JPH02503429A - 毛髪のカールの安定化および毛髪の手入れ用薬剤 - Google Patents

毛髪のカールの安定化および毛髪の手入れ用薬剤

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JPH02503429A JP1502094A JP50209489A JPH02503429A JP H02503429 A JPH02503429 A JP H02503429A JP 1502094 A JP1502094 A JP 1502094A JP 50209489 A JP50209489 A JP 50209489A JP H02503429 A JPH02503429 A JP H02503429A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 毛髪のカールの安定化および毛髪の手入れ用薬剤本発明は、テトラオキシエチレ ンラウリルエーテルおよび、ビニルイミダゾールメトクロリドとビニルピロリド ンとからなるカチオン性共重合体を含む毛髪のカールの安定化および毛髪の手入 れ用薬剤に関するものである。
毛髪のカールの安定化および毛髪の手入れ用薬剤は、一般的には、フィルムを形 成する天然高分子あるいは合成高分子の溶液から構成される。天然高分子として は、たとえば、シェラツク、アルギン酸塩、ゼラチン、ペクチン、キトサン壌お よびセルロース誘導体などがある。合成高分子としては、たとえば、ポリビニル ピロリドン、ポリビニルアセテート、アクリル酸重合体あるいはメタクリル酸重 合体のようなポリアクリル化合物、これらの両方の酸とアミノアルコールとのエ ステルよりなる塩基性高分子およびその塩、あるいはこれらの塩基性高分子の第 4級生成物、ポリアクリロニトリル並びにこのような化合物の共重合体、たとえ ば、ポリビニルピロリドン−ビニルアセテートあるいはポリビニルピロリドン− ジメチルアミノエチルメタクリレートなどが使用される。
さらに、毛髪の手入れおよびカールの安定化用薬剤には、特比、損傷を受けた髪 における濡らせた櫛で梳かした時の安定性および触感を改良するために、たとえ ば、アルキルトリメチルアンモニウムクロリド、ジアルキルジメチルアンモニウ ムクロリド、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリドおよびアルキルピ リジニウム特表平:’−5034L19 (2) クロリドなどの単量体第4級アンモニウム化合物が、しばしハ添加される。
このような第4級アンモニウム化合物の添加剤では、調製された薬剤が生理学上 、害のあるものとはならないが、目に対しては損傷を与える。
DE−OS  34 01 037において、テトラオキシエチレンラウリルエ ーテルおよび、ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートからな る第4級共重合体(quaternisiertenCo−polymeris at)の組合せを基本とする毛髪の手入れおよび毛髪のカールの安定化のための 美髪用薬剤が知られているが、この場合、第4級アンモニウム化合物の添加は必 ずしも必要ではない。
しかしながら、この薬剤の髪の状態に対する効果は、特に損傷を受けた髪の場合 においては、十分に満足し得るものではない。(試験例I参照)。さらに、この 薬剤は、ビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートからなる高価 な第4級共重合体を使用しているので、かなり高価なものである。
これに対して、本発明では、テトラオキシエチレンラウリルエーテルおよび、ビ ニルイミダゾールメトクロリドとビニルピロリドンからなるカチオン性共重合体 を相乗的に組み合わせて使用することによって、優れた髪の状態を整える効果お よび良好な髪の安定化が同時に達成することができることが明らかとなった。
それゆえ、本発明は、ビニルピロリドン類の第4級共重合体とテトラオキシエチ レンラウリルエーテルとを含み、水性、アルコール性あるいは水−アルコール性 溶液を基本とし、場合によっては、推進用ガスおよび通常の添加剤を含む毛髪の カールの安定化および毛髪の手入れ用薬剤を提供することを目的とし、本発明の 薬剤は、(a) ビニルピロリドン類の第4級共重合体として、ビニルイミダゾ ールメトクロリドとビニルピロリドンからなるカチオン性共重合体を0.1〜1 0.0重量パーセントの割合で、しかも、 (b)テトラオキシエチレンラウリルエーテルを0.1〜5.0重量パーセント の割合で、 含むことを特徴とするものである。
