JPH02503251A - チョークコイル - Google Patents

チョークコイル

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JPH02503251A
JPH02503251A JP63508776A JP50877688A JPH02503251A JP H02503251 A JPH02503251 A JP H02503251A JP 63508776 A JP63508776 A JP 63508776A JP 50877688 A JP50877688 A JP 50877688A JP H02503251 A JPH02503251 A JP H02503251A
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choke coil
delta
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JP63508776A
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ビッテルリ,ハンスペーター
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リーディ―ヨクス,ズザンネ
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    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F3/00Cores, Yokes, or armatures
    • H01F3/10Composite arrangements of magnetic circuits
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/02Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions for non-linear operation
    • H01F38/023Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions for non-linear operation of inductances

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チョークコイル 本発明は電流の関数として、随意に決定できる特性、インダクタンスを示すチョ ークコイル(Drosselspnle)に関する。
チョークコイルは電気工学、通信工学、無線工学、電気音響学、電子工学のあら ゆる分野において電流回路網または可聴周波数の電流回路に使用されている。使 用条件に関して、チョークコイルには次の2つの基本的な構造上のタイプがある 。
a)鉄心を有し、エアギャップがなく、工学的な周波数の分野及び可聴周波数の 分野で使用するためのチョークコイルで、各々が小さい交流電圧をもち、また大 抵の場合には直流負荷をもたないものである。
b)鉄心を有し、エアギャップを有し、工学的な周波数の分野及び可聴周波数の 分野で使用するめのチョークコイルで、各々が大きな交流電圧、及び交流をもっ た、且つ直流負荷をもった、或いはまた直流負荷なしの、ものである。
チョークコイルは、原則的にはエアギャップを持つか、或いは持たない1つの鉄 心と地面に対し絶縁されたコイルから成り立っている。
鉄心を備えたチョークコイルのインダクタンスの正確な計算は、簡単な方法では 不可能であり、多大な労力時間・経費が必要である。というのは各々正確に決定 するには幾つもの異なった要素が関与するからである。
このため一般的に、チョークコイルのインダクタンスの値のための公差はそれほ ど狭い幅では決められていない。
チョークコイルが、単に唯一の動作点に対し整合されているような場合、即ち所 定の電流に対し、1つの固定的なインダクタンスの値を持っている場合や、ある 据付は設備に取り付けられて使用されている場合には、大まかな公差を認めては 、チョークコイルの役割をほとんど果たさないといってもよい。
