JPH02501709A - 冷凍乾燥物質等の貯蔵容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液体および乾燥物質の貯蔵または収納用容器技術分野 本発明は、内部空間を限定し、少なくとも一部分はたわみ性を有し伸縮するよう な外壁と、注入器または類似の装置を用い、該空間に到達できるように前記壁面 に配設された第１の接続手段よりなる。液体および乾燥物質の貯蔵または収納用 容器に関する。

発明の背景 容器、例えば、薬びんから注射針を用いて液体を移す場合または液体を乾燥物質 に加えて溶解させる場合、さらに前記物質を目的の用途に移送する場合、即ち、 患者の血管または注入びん等に注入する場合に、液体物質をびんから取出す注射 針からエーロゾルとしずくが周囲に飛び散ったり、或いは。

注射針を扱う人が汚染されることが避けられない。特に、その物質が、細胞毒佐 薬、放射線ＩＩＩＩ識物質およびアレルギー誘発物質である場合、安全面で重要 なのは、このような物質を薬びん、恐らく注入びんを介して患者に輸注する際に 万全な条件下で行い、輸注時の注射針の空気汚染を避けることである。今日、医 薬等の薬びんはたはアンプルは、ガラス製であり、それを使用する際１例えば、 アンプルに割る時に切る危険があるという欠点を伴う。ガラスはこわれ易い材料 なので薬びんまたはアンプルは、十分に注意して包装しなければならず、取扱い や保管および輸送が複雑になり、かさばることを意味する。

図面の要約 本発明の目的は、安価で、取扱い、保管、輸送および製作が容易であり、目的の 用途に物質を容易により安全に移送し得る容器を提供することにある。この目的 は、該容器にもう一つの容器または移送手段を接続するための第２の接続手段を 具備させ、前記の第１と第２の接続手段の各々の一部が。

成縮状態の前記容器の内部空間で互いに接続出来、前記第１接続手段に接続した 注射器または類似の装置と前記第２接続手段に接続したもう一つの容器または移 注手段の間が連絡されることにより解決される。

図面の簡単な説明 第１図は、この発明による容器の第１の実施態様の縦断面を示す。

第２図は、容器に接続した注射器より注入した溶媒により物質が溶解している状 態の容器を示す。

第３図は、カニュール、脈管カテーテル等に接続した場合の容器を示す。

第４図から第６図までは、第１図から第３図までに示した、物質の取扱いの異な る３段階における、容器の第２の実施態様の縦断面図である。

第７図から第９図までは、第１図から第３図による異なる段階における、容器の 第３の実施態様の縦断面図である。

第１０図から第１２図までは、第１図から第３図による異なる３段階における、 容器の第４の実施態様の縦断面図である。

ス】１１櫃１１１児 第１図から第３図に示した実施例によれば、容器は、乾質の拡散・タイト型プラ スチックス製で開放された一端１２を有する第１部分１１を含んでいる。容器は さらに、剛性材料製の保護カバーよりなる第２部分１３を含んでいる。たわみ部 分１１とカバー１３は、各々１球形の形状をしており、互いに密接した開口部を 囲む側縁を有しており、共に、楕円形または球形の容積を限定している。

多くの物質は、たわみ部分１１の容積のごく小さい部分を占める乾燥物質として 納入される。たわみ部分１１がら排気すると、底に対抗する保護カバー内に、こ の物質は吸い上げられる。

カバー１３は、第２図に示すように、注射器１６を受入れるために、（Ｌｕｅｒ ）コーン形状部１５を有する第１接続部材１４を具備している。コーン１５は、 プラグ１７でシールし、このプラグは注射器を接続する前に外す。第１接続部材 １４は、さらに、カバー１３内に伸長する円錐継手のおす部分１８を含んでいる 。

