JPS6039470A - 連続繊維熱処理方法及び装置 - Google Patents

連続繊維熱処理方法及び装置

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JPS6039470A
JPS6039470A JP58145954A JP14595483A JPS6039470A JP S6039470 A JPS6039470 A JP S6039470A JP 58145954 A JP58145954 A JP 58145954A JP 14595483 A JP14595483 A JP 14595483A JP S6039470 A JPS6039470 A JP S6039470A
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pressure
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heating medium
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小島 茂三
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KOUBUNSHI KAKOU KENKYUSHO KK
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KOBUNSHI KAKO KENKYUSHO
KOUBUNSHI KAKOU KENKYUSHO KK
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    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
    • D02J13/00Heating or cooling the yarn, thread, cord, rope, or the like, not specific to any one of the processes provided for in this subclass
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    • D02JFINISHING OR DRESSING OF FILAMENTS, YARNS, THREADS, CORDS, ROPES OR THE LIKE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維の熱処理に関するものであって、繊維に自
由な収縮を許しながら熱処理しようとする目的、kF&
 11に巻縮を与えそれを熱固定しようとする目的、伸
度大なる繊維を熱処理によって作る目的、後加工におい
て寸法安定性の高い繊維を得ようとする目的等に対して
、過熱水蒸気、空気等の非凝縮性気体、又は両者の混合
物を加熱媒体として用いて熱処理して、その目的を達成
する方法と装置を提供する。
合成繊維の製法において、一般に紡糸後に後延伸を行な
う。その繊維の分子構造は更に熱処理を受けることによ
って安定化されて、その後の種々の処理において変形し
ないようになる。その他の化学mMlにおいても熱処理
によって分子構造が安定化する場合がある。その熱処理
を受ける場合に一般に繊維は収縮する。本発明は自由に
収縮することを許したがらm縛束を連続的に熱処理する
ものである。
従来am束を連続的に熱処理する方法には加熱ローラー
を用い、或は加熱板表面に接触させて通過させる方法が
ある。この方法の場合は繊維束に張力が働かないように
維持することが出来ないため、処理後においても再びそ
の温度に上昇させると若];の収縮力を発生する。完全
に無張力で処理するためにはm縛束を自由状態で容器に
収め、これを加熱室に入れて必要時間保つ方法がある。
この方法は間歇的操作になる。
本願出願人による[特許第697100号連続ルI熱固
定法による7!縮繊維の製法」は、圧充函式ローラー巻
縮機を用いて繊維束を屈曲折りたたんで、これを連続H
熱面に包み込んで帯状体としたものを、出入口の圧力シ
