JPH02500238A - カスコード構成の高速電子回路 - Google Patents

カスコード構成の高速電子回路

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JPH02500238A
JPH02500238A JP63506304A JP50630488A JPH02500238A JP H02500238 A JPH02500238 A JP H02500238A JP 63506304 A JP63506304 A JP 63506304A JP 50630488 A JP50630488 A JP 50630488A JP H02500238 A JPH02500238 A JP H02500238A
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宏 濱野
雨宮 泉美
拓司 山本
北相模 博夫
毅 井原
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富士通株式会社
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カスコード構成の高速電子回路 技術分野 本発明はカスコード構成の電子回路に係り、特に高速および/または広帯域周波 数で動作できる電子回路に関する。
背景技術 高速データ通信システムなどのデータ処理システムの最近の技術的進歩は高速お よび/または広帯域周波数でデータ処理が可能な改良式電子回路を必要としてい る。特に、例えば光フアイバデータ通信システムでは1.6ギガビツト/秒(G bs)以上の超高速データ伝送が試みられており、周波数範囲が非常に広い光フ アイバケーブルの伝搬速度限界まで伝送速度を増加させる開発が進行している。
このような高速動作を実現するには、広周波でのマージンや高安定性を考慮′し なければならず、また、このような電子回路に適用される回路要素の慎重な選択 とか、最良の回路構aの設計、ストレイキャパシタンスやストレイインダクタン スなどの悪影響の除去などの多くの事項について検討がなされなければならない 。インタフェース回路やレベルシフト回路、弁別回路などの高速データ伝送シス テムに多種類の電子回路が応用されている。しかしながらこのような従来の電子 回路は未だ満足な性能を与える段階には達していないのが現状である。従来の電 子回路について特定の例によ゛り以下に説明する。
発明の開示 本発明の目的は、高速動作時間、広周波領域、および/または大きな安定性を有 する改良式電子回路を提供することにある。
本発明の他の目的は高速動作可能な改良式インタフェース回路を提供することに ある。
本発明の更に他の目的は、広い周波数領域にわたって大きな安定度を有する改良 式レベルシフト回路を提供することにある。
本発明のなお他の目的は信号レベルを高精度で弁別できる改良式弁別回路を提供 することにある。
本発明の他の目的は多くのファンアウトを有する改良式信号分配回路を提供する ことにある。
本発明の他の目的は多くのファンインを有する改良式信号合成回路を提供するこ とにある。
本発明の他の目的は広い周波数制御可能領域を有する改良式周波数帯域制御回路 を提供することにある。
本発明の第1の側面によれば、その高速電子回路は、少なくとも1つの入力トラ ンジスタを備え、そのエミッタが動作的に接地され、且つそのベースが入力信号 を受けてなる電流駆動回路と、少なくとも1つの負荷トランジスタを備え、その エミッタが上記入力トランジスタのコレクタに接続され、且つそのベースが動作 的に接地されてなる負荷トランジスタ回路と、更に上記エミッタに接続されたバ イアス電流源とを具備し、上記バイアス電流源から供給される電流は負荷トラン ジスタに供給され、負荷トランジスタがオンになされたときこの負荷トランジス タがそのベース・エミッタ間電圧をオフになされた場合に負荷トランジスタのベ ース・エミッタ間電圧を維持するものである。
上記バイアス電流源は負荷トランジスタのエミッタと接地の間に接続された電流 ミラー形電流源回路より構成される。
