JPH0647649B2 - 耐燃性ポリエーテルイミド樹脂配合物 - Google Patents

耐燃性ポリエーテルイミド樹脂配合物

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JPH0647649B2
JPH0647649B2 JP63507474A JP50747488A JPH0647649B2 JP H0647649 B2 JPH0647649 B2 JP H0647649B2 JP 63507474 A JP63507474 A JP 63507474A JP 50747488 A JP50747488 A JP 50747488A JP H0647649 B2 JPH0647649 B2 JP H0647649B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L79/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon only, not provided for in groups C08L61/00 - C08L77/00
    • C08L79/04Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain; Polyhydrazides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • C08L79/08Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景技術 本発明は高い衝撃強さ、良好な吹込成形性、良好な射出
成形性、熱成形に対する適合性、優れた耐溶剤性及びき
わめて低い燃性によって特徴付けられる重合体配合物に
関する。該重合体配合物は航空機内装用の種々のパネル
及び部材の構築用として特に適するものである。
エンジニアリング熱可塑性プラスチックは軽量でありか
つ耐久性及び強度に優れているので航空機内部の多くの
部材の構築用に使用されている。壁パネル、頭上貯蔵ロ
ッカー、給仕用トレー、背もたれ、客室間仕切り等のよ
うな部材は押出熱成形、射出成形及び吹込み成形技術に
よって慣用的かつ経済的に製造されている。したがっ
て、これらの部材に使用される熱可塑性樹脂はかゝる製
造技術に適合し得るものであるべきである。
航空機の客室内装用部材はしばしば洗剤、洗浄用溶液、
塗料除去剤等のごとき種々の溶剤にさらされる。かゝる
溶剤及び溶液はある種の熱可塑性物質から製造された部
材の亀裂及びひび割れのような劣化を惹起し得る。かか
る部材の製造のために使用されるエンジニアリング熱可
塑性プラスチックは溶剤による劣化に耐性を示すことが
きわめて望ましい。
航空機の災害が起った際の生存可能性に関する火災及び
煙の影響に対する最近の対応は輸送用航空機の内装に使
用される構築材料の耐燃性に対する基準の公布に至っ
た。航空機内装部材の構築用に慣用されているエンジニ
アリング熱可塑性プラスチックの1つの欠点は最新の燃
焼性能基準に合格し得ない点である。
かゝる基準は米連邦法律14、部門25−耐空性基準−
輸送用航空機(Part 25-Airworthiness Standards-Tnan
sport Category Airplanes of Title 14,Code of Feder
al Regulations)に対する1986年改正条項に含まれ
ている(51 Federal Rogister 26206,1986
年7月21日付及び51 Federal Register28322,
1986年8月7日付参照)。燃焼性基準はオハイオ州
立大学において開発されたヘッド測熱試験(head calori
metry tests) に基づくものである。かゝる試験は前記
引用した14C,F,R,部門25に対する改正条項に
記載されておりかつこゝに参考のために引用する。
従来、かかる必要な物理的性質及び加工特性をもつ慣用
のエンジニアリング熱可塑性プラスチックは前段に引用
した燃焼性基準に合格し得ないものであった。
発明の要旨 本発明によれば、重合体配合物はポリエーテルイミド、
衝撃強さを増大するのに有効な量のシロキサンポリエー
テルイミド共重合体及び耐溶剤性を増大するのに有効な
量のポリカーボネートを含有する。
本発明の重合体配合物は航空機客室内装部材として使用
するために重要な物理的及び化学的抵抗性を有すること
が認められた。さらに、これらの配合物はかゝる航空機
内装用部材について制定された厳しい燃焼性基準を満た
し又はそれを超えるものである。
発明の詳細な説明 本発明の配合物に使用されるポリエーテルイミドは周知