ール装置を経て飽和水R気を満した熱処理域を通過させ
るものであって、100℃以上のn!度の飽和水蒸気中
で、j!!4縮繊維りご与えた巻縮を熱固定することを
目的とするものであった。しかしこの方法は繊維をその
長さ、方向になんら拘束することなく熱処理することが
出来るので、巻縮固定法としてのみならず、自由収縮を
許す熱処理法として有効に用いられる。この方法によれ
ば入ロ調圧力シール装置において、飽和水蒸気が帯状体
の運行と逆方向に繊維内を流れるため、繊維間にある空
気を追い出して水蒸気が繊維束内部に入り、更に熱処理
室内においては、繊維内部に入った水蒸気は繊維に熱を
与えて凝縮することにより、後続する水蒸気を進入せし
めるので、無張力状態において短時間に有効な熱処理が
出来る特徴があった。しかし熱処理温度を高くしようと
すると水蒸気の圧力は高くなり、圧力を遮断するために
長い導入孔及び出口孔を用いるか、断面可変の長孔を用
いるか、又は圧力遮断を多段にする等の考磨を要し装置
が複雑になった。繊維束を屈曲折りたたむために用いる
巻縮機は、その圧充函より押し出すケーキ状物の寸法が
一定であることを要求されるので、特殊な圧充函式巻縮
機を用いることが必要であった。又熱処理せんとするm
紺は予め水分を持っていることが多く、これを加熱する
ために水蒸気が凝縮し付着して水分を増加させる。その
ために熱処理の加熱媒体として水分と飽和水蒸気が混在
することになり、その水分は必ずしも均一には分布しな
いので、熱処理の効果が不均一になるおそれがあった。
本発明は空気等の非凝縮性気体、過熱水蒸気又は両者の
混合物を加熱媒体として用い、加熱媒体中には浦体とし
ての水は存在せず、繊維中に存在する水分は加熱媒体中
の水蒸気と平衡して存在する水分のみにしようとするの
であるが、熱処理の進行を均一に行なわせるためには加
熱媒体が&l維縛束を十分に貫流させる必要がある。そ
の貫流に必要な圧力差を発生させる目的をもって加圧熱
処理室を用いるものであって、この方法を実施する・装
置6は圧充函式巻縮機によって連続ケーキ状に折りたた
まれた繊維束を連続布に包み込んで帯状体とし、圧力シ
ール長孔を経て繊維には張力が働くことなく連続布の張
力によって、加圧熱処理室を通過させながらこれに必要
な処理条件に調整された加熱媒体を供給し、繊維束内を
1流させるものである。
加熱媒体中【こおけろ水蒸気の存在は熱処理の進行に大
きな影響をもち、同一効果を得るためには水蒸気が少な
いほど高い温度が要求される。
本発明を実施するに当っては、加熱媒体の組成を、一定
の比率に維持することが必要である。加熱媒体が被処理
m維を加熱するのはその顕熱により、又繊維中の水分と
媒体中の水蒸気はその平衡する条件に移ろうとするので
、局部的不均一を避けるには繊維間に加熱媒体を十分貫
流せしめる必要がある。本発明の効果の一つは熱処理の
均一性を高めることにあるが、加熱媒体中に水蒸気を存
在せしめることによって熱処理有効温度を下げて、高温
度処理においては分解による着色を起こすおそれなどが
ある場合には、安全な温度において熱処理をすることを
可能ならしめる。又飽和水蒸気を用いる場合よりはやや
高い温度を必要とするが、その圧力は操作しやすい適当
な圧力を選ぶことができて、圧力シールのための装置と
その操作が簡単になり、又繊維をケーキ状に形づくるた
めに用いる巻縮機としては、その吐出するケーキの形状
が多少不安定であるような一般の圧充丙式巻縮機、又は
繊維を略々−足の形状に折りたたみ、或は積層する装置
も使用可能になる。熱処理を終って取り出される繊維の
水分含有率は低く、処理後に乾燥処理する必要はないか
、或は極く簡単な乾燥操作ですませ得るのも本発明の特
徴である。
以下図面によって本発明の詳細な説明する。
第1図において熱処理さるべきMAlM、1は、圧充丙
式巻縮機その他の折りたたみ機構2によって屈曲折りた
たまれた後、包み込み装置3によって連続H熱面4に包
み込まれて、入口長孔6、出口長孔、10を通って熱処
理室5を通過する。加熱媒体としては空気等の非擬縮性
気体、過熱水蒸気又はその混合物を用い、熱処理に必要
な条件に加熱しこれに圧力を与えて、A矢に示す如く熱
処理室にf1%給する。その加熱媒体はB矢、C矢に示
