JPH02504210A - 発振器位相雑音の減少に関する改良 - Google Patents

発振器位相雑音の減少に関する改良

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JPH02504210A
JPH02504210A JP63505536A JP50553688A JPH02504210A JP H02504210 A JPH02504210 A JP H02504210A JP 63505536 A JP63505536 A JP 63505536A JP 50553688 A JP50553688 A JP 50553688A JP H02504210 A JPH02504210 A JP H02504210A
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ホークス,ヘンリー・ウイリアム
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 振器電相雑音の減小に関 る 良 本発明は、発振器からの出力の位相雑音、特に相加性位相雑音を減少させるため の方法及び装置に係る9本発明の1適用例は周波数置TA (FM)発振器であ り1本発明は更に、減少した相加性位相雑音を有する非変調(CW)出力を提供 し得る。
位相雑音は主に2つの原因に分類できる。第1の分類は「相加性(a、ddit ive)J雑音であり、発振器のループ伝達間数に従って増幅後に発振器のスペ クトルバンド内の熱雑音が発振器のスペクトルに加えられるものである。この雑 音はその後、発振器内の振幅制限プロセスの結果としてSt4変調〈ΔH)成分 の除去により瞬時発振器周波数の位相変調側波帯に間接的に変換される。この雑 音は帯域全体にわたって熱性であり、従って、この帯域でそれ自体非相関である (本発明により影響されない上記制限プロセスにより生成される成分を除く)。
位相雑音の第2の分類は「相乗性(multiplicative)」雑音であ り、これは発振器の内側で発生されるが、ループ伝達関数のスペクトルバンドよ りも十分に外側の低周波数雑音(典型的にはフリッカ雑音)を含む、この低周波 数雑音は、発振器内の非線形性の結果としてループバンドの内側に位置するよう に上位に変換される。実際にこの雑音は発振器を変調するので、発振器の直接周 波数/位相変調に対応する側波帯を生成する0発振器がそれ自体例えばvco  c電圧制御発振器)作用により故意に変調されるならば、これらの雑音側波帯は 故意に生成された各変調側波帯の周囲に生成される。従ってこれらの個々の雑音 側波帯は、上述のように帯域全体にわたって非相関である個々の相加性雑音から の側波帯と異なり、相互に相関している。
FM発振器の場合、側波帯を生成する周波数変調メカニズムは、周波数安定度を 悪化させ、こうして相加性及び相乗性の両者に起因するスプリアス位相及び振幅 雑音(不要電波)を誘引する傾向がある。後述するように、このような位相雑音 を減少させる現行の方法は効果が制限されているので、本発明の目的は更に位相 雑音の減少をもたらすことである。この減少は相乗性位相雑音でなく(上述のよ うに、有効に相乗性位相雑音となる上述の非影響相加性成分でもなく)相加性位 相雑音のみで実施される。
本発明は発振器の全周波数帯で作用するのでなく、各側波帯の周囲の領域でのみ 作用する。しかしながら、これは情報及び雑音帯域幅が通常の場合そうであるよ うに変調周波数に比較して小さいならば十分である。別の2つの制限は、本発明 が正弦波形による周波数変調のみに影響することと、比較的短期の相加性位相雑 音を改良するという点にある。この目的のために既知の構成を追加使用すること によって、長期周波数安定化も得られる0本願の目的のために、位相雑音は後述 するように周波数不安定の短期形である。
本発明によると、少なくとも1つの規定された周波数帯内で所与の周波数の発振 器からの出力における相加性位相雑音を減少させる方法は、該周波数帯内で該所 与の周波数の周波数変調側波帯を生成するために、該周波数帯内で最高の相乗性 位相雑音周波数(非変調発振器周波数と呼称する)よりも著しく高い周波数を有 しており且つ該周波数帯内で位相雑音全体(即ち相加性プラス相乗性)の変調指 数よりも著しく大きい変調指数を生成するような周波数変調信号を発振器に加え る段階と、発振器出力中の相加性位相雑音変調を相殺する傾向のある方向及び振 幅で、位相変調以前又は以後のいずれかに発振器出力の振幅制限形を受は取る適 当な遅延を有する周波数弁別器の出力から選択された変調周波数の信号で該発振 器からの出力を位相変調する段階とを含み、こうして位相変調された発振器から の出力が、該周波数帯内で減少した相加性位相雑音を有する周波数変調出力とな るようにする。
発振器出力の該振幅制限形は、単に発振器の直接出力を振幅制限することにより 生成され得る。あるいは、該振幅制限形は、瞬時周波数に近接する側波帯以外の 変調器の直接出力を振幅制限し、更に、該周波数弁別器への直接入力を@幅制限 することによっても生成され得る。
弁別器は該位相変調後に発振器出力を受は取ることができ、該選択された信号は 比較的高い増幅後に該位相変調を実施するようにフィードバックされる。
上記の代わりに又はこれに加えて、弁別器は該位相変調以前に発振器出力を受は 取ってもよく、該選択された信号は比較的低い増幅後に該位相変調を実施するべ くフィードフォワードされる。
選択された信号に周波数変調信号の適当な移相形を乗じることができ、相加性位 相雑音周波数の積の成分のみが選択され、非移相周波数変調信号を乗じられ、該 後者の乗算の積を使用して該位相変調を実施する。あるいは、選択された信号を 適当に移相してもよく、相加性位相雑音周波数で変調された成分のみを直接使用 して該位相変調を実施する。
好ましくは該周波数帯の外側の周波数変調パイロット信号を更に発振器に加え、 位相雑音全体の変調指数よりも大きく且つ前者周波数変調信号の変調指数よりも 小さい変調指数を生成してもよく、相加性位相雑音の減少した周波数変調発振器 出力のパイロット信号内容は検出され、該規定された周波数帯内のパイロット信 号内容、従って相加性位相雑音内容を減少させる方向に該位相変調を実施する信 号を制御するべくフィードバックされる。
次に、相加性位相雑音の減少した周波数変調出力は、逆位相で加えられる該周波 数変調信号で位相変調され得、こうして該周波数帯内で減少した相加性雑音を有 する該所与の周波数から実質的に構成される信号が得られる。
相加性位相雑音の減少した周波数変調出力は次に、該所与の周波数及び該周波数 変調側波帯の1つを除く全部を除去するようにr波され得、減少した相加性位相 雑音を有する該1つの周波数変調側波帯のみが実質的に残るようにする。該1つ の周波数変調側波帯は後続発振器を周波数変調するために該周波数変調信号とし て加えられ得、後続発振器の出力は上記方法により相加性位相雑音減少方法を受 ける。
発振器、又は各発振器は電圧制御発振器であり得る。
本発明は上記方法で使用するための装置も提供する。
以下、添付図面を参考に本発明を具体的に説明する。
尚、第1図は発振器の周波数を安定化するための既知の回路の概略図、第2図は 本発明の発振器の1実施例を示す同様の概略図、第3図は本発明の発振器の別の 実施例を示す同様の概略図、第4図は第2図及び第3区の実施例を組み合わせた 同様の概略図、第5図は本発明の発振器の更に別の実施例を示す同様の概略図、 第6図は第2図〜第5図の回路で使用される位相変調器を示す同様の概略図、第 7図は第2図〜第5図の回路で使用するのに適当な移相周波数弁別器の回路図、 第8図は第2図〜第5図の回路により得られる低薙音情報帯域を示す区である。