の射出成形し得るエンジニアリング熱可塑性プラスチッ
クである。ポリエーテルイミドは高い衝撃強さ、高い耐
熱性及び良好な加工法によって特徴付けられる。しかし
ながら、非変性ポリエーテルイミドは吹込成形の用途に
広範囲にわたる使用は認められていない。
本発明の配合物の製造に使用されるポリエーテルイミド
は式: [式中、“a”は1より大きい整数、たとえば10〜1
0,000又はそれ以上であり;Tは−O−又は式−O
−Z−O−の基であり、該基−O−又は−O−Z−O−
の二価の結合手は3,3′,3,4′,4,3′又は
4,4′−位にあり;Zは(A): 及び(B)一般式 (式中、Xは式 −C2y−、 −O−及び−S− (たヾしyは1〜約5の整数である)の二価の基からな
る群から選んだ一員である)の二価の有機価からなる群
の一員であり;そしてRは(a)6〜約20個の炭素原
子をもつ芳香族炭化水素基及びそのハロゲン化誘導体、
(b)2〜約20個の炭素原子をもつアルキレン基、3
〜約20個の炭素原子をもつシクロアルキレン基及び
(c)一般式 (式中、Qは −S−、−O−、 及び−C2x− からなる群から選んだ一員でありそしてxは1〜約5の
整数である)の二価の基からなる群から選んだ二価の有
機基である]の反復基を含む。
一実施態様においては、ポリエーテルイミドは前述した
エーテルイミド単位のほかに、さらに式 (式中、Rは前記定義したとおりでありそしてMは (たヾしBは−S−又は である)からなる群から選ばれる)のポリイミド反復単
位を含む共重合体であり得る。これらのポリエーテルイ
ミド共重合体及びそれらの製造はWilliamsらの米国特許
第3,983,092号明細書に記載されている。
ポリエーテルイミドは式 の芳香族ビス(エーテル無水物)と式 HN−R−NH (II) の有機ジアミンとの反応(式中、T及びRは前記定義し
たとおりである)を包含する当業者に周知の任意の方法
によって製造することができる。
式Iのビス(エーテル無水物)は、たとえば、 1,3−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼン ジ無水物; 1,4−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼン ジ無水物; 1,3−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼン ジ無水物; 1,4−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼン ジ無水物;及び 4,4′−ビス(フタル酸無水物)エーテル; を包含する。
式Iに包含される芳香族ビス(エーテル無水物)の好ま
しい一群はつぎに示す式III、IV及びVの化合物及びそ
れらの混合物を包含する。
(式中、Yは −O−、−S−、 からなる群から選ばれる。) 式IIIの芳香族ビス(エーテル無水物)は、たとえば、 2,2−ビス[4−(3,4−ジカルボキシフエノキ
シ)フェニル]プロパン ジ無水物; 4,4′−ビス(3,4−ジカルボキシフエノキシ)ジ
フェニルエーテル ジ無水物; 4,4′−ビス(3,4−ジカルボキシフエノキシ)ジ
フェニルスルホフィド ジ無水物; 4,4′−ビス(3,4−ジカルボキシフエノキシ)ジ
フェニルスルホン ジ無水物;及びそれらの混合物を包
含する。
式IVの芳香族ビス(エーテル無水物)は、たとえば、 2,2−ビス[4−(2,3−ジカルボキシフエノキ
シ)フェニル]プロパン ジ無水物; 4,4′−ビス(2,3−ジカルボキシフエノキシ)ジ
フェニルエーテル ジ無水物; 4,4′−ビス(2,3−ジカルボキシフエノキシ)ジ
フェニルスルフィド ジ無水物; 4,4′−ビス(2,3−ジカルボキシフエノキシ)ジ
フェニルスルホン ジ無水物;及びそれらの混合物を包
含する。
式Vの芳香族ビス(エーテル無水物)は、たとえば、 4−(2,3−ジカルボキシフエノキシ)−4′−
(3,4−ジカルボキシフエノキシ)ジフェニル−2,
2−プロパン ジ無水物; 4−(2,3−ジカルボキシフエノキシ)−4′−
(3,4−ジカルボキシフエノキシ)ジフェニルエーテ
ル ジ無水物; 4−(2,3−ジカルボキシフエノキシ)4′−(3,
4−ジカルボキシフエノキシ)ジフェニルスルフィド
ジ無水物; 4−(2,3−ジカルボキシフエノキシ)−4′−
(3,4−ジカルボキシフエノキシ)ベンゾフェノン
ジ無水物; 4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホ
ン ジ無水物; 及びそれらの混合物であり得る。
