JPH02501662A - 耐燃性ポリエーテルイミド樹脂配合物 - Google Patents
耐燃性ポリエーテルイミド樹脂配合物Info
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- JPH02501662A JPH02501662A JP63507474A JP50747488A JPH02501662A JP H02501662 A JPH02501662 A JP H02501662A JP 63507474 A JP63507474 A JP 63507474A JP 50747488 A JP50747488 A JP 50747488A JP H02501662 A JPH02501662 A JP H02501662A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
耐燃性ポリエーテルイミド樹脂配合物
成形性、熱成形に対する適合性、優れた耐溶剤性及びきわめて低い燃性によって
特徴付けられる重合体配合物に関する。該重合体配合物は航空機内装用の種々の
パネル及び部材の構築用として特に適するものである。
エンジニアリング熱可塑性プラスチックは軽量でありかつ耐久性及び強度に優れ
ているので航空機内部の多くの部材の構築用に使用されている。壁パネル、頭上
貯蔵ロッカー、給仕用トレー、背もたれ、客室間仕切り等のような部材は押出熱
成形、射出成形及び吹込み成形技術によって慣用的かつ経済的に製造されている
。したがって、これらの部材に使用される熱可塑性樹脂はか−る製造技術に適合
し得るものであるべきである。
航空機の客室内装用部材はしばしば洗剤、洗浄用溶液、塗料除去剤等のごとき種
々の溶剤にさらされる。か〜る溶剤及び溶液はある種の熱可塑性樹脂から製造さ
れた部材の亀裂及びひび割れのような劣化を惹起し得る。かかる部材の製造のた
めに使用されるエンジニアリング熱可塑性プラスチックは溶剤による劣化に耐性
を示すことがきわめて望ましい。
航空機の災害が起った際の生存可能性に関する火災及び煙の影響に対する最近の
対応は輸送用航空機の内装に使用される構築材料の耐燃性に対する基準の公布に
至った。航空機内装部材の構築用に慣用されているエンジニアリング熱可塑性プ
ラスチックの1つの欠点は最新の燃焼性能基準に合格し得ない点である。
か−る基準は米連邦法律14、部門25−耐空性基準−輸送用航空機CPIar
t 25−Airworthlness 5tandards−Tnanspo
rt Category Alrplanes or Tltle 14.Co
de or FederalRegulations)に対する1986年改正
条項に含まれてい8月7日付参照)。燃焼性基準はオハイオ州立大学において開
発されたヘッド測熱試験(head calorlmetry tests )
に基づくものである。か〜る試験は前記引用した14C1F、R,部門25に対
する改正条項に記載されておりかっこ−に参考のために引用する。
従来、かかる必要な物理的性質及び加工特性をもつ慣用のエンジニアリング熱可
塑性プラスチックは前段に引用した燃焼性基準に合格し得ないものであった。
発明の要旨
本発明によれば、重合体配合物はポリエーテルイミド、衝撃強さを増大するのに
有効な量のシロキサンポリエーテルイミド共重合体及び耐溶剤性を増大するのに
有効な量のポリカーボネートを含有する。
本発明の重合体配合物は航空機客室内装部材として使用するために重要な物理的
及び化学的抵抗性を有することが認められた。さらに、これらの配合物はかNる
航空機内装用部材について制定された厳しい燃焼性基準を満たし又はそれを超え
るものである。
発明の詳細な説明
本発明の配合物に使用されるポリエーテルイミドは周知の射出成形し得るエンジ
ニアリング熱可塑性プラスチックである。ポリエーテルイミドは高い衝撃強さ、
高い耐熱性及び良好な加工性によって特徴付けられる。しかしながら、非変性ポ
リエーテルイミドは吹込成形の用途には広範囲にわたる使用は認められていない
。
本発明の配合物の製造に使用されるポリエーテルイミド[式中、“aoは1より
大きい整数、たとえば10〜10゜000又はそれ以上であり−Tは一〇−又は
式−〇−2−0−の基であり、該基−〇−又は−〇−2−0−の二価の結合手は
3.3’、3.4’ 、4.3’又は4.4′−位にあり;Zは(A): ’
及び(B)一般式
(式中、Xは式
(たりしyは1〜約5の整数である)の二価の基からなる群から選んだ一員であ
る)の二価の有機基からなる群の一員であり;そしてRは(a)δ〜約20個の
