JPH02502882A - 持続性自己管理腹膜透析の装置 - Google Patents

持続性自己管理腹膜透析の装置

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JPH02502882A JP63503390A JP50339088A JPH02502882A JP H02502882 A JPH02502882 A JP H02502882A JP 63503390 A JP63503390 A JP 63503390A JP 50339088 A JP50339088 A JP 50339088A JP H02502882 A JPH02502882 A JP H02502882A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 バッグレス持続性自己管理腹膜透析 発明の背景 本発明は、持続性腹膜透析(CAPD)、より具体的には、バッグレス自己管理 腹膜透析の方法と装置に関する。
CAPDは、患者が完全に外来のままでいることを許可されている間、体内毒素 の除去法として、1970年代半ばに、初めて開発された。この方法では、医師 の処方に従い、患者腹腔内へ透析液を注入し、腹腔内で透析液を一定時間(通常 4〜5時間)貯留させ、その貯留時間中に、腹膜を介して、毒性溶質を已然拡散 および対流により透析液中に移゛動させるものであり、貯留時間中、患者は日常 活動を行なうことができる。医師の処方した貯留時間が終了すると、毒素を含む 透析液を腹腔内より排液して廃棄し、新しい透析液を再び腹腔内に注入する。一 般的なCAPDに関するさらに詳しい説明は、本文でも参考として引用されてい る、ポポヴイッチらによる、米国特許番号4.239.041、「持続性腹膜透 析の方法」の開示を参照されたい。
従来から、バッグレスCAPDの実施には、様々な方法と装置が使用されてきた 。そのような方法の一つが上記米国特許に開示されているが、その方法では、透 析液をいれたバッグあるいはボトルを、最初、患者の腹腔位置より高所にっるす 。バッグの底部とY−コネクタのポートの1つを第1軟チユーブでつなぐ。Y− コネクタの第1ポートと患者の割壁に外科的に装着したカテーテルを第2軟チ二 −ブでつなぐ。Y−コネクタの第3ボートと空の排液ボトルあるいはバッグを第 3軟チユーブでつなぐ。各チューブには、流量制御クランプが装着される。
CAPD法を説明するには、透析液の貯留、あるいは「停止」期間から始める方 法が、一般的である。その方法に従って説明すると、従来の技術では、貯留期間 が終了して、装置を使用する際は、第1および第3チユーブをY−コネクタに接 続し、第2および第3チニーブのクランプを除去する。しかして、透析液および 毒素が、カテーテル、第2チユーブ、完了すれば、第2および第3チニーブにク ランプを再度装着し、充満した排液バッグを外し、空にして、第3チニ−ブの末 端に接続する。次いで、新しい透析液を充満したボトルあるいはバッグを第1チ ネーブの末端に接続する。第1および第2チユーブのクランプを除去し、重力に より、透析液が第1チユーブ、Y−コネクタ1.第2チユーブを通り、カテーテ ルから腹腔に注入される。その後、クランプを第1、第2チユーブに装着し、第 1、第3チユーブをY−コネクタから外して、透析貯留時間中、患者が自由に動 けるようにする。
従来のCAPDの方法と装置は、概ね適切であったが、チューブにクランプを装 着することにより透析液の流れを制御する装置には、使用上の欠点がいくつかあ った。たとえば、クランプを装着することにより、チューブに、よじれその他の 障害が発生し、腹腔への透析液の注入、あるいは腹腔からの透析液の排液を遮断 または妨げるおそれがあることが確認されている。さらに、患者が、不注意から 、3個のクランプをすべてはずしてしまい、その結果、透析液の流れが不適切と なり、汚染が発生するおそれもある。また、ある種の患者、特に重症な関節炎を 罹患している患者では、クランプの操作が困難な場合もある。多数のクランプの 一連の着脱操作を手動で行うことは、患者を混乱させ、透析液の流れの制御が不 本発明は、バッグレスCAPDの方法と装置の改良に関するものであり、特殊な 三方弁を使用して、腹腔への透析液の注入あるいは腹腔からの透析液の排液の制 御を行なうものである。本発明に係る装置は、クランプを使用せず、従って、よ じれその他の障害が接続チューブに発生しない。さらに、本発明の三方弁は、操 作が容易であり、不注意に種々のチューブを接続することがなく、従って、透析 液の流れが不適切になることもなく、さらに/または汚染も予防される。
発明の要約 要約すれば、本発明は、いずれも液体用の、第1、第2、第3ボートを有するバ ルブを有する、バッグレス持続性自己管理腹膜透析装置よりなる。第1チユーブ の一端はバルブの第1ポートに接続し、他の一端は第1コネクタに取付ける。
第1コネクタは、第1透析液容器の、相補コネクタに接続され、しかして、第1 透析容器から第1ポートへ透析液の流れが確保される。第2チ二−ブの一端はバ ルブの第2ボートに接続し、他の一端は第2コネクタに取付ける。第2コネクタ は、第2透析液容器の、相補コネクタに接続され、しかして、第2透析容器から 第2ボートへ透析液の流れが確保される。
