JPS6376925A - ブレーキ・ピストン戻し機構 - Google Patents
ブレーキ・ピストン戻し機構Info
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- JPS6376925A JPS6376925A JP62230897A JP23089787A JPS6376925A JP S6376925 A JPS6376925 A JP S6376925A JP 62230897 A JP62230897 A JP 62230897A JP 23089787 A JP23089787 A JP 23089787A JP S6376925 A JPS6376925 A JP S6376925A
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- brake
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
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- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 2
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
- F16D65/16—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake
- F16D65/18—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake adapted for drawing members together, e.g. for disc brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/24—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member
- F16D55/26—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with a plurality of axially-movable discs, lamellae, or pads, pressed from one side towards an axially-located member without self-tightening action
- F16D55/36—Brakes with a plurality of rotating discs all lying side by side
- F16D55/40—Brakes with a plurality of rotating discs all lying side by side actuated by a fluid-pressure device arranged in or one the brake
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/38—Slack adjusters
- F16D65/40—Slack adjusters mechanical
- F16D65/52—Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play
- F16D65/54—Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play by means of direct linear adjustment
- F16D65/543—Slack adjusters mechanical self-acting in one direction for adjusting excessive play by means of direct linear adjustment comprising a plastically-deformable member
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- F16D2055/0004—Parts or details of disc brakes
- F16D2055/0058—Fully lined, i.e. braking surface extending over the entire disc circumference
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- F16D2121/02—Fluid pressure
