JPH02501650A - 特に車両用受信機のための盗難防止システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特に車両用受信機のための盗難防止システム本発明は、特に自動推進車両に使用 される受信機のための盗難防止システムに関する。

特に自動推進車両に搭載されている受信機は狙われるので、駐車中の多くの車両 が他人の侵入を受け、例えば引き出すとと−ドに受信機を取り外し自在に取り付 けることが丁でに提案されている。

しかしながら、受信機がかさばるため、車両所有者は、一定の時間車両を駐車す る場合、受信機を車両内、例えば前部座席の下に隠丁ことが多い。こうした行為 は泥棒のよ（知るところであり、車両の窓を破って、隠された受信機を素早（取 り出すだけでよい。

本発明は、自動推進車両内に搭載された受信機を何人も欲しがらないようにする システムを提供する。

この目的のために、特に自動推進車両に用いられ、ダツシュボードのような車両 の不動部に破り得ない方法で固定された可聴周波増巾装置と、該増巾装置に取り 外し可能に固定された高周波選択制御部即ちチューナ制御部であって、電気的接 続手段に係る高周波受信システムは、前記増巾装置が、前記チューナ制御装置を 受容して該ナユーナ制御装置を該増巾装置に電気的に接続するための筐体を有す ること、及び、前記チューナ制御装置が、前記筐体に収容されたとき、その視認 可能な外面に、高周波周波数の探索を制御すると共に高周波を選択するための要 素と、特に探索周波数を表示するための装置とを備えることを特徴とする。

発明の有利な特徴によれば、チューナ制御装置はクレジットカードと同じ大きさ を有する平らな直角平行六面体の形状をして℃゛・る。

つまり、車両から離れる前に、使用者は増巾装置からチューナ制御装置を単に取 り外し、チューナ制御装置を事実上隠したり、チューナ制御装置がかさばらない ので、使用者が例えばボケ、トに入れてチューナ制御装置を持ち去ることができ る。

好ましくは、増巾装置は車両のダツシュボードの後部で固定され、増巾装置の筐 体の入口の前面にチューナ制御装置を通すための開口を備えている。

前記電気的接続手段は、増巾装置の筐体の下部に受容されるコネクタと、チュー ナ制御装置と一体をなす金属接点とそれぞれ共働する所定数の可撓性金属片と乞 有するプラグ手段から形成される。

信頼性の理由から、金属片−電気接点の組によってチューナ制御装置と増巾装置 との接続を行わないことが望ましい。実際、チューナ制御装置の増巾装置への挿 脱は一日のうちで何回も起り得るので、接点の急速な摩耗が生じ易い。そのうえ 、チューナ制御装置をボク、トに入れて持ち運ぶ間に、接点が鍵及び／又は硬質 のような金属物の存在で傷付けられることもある。

こうした問題を解決するために、本発明に係るシステムは、チューナ制御装置乞 増巾装置に接続するために、アンテナから到来する高周波信号をチューナ制御装 置の高周波回路へ伝達するための容量結合型接続部と、チューナ制御装置からの 低周波信号を増巾装置の低周波増巾器へ伝達するｋめの容量結合型接続部と、チ ューナ制御装置の電力供給のための電磁結合型接続部とを備える手段をも提供す る。

発明の他の特徴によれば、高周波信号を伝達するための容量接続部は、チューナ 制御装置が挿入されたときに互いに対向配置され、それぞれ増巾装置とチューナ 制御装置に、好ましくはその下面に位置し、チューナ制御装置の板と一体のセラ ミクスの如き誘電体の板によって分離された２枚の金属板からそれぞれ構成され る２個のコンデンサを備える。

発明の更らに別の特徴によれば、低周波信号を伝達するための容量接続部は、ス テレオ・チャンネルのそれぞれと電流帰路に設けられた少なくとも６個のコンデ ンサであって、それぞれが、チューナ制御装置が挿入されたときに互いに対向配 置され、それぞれ増巾装置とチューナ制御装置に、好ましくはその下面に位置し 、チューナ制御装置の板と一体のセラミクスの如き誘電体の板によって分離され た２枚の金属板を有する少なくとも３個のコンデンサを備える。

