JPH02503343A

JPH02503343A - 小型ブレーキピストン戻り機構

Info

Publication number: JPH02503343A
Application number: JP63509098A
Authority: JP
Inventors: ブラック　レイモンド　ジョセフ
Original assignee: アライド　シグナル　インコーポレーテッド
Priority date: 1987-12-17
Filing date: 1988-07-13
Publication date: 1990-10-11
Also published as: AU2788289A; CA1305927C; US4815359A; DE3874552D1; EP0448548B1; WO1989005926A1; EP0448548A1; DE3874552T2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】小型ブレーキピストン戻り機構本発明は、特に航空機のブレーキ組立体に用いられる組合せ式ブレーキピストン戻り機構に関する。

航空機のブレーキ組立体は、液圧ブレーキの流体容積をブレーキ作動中、本質的に一定に維持するためにブレーキの摩耗を補償する自動アジャスターを必要とする。先行の自動アジャスターは、アジャスターとブレーキ部材のスタックとの間に配置された圧力板組立体を利用する管アジャスターを含む。かかるアジャスターは、別々のボア内のピストンに対して外部に配置され、圧力板組立体に係合する。他の自動アジャスターは、ピストンと組合わされていて、ピストンがブレーキ背圧に抗して運動隙間位置まで戻される。ピストンの内部に配置されたアジャスターが、約３．０００ｐｓｉ（２１０Ｋｇ／　ｃＩＩｒ）の最大ブレーキ圧力で作動する現代の液圧装置用に用意されている。しかし、背圧が高い場合には、この設計は限界である。なぜなら、利用できる空間に装置の背圧に打ち勝つほど大きいばねを備えるのが困難だからである。

将来の航空機システムは、例えば８，０００ｐｓｉ（５６０Ｋｇ／ｃａｒ）程度の一層高い液圧ブレーキ圧力を必要とする。かかる圧力は一層小径のピストンを必要とし、このことは、ピストンの内側にすべてのアジャスタ一部品を入れるほどの空間がないために、内部アジャスターの使用を妨げてしまう。重量の観点からピストンの外部に配置された圧力板組立体及びアジャスターを用いることに逆戻りするのは望ましくない。従って、高圧装置の小径ピストン内に嵌まり、ピストンの内部に配置される自動アジャスターの要望が存在する。本発明は、ボアを有するハウジング、ボア内に摺動自在に配置され、半径方向に延びた外部フランジと半径方向に延びた内一部フランジとを備える第１ピストン、ボアから半径方向に間隔を隔てて配置され、ハウジングの一端と連通ずる軸線方向に延びた溝、前記軸線方向に延びた溝内に配置され、該清から軸線方向外方に延びて第１ピストンの半径方向に延びた外部フランジと係合する作動ピストン、及び前記半径方向に延びた内部フランジと前記第１ピストン内に配置されたアジャスター機構との間に延びた弾性手段からなる、ブレーキピストン戻り機構組立体によってこの要望を満たす。

本発明を実施する仕方を実施例を示す図面を参照して詳細に説明する。

第１図は、本発明を実施する航空機の車輪・ディスクブレーキ組立体の略断面図、第２図は、第１図の一部の拡大断面図である。

本発明の小型ブレーキピストン戻り機構を、参照番号ｌＯで全体的に示す。航空機の車輪（図示せず）が、固定された車軸１８に適当に回転可能に支承され、この車軸１８は在来の航空機の着陸歯車構造（図示せず）によって支持される。環状のブレーキキャリア２０が車軸１８に適当にキー止めされ、複数の円周方向に間隔を隔てたハウジング２２（そのうちの１つだけを示す）を備−える。各々のハウジングは、航空機のパイロットによって制御される加圧流体源に、通路を経て適当に通じている。一体の支持板２６を有するトルク管２４が、複数の円周方向に間隔を隔てたボルト３０によって、キャリア２０に固着される。カーボン／カーボン複合ロータからなる複数の間隔を隔てた環状のブレーキロータ３２が、保持部材３１に適当にキー止めされ、この保持部材は車輪に固着されかつ車輪に対してロータの軸線方向の移動を可能にするようになっている。カーボン／カーボン複合ステータからなる一購数の環状のブレーキステータ３５が、トルク管２４に対して軸線方向の移動可能に適当にキー止めされる。ロータ３２及びステータ３５は、複数の小型ブレーキピストン戻り機構１０によって作動されるようになっている。この機構１０を付勢するとき、ステータとロータは互いに圧縮されて車輪の回転を止める。