第1図は既知の方法で周波数安定化された出力を有する電圧制御発振器(VCO )1を示す、出力は、例えばTerman著”Eteetronie and  Radio Engineering”、 4th E(1(1955)、 p 606に記載されるような従来の移相周波数弁別器2に供給され、該弁別器の出 力は低域フィルタ3及び増幅器4を介してvCOを制御するようにフィードバッ クされる。 FM変調がvCOに加えられるとしても、その効果は弁別器の中心 周波数点(ゼロボルト)により規定される点でその中心周波数を安定化すること である。このような構成は多少異なる形態ではあるが、中間周波数(IF>信号 を生成するために受信RF信号と混合される出力を有する局部発振器を安定化す るためにTV受信器で使用される。その目的は、適切な画像表示を得るために、 受信器通過域の中心の内側にTV波形を維持することである。側波帯の雑音変調 をもたらす発振器不安定(即ち位相雑音)は比較的小さいので問題ない、しかし ながら、このような不安定は、別の情報側波帯を搬送するために周波数変調によ り生成される側波帯により形成される副搬送波構造を使用するようなシステムで は盟著であり得る。
本発明の説明に先立って、発振器雑音の特徴について要約しよう、正弦波形によ り周波数変調される発振器において、発振器雑音は相加性であるか相乗性である かに関係なく、次の2つの成分に分解され得る。
(a)正弦波により周波数/位相変調される(本発明の関連では周波数変調と位 相変調は同義である)ような搬送波により形成される回転ベクトルと平均同位相 の雑音側波帯。これらの側波帯はFM濾波形振幅変調を生じ、振幅制限とそれに 続くP波により除去可能である。
(baa)の回転ベクトルと平均直角移相に配置される雑音側波帯、これらの側 波帯は実際に変調指数(即ち変調周波数で除した1方向における搬送波周波数偏 差)を振幅変調し、こうして正弦波の位相変調に別の位相変調を加える。dBc /H2で表されるこの位相−雑音(搬送波に起因する位相雑音)は公称搬送波( 即ち発振器周波数)からのオフセットが増加するに従って減少し、本発明が減少 しようとするのはこの位相−雑音である。
以下の本発明の説明では次の表記を使用する。
ω。=RF搬送波角周波数(例えば200MHz)。
ω。。、=固有の発振器非線形性を介して側波帯ω。±ω。1.)を生成する相 乗性雑音の角周波数(低)。
ω、=信号変調角周波数(例えば200k)Iz) 。
ω、十ω、=パイロットトーン角周波数(例えば250kHz)。
ωゎ=特定の場合に規定される一般雑音角周波数。
’ (a) h t * 、= (rJ e t * 、が狭い帯域、例えばω 。の両g1100k[lzにあるときの表記。
k=相加性雑音の振幅係数。
t=時間。
6御弁別器の遅延。
ΔP=信号の変調指数(例えば20ラジアン)。
ΔP、=パイロットトーンの変調指数(例えば0.1ラジアン)。
δP、=例えばω、の平均値の両側10kHzの狭い帯域内の経時変化性相加性 移相雑音変調。
別作位相−雑音側波帯の経時変化性相加性位相−靴音変調成分。
ΔPゎ=特定の場合に規定される一般的経時変化性位相雑音変調。
Jo、J、、J2等=適当な引数のベラ七ル関数。
周波数変調した波形は相加性及び相乗性雑音源の両方により変調され、次のよう に表記され得る。
^=eos(ωoL+ΔPeasω、1+ΔPO+++)CO5ωo+x+t) +keosωぬ(◆it               、、、 (1)C1発 振器の場合、ΔP=Oであり、式(1)は次のように表すことができる。
^=cos(ωot十ΔPacosω、t)            、、、   (2)ここで、相加性及び相乗性成分を表すために便宜上、一般表記ΔP、及 びωゎを使用する。追って詳述するように2ΔPcosω、は除去されたので、 kcosω1.、tに含まれる相加性平均直角移相項δP0はcosO項の内側 に移動され得る。
相乗性雑音が不在であるか又は非常に小さいならば、式(2)は次のように表さ れる。
^= eos(ωat十 δP、)                           、、、  (2八)式(2)及び(2^)は搬送波に近接する相乗 性スペクトルの外側に相加性雑音を含み得るが、通常P波により除去され得るの で実際には重要でない。
式(2^)は周波数変調発振器の式のように見えるが、実際1さ表子:2−so a21o (e) にはそうでなく、単に搬送波ω。に関して直角位相の平均位相側波帯を表す、真 の雑音周波数変調発振器は次の式を有する。
A= cos(ωat十ΔPotw、C05(tJ o+*+t)         11.  (2B)相加性の状態を表す(2人)と相乗性の状態を表すく2 B)との間の差は上記の形式的計算により完全には補われないが、ΔPがゼロよ りも大きいような状況を想定するとこの差は明確になろう、ΔPが大きい場合、 ΔP変調は上記スペクトルを占める一連の所望のスペクトル線を生成するので、 相加性雑音のより高い周波数は上記P波により除去され得る。
特に、ω。±ω、の第1の側波帯は項著なω、1..雑音成分により汚染される 傾向がある。これらの成分は、同様に他の側波帯ω。±2ω1、ω。±3ω1等 の周囲に現れるΔP(即ちΔP+δF、)の低周波数振幅変調にほぼ分解され得 る0通常は、搬送波及び第1の側波帯の周囲の雑音のみが顕著であり、従って、 式〈1)は次のように書き換えられる。
複雑になり、適度に簡単な物理的解釈を得ることができないため、この移動は簡 単にはできない、このような全移動は、δP、の低周波数がFM信号の各側波帯 を変調せず、搬送波と平均直角位相に位置する側波帯のみを生成することを意味 すると考えられる。相乗性雑音が存在する場合、これは搬送波と側波帯との両方 を直接変調し、この事実を示すためにcos[1項の内側に適宜配置され得る。
ΔPがゼロになると、ωおの側波帯はなく、従って、間接搬送波変調によりT訂 は同様にcos[]の内側に移動され得、従って式(2)及び(2^)となる。
本発明は、絶対方向におけるω。±ω、領域の相加性雑音(i)出力周波数の周 囲の相加性雑音が望ましくは相乗性雑音のレベルに匹敵するレベルに減少するよ うなC1発振器、(ii)1次、及び場合によってはより高次の側波帯の周囲の 相加性雑音が望ましくは相乗性靴音のレベルに匹敵するレベルに減少するような ω、の所与の値を有するFM発振器を提供することである。
本発明の作用を正しく理解するためには、特に従来の遅延(即ち移相)弁別器に より実施されるような周波数弁別原理を認識することが必要である(分かり易く するために、通常の要素記号を使用し且つ自明な第7図は、遅延dがTerma nにより示される同調回路に固有でなく別の整数(例えば集中遅延線)により規 定される点において上記Tersan回路とやや異なる既知の弁別器回路を示す 、一方、本発明ではTerman型の回路が使用され得る。
この場合、第1図の弁別器2の入力は上記式(2)により表される。
あるいは周波数変調信号として次のように表すこともできる。
^= Co5(ωat十△PrrCtJ l、sinωl、t)従って、弁別器 2で生成される(2)の遅延形は次のように表される。
