JPH02502468A - 織物糸を熱処理する方法および装置 - Google Patents

織物糸を熱処理する方法および装置

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JPH02502468A
JPH02502468A JP63502445A JP50244588A JPH02502468A JP H02502468 A JPH02502468 A JP H02502468A JP 63502445 A JP63502445 A JP 63502445A JP 50244588 A JP50244588 A JP 50244588A JP H02502468 A JPH02502468 A JP H02502468A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 11号糸を熱   る ゛および 本発明は、コンベアマット上に載置された織物糸を、少なくとも一つが蒸し室で ある相互に隣接した一連のチャンバからなる装置により、連続的に熱処理する方 法、特に、これらの糸を熱定着する方法に関するものである。
また1本発明は、一つが蒸し室である互いに隣接した複数のチャンバと、織物糸 が載置されるとともに、その順路が、前記チャンバを貫通する少なくとも1個の コンベアマットからなる織物糸の連続的処理装置、特に、これらの糸を熱定着さ せるための装置にも関するものである。
本発明による改良された連続的な熱定着装置は2通常は、蒸し室あるいは熱定着 室と呼ばれる囲いと、この蒸し室あるいは熱定着室の両側に配置され、かつ中間 室によりそれぞれが隔離されている2つの冷却室とによって構成されている。
蒸し室には、通常、加圧された飽和状態の水蒸気が充填され。
これを、コンベアマット並びに載置された糸に充分に行き亘るようにIi環させ る一方、100℃以上の決められた温度に維持する。圧力平衡を保つために、前 段冷却室と後段冷却室は、適当なバイブによって連絡され、かつ、送風機により 加圧空気を供給するために、蒸し室内部の平均圧力よりも僅かに高い気圧になっ ている。
僅かに高い圧力が維持された冷却室と、エアロツク(気密室)を備える中間室を 設けた目的は、蒸し室内部で発生される蒸気が多量に漏出しないようにするため であり、そのため、エネルギー消費を最小限に抑えられる。
例えば、フランス国特許公報第2,453,927号に開示されているように、 従来の装置、および今日使用されている装置の大半においては、前段冷却室は比 較的短かく、その僅かに高い圧力によって蒸気が流出するのを阻止する固有の作 用を除けば、糸の処理過程では、特に際立った機能を示さないものである。
従来の装置においては、前段冷却室の長さは、約0.5mである。しかし、後段 冷却室の長さは、前段冷却室に対する補足的な役割を果たすために、普通は2m 位の長さを有している。補足的な役割とは、蒸し室の出口から搬出される糸を冷 却することである。
このような公知の装置における温度推移は、第7図に示されているが、これにつ いては、後で詳しく説明する。
織物糸を移送するコンベアマットを一時的に停止した後、その間に、前段冷却室 の出口の付近、あるいは中間室内に存在する材料、またこれらの箇所の上流に引 き留められた材料は、他の材料部分とは異なった染色親和力を有するようになる 。
実際に、熱処理が終了した時に、このような状況下に置かれた糸には、染料が凝 縮してしまい、他の部分とは異なって、くすんだり明るくなったりする。言うま でもなく、このような染色むらは、欠陥商品の原因となる。
前述した現象を解析することによって、熱定着されるべき糸を載置したコンベア マットが停止している間に、蒸し室の内部に存在する熱が、中間室を画成するエ アロツタを貫通して、拡散しながら、徐々に、冷却室内に広がっていくことを確 認することができた。その結果、冷却室の出口、あるいはこれに対応する中間室 に位置する糸は、予め加熱されることになる。そのため、加熱された糸は、繊維 組織の変化を引き起こし、染色親和力が変わってしまうことになる。
従って、前段冷却室から蒸し室にいきなり通じるような糸の通路は、コンベアマ ットが一定時間停止している間よりも、これが運転されている時の方が、より重 大な熱衝撃を糸に与えることとなり、かつ1通常に移送されている状態と、停止 した後に糸が蒙る熱衝撃との差異により、これらの糸を使用して製造された製品 の染色親和力は変化し、欠陥品となることが推定される。
そこで本発明は、上述の問題を解決するべく、コンベアマットが連続的に機能し ているときにも、停止した際にも、糸が蒙る熱衝撃が、この熱定着装置によって 処理された糸で製造した製品に、はっきりとした欠陥として現れてしまわないよ うに。
