準発
振出力とを位相比較し、その比較結果出力は、先のロー
パスフィルタ56に供給され、第1局部発振器の周波数
制御情報となる。
に1位相ロックループ回路57の分周器にも供給されて
いる。位相ロックループ回路57は、分周出力と基準発
振出力とを位相比較し、その比較結果出力は、先のロー
パスフィルタ56に供給され、第1局部発振器の周波数
制御情報となる。
これによりアップダウンコンバータ52に於ける受信チ
ャンネルが設定される。位相ロックループ回路57内部
の分周器に対しては、その分周比を設定して受信チャン
ネルを決定するための選局データがマイクロコンローラ
64から与えられる。
ャンネルが設定される。位相ロックループ回路57内部
の分周器に対しては、その分周比を設定して受信チャン
ネルを決定するための選局データがマイクロコンローラ
64から与えられる。
位相ロックループ回路57における基準発振器としては
、安定した動作を得る水晶振動子が用いられる。
、安定した動作を得る水晶振動子が用いられる。
上記第1の周波数変換部で得られた第1の中間周波数は
、第2の周波数変換部に供給されて第2の中間周波に変
換される。第2の周波数変換部においては、ミキサに局
部発振器がらの局部発振出力が供給されるが、その周波
数はマイクロコントローラ64からの切換え信号により
切換えることができる。
、第2の周波数変換部に供給されて第2の中間周波に変
換される。第2の周波数変換部においては、ミキサに局
部発振器がらの局部発振出力が供給されるが、その周波
数はマイクロコントローラ64からの切換え信号により
切換えることができる。
この実施例では、上記第1の中間周波の周波数をG12
.75MHzとし、第2中間周波の周波数を97.25
MHzに選定している。そして、通常信号が伝送されて
きた場合には、第2の周波数変換部における局部発振器
の発振周波数を710MHzに切換え、スクランブルさ
れた信号が伝送されてきた場合は511.0MIIzに
切換えるようにしている。さらに、この切換えを得る第
2の局部発振器としては、SAWレゾネータ等で構成す
ると回路が著しく複雑となり、高価となるので、本実施
例では通常のLC発振器で実現している。そして、この
ような発振器を切換えると、精度が落ちるので、これを
補うために、後述するAFCループを形成し、第1の周
波数変換部における第1の局部発振器のAFC動作を得
るようにしている。このようにすることで出力端子55
の周波数精度は数十K11z程度にすることができた。
.75MHzとし、第2中間周波の周波数を97.25
MHzに選定している。そして、通常信号が伝送されて
きた場合には、第2の周波数変換部における局部発振器
の発振周波数を710MHzに切換え、スクランブルさ
れた信号が伝送されてきた場合は511.0MIIzに
切換えるようにしている。さらに、この切換えを得る第
2の局部発振器としては、SAWレゾネータ等で構成す
ると回路が著しく複雑となり、高価となるので、本実施
例では通常のLC発振器で実現している。そして、この
ような発振器を切換えると、精度が落ちるので、これを
補うために、後述するAFCループを形成し、第1の周
波数変換部における第1の局部発振器のAFC動作を得
るようにしている。このようにすることで出力端子55
の周波数精度は数十K11z程度にすることができた。
アップダウンコンバータ52で得られたテレビジョン信
号は、分配器52を介してビデオキャリアは可変利得増
幅器54に入力される。可変利得増幅器54においては
、通常の場合は、入力を増幅してそのまま出力端子55
にビデオキャリアとして導出するが、デイスクランブル
モードにおいては、タイミングパルス発生器63からの
タイミングパルスに基づいて圧縮された同期信号部分を
レベル伸長し、正常なビデオキャリアとして出力端子5
5に導出する。
号は、分配器52を介してビデオキャリアは可変利得増
幅器54に入力される。可変利得増幅器54においては
、通常の場合は、入力を増幅してそのまま出力端子55
にビデオキャリアとして導出するが、デイスクランブル
モードにおいては、タイミングパルス発生器63からの
タイミングパルスに基づいて圧縮された同期信号部分を
レベル伸長し、正常なビデオキャリアとして出力端子5
5に導出する。
また、テレビジョン信号は、高周波増幅回路58で増幅
され、ミキサ59に人力される。ここでは、局部発振器
60からの発振出力と混合されることにより、第2の中
間周波が周波数変換されてオーディオキャリアとして導
出される。
され、ミキサ59に人力される。ここでは、局部発振器
60からの発振出力と混合されることにより、第2の中
間周波が周波数変換されてオーディオキャリアとして導
出される。
オーディオキャリアは、バンドパスフィルタ61を介し
てAM@波器62に入力される。ここで、オーディオキ
ャリアに、同期圧縮位置を示すタイミングパルスが皮丘
されている場合には、このAM検波器62で分離される
。タイミングパルスは、タイミングパルス発生器63で
波形整形されて、可変利得制御増幅器54の利得制御端
子に供給される。また、AM検波器62では、先にも述
べた自動周波数制御(AFC)信号が得られ。
てAM@波器62に入力される。ここで、オーディオキ