好ましくは、前記誘電体は５００〜２０００の相対誘電率を発明の更らに他の特 徴によれば、電磁結合型接続部は、増巾装置の直流−交流変換器の出力とチュー ナ制御装置に１好ましくはその下面にそれぞれ位置する２個の結合された巻線を 備える。

都合のよいことに、本発明のシステムは、前記接続を完全に保証するためにチュ ーナ制御装置の後部を押し付けるように、チ、−す制御装置の増巾装置への挿入 期間解放される機械的装置を更らに備える。

そのうえ、本発明のシステムは、増巾装置の筐体からのチューナ制御装置の放出 を制御するための把みを備えている。

好ましくは、チューナ制御装置に秘密コードが記憶され、増巾装置に記憶された 他の秘密コードと比較される。この比較は例えば増巾装置にチューナ制御装置が 供給されると直ちに行われ、２つの秘密コード間の一致が確認されるとシステム の作動が有効化される。

この後者の特徴は、増巾装置と通常は関連付けられるべきチューナ制御装置が無 ければ、増巾装置は完全に使用不可能であるから、自動推進車両のダツシュボー ドと一体の増巾装置を盗用することを完全に思いとどまらせるため、興味深い。

本発明の２個の実施例を例として示す添付の概略図を参照して、以下の説明的記 述の中で、発明は一層よく理解され、他の目的、ｆＦ徴、詳細及び利点は一層明 瞭になるであろう。

ここで、 第１図は、本発明に係るシステムを備える自動推進車両のダ、シュボードの正面 図である。

第２図は、本発明のシステムの第１図の矢印■の方向での拡大斜視図である。

第３図は、第１実施例に係るチューナ制御装置の斜視図である。

第４図は、本発明に係る増巾装置のコネクタへのチューナ制御装置の取り付けを 示す一部破断斜視図である。

第５図は、本発明のチューナ制御装置及び増巾装置のそれぞれに位置する異なる 電気的要素をプロ、クダイヤグラムの形で示す。

・第６図は、第２実施例に係る特にチューナ制御装置の上面図である。

第７図は、第６図を矢印■の方向で観た図である。

第８図は、チューナ制御装置な増巾装置の筐体内に維持するための機械的装置を 示す斜視図である。

第９図は、本発明のシステムのチューナ制御装置と増巾装置とにそれぞれ存在す る電気的要素又は回路をプロ、クダイヤグラムの形で示す。

第１図〜第５図において、受信機１は例えば車両のダツシュボードによって構成 される車両の不動部２に取り付けられる。

受信機１は２個の個別の部分を備え、その一つ３は、ダツシュボード２の後面に 例えば固定ねじ（図示せず）によって破壊不可能な方法で一体となったフレーム 、即ち増巾装置を構成し、他の一つ４は、周波数を探索し高周波を選択するだめ の例えば接触接続形のディジタル制御キー４ａ及び探索された周波数と局との特 に液晶を持つ表示装置４ｂを有する、ＡＭ又はＦＭ高周波の取り出し及び選択を 制御するだめのもの、即ちチューナ制御装置である。チう−す制御装置４は供給 装置乙に取り外し可能に取り付けられ、支払いカード又はクレジットカードと同 じ位の大きさを有する直角平行六面体状の平らなケーシングを形をしており、増 巾装置６に対する整形された共役な有する中央筐体５に係合する。チ、−す制御 装置４を筐体５内に挿入できるようにするために、ダツシュボード２は筐体５に 対向して位置する矩形の開口６を有する。チューナ制御装置４は、筐体５内に長 さ方向に配置されるとき、外側に残る部分があり、し声がって、その面の尾程度 が見えるので、制御キー４ａはアクセス可能であり、選択された周波数と選択さ れたＡＭ又は１Ｍ波帯のための表示装置４ｂも視認できる。なお、キー４ａ及び 表示装置４ｂはチューナ制御装置４の上面に位置している。