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D2127/00—Auxiliary mechanisms
- F16D2127/02—Release mechanisms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は特に航空機用ブレーキ組立体で使用するための
組合わせブレーキ・ピストン戻し機構に関する。
組合わせブレーキ・ピストン戻し機構に関する。
従来の技術
航空機用ブレーキ組立体では、ブレーキ摩耗を補正して
ブレーキ作動中にブレーキ作動流体の量をほぼ一定に保
つ自動アジャスタを必要とする。
ブレーキ作動中にブレーキ作動流体の量をほぼ一定に保
つ自動アジャスタを必要とする。
従来の自動アジャスタとしては、チューブ・アジャスタ
があり、これはアジャスタとブレーキ部材積重体の間に
配置した圧力板組立体を利用している。このようなアジ
ャスタはピストンに対して外側でそれぞれ個別のボア内
に配置してあり、圧力仮組立体と係合する。他にピスト
ンと組み合わせた自動アジャスタもあり、この場合、ピ
ストンはブレーキ背圧に抗して運転間隙位置に戻される
。
があり、これはアジャスタとブレーキ部材積重体の間に
配置した圧力板組立体を利用している。このようなアジ
ャスタはピストンに対して外側でそれぞれ個別のボア内
に配置してあり、圧力仮組立体と係合する。他にピスト
ンと組み合わせた自動アジャスタもあり、この場合、ピ
ストンはブレーキ背圧に抗して運転間隙位置に戻される
。
ピストンの内部に配置されたアジャスタは約3000p
si (210キログラム毎平方センナメートル)の
最高ブレーキ圧力で作動する現存の液圧システムに対応
することができるが、背圧が高い場合、システム背圧を
克服すべく大型で強力なばねを利用可能なスペース内に
設けるのが困難なために設計は余裕のないものとなる。
si (210キログラム毎平方センナメートル)の
最高ブレーキ圧力で作動する現存の液圧システムに対応
することができるが、背圧が高い場合、システム背圧を
克服すべく大型で強力なばねを利用可能なスペース内に
設けるのが困難なために設計は余裕のないものとなる。
発明が解決しようとする問題点及び問題点を解決するた
めの手段 将来、航空機システムでは、もっと高いブレーキ圧力、
たとえば8000psi (560キログラム毎平方
センナメートル)程度のブレーキ圧力を必要とすること
になろう。このようなブレーキ圧力では、より直径の小
さなピストンが必要となるが、すべてのアジャスタ部品
を収容するのに十分なスペースがピストン内部にないた
めに内部式自動アジャスタは使用できなくなる。ピスト
ンの外側に配置した圧力仮組立体、アジャスタを再び使
用するのも重量増の観点から望ましくなく、小径ピスト
ン高圧システムのピストン内に配置できる自動アジャス
タが望まれている。本発明はこの要望を満たすべく、円
筒形ボアを有するハウジングと、このボア内に固定され
、長手方向の貫通孔を有する長手方向のスリーブと、こ
のスリーブの貫通孔内に入っているピストンであって、
前記ボア内に位置する端のところに孔を有し、この孔が
ピストンの内部開口と連通しているピストンと、この内
部開口内に配置してあり、前記ピストンと連結しである
変形可能な部材と、この変形可能な部材内に受け入れら
れており、ボアの端に位置するとともに外側半径方向部
分まで半径方向外方へ延びている拡大直径部材まで前記
孔を貫いて延びている変形部材と、前記外側半径方向部
分と前記スリーブの間に配置した弾性手段とを包含し、
前記ボア内の流体圧力が前記ボアの外方へ前記ピストン
を押圧するとともに、変形可能部材と変形部材との保合
で前記変形部材を前記弾性手段に抗して変位させるよう
にしたコンパクトなブレーキ・ピストン戻し機構を提供
する 実施例 本発明を実施する方法の1つを実施例を示す図面を参照
しながら以下に詳しく説明する。
めの手段 将来、航空機システムでは、もっと高いブレーキ圧力、
たとえば8000psi (560キログラム毎平方
センナメートル)程度のブレーキ圧力を必要とすること
になろう。このようなブレーキ圧力では、より直径の小
さなピストンが必要となるが、すべてのアジャスタ部品
を収容するのに十分なスペースがピストン内部にないた
めに内部式自動アジャスタは使用できなくなる。ピスト
ンの外側に配置した圧力仮組立体、アジャスタを再び使
用するのも重量増の観点から望ましくなく、小径ピスト
ン高圧システムのピストン内に配置できる自動アジャス
タが望まれている。本発明はこの要望を満たすべく、円
筒形ボアを有するハウジングと、このボア内に固定され
