JPH0250579B2 - - Google Patents

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JPH0250579B2
JPH0250579B2 JP14918181A JP14918181A JPH0250579B2 JP H0250579 B2 JPH0250579 B2 JP H0250579B2 JP 14918181 A JP14918181 A JP 14918181A JP 14918181 A JP14918181 A JP 14918181A JP H0250579 B2 JPH0250579 B2 JP H0250579B2
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JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
deflection
glass
cathode ray
low melting
Prior art date
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JP14918181A
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English (en)
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JPS5851441A (ja
Inventor
Koichi Momoi
Eiko Suzuki
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS5851441A publication Critical patent/JPS5851441A/ja
Publication of JPH0250579B2 publication Critical patent/JPH0250579B2/ja
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/24Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
    • H01J9/244Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases specially adapted for cathode ray tubes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、陰極線管の組立製造に際して、その
構成部品を高精度に安価に接着固定できるように
した陰極線管の組立方法に関する。
陰極線管は、脱ガスし真空排気するときに通常
300〜400℃に加熱される。この為、構成部品を接
着するための接着剤としては、耐熱性、気密性、
接着力を兼ね備えたものが要求され、通常ハンダ
ガラス(所謂フリツト)がこの要求に応えてい
る。このフリツトは400〜500℃の加熱で溶融され
接着される。かかるフリツトを用いて構成部品を
接着するには、フリツトが溶融しているときに構
成部品がずれないように固定治具が必要になる場
合が多い。特に高い精度で固定するには、予め高
精度の治具で接着位置の位置出しを行つた後、フ
リツトを塗布し治具を外れないように装着したま
ま加熱し接着する。このために、従来においては
治具の数が多くなり、しかも治具自体フリツトが
溶融する温度で同時に加熱されるため熱による変
形があり消耗も激しく、治具の精度維持に大きな
出費を余儀なくされる。しかも、治具自体高価で
あり大量生産では治具の数も比例的に増加し、そ
の費用も大きなものになる。
本発明は、上述の点に鑑み、構成部品の接合に
際してわずかな治具の数で、しかも治具の寿命を
格段に延ばして安価に且つ大量生産を可能ならし
めた陰極線管の組立方法を提供するものである。
以下、図面を参照して本発明を説明するに、図
は扁平型陰極線管の組立製造に適応した場合であ
る。
先ず、本発明の理解を容易にするために、第1
図及び第2図を用いて扁平型陰極線管の概略につ
いて述べる。同図中、1は扁平管体でこの管体1
内に夫々扁平面に沿うように即ち扁平管体1の厚
さ方向に関して対向して蛍光面2を有したスクリ
ーンガラス板3と、透明電極4とが配置される。
扁平管体1は、例えばパネル1a即ち平板状のガ
ラス基板とその一方の面に接合されてパネル1a
との間に扁平空間を形成するガラスフアンネル1
bと、これらの一側に扁平空間と連通するように
接合され内部に電子銃5が収容されるガラスネツ
ク管1cとを有して成る。電子銃5は、例えばカ
ソード、第1グリツト、第2グリツト、第3グリ
ツト及び第4グリツトが順次配列された構成とな
し得る。
フアンンネル1bは、パネル1aと対向する平
板部1b1とその周辺にパネル1aに向つて延びる
周側壁部1b2と、その端縁から外側に屈曲し、パ
ネル1aに気密的に接合されるフランジ部1b3
を有し、このフアンネル1bはその平板側部から