す如くそれぞれ入口長孔、出口長孔において、繊維の間
を通って流れ、その間に被処理繊維を加熱する。更に熱
処理室内において帯状体の両側に圧力差を発生せしめて
、帯状体を横切る加熱媒体の流れをD矢に示す如く起こ
させて、一層効果的に繊維に加熱媒体の熱を伝える。図
においてE矢は帯状体を貫通した接、蒸気又はm環装前
にJ流される加熱W体の原れを示す。この加熱の効果が
十分でない場合には、更に1llii1以上の熱処理室
を継続して用い、反復して加熱媒体を貫流せしめて加熱
し、熱処理の目的を達成することが本発明の特徴である
更に図面によって本発明の装置について説明する。
第2図において圧充函式巻111!2は、m紐束1を屈
曲折りたたんで一定断面形状のケーキ状物として押し出
す。包み込み装置3はこのケーキ状物を連続H熱面4中
に包み込む手段であって、ここで帯状体が形成される。
熱処理室5には加熱媒体が圧力をもって供給されている
。入口長孔6、及び出口長孔10は帯状体が熱処理室内
に入り、又ここから外界に出るための通過孔であって、
帯状体断面形状と略々等しい断面をもち、帯1に体の容
易な通過を許し、又若干の加熱媒体が帯状体内の繊維の
間を通して外界に流出することを許すと共に、外気が逆
流して熱処理室内に流入することを防ぐ圧力シール域を
作る。熱処理室の内部には多孔板、金網等の通気性を有
する材料によって作られ、帯状体がその形を保って熱処
理室内をA遇する如く案内し、かつ熱処理室を高圧部8
と、低圧部9に分割する案内分割装置7が設けられてい
る。加熱媒体は繊維間を貫流してこれを加熱すれば、そ
の目的を達成するので低圧部より廃棄してもよいが、経
済的装置とするためには再使用することが必要であって
、低圧部内の加熱媒体はこれに外界に流出して失なわれ
た分に相当する量を弁28を通じて補給し、加圧装置1
4、加熱装置15によって必要な条件に加圧、加熱して
熱処理室高圧部に還流する。熱処理を終って出口長孔よ
り外界に出た帯状体については、ここで連続l熱面を開
いて繊卸束は取り出しローラー16を経て取り出され、
連続面]熱血は駆動ローラー17.18等を経て包み込
み装置に向けて循環される。案内分割装置は第3図及び
第4図に示す如く、多孔板、金II1等通気性を有する
材第1によって作られ、帯状体がその形を保って通過し
、加熱媒体が繊維間を通らずに吹き抜ける隙間19.2
0の如き空間が少ないものが好ましい。入口長孔を通っ
て外界に流出する加熱媒体は繊維を予熱し、その温度は
低下して流出するので、特殊な気体を使用する場合以外
には回収しない。出口長孔を通って外界に流出する加熱
媒体は高温であるので、回収して循環使用することが望
ましい。
第5図において低圧熱処理室12は出口長孔10に接続
して設けられ、帯状体はここを通過し、史に帯状体断面
形状と略等しい断面を有する外気8断長孔13を粁て外
界に出る。外気の流入はこの遮断長孔によって防がれる
。出口長孔より低圧熱処理室にlat人する加熱媒体は
加圧、加熱されて熱処理V高圧部にj’411i[され
る。第5図は熱処理基低rF部よりオリフィス11を経
て、低圧熱処理室に1Δ人する加熱W (*を混合して
加圧、加熱する場合を示す。低圧部中の媒体と低圧熱処
理室内の媒体は、それそ゛れ別個に加圧、加熱しても差
し支えかい。
加熱媒体の一部は入口長孔、出口長孔又は外気遮断長孔
を経て外部に1α出する。熱処理室に入る繊維がもって
いる水分と熱処理室を出る繊維がもっている水分の差は
、熱処理室内に残って水〕に気mを増加さぜる。その他
にka紺が含有していた気化外が熱処理室内に残ること
もあって、加熱媒体の成分比は変化しようとする。この
成分比を一定に保つために加熱媒体の一部を廃棄し、新
しく非既縮性気体、水草気のいずれか又は両者を補給す
る必要がある。安定した条件の加熱媒体を熱処理室高圧
部に還流させる装置は、ず昌度、圧力、成分比を一定伯
に保つよう管理し、かつ廃棄される加熱媒体等が保有す
る熱量を有効に利用するものでなければならない。本発
明は更にその装置を提供するが、運転条件によって実施
する様態が多少異なる。
第6図は水分を含まない空気を用いて熱処理する場合を
説明する図である。繊維束は熱処理室に入るmfに乾燥
して水分を除いておく。入口長孔を通過する間に帯状体