、長手方向の貫通孔を有する長手方向のスリーブと、こ
のスリーブの貫通孔内に入っているピストンであって、
前記ボア内に位置する端のところに孔を有し、この孔が
ピストンの内部開口と連通しているピストンと、この内
部開口内に配置してあり、前記ピストンと連結しである
変形可能な部材と、この変形可能な部材内に受け入れら
れており、ボアの端に位置するとともに外側半径方向部
分まで半径方向外方へ延びている拡大直径部材まで前記
孔を貫いて延びている変形部材と、前記外側半径方向部
分と前記スリーブの間に配置した弾性手段とを包含し、
前記ボア内の流体圧力が前記ボアの外方へ前記ピストン
を押圧するとともに、変形可能部材と変形部材との保合
で前記変形部材を前記弾性手段に抗して変位させるよう
にしたコンパクトなブレーキ・ピストン戻し機構を提供
する 実施例 本発明を実施する方法の1つを実施例を示す図面を参照
しながら以下に詳しく説明する。
本発明のコンパクトなブレーキ・ピストン戻し機構が全
体的に参照符号10で示しである。航空機の車輪(図示
せず)が回転自在に装着した車軸18で適当に支承され
、この車軸は普通の航空機着陸ギア構造(図示せず)に
よって支持されている。車軸18に適当にキー止めした
環状のブレーキ・キャリヤ20が複数の円周方向に隔た
ったハウジング22(図には1つだけを示す)を備えて
おり、それぞれのハウジングは通路(図示せず)を経て
航空機パイロットの制御する加圧流体源に適当に通じて
いる。一体のバッキング板26を有するトルク・チュー
ブ24が複数の円周方向に隔たったポルト30によって
キャリヤ20にしっかりと固定されている。複数の間隔
を置いた環状のブレーキ・ロータ部材32が保持部材3
1に適当にキー止めされており、この保持部材31は車
輪に固定されロータ部材32を車輪に対して軸線方向に
移動させるようになっている炭素・炭素複合ロータを包
含する。炭素・炭素複合ステータを包含する複数の環状
ブレーキ・ステータ部材35がトルク・チューブ24に
対して軸線方向に移動できるようにキー止めされている
。ロータ部材32とステータ部材35は複数のコンパク
トなブレーキ・ピストン戻し機構10によって作動され
るようになっている。この機構10の付勢時、ステータ
とロータは一緒に圧縮されて車輪の回転をとめる。
体的に参照符号10で示しである。航空機の車輪(図示
せず)が回転自在に装着した車軸18で適当に支承され
、この車軸は普通の航空機着陸ギア構造(図示せず)に
よって支持されている。車軸18に適当にキー止めした
環状のブレーキ・キャリヤ20が複数の円周方向に隔た
ったハウジング22(図には1つだけを示す)を備えて
おり、それぞれのハウジングは通路(図示せず)を経て
航空機パイロットの制御する加圧流体源に適当に通じて
いる。一体のバッキング板26を有するトルク・チュー
ブ24が複数の円周方向に隔たったポルト30によって
キャリヤ20にしっかりと固定されている。複数の間隔
を置いた環状のブレーキ・ロータ部材32が保持部材3
1に適当にキー止めされており、この保持部材31は車
輪に固定されロータ部材32を車輪に対して軸線方向に
移動させるようになっている炭素・炭素複合ロータを包
含する。炭素・炭素複合ステータを包含する複数の環状
ブレーキ・ステータ部材35がトルク・チューブ24に
対して軸線方向に移動できるようにキー止めされている
。ロータ部材32とステータ部材35は複数のコンパク
トなブレーキ・ピストン戻し機構10によって作動され
るようになっている。この機構10の付勢時、ステータ
とロータは一緒に圧縮されて車輪の回転をとめる。
このコンパクトなブレーキ・ピストン戻し機構10のハ
ウジング22は開口端42まで延びたボア40を包含す
る。ボア40内には長手方向のスリーブ50が受け入れ
られ、このスリーブはボア40内を内端52まで長手方
向へ延びている。スリーブ50はボアの外側へ外端54
まで延びており、ピストン60を滑動自在に受け入れる
貫通孔56を有する。ピストン60は内側開口66を有
し、また、内端62のところに密封手段64を有し、こ
の密封手段は開口56の内面に滑動自在に係合している
。内側開口66は肩部68を有する半径方向内側衝合部
67を包含し、この肩部はリング70のための止めとな
る。リング70は変形可能部材80の端フランジ部82
に係合している。
ウジング22は開口端42まで延びたボア40を包含す
る。ボア40内には長手方向のスリーブ50が受け入れ
られ、このスリーブはボア40内を内端52まで長手方
向へ延びている。スリーブ50はボアの外側へ外端54
まで延びており、ピストン60を滑動自在に受け入れる
貫通孔56を有する。ピストン60は内側開口66を有
し、また、内端62のところに密封手段64を有し、こ