外へ突出するチューナ制御装置４のこの面部分は、ダツシュボード２の前面と一 体になった硬質ゴム製の台７によりて担持される。

また、チューナ制御装置４は、その長さ方向に且つ制御キー４ａに対向する上面 に互いに平行な関係で配列された接触スタ、ド（５ｔｕｄ）　４　ｃを形成する 複数の金属要素を備えている。接触素子４ｃはチューナ制御装置４のクーシング 内に配置された異なる電子回路に電気的に接続されるが、これについては後述す る。平行六面体状の棒の形をしたコネクタ８が筐体５の底部Ｋ［ｆｆｉ定され、 チューナ制御装置４０クーシングの端部を受容するための凹部８ａを有する。コ ネクタ８は、凹部８ａの上面に固定され、チ、−す制ｇｇ装置のケーシングの１ １！部が凹部８ａに挿入されたときにそれぞれ接触要素４Ｃを押すことによって 電片８ｂを有する。チューナ制御装置４は、増巾装置３と一体でチューナ制御装 置４の長軸に対して対称に、チューナ制御装置４の１両側に整列関係で位置する ２個の引き込み可能な押し付は谷形成要素９．１０により、挿入された位置に維 持される。より詳細には、それぞれの押し付は要素９，１０は増巾装置３と一体 の管状部９ａ　＋　１０　ａを有し、管状部の一端は増巾装置３の外側からアク セスできる取外し自在のプラグ９ｂ、１０ｂによって密閉され、他端は、チュー ナ制御装置４のケーシングの側面に形成された対応するハウジング４　ｄ　＊　 ’４　ｅに弾性的に挿入されるように、その対応する管状部から外側に一部が突 出している球９Ｃ＊　１０ｃを備えている。ハウジング４ｄ、４ｅは曲面状底部 をチューナ制御装置４の上側の面に垂直にした細長いノツチの形状を呈し、チュ ーナ制御装置４の長軸に対称に配置されている。ハウジング４　ｄ　＋　４　ｅ に別の形、例えば球状キャップの形を与えることも勿論可能である。それぞれの 球９ｂ。

１０ｂは対応する管状部にプレストレス（ｐｒｅｓｔｒｅｓｓ）されて同軸に取 り付けられたバネ９ｄ、１０ｄのような弾性復帰要素により、管状部９．１０の 対応する端部に維持される。

第５図は、増巾装置５を形成する不動部とチューナ制御装置４によって構成され る可動部とにそれぞれ存在する異なる電子回路を示しており、これら２つの部分 の分離は点線りによって表わされる。この点線りの上に、チューナ制御装置４が 筐体５内に挿入されたときに弾性片８ｂがそれぞれ接触プラグ４ｃと接触すると き確立される電気的接続部０１〜Ｃ７が表わされている。つまり、増巾装置３は １個の低周波増巾回路ＡＭＰ”ｌｋ有する。低周波増巾回路ＡＭＰの両出力Ｓは スピーカ（図示せず）に接続され、その入力は接続部Ｃ６、Ｃ７を介して、チュ ーナ制御装置４に取付けられたステレオ前置増巾回路ＰＡＭＰ１０対応する入力 に接続される。接続部Ｃ６によってなされる電気的接続は、それぞれが１つのス テレオ・チャンネルのための２本の接続線を実際には有するが、接続部Ｃ７によ ってなされる電気的接続は電流帰路のための少なくとも１本の線を有する。増巾 装置６も、ＡＮＴで表わされる高周波受信アンテナに接続するためのコネクタ（ 図示せず）を有し、アンテナ出力は接続部Ｃ１と接続部Ｃ２への接地とに接続さ れ、接続部ＣＩ、Ｃ２はアンテナをチューナ制御装置４の高周波回路ＲＦＣの入 力に接続する。接続Ｌ１．Ｌ２は、この場合には車両のバッテリによって構成さ れる電気的供給装置に接続するための電線を表わし、チューナ制御装置４の異な る回路のための供給装置ＳＵＰに接続される接続部Ｃ４、Ｃ５にそれぞれ接続さ れる。最後に、増巾装置６は、受信機を自動推進車両に搭載する間に工場で確立 されることが好ましい秘密コードを発生するための装置ＧＥＮを備えている。こ の発生装置はメモリを有する形式であり、メモリには、例えば増巾装置３が給電 されると発生装置の出力に供給される秘密コードが記憶される。こうした発生装 置はそれ自体公知で“あるので、詳細に説明する必要はない。発生装置ＧＥＮの 出力は接続部Ｃ３を介してチューナ制御装置４の復号回路ＤＥＣの入力に接続さ れる。復号回路ＤＥＣは発生装置ＧＥＮに記憶された秘密コードを復号すること ができ、発生装置ＧＥＮが認識された場合にはチューナ制御装置４の同期装置５ ＹＮＴの動作を正当化する制御信号を送出することかできる。