或いは、このバイアス電流源は負荷トランジスタのエミッタと接地の間に接続さ れた少なくとも1つの抵抗器からなる。
高速電子回路は更に負荷トランジスタのベースと接地の間に接続されたバイアス 電圧源を備える。
本発明の第2の側面によれば、高速電子回路の他に、少なくとも1つの負荷抵抗 器を有するインタフェース回路が設けられ、上記負荷抵抗器は負荷トランジスタ のコレクタに接続されて入力信号に対応する電圧信号を出力し、更に電流駆動回 路の入力トランジスタのコレクタと負荷トランジスタのエミッタとの間に接続さ れた少なくとも1つの転送ラインが設けられる。
入力信号は高レベルと低レベルの間を論理的に変化するデータ信号である。
電流駆動回路は入力トランジスタと入力抵抗器を備え、入力トランジスタのベー スは入力信号を受け、入力抵抗器は入力トランジスタのエミッタと接地の間に接 続される。負荷トランジスタ回路は負荷トランジスタを備え、この負荷トランジ スタのエミッタは入力トランジスタのコレクタに接続され、且つそのコレクタは 負荷トランジスタに接続されてこのコレクタと負荷抵抗器が共通接続される点か ら出力信号を出力する。電流ミラー形電流源回路は、コレクタを負荷トランジス タのエミッタに接続された第1電流源トランジスタと、自身の第1端子に電源を 供給される第1電流源抵抗器と、コレクタを第1電流源抵抗器の第2端子と自身 のベースに接続された第2電流源抵抗器とを備えてなり、第1および第2電流源 トランジスタのベースは共通接続され、更に第1および第2電流源トランジスタ のエミッタと接地の間にそれぞれ接続された第2および第3電流源トランジスタ を備えてなる。或いは電流源回路は負荷トランジスタのエミッタと接地の間に接 続された電流抵抗器を備える。
電流駆動回路は、並列接続され、且つ自身のベースに接続された2つの入力信号 に応じて差動動作する第1および第2人力トランジスタと、これら第1および第 2人力トランジスタのエミッタと接地の間に接続された電流源とを備える。負荷 トランジスタ回路は第1および第2負荷抵抗器を備え、第1負荷トランジスタの エミッタは第1人力トランジスタのコレクタに接続され、第2負荷トランジスタ のエミッタは第2人力トランジスタのコレクタに接続され、更に第1および第2 負荷トランジスタのベースは共通接続されると共に動作的に接地される。上記イ ンタフェース回路は更にそれぞれ第1および第2負荷トランジスタのコレクタに 接続された2つの負荷抵抗器を備えて、コレクタと負荷抵抗器が共通接続される 点から2つの出力信号を出力する。電流ミラー形バイアス電流源回路は、並列に 接続された第1〜第3電流源トランジスタヲ備え、第1および第2電流源トラン ジスタのコレクタは第1および第2負荷トランジスタのエミッタにそれぞれ接続 され、第1端子で高圧電源を供給される第1電流源抵抗器を備え、この抵抗器の 第2端子は第3電流源トランジスタのコレクタに接続され、第3電流源トランジ スタのベースはそのベースに接続され、このベースは第1および第2電流源トラ ンジスタのベースに共通接続され、更に第1〜第3電流源トランジスタのエミッ タと接地の間にそれぞれ接続された第2〜第4電流源抵抗器を備える。或いは、 この電流源回路は負荷トランジスタのエミッタと接地の間にそれぞれ接続された 2つの抵抗器からなる。
本発明の第3の側面によれば、レベルシフト回路が更に設けられ、この回路は更 に高速回路の他に負荷トランジスタのコレクタに接続された少なくとも1つの負 荷抵抗器を有する負荷抵抗回路を備″え、且つエミッタと負荷トランジスタのベ ースの間に接続されたバイアス電流源が負荷抵抗器を流れる電流を供給する少な くとも1つの電流源を有してこの電流と負荷抵抗器の抵抗により定められる値だ け出力信号レベルをシフトさせることを特徴とする。
上記インタフェース回路のものに類似したレベルシフト回路の多くの変形を得る ことができる。