みて一側方に漸次幅狭となるいわゆるフアンネル
状、すなわち漏斗状となされる。このフアンンネ
ル1bの漸次端部には周側壁部1b2が欠除し、こ
こに例えば半円筒状の筒面部1b7が一体に設けら
れ、この半円筒状の筒面1b7とパネル1aによつ
て囲まれる開口内にネツク管1cの端部が挿入さ
れて3者が気密的に接合合体される。一方、パネ
ル1aもその輪郭形状をフアンネル1bの周辺形
状に対応した形状とされるも、その幅狭部の左又
は右の一側部から管外に導出される高圧電子6の
導出部にこの左又は右に突出する延長板部1a1
設けられる。
スクリーンガラス板3は、平板状ガラス基板7
の一面にターゲツト電極8が被着され、これの上
に蛍光面2が塗布被着されて成り、このスクリー
ンガラス板7がフアンネルの平板部1b1の内面に
接合され、このターゲツト電極8すなわち蛍光面
2に端子t3を介して高圧の陽極電圧VH、例えば
5.5KVが与えられる。又、この蛍光面2と対向し
てパネル内面に形成された透明電極4にはVH
り低い高圧VB、例えば4.4KVが端子t1を介して与
えられ、蛍光面2と透明電極4との間に第1の偏
向系が形成される。
又、電子銃5と蛍光面2の配置との間に第2の
偏向系が形成される。この第2偏向系は電子銃5
より発射される電子ビームを水平及び垂直偏向す
るものである。すなわち水平偏向は電子銃5より
の電子ビームをこの電子銃5の軸心方向とほぼ直
交し且つ蛍光面2の面方向に沿う方向に偏向させ
て蛍光面2上にビームをいわゆる水平走査させる
偏向であり、垂直偏向は同様のビームを蛍光面2
と直交する方向に偏向させて蛍光面2上にビーム
を上述の走査方向と直交するいゆる垂直走査させ
る偏向である。9はこの水平及び垂直偏向手段
で、この手段は例えば比較的大きな偏向角を必要
とする水平偏向を電磁偏向により行い、他方の垂
直偏向は、上記の電磁水平偏向に用いる例えば対
の内部ポールピースを静電偏向板として兼ねさせ
て静電偏向によつて行う。
この偏向手段9は、図示のように電子銃5の後
段側において管体1の外周をめぐつて高透磁率の
例えばフエライトより成る環状の磁気コア10
と、水平偏向電流を通ずる電磁線輪11〔11a
及び11b〕と管体1内に配される対の内部ポー
ルピース兼静電偏向用の高透磁率磁性体のフエラ
イト偏向板12a及び12bとによつて構成され
る。
磁気コア10は管体1の外周をめぐる環状とな
すも、管体1の電子ビームの通路を挟んで管体1
の厚さ方向に相対向する外部センターポール10
a及び10bを内側に突出させ、これら外部セン
ターポール10a及び10bの外周に線輪11a
及び11bを巻装するか、或はその何れか一方の
外周に線輪を巻装する。このようにすることによ
つて線輪11〔11a及び11b〕に通ずる水平
偏向電流に応じた磁束を両外部センターポール1
0a及び10b間に、更にこれら間に介存する内
部ポールピース兼静電偏向板12a及び12b間
の電子ビームの通路を横切つて管体1の厚み方向
に磁場を与えるようにする。
管体1内の内部ポールピース兼静電偏向用フエ
ライト偏向板12a及び12bは、電子ビームの
通路を挟んで管体1の厚さ方向に関する両側に相
対向してすなわち管体1の扁平面にほぼ沿うよう
に配置対向させ、電子銃5側とは反対側に向つ
て、すなわち第1の偏向系に向つてその間隔が広
がるように且つ同様に電子銃5側とは反対側に向
つて幅広とされた台形状となる。そしてこれらフ
エライト偏向板12a及び12bによつて外部セ
ンターポール10a及び10bの磁束が電子ビー
ムの通路に集束される。
管体1内に配される対のフエライト偏向板12
a及び12bは、予め相互に所定の位置関係に機
械的に連結されて、偏向板構体が構成され、この
偏向板構体を管体1のフアンネル1bの平板部1
b1の内面にフリツト付けされる。このフエライト
偏向板12a及び12bの構体は、第第3図に示
すように、両偏向板12a及び12bを所要の位
置関係に対向させた状態で両者の左右両側端面に
差し渡るように対のセラミツクスにより成る連結
絶縁板21a及び21bがラス融着によつて接着
され機械的に連結される。なお、両偏向板12a
及び12bと電子銃5との軸合せを行うための導
電性の金属ガイド筒体22が連結される。
一方、両フエライト偏向板12a及び12b間
に、これらに夫々与えられる所定の直流電圧に重
畳して垂直偏向信号電圧と、円弧歪補正信号が印
加される。例えば偏向手段9の一方の偏向板12
aと透明電極4とが導電性スプリング等を介して
電気的に連結されて端子t1が導出され、ここに前
述した所定の直流電圧VB例えば4.4KVが与えら
れ、他方の偏向板12bと電子銃5の最終段の電
極、例えば第4グリツトとが電気的に連結されて
端子t2が導出され、ここに所定の直流高圧に垂直
偏向信号電圧と円弧歪補正電圧が重畳して与えら
れる。このようにして第1及び第2の偏向系の共
動によつて電子銃5よりの電子ビームが蛍光面2
上に水平、垂直走査するようになされる。
このように構成される扁平型陰極線管に於いて
は、その管体1のフアンネル1b内に配されるス
クリーンガラス板3、フエライト偏向板12a,