の密封手段は開口56の内面に滑動自在に係合している
。内側開口66は肩部68を有する半径方向内側衝合部
67を包含し、この肩部はリング70のための止めとな
る。リング70は変形可能部材80の端フランジ部82
に係合している。
変形可能部材80は内側開口66内を長手方向へ延びて
おり、その中に変形部材90を有する。変形部材90は
変形可能部材80を貫いて長手方向へ延び、ピストン端
62に設けたピストン端孔63も貫いて延びている。変
形部材90は、一端に、ナツト93によって取りつけら
れたボール92を有し、他端には、半径方向部材または
拡大直径部材94がある。半径方向部材94は流体を流
すようになっている貫通孔97を包含する。変形可能部
材80及び変形部材90はボール・チューブ式アジャス
タを包含し、これはチューブ80がロッド90及びボー
ル92に相対的に変位したときにチューブ80を半径方
向外方へ膨張させる。
おり、その中に変形部材90を有する。変形部材90は
変形可能部材80を貫いて長手方向へ延び、ピストン端
62に設けたピストン端孔63も貫いて延びている。変
形部材90は、一端に、ナツト93によって取りつけら
れたボール92を有し、他端には、半径方向部材または
拡大直径部材94がある。半径方向部材94は流体を流
すようになっている貫通孔97を包含する。変形可能部
材80及び変形部材90はボール・チューブ式アジャス
タを包含し、これはチューブ80がロッド90及びボー
ル92に相対的に変位したときにチューブ80を半径方
向外方へ膨張させる。
半径方向部材94はスリーブ50の内端52の半径方向
外方へ延び、また、軸線方向部分95を貫いて軸線方向
に延びていてスリーブ内端52及びピストン端62を囲
んでいる。軸線方向部分95は半径方向端96まで半径
方向外方へ延び、弾性ばね100と衝合する肩部97を
作る。スリーブ50は外径部55と内側縮径部54を包
含し、これらの部分は間に肩部57を構成しており、こ
の肩部はばね100の反対端と衝合している。スリーブ
50は密封手段65を収容した溝58を包含する。ピス
トン60は貫通孔56の軸線方向外方へ突出しており、
その拡大直径部分69がロータ32、ステータ35の積
重体に隣接して位置している。ピストン端74はスリー
ブ50に対してピストンの軸線方向内方への移動を制限
するだめの止めリング61を包含する。
外方へ延び、また、軸線方向部分95を貫いて軸線方向
に延びていてスリーブ内端52及びピストン端62を囲
んでいる。軸線方向部分95は半径方向端96まで半径
方向外方へ延び、弾性ばね100と衝合する肩部97を
作る。スリーブ50は外径部55と内側縮径部54を包
含し、これらの部分は間に肩部57を構成しており、こ
の肩部はばね100の反対端と衝合している。スリーブ
50は密封手段65を収容した溝58を包含する。ピス
トン60は貫通孔56の軸線方向外方へ突出しており、
その拡大直径部分69がロータ32、ステータ35の積
重体に隣接して位置している。ピストン端74はスリー
ブ50に対してピストンの軸線方向内方への移動を制限
するだめの止めリング61を包含する。
スリーブ端54は溝59を包含し、この溝内にワイパ機
構110 (第3(2I参照)が設置しである。
構110 (第3(2I参照)が設置しである。
このワイパ機構110はほぼC字形のシール113内に
設置したばね112を包含する。シール113及びばね
112を溝59とピストン60の外面の間に配置して圧
縮したとき、ばね112は半径方向に圧迫されてシール
113を半径方向内方及び外方へ押圧する。
設置したばね112を包含する。シール113及びばね
112を溝59とピストン60の外面の間に配置して圧
縮したとき、ばね112は半径方向に圧迫されてシール
113を半径方向内方及び外方へ押圧する。
本発明の装置は典型的な制動操作中に次のように作動す
る。加圧ブレーキ作動流体が航空機オペレータの操作に
よってボア40内に導入されるとき、この加圧流体はピ
ストン60の端62に作用してピストン60をボア56
の軸線方向外方へ押圧し、ブレーキ積重体と接触させる
。ピストン60が矢印Aの方向(第2図参照)に移動す
ると、フランジ82に係合しているリング70がピスト
ン60と一諸に変形可能部材80を移動させる。
る。加圧ブレーキ作動流体が航空機オペレータの操作に
よってボア40内に導入されるとき、この加圧流体はピ
ストン60の端62に作用してピストン60をボア56
の軸線方向外方へ押圧し、ブレーキ積重体と接触させる
。ピストン60が矢印Aの方向(第2図参照)に移動す
ると、フランジ82に係合しているリング70がピスト
ン60と一諸に変形可能部材80を移動させる。
ここで、半径方向部分69とロータ・ステータ積重体と