炭素原子をもつ芳香族炭化水素基及びそのハロゲン化誘導体、(b)2〜約20
個の炭素原子をもつアルキレン基、3〜約20個の炭素原子をもつシクロアルキ
レン基及び(C)一般式(式中、Qは
−5−1−o−1−c−1−8−及び−CxH2x−からなる群から選んだ一員
でありそしてXは1〜約5の整数である)の二価の基からなる群から選んだ二価
の有機基である]の反復基を含む。
一実施態様においては、ポリエーテルイミドは前述したエーテルイミド単位のほ
かに、さらに式(式中、Rは前記定義したとおりでありそしてMは(たソしBは
−5−又は−〇−である)からなる群から選ばれる)のポリイミド反復単位を含
む共重合体であり得る。
これらのポリエーテルイミド共重合体及びそれらの製造はWllllassらの
米国特許第3,983,093号明細書に記載されている。
ポリエーテルイミドは式
の芳香族ビス(エーテル無水物)と式
H2N−R−NH2(n)
の有機ジアミンとの反応(式中、T及びRは前記定義したとおりである)を包含
する当業者に周知の任意の方法によって製造することができる。
式1のビス(エーテル無水物)は、たとえば、1.3−ビス(2,3−ジカルボ
キシフェノキシ)ベンゼン ジ無水物;
1.4−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベンゼン ジ無水物;
1.3−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベンゼン ジ無水物;
1.4−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベンゼン ジ無水物:及び
4.4′−ビス(フタル酸無水物)エーテル;を包含する。
式lに包含される芳香族ビス(エーテル無水物)の好ましい一群はつぎに示す式
■、■及びVの化合物及びそれらの混合物を包含する。
(式中、Yは
o an、 。
II I 11
一〇−1−S−1−C−1−C−及び−S−からなる群から選ばれる。)
弐■の芳香族ビス(エーテル無水物)は、たとえば、2.2−ビス[4−(3,
4−ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロパン ジ無水物;
4.4′−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテル ジ無
水物;
フェニルスルフィド ジ無水物;
4.4′−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン ジ無
水物;及びそれらの混合物を包含する。
式■の芳香族ビス(エーテル無水物)は、たとえば、2.2−ビス[4−(2,
3−ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロパン ジ無水物;
4.4′−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテル ジ無
水物:
4.4′−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフィド ジ
無水物;
4.4′−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン ジ無
水物;及びそれらの混合物を包含する。
式Vの芳香族ビス(エーテル無水物)は、たとえば、4−(2,3−ジカルボキ
シフェノキシ) −4’ −(3゜4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニル−
2,2−プロパン ジ無水物; ゛
4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4’ −(3゜4−ジカルボキシフ
ェノキシ)ジフェニルエーテル ジ無水物;
4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)4’ −(3゜4−ジカルボキシフェ
ノキシ)ジフェニルスルフィド ジ無水物;
4−(2’、3−ジカルボキシフェノキシ)−4’ −(3゜4−ジカルボキシ
フェノキシ)ベンゾフェノン ジ無水物;4−(2,3−ジカルボキシフェノキ
シ’)−4’ −(3゜及びそれらの混合物であり得る。
ポリエーテルイミド/ポリイミド共重合体を使用する場合には、無水ピロメリト
酸のようなジ無水物をビス(エーテル無水物)と組合わせて使用する。
式(I)の芳香族ビス(エーテル無水物)のいくつかは米国特許第397290