^(cl) = cos(ω、t+d+ΔPneosω、を十d)       、、、  (4)弁別器における(2) X (4,)のたすき掛は及びフィル タ3による2ωゎ成分の除去後、出力は次式のようになる。
= cosωod[J−(ΔP、 ω、d) + 2J 2 (ΔP、、ω+1 d)eos(2ω9を十ω。d)+、、、]式(6)には因数sinω。dを乗 じられる級数が含まれ、初項は周波数ω9であり、弁別器の主FM出力を表し、 その振幅は1次ベッセル成分J、により規定される。この信号は、 sinω。
dが1に等しくなるように選択することにより(成分3及び4を含むフィードバ ックループの不在を一時的に仮定する)弁別器出力に連結された低域フィルタ( 図示せず)により抽出され得る。この場合、eO5ω。dはゼロになり、従って 、DC(J、項により表される)又は同調(2ω、を等の項により表される)は なくなる。
他方、FM検出でなくω。の中心周波数安定化が必要とされる場合、ゼロ次のベ ッセル成分を抽出すると有利である。
これは同様に、必要な中心周波数でeO5ω。dをゼロに等しくすることにより 得られる。このとき、安定化は第1図に示すフィードバックループを含むことに より実施され、ここでDC(J、項)はVCOにフィードバックされ、DC電圧 は過渡状態の消滅後にほぼゼロになる。このような安定化が実施されると、VC Oはこのほぼゼロの出力により規定される周波数に維持され、即ちω。がω。+ δωに変化するに従い、cos[(ω。+δω。)dコは次式で表される。
eos (ω ロd)eosδ ω 、d−sin(ω od)sin δ ω  od= −5in(ωad)sin(δωad)〜−δω。dこのように、δ ω。が公称搬送周波数ω。のいずれかの側にドリフトすると、DC出力は符号を 変える。このような構成は最終IFを予備検出帯域幅内に維持することができる ので、VCOが局部発振器であり且つ混合器を介して弁別器に連結されているよ うな通常の放送受信で有益である。この場合、フィルタ3は、故意又は非故恵の 種類のFM信号情報(例えば雑音)を除去するために、非常に低いカットオフを 与えられる。
しかしながら、位相雑音減少が必要な場合、1次ベッセル成分(J、項)の最適 化が必要であり、フィルタ3はJ。及び38項の両方を通過し且つ基本ω1信号 j、を阻止するように設計される。この信号は、元の周波数/位相変調を減少す るような方法で増幅器4を介してフィードバックされる。
原則として認められることであるが、単にフィルタ3の帯域幅を増加すると周波 数安定化を長期から迅速な(位相雑音)より短期に拡張できる。
上記に:8載したような従来のフィードバック技術には次のような問題が伴う。
(i)式(6)のJ、振幅項はΔPユωイdに近似し、この振幅と経時変化部分 、即ち との両方は式(3)の雑音成分を表すので、このJ、S幅項は雑音による信号の 周波数変調を表す位相検出順である。この項は全体の修正のために発振器にフィ ードバックされ得るが、実際にこのような発振器は、それ自体例えば水晶発振器 よりも位相雑音を発生し易い■COrなければならない。
により表されるように、弁別器出力は非常に小さい、尚、高周波数(中心周波数 ω。)における時遅延が大きいと大型で高価になり、また、(7)がフィードバ ック周波数安定化を表すsinω、を項に近似するためにはω、dを小さい値に 維持しなければならないので、dは実用的な理由で小さくなければならない、実 際に、dの使用可能な値は(ωゎの値に依存して)因数ω9dを介して約80c lBだけ式(7)の振幅を減少させる傾向があり、従って、増幅器4で発生され る熱雑音のレベルよりも低いレベルに検出出力を即座に減少させることが可能な 弁別器出力損失を表す。
最終的な効果は到達可能な位相雑音減少を制限することである。典型的な数字は 約2GHzで11の搬送波からlkl’lzで−85clBc/Hzである。こ れは基本熱雑音の約−174dBm/Hz (即ちll1111搬送波)に匹敵 する。 90dBまでのギャップは大きいギャップであり、本発明の目的はこれ を減少することである。
低弁別器感度(高損失)に加えて、第1図の構成は次の3つの主な理由によりF M発振器の効率的な相加性位相雑音減少に不適当である。
(1)J、成分における必要な大きいFM信号の存在はすぐ(こ増幅器4を飽和 するので、低レベル、即ち雑音信号を処理するように増幅器を設計しなければな らない。
(2)広域(即ち大きい変調指数)FM発振器が必要とされる場合、vCOは内 在的により非安定的であり、小さい修正周波数変調のみのために設計されたVC O種よりも相加性位相雑音を発生する傾向がある。
(3)後述するように、弁別器から検出された雑音はそれ以上処理しないとvC Oを周波数変調するには不適当である。
本発明は、周波数変調発振器と信号周波数(C−)発振器との間の差を利用する ものであり、その1実施例を第2図に示す。
第2図中、周波数ω。のvcosは信号cosω、tにより周波数変調され、式 (3)により表される位相変調信号を発生する。
VCO5の出力はクリッピングリミタ6(一方、回路38は無視する)とそれに 続く帯域フィルタ7(中心周波数ω。を有しており、VCOの所望のスペクトル を通過させるに十分な帯域幅を有する)により振幅制限される。クリッピングリ ミタ6それ自体は、相乗性様の特性を有するが相加性雑音に起因する別の雑音成 分を発生する。この別の成分は真の相乗性原因の成分、及び本明細書の最初から 2番目及び4番目のバラグラフに記載したVCO5内の振幅制限に起因する相加 性誘導相乗仕様成分に加えられる。リミタ6により生成される上記側の成分を許 容できない場合は、後述するような修正によりこれを除去するか又は大幅に減少 させる。フィルタフの出力は低偏差(例えば最大で約±45°、即ち0.8ラジ アン)位相変調器8を介して遅延dを有する周波数弁別器9(回路6゜及び7゛ は無視する)に供給され、該弁別器の出力は中心周波数ω、を有する帯域フィル タ10及び利得C】の増幅器】1と介して増幅器12に供給される。成分8の適 当な回路については後述する。増幅器12において、信号は式:を介して移相器 13により移相されたcosω、tの移相形に結合され、その出力は2ω、成分 を阻止する低域フィルタ4及び減算回路15を介して、同様にcosω、tを受 は取る第2の乗算器16に供給される0回路15は、フィルタ14から受は取っ た信号から減算されたDC入力ΔPω、dを受は取る0乗算器出力は変調器8の フィルタフの出力を位相変調するべく、利得C2の増幅器17を介して供給され る。雑音の減少した所望の出力は変調器8かち得られる。
第2図の動作を以下に説明する。 VCO5の出力は上記式(3)により示され る波形である。雑音項δP1はω、変調の周囲の雑音側波帯を生成し、従って、 雑音周波数は01周波数に関してとられ、即ち周波数ω。士ω、の雑音成分はゼ ロ周波数の情報帯雑音、又はωゎ==(実際の雑音周波数−ω、)として表され る。こうしてω、の周囲のこの制限された情報帯でδP、を一般式δPmeos ωゎtに置き換えることができる。
情報帯域幅は例えば、50H2以下から1okHzまでの範囲であり得る。
弁別器9からの出力は、式(6)のJ、成分を求めることにより得られ、ここで δP、に対する小さい遅延dの効果を無視するならば、出力は次のように表すこ とができる。