本発明の第4の側面によれば、レベルシフト回路に加えてラッチ回路を更に有す る信号弁別回路が設けられ・、このラッチ回路は負荷抵抗回路に接続され、また 電流駆動源は差動形回路として形成され、負荷トランジスタ回路は並列接続の2 つの負荷トランジスタとこれらのトランジスタに接続されて負荷抵抗器における レベルシフト値としての電圧降下量を変化させる2つの電流源とを備えている。
本発明の第5の側面によれば、当該電子回路の応用として信号分配回路が設けら れ、この回路においては複数の負荷トランジスタの各々および複数の負荷抵抗器 の各々が直列に接続され、これらの直列接続回路は直列に接続され、電流駆動回 路とバイアス電流源は互いに並列に接続され且つ負荷トランジスタ回路と負荷抵 抗器が直列に接続された回路の端部に接続される。或いは本発明の第5の側面に よれば、当該電子回路の応用としての信号分配回路が更に設けられ、この回路に おいては複数の負荷トランジスタ回路の各々および複数の負荷抵抗器の各々が接 続され、直列接続回路が並列に接続され、電流駆動回路およびバイアス電流源が 並列に接続され且つ並列接続回路の共通接続点に接続される。
本発明の第6の側面によれば、当該電子回路の応用として信号合成回路が設けら れ、この回路においては、複数の電流駆動回路が並列に接続され、各々の電流駆 動回路は合成されるべき入力信号を受け、負荷トランジスタ回路と負荷抵抗器が 直列に接続されて合成信号を出力し、更にバイアス電流源と負荷トランジスタ回 路の負荷トランジスタのエミッタが並列接続電流駆動回路の共通接続点に接続さ れる。
本発明の第7の側面によれば、周波数帯域制御増幅回路が設けられ、この回路は 、少なくとも1つの増幅トランジスタとこの増幅トランジスタのエミッタと接地 の間に接続された少なくとも1つのエミッタ抵抗器とを有し、増幅トランジスタ のベースが入力信号を受信してなる増幅回路と、少なくとも1つの負荷トランジ スタを有し、このトランジスタのベースが動作的に接地され、且つそのエミッタ が動作的に接地され、このエミッタは更に増幅トランジスタのコレクタに接続さ れてなる負荷トランジスタ回路と、負荷トランジスタのコレクタと高圧電源の間 に接続された少なくとも1つの負荷抵抗器と、更にキャパシタンスを有し、且つ 増幅トランジスタのコレクタと負荷トランジスタのエミッタとの共通接続点に接 続された周波数制御回路とを備える。負荷トランジスタのコレクタと負荷抵抗器 の共通接続点から出力信号が出力され、更に出力信号の周波数帯域は周波数制御 回路のキャパシタンスに応じて変化される。
図面の簡単な説明 第1a図〜ld図は従来のインタフェース回路の回路図、第2a図および2b図 は第1a図〜1d図に示されたインタフェース回路の周波数特性を表わすグラフ であり、第3図は本発明によればインタフェース回路に先行するインタフェース 回路の原理的な回路図、 第4図は第3図に示されたインタフェース回路の周波数特性を示すグラフ、 第5a図および5b図は第3図に示されたインタフェース回路の特定の回路図、 第6a図および6b図は第3図の出力信号の立上りおよび立下り波形を示すグラ フ、 第7a図および7b図は第3図に示されたインタフェース回路の立上りおよび立 下り動作を説明する回路図、第8a図および8b図は本発明によるインタフェー ス回路の原理を示す回路図、 第9a図および9b図は第8a図および8b図の出力信号の立上りおよび立下り 波形を示すグラフ、第10a図〜10d図は本発明によるインタフェース回路の 実施例の回路図、 第11図および12図は従来のレベルシフト回路の回路図、第43図は第11図 に示されたレベルシフト回路の周波数特性を示すグラフ、 第14図は本発明によるレベルシフト回路の原理を示す回路図、 第15図は本発明によるレベルシフト回路の実施例の回路図、 第25図〜27図図および23b図は本発明の信号弁別回路の信号弁別を示す図 、 第24図は本発明の信号弁別回路の原理を示す回路図、第25図〜27図は本発 明による信号弁別回路の実施例の回路図、 第28図および29図は従来の信号弁別回路の回路図、第30図および31図は 本発明による信号弁別回路の原理を示す回路図、 第32図〜37図は本発明による信号弁別回路の実施例の回路図、 第38図および39図は従来の信号合成回路の回路図、第40図は本発明による 