ポリエーテルイミド/ポリイミド共重合体を使用する場
合には、無水ピロメリト酸のようなジ無水物をビス(エ
ーテル無水物)と組合わせて使用する。
式(I)の芳香族ビス(エーテル無水物)のいくつかは
米国特許第3972902号明細書(Darrell Heath 及
びJoseph Wirth)に示されている。該明細書に記載され
るごとき、ビス(エーテル無水物)は双極性非プロトン
溶剤の存在におけるニトロ置換フェニルジニトリルと二
価フェノール化合物の金属塩との反応生成物の加水分解
及びそれに続く脱水によって製造することができる。
上記式(I)に同様に包含される別の芳香族ビス(エー
テル無水物)はKoton,M.M.,Florinski,Bessonov,M.I.及
びRudakov,A.P.(Institute of Heteroorganic Compou
nds,Academy of Seiences,U.S.S.R.)によってソビエ
ト連邦特許第257,010号明細書(1969年11
月11日付;出願日1967年5月3日)及びM.M.Koto
n,F.S.Florinski によってZh.Org.Khin .4(5),7
74(1968)に示されている。
式(II)の有機ジアミンは、たとえば、 m−フェニレンジアミン、 p−フェニレンジアミン、 4,4′−ジアミノジフェニルプロパン、 4,4′−ジアミノジフェニルメタン(通常4,4′−
メチレンジアニリンと呼ばれる)、 4,4′−ジアミノジフェニルスルフィド、 4,4′−ジアミノフェニルスルホン、 4,4′−ジアミノジフェニルエーテル(通常4,4′
−オキシジアニリンと呼ばれる)、 1,5−ジアミノナフタリン、 3,3′−ジメチルベンジジン、 3,3′−ジメトキシベンジジン、 2,4−ビス(β−アミノ−t−ブチル)トルエン、 ビス(p−β−アミノ−t−ブチルフェニル)エーテ
ル、 ビス(p−β−メチル−o−アミノフェニル)ベンゼ
ン、 1,3−ジアミノ−4−イソプロピルベンゼン、 1,2−ビス(3−アミノプロポキシ)エタン、 ベンジジン、 m−キシリレンジアミン、 2,4−ジアミノトルエン、 2,6−ジアミノトルエン、 ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン、 3−メチルヘプタメチレンジアミン、 4,4−ジメチルヘプタンメチレンジアミン、 2,11−ドデカンジアミン、 2,2−ジメチルプロピレンジアミン、 オクタメチレンジアミン、 3−メトキシヘキサメチレンジアミン、 2,5−ジメチルヘキサメチレンジアミン、 2,5−ジメチルヘプタメチレンジアミン、 3−メチルヘプタメチレンジアミン、 5−メチルノナメチレンジアミン、 1,4−シクロヘキサンジアミン、 1,12−オクタデカンジアミン、 ビス(3−アミノプロピル)スルフィド、 N−メチル−ビス(3−アミノプロピル)アミン、 ヘキサメチレンジアミン、 ヘプタメチレンジアミン、 ノナメチレンジアミン、 デカメチレンジアミン、 及びかゝるジアミン類の混合物を包含する。
好ましいポリエーテルイミドはアメリカ合衆国、マサチ
ューセッツ州、ピッツフィールド在、ゼネラル・エレク
トリック社から登録商標“アルテム(ULTEM)″と
して商業的に入手可能である。
本発明の配合物に使用されるシロキサンポリエーテルイ
ミド共重合体はポリエーテルイミドのために使用された
と同様の方法で、たヾし有機ジアミン反応剤の一部又は
全部を式 (式中、n及びmはそれぞれ独立的に1〜約10、好ま
しくは1〜約5の整数であり、そしてgは1〜約40、
好ましくは約5〜約25の整数である)のアミン末端オ
ルガノシロキサンによって置換えることによって、製造
し得る。
式IIの有機ジアミン及び式VIのアミン末端オルガノシロ
キサンはビス(エーテル無水物)との反応に先立って物
理的に混合され、かくして実質的にランダムな共重合体
を成形し得る。別法によれば、ブロック又は交互共重合
体は重合体技術において周知のごとくプレポリマーを形
成することによるか又は反応剤を逐次的に添加すること
によって形成することができる。
好ましい末端オルガノシロキサンはn及びmがそれぞれ
3でありかつgが約9〜約20の範囲の平均値をもつよ
うな分子量分布を有する式VIをもつものである。
シロキサンポリエーテルイミド共重合体のジアミン成分
は一般に約20〜50モル%の式VIのアミン末端オルガ
ノシロキサン及び約50〜80モル%の式IIの有機ジア
ミンを含有する。好ましい共重合体においては、ジアミ
ン成分は約25〜約40モル%、もっとも好ましくは約
30モル%のアミン末端オルガノシロキサンを含有す
る。
本発明の配合物に使用されるポリエーテルイミド及びシ