従来の装置に種々の改良を加えたものである。
この目的のため1本発明による方法は、蒸し室に入る際に糸が受ける熱衝撃を緩 和するために、この蒸し室の上流または下流で、糸の温度を徐々に上昇させるこ とを特徴とするものである。
蒸し室の入り口付近の前段冷却室で、コンベアマットの移動方向に沿りて、正の 温度勾配を発生させる。
この方法によると、第2の実施例では、前段冷却室は、糸によって相次いで貫通 される複数のコンパートメントによって更に区分されている。これらのコンパー トメントでは、それぞれ異なった温度条件が維持される。
本発明の方法による第3の実施例では、蒸し室の内部で、コンベアマットの移動 方向に沿って正の温度勾配を発生させる。
この方法の好適実施例では、複数の連続したチャンバ内部。
あるいは1つまたは複数のチャンバ内に形成された連続のコンパートメントの内 部で、徐々に異なるとともに一定の間隔で設定されたそれぞれの温度を維持しな がら、マットの経路の少なくとも一部に沿って、予め決められた温度勾配を与え る。
このような温度勾配を効率良く得るために、蒸し室の直ぐ直前に隣接する少なく とも1つのコンパートメントにおいて、このコンパートメントの下流天板から空 気を採取し、これを、前記コンパートメントの上流の低い部分に再び噴射させる 。コン・バートメントの上流天板から採取された前記空気は、このコンパートメ ントの上流の低い部分に再び噴射される前に、加熱あるいは冷却するのが好まし い。
前記空気は、水蒸気を導入することによって加熱し、かつ新鮮な空気によって冷 却するのがよい。
前記蒸し室の入り口においては、コンベアマットに載置された織物糸に熱い水蒸 気が直接かからないように保5しながら。
この蒸し室内で、前記温度勾配を発生させる。
かかる構成により、あるいは単独で、前記蒸し室の少なくとも中央の部分で水蒸 気の攪拌を引き起こさせるために、このチャンバの下流天板から採取された水蒸 気を、前記中央の部分に再び噴射することによって、前記温度勾配を発生させる ことができる。
本発明による装置は、蒸し室に織物糸が搬入される際に、糸が受ける熱衝撃を緩 和するために、前記蒸し室のλυ口の上流または下流で、糸に対して@度シ徐々 に高くしていく手段を有していることを特徴とするものである。
前記蒸し室の前後に配置された2つの冷却室と、前記前段冷却室と、蒸し室と蒸 し室の間に挾まれた中間室、および後段冷却室と蒸し室との間に挾まれた2つの 中間室からなる実施例の装置において、前段冷却室の長さは、後段冷却室の長さ とほぼ等しくなっている。
この前段冷却室は、隔離された少なくとも2つのコンパートメントからなるとと もに、コンベアマットの移動方向に沿った少なくとも最下流のコンパートメント は、他のコンパートメント内の温度よりも高い値に上昇させるための手段を備え ていることが好ましい。
前記最下流のコンパートメント内の温度を上昇させるための手段は、このコンパ ートメントの下流部分の天板がら空気を吸い込んで、上流の低い部分へ送り出す ための送風機構と、前記コンパートメントに再び噴射する前に空気の温度を上昇 させるための加熱体とで構成するのが好ましい。
特別な実施例では、前段冷却室は、コンベアマットに沿って連続して配置された 2つのコンパートメントからなっており、各コンパートメントは、前記コンベア マットの回りで、空気あるいは水蒸気を循環させるための手段と、この空気を加 熱または冷却するための手段と、空気の温度または吐出量を調整するための制御 手段とを備えている。
前記コンパートメントのそれぞれは、閉鎖型回路の中に組み入れられたハウジン グで構成されることが望ましい。
空気を加熱するための前記手段は、気流中に水蒸気を、一定量噴射するための機 構で構成することも可能である。同様に。
空気を冷却する前記手段としては、一定・量の冷却空気を噴射する機構を採用す ることが可能である。
空気を加熱するための前記手段は、前記閉鎖型回路中に配置本発明に特に好適な 実施例によれば、前段冷却室は、前記ハウジングの内部に位置する水蒸気発生機 構を備え、前記ハウジングには、水蒸気の吸気オリフィスが形成されている。
一実施例では、蒸し室は、その入り口の近くにおいて、コンベアマットの軌道上 に配置されたトンネルを有しており、このトンネルは、移送される糸に対して遮 熱スクリーンを構成するようにした隔壁を備えている。
蒸し室内で温度勾配を生じさせるための前記手段は、このチャンバの下流天板か ら水蒸気を採取して、中央の低い箇所に再び噴射するための送風機構と、このチ ャンバに空気を再噴射する前に、水蒸気の温度を上昇させるための加熱体とから なっているのが好ましい。