小型ブレーキピストン戻り機構１０のハウジング２２は、開放端４２まで延びたボア４０を備える。シール５１を受は入れた環状の溝５２を有するハウジング部分５０が、ボア４０に受は入れられる。ハウジング部分５０は、ねじ・ボルト連結６２によってハウジング２２に取付けられている保持ピン６０によってボア４０に固定される。ハウジング部分５０とボア４０は、それらの間に軸線方向に延びた環状の溝５５を形成し、この溝はベント５７及び流体の圧力室５９を経て流体圧力を受は入れる。環状の作動ピストン７０が、軸線方向に延びた溝５５内に位置決めされ、この作動ピストンは、溝５５の軸線方向外方に延び、かつ反対側に流体の圧力室５９の可動部分５８を形成する。作動ピストン７０は、両側に配置された一対の半径方向の溝７２を含み、この溝はそこにシール７４を受は入れる。ハウジング２２とハウジング部品５０は、向かい合って配置された半径方向の溝２３．５３をそれぞれ含み、溝２３．５３はそこに、作動ピストン７０の半径方向の内面及び外面に係合するワイパーリング５４を受は入れる。ハウジング部品５０は第１ピストン８０を受は入れるボア６１を形成する。第１ピストン８０は、半径方向に延びた外部フランジ８２、半径方向に延びた内部フランジ８４、及び内部突出部８６を備える。ピストン８０は、ハウジング部分５０内に摺動自在に配置され、かつ作動ピストン７０の端部７１と係合する。

参照番号９０で全体的に示すアジャスター機構が、圧力ビストン８０の内部に位置決めされる。アジャスター機構９０は、ハウジング２２に固定された保持ビン６０、保持ビン６０のまわりに配置されたアジャスター管９２、アジャスター管９２のまわりに摺動自在に配置されたばね保持管９４、ばね保持管９４のフランジ。

９７と第１ピストン８０の半径方向に延びた内部フランジ８４との間に延びたばね９６、及びアジャスター管９２に変形可能に係合するエキスパンダーボール９９を備える。

ブレーキピストン戻り機構１０は、制動適用が終わったとき、ピストン８０と圧力板１００との間に運転隙間を生じさせるように作動する。初めに、ブレーキ圧力が加えられて圧力室５９内の圧力上昇を引き起こす。これは、軸方向力を作動ピストン７０にブレーキを作動する方向に加える。作動ピストン７０は、ピストン８０の半径方向に延びたフランジ８２を押し、一方ばね９６がピストン８０に作用して、ピストン８０をボア６１の内方に付勢する。圧力室５９の適用圧力が増大すると、この圧力はばね９６の予圧力に打ち勝ち、従って、作動ピストン７０はピストン８０を軸線方向に移動させ、半径方向に延びた内部フランジ８４はばね保持管９４の端部９５に係合する。ロータとステータのブレーキ積層体がまだ閉じられなかったならば、ばね保持管９４は右に移動され、フランジ９３によってアジャスター管９２を右に押し、アジャスター管９２をエキスパンダーボール９９によって変形させる。ブレーキ積層体が閉じられ、ブレーキが適用した圧力について完全に作動されるまで、作動ピストン７０によって行なわれるピストン８０の移動が右に続く。

