JP3263247B2 - ハロゲンを含まない難燃性ブレンド - Google Patents

ハロゲンを含まない難燃性ブレンド

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JP3263247B2 JP17633494A JP17633494A JP3263247B2 JP 3263247 B2 JP3263247 B2 JP 3263247B2 JP 17633494 A JP17633494 A JP 17633494A JP 17633494 A JP17633494 A JP 17633494A JP 3263247 B2 JP3263247 B2 JP 3263247B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハロゲンを含まないが
成形の際の物理的性質を維持する改良された難燃性の熱
可塑性成形用組成物に係る。特に、本発明の改良された
難燃性組成物は高分子量のポリエステルと難燃量のポリ
エーテルイミド‐オルガノポリシロキサンコポリマーと
の組成物であり、場合により、これらに加えてポリフェ
ニレンスルフィドおよび/またはポリエーテルイミドな
らびに充填材を含有していてもよい。本発明の成形用組
成物は、成形品、配線被覆のようなコーティング、押出
しチューブ材、異形押出し材、フィルムおよびシートな
どのような用途に有用である。
【0002】
【従来の技術】本発明の組成物の個々のポリマー成分は
周知のポリマーであり、また充填材も同様であり、これ
らは文献に記載されている。たとえば、米国特許第4,
816,527号にはポリカーボネートとシロキサン‐
ポリエーテルイミドコポリマーとのポリマーブレンドが
開示されており、シロキサン‐ポリエーテルイミドのコ
ポリマーに関してこの特許は引用により本明細書に含ま
れているものとする。また米国特許第4,141,92
7号には、ポリエーテルイミドと高分子量のポリエステ
ル、特にポリブチレンテレフタレートとのブレンドが開
示されている。
【0003】日本特許公告第021506号には、強化
材、ポリフェニレンスルフィド、およびポリブチレンテ
レフタレートやポリエチレンテレフタレートのようなポ
リエステルからなる熱可塑性ポリエステル組成物が開示
されている。特開昭63−77965号には、臭素化ポ
リスチレンおよび充填材を含有する難燃性のポリエチレ
ンテレフタレートならびにポリフェニレンスルフィド樹
脂が開示されている。この臭素化ポリスチレンは難燃性
添加剤である。
【0004】米国特許第4,689,365号には、繊
維で強化されポリフェニレンスルフィドとブレンドされ
たポリブチレンテレフタレート成形用組成物が開示され
ており、この組成物は気相はんだ付けに対する耐性が改
良されている。米国特許第4,450,266号には、
パラポリフェニレンスルフィドならびにこれと熱可塑性
のポリカーボネート、ポリエステルおよびポリエステル
‐カーボネートとの混合物用の安定剤としてのシロキサ
ン化合物の組成物が開示されている。
【0005】業界でよく知られている臭素化された難燃
剤は難燃性添加剤として特に有効である。しかし、臭素
やその他のハロゲンが環境に及ぼし得る影響の問題か
ら、代わりとなる非ハロゲン系難燃剤が強く求められて
いる。加えて、そのようなハロゲン含有化合物は加工・
処理の間または火にさらされた時腐食性の副生物を発生
し、そのためコンピューターの内部のような敏感な部分
またはマイクロチップに損傷を与えることがある。
【0006】
【発明の概要】本発明の改良された難燃性の熱可塑性組
成物は、フェノールとテトラクロロエタンの60:40
混合物中30℃で測定して少なくとも約0.4デシリッ
トル/グラム(dl/g)の固有粘度を有する高分子量の
線状ポリエステルと、難燃化量のポリエーテルイミド‐
オルガノポリシロキサンコポリマー難燃剤とを組み合わ
せて含む非ハロゲン化難燃性熱可塑性組成物である。ま
た本発明の組成物は、さらにポリフェニレンスルフィド
および/またはポリエーテルイミドおよび充填材を含ん
でいてもよい。より特定的には、本発明の組成物は約8
5〜40重量部の高分子量ポリエステルと約60〜15
重量部のポリエーテルイミド‐オルガノポリシロキサン
コポリマーからなる。場合によって本発明の組成物は、
さらに約1〜25重量部のポリフェニレンスルフィド、
5〜20重量部のポリエーテルイミドおよび約10〜4
0重量部の充填材(強化用でも非強化用の充填材でもよ
い)を含んでいることもある。重量部は、ポリエステ
ル、コポリマーおよび/またはその他の任意添加剤から
なる組成物の総重量を基準にする。
【0007】
【発明の詳細な開示】本発明によると、高分子量の線状
ポリエステル樹脂と難燃化量の難燃剤ポリエーテルイミ
ド‐オルガノポリシロキサンコポリマーとを組み合わせ
て含み、場合によってはさらにポリフェニレンスルフィ
ド、ポリエーテルイミドおよび/または充填材を含む改
良された難燃化熱可塑性成形用組成物が提供される。
【0008】本発明を実施する際に使用する高分子量の
ポリエステルは、2個以上の炭素原子を含有する脂肪族
もしくは環式脂肪族のジオールまたはそれらの混合物と
少なくとも1種の芳香族ジカルボン酸とから誘導され
る。本発明で利用するポリエステルは市販されている
か、あるいは公知の技術で製造することができ、たとえ
ば、フタル酸またはフタル酸類の混合物のエステルを脂
肪族のジオールでアルコーリシスした後重合するか、ジ