信号合成回路の原理を示す回路図、第41図〜43図は本発明による信号合成回 路の実施例の回路図、 第44図は光中継器のブロック図、 第45図および46図は従来の周波数帯域制御および増幅回路の回路図、 第47図は第45図および46図に示された周波数帯域制御および増幅回路の等 価回路、 第48図は第47図に示した回路の周波数特性を示すグラフ、 第49図は本発明による周波数帯域制御および増幅回路の原理を示す回路図、 第50図は第4″9図の周波数帯域制御および増幅回路の周波数特性を示すグラ フ、 第51図〜53図は本発明の実施例の回路図、等価回路図、および周波数特性の グラフを示す図、 第54図および55図は第51図に示した回路の変形の回路図、 第56〜58図は本発明の他の実施例の回路図、等価回路図、および周波数特性 のグラフを示す図、 第59図および60図は第56図に示した回路゛の変形の回路図、 第61図〜63図は本発明による周波数帯域制御回路の更に他の実施例の回路図 、等価回路図、および周波数特性のグラフを示す図、 第64図〜66図は第61図に示した回路の変形の回路図、第67開始よび68 図は本発明による周波数帯域制御および増幅回路の更に他の実施例の回路図であ る。
発明を実施するための最良の形態 先ず、本発明の電子回路の1つとしてのインタフェース回路について説明する。
本発明のインタフェース回路の説明の前に図面により従来のインタフェース回路 を説明する。
第1a図〜ld図は従来のインタフェース回路を示す。第1a図は開放エミッタ 形インタフェース回路を示し、第」b図はエミッタフォラ形インタフェース回路 を示し、第1C図はオーブンコレクタ形インタフェース回路を示し、更に第1d 図は差動、オーブンコレクタ形インタフェース回路を示す。図中、符号CHIは 伝送側集積回路(IC)チップを示し、CH2は受信側ICチップを示し、Q、 Q、およびC2はnPn形トランジスタを示し、R,R,、およびR12は抵抗 器を示し、C8は定電流源を示し、1.11.および12はデータ転送線を示し 、更にC,C,およびC2はストレイコンデンサを示す。ICチップCHIはデ ータ伝送側に設けられ、ICチップCH2はデータ受信側に設けられ、データ伝 送線lまたは!、および12はそれらの間に設けられる。ストレイコンデンサC またはC3およびC2はデータ転送線lまたは12Iおよび12に接続される。
第1の図に示したオーブン・エミッタ形インタフェース回路は電圧信号伝搬形イ ンタフェース回路である。伝送側ICチップCHIの入力インピーダンスは低く 、受信側ICチップIC2の入力インピーダンスは高い。利得が3dB低い周波 数帯域f−3dBは次の式により表わされる。
但し、C3はストレイ・コンデンサCまたはC1およびC2のキャパシタンス、 r@はトランジスタQまたはQ、およびC2のエミッタ抵抗である。
第2a図は第1a図に示したオープン形インタフェース回路の周波数特性を示す 。図において、曲線CVI□は、ストレイキャパシタンスCsが0.5pFのと きの周波数特性を示し、曲線CVibはストレイキャパシタンスCsが5pFの ときの周波数特性を示す。エミッタ抵抗rEが小さいので、ストレイコンデンサ による影響は減少し、利得が3dB低下する周波数帯域が広くなり、従ってピー キングなどの歪みが発生する。
第1b図に示したエミッタ・フォロワ形インタフェース回路にも上記のような問 題点がある。
第1c図および16図において、負荷抵抗器R1またはR11およびRI2はス トレイコンデンサに並列に接続されるので、周波数f−3dBは次のようになる 。
但し、RLは負荷抵抗器R1またはR11およびR12の抵抗を表わす。
第2b図は第1C図および16図に示したインタフェース回路の周波数特性を示 す。第2b図において、曲線CV2.。
CV2b、およびCV2eは、ストレイキャパシタンスCsがそれぞれ0.1  pF、0.5pFおよび1. OpFの場合の周波数特性を示す。負荷抵抗器R ,またはRl 1およびR12の抵抗RLは、所定の振幅を持つ出力信号S。U アまたはS。LITIおよびS。Llア2が与えられなければならず、またスト レイキャパシタンスCsによる影響が第2b図に示したように排除できないなど の理由により、あまり小さくすることはできない。