ロキサンポリエーテルイミド共重合体はいずれもポリエ
ーテルイミドの製造のために慣用されている任意の方法
によって製造し得る。現在好ましい一製造法は米国特許
第4,417,044号明細書に記載されている。
本発明の配合物に使用されるポリカーボネートは周知
の、商業的に入手し得る樹脂である。これらは高分子
量、熱可塑性芳香族重合体であり、約8000から20
0,000より大きい平均分子量、好ましくは約20,
000〜80,000の平均分子量及び塩化メチレン中
で25℃で測定して約0.40〜約1.5dl/gの固有
粘度(I.V.)をもつ単独ポリカーボネート、共ポリ
カーボネート及び共ポリエステルカーボネート及びそれ
らの混合物を包含する。
一実施態様においては、ポリカーボネートは二価フェノ
ール及びカーボネート前駆体から誘導されかつ一般に式 (式中、Yはポリカーボネート生成反応に使用される二
価フェノールの二価芳香族基である)の反復構造単位を
含む。
ポリカーボネートの製造用に適当な二価フェノールはた
とえば2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、2,2−
ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロパ
ン、4,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ヘプタ
ン、2,2−(3,5,3′,5′−テトラクロル−
4,4′−ジヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−
(3,5,3′5′−テトラブロム−4,4′−ジヒド
ロキシフェニル)プロパン及び(3,3′−ジクロル−
4,4′−ジヒドロキシジフェニル)メタンのような二
価フェノールを包含する。
前記ポリカーボネートの製造に使用するに同様に適する
他の二価フェノールは米国特許第2,999,835
号、同第3,038,365号、同第3,334,15
4号及び同第4,131,575号明細書に開示されて
いる。
本発明の配合物の製造に使用するために単独重合体より
もカーボネート共重合体又はインターポリマーが望まれ
る場合には、二種又はそれ以上の異なる二価フェノール
又は二価フェノールとグリコールとの又はヒドロキシ−
もしくは酸−末端ポリエステルとの、又は二塩基酸との
共重合体を使用し得ることは勿論である。また芳香族ポ
リカーボネートを与えるために前記物質の任意の配合物
を使用することもできる。さらに、米国特許第4,00
1,184号明細書に記載される如き分岐状ポリカーボ
ネートも本発明の実施において線状ポリカーボネートと
分岐状ポリカーボネートとの配合物同様使用することが
できる。
使用されるカーボネート前駆体はカルボニルハライド、
カーボネートエステル又はハロホルメートのいずれであ
ることもできる。使用し得るカルボニルハライドはカル
ボニルブロマイド、カルボニルクロライド及びそれらの
混合物である。使用し得るカーボネートエステルの典型
的なものはジフェニルカーボネート;ジ(クロルフェニ
ル)カーボネート、ジ(ブロムフェニル)カーボネー
ト、ジ(トリクロルフェニル)カーボネート、ジ(トリ
ブロムフェニル)カーボネート等のごときジ(ハロフェ
ニル)カーボネート;ジ(トリル)カーボネート等のご
ときジ(アルキルフェニル)コーボネート;(ナフチ
ル)カーボネート;ジ(クロルナフチル)カーボネー
ト;又はそれらの混合物である。適当なハロホルメート
は二価フェノールのビスハロホルメート(ハイドロキノ
ンのビスクロルホルメート等)又はグリコールのビスハ
ロホルメート(エチレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、ポリエチレングリコール等のビスハロホルメー
ト)を包含する。その他のカーボネート前駆体も当業者
には容易に思い浮ぶであろうが、ホスゲンとしても知ら
れるカルボニルクロライドが好ましい。
ポリカーボネートはまたは米国特許第4,430,48
4号明細書中にClayton B.Quinn によって及びそこに引
用された参考文献中に記載されるごとき共ポリエステル
カーボネートであり得る。好ましいポリエステルカーボ
ネートは前述した二価フェノール及びカーボネート前駆
体及び芳香族ジカルボン酸又は該酸のジハライド、たと
えばジクロライド、から誘導されるものである。芳香族
ポリエステルカーボネートのきわめて有用な一群はビス
フェノールA;テレフタル酸、イソフタル酸又はそれら
の混合物又はそれらの酸クロライド;及びカルボニルク
ロライドから誘導されるものである。テレフタル酸及び