ビニルイミダゾールメトクロリドとビニルピロリドンからなるカチオン性共重合 体としては、特に、市販品であるルートビッヒシャーフxンCドイツ連邦共和国 ) BASF AG社製のLuviquat @ FC370、Luviqua t @ FC550およびLuviquat @ FC905が適している。コ ノ共重合体(CTFA名称: Po1yquaterniua+−16)は、次 に示した構造式(I)を有する。
ただし、X=0.30〜0.95 V=0.05〜0.70 X+y”1 構造式(I)を有するカチオン性共重合体の平均分子量は、主に40.000g /mo1〜1,000,000g/molである。
上記の共重合体には、ビニルイミダゾールメトクロリドを95モルパーセントの 割合で、しかも、ビニルピロリドンを5モルパーセントの割合で含むものであっ て、平均分子量が約g o、o o oであるもの(商品名: Luviqua t@FC905、BASF AG社製)が、特に好ましい。
構造式(II)で示されるテトラオキシエチレンラウリルエーテルCHx (C Hz ) + ocHz (OCHzCHt )−OH(IF )は、4モルの エチレンオキシドでオキシエチル化したラウリルアルコールである。
本発明の薬剤においては、テトラオキシエチレンラウリルエーテルが0.1〜5 重量パーセント、主に0.5〜2重量パーセントの割合で含まれる。
成分(a)のカチオン性共重合体の含有量は、0.1〜10重量パーセント、生 に】〜a5重量パーセントである。
本発明の薬剤は、主にpH値が2〜11を示し、しかも、水性、アルコール性あ るいは水−アルコール性溶液の形態をとることが可この際のアルコールとしては 、主に美髪用の目的のために一般的に使用される炭素数が1〜4の低級のアルコ ール、たとえば、エタノールやイソプロパツールが挙げられる。そして、本発明 の薬剤中には、このようなアルコールをO〜99.8重量パーセントの割合で含 むことができる。
もちろん、本発明の薬剤においては、通常用いられる美髪用の添加物、たとえば 、香料、薬草エキス、殺菌剤あるいは抗菌剤、ふけ止め剤、香料を溶解させるた めの溶剤、あるいは、キトサン誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロ リドン−酢酸ビニル共重合体のような天然あるいは合成樹脂類を、これらの添加 物が有効に働き、しかも合目的的と思われる範囲において含むことができる。さ らに、染色用に調剤されている着色染料、あるいは髪に直接つけて同時に髪の色 合い付けを行うための染料なども含むことができる。
前述の染料は、単独で使用しても、あるいは混合して使用してもよく、このよう な染料には、たとえば、次に示すものが挙げられる。
すなわち、芳香族ニトロ染料(たとえば、1,4−ジアミノ−2−二トロベンゼ ン、ビクラミン酸、1−ヒドロキシ−2−アミノ−4−ニトロベンゼンおよび1 .4−ビス(2−ヒドロキシエチル)−アミノ−2−ニトロ−5−クロロベンゼ ン、アゾ系染料(たとえば、C,1,14805−アシッド ブラウン 4)、 アントラキノン系染料(たとえば、C,1,61105−ディスバーズ バイオ レット 4)およびトリフェニルメタン系染料(たとえば、C,1゜42535 −ペイシック バイオレット 1)などであり、その際、これらの種類に属する 染料の置換基の性質に応じて、酸性、非イオン性あるいは塩基性をもたせること ができる。本発明の薬剤において、これらの染料の総濃度は、一般的に約0.0 1〜zO重量パーセントである。
また、本発明の薬剤には、以下に示す推進用ガスも添加物として圧力容器の中に 充填することができ、その場合、調合された薬剤は主に泡となって取り出され、 染色ノズルを有する設置バルブによって薬剤は容易に調合され、髪に容易に分割 塗布することができる。
推進用ガスとしては、特に、揮発性の比較的小さいフルオロクロロ炭化水素、た とえば、ジフルオロジクロロメタンあるいはトリクロロモノフルオロメタン、テ トラフルオロジクロロエタンあるいは低級のアルカン、たとえば、n−ブタン、 j−ブタンおよびプロパン、あるいはジメチルエーテルが適しており、さらに、 上記の圧力容器において使用する場合では上述のガス状推進用材料と同様に、た とえば、N= 、NxOおよびCOzの他に、前に挙げた化合物を混合したもの も適している。本発明の薬剤においては、このような推進用ガスが、約2〜10 重量パーセントの割合で含まれることが好ましい。
本発明の薬剤は、一般的には、洗髪した後、タオルで乾かせた髪に、髪の量に応 じて約5〜20gに分けられて使用される。それから、髪を十分に梳かし、通零 の方法で、すぐに乾燥させるか、あるいは、すぐにウェーブカーラーでカールさ せた後、乾燥させる。
