JPH02502117A - 保持器組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、　　　器　　組　　立 本発明は、一般的には第１部材を弾性的に付勢して第２部材に係合させるための 保持器組立体に関し、特にブレーキシューウェブを付勢してブレーキプレートと 係合させる保持器に関する。

多くのドラムブレーキは、ブレーキシューをドラムブレーキの裏当てプレートと 係合状態に保持するシューホールドダウン保持器を備えている。各ブレーキシュ ーのウェブは、保持器組立体によって付勢されて裏当てプレートと係合する。従 来技術ではこのような多くの保持器組立体が提案され、裏当てプレートのシュー 側からたやすく組み立てることができ、部品数が少なく、安価に製造でき、たや すく組み立てられる保持器組立体を提供することが望ましい。

本発明は、保持器組立体が、第１部材を第２部材と係合状態に保持し、一端の頭 部部材と他端のフレア一部材との間に長手方向に延びる保持器本体と、該保持器 本体を受入れる開口部を有し、頭部部材に衝合する弾性部材とを有し、弾性部材 は、保持器本体が第１部材の開口部を貫通するように、前記頭部部材と第１部材 の面との間に配置され、更に、互いに間隔を隔てた一対の面を有する第２部材を 有し、該一対の面のうちの一方の面が開口部を有し、更に、第２部材の開口部内 に配置され、通路を有する受入れ部材を有し、受入れ部材が、該受入れ部材の通 路へのフレア一部材の挿入によってかかる受入れ部材をフレア一部材によって弾 性的に変形させ、次いでこれを、受入れ部材がフレア一部材との係合によって保 持器本体を保持し、保持器組立体が第１部材を付勢して第２部材と係合させる当 初の位置に向けて戻すように、第２部材を撓み自在に把持するする点で、上記に 対する解決策を提供する。

本発明を実施する１つの仕方を、実施例を示す図面を参照して以下詳細に説明す る。

第１図は、本発明の保持器組立体の断面図であり、第２図は、保持器組立体の平 面図であり、第３図は、受入れ部材に挿入されている保持器組立体の断面図であ り、 第４図は、保持器組立体の頭部部材から力を抜いた後の断面図である。

本発明の保持器組立体を第１図に参照番号ｌＯで全体的に示す。

保持器組立体１０は長手方向に延びた保持器本体１２を有し、この保持器本体１ ２は、一端に拡径部、すなわち頭部部材１４を、他端にフレア一部材１６を有す る。保持器本体１２は、釘の全体的な外観を有し、フレア一部材はやじりのよう に形づくられている。弾性部材２０は、全体的にＶ形の板ばねであり（第２図参 照）、Ｖ形量口２２の底部に保持器本体を受入れる円形開口２４を有する。弾性 部材２０は　保持器の頭部部材１４に係合する。弾性部材２０は弾性脚部２５． ２６．２７を有する。ブレーキシューを、開口部３２を有するウェブ部分、すな わち第１部材３０として部分断面で示す。

裏当てプレート、すなわち第２部材４０が第１面４２を有し、これは第２面４４ から軸線方向に離れて配置される。第２面４４は開口部４６を有し、開口部４６ には受入れ部材５０が配置されている。

受入れ部材５０は、全体的に環状形状であり、拡径頭部５２ををし、拡径頭部５ ２は複数の４本指部５４に延びている。各指部５４は、開口部４Ｇの一部に係合 する段付き直径部を含む外周面５６を有する。受入れ部材５０は更に内部通路５ ８を有し、該内部通路５８は、半径方向に延びた指部分５９によって縮小された 内径部を存する。

半径方向に延びた各指部分５９は指部５４と関連する。各指部５４は、可撓性連 結部６０によって隣接した頭部５２に取付けられている。可撓性連結部６０によ り、指部５４を互いに半径方向に移動させることができる。