装置は、2つの冷却室間の圧力均衡を保つために、これら2つの冷却室を結ぶ第 1のダクトを有している。
この第1のダクトは、圧縮空気源に連絡する第2のダクトに接続され、前記第2 のダクトは、2つの中間室の内部に、そ九ぞれが配置された少なくとも2個の温 度検出ゾンデと、蒸し室の内部に配置された一方の圧力検出ゾンデに接続した第 1の調整装置によって制御されるゲート弁を備えている。第1のダクトは、最も 上流に位置するコンパートメントにおいて、前段冷却室に開口しているのが好ま しい。
蒸し室の内部には2この蒸し室に水蒸気を供給するバイブに取り付けたゲート弁 を制御するための第2の調整装置に接続された温度検出ゾンデが組み込まれてお り、前記第1および第2の調整装置は、互いに連結されているのが望ましい。
本発明による更に別の実施例においては、それぞれがチャンバ内で空気または水 蒸気を#IlKさせるための攪拌手段と、チャンバ内を予め決められた温度に維 持する調整手段とを具備する一連の連続したユニットからなっている。
好ましくは、この装置は、攪拌手段および+sem手段を、総括的に制御するた めに接続された集中制御機構を有しているとともに、前記ユニットの少なくとも 1個は、圧力がかけられた水蒸気を含むように構成される。
本発明は、添付の図面に示す実施例について以下に行う説明から、より明らかに なると思う。
第1図は、本発明による装置の第1の実施例を概略的に示す長手方向断面図であ る。
第2図は、前段冷却室の好適な実施例の概略的な説明図である。
第3図は、蒸し室の好適な実施例を示す概略的な説明図である。
男4図は、前段冷却室の他の実施例を概略的に示す縦断面図である。
第5図は、第4図示の#!線v−■における断面図である。
第5A図及び第5B図は、第5図と同様な態様で他の2つの実施例を示す断面図 である。
第6図は、第4図と同様な態様で更に別の実施例を示す説明図である。
第7図は、従来例による前段冷却室を有する熱定着装置内での織物糸の温度推移 を表す分布図である。
第8図は、第4図示の前段冷却室を有する装置内での織物糸の温度推移を表す分 布図である。
第9図は、ユニット形式に作成した本発明による装置を正面から概略的L:示す とともに、この装置内での温度(T)の変化を示す分布図である。
第1図を参照して説明する。
図示された装置は、蒸し室(10)、前段冷却室(11)、後段冷却室(12) 、および2つの中間室(13)と(14)からなっている。
それ自体として公知のように、織物糸の熱定着処理を行うべく、コンベアマット (15)は、前段冷却室(11)、中間室(13)、蒸し室(10)、中間室( 14)、後段冷却室(12)を順次通過していきながら、スパイラル状に平らに 重ねられた1本または複数の糸。
あるいは束にして載置された織物糸を移送していく。
蒸し室には、蒸気発生器(17)が組み込まれている。これは。
水を充填したタンク(19)の内部に配置され、かつ蒸気を流通させる蛇管(1 9)、あるいは蒸し室内に、蒸気の噴射(21)を放つ孔を穿設したバイブ(2 0)、更には、第1図に示すように、これら2つの手段を組み合わせたものによ って構成されている。
2本の流路に共通な供給管(22)からは、2つのゲート弁(23)(24)に よって、蛇管またはバイブへ選択的に水蒸気を送り込むことができるが、この供 給管自体にも、ゲート弁(25)が装備されている。ゲート弁(25)は、蒸し 室(10)の内部に含まれたレギュレータ(26)によって制御される。
蒸し室内部で水蒸気を効果的に攪拌するために、この蒸し室(10)の上部には 、吸気管(28)が設けられている。
水蒸気は、吸気管から吸い上げられ、送風機(29)によって、ダクト(30) からケーソン(31)に送られる。このケーソンは、コンベアマット(15)の 真下に位置するとともに、天板には、複数の孔が穿設されており、蒸気は、これ らの孔から噴出するようになっている。
前記コンベアマット自体も、蒸気を通すように、多孔質な材料によって作成され ており、これに載置された織物糸(16)に蒸気が行き亘るようになっている。
発熱体(32)が、前記ダクト(30)の内部に取り付けられており。
吸気管(28)から採取された水蒸気を含む空気の温度は、このダクトを通過す る際に上昇するようになっている。
前述した前段冷却室と後段冷却室との内部圧力を平衡に保つため、これら2つの 室を接続するダクト(33)が装備されている。