の進行と逆方向に流れる加熱空気によって乾燥が完全に
行なわれる場合以外は、予備乾燥を加えて熱処理室に水
分を持ち込まないように運転する必要がある。そのため
予熱部21を設けてここに熱処理室より高温空気を導き
、熱処理室における案内分割装置と同じ機構を用いて高
温空気を貫流せしめて予備乾燥する。帯状体は熱処理室
5、低圧熱処理室12を通過して熱処理を経るか、この
時の帯状体は未だ高温を保っている。帯状体と補給空気
との間で熱交換し、帯状体の冷却と補給空気の予熱を行
なうために、低圧熱処理室12の出口を冷却長孔23と
し、これに続いて低温室22、外気aIIi長孔13を
設け、帯1に体はこれ等を通過して外気に排出される。
低?昌室には空気を供給し、その圧力を低圧熱処理室1
2より高く保ち、冷却長孔中に低圧熱処理室に向う空気
の流れを起こさせる。低温室に供給する空気は、その中
に含んでいる水分が熱処理作用が働く7品度に影響があ
る場合には脱湿して供給するが、通常は大気を圧縮して
供給する。繊維を急に冷却する必要がなく、或は繊維が
保有する熱量が小さくて回収の経済効果があまりない場
合には、低温室は用いず補給用の空気は加熱媒体循環系
の適当な個所にf?N給される。
熱処理7品度を一定に保つために熱処理室にン品度制御
装置24を設け、加熱装置15を調整する。圧力を一定
に保つために低圧室12に圧力IvI御装置25を設け
、低温室22との間の調節弁27、或は外部より低温室
への給気を調節する弁28を調整して、外部の空気の加
熱媒体循環系への給気を制御和する。
調節弁26は、予熱部21への給気を調整する。
予熱部を第7図に示す如く多段の構造にすれば、帯状体
と空気の流れを向流にして高温空気の保有する熱量を効
果的にm維に伝達することができる。
加圧&置としては送風機、ターボブロワが適している。
又空気エゼクタ−を用いることができる。
予熱部で使われる空気が多い場合には、空気エゼクタ−
を使用することが有利になる。本図の装置は被処理繊維
中にある加熱によって気化する成分を、熱処理室に入る
前に除いておこうとする場合に有効であって、予熱用の
空気は被処理繊維の状況に応じて低圧部又は加圧装置直
後から取り出してもよい。
第8図は過熱水蒸気を用いて含有水分量が少ない繊維を
熱処理する場合を示す。この場合外気が侵入することを
防ぐために入口長孔6及び外気遮断長孔13より、加熱
媒体の水蒸気をある程度漏出せしめる必要がある。この
水蒸気量が繊維が持ち込む水分量より多い場合には、別
に外部より水蒸気を(バ給する必要がある。この水蒸気
は調節弁29によって調整されて低圧室12に給気され
る。この場合には高温で外、気に送り出される帯状体の
保有する熱量を、第6図の方法で回収することはできな
い。繊維を急に冷却する必要がある場合には、冷却部3
0を設けて低温空気を送って冷却することができる。調
節弁29より供給する水蒸気は通常は飽和水蒸気、又は
若干湿った水蒸気でも加熱装置15で過熱されるので差
し支えないが、代?1、A熱処理室でも過熱を維持する
必要がある場合には、過熱して供給するか又は供給点を
加熱装置の直前にする。
加圧装置としては送風機、ターボブロワが適して、いる
。この場合は廃棄すべき過熱水法気はないので予熱部を
設けて熱回収する必要はない。加圧装置として水蒸気エ
ゼクタ−を用いることもできるが、水蒸気エゼクタ−を
、用いるには、次に説明する含イJ水分量が多い繊維を
熱処理する場合に対する装置を用いるほうが適している
第9図はA熱水蒸気を用いて含有水分量が多い繊維を熱
処理する場合を示す。この場合にも外気が熱処理室に侵
入することを防ぐために入口長孔6及び外気遮断長孔1
3より内部水蒸気を若干漏出させるが、熱処理室内では
繊維より蒸発する水分が多く、過剰の水蒸気は調節弁2
6よりIJF出して予熱に利用する。予熱部21にこの
水蒸気を直接給気すると、繊維の上に凝縮した水分が再
び熱処理室に戻るので、熱交換機34によって乾燥空気
ど熱交換してこの空気を予熱部に給気するのがよい。加
圧装置としては送風機、ターボブロワが適しているが、
水蒸気エゼクタ−も使用できる。圧力制御装置25は、
予熱部への給気の調節弁26を調整する。熱処理室に直