ャリアに、同期圧縮位置を示すタイミングパルスが皮丘
されている場合には、このAM検波器62で分離される
。タイミングパルスは、タイミングパルス発生器63で
波形整形されて、可変利得制御増幅器54の利得制御端
子に供給される。また、AM検波器62では、先にも述
べた自動周波数制御(AFC)信号が得られ。
このAFC信号はデジタル変換されたオーディオキャリ
アの周波数ずれを示す情報として、マイクロコントロー
ラ64にも供給される。マイクロコントローラ64は、
上記AFC信号に応じて、先の位相ロックループ回路5
7に与えている選局データの内容を微調整し、オーディ
オキャリア周波数に対するAFC動作を得る。
アの周波数ずれを示す情報として、マイクロコントロー
ラ64にも供給される。マイクロコントローラ64は、
上記AFC信号に応じて、先の位相ロックループ回路5
7に与えている選局データの内容を微調整し、オーディ
オキャリア周波数に対するAFC動作を得る。
この実施例は上記のように構成され、以下動作について
説明する。
説明する。
このシステムにおいては、送信側で同期Ft[によるス
クランブルを施すこと、更に受信側でデイスクランブル
を行なうことは、先に第3図、第4図で説明したシステ
ムとおなじである。
クランブルを施すこと、更に受信側でデイスクランブル
を行なうことは、先に第3図、第4図で説明したシステ
ムとおなじである。
しかし、この発明では、音声信号についても不正な盗聴
が行われるのを防止できるように構成されている。
が行われるのを防止できるように構成されている。
即ち、送信側では、スクランブルを施す場合、ビデオキ
ャリアとオーディオキャリアとの周波数スペクトラムが
通常の場合と入替わるようにしている。
ャリアとオーディオキャリアとの周波数スペクトラムが
通常の場合と入替わるようにしている。
ビデオキャリアー通常は45.75Mtlz、 スクラ
ンブルモード時は41.25MHz オーディオキャリアー通常は41.25MHz、スクラ
ンブルモード時は、45.75MHz である。
ンブルモード時は41.25MHz オーディオキャリアー通常は41.25MHz、スクラ
ンブルモード時は、45.75MHz である。
従って、通常の場合は、キャリアスペクトラムの配置は
ビデオキャリアの方が高く、オーディオキャリアの方が
低い位置にあり、その間隔は4.5MHzである。逆に
、スクランブルモードの場合は、スペクトラムの配置関
係が逆転した状態になる。
ビデオキャリアの方が高く、オーディオキャリアの方が
低い位置にあり、その間隔は4.5MHzである。逆に
、スクランブルモードの場合は、スペクトラムの配置関
係が逆転した状態になる。
このように処理される信号を復調する場合、アップダウ
ンコンバータ52では、第2の周波数変換部における第
2局部発振器の周波数を、通常のモードで・あるかある
いはスクランブルモードであるかにより切換えている。
ンコンバータ52では、第2の周波数変換部における第
2局部発振器の周波数を、通常のモードで・あるかある
いはスクランブルモードであるかにより切換えている。
この切換え情報は、先のFSK変調復調経路を介してマ
イクロコントローラ64に伝送され、契約を行なってい
る加入者のみがその情報を再生できる。
イクロコントローラ64に伝送され、契約を行なってい
る加入者のみがその情報を再生できる。
通常のモードの場合は、アップダウンコンバタ52の第
1の周波数変換部で第1の中間周波612.75MHz
が得られ、更にこの第1の・中間周波は第2の周波数変
換部で710.0M1(zの局部発振出力と混合される
。これにより第2の中間周波数としては97.25MH
zの信号が得られる。
1の周波数変換部で第1の中間周波612.75MHz
が得られ、更にこの第1の・中間周波は第2の周波数変
換部で710.0M1(zの局部発振出力と混合される
。これにより第2の中間周波数としては97.25MH
zの信号が得られる。
この信号に含まれる、ビデオキャリアとオーディオキャ
リアとは、送信側と同様な位置関係で、第2図(a)に
示すような周波数偏移が得られる。
リアとは、送信側と同様な位置関係で、第2図(a)に
示すような周波数偏移が得られる。
しかし、スクランブルモードの場合には、第2の周波数
変換部における局部発振器の発振周波数が511 、
(1MIIzに切換えられる。すると、第2図(b)に
示すような周波数偏移があ得られる。つまり、第1の中
間周波数よりも低い局部発振周波数で。
変換部における局部発振器の発振周波数が511 、
(1MIIzに切換えられる。すると、第2図(b)に
示すような周波数偏移があ得られる。つまり、第1の中
間周波数よりも低い局部発振周波数で。
ビデオキャリアに合せて周波数変換するために、第2の
中間周波数97.25MIZの位置に周波数偏移したビ
デオキャリアとオーディオキャリアとはスペクトル位置
が第1の中間周波数段階のそれとは逆転することになる
。これによりデイスクランブルされたビデオキャリアと
オーディオキャリアとを得ることができる。
中間周波数97.25MIZの位置に周波数偏移したビ
デオキャリアとオーディオキャリアとはスペクトル位置
が第1の中間周波数段階のそれとは逆転することになる
。これによりデイスクランブルされたビデオキャリアと