しかし、所定の作業領域に対して装備され、電流の関数としてのインダクタンス の値が所定の経過で与えられ、チョークコイルの場合で、さらに、チョークコイ ルが市街電車、トロリーバス、電車及び電気機関車といったような車両に使用さ れている場合には、大まかな公差を認めてもチョークコイルは一定の役割を果た し得るが、この公差は主にチョークコイルの幾何学的な大きさとその重量に依存 するので、大まかな公差を許すことは解決すべき問題をもたらしているのである 。
上記の問題を解決するようなチョークコイルを製造することが本発明の課題であ る。この発明に基づくチョークコイルは、電流の関数としてインダクタンスの値 を必要に応じて、決定し得るものであり、これにより電気的な値、及び幾何学的 な大きさ及びその重量に関して理想的なチョークコイルを実現するものである。
本発明は、上記の課題を下記に述べるチョークコイルによって解決しており、こ のチョークコイルは以下の特徴をもっている。
チョークコイルの性能のために必要であるコアが、磁束の方向において互いから 絶縁・隔離されている少なくとも2つの部分コアにさらに小区分されており、こ の小区分されている部分コアが、その磁気的な総合効率として異なった磁気的な 特徴を備えており、さらに、少なくとも1つのコイルがこれらの部分コアのうち の少なくとも2つを巻き包み、あるいはまた補足的に少なくとももう1つの別な コイルがこれらの部分コアのうちの少なくとも1つを巻き込んでいる。
図面の例では本発明によるチョークコイルが、さまざまな異なったタイプの構造 で原理的に示されている。個々の異なったタイプの構造は電流の関数としである 一定のインダクタンス曲線をたどるようにさせるためのものである。さらに、そ れらの作用形式の物理的な背景が幾つかの磁化曲線、及びインダクタンス曲線を 基にしてわかl1l)ヤすく示されている。ここに述べられている本発明の詳細 な説明部分では、本発明によるチョークコイルの原理的な構造及び作用の原理が 説明されている。さらに図面の例のところで示されているような種類の構造につ いても説明されており、またその作用形式が説明されている。この発明に従った チョークコイルは、以下ではデルタ・フィ・チョークコイルと記す。
以下の図が示されている。
第1図は、最も簡単な構造形式のデルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造 で、エアギャップ(LafHpalt)のない部分コア1、エアギャップL2を 持つ部分コア2、及びコイルAから成り立っているものを示す。
第2図は、拡張された構造形式のデルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造 で、エアギャップなしの部分コア1、エアギャップL2を備えた部分コア2及び コイルA、 B及びCから成り立っているものを示す。
第3図は、拡張された構造形式のデルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造 で、エアギャップLl、L2及びL3を備えた部分コア1.2及び3とコイルA から成り立っているものを示す。
第4図は、拡張された構造形式のデルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造 で、エアギャップLl、  L2及びL4を備えた部分コア1.2及び4とコイ ルA、 C及びEから成り立っているものを示す。
第5図は、拡張された構造形式のデルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造 で、エアギャップLL、  L2及びL3を備えた部分コア1.2及び3と、コ イルAとBから成り立っているものを示す。
第6図は、拡張された構造形式のデルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造 で、エアギャップLl、L2及びL4を備えた部分コア1,2及び4とコイルA 、  B。
C及びEから成り立っているものを示す。
第7図は、拡張された構造形式のデルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造 で、エアギャップLl、  L2゜L3及びL4を備えた部分コア1. 2.  3及び4とコイルAから成り立っているものを示す。