ω、d 出力−2J、(ΔP+δPmcosωbtω−d)si口(0m1 +−)ω1 d ζ(ΔP+δP、cosω、、t)ω、dsi口(ω、 1 + −)+2ω等 を含む他のベッセル環 この最後の式は、変調器ωお十雑音成分ωゎを含むことが示される。フィルタ1 0は、ω、の予想される小さい変化を通過させ且つ乗算器12でω、どの間にう なりを生じることが可能であった2ω、の信号を阻止するように十分な帯域幅を 有する0乗算器12は移相器13から得られる項:を乗じることにより01項を 除去する0乗算器12の純出力は従って、 1                     ω、dTx [ΔP+δPsc osω、t]ωmd[1−cos2(ωat+−「)コ、、、   (9) であり、フィルタ14が2ω1項を除去した後には次の出力を固定DC項δP、 ω、dは絶対値が等しく且っ異符号の値を減じることにより回路15で除去され 、 出力2ω、dδPseosωllt            、、、、 (10 )が残る。
Cl11発振器で式<10)を式(7)に比較すると、式(7)においてωアは ほぼゼロに近くく上記(b)項参照)、式(1o)では対応する項はω、である ので、忌度は比ω、/ω、たけ改良されたことが認められる。ωJωゎの比が1 00〜1000のとき、こうして弁別器損失を第1図に比較して40〜20dB に減少することができる。
また、ΔF及びω、が第1区に示すようにゼロであり、その2つの対応する式、 即ち弁別器後の式(7)<式(10)に対応)及び位相変調式(2)(式(3) に対応)で表されるときに存在する直角位相関係とは全く異なり、式<10)中 の経時変化項cosωゎtは式(3)中のδPの元の位相雑音血■ヌm (即ち δP。
eO9ω。t)と同位相であることが理解されよう。従って、乗算器16におけ るcosω、tへの再変換とそれに続く増ta後に、出力(10)は、 出力=ω、dδPseosω、LCosω、t         、、、 (1 1)として、又は式(3)で使用される表記によると、出力=ω、dδPmeO 8ωsL            、、、 (12)として(第10のように周 」し見−変調VCO5でなく)位1−変調器8にフィードバックされる。
従って、VCO5はフィードバックルーズの外側に配置され、短期安定性を改良 するという点で有利である。これはV C0へのフィードバックが大規模変調を 加えるように設計された回路エレメントへのフィードバックを含むためである。
第2図の回路は長期安定性を修正しないが、これは必ずしも重要ではない、もし そうであったら、別のDCJO出力(式(6)参照)を弁別器9から取り出し、 第1図の従来方法で■COにフィードバックする。
説明の便宜上、増幅器11及び17は別個の単位として示すが、前者の増幅器は 弁別器における損失(即ち係数ω、dによる減衰)を克服するように機能し、後 者の増幅器は必要なフィードバック性能を与えるように機能する。しかしながら 、当業者には自明のことであるが、増幅器17の代わりにこれらの2つの増幅器 を利得CIXに2の単一の増幅器として組み合わせてもよい、フィルタ10は、 2ω1項が奇数次項の選択により除去される場合には厳密には必須ではないが、 増幅器11に到達する情報帯の外側の漂遊スプリアス及び2ω9等の信号を阻止 するように助長し得る。該フィルタは情報帯域幅を規定するようにも機能し得る が、これはフィルタ14のほうが適している。
以上の説明において式(9)における定数DC項、δP、ω、dは減算回n15 においてDC相殺により除去される。増幅器17(単独あるいは上述のように増 幅器11を含む)における動的範囲制限により、ΔPがΔP、に比較して非常に 大きり)場合、この簡単な方法は必ずしも十分に正確ではない、この増幅器は、 熱雑音限界に匹敵する非常に低いΔP、のレベルに合致しなければならず、従っ て、残留DC成分は非常に小さい値に維持されなければならず、ドリフトを考慮 すると長期間にわたってこれを維持するのは困難である。必要に応じて、高域フ ィルタをカットオフ近傍のDCに置き換えることにより、 DC相殺を改良する ことができる。この変形例はω、に非常に近似する周波数の近傍の位相雑音修正 出力(11)のフィードバックを減少する傾向があるが、情報帯がこの低域に延 びないならば許容可能である。上述のような別の第1図の型のフィードバックル ーズにより満足され得る長期安定性の要求が存在するとしたら、この低域である 。
上記第2図中、式(10)により表される出力は弁別器9の出力に乗算器12で 誘導されたeOsω、を項との間にうなりを生じさせることにより得られる8式 (11)の最終的な必要修正出力は、乗算器16でeO8ω、tとの間にうなり を生じることにより得られる。原則として、信号をらどの周波数ω。
に戻すこれら2つのうなり発生段階を省略しても同一の最終的結果が得られる。
この変形例によると、破線により示すように、コンポーネント12.14及び1 6は省略され、増幅器11(又は増幅器11及び17を組み合わせる場合は弁別 器9又はフィルタ10)の出力は、 の移相を導入する移相器18を介して減算回路15に直接供給される。このとき 、式(9)は次のように表される。
ΔPeasω、を及びφωゎt/ω、因数を除き、式(13)は必要な修正出力 を表す式(11)に等しい、これらの因数の前者は回路15でΔPcosω、t の定数AC項を減じることにより除去され得る。φが90”に近付く傾向がある としてもω、/ωゎ比が大きいと第2の因数は小さい。しかしながら、^C8殺 はDCよりも複雑であり、φω9/ω、により導入される誤差は場合によっては 問題となり得るので、結局の処2つの乗算器回路が好適である。
相乗性雑音は検出されたω、の近傍の相加性雑音側波帯と異なり、第212!の 回路9により検出されないことが示され得る各ω、側波帯の周囲の相関雑音を発 生するので、ω。
側波帯の周囲の位相雑音減少は相加性雑音のみに適用される。従って、■005 は相乗性雑音を最小にするように設計されるべきである。
第2図の構成は、式(10)により適度に良好な弁別器5度を提供し、目的によ っては十分であり得る0例えば、ω。
の周囲の情報帯域内に一85dBc/Hzの相加性位相雑音レベルを有する発振 器、(弁別器損失を克服するために)40JBのG1と50clBのG2とから 合成されるループ利得、及び+20dBmの弁別器へのパワー人カレベルを用い ると、CldBm(即ち11)に間して約−152clBm/Hzの位相雑音レ ベルが得られる。この減少レベルは理論的に獲得可能なレベルよりも約20cl B近く、これを更に減少するには更に高いループ利得を使用するしかない、しか しながら、実際に90dBの上記全ループ利得は既に高く、注意深く設計しない と、ループ不安定が生じかねない、この高い利得はより長い弁別器遅延dを使用 すると減少し得るが、このこと自体は別のループ不安定の原因となり得る。この 点に関して性能を改良する構成を第3図に示す。
既に示したように、第2区の弁別器9からの出力、即ち式(8)は、直接位相変 調により修正できるように修正位相に雑音成分ΔPゎcosωI、tを含む、第 2図では、フィードパ・ンク修正を使用する。第3図はフィードフォワード修正 構成を示す、第3図はフィルタフからのvCO出力がパワーハイブリッド24に 供給される点を除いて第2図と同様であり、該パワーハイブリッドの出力は弁別 器9と、d/2M延回路25を介して小偏差位相変調器20とに分割され、該変 調器は利得C3の増幅器1日を介して混合器16から変調信号を供給される。