本発明による毛髪のカールの安定化および毛髪の手入れ用薬剤では、優れた毛髪 のカール安定化性が得られるのと同時に、湿った状態の髪を柵で梳かす際の安定 性に対する著しく優れた改良効果ならびに、乾いた髪の光沢や触感などに対する 著しく優れた改良効果が得られる。特に、本発明の薬剤を用いた後の湿った状態 の髪における櫛あるいはブラシの滑り効果は、本質的に改良されており、そのた めに、髪の乾燥あるいはウェーブカーラーを用いてのカールが非常に容易なもの となる。ここに挙げた利点は、特に、テトラオキシエチレンラウリルエーテルお よび、ビニルイミダゾールメトクロリドとビニルピロリドンからなるカチオン性 共重合体を含む本発明に記載された混合物を、ひどく損傷を受けた髪に対して使 用した場合に顕著なものとなる。
本発明による毛髪のカールの安定化および毛髪の手入れ用薬剤においては、柵で 梳かす時の安定性の優れた改良効果が得られるので、殺菌性あるいは抗菌性の特 性を持たせるために保存剤として低濃度(約0.2重量パーセント)の薬剤を添 加する場合を除いては、第4級アンモニウム化合物を全く使用しないことが可能 である。
本発明に記載された薬剤のこの他の利点としては、文献から知られている薬剤、 たとえば、DE−053401037により知られている薬剤と比較して、低価 格であることが挙げられる。本発明の成分(a)として使用されるビニルイミダ ゾールメトクロリドとビニルピロリドンからなる共重合体は、DE−O3340 1037において使用されるカチオン性共重合体の価格の約1/3にすぎない。
湿った髪に対して確認された、櫛で梳かす時の安定性の優れた改良効果、および 、髪の光沢や触感の改良効果は著しいものであり、この効果が相乗的なものであ ることは、次のことから明らかである。
すなわち、同様の溶液中にテトラオキシエチレンラウリルエーテルあるいは、ビ ニルイミダゾールメトクロリドとビニルピロリドンからなるカチオン性共重合体 を単独で含むものを用いて髪を処理(試験例CおよびD参照)しただけでは、上 述の判断基準で見た場合、わずかの、しかも不十分な改良効果が得られるにすぎ ない。
さらに、後述の試験例ESF、G、およびHから、本発明に記載された薬剤にお いて、テトラオキシエチレンラウリルエーテルの代わりに、他の脂肪族アルコー ルポリオキシエチレンエーテルを使用した場合では、必要とされる相乗的な効果 を示さないことが確かめられた。
なお、後述の実施例は、本発明の目的を詳細に説明するためのものであって、こ れによって本発明が制限されるものではない。
実施例 実施例J: 水溶液の形態である薬剤 テトラオキシエチレンラウリルエーテル    1.2g水(塩を全く含まない )           96.3g100.0g 実施例2: 水−アルコール性溶液の形態である薬剤テトラオキシエチレンラウ リルエーテル    0.7gエタノール                  20.0g水(塩を全く含まない)           77.3g100. 0g 実施例3: 圧縮ガス充填物の形態である薬剤イソプロパツール             10.0g水(塩を全く含まない)86.。2 充填二上記の調合物である液体    96.0gプロパン             4.0g実施例4: 圧縮ガス充填物の形態である薬剤テトラオキシエチ レンラウリルエーテル    1.4g充充填上上記調合物である液体     96.0gジメチルエーテル         0.4g実施例5: 水−アル コール性溶液の形態である薬剤テトラオキシエチレンラウリルエーテル     1.20gポリビニルピロリドン             0.50gエタノ ール                  5.00g水(塩を全く含まない)            90.75g上記の記載において、述べられている数字 は、すべて重量パーセントを示す。
試験例 試験例A まず初めに洗髪を行った後、髪をタオルで乾かせ、このようにした20名の被験 者の髪に、実施例1に記載された薬剤を用いて処理を行った。
被験者のうち10名は、正常な髪であった。残りの10名については、ひどく損 傷を受けた髪を含め、損傷を受けている髪であった。
明確な結果を得るため、また、どの被験者においても異常な髪の特性を除外する ために、それぞれ髪を中央で分け、髪の半分には、髪の量に合わせて24〜6g の薬剤を塗布し、他の半分の髪は処理を行わずに、そのままの状態とした。その 後、それぞれの髪を十分に梳かし、ウェーブカーラーでカールさせ、乾燥させた 。
続いて、カーラーを除去し、髪をカールさせた。薬剤の効果については、理髪業 を専門とする専門家によって評価を行った。評価は、規準として、濡れた櫛で梳 かした時の安定性、カールの耐久性、カール具合、光沢、触感、および髪の静電 気などの総括的な判断基準に基づいて行った。