半径方向に延びた内部フランジ８４がばね保持管９４の端部９５に係合する前に、ブレーキ積重体が閉じられると、保持管９４はアジャスター管９２をエキスパンダーボール９９に対して軸線方向に；移動させない。ブレーキ積層体が、半径方向に延びた内部フランジ８４が、文字Ａで示す引き戻し隙間すなわち運転隙間に亘って完全に移動するのを許す程摩耗するまでは、アジャスター管９２は移動しない。

ブレーキを解除するために圧力室５９のブレーキ圧力を減じると、作動ピストン７０及びピストン８０は第２図で左に移動する。

この移動は、ピストン８０の突出部８６が保持管９４のフランジ９７に係合するまで続く。この位置は、引き戻し隙間すなわち運転隙間Ａが形成されるブレーキの引込み位置である。

本発明は、先行のピストン戻り機構よりも相当な利点を有する。

アジャスターが圧力ビストン内に配置される一体アジャスターの概念を依然として保持しながら、ハウジング内に高いブレーキ圧力を収容することができる。ある在来の設計は、非常に小さいピストン及び外部アジャスターを必要とする。それに対する例外が、本出願と同じ譲受人によって所有された継続中の特許出願第９０７゜３５４号である。本発明は、ピストンハウジングの裏側に大きい圧力ドームを必要としない。これは重量を減らし、信頼性を増大させる。なぜなら、可能性のある疲労問題を減じるからである。本発明は、ピストン組立体に容易に近ずける車輪制動オリフィスを含む。この車輪制動オリフィスを参照番号９１で示す。この組立体は、流体の圧縮性の影響を減じる少ない流体容積を必要とするにすぎない。これは、より良いアンチスキッド応答性とより良い車輪制動を提供する。ピストン面積は、ハウジング及び作動ピストンの外径の比較的小さい変更によって増大させ、或いは減少されることができる。

本発明の他の実施例及び変形は、当業者にとって明らかになるであろうし、かつ本発明の特定の適用から念頭に浮かぶであろう。

一部の当業者に期待され、また個人の設計上の好みに合うような、ここに開示した原理を有する変形や修正は、発明の均等物として以下の請求の範囲に包含されるであろう。

補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）平成　　年　　月　　日１、特許出願の表示　　ＰＣＴ／ＵＳ　８８１０２３８１、発明の名称　　　　小型ブレーキピストン戻りＨｍ３、特許出願人名　称　　　アライトゝ　シグナル　インコーホレーテッド−５、補正古の操出年月日　　　１９８９年８月１１Ｆ］　“小型ブレーキピストン戻り機構本発明は、特に航空機のブレーキ組立体に用いられる組合せ式ブレーキピストン戻り機構に関する。

航空機のブレーキ組立体は、液圧ブレーキの流体容積をブレーキ作動中、本質的に一定に維持するためにブレーキの摩耗を補償する自動アジャスターを必要とする。ＧＢ−Ａ−２，０１７，８４４及びＣＢ−Ａ−２、０９９，９３９は、アジャスターとブレーキ部材のスタックとの間に配置された圧力板組立体を利用する自動アジャスターを開示する。

かかるアジャスターは、アジャスターの管に当接する環状ピストンと直線的に整合される。ＵＳ−Ａ−３，９５８，６７０は、ピストンが運動隙間まで戻されるピストンと組合わされた自動アジャスターを開示する。ピストンの内部に配置されたアジャスターが、約３．０００ｐｓ　１（２１０Ｋｇ／ｃｕｔ）の最大ブレーキ圧力で作動する現代の液圧装置用に用意されている。しかし、背圧が高い場合には、この設計は限界である。なぜなら、利用できる空間に装置の背圧に打ち勝つほど大きいばねを備えるのが困難だからである。