C3自体はフィードバックlレープよりもフィードフォワードに位置するのでほ ぼ1である(実際には損失を補償するために1よりもやや大きい)が、増幅器1 9は前記と同様に増幅器11を含み得、その場合該増幅器は約61の利得を有す る。
vCO出力はこうして図示するように直接修正される。数学的には、d/2遅延 回n25を導入すると弁別器遅延dにより生ずる移相の効果を妨げ、従ってdが 増加し得ると説明することができる。こうして、弁別器損失を約20dBに減少 することができる。d/2遅延は経費を節減するために回路9の遅延d部分(第 7図参照)に沿って中途から取り出すことができる。
第2図に示すように、回路12.14及び16を省略し、移相器18に置き換え 、回路15でAC減算してもよい、これは、後述する第4図及び第5図について も同様である。
第30中、■CO出力出力光の相加性位相雑音変調は理論的には、C3の手動調 節によりC1増帰器雑音のみを残す完全な相殺によりゼロに減少することができ る。しかしながら実際には、利得設定におけるドリフトにより、元の位相雑音レ ベルよりも20〜40clBを越える改良が得られるのは短期のみである。相殺 比が20dBである場合、全体の改良は11(OdBm)のVCO出力に対して −85−20= −105dB+a/Hzでしかないが+ −85dBm/Hz よりも低い基本雑音レベルの発振器を使用すれば技術は十分であり得る。このよ うなフィードフォワード構成のシーケンスは、相乗性雑音により設定される極限 まで更に性能改良を得るために使用され得る。このようなシーケンスにおいて、 位相変調器20の出力はVCO5の出力として処理され、共通移相器13を使用 して第2のリミタ6、フィルタ7等に供給される。しかしながら、このようなシ ーケンス13はコンポーネント、特に弁別器9及び遅延25回路の点で経費がか かる。
第2図及び第3区のシステムを第4図に示すように組み合わせると有利である。
フィードバックループは増幅器17と変調器8とを含み、更に1以上の第3区の フィードフォワード段を備え、更に20〜40clBの改良段階を提供する。例 えば上記特徴を有する第2図の構成は、相乗性雑音の不在下で一152clTo /Hzまでの性能を提供し得、第3図の構成はこれを更に20dB下回る。第2 図の構成に必要な利得が不必要に高いと見なされるならば、より低いフィードバ ック性能を採用し且つ別の第3図のフィードフォワード段によりこれを補償する ことにより利得を減らすことができる。
このような多重構成は技術的には十分であるが、低損失弁別器回路等が高価であ る。これに代わる好ましい方法は、所望の長期高相殺を自動的に得られるように フィードフォワード構成でフィードバック通銘を使用することである。
これは第5図の構成により得られる。第5図の回路は、バッファ回1!@37に より分離された信号変調cosω、を以外に変調パイロットトーンcos (ω 、+ω、)tをVCO5に加える点を除き、第3図の回路と同様である。(ω、 +ω、)はω、に近似し得るが、好ましくは雑音を減少すべき帯域、例えば該当 する情報帯域幅の外側に位置し、即ちω、 = 200k)lzのとき、ω。
は50k)Izであり得、((Ll、+0m)=250k[Izとなる。パイロ ットトーンの変調指数ΔP、は約0.1ラジアンであると適当であり、即ち信号 cosω、tの変調指数ΔP(例えば20ラジアン)よりも小さく且つ雑音変調 指数ΔP1よりも大きい、ω、は正でなく負の増分であり得る。
第5図では、第3図のように乗算器16は単独の増幅器19を介して変調器20 に連結されるのでなく、利得G4の増幅器26、乗算器27及び加算器28を介 して該変調器に連結される。
変調器20の出力はフィードバックループを介して乗算器27に連結され、この ループは@幅すミタ29及び帯域フィルタ30(回路6及び7と同様)、周波数 弁別器31、利得G5xC6の増幅器32、乗算器33及び適当には約2Hzよ りも高い周波数を阻止する低域フィルタ34を含む0乗算器33は更にパイロッ トトーンcos(ω、+ω、)tを供給され、フィルタ34と共に相関器として 機能する。
動作中、第3図の基本フィードフォワード構成は、回路26.27及び28によ り改良された長期間雑音相殺が得られるように制御され、乗算器27の制御入力 は上記フィードバックループから得られる。該ループはフィルタ34の出力とし て(発振器の最終出力でもある)変調器20の出力の残留パイロットトーン変調 内容を検出し、該フィルタの振幅及び極性は上記パイロットトーン内容の振幅及 び位相の変化に伴って変化する。
フィルタ34の出力は増幅器26の利得C4により強化された元のフィードフォ ワードルーズの出力を回路27において乗じられ、上記内容と同様に変化する乗 算器27からの出力を発生する。こうしてフィードバックループは乗算器27か ら出力を発生し、該出力は加算器28(ここで出力はフィードフォワードルーズ の出力と加算される)を介して変調器20に供給されると、フィードフォワード ループの20dBの相殺誤差に反作用して、最終出力のパイロットトーン内容を 規定レベルまで減少させる。実際に、回路26.27及び28は、第3図の手動 利得制御19に替わる自動利得制卸を構成し、必要に応じて規定の相殺を発生す るようにほぼ1単位の利得を調整する。このパイロットトーン内容の減少は同一 比率で位相雑音内容を減少させる。
上記に変えて増幅器265:回路34及び27の間に連結してもよいが、図面の ように配置すると異なる周波数の回路間に利得を分配すると共に、フィードバッ クルーズにおける大きなループ利得を避けることができ、これらはいずれも安定 性に望ましい要因であるので、当業者には自明のように図面のように構成したほ うが好適である。又、利得G6及びC4は交換可能であることも自明である。
第5図中、フィルタ10及び14は更に夫々(ω、十ω、)及びω、を通過させ なければならない、これは帯域を適当に選択することにより、あるいは必要に応 じて第3図の帯域フィルタと並列に適当な帯域フィルタ(図示せず)を連結する ことにより実施され得る。
ΔP、が0.1ラジアンで且つ初期フィードフォワードループ相殺が20dBで しかないとき、[;6XG4で90dBのループ利得として第5図の構成を使用 すると、約90dBのΔP9、従って位相雑音の最終相殺が得られる。G5の役 割は弁別器31の損失を克服することである。フィードバック利得はG4XG8 xにLXに5でなくに5XG6でしかないので、必要な高い利得は第2図の構成 はど不安定である可能性は高くなく、更に、フィードバックループ(G5XG6 を含む)の周波数は非常に低く、約2111zの相関器帯域幅により制限される 。このループの周波数弁別器31はかなり単純であり得、例えば50dBの損失 であり、即ち弁別器9の遅延よりも小さい遅延な有しており、このフィードバッ クルーズの相対安定性を利用することができる。
パイロットトーンを導入する目的は1乗算器27により規定されるように、単に 相殺の制御を設定することである。
信号偏差ΔP及び雑音偏差δP、はこの機能に使用するには夫々前者は大き過ぎ 、後者は小さ過ぎる。残留パイロットトーンが特定の用途で発振器出力で許容さ れ得る場合、パイロットトーン周波数は情報帯域幅の(上記の説明のように外側 でなく)内側に配置され得る。あるいは、後続する位相変m段階を使用してパイ ロットトーン周波数を許容可能なレベルに減少させることもできる。しかしなが ら、この段階はそれ自体ドリフト等の問題を生じる可能性があるので、このよう な構成は好ましくない。