2号明細書(Darrell Heath及びJoseph VDth)に示さ
れている。該明細書に記載されるごとく、ビス(エーテル無水物)は双極性非プ
ロトン溶剤の存在におけるニトロ置換フェニルジニトリルと二価フェノール化合
物の金属塩との反応生成物の加水分解及びそれに上記式(I)に同様に包含され
る別の芳香族ビス(エーテル無水物)はKoton、M、M、 、Florin
ski 、Be5sonov、M、 !、及びRudakov、A、P、 (I
n5t1tute or Heteroorganic Compounds、
Acadesy or 5eiences、U、S、S、R,)によってソビエ
ト連邦特許第257.010号明細書(1969年11月11日付;出願日19
67年5月3日)及びM、M、Koton、F、S、Florinskに示され
ている。
式(11)の有機ジアミンは、たとえば、m−フェニレンジアミン、
p−フェニレンジアミン、
4.4′−ジアミノジフェニルプロパン、4.4′−ジアミノジフェニルメタン
(通常4.4’ −メチレンジアニリンと呼ばれる)、
4.4′−ジアミノジフェニルスルフィド、4.4′−ジアミノジフェニルスル
ホン、4.4′−ジアミノジフェニルエーテル(通常4,4′−オキシジアニリ
ンと呼ばれる)、
1.5−ジアミノナフタリン、
3.3′−ジメチルベンジジン、
3.3’ ・−ジメトキシベンジジン、2.4−ビス(β−アミノ−1−ブチル
)トルエン、ビス(p−β−アミノ−t−ブチルフェニル)エーテル、ビス(p
−β−メチル−〇−アミノフェニル)ベンゼン、1.3−ジアミノ−4−イソプ
ロピルベンゼン、1.2−ビス(3−アミノプロポキシ)エタン、ベンジジン、
m−キシリレンジアミン、
2.4−ジアミノトルエン、
2.6−ジアミノトルエン、
ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、3−メチルへブタメチレンジアミン
、
4.4−ジメチルへブタメチレンジアミン、2.11−ドデカンジアミン、
2.2−ジメチルプロピレンジアミン、オクタメチレンジアミン、
3−メトキシヘキサメチレンジアミン、2.5−ジメチルへキサメチレンジアミ
ン、2.5−ジメチルへブタメチレンジアミン、3−メチルへブタメチレンジア
ミン、
5−メチルノナメチレンジアミン、
1.4−シクロヘキサンジアミン、
1.12−オクタデカンジアミン、
ビス(3−アミノプロピル)スルフィド、N−メチル−ビス(3−アミノプロピ
ル)アミン、ヘキサメチレンジアミン、
ヘプタメチレンジアミン、
ノナメチレンジアミン、
デカメチレンジアミン、
及びか−るジアミン類の混合物を包含する。
好ましいポリエーテルイミドはアメリカ合衆国、マサチューセッツ州、ビッツフ
ィールド在、ゼネラル・エレクトリック社から登録商標“アルテム(ULTEM
)”として商業的に入手可能である。
本発明の配合物に使用されるシロキサンポリエーテルイミド共重合体はポリエー
テルイミドのために使用されたと同様の方法で、たvし有機ジアミン反応剤の一
部又は全部を式
(式中、n及びmはそれぞれ独立的に1〜約10、好ましくは1〜約5の整数で
あり、モしてgは1〜約40、好ましくは約5〜約25の整数である)のアミン
末端オルガノシロキサンによって置換えることによって、製造し得る。
式■の有機ジアミン及び式■のアミン末端オルガノシロキサンはビス(エーテル
無水物)との反応に先立って物理的に混合され、かくして実質的にランダムな共
重合体を形成し得る。別法によれば、ブロック又は交互共重合体は重合体技術に
おいて周知のごとくプレポリマーを形成することによるか又は反応剤を逐次的に
添加することによって形成することができる。
好ましい末端オルガノシロキサンはn及びmがそれぞれ3でありかつgが約9〜
約20の範囲の平均値をもつような分子量分布を有する式■をもつものである。
シロキサンポリエーテルイミド共重合体のジアミン成分は一般に約20〜50モ
ル%の式■のアミン末端オルガノシロキサン及び約50〜80モル%の式■の有
機ジアミンを含有する。好ましい共重合体においては、ジアミン成分は約25〜
約40モル%、もっとも好ましくは約30モル%のアミン末端オルガノシロキサ
ンを含有する。
本発明の配合物に使用されるポリエーテルイミド及びシロキサンポリエーテルイ
ミド共重合体はいずれもポリニーって製造し得る。現在好ましい一製造法は米国
特許第4゜417.044号明細書に記載されている。
本発明の配合物に使用されるポリカーボネートは周知の、商業的に入手し得る樹
脂であ・る。これらは高・分子量、熱可塑性芳香族重合体゛であり、約8000