イソフタル酸の混合物を使用する場合には、テレフタル
酸対イソフタル酸の重量比は約5;95〜約95;5で
あり得る。
本発明の配合物において使用されるポリカーホネート
は、たとえば前記引用した文献及び米国特許第4,01
8,750号及び同第4,123,436号明細書に示
された方法に従って二価フェノールとジフェニルカーボ
ネート又はカルボニルクロライドのようなカーボネート
前駆体とを反応させることにより又は米国特許第3,1
53,008号明細書に開示されるごときエステル交換
技術ならびに当業者に既知の他の方法によるごとき既知
の方法によって製造することができる。
芳香族ポリカーボネートは典型的には分子量調節剤、酸
受容体及び触媒を使用することによって製造される。使
用し得る分子量調節剤はフェノール、シクロヘキサノー
ル、メタノール、アルキル化フェノール、たとえばオク
チルフェノール、p−t−ブチルフェノール等を包含す
る。好ましくは、フェノール又はアルキル化フェノール
が分子量調節剤として使用される。
酸受容体は有機又は無機の酸受容体のいずれであること
もできる。適当な有機の酸受容体は第3級アミンであ
り、ピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、
トリブチルアミン等を包含する。無機の酸受容体はアル
カリ又はアルカリ土類金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸
塩又は燐酸塩のいずれであってもよい酸受容体であり得
る。
使用し得る触媒は単量体とカルボニルクロライドとの重
合を典型的に助長するものである。適当な触媒はトリエ
チルアミン、トリプロピルアミン、N,N−ジメチルア
ニリンのような第3級アミン、たとえばテトラエチルア
ンモニウムブロマイド、セチルトリエチルアンモニウム
ブロマイド、テトラ−n−ヘプチルアンモニウムヨーダ
イド、テトラ−n−プロピルアンモニウムブロマイド、
テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラメチルア
ンモニウムヒドロキシド、テトラ−n−ブチルアンモニ
ウムヨーダイド、ベンジルトリメチルアンモニウムクロ
ライドのような第4級アンモニウム化合物及びたとえば
n−ブチルトリフェニルホスホニウムブロマイド及びメ
チルトリフェニルホスホニウムブロマイドのような第4
級オスホニウム化合物を包含する。
熱可塑性のランダムに分岐したポリカーボネートを与え
るように多官能性芳香族化合物を単量体及びカーボネー
ト前駆体と反応させてなる分岐ポリカーボネートもまた
包含される。多官能性芳香族化合物はカルボキシル、カ
ルボン酸無水物、ハロホルミル又はそれらの混合物であ
る少なくとも3個の官能基を含有する。使用し得る多官
能性芳香族化合物の例は無水トリメリト酸、トリメリト
酸、トリメリチルトリクロライド、4−クロルホルミル
無水フタル酸、ピロメリト酸、ピロメリト酸ジ無水物、
メリト酸、無水メリト酸、トリメシン酸、ベンゾフェノ
ンテトラカルボン酸無水物等を包含する。好ましい多官
能性芳香族化合物は無水トリメリト酸及びトリメリト酸
又はそれらの酸ハライド誘導体である。
本発明の配合物の成分の相対的割合は広範囲に変動し得
る。一般に、シロキサンポリエーテルイミド共重合体は
衝撃強度増強量で使用される。かゝる量はたとえば全重
合体含量の約2重量%〜約40重量%、好ましくは約5
重量%〜約30重量%の範囲であり得る。
シロキサンポリエーテルイミド共重合体とポリエーテル
イミドとの配合はポリエーテルイミドの種々の物理的性
質を顕著に改良することが認められた。特にこの配合物
の衝撃強さは未変性ポリエーテルイミドのそれよりも著
しく良好である。さらに、この配合物はシート押出、熱
成形、射出成形及び吹込成形によって容易に有用な部材
に形成される。吹込成形はある種の部材の量産のための
効率的かつ経済的な方法である。ポリエーテルイミド/
シロキサンポリエーテルイミド共重合体からなる二成分
配合物の加熱撓み温度(HDT)は特に未配合のシロキ
サンポリエーテルイミド共重合体がむしろ低いHDTを
もつ点からみて予想外に高いものである。ポリエーテル
イミド/シロキサンポリエーテルイミド共重合体配合物
のさらに予想外の利点は対応する未変性のポリエーテル
イミドと比較して亀裂伝播に対してより大きい耐性をも
ちかつ加熱老化後に増大した衝撃抵抗保有率を有する点
である。この後者の性質は熱成形を必要とする用途に重
要である。
驚くべきことに、ポリエーテルイミド/シロキサンポリ
エーテルイミド共重合体配合物へのポリカーボネートの
添加は前述した物理的性質を犠牲にすることなしに配合