本願発明者らはこのようなストレイキャパシタンスによる悪影響を確実に排除で きる新規なインタフェース回路を案出した。(「インタフェース回路J 、19 86年6月20日付日本特許庁提出、1988年1月6日付JPA 63−12 11として公開。)第3図はこのインタフェース回路の原理を示し、伝送側IC チップCHIの電流駆動源IDと、ベースを接地し、エミッタを転送ラインlを 通して電流駆動源IDに接続したnun形トランジスタQと、受信側ICチップ CH2の負荷抵抗器Rとから構成される。ストレイコンデンサCは転送ラインl に接続される。電流駆動源IDから抽出される電流Idは次の式により定められ る。
I、=I。+I gm ・・・ (3)但し、1.はストレイコンデンサCによ り供給される電流であり、I gmはトランジスタQにより供給される電流であ る。
出力信号S。u7の出力電圧VOUTは次のように表わされる。
Vout =RL−I gm ・(4)但シ、RLは負荷抵抗器Rの抵抗である 。
ストレイコンデンサCで生成される電圧VCは、但し、Csはストレイコンデン サCのキャパシタンスであり、g、はトランジスタQの相互コンダクタンスであ る。
従って、上記の式(3)〜(5)から、出力信号s outの出力電圧V。u7 は次の式により表わされる。
s 結果として、利得が3dB低下する周波数f −3dBは次の式に第4図は第3 図に示したインタフェース回路の周波数特性を表わすグラフである。図において 、曲線CV3.とCV3.は、ストレイキャパシタンスCSがそれぞれ1pFお よび5pFのときの周波数特性を示す。更に具体的には、電流駆動源IDの直流 電流成分が2mAのときは、抵抗1/g、は13Ωであり、またストレイキャパ シタンスが1pFのときは、周波数f −sdw。
は12ギガヘルツ(G)Iz)である。第3図に示したこのインタフェース回路 は、約10GHzの信号転送時に約1pFのストレイキャパシタンスCsにより ほぼ影響されないことは明らかである。
第5a図および5b図は第3図に示したインタフェース回路の特定の回路を示し たものである。第5a図に示した回路は電流駆動源IDからなり、この電流駆動 源はnPn形トランジスタQ、と、一方の端子をトランジスタQ1のエミッタに 接続し、他方の端子を接地可能な低電圧源VEEに接続したエミッタ抵抗器から 構成される。この回路は更に、エミッタを伝達ラインlを通してトランジスタQ 1のコレクタに接続し、ベースにバイアス電圧源V!lを供給されたnPn形ト ランジスタQ2と、高圧電源V ccとトランジスタQ2のコレクタの間に接続 された負荷抵抗器R2とから構成される。ICチップCHIにおいては入力信号 SINがトランジスタQlのベースに供給され、またICチップCH2では、負 荷抵抗器R2とトランジスタ02のコレクタが共通接続される点から出力信号S 。Uアが出力される。ストレイコンデンサCは伝達ラインlに接続される。
第5a図に示したインタフェース回路は「カスコード構成」をなしている。これ は、トランジスタQ1のエミッタが抵抗器R1を通して接地され、トランジスタ Q1のコレクタおよびトランジスタQ2のエミッタが接続され、またトランジス タQ2のベースがバイアス電圧源■8を通して接地されることによる。一般に、 上記のように構成されたカスコード増幅器は、入力信号側と負荷側が分離され、 内部帰還が小さく、従って高速動作が可能なので、高周波増幅に使用される。カ スコード増幅器の全利得は、第1ステツプにおける負荷が第2ステツプにおける 入力トランジスタの抵抗器、即ち入力トランジスタの非常に小さなエミッタ抵抗 r6なので、負荷トランジスタの利得に等しい。前記の引例JPA 63−12 11では、カスコード構成の上記の高速動作の特徴およびミラー効果によるスト レイコンデンサに起因し、負荷トランジスタのベースを接地することにより得ら れる悪影響の除去などが高周波で動作するインタフェース回路で使用される。