から200.000より大きい平均分子量、好ましくは約20,000〜80゜
000の平均分子量及び塩化メチレン中で25℃で測定して約0.4.0〜約1
、 5 dl/ g ノ固有粘度(1,V、)をもつ単独ポリカーボネート、
共ポリカーボネート及び共ポリエステルカーボネート及びそれらの混合物を包含
する。
一実施態様においては、ポリカーボネートは二価フェノール及びカーボネート前
駆体から誘導されがっ一般に式(式中、Yはポリカーボネート生成反応に使用さ
れる二価フェノールの二価芳香族基である)の反復構造単位を含む。
ポリカーボネートの製造用に適当な二価フェノールはたとえば2.2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、2
.2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパン、4゜4−ビス(
4−ヒドロキシフェニル)へブタン、2.2−(3,5,3’ 、5’−テトラ
クロル−4,4′−ジヒドロキシフェニル)プロパン、2.2− (3,5,3
’ 5’−テトラブロム−4,4′−ジヒドロキシフェニル)プロパン及び(3
,3’−ジクロル−4,4′−ジヒドロキシジフェニル)メタンのような二価フ
ェノールを包含する。
前記ポリカーボネートの製造に使用するに同様に適する他の二価フェノールは米
国特許第2.999.835号、同第3.038,365号、同第3.334,
154号及び同第4,131.575号明細書に開示されている。
本発明の配合物の製造に使用するために単独重合体よりもカーボネート共重合体
又はインターポリマーが望まれる場合には、二種又はそれ以上の異なる二価フェ
ノール又は二価フェノールとグリコールとの又はヒドロキシ−もしくは酸−末端
ポリエステルとの、又は二塩基酸との共重合体を使用し得ることは勿論である。
また芳香族ポリカーボネートを与えるために前記物質の任意の配合物を使用する
こともできる。さらに、米国特許第4.001.184号明細書に記載される如
き分岐状ポリカーボネートも本発明の実施において線状ポリカーボネートと分岐
状ポリカーボネートとの配合物同様使用することができる。
使用されるカーボネート前駆体はカルボニルハライド、カーボネートエステル又
はハロホルメートのいずれであることもできる。使用し得るカルボニルハライド
はカルボニルブロマイド、カルボニルクロライド及びそれらの混合物である。使
用し得るカーボネートエステルの典型的なものはジフェニルカーボネート;ジ(
クロルフェニル)カーボネート、ジ(ブロムフェニル)カーボネート、ジ(トリ
クロルフェニル)カーボネート、ジ(トリブロムフェニル)カーボネート等のご
ときジ(ハロフェニル)カーボネートニジ(トリル)カーボネート等のごときジ
(アルキルフェニル)カーボネート;ジ(ナフチル)カーボネート;ジ(クロル
ナフチル)カーボネート;又はそれらの混合物である。
適当なハロホルメートは二価フェノールのビスハロホルメート(ハイドロキノン
のビスクロルホルメート等)又はグリコールのビスハロホルメート(エチレング
リコール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコール等のビスハロホル
メート)を包含する。その他のカーボネート前駆体も当業者には容易に思い浮ぶ
であろうが、ホスゲンとしても知られるカルボニルクロライドが好ましい。
ポリカーボネートはまた米国特許第4,430.484号明細書中にC1ayt
on B、Qulnnによりて及びそこに引用された参考文献中に記載されるご
とき共ポリエステルカーボネートであり得る。好ましいポリエステルカーボネー
トは前述した二価フェノール及びカーボネート前駆体及び芳香族ジカルボン酸又
は鎖酸のシバライド、たとえばジクロライド、から誘導されるものである。芳香
族ポリエステルカーボネートのきわめて有用な一群はビスフェノールA:テレフ
タル酸、イソフタル酸又はそれらの混合物又はそれらの酸クロライド;及びカル
ボニルクロライドから誘導されるものである。テレフタル酸及びイソフタル酸の
混合物を使用する場合には、テレフタル酸対イソフタル酸の重量比は約5:95
〜約95:5であり得る。
本発明の配合物において使用されるポリカーボネートは、たとえば前記引用した
文献及び米国特許第4,018,750号及び同第4,123.436号明細書
に示された方法に従って二価フェノールとジフェニルカーボネート又はカルボニ
ルクロライドのようなカーボネート前駆体とを反応させることにより又は米国特