物の性質をそろに改良する。ポリカーボネート成分によ
ってもたらされる主要な利点は該配合物に耐溶剤性を付
与することである。得られる配合物の衝撃強さは特に高
い。
ポリカーボネートは配合物中において有効な耐溶剤性を
付与するに十分な濃度で使用される。かゝる量は一般に
全重合体含量の約5〜約40重量%、好ましくは約10
〜約30重量%の範囲である。したがって配合物のポリ
エーテルイミド成分は他の重合体成分の濃度に応じて全
重合体含量の約20重量%〜約93重量%を構成する。
重合体成分のほかに、配合物は充填剤、添加剤、補強
剤、顔料等のような他の物質を含み得る。本発明の配合
物はきわめて低い燃焼性を示す。これらの配合物は米連
邦法律14、部門25の燃焼性基準に合格し又はそれを
超えるものである。さらに、1/16インチ厚における
実験室試験において、該配合物は1980年1月24日
のアンダーライター実験室(Umderwriters Laboratorie
s )のプラスチック材料の燃焼性公示“(Flammability
of Plastie materials Bulletin)”によって定められ
るごとき燃焼性についてのUL94V−Oの要求を満た
すことが認められた。
本発明に従う種々の配合物を製造しその物理的性質及び
耐燃性について試験した。これらの試験の結果をつぎの
実施例中に示す。これらの実施例は単に例証のためのも
のであって、限定を意図するものではない。
実施例1−12 後記第I表中に示す重合体配合物を実験室用押出機を用
い、慣用の溶融配合法によって製造した。これらの配合
物を小さい直径のストランドに押出し、これらをさらに
試験部材に成形するためのペレットに切断した。
これらの実験に使用されたポリエーテルイミド樹脂はゼ
ネラル・エレクトリック社によって商標アルテム(ULTE
M )(登録商標)として販売されている商業的に入手し
得る樹脂である。これらの実験において使用されたポリ
エーテルイミドは2,2−ビス[4−(3,4−ジカル
ボキシフェノキシ)フェニル]プロパンジ無水物(“B
PA−DA”)及びm−フェニレンジアミンを反応させ
ることによって製造された単独重合体であった。シロキ
サンポリエーテルイミド共重合体はm−フェニレンジア
ミン及びアミン末端オルガノシロキサンの混合物とBP
A−DAとの反応生成物であった。第I表中に型Aと表
示されたシロキサンポリエーテルイミド共重合体はBP
A−DA及びm−フェニレンジアミン60モル%及び式
VI(式中、n及びmは3でありそしてgは平均値9であ
る)のアミン末端オルガノシロキサン40モル%の混合
物から製造されたランダム共重合体であった。型Bと表
示されたシロキサンポリエーテルイミド共重合体はラン
ダム共重合体よりもむしろブロック共重合体である点を
除いては型Aと同じものであった。型Cと表示されたシ
ロキサンポリエーテルイミド共重合体はブロック共重合
体であること、ジアミン成分が30モル%のアミン末端
オルガノシロキサンを含有すること及びgの平均値が1
5であることを除いては型Aと同じものであった。
これらの実験に使用されたポリカーボネートはビスフェ
ノールA及びカルボニルクロライドの反応生成物であっ
た。これはクロロホルム溶液中で25℃で測定して約
0.7の固有粘度を有していた。
第I表中に示されたデータは本発明の配合物が予想外に
高い加熱撓み温度をもち、改善された耐衝撃性を有しか
つ吹込成形に適合し得るものであることを例証してい
る。さらに、これらの配合物は低い燃焼性及び放熱量を
もつことが認められ、したがってこれらの配合物は航空
機の内装部材としての用途に特に適合せしめられる。
実施例13−18 一連の試料配合物を耐溶剤性について試験した。これら
の試験結果を後記第II表に示す。この試験法はクリーニ
ングにおけるごとく溶剤への間欠的暴露にシミュレート
させて、材料及び部材が製造条件又は技術の結果として
機械的に応力を加えられるように設定された。
射出成形された試片(2.5インチ×0.5インチ×
0.125インチ)を所定の歪、したがって応力が材料
の外層中に誘発されるように弯曲した取付具上に載置し
た。
これらの試片の応力を加えられた表面をついで綿を先端
にとりつけたアプリケーターを用いて溶剤(トルエン又
はメチルエチルケトン)で湿潤させた。ついでこれらの
試片を風乾(10分〜1時間の期間)せしめそして破壊
がすでに生じていない限り溶剤の塗布を反復した。溶剤
処理の時間数及び試片を溶剤でぬぐいかつ乾燥せしめた
回数を各試験片について第II表に示す。
各試験片を観察しそしてつぎの基準方式に従って等級付
けした。
1−影響なし 2−単に微視的影響 (試片は肉眼検査によっては変化を認められないが、拡