たわみ部１１は、容器の内部に伸びるめすの円錐部２０とキャップ２２でシール されるおすの円錐部２１よりなる第２接続部材１９を具備している。これらの部 分１８と２０は、互いに相応し、第１図と第３図に示す方法で共に接続すること が出来る。上記部分には、横孔２３と２４が設けられており、第１図に示す位置 において、互いにずれており、第１接続部材が容器内部と連絡するのを阻止する 。第２接続部材１８を囲むたわみ部１１の前記部分は１強め板２５を具備してい る。

容器内の収納物質は、冷凍乾燥した粉末２６でありうる。

物質の溶液を容器に入れてがら溶媒を冷凍乾燥プロセスにより除去する。溶媒の 蒸気は、出口２７より排気し、その後、出口を密閉する。排気した状態において 、たわみ部１１は、第１図に示すようにカバー１３の内側に接近し、乾燥粉末２ ６は小さい容器内に含まれている。このような状態で容器は納入され保管される 。

容器内に収容されている物質を使用する場合は、その物質を溶解するために正確 な分量の溶媒を入れた注射器１６を第１接続部材１４に接続し、次に、たわみ部 １１をカバー１３に対して、ごく僅かねじ曲げて、孔２３と２４が互いに正しく 対抗させ、第１接続部材１４と容器の内側とを連絡させる。

物質を溶解後（第２図）所要量の溶液を注射器１６に満し。

円錐部分１８と２０を互に接続し、孔２３と２４が互いにずれるようにたわみ部 １１をカバーに対してごくわずかねし曲げる。継手部２１は、患者の血管カテー テル、カニュール、注入または移注装置または類似の装置（第３図）の相当継手 部２８に接続することが出来、注射器１６内の溶液は、接続部材１４および１８ を介して直接、継手部２８に接続した任意の容器に移注することが出来？。

第１図から第３図までの実施態様は、変更が可能であり。

注射器に取付けた針が貫通しうる膜付きの第１接続部材１４を具備することが出 来る。円錐部１８と２０が互いに接続すると（第１図）、針がたわみ部の壁に接 触するのが阻止される。第２接続部材１９にも、前記の針が貫通しうる膜を具備 させることが出来る。

第４図から第６図までに示した実施態様において、第１接続部材１４は、取外し 可能な密閉キャップ３０または類似の部品でおおわれた膜２９を有する。外側の 環状部材３１は。

第１接続部材の円筒部３２上に入れる式に設置される。該円筒部３２には、中空 の針３３が取付けられる。密閉キャップ３０を取外して、希望に応じ、膜に防腐 剤を塗付することが出来る。

第２の接続部材１９には膜３４がシール材を具備している。

第１と第２の接続部材１４と１９は、ノ７ネ部材３５により互いに接続されてい る。第２の接続部材１９は、さらに、患者の脈管カテーテル、カニュール、輸注 装置等の継手部分２８と接続するための接続部２１を具備している。

注射器の針は、物質を追加したり除去したりするために、膜１６を通じ容器１１ ．１３内に挿入することが出来る。しかしながら、容器に貯蔵する物質が毒性を 有し、看護スタッフが接触しないように保護することが望ましい場合、米国特許 第４，３２４，０３０号明細書に示されている種類のカプセルに入れたカニュー ル部材３６を、第５図に示すように、延長位置でリング３１付き接続部材１４に 接続する。リング３１は、前記部材３６上に配置した継手手段３８に相当する剣 先（バイオネット）継手３７を有しており、この継手に膜３９が配設されている 。部材３６を接続部材１４と接続すると、膜２９と３９は互いに接近し漏れを阻 止する。注射器をカプセルに入れたカニュール部材３６に取付け、カニュール４ ２を通じて、容器中に溶媒を加え、溶解物を取出すことが出来る。容器のたわみ 部分１１は、その後、保護カバー１３（第６図）内の排気位置に戻る。第２の接 続部材２１を支持しているプレート２５を、ばね部材３５の力に抗し第１の接着 部材１４に向って手で押し、針３３を第２の接続部材１９の膜３４を貫通させる （第６図）。注射器１６内に含有されている物質は、継手部２１に接続されてい る任意の容器に直接移注することが出来る。プレート２５から手圧を取り去ると 、針は膜３４の内部位置に戻り、継手部２１と２８は接続を断つことが出来る。