復号装置ＤＥＣは、チューナ制御装置４が受信機のユーザーに渡される前に秘密 コードが記憶されるメモリを備え、好ましくは、この秘密コードは増巾装置３０ 発生装置ＧＥＮに記憶されたコードと同じである。復号装置ＤＥＣは更らに、接 続部Ｃ３を介して発生装置ＧＥＨに接続されると共に復号装置ＤＥＣのメモリに 接続され、２つの秘密コードを比較して、これらのコードが同一の場合には同期 回路５ＹＮＴに制御出力信号を送る比較器を備えている。同期回路５ＹＮＴは、 一方では、制御キー４ａ及び表示装置４ｂに接続され、他方では、出力が中間周 波回路ＩＦＣに接続される高周波回路ＲＦＣに接続される。中間周波回路ＩＦＣ の出力における中間周波信号は復調後に前置増巾回路ＰＡＭＰ１０入力に印加さ れる。回路ＨＦＣ、ＩＦＣ。

５ＹＮＴ、ＳＵＰ及びＰＡＭＰＩ　は従来からの回路であるから詳細な説明をす る必要はない。

参照符号１１．１２は、増巾装置乙において読み出されるアナログ又はデジタル のオーディオ・カセットとレーザ・オーディオ・ディスク（即ち、それ自体公知 の再生手段で、明確化のために図示されていない）乞それぞれ差し込むための２ 個の挿入口を指示している。挿入口１１．１２はチューナ制御装置４の差込み用 開口乙の上側に位置する。

音量及びスピーカのバランスの調節を制御するための把み（図示せず）は、ダツ シュボードの前面と一体で、特に音量及びスピーカのバランスの調節を制御する ための把みに関する種々の表示を含むフロントパネル１６の、チューナ制御装置 ４の差込み用開口乙の近くに配置される。言うまでもなく、フロントパネル１３ は挿入口１１．１２及び差込み用開口６とそれぞれ連通する矩形の通路又は開口 な頁する。

チューナ制御装置４の回路は、できるだけ小型化できるように印刷配線回路の形 で内部に取り付けられる。

このように、チューナ制御装置４はユーザーがボケ、トに入れて容易に持ち運ぶ ことができ、チューナ制御装置４を差込み用開口６を通して差し入れ、チューナ 制御装置４を筐体５及びコネクタ８に挿入してチューナ制御装置４と増巾装置３ との間に上記の電気的接続を確立し、増巾装置３及びチューナ制御装置４にそれ ぞれ記憶された秘密コードを認知した後に受信機を作動させる。ユーザーが車両 から一時的に離れる場合、弾性保持素子９．１０からチューナ制ｎ装置４を解放 することによってチューナ制御装置４を取り外し、それをポケットに入れる。