大条件下では微小な表面のひび割れが認められた) 3−表面に障害 4−肉眼で認め得るひび割れ 5−破壊(試片の破断) これらの試験用の重合体配合物は実施例1−12におけ
るごとく製造した。これらの試験に使用されたポリエー
テルイミドは実施例1−12に“型A”と表示された重
合体であった。実施例13で使用されたシロキサンポリ
エーテルイミド共重合体は実施例1−12に“型A”と
表示された重合体でありそして実施例14−18で使用
されたシロキサンポリエーテルイミド共重合体は実施例
1−12で“型B”と表示された重合体であった。これ
らの試験において使用されたポリカーボネートは実施例
1−12において使用されたものと同一であった。
第I表についての脚注 1.ASTM試験法D648によって測定した。
2.ASTM試験法D256によって測定した(逆ノッ
チ試験は衝撃の反対側にノッチをもつ試験棒を使用す
る)。
3.ダイナタップ(Dynatup )(R.T.M.)試験は荷重及
び変位センサーを使用してプラスチックスの高速貫通性
を測定する。この試験はダイナタップ(R.T.M.)計測器
を用い、実質的にASTM試験法D3763−85によ
って行なった。試験は3インチ直径の支持リングによっ
て支持された直径4インチ、厚み1/8インチの射出成
形された円板上で行なった。各試料について5個〜10
個の複製試験編を試験して試験片の破壊を惹起すに要す
る平均仕事量(フィート−ポンド)を測定した。
4.試験は14C.F.R.部門25に記載される方法
に従ってオハイオ州立大学で行なった。試験は厚み0.
075−0.085インチの吹込成形試験部材について
行なった。
5.配合物は高含有量の二酸化チタン基顔料を含有して
いた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダーフィー,ノーマン・イー,ジュニア アメリカ合衆国、01237、マサチューセッ ツ州、ランスボロ、ビリングス (番地な し) (56)参考文献 特開 昭61−162552(JP,A) 特開 昭62−124147(JP,A) 特開 昭63−152663(JP,A) 特表 昭60−501413(JP,A) 米国特許4387193(US,A) 欧州特許出願公開266595(EP,A)

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】約20重量%〜約93重量%のポリエーテ
    ルイミド、約2重量〜約40重量%のシロキサンポリエ
    ーテルイミド共重合体及び約5重量%〜約40重量%の
    ポリカーボネートを含有してなる重合体配合物。
  2. 【請求項2】ポリエーテルイミドが式 [式中、Tは−O−又は式−O−Z−O−の基であり、
    該基−O−又は−O−Z−O−の二価の結合手は3,
    3′,3,4′,4,3′又は4,4′位にあり;Zは
    (A) 及び(B)一般式 (式中、Xは式 −C2y−、 −O−及び−S− (たヾしyは1〜約5の整数である)の二価の基からな
    る群から選んだ一員である)の二価の有機基からなる群
    の一員であり;そしてRは(a)6〜約20個の炭素原
    子をもつ芳香族炭化水素基及びそのハロゲン化誘導体、
    (b)2〜約20個の炭素原子をもつアルキレン基、3
    〜約20個の炭素原子をもつシクロアルキレン基及び
    (c)一般式 (式中、Qは −S−、−O−、 及び−C2x− からなる群から選んだ一員でありそしてxは1〜約5の
    整数である)の二価の基からなる群から選んだ二価の有
    機基である)の反復単位を含む請求項1記載の重合体配
    合物。
  3. 【請求項3】ポリエーテルイミドがさらに式 (式中、Rは請求項2に定義したとおりでありそしてM
    (たヾしBは−S−又は である)からなる群から選ばれる)のポリイミド反復単
    位を含有する請求項2記載の重合体配合物。
  4. 【請求項4】シロキサンポリエーテルイミド共重合体が
    の反復単位及び式 の反復単位(式中、T及びRは請求項2に定義したとお
    りであり、n及びmはそれぞれ1〜約10の整数であり
    そしてgは1〜約40の整数である)から本質的になる
    請求項1記載の重合体配合物。
  5. 【請求項5】シロキサンポリエーテルイミド共重合体が
    さらに式 [式中、Mは請求項3に定義したとおりでありそして
    R′はR又は式 (式中、n及びmはそれぞれ1〜約10の整数でありそ
    してgは1〜約40の整数である)の基である]の反復
    単位を含有する請求項4記載の重合体配合物。