オーディオキャリアとを得ることができる。
第3図は、上記のシステムの動作手順の一部を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
システムがスタートし、受信チャンネルの信号がスクラ
ンブル信号であるのか否の判定が成され(ステップSl
、S2)る。スクランブル信号であれば、デイスクラン
ブルモードにするために、第2の局部発振信号の周波数
を511.0MIIzにし、通常の信号であれば710
.0旧1zに設定する(ステップS3 、S4 )。次
に、AFC信号を判定しくステップS5)、そのずれ方
向に応じて中心周波数に近付くように制御する動作が行
われる(ステップSO−39)。
ンブル信号であるのか否の判定が成され(ステップSl
、S2)る。スクランブル信号であれば、デイスクラン
ブルモードにするために、第2の局部発振信号の周波数
を511.0MIIzにし、通常の信号であれば710
.0旧1zに設定する(ステップS3 、S4 )。次
に、AFC信号を判定しくステップS5)、そのずれ方
向に応じて中心周波数に近付くように制御する動作が行
われる(ステップSO−39)。
以上のように、この実施例ではスクランブルを施す場合
、ビデオキャリアとオーディオキャリアとの周波数スペ
クトラムを通常の場合と入替えているので、音声信号に
ついても盗聴を防止することができる。
、ビデオキャリアとオーディオキャリアとの周波数スペ
クトラムを通常の場合と入替えているので、音声信号に
ついても盗聴を防止することができる。
[発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、極めて簡単でか
つ安価な手段により、映像信号は勿論、音声信号に対し
てもスクランブル効果を得るテレビジョン信号スクラン
ブルシステムを提供できる。
つ安価な手段により、映像信号は勿論、音声信号に対し
てもスクランブル効果を得るテレビジョン信号スクラン
ブルシステムを提供できる。
プ回路、58・・・高周波増幅器、59・・・ミキサ、
60・・・局部発振器、61・・・バンドパスフィルタ
、62・・・AM検波器、63・・・タイミングパルス
発生器、64・・・マイクロコントローラ、65・・・
FSK復調器。 を説明するために示した信号波形図、第5図は従来のス
クランブルシステムを示す構成説明図である。
60・・・局部発振器、61・・・バンドパスフィルタ
、62・・・AM検波器、63・・・タイミングパルス
発生器、64・・・マイクロコントローラ、65・・・
FSK復調器。 を説明するために示した信号波形図、第5図は従来のス
クランブルシステムを示す構成説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 同期圧縮方式でスクランブルを施すスクランブル装置
において、 映像中間周波と、音声中間周波との周波数を通常のスペ
クトラム配置状態とは逆の配置状態に入替えてスクラン
ブル信号を放送波にて出力するスクランブル手段と、 前記スクランブル放送信号を受信し、第1の中間周波信
号を得る第1の周波数変換器と、 前記第1の中間周波信号と局部発振信号とを混合し、前
記映像中間周波と音声中間周波とを帯域分離できる第2
の中間周波を得る場合に、前記局部発振信号の周波数を
切換えることにより映像中間周波と音声中間周波との周
波数が前記逆の配置状態に入替えられていても通常のス
ペクトラム配置状態で得ることができる第2の周波数変
換器とを具備したことを特徴とするテレビジョン信号ス
クランブルシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63200547A JPH0250590A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | テレビジョン信号スクランブルシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63200547A JPH0250590A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | テレビジョン信号スクランブルシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0250590A true JPH0250590A (ja) | 1990-02-20 |
Family
ID=16426122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63200547A Pending JPH0250590A (ja) | 1988-08-11 | 1988-08-11 | テレビジョン信号スクランブルシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0250590A (ja) |
-
1988
- 1988-08-11 JP JP63200547A patent/JPH0250590A/ja active Pending
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