許第3,153.008号明細書に開示されるごときエステル交換技術ならびに
当業者に既知の他の方法によるごとき既知の方法によって製造することができる
。
芳香族ポリカーボネートは典型的には分子量調節剤、酸受容体及び触媒を使用す
ることによって製造される。使用し得る分子量調節剤はフェノール、シクロヘキ
サノール、メタノール、アルキル化フェノール、たとえばオクチルフェノール、
p−t−ブチルフェノール等を包含する。好ましくは、フェノール又はアルキル
化フェノールが分子量調節剤として使用される。
酸受容体は有機又は無機の酸受容体のいずれであることもできる。適当な有機め
酸受容体は第3級アミンであり、ピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリ
ン、トリブチルアミン等を包含する。無機の酸受容体はアルカリ又はアルカリ土
類金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩又は燐酸塩のいずれであってもよい酸受容
体であり得る。
使用し得る触媒は単量体とカルボニルクロライドとの重合を典型的に助長するも
のである。適当な触媒はトリエチルアミン、トリプロピルアミン、N、N−ジメ
チルアニリンのような第3級アミン、たとえばテトラエチルアンモニウムブロマ
イド、セチルトリエチルアンモニウムブロマイド、テトラ−n−ヘプチルアンモ
ニウムヨーダイト、テトラ−n−プロピルアンモニウムブロマイド、テトラエチ
ルアンモニウムブロマイド、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラ−
n−ブチルアンモニウムヨーダイト、ベンジルトリメチルアンモニウムクロライ
ドのような第4級アンモニ、ウム化合物及びたとえばn−ブチルトリフェニルホ
スホニウムブロマイド及びメチルトリフェニルホスホニウムブロマイドのような
′!J4級ホスホニウム化合物を包含する。
熱可塑性のランダムに分岐したポリカーボネートを与えるように多官能性芳香族
化合物を単量体及びカーボネート前駆体と反応させてなる分岐ポリカーボネート
もまた包含される。多官能性芳香族化合物はカルボキシル、カルボン酸無水物、
へロホルミル又はそれらの混合物である少なくとも3個の官能基を含有する。使
用し得る多官能性芳香族化合物の例は無水トリメリド酸、トリメリド酸、トリメ
リチルトリクロライド、4−クロルホルミル無水フタル酸、ピロメリト酸、ピロ
メリト酸ジ無水物、メリト酸、無水メリト酸、トリメシン酸、ベンゾフェノンテ
トラカルボン酸無水物等を包含する。好ましい多官能性芳香族化合物は無水トリ
メリド酸及びトリメリド酸又はそれらの酸ハライド誘導体である。
本発明の配合物の成分の相対的割合は広範囲に変動し得る。一般に、シロキサン
ポリエーテルイミド共重合体は衝撃強度増強量で使用される。かへる量はたとえ
ば全重合体〜約30重量%の範囲であり得る。
シロキサンポリエーテルイミド共重合体とポリエーテルイミドとの配合はポリエ
ーテルイミドの種々の物理的性質を顕著に改良することが認められた。特にこの
配合物の衝撃強さは未変性ポリエーテルイミドのそれよりも著しく良好である。
さらに、この配合物はシート押出、熱成形、射出成形及び吹込成形によって容易
に有用な部材に形成される。吹込成形はある種の部材の量産のための効率的かつ
経済的な方法である。ポリエーテルイミド/シロキサンポリエーテルイミド共重
合体からなる二成分配合物の加熱撓み温度(HDT)は特に未配合のシロキサン
ポリエーテルイミド共重合体がむしろ低い)IDTをもつ点からみて予想外に高
いものである。ポリエーテルイミド/シロキサンポリエーテルイミド共重合体配
合物のさらに予想外の利点は対応する未変性のポリエーテルイミドと比較して亀
裂伝播に対してより大きい耐性をもちかつ加熱老化後に増大した衝撃抵抗保有率
を有する点である。この後者の性質は熱成形を必要とする用途に重要である。
驚くべきことに、ポリエーテルイミド/シロキサンポリエーテルイミド共重合体
配合物へのポリカーボネートの添加は前述した物理的性質を犠牲にすることなし
に配合物の性質をさらに改良する。ポリカーボネート成分によってもたらされる
主要な利点は該配合物に耐溶剤性を付与することである。得られる配合物の衝撃
強さは特に高い。
ポリカーボネートは配合物中において有効な耐溶剤性を付与するに十分な濃度で
使用される。か\る量は一般に全重合体含量の約5〜約40重量%、好ましくは
約10〜約30重量%の範囲である。したがって配合物のポリエーテルイミド成
分は他の重合体成分の濃度に応じて全重合体含量の約20重量%〜約93重量%