第5b図において、電流駆動源IDは差動形トランジスタ対QllとQ12およ び定電流源C8により構成される。この負荷(出力)回路は更に、1対のトラン ジスタQ21とQ22.1対の負荷抵抗器R21とR2□、およびバイアス電圧 源Vsを備える。トランジスタQllとCH2のエミッタ、およびトランジスタ Q21とQ22のベースはバイアス電圧源V、を通して接地される。従ゲ乙第5 b図に示したこのインタフェース回路はカスコード構成をなす。
JPA 63−1211に示したインタフェース回路は、上記のような特徴を有 するものであるが、なお、入力信号S INが大振幅、例えば800mν以上に なると高周波領域でストレイキャパシタンスが大きくなるという問題点を有する 。
第6a図および6b図は第3図に示したインタフェース回路の、シミュレーショ ンにより得られた応答特性のグラフを示したものである。第6a図は曲線DWに より表わされる駆動信号、即ち入力信号S INに対する出力信号S。uアの立 上り波形を示し、i6b図は駆動波形に対する立下り(下降)波形を示す。第6 a図において、曲線CV4.〜CV4.は、ストレイキャパシタンスがそれぞれ 0.1pF、 0.5pF、 1.0pFおよび5.0pFのときの出力信号S 。Llアの立上り波形を示す。立上り時間の変動は小さいが、ストレイキャパシ タンスのために大きなリンギンが現われている。第6図においては、曲線CV5 .〜CV5dは、ストレイキャパシタンスがそれぞれ0.0pF、0.1pF、  0.5pF、および1.0 pFのときの出力信号S。uアの立下り波形を示 す。立下りの開始点はストレイキャパシタンスのために大きく変動し、リンギン グも大きくなっている。
次に、上記の問題点を、第3図に示したインタフェース回路に対応する第7a図 および7b図に示した回路により説明する。先ず、大きな振幅を持ち、低レベル から高レベルに変化する入力信号S INが電流駆動源IDに供給されたときの 動作についてi7a図により説明する。高レベル入力信号SINを受けると、電 流駆動源ID、特にこの電流駆動源のトランジスタがオンされる。その結果、負 荷トランジスタQもオンされ、電流駆動源IDにオン電流I。Nを供給する。ト ランジスタQのベースとエミッタ間の電圧VllEはこれらのベースとエミッタ を流れる電流、即ちオン電流工いに応じて変化する。
この電流が0.1 mA以上になると、負荷トランジスタQのベース・エミッタ 電圧V♂Eは約0.8Vになる。転送ラインlと接地の間の電圧VIはVt = V、−V、Eで与えられる。但し、VllはトランジスタQのベース電圧を示す 。オン電流I。Nが流れ始めると、ストレイコンデンサCは、電圧V7が■、= ■□になるまで放電され、これは第6a図に示したように立上り波形に歪を与え る。第2に、入力信号S INが高レベルから低レベルに変化したときの動作に ついて第7b図により説明する。電流駆動回路の入力トランジスタがオンにされ 、負荷トランジスタQがオフにされる。その結果、負荷トランジスタQから駆動 源IDに供給されるオフ電流I。FFはほぼOmAになり、電圧V、はOVにな る。従って、転送ラインlの電圧V7はV、になる。ストレイコンデンサCは電 圧(V。
V!lE)がVmになるまで充電される。これは第6b図に示したように立下り 波形に歪をもたらす。即ち、転送ラインlの電圧Vtは電圧VBE!=i0.8 ■だけ変化し、またストレイコンデンサCは転送ライン電圧Vzの変化に従って 充放電される。立下りエツジおよび立上りエツジの遅延時間tdは次の式により 表わされる。
但し、■6は電流駆動源IDを流れる電流を表わす。
ここで、本発明のインタフェース回路の原理について、第8a図および8b図に より説明する。これらの図に示したインタフェース回路は転送ライン電圧Vzの 変化を排除し、従ってストレイコンデンサCの充放電を排除して立上りおよび立 下り時間を短かくする。