第3チユーブの一端はバルブの第3ポートに接続し、他の一端は第3コネクタに 取付ける。第3コネクタは、患者の腹壁に装着したカテーテルの、相補コネクタ に接続され、しかして、第3ボートと患者の腹腔の間の透析液の流れが確保され る。バルブには少なくとも4つのポジションを取ることができるアクチニエー′ 夕を装備する。
ポジション1では、すべてのポートは遮断され、透析液はバルブを流れない。ポ ジション2では、第2ボートと第3ポートの間が接続され、その間の透析液の流 れ、および患者腹腔と第2透析容器間の液の流れが確保される。アクチユエータ がポジション3の位置をとると、第1および第2ボートの間が接続され、その間 の液の流れ、および第1、第2透析液容器間の液の流れが確保される。バルブの アクチユエータがポジション4の位置を取ると、第1および第3ポートの間が接 続され、その間の液の流れ、および患者腹腔と第1透析液容器間の液の流れが確 保される。
本発明に係る方法を使用すると、第1透析液容器は、当初、新鮮な透析液を充満 し、患者の腹腔より高所に保持され、そして、第2透析液容器は、通常、空で、 患者腹腔より低所に保持される。透析液は、一定時間、患者の腹腔内に貯留させ る。透析液の時間が終了すると、第3コネクタをポジション1にあるバルブアク チュエータの相補コネクタに接続する。
しかして、バルブアクチュエータはポジション2まで動き、使用された透析液を 患者腹腔から第2透析液容器へ排液される。使用済み透析液の第2透析液容器へ の排出が完了すると、バルブアク二エータはポジション3へ移動し、第1透析液 容器から第2透析液容器へ液が流れ、しかして、バルブとチューブが洗浄される 。次いで、バルブアクチュエータは、ポジション4へ移動し、第1透析液容器か ら液が患者腹腔へ注入される。同時に、第2コネクタが第2透析液容器の相補コ ネクタから外され、第2透析液容器は廃棄される。その後、第2コネクタは、新 鮮な透析液を充満した新しい第2容器の相補コネクタに接続される。
透析液の患者腹腔内への注入が完了すると、バルブアクチュエータはポジション 1へ移動し、新しい第2透析液容器が、患者腹腔より高所に保持され、空になっ た第1透析液容器が腹腔より低所に保持される。透析液の貯留期間中、第3コネ クタは、相補コネクタから外される。
期間が終了すると、第3コネクタを相補コネクタに再度接続され、バルブアクチ ュエータはポジシ目ン4に移動して、透析液を患者腹腔から第1透析液容器に排 液される。患者腹腔内の透析液の排出が完了すると、バルブアク二二一タはポジ ション3へ移動し、第2透析液容器からバルブを介して第1液容器へ透析液が流 れ、システムが洗浄される。次いで、バルブアクチュエータはポジション2へ移 動し、透析液は第2液容器から腹腔へ注入される。同時に、第1フネクタが第1 透析液容器の相補コネクタから外れ、第1透析液容器は廃棄される。その後、第 1コネクタは、新鮮な透析液を充満した新しい第1容器の相補コネクタに接続さ れる。透析液の注入が完了すると、バルブアクチュエータはポジション1へ移動 し、透析液の貯留期間中、第3コネクタは、相補コネクタから外される。第1透 析液容器は、腹腔より高所に保持され、上記発明の要約は、発明の好ましい実施 態様に関する詳細な以下の記載と同じく、添付の図面を参照することで、より良 い理解が得られる。本発明は、記載する具体的実施態様および図面に示された手 段に限定されるものではない。図面において、 図1は、本発明に係るバルブ、チューブ、およびコネクタの斜視図を示す。
図2は、図1に示したバルブの拡大上面(一部断面)図を示す。
図3は、図1に示したバルブの変形バルブの拡大上面(一部断面)図を示す。但 し、アクチュエータのみは別の角度がらの図を示す。
図4は、図2に示したバルブの4−4断面図を示す。
図5は、図1に示したバルブのわずかの拡大分解組立斜視図を示す。
図6a〜6fは、図1に示したバルブと関連するチューブおよびコネクタの概略 図で、本発明に係る方法を示す。
好ましい実施態様 添付された図面、特に図1に、本発明に係る装置1oを示す。
装置10は、バルブ組立体、あるいは第1液体ポート14(以下、Aボートと称 する5、第2液体ポート16(以下、Bポートと称する)、第3液体ポート18 (以下、Cポートと称する)を有するバルブ12よりなる。本実施例においては 、図2.3.4に最も良く示される如く、バルブ12は、概ね円筒形あるいは環 状のハウジング20よりなる。このハウジングは、概ね円筒形のコアあるいはア クチュエータ22を、概ね収容する。本実施例においては、ハウジング20は、 Mobay Merlon M4LRF1000 Natural、 Makr olon 2858 Natural、  その他のポリカーボネートの如き、 透明あるいは半透明樹脂材料の射出成型により製造することが好ましい。図2. 3に最も良く示される如く、液体ポー[4,16,18は、ハウジング2oの円 周上に、それぞれ約120度離れて設置される。液体ポート14.16.18は 、それぞれ、ハウジング2oと一体的に成型され、放射状に外側方向へ突き出た 、概ね円筒形のニップル24を有する。図2.3に最も示される如く、ニップル 24の外側末端24は、チューブとの接続を容易にするため、若干先細である。