したがって、ダツシュボードをひどく破損させることなく増巾装置５を盗むこと は不可能である。つまり、チューナ制御装置４は小型軽食でクレジットカード同 様であって、ポケットの中に入れてお（ことができるから盗み得ない。

第６図〜第９図に示された第２の実施例に係るシステムは、上記の第１の実施例 とは、上記のようにチューナ制御装置４を縦方向に差し入れる代りに横方向に差 し込む点及びチューナ制御装置４と増巾装置６との電気的結合の点でのみ相違す る。

第２の実施例によれば、制御キー４ａ及び表示装置４ｂは、チューナ制御装置４ がその対応する筐体５に横方向に挿入されに縦に配置され、制御キー４ａは表示 装置４ｂの両側に位置する。

チュ−ナ制御装置、は、その対応する筐体５に挿入されたときにチューナ制御装 置４と増巾装置３との間の電気的相互接続を行うための増巾装置３０手段とそれ ぞれ共働する手段を有する。チューナ制御装置４の該手段は、制御キー４ａ及び 表示装置４ｂが配列されているチューナ制御装置４の縦方向の縁部の近くに且つ それに平行に、整列して並行に位置する。これらの手段はチューナ制御装置４の 下面に配置され、チューナ制御装置４が矢Ｆ１の方向に挿入される第６図の左か ら右へ、円形の錠剤の形状をした５つの金属板１４−１６を有する。該金属板の 各々は、チューナ制御装置４の対応する素子４　ｆ　、　４ｇ、４ｈの底部に受 容され例えば接着によって固着されており、増巾装置３の筐体５の底の下側水平 面５ａに例えば接着によって一体となった円形錠剤の形の、金属板１４−１６と 同形の３個の金属板１７−１９とそれぞれ共働することができ、対の金属板１４ ．１７；１５．１８；１６．１９のそれぞれはチューナ制御装置４の前置増巾器 ＰＡＭＰＩと増巾装置３の低周波増巾器ＡＭＰとの間で低周波信号を伝送するだ めの容量結合を形成する。セラミクスなどの誘電体材料で作られる円形のパステ ル（ｐａｓｔｉｌｌｅ）　Ｐ　１はそれぞれの要素４ｆ−４ｈに受容され、例え ば接着により対応する金属板１４．ｉｓ、１６に固定されるが、誘電体コンデン サを形成するように金−板１４．１７；１５．１８；１６．１９の間にそれぞれ 位置している。例えば、各パステルＰ１ｔ、たがって各金属板１４−１９はほに １０ｍ１の直径を有し、各パステルＰ１は１０分の数朋の厚さを持つ。そのうえ 、各パステルＰ１は５００〜２０００の相対誘電率を持ち、例えば、減極を受け たＰＸＥ形のセラミクスで形成される。

更らに、接続手段はチューナ制御装置４の下面に垂直なコア２０ａに巻回された 巻線２１有し、巻線２０−コア２０ａの組はチー−す制御装置４の下面に形成さ れた要素の形のハウジング４１に受容される。巻線２０は下側水平面５の対応す る要素に受容された同様の巻線２１と、板４の挿入位置においてチューナ制御装 置４の電力供給に必要な電磁的結合を確保するために対向関係で一方が他方の上 部に位置するように共働する。

巻線２１ａは下側水平面５ａに垂直なコア２１ａに巻回される。

最後に、接続手段は、チューナ制御装置４の下面に形成された対応する要素４ｊ 、４ｋを形成するハウジングの底にそれぞれ受容され接着によって固着される、 円形錠剤の形をした２個の金属板２２．２５を備えている。２個の金属板２２． ２′５は、例えば接着によって固着され同じ大きさの２個の他の金属板２４．２ ５とそれぞれ共働し、板４の挿入位置において一方が他方の上部にあって対向関 係にあり、アンテナＡＮＴの出力と高周波回路ＨＦＣとの間で高周波信号を伝送 するための容量結合と、必要な電流のそこ及び後方の接続を確保する別の容量結 合とを確保する。金属板１４．１７及び１５．１６によってそれぞれ形成される ２つのコンデンサのそれぞれは一つのステレオ・チャンネルに対応し、金属板１ ６．１９によって形成されるコンデンサは必要な電流帰路を確保する。最後に、 セラミクスなどの誘電体材料で作られた２個のパステルＰ２は金属板２２．２３ に例えば接着によってそれぞれ固定され、チ、−す制御装置４の挿入位置で２個 の誘電体コンデンサを形成する。