を構成する。電型合体成分のほかに、配合物は充填剤、添加剤、補強剤、顔料等
のような他の物質を含み得る。本発明の配合物はきわめて低い燃焼性を示す。こ
れらの配合物は米連邦法律14、部門25の燃焼性基準に合格し又はそれを超え
るものである。さらに、1716インチ厚における実験室試験において、該配合
物は1980年1月24日のアンダーライター実験室(υmdervriter
s Laboratories )のプラスチック材料の燃焼性公示“(Fla
mmability or Plastie sat′erlals Bull
etin) ’によって定められるごとき燃焼性についてのUL94V−0の要
求を満たすことが認められた。
本発明に従う種々の配合物を製造しその物理的性質及び耐燃性について試験した
。これらの試験の結果をつぎの実施例中に示す。これらの実施例は単に例証のた
めのものであって、限定を意図するものではない。
実施例1−12
後記第1表中に示す重合体配合物を実験室用押出機を用い、慣用の溶融配合法に
よって製造した。これらの配合物を小さい直径のストランドに押出し、これらを
さらに試験部材に成形するためのベレットに切断した。
これらの実験に使用されたポリエーテルイミド樹脂はゼネラル・エレクトリック
社によって商標アルテム(ULTEM )(登録商標)として販売されている商
業的に入手し得る樹脂である。これらの実験において使用されたポリエーテルイ
ミドは2,2−ビス[4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロ
パンジ無水物(“BPA−DA” )及びm−フェニレンジアミンを反応させる
ことによって製造された単独重合体であった。シロキサンポリエーテルイミド共
重合体はm−フェニレンジアミン及びアミン末端オルガノシロキサンの混合物と
BPA−DAとの反応生成物であった。第1表中に型Aと表示されたシロキサン
ポリエーテルイミド共重合体はBPA−DA及びm−フェニレンジアミン60モ
ル%及び式■(式中、n及びmは3でありモしてgは平均値9である)のアミン
末端オルガノシロキサン40モル%の混合物から製造されたランダム共重合体で
あった。型Bと表示されたシロキサンポリエーテルイミド共重合体はランダム共
重合体よりもむしろブロック共重合体である点を除いては型Aと同じものであっ
た。型Cと表示されたシロキサンポリエーテルイミド共重合体はブロック共重合
体であること、ジアミン成分が30モル%のアミン末端オルガノシロキサンを含
有すること及びgの平均値が15であることを除いては型Aと同じものであった
。
これらの実験に使用されたポリカーボネートはビスフェノールA及びカルボニル
クロライドの反応生成物であった。
これはクロロホルム溶液中で25℃で測定して約0.7の固有粘度を宵していた
。
第1表中に示されたデータは本発明の配合物が予想外に高い加熱撓み温度をもち
、改善された耐衝撃性を存しかっ吹込成形に適合し得るものであることを例証し
ている。さらに、これらの配合物は低い燃焼性及び放熱量をもつことが認められ
、したがってこれらの配合物は航空機の内装部材としての用途に特に適合せしめ
られる。
実施例13−18
一連の試料配合物を耐溶剤性について試験した。これらの試験結果を後記第■表
に示す。この試験法はクリーニングにおけるごとく溶剤への間欠的暴露にシミュ
レートさせて、材料及び部材が製造条件又は技術の結果として機械的に応力を加
えられるように設定された。
射出成形された試片(2,5インチ×0.5インチ×0゜125インチ)を所定
の歪、したがって応力が材料の外層中に誘発されるように弯曲した取付具上に載
置した。
これらの試片の応力を加えられた表面をついで綿を先端にとりつけたアプリケー
ターを用いて溶剤(トルエン又はメチルエチルケトン)で湿潤させた。ついでこ
れらの試片を風乾(10分〜1時間の期間)せしめそして破壊がすでに生じてい
ない限り溶剤の塗布を反復した。溶剤処理の時間数及び試片を溶剤でぬぐいかつ
乾燥せしめた回数を各試験片について第■表に示す。
各試験片を観察しモしてつぎの基準方式に従って等板付けした。
1−影響なし
2−単に微視的影響
(試片は肉眼検査によっては変化を認められないが、拡大条件下では微小な表面
のひび割れが認められた)
3−表面に障害
4−肉眼で認め得るひび割れ
5−破壊(試片の破断)
これらの試験用の重合体配合物は実施例1−12におけるごとく製造した。これ
らの試験に使用されたポリエーテルイミドは実施例1−12に“型入″と表示さ
れた重合体であった。実施例13で使用されたシロキサンポリエーテルイミド共