将来の航空機システムは、例えば８，０００ｐｓｉ（５６０Ｋｇ／ｃｒｌ）程度の一層高い液圧ブレーキ圧力を必要とする。かかる圧力は一層小径のピストンを必要とし、このことは、ピストンの内側にすべてのアジャスタ一部品を入れるほどの空間がないために、内部アジャスターの使用を妨げてしまう。重量の観点からピストンの外部に配置された圧力板組立体及びアジャスターを用いることに逆戻りするのは望ましくない。従って、高圧装置の小径ピストン内に嵌まり、ピストンの内部に配置される自動アジャスターの要望が存内部フランジとを備えるブレーキ管、ボアから半径方向に間隔を隔てて配置され、ハウジングの一端と連通ずる軸線方向に延びた溝、前記軸線方向に延びた溝内に配置された環状の軸線方向に延びた作動ピストン、及び前記半径方向に延びた内部フランジと前記ブレーキ管内に配置されたアジャスター機構との間に延びた弾性手段からなる、ブレーキピストン戻り機構組立体において、作動ピストンは溝から軸線方向外方に延び、ブレーキ管の半径方向に延びた外部フランジと係合し、作動ピストンはブレーキ管のまわりに同心に配置され、作動ピストンがアジャスター機構に係合しこれを作動するブレーキ管を移動するように、作動ピストンはアジャスター機構と別に同心に配置される、ことを特徴とするブレーキピストン戻り機構組立体によってこの要望を満たす。

本発明の小型ブレーキピストン戻り機構を、参照番号ｌＯで全体的に示す。航空機の車輪（図示せず）が、固定された車軸１８に適当に回転可能に支承され、この車軸１８は在来の航空機の着陸歯車構造（図示せず）によって支持される。環状のブレーキキャリア２０が車軸１８に適当にキー止めされ、複数の円周方向に間隔を隔てたハウジング２２（そのうちの１つだけを示す）を備える。各々のハウジングは、航空機のパイロットによって制御される加圧流体源に、通路を経て適当に通じている。一体の支持板２６を有するトルク管２４が、複数の円周方向に間隔を隔てたボ夕３２が、保持部材３１に適当にキー止めされ、この保持部材は車輪に固着されかつ、車輪に対してロータの軸線方向の移動を可能にするようになっている。カーボン／カーボン複合ステータからなる複数の環状のブレーキステータ３５が、トルク管２４に対して軸線方向の移動可能に適当にキー止めされる。ロータ３２及びステータ３５は、複数の小型ブレーキピストン戻り機構１０によって作動されるようになっている。この機構１０を付勢するとき、ステータとロータは互いに圧縮されて車輪の回転を止める。

小型ブレーキピストン戻り機構ｌＯのハウジング２２は、開放端４２まで延びたボア４０を備える。シール５１を受は入れた環状の溝５２を有するハウジング部分５０が、ボア４０に受は入れられる。ハウジング部分５０は、ねじ・ボルト連結６２によってハウジング２２に取付けられている保持ピン６０によってボア４０に固定される。ハウジング部分５０とボア４０は、それらの間に軸線方向に延びた環状の溝５５を形成し、この溝はベント５７及び流体の圧力室５９を経て流体圧力を受は入れる。環状の作動ピストン７０が、軸線方向に延びた溝５５内に位置決めされ、この作動ピストンは、溝５５の軸線方向外方に延び、かつ反対側に流体の圧力室５９の可動部分５８を形成する。作動ピストン７０は、両側に配置された一対の半径方向の溝７２を含み、この溝はそこにシール７４を受は入れる。ハウジング２２とハウジング部品５０は、向かい合って配置された半径方向の溝２３．５３をそれぞれ含み、溝２３．５３はそこに、作動ピストン７０の半径方向の内面及び外面に係合するワイパーリング５４を受は入れる。ハウジング部品５０はブレーキ管８０を受は入れるボア６１を形成する。ブレーキ管８０は、半径方向に延びた外部フランジ８２、半径方向に延びた内部フランジ８４、及び内部突出部８６を備える。ブレーキ管８０は、ハウジング部分５０内に摺動自在に配置され、かつ作動ピストン７０の端部７１と係合する。参照番号９０で全体的に示すアジャスター機構が、ブレーキ管８０の内部に位置決めされる。アジャスター機構９０は、ハウジング２２に固定された保持ピン６０、保持ピン６０のまわりに配置されたアジャスター管９２、アジャスター管９２のまわりに摺動自在に配置されたばね保持管９４、ばね保持管９４のフランジ９７とブレーキ管８０の半径方向に延びた内部フランジ８４との間に延びたばね９６、及びアジャスター管９２に変形可能に係合するエキスパンダーボール９９を備える。