オールを遊離の酸またはそのハロゲン化物誘導体と共に
加熱するか、その他類似の方法によって製造することが
できる。これらは米国特許第2,465,319号およ
び第3,047,539号等に記載されている。
【0009】本発明の実施の際に使用する好ましいポリ
エステルの一群は、下記一般式の繰返し単位を有する高
分子量のポリマー性脂肪族テレフタレートおよび/また
はイソフタレート、ならびにそのようなエステルの混合
物、たとえばイソフタル酸単位が約30モル%までのテ
レフタル酸とイソフタル酸のコポリエステルより成るグ
ループのものである。
【0010】
【化1】
【0011】ここで、nは2から4までの整数である。
特に好ましいポリエステルはポリ(エチレンテレフタレ
ート)とポリ(1,4‐ブチレンテレフタレート)であ
る。代表的な高分子量のポリエステルは、60:40の
フェノール:テトラクロロエタン混合物中30℃で測定
して少なくとも約0.4デシリットル/グラム、好まし
くは少なくとも約0.7デシリットル/グラムの固有粘
度をもっている。少なくとも約1.1デシリットル/グ
ラムの固有粘度では本発明組成物の靭性がさらに向上す
る。
【0012】また、高分子量の線状ポリエステルに関し
ては、ポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテレ
フタレートの組み合わせも本発明の範囲内に包含され
る。この組み合わせは、これらのブレンドでもよいし、
またはポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテレ
フタレートのコポリマーと、ポリブチレンテレフタレー
トのホモポリマーおよびポリエチレンテレフタレートの
ホモポリマーとのブレンドでもよいし、またはこれら2
つのポリエステルのコポリマーでもよい。好ましい組み
合わせはポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテ
レフタレートとのブレンドである。もっとも、これら2
種のポリエステルのブレンドを押出す間に多少のコポリ
マーが生成し得るが、おそらく約5重量%の範囲内であ
ろう。通常、ポリブチレンテレフタレートとポリエチレ
ンテレフタレートのコポリマーの生成を抑えるために亜
リン酸系安定剤、特にホスファイト(亜リン酸エステ
ル)を添加する。このブレンドの場合、通常その組成は
ほとんどが、約30〜70重量部、好ましくは40〜6
0重量部のポリブチレンテレフタレートと、それに対応
して約30〜70重量部、好ましくは約60〜40重量
部のポリエチレンテレフタレートとで構成される。この
場合の重量部はポリブチレンテレフタレートとポリエチ
レンテレフタレートとの総重量を基準としている。
【0013】また本発明では、上記ポリエステルと少
量、たとえば0.5〜約2重量%の脂肪族の酸および/
または脂肪族のポリオールから誘導された単位とでコポ
リエステルを形成しているものも考えられる。この脂肪
族ポリオールとしてはポリ(エチレングリコール)のよ
うなグリコール類がある。これらは、たとえば米国特許
第2,465,319号および第3,047,539号
の教示に従って作成することができる。
【0014】コポリエステル中に存在することができる
単位の中には、たとえば約50個まで、またはそれ以上
の炭素原子を有する、環式脂肪族、直鎖および分枝鎖酸
を含めた脂肪族ジカルボン酸、たとえば、アジピン酸、
シクロヘキサン二酢酸、二量体化C16〜C18不飽和酸
(すなわち炭素原子32〜36個)、三量体化された
酸、などから誘導されたものがある。
【0015】本発明で使用される別の好ましい一群のポ
リエステルは環式脂肪族ジオールと芳香族ジカルボン酸
から誘導されるものである。たとえば1,4‐シクロヘ
キサンジメタノールのシス異性体かトランス異性体(ま
たはその混合物)を芳香族のジカルボン酸と縮合させて
次式の反復単位を有するポリエステルを製造する。
【0016】
【化2】
【0017】ここで、1,4‐シクロヘキサンジメタノ
ールはそのシス異性体とトランス異性体の中から選択さ
れ、R10は6〜20個の炭素原子を含有するアリール基
を表わし、芳香族ジカルボン酸から誘導された脱カルボ
キシル残基である。上記式中のR10で示される芳香族ジ
カルボン酸の例としては、イソフタル酸、テレフタル
酸、1,2‐ジ(p‐カルボキシフェニル)エタン、
4,4′‐ジカルボキシジフェニルエーテルなど、およ
びこれらの混合物がある。これらの酸はすべて芳香核を
少なくとも1個含有している。1,4‐または1,5‐
ナフタレンジカルボン酸のような縮合環が存在している
こともできる。好ましいジカルボン酸はテレフタル酸
か、またはテレフタル酸とイソフタル酸の混合物であ
る。
【0018】好ましいポリエステルは、1,4‐シクロ
ヘキサンジメタノールのシス異性体かトランス異性体
(またはそれらの混合物)を、イソフタル酸とテレフタ
ル酸の混合物に反応させて誘導することができる。これ
らのポリエステルは次式の繰返し単位をもっている。
【0019】
【化3】
【0020】別の好ましいポリエステルは、シクロヘキ
サンジメタノール、アルキレングリコールおよび芳香族
ジカルボン酸から誘導されるコポリエステルである。こ
れらのコポリエステルを製造するには、たとえば1,4
‐シクロヘキサンジメタノールのシス異性体かトランス
異性体(またはこれらの混合物)およびアルキレングリ
コールを芳香族ジカルボン酸と縮合させて次式の繰返し