このダクト(33)は、圧縮空気源に繋がっているバイブ(34)に結合されて おり、前段冷却室(II)と後段冷却室(12)とに、比較的高圧なエアーを吹 き込むことによって、中央部にある蒸し室(10)に比して高い圧力を維持して 、蒸気が、この蒸し室から逃げないようにしている。
そのため、2個のゲート弁(35)および(36)が、前述した前段冷却室と後 段冷却室とへの空気の流入を調節する。これらの弁を制御するのは、レギュレー タ(37)であって、中間室(13)と(14)の内部にそれぞれ配電された2 つの温度ゾンデ(38)および(3B’ )、場合によっては、前述したレギュ レータ(26)が、このレギュレータに接続されている。蒸し室内に配置された 圧力センサ(39)も、前記レギュレータ(37)に接続されている。
それ自体が公知の如く、2つのプレスローラ(40)が、前段冷部室(11)の 入り口を画成するとともに、2つのプレスローラ(41)は、後段冷却室(12 )の出口を画成している。
フート弁あるいはフラップ(42)によって、蒸し室(10)の入り口における 気密性が、またフート弁あるいはフラップ(43)によって、出口の気密性が、 それぞれ保証されている。
このタイプで従来の装置では、前段冷却室は、0.5m程の比較的小さな寸法で あるのに対し、後段冷却室は1通常、2m位の長さを有している。
本発明によってなされた改良の一つは、前段冷却室の長さを。
少なくとも後段冷却室の長さと同一に延ばして、前段冷却室内部においても温度 勾配を発生させ、それによって、前段冷却室から蒸し室に移送されて行く織物糸 が受ける温度衝撃を、−貫して和らげることである。
このような温度勾配は、蒸し室内部の蒸気が、僅かながら前段冷却室に流入して 拡散するように、前述したレギュレータと。
これらのレギュレータとによって制御されるゲート弁を適切に動作させ、蒸し室 と前段冷却室の内部圧を調整することで、極めて簡単に得ることができる。
しかし、このようにして内部圧をコントロールしても、適切な温度勾配が得られ る訳ではない、実際に、もつと直接的に、前述した温度を調整することが好まし い。
そこで、第2図には、前段冷却室(11)における温度勾配を発生するための別 の手段が示されている。
図からも明らかなとおり、前段冷却室が、隔壁(50)によって、2つのコンパ ートメント(lla)および(llb)に分割されており。
隔壁には、やはりフート弁またはフラップ(51)がとりつけられていて、コン パートメント(llb)からコンパートメント(lla)には、空気と水蒸気が 流入拡散してしまうのをできるだけ防いでいる。
前段冷却室と後段冷却室との間の圧力均衡を保つダクト(33)は、前記コンパ ートメント(lla)に開口しており、コンパートメント(llb)には、前述 した中央部の蒸し室と同様にして、吸気管(53)、送風機(52)およびパイ プ(54)が装備されている。送風機(52)から送られる空気は、バイブ(5 4)を通過する間に1発熱体(57)によって加熱され、先端に接続されたケー ソン(55)に達する。
ケーソン(55)の天板には、複数の孔が穿設されており、水蒸気を含んだ熱い 空気は、これらの孔から噴射され、ジェット(56)は、上方で移動してくるコ ンベアマット(15)の細孔を貫通して、これらにスパイラル状に平らに載置さ れた織物糸(16)。
あるいは束にして載置された織物糸(16)に滲み亘る。
そのため、コンベアマットに載置されて前記コンパートメント(11b)を通過 する際に1wL物糸は、予め加熱される訳である。
吸気管(53)は、コンパートメント(llb)における下流側の天板、即ち温 度の高い箇所で開口しているため、この吸気管から吸い込まれる空気は、ある程 度高く・、より効率の良い加熱処理ができる。かかる予熱処理を、より確実に行 うためには、ダクh (54)の内部に1発熱体(57)を組み込むことが効果 的である。
第3図は、中央部に位置する蒸し室(10)の詳細を示す。
本発明によれば、温度勾配を発生させるために、この蒸し室にも改良が加えられ ている。前述したように、前段冷却室は。
コンベアマット(15)によって移送される織物糸(16)が、中央部の蒸し室 に搬入される前に、予めこれを少し加熱しておき、急激に加熱される温度衝撃を 回避するような構造になっている。
即ち、ポリアミドで製造された糸を処理する場合には、中央部の蒸し室内部の温 度は、通常的132℃、またポリエステル糸の場合には、約145℃に保たなけ ればならないため、この蒸し室に搬入する前に、前段冷却室の蒸し室において、 60〜80℃の範囲に予熱されるように、徐々に加熱する手段が、前記前段冷却 室には装備されている。この温度は、蒸し室に隣接する箇所では、110℃ある いは120℃にも達するが、特に他の条件が課されなければ、この前段冷却室と 蒸し室との隔壁を通過する間に、織物糸は、約20〜40℃も飛躍した温度の変 化に晒される。