第8図は、拡張された構造形式のデルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造 で、エアギャップLl、L2゜L3及びL4を備えた部分コア1. 2. 3及 び4とコイルA、  B、  C,D及びEから成り立っているものを示す。
第9図は、拡張された構造形式のデルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造 で、エアギャップLl、L2゜L3及びL4を備えた部分コア1. 2. 3及 び4とコイルA、  B、 C,D及びEから成り立っているものを示す。
第10図は、拡張された構造形式のデルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構 造で、エアギャップLL、L2、L3及びL4を備えた部分コア1. 2. 3 及び4とコイルA、  B、  C,D及びEから成り立っているものを示す。
第11図は、2つの異なった材料のための場の強さの関数(Fwnktion  dcr Fe1dstuke)としての誘導磁化曲線を示す。
第12図は、流れの関数(F++nkjion der Durchflmtu ng)としての誘導磁化曲線に関するエアギャップの間隔の影響を示す。
曲線A:積層コアに対する磁化曲線 曲線B:小さいエアギャップの間隔に対する磁化曲線 曲線C:曲線Aと曲線Bからの結果としての曲線曲線D=大きいエアギャップの 間隔に対する磁化曲線 曲線E:曲線Aと曲線りからの結果としての曲線第13図は、部分的にエアギャ ップが設けられている部分コア(1,2,3,・・・・・・、n−1,n)から 成り立っているコアを示す。
部分コア1:エアギャップがないもの 部分コア2:小さいエアギャップの設けられたもの部分コア3:大きいエアギャ ップの設けられたもの部分コアn−1:2つのエアギャップの設けられたもの 部分コアn:4つのエアギャップの設けられたちの第14図は、可能なエアギャ ップの形であり、次のものが挙げられる。
a)平行なエアギャップ b)下方に楔の1辺が下がった楔形のエアギャップC)上方に楔の1辺が上がっ た楔形のエアギャップd)左右対称でシンメトリ−な楔形をなしているエアギャ ップ e)下方に台形の斜めの1辺が下がった形の台形をしたエアギャップ f)台形の斜めの1辺が上方に上がった形の台形をしたエアギャップ g)左右対称の台形の形をしたエアギャップ第15図は、2つの部分コア1及び 2に対する流れの関数としての誘導磁化曲線を示す。
曲線1:エアギャップがない部分コア1曲線2:エアギャップL2を備えた部分 コア2第16図は、3つの部分コア1.2及び3に対する流れの関数としての誘 導磁化曲線を示す。
曲線1:エアギャップL1を備えた部分コア1曲線2:エアギャップL2を備え た部分コア2曲線3/4:エアギャップL3を備えた部分コア3またはエアギャ ップL4を備えた部分コア第17図は、4つの部分コア1. 2. 3及び4に 対する流れの関数としての誘導磁化曲線を示す。
曲線1:エアギャップL1を備えた部分コア1曲線2:エアギャップL2を備え た部分コツ2曲線3:エアギャップL3を備えた部分コア3曲線4:エアギャッ プL4を備えた部分コア4第18図は、2つの部分コアを備えたチョークコイル に対する電流の関数としてのチョークコイルの特性としてのインダクタンスを示 す。
第19図は、3つの部分コアを備えたチョークコイルに対する電流の関数として のチョークコイルの特性としてのインダクタンスを示す。
第20図は、4つの部分コアを備えたチョークコイルに対する電流の関数として のチョークコイルの特性としてのインダクタンスを示す。
デルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造及び作用の仕方について、個々の 例に関して述べる前に、まず第1に、このデルタ・フィ・チョークコイルは、少 なくとも単なる交流チョークコイル及び直流磁気バイアスのチョークコイルとし て作動させ得るのである。
デルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造として、最も簡単な構造形式では 、互いに異なった磁気的な特徴をもち、且つ互いに磁気的に隔離されている少な くとも2つの部分コア1及び2と、この部分コア1と2の両方を一緒に巻き込ん でいるコイルAを含んでいる。