単位を有するコポリエステルを生成させる。
【0021】
【化4】
【0022】ここで、1,4‐シクロヘキサンジメタノ
ールはそのシス異性体とトランス異性体の中から選択さ
れ、R10はすでに定義した通りであり、nは2から4ま
での整数であり、c単位は約10〜約90重量%であ
り、d単位は約10〜約90重量%である。好ましいコ
ポリエステルは、1,4‐シクロヘキサンジメタノール
のシス異性体かトランス異性体(またはこれらの混合
物)、エチレングリコールおよびテレフタル酸を、たと
えば1:2:3のモル比で反応させて誘導することがで
きる。これらのコポリエステルは次式の繰返し単位をも
っている。
【0023】
【化5】
【0024】ここでcとdはすでに定義した通りであ
る。以上説明したポリエステルは市販されているし、あ
るいはたとえば米国特許第2,901,466号に記載
されている方法のように業界でよく知られている方法で
製造することができる。好ましい環式脂肪族ポリエステ
ルは、すでに説明したように、ポリ(1,4‐シクロヘ
キサンジメタノール‐テレフタレート/イソフタレー
ト)と、1,4‐シクロヘキサンジメタノール、エチレ
ングリコールおよびテレフタル酸およびポリ(エチレン
テレフタレート)のコポリエステルである。
【0025】本発明で使用するポリエステルの固有粘度
は、60:40のフェノール/テトラクロロエタン混合
物または類似の溶媒中23〜30℃で測定して少なくと
も約0.4dl/gであり、約2.0dl/g程度になって
もよい。本発明で使用するポリエーテルイミド‐オルガ
ノポリシロキサンコポリマーは、本質的に、次式
【0026】
【化6】
【0027】の繰返し単位と、次式
【0028】
【化7】
【0029】の繰返し単位とで構成されている。ただ
し、上記式中のTは
【0030】
【化8】
【0031】または、次式 −O−Z−O− の基であり、
【0032】
【化9】
【0033】または−O−Z−O−基の二価の結合は
3,3′位、3,4′位、4,3′位または4,4′位
にある。なお、Zは(A)
【0034】
【化10】
【0035】または(B)次の一般式
【0036】
【化11】
【0037】の二価の有機基より成る群の中の一員であ
る。ここで、Xは式
【0038】
【化12】
【0039】の二価の基より成る群の中から選択される
基であり、ここでyは1から約12までの整数である。
また、前記式中のRは(a)6〜約20個の炭素原子を
有する芳香族炭化水素基およびその誘導体、(b)2〜
約20個の炭素原子を有するアルキレン基、3〜約20
個の炭素原子を有するシクロアルキレン基、および
(c)一般式
【0040】
【化13】
【0041】の二価の基より成る群の中から選択される
二価の有機基である。ここで、Qは
【0042】
【化14】
【0043】より成る群の中から選択される基であり、
xは1から約12までの整数である。さらに、前記式中
のnとmはそれぞれ独立して1から約10までの整数で
あり、gは1から約100までの整数である。好ましい
ポリシロキサン‐ポリエーテルイミドコポリマーではn
とmがそれぞれ独立して1から約5までの整数であり、
gは5から約25までの整数であり、最も好ましくは約
9から約20までの整数である。
【0044】ポリエーテルイミド‐オルガノポリシロキ
サンコポリマーはブロックコポリマーでもランダムコポ
リマーでも交互コポリマーでもよい。オルガノシロキサ
ン含有繰返し単位はポリエーテルイミド‐オルガノポリ
シロキサンコポリマーの約20〜約50モル%を構成し
ているのが有利であり、約25〜約40モル%を構成し
ていると好ましい。
【0045】ポリエーテルイミド‐オルガノポリシロキ
サンコポリマーは周知のポリエーテルイミド生産プロセ
スで製造することができる。一般にこのコポリマーを製
造するには、次式
【0046】
【化15】
【0047】の芳香族ビス(エーテル無水物)を、式 H2 N−R−NH2 の有機ジアン、および式
【0048】
【化16】
【0049】のアミンで末端が停止したオルガノポリシ
ロキサンと反応させる。ここで、T、R、n、m、gは
上で定義した通りである。ひとつの態様の場合、ポリエ
ーテルイミド繰返し単位は、上記のエーテルイミド繰返
し単位に加えてさらに、次式のポリイミド繰返し単位を
含有していてもよい。
【0050】
【化17】
【0051】ここで、Rは上で定義した通りであり、M
【0052】
【化18】
【0053】より成る群の中から選択される。ここで、
Bは−S−または−CO−である。そのような基を含有
するポリエーテルイミドはウィリアムズ(Williams)らの
米国特許第3,983,093号(引用により本明細書
に含まれているものとする)に記載されている。シロキ
サン‐ポリエーテルイミドコポリマーを製造するのに使
用できるビス(エーテル無水物)としては、たとえば、
1,3‐ビス(2,3‐ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼン二無水物、1,4‐ビス(2,3‐ジカルボキシフ
ェノキシ)ベンゼン二無水物、1,3‐ビス(3,4‐
ジカルボキシフェノキシ)ベンゼン二無水物、1,4‐
ビス(3,4‐ジカルボキシフェノキシ)ベンゼン二無
水物、および4,4′‐ビス(フタル酸無水物)エーテ
ルがある。
【0054】一群の好ましい芳香族ビス(エーテル無水
物)の中には、次式(I)、(II)および(III )の化
合物、ならびにこれらの混合物が包含される。
【0055】