このように、急激な温度衝撃を阻止するため、蒸し室の入り口には1例えばコン ベアマットの下に配置されたプレート(61)とlI物糸(16)の上に配置さ れたプレート(62)とで形成されるトンネル(60)が装備されており、糸が 入り口から搬入された直後に、蒸し室の熱い水蒸気が、直接糸にかからないよう になっている。
また1発熱体(32)を組み込んであるダクト(30)を介して、孔を穿ったケ ーソン(31)に熱い蒸気を送るべく、吸気管(28)から空気を取り込む送風 機(29)は、この蒸し室の中央と、後段冷却室に隣接する箇所で、水蒸気が効 果的に攪拌されるように1図示のように、後段冷却室に隣接する下流側に取り付 けられている。つまり、コンベアマット上に載置された織物糸に吹き付けられる ジェットの作用は、前段冷却室に隣接する上流側では弱く、蒸し室の中央に近づ くに従って、徐々に増大して行くようになっている。
第4図および第5図は、予め徐々に加熱していくチャンバとして設計された前段 冷却室(11)の別の実施例を示す。
この冷却室は、コンベアマット(15)に沿って連続的に並べられ、かつコンベ アマットと、それに載置された織物糸を包囲する、例えば3個のハウジング(7 0a) (70b) (70c)から構成される台枠(69)を有している。こ れら3個の機構は、凡て同様な機能を有するため、同一の符号を付しであるが、 図面の左から、それぞれ、a、b、cの文字を符号に付加して示しである。
図からも明らかなように、各ハウジング(70)は、加熱された空気、あるいは 空気と水蒸気の混合が循環する閉鎖型回路の中に組み込まれている。これらの回 路中には、それぞれハウジング(70)の上部に取り付けられた送風機(71) があり、前記送風機(71)とハウジング(70)の底部を連絡する戻し流路( 72)、また温度検出ゾンデ(73)、前記戻し流路(72)に水蒸気、あるい は空気と水蒸気の混合を噴射するノズル(74)が配されている。
これらの回路における空気の予め決められた温度を維持するために、調整装置I  (76)によって制御される電磁バルブ(75)が。
水蒸気の噴射量を調整する。また、ハウジング内の雰囲気を冷却するために、前 記ノズル(74)は、電磁バルブ(75’ )を介して。
圧縮空気源にも接続されている。なお、前記電磁バルブ(75″)も、調整装置 I (76)によって制御されるものである。
これらの回路中の空気圧は、前段冷却室(11)内部の残りの部分の圧力とほぼ 同一に保たれており、矢印により示されるように、1i3JIシながら、グリッ ド(77)、コンベアマット(15)および織物糸(16)を貫通した後、デフ レクタ(78)によって迂回し、送風機(71)によって捕えられる。この送風 ・機は1例えば、モータ(79)および変速動力機構(79’ )を制御する調 整装置()6)によって1回転速度が調節できるものである。
前記調整装置(76)は、各ハウジング(70)内における温度と。
空気の流れる速度の予め決められた値を維持するようになっている。この温度と 速度は、織物糸が、前段冷却室を通過する間に、連続して配置された前記ハウジ ング(70)の内部で、徐々に高い温度にさらされるように、糸の移送速度を考 慮しながら決定される。
もし、何らかの理由で、コンベアマットを停止しなければならない時には、糸に 不変の染色親和力を維持させるために、温度と空気の流速を、適宜に、前記調整 装置(76)により制御する。
このようなチャンバ内では、処理すべき製品と、恒久的または暫定的な条件に従 って、次のパラメータを考慮することができる。即ち、使用される予熱回路の数 、圧力、空気の流量と温度、そして噴射される水蒸気の吐出量と温度である。
第5A図および第5B図は、第5図と同様にして、各ハウジング(70)におい て−巡する空気の温度を調整する加熱手段の別の実施例を、2つ示している。
第5A図の実施例の場合、ハウジング(70)は、送風機(171)を備えるシ リンダ状の部分(170)が、上部に存在している。この部分には、電機抵抗線 からなる加熱体(172)が組み入れられており、簡単かつ迅速に、空気の温度 を調整できるようになっている。また、この加熱体は、織物糸を、前段冷却室( 11)内において熱い空気だけで、あるいは空気の流れの中に噴射された過熱蒸 気によって処理しながら、ベーパー熱定着段階に入る前に、空気を予め加熱する ことができるものである。