デルタ・フィ・チョークコイルが要求される特性−電流の関数としてのインダク タンス−に応じてチョークコイルにはさらに補足的な部分コア3.・・・・・・ 、n及び/またはさらに補足的なコイルAl、・・・・・・、An;B;Bl。
−・−2Bn ; C;C1,−−−・、Cn ;D ;DI、−=。
Dn;E;El、・・・・・・、Enを設けることができる。
幾つものコイルが使用されている場合には、これらの個々のコイルは加法または 減法の直列に分岐して接続されるようになっており、ある一定の条件を満たして いる限りは個々のコイル及び/または個々の分岐した並列接続、及び/または組 み合わされた接続の仕方もまた可能である。
2つのコイルの加法の直列接続とは、電流が貫流するコイルにより発生する磁気 誘導が加算されていくような接続方法のことである。
2つのコイルの減法の直列接続というのは、電流が貫流しているコイルにより発 生する磁気誘導が減算されていくような接続方法のことである。
それぞれ異なった磁気的な特徴をもった2つの部分コア1及び2が、巻き数Wを 有し、電流Iが貫流しているコイルAによって一緒に巻き込まれている場合には 、両方のコアは同じ流れIXwを有する。これらの両方の部分コア1と2が互い に異なった磁気的な特性をもっていることにより、これらの両方の部分コア1及 び2の中にはそれぞれに従って異なった誘導であるB1及びB2が発生する。両 方の部分コア1及び2はまた、そのチョークコイルの性能に応じである一定の有 効なコアの横断面A1及びA2を有している。コイルのAの中で誘導される電圧 は、次のように計算される。
U=4.44XfXwX (A1xB1+A2xB2)X O,0001 上記各アルファベット記号は次の意味をもつ。
U=ボルト数で示すチョークコイルの電圧f=ヘルツ単位の周波数 W=コイルAの巻き数 A1=平方センチメートルの単位での部分コア1の有効なコア横断面の面積 A2=平方センチメートル単位の部分コア2の有効なコア横断面の面積 B1=テスラ単位の部分コア1の中での誘導B2=テスラ単位の部分コア2の中 での誘導これに応じた電流を流した場合のチョークコイルのインピーダンスはこ うして次の公式によって求められる。
Z=U/I=R+jωL ここで各アルファベット記号は次の意味をもつ。
2=オ一ム単位のチョークコイルのインピーダンスU=ボルト数で示すチョーク コイルの電圧■=アンペア数で示すチョークコイルの電流R=オーム単位のコイ ルAのオームの抵抗j=インピーダンスの複素表示による仮想単位ω=ササ−ッ ト周波数2×π×f L=ヘンリ一単位のチョークコイルのインピーダンスf=ヘルツ単位の周波数 上記より、電流を流した際のチョークコイルの誘導抵抗(リアクタンス)は次の 公式によって求められる。
X=ωL=J1「丁R2 また、電流を流した際のチョークコイルのインダクタンスは次の公式によって求 められる。
L=X/ω=X/(2Xπ×f) 電流の関数としてのインダクタンスの経過はこのインダクタンスの公式に基づい て全電流域に渉って決定することができる。この方式により、チョークコイルの 任意のインダクタンスの挙動を決定することができる。
第1図には、本発明によるデルタ・フィ・チョークコイルの最も簡単な構造が原 理的な形式で示されている。
このデルタ・フィ・チョークコイルは、それぞれ互いに異なった磁気的な総合効 果特性を有する2つの部分コアを備えており、部分コア1にはエアギャップが全 くなく、部分コア2にはエアギャップL2が設けられている。コイルAは、この 両方の部分コアを一緒に巻き込んでいる。
第2図には、本発明によるデルタ争フィ・チョークコイルの拡張された構造が原 理的な形式で示されている。
このデルタ・フィ・チョークコイルは、それぞれ互いに異なった磁気的な総合効 果特性を有する2つの部分コアを備えており、部分コア1にはエアギャップを全 くなく部分コア2にはエアギャップL2が設けられている。コイルAはこれらの 2つの部分コアを一緒に巻き込んでいる。コイルBは部分コア1だけを巻き込み 、コイルCは部分コア2だけを巻き込んでいる。これに対応した接続、即ち加法 、及び/あるいは減法の直列接続と、コイルの巻き数の選択により、これら2つ の部分コアの磁気的な挙動(Verhsltcn)と、これによりデルタ・フィ ・チョークコイルのインダクタンスの挙動も強い影響を受は得るのである。