【化19】
【0056】ここで、Yは−O−、−S−、−CO−、
−C(CH3 2 −および−SO2 より成る群の中から
選択される。式(I)の芳香族ビス(エーテル無水物)
としては、たとえば、2,2‐ビス[4‐(3,4‐ジ
カルボキシフェノキシ)フェニル]プロパン二無水物、
4,4′‐ビス(3,4‐ジカルボキシフェノキシ)ジ
フェニルエーテル二無水物、4,4′‐ビス(3,4‐
ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフィド二無水
物、4,4′‐ビス(3,4‐ジカルボキシフェノキ
シ)ベンゾフェノン二無水物、4,4′‐ビス(3,4
‐ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン二無水
物、およびこれらの混合物がある。
【0057】式(II)の芳香族ビス(エーテル無水物)
としては、たとえば、2,2‐ビス[4‐(2,3‐ジ
カルボキシフェノキシ)フェニル]プロパン二無水物、
4,4′‐ビス(2,3‐ジカルボキシフェノキシ)ジ
フェニルエーテル二無水物、4,4′‐ビス(2,3‐
ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフィド二無水
物、4,4′‐ビス(2,3‐ジカルボキシフェノキ
シ)ベンゾフェノン二無水物、4,4′‐ビス(2,3
‐ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン二無水
物、およびこれらの混合物がある。
【0058】式(III )の芳香族ビス(エーテル無水
物)としては、たとえば、4‐(2,3‐ジカルボキシ
フェノキシ)‐4′‐(3,4‐ジカルボキシフェノキ
シ)ジフェニル‐2,2‐プロパン二無水物、4‐
(2,3‐ジカルボキシフェノキシ)‐4′‐(3,4
‐ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテル二無水
物、4‐(2,3‐ジカルボキシフェノキシ)‐4′‐
(3,4‐ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフ
ィド二無水物、4‐(2,3‐ジカルボキシフェノキ
シ)‐4′‐(3,4‐ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゾフェノン二無水物、4‐(2,3‐ジカルボキシフェ
ノキシ)‐4′‐(3,4‐ジカルボキシフェノキシ)
ジフェニルスルホン二無水物、およびこれらの混合物が
ある。
【0059】ポリエーテルイミド‐オルガノポリシロキ
サンを製造するのに使用できる有機ジアミンの例として
は、m‐フェニレンジアミン、p‐フェニレンジアミ
ン、4,4′‐ジアミノジフェニルプロパン、4,4′
‐ジアミノジフェニルメタン(通常は4,4′‐メチレ
ンジアニリンという)、4,4′‐ジアミノジフェニル
スルフィド、4,4′‐ジアミノジフェニルスルホン、
4,4′‐ジアミノジフェニルエーテル(通常は4,
4′‐オキシジアニリンという)、1,5‐ジアミノナ
フタレン、3,3‐ジメチルベンジジン、3,3‐ジメ
トキシベンジジン、2,4‐ビス(β‐アミノ‐t‐ブ
チル)トルエン、ビス(p‐β‐アミノ‐t‐ブチルフ
ェニル)エーテル、ビス(p‐β‐メチル‐o‐アミノ
フェニル)ベンゼン、1,3‐ジアミノ‐4‐イソプロ
ピルベンゼン、1,2‐ビス(3‐アミノプロポキシ)
エタン、ベンジジン、m‐キシリレンジアミン、2,4
‐ジアミノトルエン、2,6‐ジアミノトルエン、ビス
(4‐アミノシクロヘキシル)メタン、3‐メチルヘプ
タメチレンジアミン、4,4‐ジメチルヘプタメチレン
ジアミン、2,11‐ドデカンジアミン、2,2‐ジメ
チルプロピレンジアミン、オクタメチレンジアミン、3
‐メトキシヘキサメチレンジアミン、2,5‐ジメチル
ヘキサメチレンジアミン、2,5‐ジメチルヘプタメチ
レンジアミン、3‐メチルヘプタメチレンジアミン、5
‐メチルノナメチレンジアミン、1,4‐シクロヘキサ
ンジアミン、1,12‐オクタデカンジアミン、ビス
(3‐アミノプロピル)スルフィド、N‐メチル‐ビス
(3‐アミノプロピル)アミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、ヘプタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、
デカメチレンジアミン、およびこのようなジアミンの混
合物がある。
【0060】ビス(エーテル無水物)と反応させる前
に、有機ジアミンとアミンで末端が停止したオルガノポ
リシロキサンとを混合すると実質的にランダムなコポリ
マーを形成できる。また、ブロックコポリマーまたは交
互コポリマーは、ポリマー業界でよく知られているよう
に、最初にプレポリマーを製造するかまたは反応体を逐
次添加することで形成することができる。さらに、エー
テルイミドオリゴマーとオルガノシロキサンオリゴマー
の末端を官能化し、そのような末端官能化オリゴマーを
互いに反応させることによって、密に関連したポリエー
テルイミド‐オルガノポリシロキサンブロックコポリマ
ーを形成することができると考えられる。本発明のブレ
ンドはそのようなブロックコポリマーのブレンドも包含
するものではあるが、前述の式のものとはポリオルガノ
シロキサン残基とエーテルイミド残基との間の結合の点
で多少違っている。
【0061】ポリエーテルイミド‐オルガノポリシロキ