前述した実施例に対して、第5B図に示すものでは、前段冷却室(11)が、水 蒸気の発生装置を具備している。この水蒸気発生装置は、ハウジング(70)の 底部に位置しており5図面から明らかなように、水溜め(175)の中に投入さ れて、温度検出ゾンデ(73)によって制御される電気発熱体(174)からな っている。
水蒸気(176)は、ハウジング(70)の上部に形成された取り入れ口(17 7)から、閉鎖回路に取り込まれる。これらの取り入れ口には、連続したハウジ ング(70)でそれぞれ異なった効果が得られるように、取り入れる水蒸気の量 をamするためのフラップを設けることも可能である。
第6図は、織物糸とコンベアマット(15)の移動順路に沿って温度勾配を持た せるために、第4図及び第5図示の実施例と同じように使用される前段冷却室( 11)の別の実施例を示す。
この実施例においては、前段冷却室(11)が中間隅壁によっている。これらの 隔壁には、糸の通り道に沿って開口が穿たれるととともに、フラップ(80’) が取り付けられている。
各コンパートメント(80)には、雰囲気を攪拌するために、可変速モータ(8 2)によって駆動される送風機(81)と、温度検出ゾンデ(38)と、少なく とも1個の水蒸気の噴射器(84)、および少なくとも1個の空気の噴射器(8 5)が、それぞれ設けられている。
そのため、これらのコンパートメント毎に独立して温度を調整するべく、決めら れた量と温度をもって、水蒸気まはた空気を噴射することができる。
勿論、この実施例において列挙した構成要素は、すべて、集中制御機構に接続さ れており、装置全体の調整が保証されてい第7図および第8図は、在来の装置と 、第4図および第5図示のタイプの前段冷却室とを備える本発明の装置における 織物糸の温度変化を、典型的な曲線として、それぞれ示している。
これら2つの装置では、蒸し室(10)が、水蒸気を攪拌するための手段(29 )を備えている。
第7図の場合において、前段冷却室(11)は、0.5m程度の比較的短い長さ のものであり1通常に機能すると、糸は、実線で示される曲線(91)に従って 変化する。
即ち、このような短い前段冷却室においては、糸の温度変化は、小さく、蒸し室 (lO)の入り口に入ると、急激に上昇する。
しかし、コンベアマットが停止すると、蒸し室(10)から漏れる水蒸気が、前 段冷却室(11)と中間室(13)との内部温度を1曲線(92)に沿って上昇 させ、前述したような不都合を生じさせる。
これに反して、第8図示の装置の前段冷却室(11)は1例えば。
約2.Omもの長さを有しており、かつ各ハウジング(70a) (70b)( 70c)のそれぞれを貫通する3つの加熱空気循環回路を有している0曲!(9 4)は、連続して移送されている糸の温度を示している。
この前段冷却室においては、糸の温度は、徐々に上昇しながら、急激な温度衝撃 なしに理想的な曲線(95)に近づき、やがて。
蒸し室(lO)での熱定着処理の温度(丁t )に到達する。コンベアマットが 停止した際には、ハウジング(70)の内部で2段階的な。
あるいは同一な温度を維持するために、3つの空気**回路を制御することが可 能であり、臓物糸は1例えば曲線(96)で示される温度を呈する。
このようにして、例えば、コンベアマットが長時間停止した場合にも、より低い 温度を維持しながら、再び運転を開始する前には、予熱処理が遂行されるのであ る。
所望の結果に応じて、前述した種々の手段を個別に、あるいは組み合わせて採用 することができる。
しかし1本発明の本質的な着想は、織物糸が移送されて行く順路において、空気 と水蒸気の温度、並びにこれらの#I環を制御することであり、特に、機械が停 止した際にも、糸が染色親和力を失わないように、熱衝撃を回避するべく、糸の 温度を徐々に高くしていくことの課題を解決するものである。
この総括的な方法が、第9図に示されている。
第9図には、織物糸を移送するコンベアマット(15)の経路に沿って並べられ た一定数のユニット(100)で構成されたモジュラ−型装置の概略を示しであ る。
これらのユニットは、少なくとも1枚の横断隔壁と、コンベアマットに載置され た糸が通過する通路とを有する連結部材(101)によって、相互に結合されて いる。コンベアマットの通路として隔壁に穿設された開口には、当該開口が隔離 する2つのチャンバ間の圧力差を維持するエアロツタ、あるいは簡単なフラップ が取り付けられる。
各ユニット(100)には、水蒸気と空気を噴射する機構、これらの流体をチャ ンバ内で循環させるための機構(102)、温度と場合によって圧力を測定する ための機構が装備されている。これら全ての機構は、各チャンバ内で異なった機 能パラメータを維持できるように、プログラムされた集中制御機構に接続されて いる。これらのパラメータは1例えば温度、圧力、噴射する水蒸気の吐出量や温 度、噴射する空気の吐呂量や温度、送風機の回転数などである。