ブレーキピストン戻り機構１０は、制動適用が終わったとき、ブレーキ管８０と圧力板１００との間に運転隙間を生じさせるように作動する。初めに、ブレーキ圧力が加えられて圧力室５９内の圧力上昇を引き起こす。これは、軸方向力を作動ピストン７０にブレーキを作動する方向に加える。作動ピストン７０は、ブレーキ管８０の半径方向に延びたフランジ８２を押し、一方ばね９６がブレーキ管８０に作用して、ブレーキ管８０をボア６１の内方に付勢する。圧力室５９の適用圧力が増大すると、この圧力はばね９６の予圧力に打ち勝ち、従って、作動ピストン７０はブレーキ管８０を軸線方向に移動させ、半径方向に延びた内部フランジ８４はばね保持管９４の端部９５に係合する。ロータとステータのブレーキ積層体がまだ閉じられなかったならば、ばね保持管９４は右に移動され、フランジ９３によってアジャスター管９２を右に押し、アジャスター管９２をエキスパンダーボール９９によって変形させる。ブレーキ積層体が閉じられ、ブレーキが適用した圧力について完全に作動されるまで、作動ピストン７０によって行なわれるブレーキ管８０の移動が右に続く。

半径方向に延びた内部フランジ８４がばね保持管９４の端部９５に係合する前に、ブレーキ積重体が閉じられると、保持管９４はアジャスター管９２をエキスパンダーボール９９に対して軸線方向に移動させない。ブレーキ積層体が、半径方向に延びた内部フランジ８４が、文字Ａで示す引き戻し隙間すなわち運転隙間に亘って完全に移動するのを許す程摩耗するまでは、アジャスター管９２は移動しない。

ブレーキを解除するために圧力室５９のブレーキ圧力を減じると、作動ピストン７０及びブレーキ管８０は第２図で左に移動する。この移動は、ブレーキ管８０の突出部８６が保持管９４のフランジ９７に係合するまで続く。この位置は、引き戻り隙間すなわち運転隙間Ａが形成されるブレーキの引込み位置である。

アジャスターが圧力ビストン内に配置される一体アジャスターの概念を依然として保持しながら、ハウジング内に高いブレーキ圧力を収容することができる。ある在来の設計は、非常に小さいピストン及び外部アジャスターを必要とする。それに対する例外が、本出願と同じ譲受人によって所有されたＬＩＳ−Ａ−４，７５１，９８５である。

本発明は、ピストンハウジングの裏側に大きい圧力ドームを必要としない。これは重量を減らし、信頼性を増大させる。なぜなら、可能性のある疲労問題を減じるからである。本発明は、ピストン組立体に容易に近ずける車輪制動オリフィスを含む。この車輪制動オリフィスを参照番号９１で示す。この組立体は、流体の圧縮性の影響を減じる少ない流体容積を必要とするにすぎない。これは、より良いアンチスキッド応答性とより良い車輪制動を提供す請求の範囲１、　ボア（６１）を有するハウジング（２２）、ボア（６１）内に摺動自在に配置され、半径方向に延びた外部フランジ（８２）と半径方向に延びた内部７ランジ（８４）とを備えたブレーキ管（８０）　、ボア（６１）から半径方向に間隔を隔てて配置され、ハウジング（２２）の一端と連通ずる軸線方向に延びた溝（５５）　、前記軸線方向に延びた溝（５５）内に配置された環状の軸線方向に延びた作動ピストン（７０）　、及び前記半径方向に延びた内部フランジ（８４）と前記ブレーキ管（８０）内に配置されたアジャスター機構（９０）との間に延びた弾性手段（９６）からなる、ブレーキピストン戻り機構組立体において、作動ピストンは溝（５５）から軸線方向外方に延び、ブレーキ管（８０）の半径方向に延びた外部フランジ（８０）と係合し、作動ピストン（７０）はブレーキ管（８０）のまわりに同心に配置され、作動ピストン（７０）がアジャスター機構（９０）に係合しこれを作動するブレーキ管（８０）を移動するように、作動ピストン（７０）はアジャスター機構（９０）と別に同心に配置される、ことを特徴とするブレーキピストン戻り機構組立体。