サンコポリマーを製造するのにはたくさんの方法が有用
である。現在のところ好ましい方法は米国特許第4,4
17,044号(引用により本明細書に含まれているも
のとする)に記載されている。本発明におけるこのコポ
リマーの使用量は高分子量の線状ポリエステルを難燃化
するのに充分な量であり、好ましくは15〜約60重量
部の範囲であって、それに対応してポリエステルが85
〜40重量部である。
【0062】本発明を実施する際、改良された難燃性の
熱可塑性成形用組成物は、さらにポリフェニレンスルフ
ィドを組み合わせて有することもできる。このポリフェ
ニレンスルフィドは前記した本発明の組成物の難燃特性
を高める。本発明の実施の際には市販のポリフェニレン
スルフィド(以後PPSという)粉末のいずれも使用す
ることができる。特に好ましいPPSはスペック(Supe
c)という登録商標で知られており、米国マサチューセッ
ツ州ピッツフィールド(Pittsfield)のゼネラル・エレク
トリック社(General Electric Company)から販売されて
いる。本発明で使用することができる別のPPSはライ
トン(Ryton) V−1といわれるものであり、米国オクラ
ホマ州バートルズビル(Bartlesville)のフィリップス・
ペトロリウム(Philips Petroleum) から販売されてい
る。
【0063】本発明で使用することができるPPSポリ
マーは線状でも、分枝でも、軽く架橋されていてもよ
い。適したPPSポリマーは、たとえば、エドモンズ(E
dmonds) らの米国特許第3,354,129号およびキ
ャンベル(Campbell)の米国特許第3,919,177号
の方法によって製造することができる。所望により、そ
のようなポリマーは、本発明の組成物に使用する前に、
ロールフィング(Rohlfing)の米国特許第3,717,6
20号の方法などで穏やかに部分硬化させることがで
き、すなわち軽く架橋することができる。これらのポリ
マーの結晶融点は通常約200〜約480℃の範囲であ
る。現在のところで好ましいPPSポリマーの結晶融点
は約250〜300℃の範囲である。好ましいPPSポ
リマーは206℃の1‐クロロナフタレン中で溶液10
0m1に対して0.4gのポリマー濃度として測定した
固有粘度が約0.1〜0.6の範囲である。
【0064】本発明で使用するPPSポリマーは、少な
くとも70モル%、好ましくは少なくとも90モル%が
次の構造式の繰返し単位を含むポリマーである。
【0065】
【化20】
【0066】この繰返し単位の量が70モル%より少な
いと耐熱性が不十分である。一般にPPSポリマーに
は、たとえば米国特許第3,354,129号明細書に
開示されている方法で製造される比較的低分子量のもの
と、たとえば米国特許第3,919,177号明細書に
開示されている方法で製造される比較的高分子量を有す
る本質的に線状のポリマーとが包含される。米国特許第
3,354,129号の方法で製造されたポリマーの重
合度は、重合後酸素雰囲気中または過酸化物のような架
橋剤の存在下でこれを加熱することによってさらに高め
ることができる。いかなる方法で製造したPPSポリマ
ーでも本発明に使用することができるが、前記米国特許
第3,919,177号の方法で製造される比較的高分
子量を有するほぼ線状のポリマーを本発明に使用するの
が好ましい。
【0067】PPSの繰返し単位の30モル%以下が次
の構造式の単位であることができる。
【0068】
【化21】
【0069】本発明で使用するPPSポリマーの溶融粘
度は成形品を得ることができる限り特に限定されない
が、PPSポリマー自身の靭性の点から少なくとも10
0ポイズの溶融粘度が好ましく、成形性の点からは1
0,000ポイズ以下が好ましい。公知であるように、
PPSポリマーは約200℃以上の温度で酸素含有ガス
(通常は空気)と接触させて加熱することで「硬化」さ
せることができ、その結果メルトフローがかなり低下
し、明らかにそれに伴って分子量が増大する。この硬化
反応の正確な性質は分かってないが、分枝形成および/
または連鎖延長(これはおそらく熱的に、あるいはある
種の酸化により生ずる)が関与しているようである。本
発明で使用するPPSポリマーは本発明の組成物の製造
に使用する前に硬化させておくのが好ましい。典型的な
硬化条件は固体または液体の状態において約250〜3
50℃の範囲の温度で約2〜10時間である。
【0070】本発明で使用できるPPSの量は、ポリエ
ーテルイミド‐オルガノポリシロキサンのコポリマーと
共にポリエステルを難燃化するのに充分な量であり、熱
可塑性成形用組成物の重量に対して1〜約25重量部が
好ましい。本発明において場合によって含ませてもよい
ポリエーテルイミド樹脂は、本発明の改良された難燃性
成形用組成物の難燃特性をさらに高める。ポリエーテル
イミド樹脂は周知の樹脂であり、米国マサチューセッツ
州ピッツフィールド(Pittsfield)のゼネラル・エレクト
リック社(General Electric Company)からウルテム(ULT
EM) 樹脂という登録商標名で市販されている。本発明で
利用できるポリエーテルイミドには次式のポリエーテル
イミドが包含される。
【0071】
【化22】
【0072】ここで、αは1を越える整数、たとえば1
0〜10,000またはそれ以上を表わす。これらポリ
エーテルイミドはすでにポリエーテルイミド‐オルガノ
ポリシロキサンのポリエーテルイミド部分に関して説明