各ニップルの外側末端とハウジング20の内部の間を透析液が通流される。
本実施例においては、アクチュエータ22のコアも、樹脂材料の射出成型により 製造される。樹脂材料としては、Vestolen5202(Huls)、ある いはProfax 6523の如きポリプロピレンに重量比で5%のEastm an Ten1te 1g3OAを添加した樹脂が好ましい。アクチュエータ2 2の外径は、ハウジング20の内径より若干大きく、従って、図4に示すごとく アクチュエータ22をハウジング20とアクチュエータ22の嵌合部に使用して も良い。アクチュエータ22は、図4.5に示すごとく、その外周側に、概ね環 状の溝26.28を有する。溝26.28は、適切なサイズの「0」リング30 .32に適合する。「0」リング30.32は、例えばシリコン7621ナチニ ラルといったシリコンの如きエラストマー材料で製造するのが好ましい。図4に 最も良(示される如く、バルブ12の組立の際、溝26.28の位置は、液体ポ ート14.16.18の両方の軸側になるようにする。この方法で行なえば、溝 26.28と「0」リング30.32は、ハウジング20の内部構造と共同して 、液体ポー)14.16.18の両端において液体がもれないよう密封される。
ハウジング2o内部構造と7クチ二エータ22の間が密封され、加えて、溝26 .2B。
rOJ リング30.32.ハウジング20内部構造の間も密封されるので、2 重密封構造が構成されることとなり、この2重密封構造は、効果的なバリアとし て、ハウジング2oの内面と液体ポー)14.16.18の接合面34を無菌状 態に維持し、かつ、接合面34への細菌の侵入を防止する。
アクチュエータ22は、溝26.28の間に軸方向に沿って位置し、アクチュエ ータ22の外周の一部に形成される、概ね弓形の通路36を有する。図2に最も 良く示される如く、通路36は、液体ボー)14.16.18のいずれか2個の 間に液体通路を形成する構造になっている。2つの液体ポートは、ハウジング2 ゜に対する相対的位置により決定される。通路36の断面は、液体ボート14. 16、’18の断面より少なくとも若干は大きく作られているが、その目的は、 以下の記述で明らかにされる。
バルブ12をわずかに変形したバルブを図3に示す。変形バルブでは、通路36 °は、アクチュエータ22の軸中心付近で交わる、概ね円筒形の穴35°、37 °よりなる。2つの穴35゛、37°の角度は、互いに約120度である。通路 36゛は、現在のところ、図2に示される通路36より好ましい形態である。
図1.5に良く示される如く、アクチュエータ20の上側末端は、直径が若干大 きい円盤状の部分38を形成する。本実施例においては、円盤状部分38の直径 は、ハウジング2oの外径に概ね一致しており、従って、アクチュエータ22を ハウジング20内に設置する際、この円盤部分38は、アクチュエータ22がハ ウジング20内に適切に設置されたことを示す停止板の役目を果たす。アクチュ エータ22の下方部分もまた、例えば、ハウジング20の下部表面に嵌合する環 状フランジ(図示せず)の如きロック手段を備えており、しかして、ハウジング 20内でのアクチュエータの位置を適正に維持する。円盤状部分38は、アクチ ュエータから一対の概ね放射状に外側方向に突き出た部分、あるいは腕部40. 42を有する。腕部40.42は、概ね約120度離れており、厚さは、円盤状 部分38の他の部分とほぼ同じである。腕部40.42は、ハウジング20に対 するアクチュエータの回転動作を容易にする。図2に最も良く示される如く、通 路36は概ね腕部40.42の間に設置される。しかして、腕部40.42は、 通路36の位置を使用者に指示するめだにも使用される。この目的のため、腕部 40.42のそれぞれには、矢印44.46の如き指示手段が備えられ、以下の 本文により明らかとなる方法により、バルブ12を経由する透析液の流れを示す 。
図1から図4に最も良(示される如く、第1チユーブ、即ちチューブ48の一端 は、第1液体ポート14に接続される。図2.3に最も良く示される如く、第1 チユーブ48の内径は、密封するため、第1液体ボートニップルの24の外径よ り若干小さい。第1チニ−プ48は、例えば、Dov 232680AE樹脂の 押出し成型品の如く、医学用ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂から製造すること が好ましい。第1チニーブ45の一端は、例えば、シアノアクリレート、その他 の熱効果性ポリウレタン系樹脂接着剤の如き適切な接着剤により、ニップル24 に接着される。図1に最も良く示される如く、第1チニーブ48は、弾性のある 、通常状態ではコイル状を呈しており、これは、チューブのもつれや混乱を避け るための、また、第1チニーブ48が以下に述べる他のチューブと交錯する結果 起こり得る、接続の誤りを防止するための形態である。チューブは熱硬化工程を 利用してフィル状に形成される。