評定 :  1:非常に良好 2=良好 3=充分 4=不充分 処理を行った半分の髪を、処理を行っていない半分の髪と比較した時の試験結果 について、次の表1に示す。
表1 評点l  評点2  評点3  評点4試験例B さらに、18名からなるグループの被験者の髪に対して、実施例3記載の薬剤を 用い、試験例Aと同様の方法によって、処理を行った。グループのうちの10名 は、損傷を受けた髪であり、その中にはひどく損傷を受けている髪が含まれてい た。残りの8名は、正常な髪であった。この試験結果については、次の表2にま とめた。
表2 評点l  評点2  評点3  評点4被験者数   16    2     0    0試験例C 相乗効果の再検査を行うために、さらに、14名からなるグループの被験者の髪 について、試験例Aに記載した方法と同様にして、実施例1記載の混合物のテト ラオキシエチレンラウリルエーテルの代わりに、同じ量の水で置き換えたものを 用いて、髪の片側だけを処理した。残りの半分の髪については、処理を行わず、 そのままとした。5名の被験者は、正常な髪であったが、9名の被験者は、損傷 を受けた髪であった。この試験結果を、表3に示す。
表3 評点1  評点2  評点3  評点4試験例り 相乗効果をさらに再検査するために、正常な髪をもつ被験者6名と、ひどく損傷 を受けた髪をもつ被験者7名とからなる13名の被験者のml!4の試験グルー プについて、試験例Aにg2載された方法と同様にして、実施例1記載の混合物 にあってビニルイミダゾールメトクロリドとビニルピロリドンからなるカチオン 性共重合体を含まないものを用いて、髪の片側だけを処理した。この混合物では 、実施例1の中のカチオン性共重合体の代わりに、同じ重量の水で置き換えた。
残りの半分の髪については、処理を行わず、そのままとした。この試験結果を、 次の表4に示す。
表4 評点1  評点2  評点3  評点4表1および2と、表3との比較と同様に 、表4との比較からも、本発明の薬剤において含酸れる混合物の相乗効果は、単 独成分にお試験例E ひどく損傷を受けた髪の被験者を含む10名の損傷を受けた髪の被験者からなる 試験グループに対して、試験例へと同様にして、実施例1記載の薬剤混合物のテ トラオキシエチレンラウリルエーテルの代わりに、同じ量のトリオキシエチレン ステアリルエーテルで置き換えたものを用いて、髪の半分を処理した。残りの部 分の髪については、処理を行わず、そのままとした。この試験結果を、次の表5 に示す。
表5 評点1  評点2  評点3  評点4被験者数    0   2   5    3試験例F ひどく損傷を受けた髪の被験者を含む10名の損傷を受けた髪の被験者からなる 試験グループに対して、試験例Aと同様にして、実施例1記載の゛薬剤混合物の テトラオキシエチレンラウリルエーテルの代わりに、同じ量のデカオキシエチレ ンイソステアリルエーテルで置き換えたものを用いて、髪の半分を処理した。残 りの部分の髪については、処理を行わず、そのままとした。この試験結果を、次 の表6に示す。
表6 評点1  評点2  評点3  評点4被験者数    0   2   6    2前述の試験例EおよびFから、ポリオキシエチレンラウリルエーテル類の 中で、テトラオキシエチレンラウリルエーテルだけが明らかな相乗効果を示すこ とがわかる。
試験例G ひどく損傷を受けた髪の被験者を含む10名の損傷を受けた髪の被験者からなる 他のグループに対して、試験例へと同様にして、実施例1記載の混合物のテトラ オキシエチレンラウリルエーテルの代わりに、同じ量のトリオキシエチレンラウ リルエーテルで置き換えたものを用いて、髪の半分を処理した。残りの部分の髪 については、処理を行わず、そのままとした。この試験結果を、次の表7に示す 。
表7 評点1  評点2  評点3  評点4試験例H 同じく、ひどく損傷を受けた髪の被験者を含む10名の損傷を受けた髪の被験者 からなる試験グループに対して、試験例Aと同様にして、実施例1記載の混合物 のテトラオキシエチレンラウリルエーテルの代わりに、同じ量のペンタオキシエ チレンラウリルエーテルで置き換えたものを用いて、髪の半分を処理した。残り の部分の髪については、処理を行わず、その11とした。
この試験結果を、次の表8に示す。
表8 評点1  評点2  評点3  評点4前述の試験例EからHまでの結果から、 テトラオキシエチレンラウリルエーテルを除いて、他の脂肪族アルコールポリオ キシエチレンエーテルを本発明に使用することは不適当であることがわかる。