した通りであるが、明らかにオルガノポリシロキサンを
含まない。式中のRとTはすでに述べたのと同じ意味で
ある。本発明の実施の際に同様に使用することができる
ポリエーテルイミドは、オルガノポリシロキサンとのコ
ポリマー以外のコポリマーである。そのようなポリエー
テルイミドのコポリマーは、各種二無水物と各種ジアミ
ン、または各種二無水物の混合物と各種ジアミンの混合
物から製造されるコポリマーである。
【0073】ポリエーテルイミドは当業者に周知の方法
のいずれかによって得ることができ、たとえば芳香族ビ
ス(エーテル二無水物)を有機ジアミンと反応させる。
この反応物質はいずれもポリエーテルイミド‐オルガノ
ポリシロキサンコポリマーに関してすでに説明した。一
般に、ポリエーテルイミドを製造する反応は、約100
〜250℃の温度で、二無水物とジアミンとの相互作用
を有効に行なわしめるために周知の溶媒、たとえばo‐
ジクロロベンゼン、m‐クレゾール/トルエン、N‐メ
チルピロリドンなどを使用して有利に実施することがで
きる。また、ポリエーテルイミドは、前記二無水物のい
ずれかと前記ジアミンのいずれかとの混合物を混合しつ
つ同時に高温に加熱してこれら成分を溶融重合させるこ
とによって製造することができる。一般に溶融重合温度
は約200〜400℃であり、好ましくは230〜30
0℃を使用することができる。この反応の条件および成
分の割合は所望の分子量、固有粘度および耐溶剤性に応
じて広く変えることができる。通常高分子量のポリエー
テルイミドを得るには等モル量のジアミンと二無水物を
使用するが、ある種の場合にはジアミンと二無水物を多
少モル過剰(約1〜5モル%)に使用して高分子量のポ
リエーテルイミドを得ることもあるし、さらにある場合
にはジアミンを多少モル過剰(約1〜5モル%)に使用
して末端にアミン基を有するポリエーテルイミドを製造
することができる。分子量の制御にはアニリンのような
単官能性の有機アミンまたはフタル酸無水物やマレイン
酸無水物のような有機無水物を使用する。低分子量のポ
リエーテルイミドを使用してコポリマーを形成すること
ができる。反応体の合計モル数に対して0.1〜50モ
ル%のコモノマーを使用することができる。通常、有用
なポリエーテルイミドは固有粘度[η]が25℃のm‐
クレゾール中で測定して0.2デシリットル/グラムよ
り大きく、好ましくは0.35〜0.60または0.7
デシリットル/グラムまたはそれ以上である。
【0074】ポリエーテルイミドの製法はたくさんある
が、その中にはヒース(Heath) らの米国特許第3,84
7,867号、ウィリアムズ(Welliams)の同第3,84
7,869号、タケコシ(Takekoshi) らの同第3,85
0,885号、ホワイト(White) の同第3,852,2
42号および同第3,855,170号に開示されてい
るものが包含される。これらの特許は、本発明のブレン
ドに適したポリエーテルイミドの一般的および特定の製
法を例示する目的で、引用したことによりその開示内容
全体が本明細書に含まれているものとする。
【0075】本発明においてポリエーテルイミドの使用
量は、ポリエーテルイミド‐オルガノポリシロキサンコ
ポリマーと共に、そしてポリフェニレンスルフィドと共
にまたは伴わないで、ポリエステルを難燃化するのに充
分な量であり、熱可塑性成形用組成物の重量に対して約
5〜約20重量部が好ましい。また場合によって本発明
の組成物は強化用もしくは非強化用の充填材またはその
組み合わせも含んでいる。本発明で含ませることができ
る充填材はガラス繊維、他の無機充填材、たとえばクレ
ー、タルク、ミルドグラス、ウォラストナイト、マイ
カ、炭素、繊維、ケイ酸塩など、またはこれらの組み合
わせである。好ましい充填材はガラス繊維強化用充填材
である。充填材の使用量は熱可塑性成形用組成物の重量
に対して約15〜約40重量部の範囲とすることができ
る。
【0076】本発明の組成物は通常の方法で製造する。
たとえば、ひとつの方法では、成分をポリエステル樹脂
と共に押出し混練機中に入れて成形用ペレットを製造す
る。ポリエーテルイミド‐オルガノポリシロキサンコポ
リマーはこの方法でポリエステル樹脂のマトリックス中
に分散する。またその他の成分も粉末化または粒状化し
たポリエステル樹脂と共に混合し、たとえば射出成形ま
たはトランスファー成形技術によって直接成形すること
ができる。組成物の成形前はポリエステル樹脂からでき
るだけ水分を除いておくことがいつも大切である。
【0077】さらに、組成物の配合(コンパウンディン
グ)は、機械中の滞留時間が短く、温度が注意深く制御
され、摩擦熱が利用され、そして成分の緊密なブレンド
が確実に得られるように実施しなければならない。必須
というわけではないが、成分を予備配合しペレット化し
た後に成形すると最良の結果が得られる。予備配合は通
常の装置で行なうことができる。たとえば、本発明の組
成物を注意深く、たとえば約125°で約4時間予備乾
燥した後、全成分のドライブレンドを単軸式エクストル
ーダーに供給する。使用するスクリューは融解が確実に
行なわれるように遷移および計量セクションが長い。一
方、樹脂と添加剤を二軸式押出し機、たとえば30mmワ
ーナー・プライデラー(Werner Pfleiderer) エクストル
ーダーの供給点に供給することができる。他の場合一般
に適切な機械温度は約400〜570°Fである。
【0078】この予備配合した組成物は、標準的な技術