ブレーキシューウェブ３０を組立てて第２部材４０の第１面４２と係合させるた めには、保持器本体を弾性部材２０の開口２２に挿入する。保持器組立体１０の フレア一部材１６を開口部３２に挿入すると、弾性部材２０は頭部部材１４とウ ェブ３０の面３１との間に捕捉される。フレア一部材は、プレート４０の開口部 ４６内に配置された受入れ部材５０に挿入され、指部分５９に係合してこれら５ ９を半径方向に押し広げる（第１図参照）。フレア一部材１６が指部５４を通過 すると、指部は内方に弾性的に元に戻ってフレア一部材の後ろにスナップ嵌め係 合し、保持器本体を受入れ部材と弾性部材との間に捕捉する（第３ず参照）。弾 性部材は、ブレーキシューウェブ、すなわち第１部材３０を付勢して第２部材、 すなわち裏当てプレート４０の第１面４２と係合させる。頭部部材１４から力Ｆ （第３図参照）が除かれると、受入れ部材５０が保持器本体１２及び弾性部材２ ０によって軸線方向に僅かに変移されるので、段付径部外周面５６は開口部４６ の部分に係合して指部５４を半径方向内方に移動させる（第４図参照）。これに より、指部分５９がフレア一部材１６の外れを阻止する。第４図は、保持器組立 体から力Ｆが除かれたときの挿入後の保持器組立体を示す。

詳細な実施例に関連して本発明を説明してきたけれども、本発明は多くの配列変 え、変更及び変形をすることができ、これらは特許請求の範囲内にあるものであ ることがわかるであろう。

平成　　年　　月　　日 特許庁長官　　吉　１）文　毅　　殿 １、特許出願の表示　　ＰＣＴ／ＵＳ　８８１０１０５７２、発朋の名称　　保 持器組立体 ３、特許出願人 名　称　　アライド　シグナル　インコーホレーテッド４、代理人 ６、添付書類の目録 （１）Ｍ正賓の翻訳文　　　　　　　　　　　１　通米国−Ａ−２２６３９４９ では、各ブレーキシューのウェブは、保持器組立体によって付勢されて裏当てプ レートと係合する。従来技術ではこのような多くの保持器組立体が提案され、裏 当てプレートのシュー側からたやすく組み立てることができ、部品数が少なく、 安価に製造でき、たやすく組み立てられる保持器組立体を提供することが望まし い。

本発明は、第１部材を第２部材と保合状態に保持し、これらの部材間に延び、こ れらの部材を互いに付勢して係合させる保持器組立体であって、一端の頭部部材 と他端のフレア一部材との間に長手方向に延びる保持器本体と、該保持器本体を 受入れる開口部を有し、頭部部材に衝合する弾性部材とを有し、弾性部材は、保 持器本体が第１部材の開口部を貫通するように、前記頭部部材と第１部材の面と の間に配置され、更に、互いに間隔を隔てた一対の面を有する第２部材を有し、 該一対の面のうちの一方の面が開口部を有する保持器組立体において、受入れ部 材が、第２部材の開口部内に配置され、通路を有し、かかる受入れ部材が、該受 入れ部材の通路へのフレア一部材の挿入によってかかる受入れ部材をフレア一部 材によって弾性的に変形させ、次いでこれを、受入れ部材がフレア一部材との係 合によって保持器本体を保持し、保持器組立体が第１部材を付勢して第２部材と 係合させる当初の位置に向けて戻すように、第２部材を撓み自在に把持すること を特徴とする点で、上記に対する解決策を提供する。

各指部５４は、一体ヒンジ連結部６０によって隣接した頭部５２に取付けられて いる。

フレア一部材は、受入れ部材５０に挿入され、指部分５９に係合してこれら５９ を半径方向に押し広げる（第１図参照）。

頭部部材１４から力Ｆ（第３図参照）が除かれると、受入れ部材５０が保持器組 立体ｌＯによって軸線方向に僅かに変移されるので、段付径部外周面５６は開口 部４６の部分に係合して指部５４を半径方向内方に移動させる（第４図参照）。

これにより、指部分５９をフレア一部材１６にもっと緊密に係合させる。

請　　　求　　　の　　　範　　　囲 （１）　　第１部材を第２部材と係合状態に保持し、これらの部材間に延び、こ れらの部材を互いに付勢して係合させる保持器組立体ｌＯであって、一端の頭部 部材１４と他端のフレア一部材１６との間を長手方向に延びる保持器本体１２と 、該保持器本体１２を受入れる開口部２４を有し、頭部部材１４に衝合する弾性 部材２０とを有し、弾性部材２０は、保持器本体１２が第１部材３０の開口部３ ２を貫通するように、前記頭部部材１４と第１部材３０の面３１との間に配置さ れ、更に、互いに間隔を隔てた一対の面４２．４４を有する第２部材４０を有し 、該一対の面４２．４４のうちの一方の面４４が開口部４６を有する保持器組立 体において、受入れ部材５０が、第２部材４０の開口部４６内に配置され、通路 ５８を有し、かかる受入れ部材５０が、該受入れ部材５０の通路５８へのフレア 一部材１６の挿入によってかかる受入れ部材５０をフレア一部材１６によって弾 性的に変形させ、次いでこれを受入れ部材５０がフレア一部材１６との係合によ って保持器本体１２を保持し、保持器組立体１０が第１部材３０を付勢して第２ 部材４０と係合させる当初の位置に向けて戻すように、第２部材４０を撓み自在 に把持することを特徴とする前記保持器組立体。