２、ハウジング（２２）は、前記軸線方向に延びた溝（５５）と連通した一対の半径方向の溝（２３，５３）を含み、ワイパ一手段（５４）を有する半径方向に延びた前記溝が、作動ピストン（７０）に係合する、ことを特徴とする請求の範囲第１項によるブレーキピストン戻り機構組立体。

３、　ハウジング（２２）と作動ピストン（７０）の内端とがその間にシール手段（７４）を有する、ことを特徴とする請求の範４、流体受入れ用圧力室手段（５９）は、前記軸線方向に延びた溝（５５）と連通し、作動ピストン（７０）を軸線方向に移動させるための流体圧力を受は入れる、ことを特徴とする請求の範囲第１項によるブレーキピストン戻り機構組立体。

５、ハウジング（２２）は、圧力室手段（５９）と連通ずる車輪制動オリフィス（９１）を含む、ことを特徴とする請求の範囲第４項によるブレーキピストン戻り機構組立体。

６、ハウジング（２２）は内部のハウジング部分（５０）を含み、該ハウジング部分は１、前記ハウジング（２２）内に配置されハウジング（２２）と共に軸線方向に延びた溝（５５）と圧力室手段（５９）とを形成する、ことを特徴とする請求の範囲第５項によるブレーキピストン戻り機構組立体。

７、　アジャスター機構（９０）は、前記ブレーキ管（８０）の内側に係合部材（６０）に摩擦接触する係合部材（９２）を備え、該係合部材（６０）はハウジング（２２）に固定され前記ブレーキ管（８０）内に延びる、ことを特徴とする請求の範囲第６項によるブレーキピストン戻り機構組立体。

８、　アジャスター機構（９０）は、ブレーキ管（８０）内に配置され、弾性手段（９６）と係合する肩（９７）を備えたばね保持管（９４）を有し、該ばね保持管（９４）は、ブレーキ管（８０）の半径方向に延びた内部フランジ（８４）と係合する反対側の肩（９５）を有する、ことを特徴とする請求の範囲第７項によるブレーキピストン戻り機構組立体。

９、　係合部材（９２）は係合部材（６０，９４）のまわりに配置されたアジャスター管（９２）を備え、該係合部材（６０、する傾斜した端部（９３）を有する、ことを特徴とする請求の範囲第８項によるブレーキピストン戻り機構組立体。

１０、保持ピン（６０）は、エキスパンダーボール（９９）を含み、アジャスター管（９２）かばね保持管（９４）、ブレーキ管（８０）　、及び作動ピストンによって軸線方向に移動されるとき、前記エキスパンダーポール（９９）がアジャスター管（９２）に係合してこれを特徴する請求の範囲第９項によるブレーキピストン戻り機構組立体。

手続補正書平成　　年　　月　　日１、事件の表示　　　ＰＣＴ／ＵＳ　８８１０２３８１、発明の名称　　　小型ブレーキピストン戻り機構３、補正をする者事件との関係　　出願人名　称　　アライト　ングナル　インコーホレーテッド４、代理人５、補正命令の日付　　自　　発（１）条約第３４条に基づく補正書の躬訳文の第１頁第１２行の“３．０００ｐｓ　ｉ　”を、’２０．６８４　ＫＰａ　Ｊに訂正する。