接水蒸気を供給することは運転開始…I、又は運転停]
ト中等に室内条件を維持するために行なえばよい。過剰
の水蒸気を抜き出す点は、図では加圧装置の後であるが
、低圧部又は加圧、加熱後に抜き出してもよい。
第10図は空気と過熱水蒸気との混合気を用いて熱処理
する場合を示す。この場合には熱処理室内における空気
と水分の混合比を一定に保つために、熱処理室に高温湿
度制御装置31を設け、これによって供給する空気又は
水蒸気を調整する。圧力制御装置25は予熱部に給気す
る洗気調節弁26をi:lil整する。洗気は直接予熱
部に給気するか或は熱交換機34によって乾燥空気と熱
交換し、この空気を予熱部に給気する。高温湿度制御装
置31は熱処理室内に入る空気と水分のバランスが、空
気が多い場合には水蒸気調節弁29を調整し、水分が多
い場合には空気調節弁27又は28を調整して混合比を
一定に保つ。加圧装置としては送風機、ターボブロワ、
空気又は水蒸気エゼクタ−のいずれをも使用できる。
本発明の熱処理方法においては、繊維が屈曲を与えられ
たまま熱処理を受けるために巻縮が強く固定されてバネ
状弾性が残ることがある。これを除くためには第11図
に示す如く、中間協度室32を設け、この中で耐熱布を
用いて繊維が冷却しない間にこれを引き上げ、抵抗バー
33又はローラー算によって軽く延伸を与えた後外気中
に取り出す。中間偏度室内の温度及び延伸の与え方を適
当に選ぶことによって、巻縮を緩和するf1度を調整す
ることができる。
上記の説明中に述べた温度制御法、圧力制御法、水分比
制御法、それらの検出位置等及び巻縮緩和法は例として
示したものであって、本願の特許請求範囲を制限するも
のではない。
本願の方法を実施する2〜3の例の概略を示すと、常法
により紡糸、後延伸して作ったポリエステル繊維束の太
さ50万デニール、巾i[t5デニールのトウを熱処理
して約10%の収縮を芋えることを目標として、加熱媒
体を変えて上記に説明した熱処理を行なった。トウに予
め油剤を与えた後の含水量は4%であった。なおいずれ
の場合においても熱処理室高圧部の圧力は水銀柱約20
0mm、低圧部の圧力は水銀柱約100mmに保って運
転した。
水分含有量が極めて少ない空気を加熱媒体として用いよ
うとして、第6図の装置を使った。被処理繊維に水分を
持ち込ませないために予熱部には必要な加熱洗気を送っ
た。供給する空気は脱湿し露点−20″Cを保つよう管
理し、高圧部において160°Cを保って運転した。繊
維が熱処理室に滞在した時間は約30独であった。処理
された繊維は11%ljI/縮していた。
次に第8図に示す一’J装置を用い、過熱水蒸気による
熱処理を行なった。過熱水蒸気のン晶度は130°Cで
、滞在nff間は約1分であった。処理された繊維は処
理ΦIに比べ11%収縮していた。
次に第10図に示す装置を用い、空気に過熱水蒸気20
%f 34%を含む、混合気による熱処理を行なった。
予熱部では繊維が乾燥して熱処理室に入るようにした。
熱処理室内の温度は140°Cで、滞在時間は約30秒
であった。この場合繊維は10%収縮していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明する図面。第2図は本発明
の装置の主要部を説明する図面。第3図、及び第4図は
案内分割装置の構造例を示す図面。 第5図は出口長孔より流出する加熱媒体を熱処理室低圧
部の加熱媒体と共に還流する装置を示す図面。第6図は
水分を含まない空気を加熱媒体として使用する場合を示
し、併せて帯状体を予熱及び熱処理後の冷却をすること
を説明する図面。第7図は予熱部の構造例を示す図面。 第8図は加熱媒体として過熱水蒸気を用い、含有水分量
が少ない繊維を熱処理する場合を説明する図面。第9図
は加!!8媒体として過熱水蒸気を用い、含有水分量が
多い繊維を熱処理する場合を説明する図面。第1θ図は
加熱媒体として、空気と水蒸気の混合気を用いる場合を
説明する図面。第11図は巻縮引き伸ばしのために中間
温度室を付属せしめた例を示す図面である。 主な記号の説明 1−繊維束 2−巻縮413−包み込み装置4−i!1
1統M熱布 熱血熱処理室 6−人口長孔7−案内分割
装置 8−高圧部 9−低圧部l〇−出ロ出孔長孔1−