第1チユーブ48の他の一端、即ち遠方側の一端は、図1に最も良く示される如 く、第1コネクタ50に接続される。第1チユーブ48の遠方側の末端は、第1 チユーブの一端が第1液体ポート14のニップル24に接続される方法と実質的 に同じ方法で、第1コネクタ50に接続される。
第1コネクタ50は、透析技術分野では公知の型式である。
本発明を完全に理解する上で、第1コネクタ50の構造の詳細な説明は必要では なく、従って、ここでの説明は省略する。
第1コネクタ50については、バルブハウジング20と同様の材料を使用し、射 出成型により製造することが好ましく、第1透析液容器54(図63に概略的に 示す)に備わる相補コネクタ52(図6aに概略的に示す)に接続することを記 載すれば充分である。第1コネクタ50と相補コネクタ52の接続は、概ね防水 で、第1チユーブあるいは第1透析液容器54の無菌性の維持と細菌の侵入を防 止するため、す(なくとも二重に密封されていることが望ましい。このような方 法で様々な部品が組み合わされ、第1液体ポート14と第1透析液容器54の間 を液体がスムースに通流される。
同様の方法で、2番目のチューブ、即ち第2チユーブ56の一端は、第1チユー ブ48が茅l液体ポート14に接続される方法と実質的に同じ方法で、第2液体 ポート16に接続される。
第2チユーブ56は第1チューブ48と同じ材料により製造される。第1チユー ブ同様、第2チユーブも弾性があり、通常状態ではコイル状を呈しており、他の 一端、即ち遠方側末端は、第2コネクタ58に接続される。第2フネクタ58は 、本実施例においては、第1フネクタ5oと同じ構造を有し、第2透析液容器6 2(図63に概略的に示す)に備わる相補コネクタ60(図63に概略的に示す )に、密封防水接続される。このような方法で様々な部品が組み合わされ、第2 液体ボート16と第2透析液容器620間を液体がスムーズに通流される。
以下の本文から明らかとなることであるが、本実施例においては、第1、第2透 析液容器54.62は、プラスチック製バッグ、好ましくは、容量が約272の 、透析技術分野においては公知の型式のものである。腹膜透析の各サイクルにお いて、透析液容器54あるいは62のいずれか一方には新鮮な、即ち未使用の透 析液が充満し、以下に記載する方法で使用者の腹腔へ注入するため、高所に保持 される。同様に、同一透析サイクルにおいて、透析液容器54あるいは62の他 の一方は、当初、空で、使用者の腹腔内に適切な時間貯留した、使用済透析液を その中に含有される毒素と供に回収する役割を果たす。ある透析サイクルでは、 図63に示す如く、第1透析液容器54に新鮮な透析液が充満し、第2透析液容 器62は使用済み透析液を回収するために使用される。その逆の透析サイクルで は、図6fに示す如く、第2透析液容器62に新鮮な透析液が充満し、第1透析 液容器54は使用済み透析液と毒素を回収するために使用される。以下に装置1 0の操作方法の詳細を記載する。
再度、図1を参照すると、第3チニーブ、即ちチニープ64の一端は、第1チユ ーブ48に関連して記載した方法と実質的に同じ方法で、液体ポート18に接続 される。本実施例においブ56と同じ材料で製造されるが、その形状は概ね直線 状である。但し、フィル状にしても差し支えない。第3チ二−ブ64の他の一端 、即ち遠方側末端は、第1チユーブ48が第1コネクタ50に接続される方法と 同じ方法で、第3コネクタ66に接続される。本実施例において、第3コネクタ 66の構造は、第1コネクタ50の構造と同じである。第3フネクタ66は、前 もって使用者の腹壁に外科的に装着されたカテーテル70(図68に概略的に示 す)に備わる相補コネクタ68(図63に概略的に示す)に接続される。上述の 接続と同様に、第3コネクタ66とその相補コネクタ68は、透析技術分野にお ける公知の型式のものであり、カテーテル70と第3チニーブ64内の無菌性を 維持し、接続部位からの細菌の侵入を防止するため、二重密封を形成する構造と なっている。このような方法で様々間を液体がスムースに通流される。
当該技術に熟練する者であれば、バルブ12と第1および第2透析液容器54. 62およびカテーテル70との接続手段は、本発明を説明する目的で図示されて いるが、厳密に図示されている通りである必要はないことは理解されるであろう 。さらに、実施例において、コネクタ50.58.66は、同一構造とされてい るが、同一構造でなくても良い。例えば、第1および第2透析液容器54.62 に備わる相補コネクタ52.60に接続するコネクタ50.5gは、図に示され る如く雄コネクタで、一方、第3コネクタは雌コネクタであってもよい。従って 、コネクタは説明のため図示されているに過ぎず、本発明を限定するものではな い。
図2.3を参照すると、バルブアクチュエータ22はバルブハウジングに対して 少なくとも4つの位置に移動あるいは回転可能であることが明らかである。図2 および図6bに示される如く、ポジション1において、アクチュエータ22中の 通路36が、単独の液体ポート即ち第3液体ポート18とのみ連絡していること が明らかである。このように、アクチュエータ22がポジション1にあれば、バ ルブの液体ポート14.16.18は全て効果的に遮断され、透析液はバルブ1 2あるいは装置l。