  6. 【請求項6】ポリカーボネートが式 (式中、Yは二価芳香族基である)の反復単位を含有す
    る請求項1,2,3又は4のいずれかに記載の重合体配
    合物。
  7. 【請求項7】Yが2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
    ル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
    ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニ
    ル)プロパン、4,4−ビス(4−ヒドロキシフェニ
    ル)ヘプタン、2,2−(3,5,3′,5′−テトラ
    クロル−4,4′−ジヒドロキシフェニル)プロパン、
    2,2−(3,5,3′,5′−テトラブロム−4,
    4′−ジヒドロキシフェニル)プロパン及び(3,3′
    −ジクロル−4,4′−ジヒドロキシジフェニル)メタ
    ン又はそれらの混合物からなる群から選んだ二価フェノ
    ールからの二価芳香族残基である請求項6記載の重合体
    配合物。
  8. 【請求項8】ポリカーボネートが芳香族二価フェノー
    ル、カーボネート前駆体及び芳香族ジカルボン酸から誘
    導されたポリエステルカーボネートである請求項1,
    2,3又は4のいずれかに記載の重合体配合物。
  9. 【請求項9】芳香族二価フェノールが2,2−ビス(4
    −ヒドロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキ
    シフェニル)メタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
    3−メチルフェニル)プロパン、4,4−ビス(4−ヒ
    ドロキシフェニル)ヘプタン、2,2−(3,5,
    3′,5′−テトラクロル−4,4′−ジヒドロキシフ
    ェニル)プロパン2,2−(3,5,3′5′−テトラ
    ブロム−4,4′−ジヒドロキシフェニル)プロパン及
    び(3,3′−ジクロル−4,4′−ジヒドロキシジフ
    ェニル)メタン又はそれらの混合物からなる群から選ば
    れる請求項8記載の重合体配合物。
  10. 【請求項10】芳香族ジカルボン酸がテレフタル酸又は
    イソフタル酸又はそれらの混合物である請求項9記載の
    重合体配合物。
  11. 【請求項11】n及びmが1〜約5の整数でありそして
    gが5〜約25の整数である請求項4記載の重合体配合
    物。
  12. 【請求項12】gが9〜約20の平均値をもつ請求項1
    1記載の重合体配合物。
  13. 【請求項13】シロキサンポリエーテルイミド共重合体
    が実質的にランダムな共重合体である請求項1,2,3
    又は4のいずれかに記載の重合体配合物。
  14. 【請求項14】シロキサンポリエーテルイミド共重合体
    がブロック共重合体である請求項1,2,3又は4のい
    ずれかに記載の重合体配合物。
  15. 【請求項15】シロキサンポリエーテルイミド共重合体
    が交互共重合体である請求項1,2,3又は4のいずれ
    かに記載の重合体配合物。
  16. 【請求項16】オルガノシロキサン含有反復単位がシロ
    キサンポリエーテルイミド共重合体の約20〜約50モ
    ル%を構成する請求項4記載の重合体配合物。
  17. 【請求項17】オルガノシロキサン含有反復単位がシロ
    キサンポリエーテルイミド共重合体の約25〜約40モ
    ル%を構成する請求項4記載の重合体配合物。
  18. 【請求項18】約5〜約30重量%のシロキサンポリエ
    ーテルイミド共重合体、約10〜約30重量%のポリカ
    ーボネート及び約40〜約85重量%のポリエーテルイ
    ミドを含有する請求項1,2,3又は4のいずれかに記
    載の重合体配合物。
  19. 【請求項19】ポリエーテルイミドが式 の反復単位から本質的になる請求項18記載の重合体配
    合物。
  20. 【請求項20】シロキサンポリエーテルイミド共重合体
    が式 及び (式中、gは約9〜約20の平均値をもつ)の反復単位
    から本質的になる請求項18記載の重合体配合物。
  21. 【請求項21】さらに充填剤、顔料、補強剤又はそれら
    の混合物を含有してなる請求項18記載の重合体配合
    物。
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