第９図において、点線りは増巾装置乙の不動部とチューナ制御装置によって構成 される取外し可能部との間の分割線を示し、上記の異なる型式の結合は点線り上 に位置するそれぞれの記号によって表わされる。この図は、例えばチヨ、パ回路 によって構成され、車両のバッテリから供給される直流を交流に変換して巻線２ ０．２１を介して整流回路へ供給電力を伝える直流−交流変換回路ＣＶの存在を 示している。整流器の出力はチューナ制御装置４の種々の回路に給電する。チュ ーナ制御装置４は、コード発生器ＧＥＮが接続される変換回路Ｃｖを介して整流 回路ＲＤに伝えられる増巾装置３からの秘密コードを受け取るように、秘密コー ドを復号するための回路ＤＥＣが整流回路ＲＤの出力に接続されている点で相違 するのを除いて、第５図に示されたものと同じである。コード発生器ＧＥＨの秘 密コードは例えば供給装置３が給電されるときに復号回路ＤＥＣへ伝えられる。

参照符号ＰＡＭＰ２はコンデンサ２２．２４及び２３　、２５を介して高周波回 路ＲＦＣへ接続されるアンテナＡＮＴのための前置増巾器を指示する。

言うまでもなく、第６図に示された異なるコンデンサの板と巻線とは、第９図に 示されるようにして増巾装置３とチューナ制御装置４との異なる回路へ電気接続 される。増巾装置６でのチューナ制御装置４の挿入位置において低周波信号の伝 送のために形成されるコンデンサも、中間周波数を除去させる。

第８図は、チューナ制御装置４がその対応する筐体５内で使用位置にあるときに 前記の容量的、電磁的結合を完全に確保するとともにチューナ制御装置を適所に 維持するために、チューナ制御装置４の後部を押すことができる機械的装置を示 している。筐体５の底部は空胴５ｂで終り、その上壁は、実質的に円弧状の断面 を呈し、端部形成部２６即ち前記機械的装置の形成部の長軸ｘ−ｘ’に関して傾 くことができるようになされ、その筐体５の底部５ｂでチューナ制御装置４の差 し込みによって引き起される。端部形成部２６は水平に対して４５°傾斜した不 動作位置において点線で示され、端部形成部２５の停止部２６ａを形成する細長 い下側半円筒部に一端が固定され増巾装置乙の不動点へ他端が固定された復帰バ ネ２７により、不作動位置に維持される。半円筒部２６ａはこれに垂直で細長い 平行六面体部２６ｂに接続される。平行六面体部の一つの下面２６ｂ１は、端部 形成部２６の作動位置においてチューナ制御装置４の端部の上面に載る。

機械的放出装置も、その筐体５からチューナ制御装置４を放出するために設けら れる。この装置は、復帰バネ２７の一端が固定された端部形成部２６の面とは反 対の端面に一端が固定され、カード４を放出するための押しボタンを形成する要 素２９に対して他端がヒンジ状に接続された一つのレバー・アーム２８を備えて いる。要素２９はダツシュボード２の前壁を通って滑動自在に取り付けられ、ア クセス可能なようにダツシュボード２から外側へ突出している。