言うまでもなく、プログラムされた制御において、目標値を定めるためには、コ ンベアマットの速度、織物糸の材質および量、その他のパラメータが、同様にし て考慮される。
第9図は、前述したような装置で、糸の経路に沿って検出される異なった温度( T)を示す。
破線で示す水平の部分は、連続して運転するための各ユニツ)−(100)にお ける温度の目標値である。この場合、糸の温度は。
加圧下で蒸気が通される2個のユニット(100d)と(100e)の内部での み、最高となる。
もし1例えばコンベアマット(15)を停止しなければならないして、破線で示 される曲線(111)に従った温度に糸を維持するべく、特にユニット(100 )の様ざまなチャンバ内において、異なった温度を保つことができる。
勿論、集中制御機構によって、コンベアマットを再び運転させる前に、これらの 温度の幾つかを再度上昇させることも可能である。
F/G、5 FIG7 F/G、8 F/G、9 国際調査報告 国際調査報告 FR8800118

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.コンベアマット上に載置された糸を、少なくとも1つが蒸し室である、連続 して相互に隣接する複数のチャンバを有する装置にかけて、連続して織物糸を熱 処理する方法であって、蒸し室(10)に入る際に、糸が受ける熱衝撃を緩和す るために、前記蒸し室の上流または下流で、糸の温度を徐々に上昇させることを 特徴とする織物糸を熱処理する方法。 2.蒸し室の入り口付近の前段冷却室(11)で、コンベアマット(15)の移 動方向に沿って、正の温度勾配を発生させることを特徴とする請求項1記載の方 法。 3.前段冷却室(11)が、糸が相次いで貫通する複数のコンパートメント(7 0)(80)によって更に区分されており、前記コンパートメントでは、それそ れ異なった温度条件を維持することを特徴とする請求項2記載の方法。 4.蒸し室(10)の内部で、コンベアマット(15)の移動方向に沿って、正 の温度勾配を発生させることを特徴とする請求項1記載の方法。 5.複数の連続したチャンバ内部、あるいは1個または複数のチャンバ内に形成 された連続のコンパートメント内部で、徐々に異なるとともに、一定の間隔で設 定されたそれぞれの温度を維持しながら、マットの経路の少なくとも一部に沿っ て、予め決められた温度勾配を付与することを特徴とする請求項1記載の方法。 6.蒸し室に隣接する少なくと1つのコンパートメントにおいて、このコンパー トメントの下流天板から空気を採取し、それを、前記コンパートメントの上流の 低い部分に再び噴射させることを特徴とする請求項5記載の方法。 7.コンパートメントの上流天板から採取された空気は、このコンパートメント の上流の低い部分に再び噴射させる前に、加熱あるいは冷却されることを特徴と する請求項6記載の方法。 8.水蒸気を導入することによって、空気を加熱するとともに、新鮮な空気によ って冷却することを特徴とする請求項7記載の方法。 9.蒸し室(10)の入り口においては、コンベアマット(15)に載置された 識物糸(16)に熱い水蒸気が直接かからないように保護しながら、前記蒸し室 内で、所定の温度勾配を発生させることを特徴とする請求項4記載の方法。 10.蒸し室の少なくとも中央の部分で水蒸気の撹拌を引き起こさせるために、 チャンバの下流天板から採取された水蒸気を、前記中央の部分に再び噴射させる ことにより、所定の温度勾配を発生させることを特徴とする請求項4記載の方法 。 11.少なくとも1つは蒸し室(10)(100d)(100e)である連続し かつ互いに隣接した複数のチャンバと、識物糸(16)が載置され、前記複数の チャンバを貫通する順路に従ってこれらの糸を移送する少なくとも1個のコンベ アマット(15)からなる、はく識物糸を連続的に熱処理、特に糸を熱定着させ るための装置であって、 蒸し室(10)に前記織物糸(16)が搬入されるに際し、糸が受ける熱衝撃を 緩和するため、前記蒸し室の入り口上流または下流で、糸に対して温度を徐々に 高くしていく手段(28)〜(39)、(52)〜(57)、(60)、(70 )〜(79)、(80)〜(85)を設けていることを特徴とする織物糸の連統 続熱処理装置。 12.蒸し室(10)の前後に配置された2つの冷却室(11)(12)と、前 記前段冷却屋と蒸し室との間に挟まれた中間室(13)と、後段冷却室と蒸し室 との間に挟まれた中間室(14)とならかなるものにおいて、前段冷却室(11 )の長さは、後段冷却室(12)の長さとほぼ等しいことを特徴とする請求項1 1記載の装置。 