第3図には、本発明によるデルタ・フィ・チョークコイルの拡張された構造が原 理的な形式で示されている。
このデルタ・フィ・チョークコイルは、それぞれ互いに異なった磁気的な総合効 果特性を有する3つの部分コアを備えており、これらの部分コアである1、2及 び3にはそれぞれ異なったエアギャップのLl、L2及びL3が設けられている 。コイルのAはこれら総ての部分コアを一緒に巻き込んでいる。
第4図は、本発明によるデルタ・フィ・チョークコイルの拡張された構造を原理 的な形式で示しており、このデルタ・フシ・チョークコイルは、それぞれ互いに 異なった磁気的な総合効果特性を有する部分コアである1゜2及び4を備えてお り、これら総ての部分コアにはそれぞれ異なったエアギャップLL、  L2. 及びL4が設けられている。コイルAはこれら3つの部分コアを一緒に巻き込ん でいる。コイルCは部分コア2のみを巻き込み、そしてコイルEは部分コア4の みを巻き込んでいる。これに対応する接続、即ち、加法及び/あるいはまた減法 の直列接続とコイルの巻き数の選択によって、これらの部分コアの磁気的な挙動 及びデルタ・フィ・チョークコイルのインダクタンスの挙動も強い影響を受は得 るのである。
第5図は、本発明によるデルタ・フィ・チョークコイルの拡張された構造を原理 的な形式で示しており、このデルタ・フィ・チョークコイルは、それぞれ互いに 異なった磁気的な総合効果特性を備えもった3つの部分コア1.2及び3をもっ ており、これら総ての部分コアにはそれぞれ異なったエアギャップLl、L2及 びL3が設けられている。コイルAは部分コア1及び2を巻き込んでおり、コイ ルBは部分コア1及び3を巻き込んでいる。
これに対応する接続、即ち加法及び/あるいはまた減法の直列接続または並列接 続とコイルの巻き数の選択によって、これらの部分コアの磁気的な挙動及びデル タ・フィ・チョークコイルのインダクタンスの挙動がかなりの影響を受けるので ある。
第6図には、本発明によるデルタ・フィ・チョークコイルの拡張された構造が原 理的な形式で示されている。
このデルタ・フィ拳チョークコイルは、それぞれ互いに異なった磁気的な総合効 果特性を有する3つの部分コア1.2及び4を備えており、これら総ての部分コ アにはそれぞれ異なったエアギャップLl、L2及びL4が設けられている。コ イルAは部分コア1及び2を巻き込み、コイルBは部分コア1を巻き込み、コイ ルCは部分コア2及び4を巻き込んでおり、且つコイルEは部分コアの4を巻き 込んでいる。これに対応する接続、即ち加法または減法の直列接続、並列接続ま たはこれら両方が組み合わされた接続方法とコイルの巻き数の選択によって、こ れら部分コアの磁気的な挙動及びデルタ・フィ・チョークコイルのインダクタン スの挙動がかなりの影響を受けるのである。
第7図には、本発明によるデルタ・フィ・チョークコイルの拡張された構造が原 理的な形式で示されている。
このデルタ・フィ・チョークコイルは、それぞれ互いに異なった磁気的な総合効 果特性を備えもった4つの部分コア1. 2. 3及び4を備えており、これら 総ての部分コアには、それぞれ互いに異なったエアギャップのLL。
L2.L3及びL4が設けられている。コイルのAはこれら総ての部分コアを一 緒に巻き込んでいる。
第8図は、本発明によるデルタ・フィ・チョークコイルの原理的な構造を示して おり、このデルタ・フィ・チョークコイルはそれぞれ互いに異なった磁気的な総 合効果特性を有する4つの部分コア1. 2. 3及び4を備えており、これら 総ての部分コアには、それぞれ互いに異なったエアギャップLl、L2.L3及 びL4が設けられており、また5つのコイルA、  B、 C,D及びEが取り 付けられている。コイルAは部分コアである1、2゜3及び4を巻き込んでおり 、コイルBは部分コア1を巻き込み、コイルCは部分コア2を巻き込み、コイル Dは部分コア3を巻き込み、且つコイルEは部分コアの4を巻き込んでいる。こ れに対応した接続、即ち加法及び/あるいはまた減法の直列接続、並列接続また はこれらを組み合わせた接続方法及びコイルの巻き数の選択によって、これらの 部分コアの磁気的な挙動及びデルタ・フィ・チョークコイルのインダクタンスの 挙動がかなりの影響を受ける。