チューナ制御装置４をその筺体５に差し込む前には、端部形成部２６は点線で示 された待ち位置にある。チューナ制御装置４が筐体５に差し込まれると、その後 端は停止部形成部２６ａにぶつかり、平行六面体部２６ｂの平面２６ｂ１が板４ に載る京で時計方向に端部形成部２６を軸ｘ−ｘ’に関して傾けさせ、平行六面 体部２６ｂ’ｌ正しい位置に維持すると共に容量的、電磁的結合を完全に確保す る。停止部形成部２６ａの端面に対するバネの固定点は、点線で示された位置か ら実線で示された位置へはｙ円形の軌道上を移動したことになる。端部形成部２ ６はチューナ制御装置４の後端面と衝突して半円筒部２６ａにより作動位置に停 止され、またレバー・アーム２６によりても動かなくされる。復帰バネ２７の復 帰力は極めて弱い。チューナ制御装置を取り出したいユーザーは第８図に関して 左の方へ押し要素２９を押圧し、点線の待ち位置の方へ端部形成部２６の傾動に 対応する方向にレバー・アーム２８を回動させる。端部形成部２６のこの傾動の 間に、半円筒部２６ａは矢Ｆ２の方向に右へチューナ制御装置４を押し戻し、そ の一部を筐体５から放出させる。

都合のよいことに、チューナ制御装置４が第８図に示す挿入位置にあるときに増 巾装置６−チューナ制御装置４の組に電力を供給することができるように、スト ローク端の接点（図示せず）が端部形成部２６に関連付けられる。

前記の２つの実施例において、種々の修正がなし得る。つまり、第２の実施例に 係るチー−す制御装置４はその筺体５に横だ局を記憶できるメモリ機能のような 他の機能を確保するために、丁でに示した８個のキーよりも多い最大数のキーを 挿入することか可能である。そのうえ、取り外し可能なチューナ制御装置４に記 憶された秘密コードはクレジットカード同様に磁気的に記録され、増巾装置乙に 設けられた磁気的読取り装置により読み取ることができる。このように、この秘 密コードは購入時にその物と共に渡される磁気カード上に記録され、紛失の場合 に別のラジオ・カード上に最初のコードを入れることができるようにする。第２ の実施例において記述した放出装置は、第１の実施例のチューナ制御装置４を放 出するためにも使用できる。最後に、電力供給装置（蓄電池又は電池）と小型の 折畳み可能なヘッドセットに接続された増巾器とを備え、通常のタバコの箱の大 きさの携帯用ケースにより、ラジオ・カード４のユーザーはそれが接続された局 の聴取を車外で完成することになる。