オリフィス 12−低圧熱処理室 13−外気遮断長孔14−加圧装
置 15−加熱装置 16−繊維束引出ローラー 17−1it熱布駆動ローラー 18−H熱面案内ローラー 19.20−帯状体と案内装置の間の隙間21−予熱部
 22−低温室 23−冷却長孔24−?一度制御装置
 25−圧力制御装置26.27.28.29−調節弁
 3〇−冷却部31−湿度歴御装置 32−中間温度室
33−抵抗バー 34−熱交換機 出隙人 株式会社 高分子加工研究所 芽8 図 革 ′7 聞 蓼1o図 蓼11図 手続補正書 昭和58年I2月2Fハ 特許庁 表 官 殿 1、事件の表示 昭和58年特省午植 第145’154 号2、 発註
々 の名称 迷1続1に誼熱処工卸珠浸び襞1 3、 補正をする者 事件との関係 法火 入 住 所テ113東冷*yzia区加貫lTgり娑2号氏
 名

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 繊維束を屈曲折りたたんで、略一定の断面形状
    を有する連続ケーキ状とし、これを通気性を有する連続
    H熱血に包み込んで帯状体となし、圧力シール域を通し
    て、高温加圧の熱処理域に導びき、熱処理後H熱布を引
    きはがして繊維束を取り出す繊Mt束の連続熱処理方法
    において、上記帯状体の出入口又は相互の連絡孔として
    、帯状体の断面形状に相当する断面を有する通路を偽え
    、かつ非取縮性気体、1に#!水蒸気、又は両者の混合
    物を加熱媒体として、それぞれ所定の温度及び圧力に保
    った少なくとも1ケの熱処理域を通過せしめ、熱処理域
    の出入口、又は連絡孔の通路のvi後における圧力差、
    及び熱処理域内において帯状体を挟む両側面間に発生せ
    しめた圧力差により、加熱媒体が繊維を縦又は横に貫通
    して流れる如くすることを特徴とする連続繊維熱処理方
    法。
  2. (2) 繊維束を屈曲折りたたんで連続ケーキ状とし、
    これを連続耐熱布に包み込んで帯状体となし、圧力シー
    ル域を通して高温加圧の熱処理室に導びき、繊維に張力
    を働かせず、連続布の張力によって熱処理室を通過させ
    た後、その連続H熱血を引きはがして繊維束を取り出す
    mWi束のi!l続熱無熱処理装置いて、繊維束を屈曲
    折りたたむために圧充函式巻縮機を用いて略一定の断面
    形状を有する連続ケーキ状とし、これを通気性を有する
    連続布(熱血によって包んで帯状体を成形し、その帯状
    体断面と略同じ形状の断面の長孔を圧力シール装置とし
    、熱処理室内に、通気性を有し帯状体の案内手段である
    と共に内部を高圧部と低圧部に分割する案内分割装置を
    設け、加熱媒体である非搦縮性気体、i水蒸気、又は両
    者の混合物を帯状体を貫通して流動せしめ、繊維を加熱
    処理して温度、圧力、あるいは温度、圧力及び成分比が
    変化した加熱媒体を捕集して、これを加熱、加圧し、又
    はその一部を廃棄し、構成成分である非LMtfA性気
    体、水蒸気、又は両者を補給して吊及び成分を調整し、
    加圧、加熱し、熱処理のために必要な条件に調整し、熱
    処理室高圧部に還流せしめる装・置を有するi! M繊
    維熱処理装置。
  3. (3) 熱処理室出口長孔に続いて低圧熱処理室を設け
    、出口長孔を通って流出する加熱媒体を捕集し、これを
    高rr:部に還流せしめる装置を有する特許請求範囲第
    2項記載の連続m雑然処理装置。
  4. (4) 入口長孔のmlに予熱部を設け、廃棄される加
    熱媒体を予熱部に供給し、帯状体を直接貫流せしめ、又
    は廃棄媒体と熱交換した気体を貫流せしめて、帯状体を
    予熱又は予備乾蜂する装置と、新たに補給する低温気体
    を、熱処理を終って排出される帯状体内を貫流せしめて
    供給して、帯状体の冷却と、補給気体の予熱を行なわし
    める装置の、両方又はいずれかを有する特許請求範囲第
    2項記載のi中続繊維熱処理装置。
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