内を流れない。図3及び図60に示す如く、バルブアクチュエータ22が、ポジ ション2へ移動すれば、通路36(あるいは36°)により第2液体ポート16 と第3液体ポート18間に液体伝送路が確保される。アクチユエータ22がポジ ション2にあれば、透析液は第2透析液容器と使用者の腹腔の間を流れる。
図6dに示す如く、バルブアクチュエータ22が、ポジション3へ移動すれば、 通路36により第1液体ポート14と第2液体ポート16間に液体伝送路が確保 され、透析液は第1透析液容器54と第2透析液容器62の間を流れる。最後に 、図6eに示す如く、バルブアクチュエータが、ポジション4へ移動スれば、通 路36により第1液体ポート14と第3液体ポート18間に液体通流路が確保さ れ、透析液は第1透析液容器54と使用者の腹腔の間を流れる。
以上の記述は、バッグレスCAPDのための装置10の構造に関する説明である 。続いて、バッグレスCAPDの実施における装置10の好ましい使用方法につ いて述べる。本発明に係る操作および方法を述べるにあたり、2種類の完全CA PDサイクルにより説明する。
本発明を説明する都合上、装置は使用者に取付けられているのではなく、上記の 状態あるいは図63に示す状態に設置されるものと想定した。図68に示す状態 においては、第1透析液容器54から新鮮な透析液が供給されるが、この第1透 析液容器は、例えば点滴スタンドの如き適切な釣上げ手段(図示せず)により、 第1透析液容器54の最底部がカテーテル70あるいは使用者の腹腔より高所に なるよう保持する。さらに、概ね空の第2透析液容器62を、カテーテル70あ るいは使用者腹腔により低所に保持する。バルブアクチュエータ22は、図6b に示すごと(、ポジション1にあり、従って透析液は装置10を通って流れてい ない。使用者は既に透析液の注入を行ない、今、液の貯留時間が完了したところ である。従って、使用者は、これから腹腔から透析液を排液する。
装置10は、第3コネクタ66をその相補コネクタ68に接続することにより、 使用者と接続されている。使用者は、まず、バルブアクチュエータ22を左方向 に約60度、図60に示す位置まで回転させる。この結果、第2液体ボート16 と第3液体ボート18の間に液体通流路が確保され、腹腔と第2透析液容器62 をつなぐ液体伝送路が完成する。この方法により、腹腔内の使用済み透析液が、 含有毒素とともに、バルブ12を介して腹腔から第2透析液容器62へ排液され る。
使用済み透析液の排液が完了し、第2透析液容器62が充満すると、バルブアク チュエータ22を左方向へ約120度、図6dに示すアクチュエータポジション 3まで回転させる。バルブアクチュエータ22がポジション3にあるときは、第 1液体ボート14と第2液体ポート16の間に液体通流路が確保される。
この方法で、第1透析液容器54から、新鮮な透析液がバルブ12を通って流れ 、バルブ12、特に通路36から、残留する使用済透析液と毒素、さらには/あ るいは、新しい透析液バッグを接続した時侵入したかもしれない不純物が洗浄さ れる。この洗浄作用は、ごく短時間、好ましくは約10秒で完了する。
バルブ12の洗浄が完了すると、バルブアクチュエータ22を再び左方向に約1 20度、図6eに示すポジション4まで回転させる。ポジション4にあるときは 、通路36により、第1液体ポー)14と第3液体ポート18の間に液体通流路 が確保される。
このようにして新鮮な透析液が、第1容器54からバルブ12を通り使用者の腹 腔へ注入される。
新鮮な透析液が使用者の腹腔へ注入されている間、使用者は第2コネクタ58を その相補コネクタ60から外し、しかして第2透析液容器62を取り外して処分 することが望ましい。その後、透析技術分野における公知の技術を使用して適切 な殺菌を行なった後、新規な相補コネクタ60を備える新しい第2透析液容器6 2を第2コネクタ58に取付ける。新しい第2透析液容器62は新鮮な透析液を 充満する。第1透析液容器54が空になると、バルブアクチニエータ22を左方 向に約60度、図6bに示す如く、ポジション1まで回転させる。すでに指摘し れない。その後、使用者は第3コネクタ66をその相補コネクタ68から外し1 、透析技術分野における公知の方法で、公知の型の適切なカバー(図示せず)を 使用して、相補コネクタ68にカバーをする。しかして、使用者は、透析液の貯 留期間中、自由に日常活動を行なうことができる。使用者は、貯留期間終了時あ るいは終了前に、図6fに最も良く示されている如く、第2透析液容器をカテー テル70により高所にあげ、・対応して、第1透析液容器54をカテーテル70 より低所に下げても良い。しかして、貯留期間終了時に、第2透析液容器62が 新鮮な透析液を供給し、第1透析液容器54は使用済透析液の回収容器として使 用される。
貯留時間が終了すると、使用者は相補コネクタ68の保護キャップを取り、適切 な洗浄および/あるいは滅菌を行ない、第3コネクタ66を相補コネクタ68に 接続する。しかして、装置は再び図6fに示される如(接続される。