第9図は、本発明によるデルタ・フィ・チョークコイルの拡張された構造を原理 的な形式で示しており、このデルタ・フィ・チョークコイルはそれぞれ互いに異 なった磁気的な総合効果特性を有する4つの部分コア1.2゜3及び4を備えて おり、これら総ての部分コアには、それぞれ互いに異なったエアギャップLl、 L2.L3及びL4が設けられており、且つ5つのコイルA、  B、  C。
D及びEも備えられている。コイルAは部分コア1及び2を巻き込み、コイルB は部分コア1及び3を巻き込み、コイルCは部分コア2及び4を巻き込み、コイ ルDは部分コア3を巻き込み、コイルEは部分コア4を巻き込んでいる。これに 対応した接続、即ち加法及び/または減法の直列接続、並列接続またはこれらの 両方を組み合わせた接続の方法とコイルの巻き数の選択によってこれらの部分コ アの磁気的な挙動及びデルタ・フィ・チョークコイルのインダクタンスの挙動が かなりの影響を受ける。
第10図は、本発明によるデルタ・フィ・チョークコイルの拡張された構造を原 理的な構造で示しており、このデルタ・フィ・チョークコイルはそれぞれ互いに 異なった磁気的な総合効果特性を有した4つの部分コア1゜2.3及び4を備え ており、これら総ての部分コアには、それぞれ互いに異なったエアギャップLL 、  L2.  L3及びL4が設けられており、且つ5つのコイルA、  B 。
C,D及びEも備えられている。コイルAは部分コア1゜2及び3を巻き込み、 コイルBは部分コア1を巻き込み、コイルCは部分コア2、及び4を巻き込んで おり、コイルDは部分コア3を巻き込み、コイルEは部分コア4を巻き込んでい る。これに対応した接続、即ち、加法及び/或いは減法の直列接続、並列接続及 び/またはこれらを組み合わせた接続の方法とコイルの巻き数の選択によって、 これらの部分コアの磁気的な挙動及びデルタ・フィ・チョークコイルのインダク タンスの挙動が、かなりの影響を受けるのである。
第13図は、それぞれ異なった磁気的な総合効果特性を備えた部分コアに区分さ れたコアを示している。これらの異なった磁気的な総合効果特性とは、部分コア 1はエアギャップを全くもっておらず、その他の部分コアはそれぞれ異なったエ アギャップの区間をもっていることである。これらの部分コアのそれぞれ異なっ た磁気的な総合効果特性は、さらにその上に/または補足的に、または以下の事 実を通しても生じ得るものである。つまり第11図に示されているようにそれぞ れ異なった磁気的な特徴、場の強さの関数としてそれぞれ異なった誘導を示す材 料が使用されるという理由によるものである。ここで適用されうるエアギャップ 区間が第14図に表示されている。コアまたは部分コアの磁気的な特徴に及ぼす エアギャップ区間の影響、つまり流れの機能としての誘導は第12図に表示され ている。エアギャップ区間のゾーンに磁力線が広がっている。部分コアが互いに 磁気的な影響を及ぼし合わないように、個々の部分コアはそれぞれ少なくとも一 定の距離をもって互いに隔離されている。ここでの一定の距離というのは、最も 大きい隣接しているエアギャップ区間に相当するものである。
第15図は、それぞれ互いに異なった磁気的な総合作用特性を有する2つの部分 コア1及び2を備えた、本発明に基づくデルタ・フィ・チョークコイルの磁化曲 線、流れの関数としての誘導を示しており、部分コア1はエアギャップを全くも っておらず、部分コア2にはエアギャップが設けられている。
第16図は、それぞれ互いに異なった磁気的な総合効果特性を有する3つの部分 コアである1、2及び3あるいは4を備えた、本発明に基づくデルタ・フィ・チ ョークコイルの磁化曲線、流れの関数としての誘導を示しており、部分コアの1 が1つの小さいエアギャップをもっており、部分コア2が1つの大きいエアギャ ップをもっており、且つまた部分コア3または部分コア4はさらにもっと大きい エアギャップをもっている場合である。