髪の状態の性質に対する、著しく、しかも優れた相乗的な改良効果および非常l こ優れたカールの安定化は、特に、ひどく損傷を受けている髪の場合において顕 著なものとなり、前述の実験結果がら、本発明に記載されるテトラオキシエチレ ンラウリルエーテルおよび、ビニルイミダゾールメトクロリドとビニルピロリド ンからなるカチオン性共重合体を含む組合せは、限定されるものであって、しか も、他の脂肪族アルコールポリオキシエチレンエーテルでは達成できないもので あることがわかる。
試験例1 本発明の実施例1記載の薬剤(NMJ)と、DE−OS  3401 037に 記載されたものを実施例】のようにして得た薬剤(薬剤■)とを、それぞれ髪の 片側に塗布する実験により比較した。
これにつ裏)では、わずかに損傷を受けた髪から、ひどく損傷を受けた髪までが 含まれる12名の被験者に対して、洗髪を行った後、タオルで乾かせた髪に、薬 剤1と薬剤■とを対比して、処理を行った。明確な結果を得るため、および、ど の被験者においても異常な髪の特性を除外するために、それぞれ髪を中央で分け 、髪の半分には(髪の量に応じて)、2.4〜6gの薬剤Jを塗布し、他の半分 の髪には、同じ量の薬剤■を塗布した。その後、それぞれの髪を十分に梳かし、 ウェーブカーラーでカールさせ、乾燥させた。続いて、カーラーを除去し、髪を カールさせた。理髪業を専門とする専門家によって評価した結果を、次の表9に 示す。
表9 薬剤■   薬剤■ 乾いた髪の光沢および触感    非常に良好   充分カール性およびカール の安定性    良好    良好上記の比較試験例■に示されるように、本発 明に記載された薬剤(1)は、DE−OS  34 01 037から知らレテ いルモノを用いた薬剤(II)よりも、柵で梳かした時の安定性の改良効果なら びに、処理された髪の光沢および触感に関して、明らかに優れた効果を有するも のである。
国際調査報告 国際調査報告

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ビニルピロリドンの第4級共重合体とテトラオキシエチレンラウリルエーテ ルとを含み、また、任意に推進用ガスおよび通常の添加剤を含む、水性、アルコ ール性あるいは水−アルコール性溶液を基本とするものであって、 (a)ビニルピロリドン類の第4級共重合体として、ビニルイミダゾールメトク ロリドとビニルピロリドンからなるカチオン性共重合体を、0.1〜10.0重 量パーセントの割合で、しかも、 (b)テトラオキシエチレンラウリルエーテルを、0.1〜5.0重量パーセン トの割合で 含むことを特徴とする毛髪のカールの安定化および毛髪の手入れ用薬剤。
  2. 2.ビニルイミダゾールメトクロリドとビニルピロリドンからなるカチオン性共 重合体を、1〜3.5重量パーセントの割合で含むことを特徴とする請求項1記 載の薬剤。
  3. 3.テトラオキシエチレンラウリルエーテルを、0.5〜20重量パーセントの 割合で含むことを特徴とする請求項1記載の薬剤。
  4. 4.以下の構造式(I) ▲数式、化学式、表等があります▼ を有し、しかも、40,000〜1,000,000g/molの分子量を有す る、ビニルイミダゾールメトクロリドとビニルピロリドンからなるカチオン性共 重合体を含むことを特徴とする請求項1〜3の少なくとも一項記載の薬剤。
  5. 5.髪に色合い付けを同時に行うための、髪を直接染色する染料を、0.01〜 20重量パーセントの割合で含むことを特徴とする請求項1〜4の少なくとも一 項記載の薬剤。
  6. 6.髪を直接染色する上記染料が、芳香族ニトロ染料、アゾ系染料、アントラキ ノン系染料およびトリフェニルメタン系染料より選ばれたものであることを特徴 とする請求項5記載の薬剤。
  7. 7.推進用ガスが、2〜10重量パーセントの割合で含まれ、上記推進用ガスが 、n−ブタン、i−ブタン、プロパン、ジフルオロジクロロメタン、トリクロロ モノフルオロメタン、テトラフルオロジクロロエタン、ジメチルエーテル、N2 、N2OおよびCO2、あるいは、ごれらの化合物の混合物であることを特徴と する請求項1〜6の少なくとも一項記載の薬剤。
JP1502094A 1988-03-10 1989-02-13 毛髪のカールの安定化および毛髪の手入れ用薬剤 Expired - Lifetime JP2564194B2 (ja)

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DE3807915A DE3807915A1 (de) 1988-03-10 1988-03-10 Mittel zur festigung der frisur und pflege des haares
DE3807915.1 1988-03-10

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