重合体は実施例1−12に°型A′と表示された重合体でありそして実施例14
−18で使用されたシロキサンポリエーテルイミド共重合体は実施例1−12で
2型B′と表示された重合体であった。これらの試験において使用されたポリカ
ーボネートは実施例1−12において使用されたものと同一であった。
第 1 表(続き)
第1表についての脚注
1.ASTM試験法D648によって測定した。
2、ASTM試験法D256によって測定した(逆ノツチ試験は衝撃の反対側に
ノツチをもつ試験棒を使用する)。
3、ダイナタップ(Dynatup ) (R,T、M、)試験は荷重及び変位
センサーを使用してプラスチックスの高速貫通性を測定する。この試験はダイナ
タップ(R,T、M、)計測器を用い、実質的にASTM試験法D3763−8
5によって行なった。試験は3インチ直径の支持リングによって支持された直径
4インチ、厚み1/8インチの射出成形された円板上で行なった。各試料につい
て5個〜10個の複製試験片を試験して試験片の破壊を惹起すに要する平均仕事
量(フィート−ボンド)を測定した。
4、試験は14C,F、R0部門25に記載される方法に従ってオハイオ州立大
学で行なった。試験は厚み0.075−0.085インチの吹込成形試験部材に
ついて行なった。
5、配合物は高含有量の二酸化チタン基顔料を含有していた。
国際調査報告
と
□1
国際調査報告
US 8703107
S^ 24300
Claims (21)
- 1.約20重量%〜約93重量%のポリエーテルイミド、約2重量〜約40重量 %のシロキサンポリエーテルイミド共重合体及び約5重量%〜約40重賃%のポ リカーボネートを含有してなる重合体配合物。
- 2.ポリエーテルイミドが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Tは−O−又は式−O−Z−O−の基であり、該基−O−又は−O−Z −O−の二価の結合手は3,3′,3,4′,4,3′又は4,4′位にあり; Zは(A)▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等がありま す▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ 、▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼ 及び(B)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは式 −CyH2y−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等が あります▼、−O−及び−S−(たゞしyは1〜約5の整数である)の二価の基 からなる群から選んだ一員である)の二価の有機基からなる群の一員であり;そ してRは(a)6〜約20個の炭素原子をもつ芳香族炭化水素基及びそのハロゲ ン化誘導体、(b)2〜約20個の炭素原子をもつアルキレン基、3〜約20個 の炭素原子をもつシクロアルキレン基及び(c)一般式▲数式、化学式、表等が あります▼ (式中、Qは −S−、−O−、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等が あります▼及び−CxH2x−からなる群から選んだ一員でありそしてxは1〜 約5の整数である)の二価の基からなる群から選んだ二価の有機基である)の反 復単位を含む請求項1記載の重合体配合物。
- 3.ポリエーテルイミドがさらに式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは請求項2に定義したとおりでありそしてMは▲数式、化学式、表等 があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼及び▲数式、化学式、表等が あります▼(たゞしBは−S−又は▲数式、化学式、表等があります▼である) からなる群から選ばれる)のポリイミド反復単位を含有する請求項2記載の重合 体配合物。
- 4.シロキサンポリエーテルイミド共重合体が式▲数式、化学式、表等がありま す▼ の反復単位及び式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の反復単位(式中、T及びRは請求項2に定義したとおりであり、n及びmはそ れぞれ1〜約10の整数でありそしてgは1〜約40の整数である)から本質的 になる請求項1記載の重合体配合物。