継手部２１と２８が分離する際に、これらの継手間から物質が漏れるのを阻止す ることが望ましければ、継手部２１は第７図〜第９図に示す方法で設計し、継手 部２８に接続した膜付きのコネクター５３を接続することが出来る。

第７図から第９図に開示した実施態様において、容器１１は、各々、第１と第２ の接続部材１４と１９を取付けた２枚の剛性端板４０と４１を有するベローとし て設計されている。

第１の接続部材１４は、第５図と第６図に開示したものと同様な種類のカプセル 入りカニュール部材より成る。この第１の接続部材は、注射器１６の永久接続用 止め座金を有している。第１の接続部材は、さらに１円筒状部材４４と４５に取 付けられたカニュール４２を含んでいる。内側円筒状部材４４の短い部分４６は 、容器１１中に伸長し、その内端で膜４７によりシールされる。２本の締付は部 材４８′と４８″を取付けた金くぎが１円筒状部分が自然に収縮しカニュール４ ２が膜４７に貫通するのを阻止する。

第２の接続部材１９は、第１の接続部材１４の前記部分４６と相互に接続できる 短し°）内側部分４９を有している。第２の接続部材は、さらに、剣先継手のよ うな継手手段５１を取付けた外側部分５０と膜５２を有している。前記継手手段 ５１は、米国特許第４，５６４，０５４号明細書に開示した種類のコネクター５ ３に接続でき、カニュール、脈管カテーテル等に接続する。コネクタ５３は、膜 ５４を有している。合、いくぎ４８の第１の締付は部材４８′を取外すと、円筒 状部材４４と４５は、第８図に示す位置に収縮し、その位置で、カニュール４２ が膜に貫入するが１部材５２に達することは阻止される。容器１１内に収容され ている物質は、注射器１６から注入される溶媒により溶解され、次に、注射器中 ↓二吸い上げられる。第１と第２の接続部材１４と１９の各々の部分４８と４９ が接続すると、金くぎ４８の第２の締付は部材４８″が外れ、カニュール４２は 膜５２と５４に貫入でき。

その後、溶解物質はコ、クタ５３に接続した任意の容器に移注できる。上記物質 を移注後、第２の接続部材１９の継手手段５１とコネクタ５３は分断され、容器 １１および容器に取付けた注射器１６は、漏れを防止する閉鎖ユニットとして共 に配置される。

第１０図から第１２図までに開示した実施態様は、いくつかの点において、第１ 図から第３図に示した実施態様と類似であるが、但し、継手部２１の代りにカニ ュール５４を具備しており、輸送および保管中、第２の接続部材１９に隣接配置 した剛性の保護部材５５内に収容される点において異なっている。

容器１１．１３内に収容されている乾燥物質は、第１〜第３図を参照し開示した 各々の方法で、注射器１６からの溶媒により溶解される。溶解した物質は、注射 器１６に吸い上げられ、その後、カニュール５４は、第２の接続部材１９に移動 し、第１と第２の接続部材１４の円すい内側部分５６と５７が互いに接続し、そ の時に、カニュール５４が第２接続部材１９の膜５８を貫通する。前記物質は、 第２接続部材１９と接続された任意の容器に移注することが出来る。

本発明は１図示し記述した実施態様に制限されるものではなく、多数の変更がフ レイムの範囲内で可能である。たわみ部分１１は、勿論、これまでに示したよう な他の方式で１例えば、接続部材位置に剛性プレートまたは類似のものを取付け たプラスチック製バッグとして設計することが出来る。注射器は、さらに、第１ の接続部材に恒久的に取付けることができ、容器付きの完全なユニットとして納 入することが出来る。