既に示した如く、装置10が再び使用者に接続される、新鮮な透析液は第2透析 液容器62に充満され、カテーテル70より高所につるされる。バルブアチニエ ータ22はポジション1(図6b)にあり、装置lOを通る透析液の流れを遮断 する。その後、使用者がバルブアクチニエータ22を右方向に約60度、図6e に示すポジシラン4まで回転させ、しかして、透析液が腹腔から第1透析液容器 54へ排液される。透析液の排液が完了すると、バルブアクチニエータ22を右 方向に約120度、図6dに示すポジション3まで回転させ、しかして、新鮮な 透析液が第2透析液容器62から、バルブ12を介して第1透析液容器54へ流 れ、バルブとチューブに残留している使用済透析液および/あるいは汚染物を洗 浄する。極めて短時間後、望ましくは約10秒後、バルブアクチニエータ22を ポジション2(図6c)まで、右方向に約120度回転させ、しかして、新鮮な 透析液が第2透析液容器62から、腹腔へ注入される。透析液の注入されている 間に、使用者は、第1コネクタ50を相補コネクタ52から外し、しかして第1 透析液容器54を取外し、処分する。新鮮な透析液を充満し、新しい相補コネク タ52を装備した新しい第1透析液容器54を、上述の如く、第1コネクタ50 に接続する。新鮮な透析液が完全に腹腔へ注入されると、バルブアクチコエータ 22を、右方向へ約60度、図6bに示すポジション1まで回転させる。第3コ ネクタ66を再び相補コネクタ68から外し、適切なカバー(図示せず)を相補 コネクタ68に取付ける。残留期間が終了すると、第3コネクタ66を相補コネ クタ68に再度接続し、第1および第2透析液容器54.62の位置を再び逆転 させ、全てのプロセスを反復実施ラグレス持続性自己管理腹膜透析の装置と方法 よりなることは、明らかである。本発明の利点は、従来のCAPD法に比べ、操 作がはるかに簡単で性能も改良されている点にある。
本発明の概念から逸脱するこそな(、上記実施態様に様々な変更を加えることが 可能であることは、当該技術に熟達した技術者であれば認めるであろう。例えば 、異なる種類のコネクタを使用することも可能であり、および/または、より大 きい容積の透析液容器を使用し、しかして新しい透析容器をことも可能である。
従って、本発明はここに具体的に開示された実施態様に限定されるものではなく 、以下の請求の範囲に規定される発明の精神と範囲に含まれる全てにわたるもの である。
補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)平成元年9月19明即

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.バッグレス接続性自己管理腹膜透析の装置であって、第1、第2、第3液体 ポートを有するバルプと、一端が該第1液体ポートに接続され、他の一端が第1 コネクタに接続される第1チューブであり、該第1液体ポートと第1透析容器の 間に液体通路を確保するため、該第1コネクタが該第1透析容器に備わる相補コ ネクタに接続するように調整されている該第1チューブと、 一端が該第2液体ポートに接続され、他の一端が第2コネクタに接続される第2 チューブであり、該第2液体ポートと第2透析液容器の問に液体通路を確保する ため、該第2コネクタが第2透析液容器に備わる相補コネクタに接続されるよう に調整されている該第2チューブと、一端が第3液体ポートに接続され、他の一 端が第3コネクタに接続される第3チューブであり、該第3液体ポートと使用者 の腹腔の間に液体通路を確保するため、第3コネクタが使用者の腹壁に外科的に 装着されたカテーテルに備わる相補コネクタに接続するよう調整されている該第 3チューブと、少なくとも4つのポジションを取ることができるアクチュエータ を有するバルプで、該アクチュエータは、全ての液体ポートが櫨断され、該バル プを通過する液内の流れが遮断されるポジション1、該第2および第3液体ボー ト間に液体通路が確保されるポジション2、該第1および第2液体ポート間に液 体通路が確保されるポジション3、該第1および第3液体ポート間に液体通路が 確保されるポジション4を有するところの該バルプと、 を有するところのバックレス持続性自己管理腹膜透析装置。 2.前記第1および第2チューブの少なくとも1本がコイル状である請求項1に 記載の装置。 3.前記第1および第2透析液容器の一方に新鮮な透析液が充満し、該透析液容 器の他の一方が概ね空である請求項1に記載の装置。 4.前記アクチュエータが上記の4位置をとり、第1透析サイクルを完全に実施 するため、アクチュエータが、1方向に、段階的に、略360度回転し、第2透 析サイクルを完全に実施するため、アクチュエータが反対方向に、段階的に略3 60度回転する請求項1に記載の装置。 5.前記アクチュエータが略円筒形であり、液体ポートの任意の2つの間に液体 通路を選択的に確保するため、その内部に通流路を有する請求項1に記載の装置 。 6.4つの位置を移動する前記アクチュエータの移動を容易にするため、外側方 向に向って放射状にのびる、少なくとも一つの該アクチュエータ部分がアクチュ エータに備わっている請求項5に記載の装置。 