13.冷却室(11)は、離隔された少なくとも2つのコンパートメント(11 a)(11b);(80a)(80b)(80c)からなるとともに、コンベア マット(15)の移動方向に沿った少なくとも量下流のコンパートメント(11 b)(80c)が、他のコンパーメント内の温度よりも高い値に上昇させるため の手段(57)(84)を有していることを特徴とする請求項12記載の装置。 14.最下流のコンパートメント(11b)は、このコンパートメントの下流の 天板から空気を吸い込んで、上流の低い部分に送り出すための送風機(52)と 、前記コンパートメンドに再び噴射する前に、空気の温度を上昇させるための加 熱体(57)とを有していることを特徴とする請求項13記載の装置。 15.蒸し室の上流には、コンベアマット(15)に沿って連続して配置された 2つのコンパートメント(70)(80)からなる前段冷却室(11)があり、 各コンパートメントは、前記コンベアマットの回りで、空気あるいは水蒸気を循 環させるための手段(71)(72)(81)を備えており、かつこの空気を加 熱または冷却するための手段(74)(84)(85)と、空気の温度または吐 出量を調節するための制御手段(75)(76)(79′)とを備えていること を特徴とする請求項11記載の装置。 16.各コンパートメントは、閉鎖型回路の中に組み入れられたハウジング(7 0)であることを特徴とする請求項15記載の装置。 17.空気を加熱するための手段は、気流中に水蒸気を一定量噴射するための機 構(74)(75)(84)を有し、かつ空気を冷却するための手段は、一定量 の冷却空気を噴射する機構(74)(75′)(85)を有していることを特徴 とする請求項15記載の方法。 18.空気を加熱するための手段は、閉鎖型回路中に配置された少なくとも1個 の電気抵抗体(172)からなることを特徴とする請求項16記載の装置。 19.前段冷却室(11)は、ハウジング(70)の内部に位置する水蒸気発生 機構(174)を備え、前記ハウジングには、水蒸気の吸気オリフィス(177 )が形成されていることを特徴とする請求項16記載の装置。 20.蒸し室(10)には、その入り口の近くにおいて、コンベアマット(15 )の軌道上に配置されたトンネル(60)が設けられ、このトンネルは、移送さ れる糸に対して、遮熱スクリーンを構成するようになっている隔壁からなること を特徴とする請求項11記載の装置。 21.蒸し室内で温度勾配を生じさせるための手段は、チャンバの下流天板から 水蒸気を採取して、中央の低い箇所に再び噴射するための送風機(29)と、前 記チャンバに空気を再噴射する前に、水蒸気の温度を上昇させるための加熱体( 32)とからなることを特徴とする請求項11記載の装置。 22.2つの冷却室(11)(12)を結合するように配置されるとともに、圧 縮空気源に連絡する第2のダクト(32)に接続される第1のダクト(33)を 有しており、前記第2のダクトは、2つの中間室(13)(14)の内部にそれ ぞれが配置された少なくとも2個の温度検出ゾンデ(38)(38,)と、蒸し 室の内部に配置された1個の圧力検出ソンデ(39)に接続した第1の調整装置 (37)によって制御されるゲート弁(36)とを備えていることを特徴とする 請求項12記載の装置。 23.第1のダクトは、最も上流に位置するコンパートメント(11a)におい て、前段冷却室(11)に開口していることを特徴とする請求項22記載の装置 。 24.蒸し室(10)を画成する囲いの内部には、この蒸し室に水蒸気を供給す るパイプ(22)に取り付けたゲート弁(25)を制御するための第2の調整装 置(26)に接続された温度検出ソンデ(27)が粗み込まれており、かつ第1 および第2の調整装置(73)(26)は、互いに連結されていることを特徴と する請求項22記載の装置。 25.それぞれがチャンバ内で空気または水無気を循環させるための撹拌手段( 102)と、チャンバ内を予め決められた温度に維持する調整手段とを具備する 一連の連続したユニット(100)からなっていることを特徴とする請求項11 記載の装置。 26.撹拌手だかおよび調整手段を総括的に制御するために接続された集中制御 機構を含むことを特徴とする請求項25記載の装置。 27.ユニットの少なくとも1個(100d)(100e)は、圧力がかけられ た水蒸気を含むように構成されていることを特徴とする請求項25記載の装置。
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