（２）条約第３４条に基づく補正書の翻訳文の第１頁第１７行の“８．０００ｐｓｉ　”を、ｒ５５．１５８　ＫＰａ　Ｊに訂正する。

国際調査報告一一一６ＭＩ＾―”””・　ＰＣＴ／ＬｊＳ　　ＢＢ１０２３ε１

Claims

【特許請求の範囲】１．ボア（６１）を有するハウジング（２２）、ボア（６１）内に摺動自在に配置され、外部部分（８２）と内部部分（８４）とを備えた第１ピストン（８０）、ボア（６１）から半径方向に間隔を隔てて配置され、ハウジング（２２）の一端と連通する軸線方向に延びた溝（５５）、前記軸線方向に延びた溝（５５）内に配電され、該溝から軸線方向外方に延びて第１ピストン（８０）の外部部分（８２）と係合する作動ピストン（７０）、及び前記内部部分（８４）と前記第１ピストン（８０）内に配置されたアジャスター機構（９０）との間に延びた弾性手段（９６）からなる、ブレーキピストン戻り機構組立体。２．ハウジング（２２）は、前記軸線方向に延びた溝（５５）と連通した一対の半径方向の溝（２３、５３）を含み、ワイパー手段（５４）を有する半径方向に延びた前記溝が、作動ピストン（７０）に係合する、請求の範囲第１項によるブレーキピストン戻り機構組立体。３．ハウジング（２２）と作動ピストン（７０）の内端とがその間にシール手段（７４）を有する、請求の範囲第２項によるブレーキピストン戻り機構組立体。４．流体受入れ用圧力室手段（５９）は、前記軸線方向に延びた溝（５５）と連通し、作動ピストン（７０）を軸線方向に移動させるための流体圧力を受け入れる、請求の範囲第１項によるブレーキピストン戻り機構組立体。５．ハウジング（２２）は、圧力室手段（５９）と連通する車輪制動オリフィス（９１）を含む、請求の範囲第４項によるブレーキピストン戻り機構組立体。６．ハウジング（２２）は内部のハウジング部分（５０）を含み、該ハウジング部分は、前記ハウジング（２２）内に配置されハウジング（２２）と共に軸線方向に延びた溝（５５）と圧力室手段（５９）とを形成する、請求の範囲第５項によるブレーキピストン戻り機構組立体。７．アジャスター機構（９０）は、前記第１ピストン（８０）の内側に係合部材（６０）に摩擦接触する係合部材（９２）を備え、該係合部材（６０）はハウジング（２２）に固定され前記第１ピストン（８０）内に延びる、請求の範囲第６項によるブレーキピストン戻り機構組立体。８．アジャスター機構（９０）は、第１ピストン（８０）内に配置され、弾性手段（９６）と係合する肩（９７）を備えたばね保持管（９４）を有し、該ばね保持管（９４）は、第１ピストン（８０）の内部部分（８４）と係合する反対側の肩（９５）を有する、請求の範囲第７項によるブレーキピストン戻り機構組立体。９．係合部材（９２）は係合部材（６０、９４）のまわりに配置されたアジャスター管（９２）を備え、該係合部材（６０、９４）はハウジング（２２）に固定された保持ピン（６０）を備え、アジャスター管（９２）は、ばね保持管（９４）と係合する傾斜した端部（９３）を有する、請求の範囲第８項によるブレーキピストン戻り機構組立体。１０．保持ピン（６０）は、エキスパンダーボール（９９）を含み、アジャスター管（９２）がばね保持管（９４）、第１ピストン（８０）、及び作動ピストンによって軸線方向に移動されるとき、前記エキスパンダーボール（９９）がアジャスター管（９２）に係合してこれを変形する、請求の範囲第９項によるブレーキピストン戻り機構組立体。