12b及びフアンネル1bの筒面部に接合される
ネツク管1cの取付位置寸法が高い精度で要求さ
れ各々所定の位置からのずれは0.05mm以下に保つ
必要がある。
本発明においては、斯る陰極線管の管体及び構
成部品の接合に際して、室温から約120℃で接着
力を有する瞬間接着剤例えばシアノアクリレート
系接着剤と、約40〜60℃から約1000℃で接着力を
有する無機接着剤例えば硅酸アルカリ水溶液、又
は硅酸アルカリ水溶液に無機物質の粉末(例えば
アルミナ、ジルコニア、チタニア、フオルステラ
イト、ステアタイト等)とを混合しペースト状に
した接着剤と、室温から約550℃で接着力を有す
る低融点ガラス(所謂フリツト、鉛を主成分とし
た結晶化もしくは非結晶化のガラス)を併用し、
少くとも接合部の機密封止部分には低融点ガラス
が充填される如くして瞬間接着剤、無機接着剤及
び低融点ガラスを組立治具上で組み立てられた接
合部に塗布し、瞬間接着剤が室温で硬化した後、
組立治具を取り外し、接合部を無機接着剤が硬化
する40℃〜90℃までの期間を瞬間接着剤にて保持
し、続いて低融点ガラスが溶融し硬化するまでの
期間を無機接着剤にて保持し、最終的に低融点ガ
ラスにより融着するように成す。
即ち、例えば扁向板構体の組立あるいはネツク
管1cの接合に当つては、夫々第3図及び第4図
で示すように、各接合部即ち偏向板構体において
はフエライト偏向板12a,12bと両側のセラ
ミツク板21a,21b間の接合部、ネツク管1
cにおいてはフアンネル1bの筒面部との接合部
に夫々図示の位置関係をもつて無機接着剤31及
び低融点ガラス32を塗布し、位置出し治具で所
定の位置に正確に保持して後、瞬間接着剤33を
接合部の一部にしみ込ませて室温で瞬間的に接着
する。次で治具を取り外し後、電気炉に挿入す
る。このとき、無機接着剤31の乾燥温度40℃〜
90℃までは瞬間接着剤33の接着力により接合部
の位置関係は正確に保持され、続いて、40℃〜90
℃から低融点ガラスの融着が始まる400℃〜450℃
の期間は無機接着剤31の接着力で保持される。
そして、最終的に低融点ガラスにより接合部は気
密的に融着される。
上述の扁平型陰極線管においては、偏向板構体
を組立てて後、この偏向板構体及びスクリーンガ
ラス板3をフアンネル1b内の所定位置に配置
し、又ネツクガラス管1cをフアンネルの筒面部
1b7に配し、各接合部に瞬間接着剤33、無機接
着剤31及び低融点ガラス32を塗布し、上記と
同じ接合法にて接合する。しかる後、パネル1a
をフアンネル1bに低融点ガラスで気密的に封着
し、以後、電子銃5の装着、ステムの封着、真空
排気等の工程を経て扁平型陰極線管の組立てを完
了する。
上述せるように、本発明によれば陰極線管の組
立て、特に構成部品のフリツト接合に際して、低
融点ガラスに加えて無機接着剤及び瞬間接着剤を
併用することにより、位置出し治具を用いること
なく炉内でのガラス融着が可能となり、治具の繰
り返し使用を早めることができ、数少ない治具で
大量生産が可能となる。すなわち、炉内において
は無機接着剤によつて低融点ガラスが溶融中であ
つても接合部の位置ずれが起こらない。この無機
接着剤は、接着するまでの乾燥時間を必要とする
が、この期間までの保持は瞬間接着剤で行なわれ
る。そして、瞬間接着剤を用いて接合部を固定し
た後は、直ちに治具を外すことが可能となるの
で、従来のように治具を炉内に入れて加熱し消耗
を早めることもなく、わずかな数の治具で足るも
のである。
尚、上例では扁平型陰極線管に適用したが、他
の陰極線管の組立にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明を適用し得る扁平型
陰極線管の平面図及びその断面図、第3図はその
偏向板構体の斜視図、第4図はフアンネルとネツ
ク管の接合を示す斜視図である。 1は管体、2は蛍光面、3はスクリーンガラス
板、31は無機接着剤、32は低融点ガラス、3
3は瞬間接着剤である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 陰極線管の管体及び部品の組立方法におい
    て、室温から約120℃で接着力を有する瞬間接着
    剤、約40〜60℃から約1000℃で接着力を有する無
    機接着剤及び室温から約550℃で接着力を有する
    低融点ガラスを使用し、少くとも接合部の機密封
    止部分には前記低融点ガラスが充填される如くし
    て前記瞬間接着剤、無機接着剤及び低融点ガラス
    を組立治具上で組み立てられた前記接合部に塗布
    し、前記瞬間接着剤が室温で硬化した後前記組立
    治具を取り外し、以後、前記無機接着剤による保
    持期間を経て前記低融点ガラスにより融着するよ
    うにしたことを特徴とする陰極線管の組立方法。
JP14918181A 1981-09-21 1981-09-21 陰極線管の組立方法 Granted JPS5851441A (ja)

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