によって押出しかつ切断して、通常の顆粒、ペレットな
どのような成形用コンパウンドにすることができる。本
発明の組成物は、熱可塑性組成物で通常使われるいかな
る装置でも成形することができる。たとえばポリ(1,
4‐ブチレンテレフタレート)の場合、たとえば通常の
シリンダー温度(たとえば500°F)および通常の金
型温度(たとえば150°F)のニューベリー(Newbur
y) タイプの射出成形機で良好な結果が得られる。
【0079】本発明は、高分子量の線状ポリエステル
と、このポリエステルを難燃性にするのに充分な量の難
燃剤とを含む非ハロゲン系で難燃性の熱可塑性成形用組
成物を提供する。この難燃剤はポリエーテルイミド‐オ
ルガノポリシロキサンコポリマーでも、これとポリフェ
ニレンスルフィドおよび/またはポリエーテルイミドお
よび繊維質強化材との組み合わせでもよい。コポリマー
である難燃剤の量は、好ましくは、ポリエステルと難燃
剤の重量に対して少なくとも15重量部、特に少なくと
も30重量部とするべきである。この量が多くなるとそ
れだけ難燃性が良くなる。
【0080】一方、本発明の他の添加剤を添加すること
によって、同等な難燃性を達成するのに必要とされるコ
ポリマーの量を減らすことができる。本発明のさまざま
な難燃性添加剤の量は当業者が適宜選択でき、系の経済
性または所望の難燃性および/または本発明の熱可塑性
組成物の用途によって決定することができる。
【0081】
【実施例の記載】本発明をいかに実施するかが当業者に
より良く理解できるように、以下に限定ではなく例示の
意味で実施例を挙げる。実施例1〜5 以下の組成物を機械的にブレンドし、押出し、ペレット
化し、約120℃で2時間乾燥した。次にこのペレット
を、80トンのファン・ドーン(Van Dorn)射出成形機を
用いて試験片に成形した。この射出成形機のバレルの温
度は全体を均一に約500°Fとし、金型温度は約17
0°Fとした。試験片は幅が約1/2″、長さが5″
で、厚さは表1に示してあるように1/16″か1/
8″のいずれかとした。サンプルの難燃性はアンダーラ
イターズ・ラボラトリー規格(Underwriters Laboratory
Bulletin)94に従って試験した。
【0082】また、ASTMのD256法、ノッチ付き
アイゾット(Notched Izod)に従って衝撃強さも試験し
た。上記と同じ条件下で別の試験棒を成形した。厚さは
1/8″、幅は1/2″で、長さが約2.5″であっ
た。組成と得られた結果を表1に示す。 表 1 対 照 実施例 成分(重量部) PBT 100.00 85.00 70.00 59.85 50.00 PEI/S 14.85 29.65 40.00 49.85 安定剤 0.15 0.15 0.15 0.15 0.15 特 性 UL規格94 1/8″ B V−2 V−2 V−1 V−0 1/16″ B V−2 V-1/V-0 ノッチ付きアイゾット ft-lbs/inch 1.0 0.9 1.5 - - PBT=ポリブチレンテレフタレート、バロックス(VAL
OX) (登録商標)315、ゼネラル・エレクトリック社
(General Electric Company)、IV約1.25dl/g。 PEI/S=ポリエーテルイミド‐オルガノポリシロキ
サンコポリマー、シルテム(SILTEM)(登録商標)、ゼネ
ラル・エレクトリック社(General Electric Company)。 B=燃焼。 安定剤=イルガノックス(Irganox) 1076、ヒンダー
ドフェノール、チバ・ガイギ社(Ciba Geigy Co.)。実施例6〜7 繊維状ガラス強化材を添加して以下の組成物を製造した
以外は実施例1〜5と同様にした。得られた結果は次の
通り。 対照 成分(重量部) 実施例 6 実施例 7 PBT 69.85 40.0 PEI/S 0 29.25 ガラス繊維 30.00 30.00 安定剤 0.151 0.352 UL規格95 1/8″ HB V−0 1/16″ HB V−0 ノッチ付きアイゾット ft-lbs/inch 1.6 2.5 PBTおよびPEI/Sは表1と同じ。 HB=水平燃焼。1 =表1と同じ。2 =0.15部のイルガノックス(Irganox) 1076と
0.20部の亜リン酸バリウム混合物、フェロ(Ferro)
AM595、フェロ社(Ferro Corporation) 。実施例8〜12 実施例1〜5を繰り返したが、下記表2に示す組成物を
使用した。得られた結果も表2に示す。 表 2 実施例 10 11 12 成分(重量部) PBT 70.00 70.00 70.00 66.65 50.00 PEI/S 27.85 26.65 24.85 30.00 24.85 PPS 2.00 3.00 5.00 3.00 25.00 安定剤 0.151 0.352 0.151 0.352 0.151 特 性 UL規格94 1/8″ V−1 V−1 V−1 V−2 V−1 ノッチ付アイゾット ft-lbs/inch 1.1 - 0.8 0.8 PBTおよびPEI/Sは表1と同じ。 PPS=ポリフェニレンスルフィド、スペック(SUPEC)
(登録商標)S−161、ゼネラル・エレクトリック社
(General Electric Company)。1 および2 は実施例6お
よび7と同じ。実施例13〜17 実施例8〜12を繰り返したが、下記表3に示すガラス
繊維を含む組成物を使用した。得られた結果も表3に示