第8a図において、インタフェース回路は伝送側ICチップCHIに電流駆動源 IDを備える。このインタフェース回路は更に受信側ICチップCH2において 負荷(出力)トランジスタQと負荷抵抗器Rを備える。チップCHIとCH2の 間には転送ラインβが設けられ、ストレイコンデンサCがこの転送ラインβに接 続される。電流駆動回路IDはエミッタを接地した入力トランジスタ(回路)を 備える。負荷トランジスタQのベースは入力トランジスタのコレクタに接続され 、そのベースは接地される。以上の回路構成は第3図に示したインタフェース回 路のものとほぼ同じであり、従って第8a図に示したインタフェース回路はカス コード構成を有する。上記回路構成に加えて第8a図に示したインタフェース回 路は、受信側ICチップCH2の負荷トランジスタQのエミッタとベースの間に 接続されたバイアス電流源C80を備える。このバイアス電流源C8oは負荷ト ランジスタのベースとエミッタを流れる電流IREに対応する定電流I Css 即ちトランジスタQがオンになされたときの上記のオン電流I ONを与えて電 流工、を相殺する。即ち、定電流■。、は、転送ラインの電圧Vlの変化を防止 するのに十分な、即ち負荷トランジスタのベース・エミッタ電圧VIIEの変化 を防止するのに十分な振幅を持ち、且つ電流I。Nの極性の逆の極性を有してい る。換言すると、定電流ICSは、トランジスタQのベースとエミッタの間に、 負荷トランジスタQがオンにされたときこの負荷トランジスタのベース・エミッ タ電圧VllEと逆の電圧を発生する。一般に、定電流I csは0.5 mA 以上である。マージンを考慮すると、定電流Icsは0.5mAであるとよい。
バイアス電流源C80は常に負荷トランジスタQに定電流IC3を与え、ベース ・エミッタ電圧V!lEの変化を抑制し、従って転送ライン!の電圧VIは負荷 トランジスタQの状態変化、即ち負荷トランジスタQのオン状態とオフ状態の間 が変化しても、これとは関係なしに変化することはない。従って、ストレイコン デンサCの充放電が回避され、立上り信号および立下り信号の歪の発生が防止さ れる。
第8b図に示したように、伝送側ICチップCHIにバイアス電流源C8Oを設 けることができる。バイアス電流源C80は負荷トランジスタQのベースとエミ ッタの間に接続されるので、その動作は上記のものと同じである。
第8a図および8b図において、バイアス電流源C8Oを与えることにより、出 力信号S。LITの直流レベルは第3図に示したインタフェース回路のものより 低くすることができ、従って負荷抵抗器Rの抵抗RLは第3図に示した負荷抵抗 器のものより大きくするべきである。更に、負荷トランジスタQを流れる電流が 増加され、負荷トランジスタ0の容量は第3図に示したトランジスタのものより 大きくなる。しかしながら、出力信号S。LITの振幅は、バイアス電流源C8 0の存在とは関係なしにそれ自体変化しないことが注目される。
第9a図および9b図はシミュレーションにより得られた第8a図および8b図 に示したインタフェース回路の特性曲線を示す。第9a図は立上り特性を示す。
第9a図で、曲線CV6.〜CV6dは、ストレイキャパシタンスC3が0.1 pF。
0.5pF、 1.0pF、および5.OpFのとき、曲線DWにより表わされ る駆動信号、即ち入力信号SINの変化に対応する立上り特性を示す。これらの 曲線CV6□〜CV6.は第6a図の曲線CV4.〜CV4dに対応する。第6 a図に示したようにこれらの曲線に比べて、ストレイキャパシタンスが0.1p F、 0.5pF。
および1.0 pFのときの曲線CV4.〜CV4cにより示される特性はそれ らの間で大きく変化するが、一方、第9a図に示したように、曲線CV6.〜C V6cで示される特性は互いに対して変化することはない。これは、第8a図に 示したインタフェース回路の転送ラインlは回路調整なしに短距離または長距離 にわたって設置可能なことを示している。曲線CV7.〜CV7cで示された特 性も同じことを示している。
第10a図〜10d図は本発明によるインタフェース回路の一実施例の回路図で ある。第10a図および10b図に示されたインタフェース回路は第5a図に示 されたインタフェース回路に対応するオープンコレクタ形インタフェース回路で ある。