の間の距離Xがスリーブ50の端52と半径方向部材9
4の内面99との間の距離Yにほぼ一致する運転間隙を
包含することに注目されたい。
の間の距離Xがスリーブ50の端52と半径方向部材9
4の内面99との間の距離Yにほぼ一致する運転間隙を
包含することに注目されたい。
ピストン60が運転間隙Xを通して軸線方向外方へ移動
すると、ピストンはリング70によって変形可能部材8
0、変形部材90及び半径方向部材94を距離Yにわた
って変位させる。半径方向部材94の変位はばね100
を肩部57に向かって圧縮する。ロータ32及びステー
タ35の摩擦材料が摩耗すると、ピストン60は貫通孔
56のさらに外方へ突出することになり、こうなると、
ピストンは個々の距離XまたはYによって定められた運
転間隙よりも長い距離にわたって移動し、ボール93及
びロッド90に相対的にチューブ80を変位させる。ボ
ール93及びロッド90は、内面99がスリーブ50の
端52に係合したならば、ハウジング22に対して固定
される。かくして、チューブ80がロッド90及びボー
ル93に対して軸線方向に変位すると、このチューブは
膨張し、航空機オペレータが制動システムの操作を止め
ると、ばね100は半径方向部材94をボア40の内方
へ押圧し、その結果、面99はスリーブ端52から遠去
かる方向に移動し、運転距離Yとそれに相当する運転間
隙Xを再設定する。
すると、ピストンはリング70によって変形可能部材8
0、変形部材90及び半径方向部材94を距離Yにわた
って変位させる。半径方向部材94の変位はばね100
を肩部57に向かって圧縮する。ロータ32及びステー
タ35の摩擦材料が摩耗すると、ピストン60は貫通孔
56のさらに外方へ突出することになり、こうなると、
ピストンは個々の距離XまたはYによって定められた運
転間隙よりも長い距離にわたって移動し、ボール93及
びロッド90に相対的にチューブ80を変位させる。ボ
ール93及びロッド90は、内面99がスリーブ50の
端52に係合したならば、ハウジング22に対して固定
される。かくして、チューブ80がロッド90及びボー
ル93に対して軸線方向に変位すると、このチューブは
膨張し、航空機オペレータが制動システムの操作を止め
ると、ばね100は半径方向部材94をボア40の内方
へ押圧し、その結果、面99はスリーブ端52から遠去
かる方向に移動し、運転距離Yとそれに相当する運転間
隙Xを再設定する。
本発明は航空機の高圧制動システムの動作に伴う問題を
解決している。ばね及び変形部材の半径方向部材がピス
トンの外側に配置されているので、縮径ボア56を設け
ることができるとともに、縮径ピストンを利用してシス
テムに必要とされるより高いブレーキ圧力も得ることも
できる。ピストンの内部に配置したボール・チューブ式
アジャスタ機構を提供することによって、かなりの寸法
縮小、重量の低減が達成され、外部型アジャスタに利用
されていた圧力板を除去できる。
解決している。ばね及び変形部材の半径方向部材がピス
トンの外側に配置されているので、縮径ボア56を設け
ることができるとともに、縮径ピストンを利用してシス
テムに必要とされるより高いブレーキ圧力も得ることも
できる。ピストンの内部に配置したボール・チューブ式
アジャスタ機構を提供することによって、かなりの寸法
縮小、重量の低減が達成され、外部型アジャスタに利用
されていた圧力板を除去できる。
本発明の上述の実施例について種々の変更が行なえるの
は当業者には明らかであろう。このような変更が発明の
範囲から逸脱することなく行えることは了解されたい。
は当業者には明らかであろう。このような変更が発明の
範囲から逸脱することなく行えることは了解されたい。
第1図は本発明を具体化した航空機車輪・ディスクブレ
ーキ組立体の概略断面図、第2図は第1図の一部の拡大
断面図、第3図はディスクブレーキ組立体のばね・シー
ルワイパ機構の断面図である。 10・・・ブレーキ・ピストン戻し機構、18・・・車
軸、20・・・ブレーキ・ギヤリヤ、22・・ハウジン
グ、24・・トルク・チューブ、26・・・ハ′ソキン
グ十反、30・・・ボルト、31・・・保持部材、32
・・・ロータ部材、35・・・ステータ部材、40・・
・ボア、50・・・スリーブ、56・・・貫通孔、60
・・・ピストン、64・・・密封手段、68・・・肩部
、70・・・リング、 80・・・変形可能部材、90・・・変形部材、92・
・・ボール、93・・・ナンド、94・・・半径方向部
材、97・・・貫通孔、100・・弾性ぼね、110・
・ワイパ機構、112・・ばね、113・・・シール。
ーキ組立体の概略断面図、第2図は第1図の一部の拡大
断面図、第3図はディスクブレーキ組立体のばね・シー