低偏差位相変調器8及び20は発振器の動作周波数帯に適当であり且つ相対的に 相乗性雑音を含まない場合、市販の型であり得る。より一般的には該変調器は、 説明の目的で純理論的に雑音のない変z vco出力が90°(直角位相)ハイ ブリッド21に供給される第6図に示す種類のものであり得、該ハイブリッドの 第1の出力は180°ハイブリツド(加算器又は減算器)22の1つの入力に直 接連結され、第1の出力に対して直角位相に配置された第2の出力は平衡変調器 として使用するのに適当なように十分な動的範囲を有するように選択され且つ変 調信号を受信する型の乗算器23を介して180°ハイブリツド22の第2の入 力に連結される。動作理論を以下に述べる。
ハイブリッド21からの2つの出力は、eos(sot十P)                  、、、  (14)及び5in(ωot+P)               ・−<15)(式中、Pは6般変調項を表す)として表される 。
乗算器23で6般変調項M(M< < 1)を乗じた後の出力(15)は、 MXsin(ωot十P)                  、、、  ( 16)となる。
従って、変調器の最終出力は、M(ラジアンで表す)〈<1のとき、 (14)+(16)=eos(ωot+P)+MXsin(ωot+P)= c os(ω*t+P+tan−’M)’kcos(ωot+H)           、、、 (17)により与えられる。
式(17)は、式(1)におけると同様に、P;ΔPcosω、t+δPcos ω、を及びM=(、ω−dδPcosω、1、即ちCX式(12)とすることに より、式(1)の雑音で擾乱されたvCO波形の修正に適用可能な形悪で表現す ることができる。
従って、G=G1×G3. にω、dζ1であり且つフィードフォワード信号が 適当な位相を与えられるようなフィードフォワードの場合を考慮すると、修正し たvCO出力は次式で表=cos(ωot+ΔPeosω、t)    、、、  (1g>同様にしてフィードバック修正が得られることは当業者に認識されよ う、 Hが約30″に達した後に関係は徐々に非線形になるので、Hが約30’に達す るまでH〈く1でtan−’ = M(ラジアン)の条件は維持される。この場 合、等式が厳密であるならば雑音は一般に非常に小さいのでH<10°、例えば 約2°である。
第6図の乗算器23は相乗性雑音の源であり得る。もしそうであるならば、その 効果は例えば増幅器を介してより高いレベルの入力を使用し、得られた出力をハ イブリッド22に加える前に減衰することにより減少され得る。
式(18)は、修正方法及び該方法と小偏差位相変調器との関係を理解し易くす るために含まれる。この式は内部雑音を無視したものであり、完全な相殺を仮定 しているので正確ではない、実際に、−174dMb/!(zよりも低い限界は 得られず、更に、残留相乗性雑音は通常ではもっと高く、こうして獲得可能な限 界を設定する。上述のように、この相乗性雑音は夫々ω、側波帯の周囲で相間さ れ、周波数ω1の遅延弁別器9では検出されない、従って、該雑音は本明細書中 に記載されるフィードバック/フィードフォワード構成により修正することはで きない1以上の理論は、vCO信号が比較的大きい変調指数項ΔPを含むPによ り既に位相変調されている場合でさえも、小さい変調指数位相変調H1即ち雑音 修正信号をvCO信号に加えることができ、即ち第2区〜第5図で使用される位 相変調修正方法を使用可能であることを立証している。
以上の説明は、■COに加えられる周波数/位相変調を中心とする規定の情報帯 の周囲の位相雑音減少に関するものである。上記に説明したように、このために は、適用される変調周波数(ω、)は該当帯域で情報/雑音周波数ω、(変調周 波数と呼称する)よりも著しく大きくなければならず、適用される変調周波数の 変調指数ΔPは情報/雑音変調の変調指数ΔPゎよりも著しく大きくなければな らない、こうすると上記目的(ii)を実現することができるが、これは通常で は目的(i>を実現するほどには重要ではない。
上述のように、目的(i)は式(2^)におけるように固定出力周波数の周囲の 帯域で低い相加性雑音を有するCl11発振器である。相乗性雑音は、実際に発 振器の最終的位相雑音性能を通常設定する許容可能なレベルにあると仮定され、 従って、一般に相加性位相雑音レベルを相乗性位相雑音よりも低いレベルに減少 するようにすることはほとんど無益である。従って、目的(i)を実現するには 、上記基準に従い位相雑音の変調指数よりはまだは大きいが、例えば1.0ラジ アン未満の小さい変調指数の周波数/位相変調を故意に導入すればよい、しかし ながら、相加性雑音減少が行われるのは変調周波数の周囲の規定の情報帯域のみ である。この制限は第8図に示され、同図は搬送波ω。(即ち発振器の公称中心 層波数)の周囲に適当な側波帯を生成する小偏差周波数/位相変調ω、を示す、 更に、第2図〜第7図に示す手段による処理後に(斜線部に示すような)減少し た位相雑音内容を有する主要な上下の情報帯域35及び36も示される。
C−用途によっては、低雑音情報帯域35及び36を得るためにこうして導入さ れた小偏差指数周波数/位相変調ω。+ω、の存在は許容され得る。しかしなが ら、必要に応じて別の位相変調器(図示せず)に低雑音帯域を得るために導入し た変調と逆位相の変調信号、即ち付加的修正後の位相変調信号 = eos(ωot十ΔPeosωaL−ΔPcosω5t)=eO8ω、1 (式中、ω。はここでは搬送波ω。十位相雑音を示す)を加え、この別の位相変 調器を介して信号を供給し且つ2つの低雑音帯域35及び36を維持することに より、この変調を除去することができる。この波形は、これらの低雑音帯域内で 情報を含む信号と混合するためにCM発振器波形として有用である。但し低雑音 情報帯域を例えばゼローIF/直流変換受信器で使用する場合のように搬送波に 近くする必要がある場合は、あまり有用ではない。
しかしながらこの最後の要件は、第S図の完全側波帯構造を維持し、次に例えば 帯域フィルタ(口承せず)により低雑音側波帯の1つを抽出し且つ搬送波と他の 主側波帯、及び使用される変調指数値に由来するその他の側波帯を棄却すること により満足され得る。抽出した側波帯を増幅し、発振器信号として使用すること ができる。この方法に間しては、元の搬送波が比J、(ΔP)/J、(ΔP)( ΔPは小さく、Jo及びJ、は夫々ゼロ次及び1次のベッセル関数である)だけ 側波帯の周波数よりも大きい周波数を有するという点に小さい問題がある。(こ の比は位相変調波形を表す式の通常の展開により得られる。)例えば約0.5ラ ジアンのΔPの値は4.75の振幅比を与え、これには不要な搬送波ω。の高い 棄却が必要である。、:のためには、ω。とω。+ω1(又はω。
−ω、)との間に十分な一波が得られるようにω、を比較的大きくするe・要が ある。しかしながら、ω1が大き過ぎると、その発生は固有の位相雑音の問題を 生じ得る。
この問題は、第2図〜第5図の方法により、即ち信号ω、/R(R> > 1) でω、を位相変調することによりω、それ自体を発生することにより克服できる 。ω、の位相雑音の問題はこうして、第2図〜第5図中ωからω、への移動と全 く同様にこのより低い周波数ω、/Rに移される。ω、/Rは必要な情報帯域幅 よりも更に大きくなければならない。
