JPH02501461A - トーチ切削により切削面に対して面取りした末広切削部を形成するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 トーチ切削により切削面に対して面取りした末広切削部を形成するための装置 本発明は特にパイプ等の円筒片の内部を切削する際にトーチ切削により例えば溶 接面取り部の切削面に対して面取りした末広切削部を形成するための装置に関す る。

工業製造において、工作片を切削し、一連のものから工作片を除去し、ならい削 りした鉄材及びパイプを切り離すためには切削のみならず溶接のために面取りが 必要となる。自由空間にて面取り部を形成するための装置が各種存在しているが 、特願第ＷＯ３６１０４００３号に記載の切削トーチ案内装置を使用してもかな り細いパイプの内側切削には不適である。先行技術の作動原理によれば、該切削 トーチ案内装置は、壁から設定した作動距離にて円筒形ジャケットの内壁に沿っ てトーチを担持する。

本発明の目的は、切削トーチのバーナヘッドの切削方向の傾斜を変えながら、鱒 バーナヘッドの先端部の通路が所望の切削線を描くような装置を提供することで ある。

該目的は、請求の範囲第１項記載の特徴を有する本発明の装置により達成可能で ある。

本発明の他の特徴及び利点は添附の図面を参照して以下に詳述する。

第１図は本発明装置の概略を示す斜視図、第２図は第１図の装置の構成部品の正 面図、第３図は第２図の構成部品の線ｍ−■における断面図、第４図は第２図の 構成部品の線ｍＶ−ＩＶにおける断面図、第５図は本発明を円筒面の切削に適用 した図、そして第６図は第５図の線Ｖｌ−Ｖｌにおける断面図である。

第１図に示す如く、本発明の装置は、トーチ８により接近する方の担持アームｌ の末端にて固定アーム２に固定されるブロック１５を包含し、該ブロック１５は 、弓形通路に沿って進行するエレメント４を有する横方向支持弓形部３を備える 。該可動エレメント４には、トーチ８用の取付は板６を有する長手方向弓形支持 部５を備えるブロック１６を固定し、この場合該板は弓形通路に沿って進行する 。弓形支持部３，５の弓形通路の半径は等しく、それらの中心は相互からの軸方 向距離にて担持アームの中心線から等しく離れている。

可動エレメント４の進行通路は横方向弓形支持部３のリムと同じ方向に走行する のが望ましく、該進行通路の面は担持アームの中心線に対して垂直である。他方 、可動取付は板６の進行通路は長手方向弓形支持部５のリムと同じ方向に走行す るのが望ましく、該進行通路の平面は担持アーム１の垂直面に対して平行である 。

可動エレメント４と可動取付は板６の各々はそれ自体の移動機構を有し、これば よって該可動エレメント４，６は別個に調整可能となる。該移動機構は両者共同 じであり、駆動ケーブル９と、駆動ケーブル導入口１４と、駆動ケーブル転換輪 １０と、駆動ケーブルを可動エレメント４，６に固定するだめの駆動ケーブル固 定装置１１、及び案内輪１３を備える案内トラック１２（第２−４図）を包含す る。

本発明装置の好適実施例の１つに依れば、駆動ケーブル９用の駆動装置（図示せ ず）は、トーチから離れた担持アーム１の末端に取付けられるので、該駆動ケー ブル９は中空担持アーム１の内部に延長する。

可動エレメント４，６には、Ｖ字型トラツク１２相互間を可動するように３個の 案内輪１３を取付けるのが望ましい。

駆動ケーブル９が該駆動装置によって所望方向に駆動するのに従って該可動エレ メント４，６は固定装置ｌ＆１１を介して揺動する。

可動エレメント４，６の運転を組み合わせることによって、トーチ８の進行通路 を望みどうりのものにすることができる。

通常弓形支持部３及び５は、該トーチ８が切削すべき表面に対して垂直なように 位置決めされる。第５図の如く円筒面を切削する場合、前記特願第ＷＯ３６１０ ４００３号に記載の切削トーチ案内装置の担持アーム１が角度αで転回するよう に、該切削トーチ８は常時シリンダＭの壁に対して垂直なままである０例えば線 に、又はｊ！８のように垂直位置とは異なる位置は、転向機構によって該可動エ レメント４を所望の方向に転回させることによって得られるものであり、従って これによってそこに固定されている弓形支持部５は転回し、該トーチ８は垂直線 ｊ！に対して転回することになり、その交点７は同じままである。

線Ｖｌ−Ｖｌにおける第６図の断面図には、担持アームの長手方向軸線の面にて 十−チ８の位置を示す０例えば線Ｋｊ！又はｍｊ！等の所望の面取り角は、転向 機構によって該可動取付は板６を所望位置へ転回させることにより得られ、これ によって該トーチ８は交点７の周囲にて担持アーム１の長手方向軸線の平面にて 転回する。

前記実施例は添附の請求の範囲の発明の概念を明確にするために記載したもので あって何ら限定するものではない。

国際調査報告

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）特にパイプ等の円筒形材の内部を切削する際にトーチ切削により例えば溶 接面取り部などの切削面に対して面取りされる末広切削を実施するための装置に して、担持アーム（１）の未端にて固定アーム（２）に取付けたトーチ（８）を 包含し、該担持アーム（１）が軸方向に移動可能でそれの軸線を中心に回転可能 であるようにしてあり、担持アーム（１）の末端部にある固定アーム（２）が、 弓形通路に沿って移動可能なエレメント（４）を有する横方向弓形支持部（３） と、長手方向弓形支持部（５）とを備え、弓形部（５）にはトーチ（８）用の取 付け板（６）を設け、該取付け板は弓形通路に沿って移動可能であり、従って弓 形支持部（３，５）の弓形通路の半径は等しく、それらの中心は相互から軸方向 の距離にて担持アーム（１）の中心線から等しく離れていることを特徴とする該 装置。
2. （２）可動エレメント（４）の進行通路が、横方向弓形支持部（３）のリムと同 方向に走行し、該進行通路の平面が担持アーム（１）の中心線に対して垂直であ ることを特徴とする請求の範囲第１項記載の装置。
3. （３）可動取付け板（６）の進行通路が長手方向弓形支持部（５）と同じ方向に 走行し、該進行通路の平面が可動エレメント（４）の進行通路の平面に対して垂 直であることを特徴とする請求の範囲第１項記載の装置。
4. （４）該可動エレメント（４）と可動取付け板（６）には別個の転向機構を設け 、該可動エレメント（４，６）が独立して移動可能であることを特徴とする請求 の範囲第１項記載の装置。
5. （５）該可動エレメント（４，６）用の該転向機構が、駆動ケーブル（９）と、 駆動ケーブル導入部（１４）と、駆動ケーブル転換輪（１０）と、該駆動ケーブ ルを可動エレメント（４，６）に固定するための駆動ケーブル固定装置（１１） 、及び案内輪（１３）を有する案内トラック（１２）を包含することを特徴とす る請求の範囲第４項記載の装置。
6. （６）駆動ケーブル（９）用の駆動装置が、該トーチから離れて担持アーム（１ ）の末端部に取付けられ、該駆動ケーブル（９）が中空担持アーム（１）の内部 に走行することを特徴とする請求の範囲第５項記載の装置。