本発明による容器は、例えば、採血時の収納用容器としても使用できる。この場 合、第２の接続部材１９は、患者の血、管と連絡しているカニュールまたは脈管 カテーテルと接続する。血液サンプルは、第１の接続部材１４と接続した注射器 または類似の手段で容器に移送される。サンプルは、前記容器に保管し、分析室 または他の用途に運搬する。

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Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．液体および乾燥物質を貯蔵または収納するための容器で、該容器が膨張・収 縮できるように少なくとも一部分がたわみ性を有し、内部空間を限定する外壁と 、注射器（１６）または類似の装置を用いて該空間に接近できるように該壁に配 設した第１接続手段（１４）とより成る貯蔵または収納用容器において、該容器 にさらに容器を接続するために接続手段（１９）または移注手段（１４）を具備 し、該第１接続手段（１４）と第２接続手段（１９）が各々、該第１接続手段に 接続した前記注射器（１６）または類似の装置と該第２接続手段（１９）に接続 した前記のもう一つの容器または移注手段の間に連絡するように、容器の収縮状 態において前記内部空間内で互いに接続し得る部分（１８，２０：３３，３４： ４６：４９：５６，５７）を有していることを特徴とする液体および乾燥物質の 貯蔵または収納用容器。 ２．容器内に配置した前記の第１接続手段（１４）と第２接続手段（１９）の相 互に接続できる部分に、各々液体を連絡する横孔が少なくとも１個設けられてお り、前記相互接続部分の相互接続位置の少なくとも１位置において開口が閉じる ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の液体および乾燥物質の貯蔵また は収納用容器。 ３．前器の第１接続部材（１４）に穿孔できるシール部材（２９：４７）が取付 けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の液体および乾燥物 質の貯蔵または収納用容器。 ４．前記の第２接続部材（１９）に穿孔できるシール部材（３４：５２：５８） が取付けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項または第３項に記載 の液体および乾燥物質の貯蔵または収納用容器。 ５．前記の第１接続部材（１４）が円筒状であり、シール部材（４７）を取付け た１つの固定部（４４）と、注射器（１６）または注射器に取付けた部材を接続 する継手手段（４３）とを有していることを特徴とする特許請求の範囲第３項に 記載の液体および乾燥物質の貯蔵または収納用容器。 ６．前記の第２接続部材（１９）のシール部材（４７）を貫適するための穿刺部 材（４２）が前記第１接続部材に取付けられていることを特徴とする特許請求の 範囲第４項または第５項に記載の液体および乾燥物質の貯蔵または収納用容器。 ７．前記穿刺部材（４２）が、前記円筒状部材（４４，４５）内に伸長位置で受 入れられ、第１の収縮位置で第１の接続部材（１４）のシール部材（４７）に貫 通し、第２の収縮位置で第１と第２の接続部材の相互接続位置の前記第２の位置 における第２接続部材（１９）のシール部材（５２）に貫通することを特徴とす る特許請求の範囲第５項または第６項に記載の液体および乾燥物質の貯蔵または 収納用容器。 ８．ばね部材（３５）が前記の第１と第２の接続部材（１４，１９）の間に伸長 し、該ばね部材が前記穿刺部材（３３：５４）を囲んでいることを特徴とする特 許請求の範囲第５項に記載の液体および乾燥物質の貯蔵または収納用容器。 ９．前記ばね部材（３５）のばねの力が穿刺部材（３３）の鋭端を前記接続部材 （１９）のシール部材（３４）の内部に保持できるように配置してあり、該鋭端 が該シール部材を貫通するためには外部圧力を必要とすることを特徴とする特許 請求の範囲第８項に記載の液体および乾燥物質の貯蔵または収納用容器。 １０．穿刺部材（５４）の鋭端を受入れるための剛性の保護部材（５５）が、前 記の第２接続部材（１９）に隣接した前記容器に取付けられており、前記容器が たわみ性を有し前記鋭端が前記保護部材から前記第２接続部材に移動するのを許 容することを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載の液体および乾燥物質の貯 蔵または収納用容器。