このように、第8図に関して説明した方法は、通常著しく低い周波数の発信器か らしか期待されなかった相加性位相雑音性能を高周波数発信器から得る方法を提 供するものであり、このような性能は、発信器を使用すすべきr液量に依存する 1以上の位相変調段階のシーケンス、即ち夫々れた出力を有する第2図〜第5図 の回路の系列により得られる。
更に、第8図に間して説明した方法は、ω、が大きく、従ってそれ自体の高い位 相雑音レベルを生成する傾向がある場合に、完全な低雑音側波帯構造が必要な第 2図〜第5図の精成でω1を安定化させるためにも使用することができることが 理解されよう。
第8図に関して説明したCM出力を得るために第5図の回路を使用する場合、ω 1それ自体をパイロットトーンにできることが予想されよう、これは原則として は可能であるが、出力中のω、内容を維持する必要があると同時にこれを減少す るようにしなければならないので、実際には困難である。
第2図の説明で上述したように、第2図〜第5図のクリッピングリミタ6はその 作用により、次のように生じる別の相関雑音成分と発生する。瞬時周波数の近傍 のVCO5、即ち変調周波数ω、よりも著しく小さいこの周波数の周囲の帯域幅 内で発生された相加性雑音側波帯は、S幅変調及び位相変調成分の両方を有する 。理想的にはS幅変調成分はリミタ6により振幅制限されるべきでなく、このよ うな制限があると、周波数置1VcO5の各ω、の周囲の側波帯の周囲に上記の 別の相関雑音成分を生じる。上述のように、この相関雑音は相乗性雑音に等しく 1発振器自体の内側で任意の制限方法により発生された相乗性雑音及び発振器自 体の内側で乗法的方法により発生された相乗性雑音に付加的である。これらの全 形態の相関雑音は本発明により減少されず、従って、このような雑音の全体のレ ベルを最小にする必要がある場合は、リミタ6によりこのような雑音が発生しな いようにするか又はこれを減少するようにしなければならない、これは次のよう にして達せられる。
上述のように、理想的にはリミタ6は、第2図〜第5図の回路の最終出力におけ る対応する相聞側波帯が存在できないように、上記近接側波帯の振幅を制限すべ きでない。
しかしながら、本発明を実施するためには、これらの近接側波帯以外の側波帯は 振幅制限しなければならない、また、近接側波帯の振幅制限は、周波数弁別器9 が適正に機能するためにも不可欠である。これらの要件は、クリッピングリミタ 6とこれに後続する帯域フィルタ7を(第2図の破線6′及び7′で示すように )弁別器9の直前に移動することにより満足され得る。前者のクリッピングリミ タ6は、上記近接側波帯以外の雑音側波帯のみを振幅制限するように精成された 周波数選択リミタ38(同様に示す)により置き換えられる。
周波数選択リミタ38の好適例は、例えば周波数選択的に修正された本出願人名 義の同時係属英国出願第8712556号(英国特許出願公開第2191321 A号)に記載されているような正規化回路により形成される。この正規化回路( 例えば第1図の回路)は、入力信号(この場合VCO5からの入力信号)を受は 取り且つ除算器回路に分母として供給される出力を有する線形検出器を備える。
除算器は分子として基準電圧(この目的では、適当なレベルに設定された固定電 圧を目的とする)を受は収り、除算弱出力は、同様に入力信号を受は取る乗算器 に供給される。混合器出力は正規化(この場合制@)された入力信号である0周 波数選択修正は上記近接周波数が除算器に送られないように、検出器と除算器と の間にフィルタを連結することから成る。このフィルタ回路はDC近傍から適当 には1/4ω、までの周波数を阻止し且つそれよりも高い周波数を通過させるよ うに精成されている。
(本出願人名義の同時係属英国出願第8728577号は出願第8712556 号に基づく周波数選択正規化回路についてより詳細に記載している。)このよう に、正規化回路出力は上記近接周波数しか振幅変調されない、正規化回路はクリ ・ンビングリミタのように出力を歪ませないので、リミタ6に後続する帯域フィ ルタ7はこのような歪みを除去するために正規化回路出力に不要であるが、他の 理由から望ましいと認められる。
第2図の上記変形は第3図〜第5区でも同様に実施され得る。
(#:わ14) (4L才授噴°) 国際調査報告 国際調査報告

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも1つの規定された周波数帯域で所与の周波数の発振器からの出力 における相加性位相雑音を減少させる方法であって、該帯域で最高の相乗性位相 雑音周波数(非変調発振器周波数と呼称する)よりも著しく高い周波数を有して おり且つ該帯域で位相雑音全体(即ち相加性プラス相乗性)の変調指数よりも著 しく大きい変調指数を生成する周波数変調信号を発振器に加え、該帯域内で該所 与の周波数の周波数変調側波帯を生成する段階と、発振器出力における相加性位 相雑音変調を相殺する傾向のある方向及び振幅で、位相変調以前又は以後のいず れかに発振器出力の振幅制限形を受け取る適当な遅延を有する周波数弁別器の出 力から選択された変調周波数の信号で該発振器からの出力を位相変調する段階と を含んでおり、こうして位相変調した発振器からの出力が、該帯域で減少した相 加性位相雑音を有する周波数変調出力となるようにする前記方法。
  2. 2.単に発振器の直接出力を振幅制限することにより、発信器出力の該振幅制限 形を生成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 3.発振器の瞬時周波数に近接する側波帯以外の発振器の直接出力を振幅制限し 、更に該周波数弁別器への直接入力を振幅制限することにより、発信器出力の該 振幅制限形を生成することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 4.弁別器が該位相変調後に発振器出力を受け取り、該選択された信号を比較的 高い増幅後に該位相変調を実施するべくフィードバックすることを特徴とする請 求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 5.弁別器が該位相変調の前に発振器出力を受け取り、該選択された信号を比較 的低い増幅後に該位相変調を実施するべくフィードフォワードすることを特徴と する請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 6.選択された信号に周波数変調信号の適当な移相形を乗じ、相加性位相雑音周 波数のみにおける積の成分を選択して非移相周波数変調信号を乗じ、該後者の乗 算の積を適用して該位相変調を実施することを特徴とする請求項4又は5に記載 の方法。
  7. 7.選択された信号を適当に移相し、相加性位相雑音周波数で変調された成分の みを直接適用して該位相変調を実施することを特徴とする請求項4又は5に記載 の方法。
  8. 8.請求項4に記載の方法及び請求項5に記載の方法の両方をを含むことを特徴 とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  9. 9.請求項6に記載の方法又は請求項7に記載の方法を含む請求項8に記載の方 法。
  10. 10.位相雑音全体の変調指数よりも大きく且つ前者の周波数変調信号の変調指 数よりも小さい変調指数を生成するべく発振器に更に周波数変調パイロット信号 を加え、相加性位相雑音の減少した周波数変調発振器出力のパイロット信号内容 を検出し、該規定の周波数帯域内における該パイロット信号内容、即ち相加性位 相雑音内容を減少する方向に、該位相変調を実施する信号を制御するためにフィ ードバックすることを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の方法。