7.バルプを通過する液の流れを指示する手段を有する請求項6に記載の装置。 8.前記バルプが、略円筒形のハウジング、および該ハウジングの外周上に、略 120度づつ離れて配置された前記第1、第2、第3液体ポートよりなる請求項 1に記載の装置。 8.前記バルプが略管状のハウジングから、また前記アクチュエータが略円筒形 の部分からなり、また、該アクチュェータはハウジング中に取付けられるよう調 整されており、該ハウジングに対して回転運動する装置で、締まりばねになるよ う、該アクチュエータの外径が、少なくとも、該ハウジングの内径と略同じ大き さである請求項1に記載の装置。 10.前記アクチュエータは液体ポートのいずれか2つの間に液体通路を確保す るための通路、および、その略外周上に設置された第1および第2の溝を有し、 かつ、その溝の1つは通路のいずれかの軸側にあり、それぞれの溝中には略環状 のOリングが設置され、しかして通路の周囲に防水密封を備える請求項9に記載 の装置。 11.通路が略弓状である請求項10に記載の装置。 12.前記通路が、互いに約120度離れて設置され、前記アクチュエータの内 部方向に放射状に伸び、互いに交差する2つの穴よりなる請求項10に記載の装 置。 13.接続性自己管理腹膜透析を実施するため、第1、第2、第3ポートを有す るバルプを使用し、かつ該第1円筒形は第1透析液容器との間で液体の伝送を行 ない、該第2ポートは第2透析液容器との間で液体の伝送を行ない、該第3ポー トは使用者の腹腔との間で液体の伝送を行なうところの方法であり、該バルプは 4つのポジション間を移動し、該ポジション1では全液体ポートが遮断されて該 バルプヘの液体の流入が遮断され、該ポジション2では該第2、第3液体ポート が連結され、その間の液体通路が確保され、該ポジション3では該第1、第2液 体ポートが連結され、その間の液体通路が確保され、該ポジション4では該第1 、第3液体ポートが連結され、その間の液体通路を確保される方法に於いて(a )該第1透析液容器を使用者の腹腔より高所に保持し、該第1透析液容器には新 鮮な透析液を充満させるステップ、(b)該第2透析液容器を腹腔より低所に保 持し、第2透析液容器は概ね空にしておくステップ、(c)透析液の貯留時間収 量後、アクチュエータを該ポジション1に設置し、バルプをアクチュエータに接 続するステップ、 (d)該バルプアクチュエータを該ポジション2へ動かし、使用済透析液を腹腔 から該第2透析液容器へ排液するステップ、 (e)該バルプアクチュエータを該ポジション3へ動かし、該第1透析液容器か ら該バルプを通過して該第2透析液容器へ透析液を流し、バルプを洗浄するステ ップ、(f)該バルプ了クチュエータを該ポジション4へ動かし、該第1透析液 容器から腹腔へ透析液を注入するステップ、(g)使用済透析液が充満した該第 2透析液容器を取外して、処分し、新鮮な透析液を充満した該第2透析液容器と 交換するステップ、 (h)該バルプアクチュエータを該ポジション1へ動かし、該バルプを通過する 液体の流れを遮断するステップ、(i)該第2透析液容器を腹腔より高所に保持 し、該第1透析液容器を腹腔より低所に保持するステップ、(j)透析液の貯留 期間中該バルプを使用者から取り外しておくステップ、 (k)透析液の貯留期間が終了した時、該バルプを再び使用者に接続するステッ プ、 (1)該アクテュエータを該ポジション4まで動かし、使用済透析液を腹腔から 該第1透析液容器へ排液するステップ、(m)該バルプアクチュエータを該ポジ ション3へ動かし、該第2透析容器から該バルプを通過して該第1透析液容器へ 透析液を流し、バルプを洗浄するステップ、(n)該バルプアクチュエータを該 ポジション2へ動かし、該第2透析液容器から腹腔へ透析液を注入するステップ 、(o)使用済透析液が充満した該第1透析液容器を取外して、処分し、新鮮な 透析液を充満した第1透析液容器と交換するステップ、 (p)該バルプアクチュエータを該ポジション1へ動かし、該バルプを通過する 液体の流れを遮断するステップ、および(q)透析液の貯留期間中バルプを使用 者から取り外しておくステップ、 を包含する方法。 14.コネクタ組立体を使用してバルプを第1および第2容器に接続する請求項 11に記載の方法。 15.外科的に装着したカテーテルとコネクタ組立体を使用してバルプを使用者 の腹腔に接続する請求項11に記載の方法。 16.