第17図は、それぞれ互いに異なった磁気的な総合効果特性を有する4つの部分 コア1. 2. 3.及び4をもった、本発明に基づくデルタ・フィ・チョーク コイルの磁化曲線、流れの関数としての誘導を示しており、部分コア1が1つの 小さいエアギャップをもち、部分コア2が1つの少し大きいエアギャップをもっ ており、部分コア3はさらにもっと大きいエアギャップをもち、部分コア4は1 つの大きいエアギャップをもっている場合である。
第18図は、2つの部分コアをもった本発明に基づくデルタ・フィ・チョークコ イルのインダクタンス曲線、電流の関数としてのインダクタンスを示している。
第19図は、3つの部分コアをもった本発明に基づくデルタ・フィ・チョークコ イルのインダクタンス曲線、電流の関数としてのインダクタンスを示している。
第20図は、4つの部分コアをもった本発明に基づくデルタ・フィ・チョークコ イルのインダクタンス曲線、電流の関数としてのインダクタンスを示している。
第18図、第19図及び第20図に示されているような段階状のインダクタンス の挙動は以下の理由によって生じている。これらの部分コアは、まず最初に、部 分コア1がある一定の電流で磁気的な飽和点に達し、その他の部分コア2.3及 び4の誘導は、この場合の電流ではまだ磁気的に飽和点に達していない領域にあ るのである。
磁気的に備えつけられているものである。さらにもう一段階上へ電流か増加した とき部分コア2が、この増加した所定の電流で磁気的な飽和点に達し、その他の 部分コアである3及び4の誘導は磁気的にまた飽和されていない領域にある。さ らに、次の段階への電流の増加といった具合に、次々と高めていくことにより、 この状態はこれら総ての部分コアが磁気的に飽和点に達するまで続けられること による。。
部分コアの磁気的な備え付け、コイルの巻き数の選択及びコイルの接続方法の選 択に対応して、総てのあらゆる随意のインダクタンスの挙動、電流の関数として のインダクタンスが得られる。
第11図 第14図 国 瞭 1[審 輔 失 S^   25131

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.チョークコイルの性能のために必要な少なくとも1つのコアを持ち、磁気流 の方向にそれぞれ互いから絶縁、隔離されている部分コア(1,・・・・・・, n)にさらに小区分され、これらの部分コアはその磁気的な総合効率において各 々異なった磁気的な特徴を有しており、更に、少なくとも1つのコイル(A;A 1,・・・・・・,An)が少なくともこれらの部分コアのうちの2つ(1,・ ・・・・・,n)を巻き込んでいることを特徴としたチョークコイル。
  2. 2.少なくとも1つの部分コア(1,・・・・・・,n)の磁気回路が少なくと も1つのエアギャップ(L1,・・・・・・,Ln)をもっているということを 特徴とする請求項第1項に記載のチョークコイル。
  3. 3.部分コア(1.・・・・・・,n)が各々互いに異なった磁気的な特徴をも った材料から組み立てられているということを特徴とする請求項第1項まだは第 2項に記載のチョークコイル。
  4. 4.部分コア(1,・・・・・・,n)がそれぞれ互いに同じ磁気的な特徴をも った材料から組み立てられているということを特徴とする請求項第1項または第 2項に記載のチョークコイル。
  5. 5.部分コア(1,・・・・・・,n)が部分的にそれぞれ互いに異なった、且 つまた部分的にそれぞれ互いに同じ磁気的な特徴をもった材料から組み立てられ ているということを特徴とする請求項第1項または第2項に記載のチョークコイ ル。
  6. 6.少なくとも、もう1つの別のコイル(B;B1,・・・,Bn;C;C1, ・・・・・・,Cn;D;D1,・・・・・・,Dn;E;E1,・・・・・・ ,En)が、それぞれ少なくとも1つの部分コァ(1,・・・・・・,n)を巻 き込んでいることを特徴とする請求項第1項、第2項、第3項、第4項及び又第 5項のいずれかに記載のチョークコイル。
JP63508776A 1988-02-11 1988-11-17 チョークコイル Pending JPH02503251A (ja)

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CH486/88A CH678773A5 (ja) 1988-02-11 1988-02-11
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