ルワイパ機構の断面図である。 10・・・ブレーキ・ピストン戻し機構、18・・・車
軸、20・・・ブレーキ・ギヤリヤ、22・・ハウジン
グ、24・・トルク・チューブ、26・・・ハ′ソキン
グ十反、30・・・ボルト、31・・・保持部材、32
・・・ロータ部材、35・・・ステータ部材、40・・
・ボア、50・・・スリーブ、56・・・貫通孔、60
・・・ピストン、64・・・密封手段、68・・・肩部
、70・・・リング、 80・・・変形可能部材、90・・・変形部材、92・
・・ボール、93・・・ナンド、94・・・半径方向部
材、97・・・貫通孔、100・・弾性ぼね、110・
・ワイパ機構、112・・ばね、113・・・シール。
Claims (5)
- (1)円筒形のボア40を有するハウジング22と、こ
のボア40内に固定され且つ貫通孔56を有する長手方
向スリーブ手段50と、この貫通孔56内に滑動自在に
配置され且つこの貫通孔から突出しているピストン60
と、このピストンと連結され且つ係合部材90に摩擦接
触している係合可能部材80とを包含するブレーキ・ピ
ストン戻し機構において、前記ピストン60は前記係合
可能部材80と前記係合部材90を受け入れる内部開口
66を包含し、また前記ピストン60はボア40の内部
に位置した端のところに孔63を有し、この孔を貫いて
係合部材90が半径方向部材94まで延びており、前記
スリーブ手段50は外径部55と縮径部54とを有しこ
れらの部分の間に肩部57が構成してあり、半径方向部
材94を前記ボア40の軸線方向内方に付勢するために
前記肩部57と前記半径方向部材94との間に配置され
た弾性手段100をさらに包含することを特徴とするブ
レーキ・ピストン戻し機構。 - (2)前記ボア40の外側に配置された前記スリーブ手
段50の外端51は、前記スリーブ手段50と前記ピス
トン60の外面との間に配置されたぬぐいシール110
を包含することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
に記載のブレーキ・ピストン戻し機構。 - (3)前記半径方向部材94は外側半径方向部分95を
包含し、この外側半径方向部分は前記スリーブ手段50
の端部52を囲むようにボア40に対して軸線方向に延
びており、さらに半径方向外方へ延びて前記弾性手段1
00に係合する肩部97を構成していることを特徴とす
る特許請求の範囲第(1)項に記載のブレーキ・ピスト
ン戻し機構。 - (4)前記係合可能部材80はリング70によってピス
トン60と連結されたチューブ80を包含し、前記係合
部材90はロッド90を包含し、このロッドはその端に
ボール92に有し、前記係合部材90に対して前記係合
可能部材80が動いたときに前記ボール92が前記チュ
ーブ80を膨張させるようにしたことを特徴とする特許
請求の範囲第(3)項に記載のブレーキ・ピストン戻し
機構。 - (5)前記ピストン60は前記貫通孔56の外側へ制動
部材35に係合するようになっている拡大直径端部69
まで延びていることを特徴とする特許請求の範囲第(4
)項に記載のブレーキ・ピストン戻し機構。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/907,354 US4751985A (en) | 1986-09-15 | 1986-09-15 | Compact brake piston-return mechanism |
US907354 | 1986-09-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (7)
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EP (1) | EP0260412B1 (ja) |
JP (1) | JPS6376925A (ja) |
AU (1) | AU591415B2 (ja) |
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DE (1) | DE3770383D1 (ja) |
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-
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-
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- 1987-09-14 JP JP62230897A patent/JPS6376925A/ja active Pending
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