接続性自己管理腹膜透析を実施するための第1、第2、第3ポートを有す るバルプを使用し、該第1液体ポートは第1透析液容器との間で液体の伝送を行 ない、該第2ポートは第2透析液容器との間で液体の伝送を行ない、該第3ポー トは使用者の腹腔との間で液体の伝送を行なうところの方法であって、該バルプ は4つのポジション間を移動し、該ポジション1では全液体ポートが遮断されて 該バルプヘの液体の流入が遮断され、該ポジション2では該第2、第3液体ポー トが連結され、その間の液体通路が確保され、該ポジション3では該第1、第2 液体ポートが連結され、その間の液体通路が確保され、該ポジション4では該第 1、第3液体ポートが連結され、その間の液体通路が確保される方法に於いて( a)該第1透析液容器を使用者の腹腔より高所に保持し、該第1透析液容器には 新鮮な透析液を充満させるステップ、(b)該第2透析液容器を腹腔より低所に 保持し、該第2透析液容器は概ね空にしておくステップ、(c)透析液の貯留時 間終了後、アクチュエータを該ポジション1に設置し、該バルプを該アクチュエ ータに接続するステップ、 (d)該バルプアクチュエータを該ポジション2へ動かし、使用済透析液を腹腔 から該第2透析液容器へ排液するステップ、 (e)該バルプアクチュエータを該ポジション3へ動かし、該第1透析液容器か ら該バルプを通過して該第2透析液容器へ透析液を流し、該バルプを洗浄するス テップ、(f)該バルプアクチュエータを該ポジション4へ動かし、該第1透析 液容器から腹腔へ透析液を注入するステップ、(g)使用済透析液が充満した該 第2透析液容器を取外して、処分し、新鮮な透析液を充満した該第2透析液容器 と交換するステップ、 (h)該バルプアクチュエータを該ポジション1へ動かし、該バルプを通過する 液体の流れを遮断するステップ、(i)透析液の貯留期間中該バルプを使用者か ら取り外しておくステップ、 (j)該第2透析液容器を腹腔より高所に保持し、該第1透析液容器を腹腔よわ 低所に保持するステップ、(k)透析液の貯留期間が終了した時、該バルプを再 び使用者に接続するステップ、 (1)該アクチュエータを該ポジション4まで動かし、使用済透析液を腹腔から 該第1透析液容器へ排液するステップ、(m)該アクチュエータを核ポジション 3へ動かし、該第2透析液容器から該バルプを通過して該第1透析液容器へ透析 液を流し、該バルプを洗浄するステップ、(n)該バルプアクチュエータを該ポ ジション2へ動かし、該第2透析液容器から腹腔へ透析液を注入するステップ、 (o)使用済透析液が充満した該第1透析液容器を取外して、処分し、新鮮な透 析液を充満した該第1透析液容器と交換するステップ、 (p)該バルプアクチュエータを該ポジション1へ動かし、該バルプを通過する 液体の流れを遮断するステップ、および、(q)透析液の貯留期間中該バルプを 使用者から取り外しておくステップ、 を包含する方法。 17.接続性自己管理腹膜透析を実施するため、第1、第2、第3ポートを有す るバルプを使用し、かつ、該第1液体ポートは第1透析液容器との間で液体の通 流を行ない、該第2ポートは第2透析液容器との間で液体の通流を行ない、該第 3ポートは使用者の腹腔とり間で液体の通流を行なうところの方法であって、該 バルプは4つのポジション間を移動し、該ポジション1で液体ポートが連結され 、その間の液体通路が確保され、該ポジション3では該第1、第2液体ポートが 連結され、その間の液体通路が確保され、該ポジション4では該第1、第3液体 ポートが連結され、その間の液体通路が確保されるところの方法において、 (a)該第1透析液容器を使用者の腹腔より高所に保持し、該第1透析液容器に は新鮮な透析液を充満させるステップ、(b)該第2透析液容器を腹腔より低所 に保持し、該第2透析液容器は概ね空にしておくステップ、(c)透析液の貯留 時間終了後、アクチュエータを該ポジション1に該バルプを該アクチョエータに 接続するステップ、(d)該バルプアクチュエータを該ポジション2へ動かし、 使用済透析液を腹腔から該第2透析液容器へ排液するステップ、 (e)該バルプアクチュエータを該ポジション3へ動かし、該第1透析液容器か らバルプを通過して該第2透析液容器へ透析液を流し、該バルプを洗浄するステ ップ、(f)該バルプアクチュエータを該ポジション4へ動かし、該第1透析液 容器から腹腔へ透析液を注入するステップ、(g)使用済透析液が充満した該第 2透析液容器を取外して、処分し、新鮮な透析液を充満した該第2透析液容器と 交換するステップ、 (h)該バルプアクチュエータをポジション1へ動かし、該バルプを通過する液 体の流れを遮断するステップ、(i)透析液の貯留期間中該バルプを使用者から 取り外しておくステップ、 (j)透析液の貯留期間が終了した時、該バルプを再び使用者に接続するステッ プ、 (k)該第2透析液容器を腹腔より高所に保持し、該第1透析液容器を腹腔より 低所に保持するステップ、(1)該アクチュエータをポジション4まで動かし、 使用済透析液を腹腔から該第1透析液容器へ排液するステップ、(m)該バルプ アクチュエータをポジション3へ動かし、該第2透析液容器から該バルプを通過 して該第1透析液容器へ透析液を流し、該バルプを洗浄するステップ、(n)該 バルプアクチュエータをポジション2へ動かし、該第2透析液容器から腹腔へ透 析液を注入するステップ、(o)使用済透析液が充満した該第1透析液容器を取 外して、処分し、新鮮な透析液を充満した該第1透析液容器と交換するステップ 、 (p)該バルプアクチュエータを該ポジション1へ動かし、該バルプを通過する 液体の流れを遮断するステップ、および、(q)透析液の貯留期間中に該バルプ を使用者から取り外しておくステップ、 を包含する方法。
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