。［すｑＥ！１ 手続補正書（ハ） 平成　２年　３月ノ３罰舎

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ダッシュボードのような自動推進車両の不動部に破り得ない方法で固定され た可聴周波増巾装置と、高周波の取出し及び選択を制御するための装置即ちチュ ーナ制御装置であって、該チューナ制御装置を作動状態にする電気接続手段を介 して前記増巾装置に接続され且つ前記増巾装置に固定されたチューナ制御装置と 、 を実質的に備える形の、自動推進車両に特に用いられる受信システムにおいて、 前記増巾装置（３）が、前記チューナ制御装置（４）を受容して前記チューナ制 御装置と電気的接続を行うための筐体（５）を有し、 前記チューナ制御装置（４）が、その筐体（５）に挿入されたときにその可視部 に、高周波を探索し且つ選択するための制御要素（４ａ）と、探索された周波数 を特に表示するための装置（４ｂ）とを有する ことを特徴とする受信システム。 ２．前記チューナ制御装置（４）が、クレジットカードと同じ大きさと平らな平 行六面体のケーシングの形をしていることを特徴とする請求項１記載のシステム 。 ３．前記自動推進車両の前記不動部（２）が、前記チューナ制御装置（４）を差 し込むための前記筐体（５）の入口に対向して配置された開口（６）をも有する ことを特徴とする請求項１又は２記載のシステム。 ４．前記表示装置（４ｂ）が液晶形であり、前記制御要素（４ａ）が接触接続形 のキーであることを特徴とする請求項１〜３のいずれかに記載のシステム。 ５．前記増巾装置（３）が、アナログ又はディジタルのカセットとレーザ読取り ディスクとをそれぞれ受容するための２個のハウジング（１１），（１２）を更 らに備えることを特徴とする請求項１〜４のいずれかに記載のシステム。 ６．前記電気的接続手段が、複数の弾性金属接触片を有し、前記チューナ制御装 置（４）の上面の後部に位置する、前記筐体（５）の底部におけるコネクタを有 するプラグ手段から構成され、複数の接触プラグ（４ｃ）が前記金属片（８ｂ） とそれぞれ共働することを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載のシステム 。 ７．前記電気的接続手段が、アンテナから到来する高周波信号を前記チューナ制 御装置（４）の高周波回路ＨＦＣへ伝送するための容量結合型接続部（２２，２ ４；２３，２５）と、前記チューナ制御装置（４）からの低周波信号を前記増巾 装置（３）の低周波増巾器ＡＭＰへ伝送するための容量結合型接続部（１４，１ ７；１５，１８；１６，１９）と、前記チューナ制御装置（４）の電力供給のた めの電磁結合型接続部（２０，２１）とを備えることを特徴とする請求項１又は ２記載のシステム。 ８．高周波信号を伝送するための前記の容量型接続部が、前記チューナ制御装置 （４）の筐体（５）内の挿入位置に互いに対向配置され、前記増巾装置（３）と 前記チューナ制御装置（４）、好ましくはその下面とにそれぞれ位置し、前記チ ューナ制御装置（４）の板（２１；２２）と一体のセラミクスなどの誘電体材料 で作られた板Ｐによって分離された２枚の金属板（２２，２４；２３，２５）か らそれぞれ形成される２個のコンデンサを備えることを特徴とする請求項７記載 のシステム。 ９．低周波信号を伝送するための前記の容量型接続部が、各ステレオ・チャンネ ルのためと１個の電流帰路のためとの少なくとも３個のコンデンサ（１３，１６ ；１４，１７；１５，１８）（１３，１４；１４，１７）であって、前記チュー ナ制御装置（４）の筐体（５）内の挿入位置において互いに対向配置され、前記 増巾装置（３）と前記チューナ制御装置（４）、好ましくはその下面とにそれぞ れ位置し、前記チューナ制御装置（４）の板（１３；１４，１５）と一体のセラ ミクスなどの誘電体材料で作られた板Ｐによって分離された２枚の金属板をそれ ぞれ有する少なくとも３個のコンデンサを備えることを特徴とする請求項７記載 のシステム。 １０．前記誘電体材料が５００〜２０００の相対誘電率を持つことを特徴とする 請求項９記載のシステム。 １１．前記電磁結合型接続部が、直流電流−交流電流変換器（ＣＶ）の出力にお ける前記増巾装置（３）と前記チューナ制御装置（４）、好ましくはその下面と にそれぞれ位置する２個の結合された巻線（２０；１９）を備えることを特徴と する請求項７記載のシステム。 １２．前記チューナ制御装置（４）の前記可視部が、前記自動推進車両の前記不 動部の前面と一体の例えば硬質ゴム製の台（７）上に載ることを特徴とする請求 項１〜１１のいずれかに記載のシステム。 １３．前記チューナ制御装置（４）の前記筐体（５）への挿入時に解放されて前 記チューナ制御装置（４）の後部を押し、前記接続を完全に確保するための機械 的装置（２５）を備えることを特徴とする請求項７〜１２のいずれかに記載のシ ステム。 １４．前記チューナ制御装置（４）の前記筐体（５）からの放出を制御するため の要素（２７）を備えることを特徴とする請求項７〜１３のいずれかに記載のシ ステム。 １５．秘密コードが前記チューナ制御装置（４）に記憶され、前記増巾装置（３ ）に記憶された別の秘密コードと比較されること、及び、システムの作動化が２ つの秘密コードの一致の場合に有効化され、該比較が例えば前記増巾装置（３） が給電されると即座に生じることを特徴とする請求項１〜１４のいずれかに記載 のシステム。