  11. 11.パイロット信号周波数が該規定周波数帯の外側に位置することを特徴とす る請求項10に記載の方法。
  12. 12.該相加性位相雑音の減少した周波数変調出力を次に、逆位相で加えられる 該前者周波数変調で位相変調し、こうして該帯域で減少した相加性雑音を有する 該所与の周波数から実質的に構成される出力を得るようにすることを特徴とする 請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 13.該相加性位相雑音の減少した周波数変調出力を次にろ波し、該所与の周波 数及び該周波数変調側波帯の1つを除く全部を除去し、減少した相加性位相雑音 を有する該1つの周波数変調側波帯のみが実質的に残るようにすることを特徴と する請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  14. 14.該1つの周波数変調側波帯を該周波数変調信号として加え、請求項1から 13のいずれか一項に記載の方法による相加性位相雑音減少方法を実施される出 力を有する後続する発振器を周波数変調することを特徴とする請求項13に記載 の方法。
  15. 15.発振器、又は各発振器が電圧制御発振器であることを特徴とする請求項1 から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 16.少なくとも1つの規定された周波数帯域内で所与の周波数の発振器からの 出力における相加性位相雑音を減少させるための装置であって、発信器と、該帯 域で最高の相乗性位相雑音周波数(非変調発振器周波数と呼称する)よりも著し く高い周波数を有しており且つ該帯域で位相雑音全体(即ち相加性プラス相乗性 )の変調指数よりも著しく大きい変調指数を生成する周波数変調信号を発振器に 加え、該帯域内で該所与の周波数の周波数変調側波帯を生成するための手段と、 発振器出力における相加性位相雑音変調を相殺する傾向のある方向及び振幅で、 位相変調以前又は以後のいずれかに発振器出力の振幅制限形を受け取るように適 当な遅延を有しており且つ振幅制限手段を介して連結された周波数弁別器の出力 に連結されたフィルタ手段により選択された変調周波数の信号で該発振器からの 出力を位相変調するための位相変調器とを備えており、こうして位相変調した発 振器からの出力が、該帯域内で減少した相加性位相雑音を有する周波数変調出力 となるようにする前記装置。
  17. 17.該振幅制限手段が発振器の直接出力のみを振幅制限するように連結されて いることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 18.該振幅制限手段が、発振器の瞬時周波数に近接する側波帯以外の発振器の 直接出力を振幅制限するように連結及び構成された第1の振幅制限手段と、該周 波数弁別器への直接入力を振幅制限するように連結された第2の振幅制限手段と を備えることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 19.該第1の振幅制限手段が、同時係属英国出願第8712556号(公開第 2191321A号)に記載されているような正規化回路を備えており、該正規 化回路は更に、該近接周波数が除算器回路に到達するのを実質的に阻止するため にその検出器と除算器回路との間に連結されたフィルタ手段を有することを特徴 とする請求項18に記載の装置。
  20. 20.弁別器が位相変調後に発振器出力を受け取るように連結されており、該選 択された信号が比較的高い利得の増幅器を介して該位相変調を実施するように該 位相変調器にフィードバックされることを特徴とする請求項16から19のいず れか一項に記載の装置。
  21. 21.弁別器が該位相変調以前に発振器出力を受け取るように連結されており、 該選択された信号が比較的低い利得の増幅器を介して該位相変調を実施するよう に該位相変調器にフィードフォワードされることを特徴とする請求項16から1 9のいずれか一項に記載の装置。
  22. 22.選択された信号が、同様に移相器を介して周波数変調信号の適当な移相形 を受け取る第1の乗算器に供給され、相加性位相雑音周波数のみにおける積の成 分が第1の乗算器に連結されたフィルタ手段をを介して選択され、同様に非移相 周波数変調信号を受け取る第2の乗算器に供給され、該第2の乗算器の出力が該 位相変調を実施するように該位相変調器に供給されることを特徴とする請求項2 0又は21に記載の装置。
  23. 23.該フィルタ手段からの選択された信号が適当な移相器を介して該増幅器に 供給され、こうして相加性位相雑音周波数で変調された成分のみが該位相変調を 実施するために直接加えられることを特徴とする請求項20又は21に記載の装 置。
  24. 24.請求項20に記載の装置及び請求項21に記載の装置の両方を備えること を特徴とする請求項16から19のいずれか一項に記載の装置。
  25. 25.請求項22に記載の装置又は請求項23に記載の装置を備えることを特徴 とする請求項24に記載の装置。
  26. 26.位相雑音全体の変調指数よりも大きく且つ前者周波数変調信号の変調指数 よりも小さい変調指数を生成するべく周波数変調パイロット信号を発振器に付加 的に加えるための手段と、相加性位相雑音の減少した周波数変調発振器出力のパ イロット信号内容を検出するための手段と、該規定の周波数帯域内で該パイロッ ト信号内容、即ち相加性位相雑音内容を減少させる方向に該位相変調を実施する 信号を制御するために該パイロット信号内容をフィードバックするための手段と を備えることを特徴とする請求項21から23のいずれか一項に記載の装置。
  27. 27.パイロット信号周波数が該規定の周波数帯域の外側に位置することを特徴 とする請求項26に記載の装置。
  28. 28.該相加性位相雑音の減少した周波数変調出力が別の位相変調器に供給され 、該変調器には該前者周波数変調信号が位相変調信号として逆位相で供給され、 こうして該帯域内で減少した相加性雑音を有する該所与の周波数から実質的に構 成される出力が得られるようにすることを特徴とする請求項14から27のいず れか一項に記載の装置。
  29. 29.該相加性位相雑音の減少した周波数変調出力が、該所与の周波数及び該周 波数変調側波帯の1つを除く全部を除去するように構成されたフィルタ手段に供 給され、こうして濾波された出力が減少した相加性位相雑音を有する該1つの周 波数変調側波帯のみから実質的に構成されるようにすることを特徴とする請求項 14から27のいずれか一項に記載の装置。
  30. 30.周波数変調信号を該発振器に加えるための手段が、請求項29に記載の装 置を備えており、該周波数変調信号が該周波数変調側波帯出力により構成される ことを特徴とする請求項14から29のいずれか一項に記載の装置。
  31. 31.発振器又は各発振器が電圧制御発振器であることを特徴とする請求項14 から30のいずれか一項に記載の装置。
  32. 32.添付図面の第2図から第8図に関して実質的に上記に記載したような、発 振器の出力における位相雑音を減少させるための方法又は装置。
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