す。 表 3 実施例 13 14 15 16 17 成分(重量部) PBT 47.85 37.65 38.65 32.65 37.65 PEI/S 20.00 30.00 30.00 35.00 20.00 PPS 2.00 2.00 1.00 2.00 2.00 安定剤 0.151 0.352 0.151 0.352 0.151 ガラス繊維 30.00 30.00 30.00 30.00 40.00 特 性 UL規格94 1/8″ V-1/V-2 V−0 V−0 V−0 V−2 1/16″ V−2 V−2 V−2 V−0 ノッチ付アイゾット ft-lbs/inch 2.1 2.4 2.4 2.7 3.7 PBT、PEI/SおよびPPSは表1および表2で使
用したものと同じ。1 および2 は実施例6および7で使
用したのと同じ。実施例18〜19 実施例1〜5を繰り返したが、以下の組成物を使用し、
次の結果を得た。 成分(重量部) 実施例18 実施例19 PBT 69.85 69.85 PEI/S 25.00 20.00 PEI 5.00 10.00 安定剤 0.151 0.151 UL規格94 1/4″ V−1 V−2 ノッチ付きアイゾット ft-lbs/inch 1.0 0.9 PEI=ポリエーテルイミド、ウルテム(ULTEM) (登録
商標)1010、ゼネラル・エレクトリック社(General
Electric Company)。 PBTおよびPEI/Sは表1と同じ。1 =表1と同じ。実施例20〜21 実施例1〜5を繰り返したが、以下の組成物を使用し、
次の結果を得た。 成分(重量部) 実施例20 実施例21 PCT 70.00 10.10 PBT 0 27.65 PEI/S 26.85 30.00 PPS 3.00 2.00 ガラス繊維 0 30.00 安定剤 0.151 0.352 UL規格94 1/8″ − V−0 1/16″ V−2 V−1 ノッチ付きアイゾット ft-lbs/inch 12.8 2.9 PCT=エクター(EKTAR) 3879、イーストマン・ケ
ミカル社(Eastman Chemical Co.)、固有粘度0.77、
ポリ(1,4‐シクロヘキサンジメタノール)テレフタ
レート。 PBT、PEI/SおよびPPSは表1および表2と同
じ。1 および2 は実施例6および7と同じ。 以上の教示に鑑みて本発明の他の修正や変形が可能であ
り、したがって上で説明した特定の具体例において添付
の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲から逸脱す
ることなく変更をなすことができるものと理解された
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI //(C08L 67/02 (C08L 67/02 79:08 79:08 81:02) 81:02) (C08L 67/02 (C08L 67/02 83:10 83:10 79:08 79:08 81:02) 81:02) (56)参考文献 特開 昭51−143060(JP,A) 特開 平2−239514(JP,A) 特表 平8−510283(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 67/02 C08L 79/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高分子量の線状ポリエステル85〜40
    重量部と、ポリエーテルイミドとオルガノポリシロキサ
    ンのコポリマー15〜60重量部と、ポリエーテルイミ
    ドおよびポリフェニレンスルフィドより成る群の中から
    選択される添加剤を組み合わせて含み、前記ポリエステ
    ルが、フェノールとテトラクロロエタンの60:40の
    混合物中30℃で測定して少なくとも0.4dl/gの固
    有粘度を有しており、ポリブチレンテレフタレート、ポ
    リエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレ
    ート、ポリシクロヘキサンジメタノールテレフタレー
    ト、これらのブレンドおよびこれらのコポリマーより成
    る群の中から選択される、改良された難燃性の熱可塑性
    成形用組成物。
  2. 【請求項2】 前記添加剤が、ポリエステル、ポリエー
    テルイミドとオルガノポリシロキサンのコポリマーおよ
    びポリエーテルイミド添加剤の総重量100重量部を基
    準にして5〜10重量部の量で存在するポリエーテルイ
    ミドである、請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 当該組成物が、当該組成物の総重量10
    0重量部を基準にして、0〜40重量部の充填材をさら
    に含む、請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記添加剤が、ポリエステル、ポリエー
    テルイミドとオルガノポリシロキサンのコポリマーおよ
    びポリフェニレンスルフィド添加剤の総重量100重量
    部を基準にして1〜25重量部の量で存在するポリフェ
    ニレンスルフィドである、請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記充填剤がガラス繊維強化用充填剤で
    ある、請求項3記載の組成物。
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