（２）受入れ部材５０が、前記フレア一部材１６と係合するための肩部５９を形 成するために、通路５８の中へ半径方向内方に延びる指部５４を有することを特 徴とする請求項（１）による保持器組立体１０゜ （３）受入れ部材５０が第２部材４０の前記開口部４６に係合する段付外周面５ ６を有し、第２部材４０の前記開口部４６を通るかかる受入れ部材５０の軸線方 向移動によって、該受入れ部材５０をフレア一部材１６に、より緊密に係合させ ることを特徴とする請求項（１）による保持器組立体１Ｏ０（４）　　フレア一 部材１６が、実質的に矢形の頭部　１６からなることを特徴とする請求項（１） による保持器組立体１Ｏ０（５）　　受入れ部材５０が四分円形５４に分割され 、これらの四分円形５４が一体ヒンジ連結部によって連結されていることを特徴 とする請求項（１）による保持器組立体１Ｏ０（６）　　受入れ部材５０が、実 質的に２つの半部５４に分割され、一体ヒンジによって連結された円形部材５０ からなることを特徴とする請求項（１）による保持器組立体１Ｏ０（７）弾性部 材２０が実質的にＶ形の板ばね２０からなり、弾性部材２００開口２４がＶ形の 板ばね２０のＶ形開口２２の底部の開口２４からなることを特徴とする請求項（ ６）による保持器組立体国際調査報告 国際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）第１部材を第２部材と係合状態に保持するための保持器組立体１０であっ て、これらの部材間に延び、これらの部材を互いに付勢して係合させる保持器組 立体１０において、保持器組立体１０が、一端の頭部部材１４と他端のフレアー 部材１６との間を長手方向に延びる保持器本体１２と、該保持器本体１２を受入 れる開口部２４を有し、頭部部材１４に衝合する弾性部材２０とを有し、弾性部 材２０は、保持器本体１２が第１部材３０の開口部３２を貫通するように、前記 頭部部材１４と第１部材３０の面３１との間に配置され、更に、互いに間隔を隔 てた一対の面４２、４４を有する第２部材４０を有し、該一対の面４２、４４の うちの一方の面４４が開口部４６を有し、更に、第２部材４０の開口部４６内に 配置され、通路５８を有する受入れ部材５０を有し、受入れ部材５０が、該受入 れ部材５０の通路５８へのフレアー部材１６の挿入によってかかる受入れ部材５ ０をフレアー部材１６によって弾性的に変形させ、次いでこれを受入れ部材５０ がフレアー部材１６との係合によって保持器本体１２を保持し、保持器組立体１ ０が第１部材３０を付勢して第２部材４０と係合させる当初の位置に向けて戻す ように、第２部材４０を撓み自在に把持する、ことを特徴とする前記保持器組立 体。
2. （２）受入れ部材５０が、前記フレアー部材１６と係合するための肩部５９を形 成するために、通路５８の中へ半径方向内方に延びる指部５４を有することを特 徴とする、請求項（１）による保持器組立体１０。
3. （３）受入れ部材５０が第２部材４０の前記開口部４６に係合する段付外周面５ ６を有し、第２部材４０の前記開口部４６を通るかかる受入れ部材５０の軸線方 向移動によって、該受入れ部材５０をフレアー部材１６に、より緊密に係合させ ることを特徴とする、請求項（１）による保持器組立体１０。
4. （４）フレアー部材１６が、実質的に矢形の頭部１６からなることを特徴とする 、請求項（１）による保持器組立体１０。
5. （５）受入れ部材５０が四分円形５４に分割され、これらの四分円形５４が一体 ヒンジ連結部によって連結されていることを特徴とする、請求項（１）による保 持器組立体１０。
6. （６）受入れ部材５０が、実質的に２つの半部５４に分割され、一体ヒンジによ って連結された円形部材５０からなることを特徴とする、請求項（１）による保 持器組立体１０。
7. （７）弾性部材２０が実質的にＶ形の板ばね２０からなり、弾性部材２０の開口 ２４がＶ形の板ばね２０のＶ形開口２２の底部の開口２４からなることを特徴と する、請求項（６）による保持器組立体１０。