- 5.シロキサンポリエーテルイミド共重合体がさらに式▲数式、化学式、表等が あります▼ [式中、Mは請求項3に定義したとおりでありそしてR′はR又は式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、n及びmはそれぞれ1〜約10の整数でありそしてgは1〜約40の整 数である)の基である]の反復単位を含有する請求項4記載の重合体配合物。
- 6.ポリカーボネートが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Yは二価芳香族基である)の反復単位を含有する請求項1,2,3又は 4のいずれかに記載の重合体配合物。
- 7.Yが2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロ キシフェニル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル) プロパン、4.4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタン、2,2−(3, 5,3′,5′−テトラクロル−4,4′−ジヒドロキシフェニル)プロパン、 2,2−(3,5,3′,5′−テトラブロム−4,4′−ジヒドロキシフェニ ル)プロパン及び(3,3′−ジクロル−4,4′−ジヒドロキシジフェニル) メタン又はそれらの混合物からなる群から選んだ二価フェノールからの二価芳香 族残基である請求項6記載の重合体配合物。
- 8.ポリカーボネートが芳香族二価フェノール、カーボネート前駆体及び芳香族 ジカルボン酸から誘導されたポリエステルカーボネートである請求項1,2,3 又は4のいずれかに記載の重合体配合物。
- 9.芳香族二価フェノールが2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン 、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3 −メチルフェニル)プロパン、4,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタ ン、2,2−(3,5,3′5′−テトラクロル−4,4′−ジヒドロキシフェ ニル)プロパン2,2−(3,5,3′5′−テトラブロム−4,4′−ジヒド ロキシフェニル)プロパン及び(3,3′−ジクロル−4,4′−ジヒドロキシ ジフェニル)メタン又はそれらの混合物からなる群から選ばれる請求項8記載の 重合体配合物。
- 10.芳香族ジカルボン酸がテレフタル酸又はイソフタル酸又はそれらの混合物 である請求項9記載の重合体配合物。
- 11.n及びmが1〜約5の整数でありそしてgが5〜約25の整数である請求 項4記載の重合体配合物。
- 12.gが9〜約20の平均値をもつ請求項11記載の重台体配合物。
- 13.シロキサンポリエーテルイミド共重合体が実質的にランダムな共重合体で ある請求項1,2,3又は4のいずれかに記載の重合体配合物。
- 14.シロキサンポリエーテルイミド共重合体がブロック共重合体である請求項 1,2,3又は4のいずれかに記載の重合体配合物。
- 15.シロキサンポリエーテルイミド共重合体が交互共重合体である請求項1, 2,3又は4のいずれかに記載の重合体配合物。
- 16.オルガノシロキサン含有反復単位がシロキサンポリエーテルイミド共重合 体の約20〜約50モル%を構成する請求項4記載の重合体配合物。
- 17.オルガノシロキサン含有反復単位がシロキサンポリエーテルイミド共重合 体の約25〜約40モル%を構成する請求項4記載の重合体配合物。
- 18.約5〜約30重量%のシロキサンポリエーテルイミド共重合体、約10〜 約30重量%のポリカーボネート及び約40〜約85重量%のポリエーテルイミ ドを含有する請求項1,2,3又は4のいずれかに記載の重合体配合物。
- 19.ポリエーテルイミドが式 ▲数式、化学式、表等があります▼ の反復単位から本質的になる請求項18記載の重合体配合物。
- 20.シロキサンポリエーテルイミド共重合体が式▲数式、化学式、表等があり ます▼ 及び ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、gは約9〜約20の平均値をもつ)の反復単位から本質的になる請求項 18記載の重合体配合物。
- 21.さらに充填剤、顔料、補強剤又はそれらの混合物を含有してなる請求項1 8記載の重合体配合物。
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