第10a図において、バイアス電流源C80は、n P n 形) 5ンジスタ Q3とQ4、抵抗器R5とR4、および抵抗器R2からなる電流ミラー形電流源 により形成される。この電流ミラー形電流源はそれ自体よく知られたものである 。第10b図において、バイアス電流源C80は抵抗器R6により形成される。
第10c図および10d図に示したインタフェース回路は第5b図に示したイン タフェース回路に対応する差動、オーブンコレクタ形インタフェース回路である 。第10c図において、バイアス電流源C3oはnPn形トランジスタQ311 Q32およびQ4、および抵抗器R3,、R,2,R4およびR3からなる電流 ミラー形定電流源により形成される。第10d図において、バイアス電流源CS  oは2つの抵抗器RslとRt2により形成される。
第10a図〜10d図に示したインタフェース回路は伝送側ICチップCHIに バイアス電流源CS oを備えることができる。
入力信号SINが第3図に示したベース接地インタフェース回路においてクロッ ク信号などの高周波繰返し信号のときは、ストレイコンデンサに蓄積された電荷 は十分放電されず、またベース・エミッタ電圧VIEはほぼ変化しないので、波 形歪が生じることはない。しかし、入力信号SINが連続する1のデータまたは 連続する0のデータで形成されるデータ信号のときは、連続する1のデータの最 後が連続0データの初めに接がるか、その逆である遷移状態で波形歪が発生し得 る。この場合、本発明のインタフェース回路が好適に使用される。
特に、本発明のインタフェース回路は、配線パターンキャパシタンスがかなり大 きいゲートアレイ集積回路チップにおける回路間のインタフェース、および結合 用パッドキャパシタンスが省略できないチップ間のインタフェースのようなイン タフェースを形成するときは非常に有用である。
本発明のインタフェース回路によれば、周波数特性と波形応答特性はストレイコ ンデンサにより影響されないので、高速データ伝送を実現することができる。
第2に、本発明のレベルシフト回路について説明する。
高速データ処理の場合には、信号の直流バイアスレベルの、所定電圧だけのレベ ルシフトが要求される。例えば、増幅回路の場合には、入力信号の直流レベルは レベルシフト回路を用いることにより基準電圧に等しいレベルにシフト可能であ る。
第11図は従来の差動形レベルシフト回路を示した図である。図において、当該 レベルシフト回路は、1対の差動トランジスタQ、およびQ2と、トランジスタ Q3および抵抗器R8からなる第1電流源O8,と、トランジスタQ4および抵 抗器R4からなる第2電流源CS 2と、トランジスタQ。
および抵抗器R5からなる第3電流源C8,と、出カニミッタフォロワトランジ スタQ6およびQ7と、抵抗器R1。
R2−R6およびR7とを備える。トランジスタQ、およびQ2のベースで入力 信号S IN+およびS IN2を受信すると、1対の差動出力電圧V、および V2がそれぞれ、トランジスタQ1およびQ2のコレクタと負荷抵抗器R1およ びR2が共通接続される点から抽出され、トランジスタQ6および0゜のベース に供給される。電圧V3およびV4をそれぞれ有する出力信号S。UTIおよび S。LI72がそれぞれトランジスタQ4およびQ、の抵抗器R6およびR7が 共通接続される点から出力される。電圧V、とV8、および電圧■2と■4は次 のような関係を有する。
V+ =VBE+ I + R6+ Vs −(9)V2 =Vat+ I 2  Rt +V4 ・・・(10)但し、■、はトランジスタQ4と05のベース ・エミッタ電圧であり、R6とR7は抵抗器R6とR2の抵抗であり、■。
はトランジスタQ4を流れる電流であり、I2はトランジスタQSを流れる電流 である。
即ち、出力電圧v3およびV、は(■□+I、R,)および(VBE+ I 2  Rt)だけ電圧VlおよびV2からシフトされる。
このレベルシフト回路においては、シフトされるべきレベルは電流源C82とC S sの電流11および工、を変えることにより容易に連続的に変えることがで きる。
第12図は従来のダイオード形レベルシフト回路を示す。
図において、各々がコレクタとベースの間に接続され、ダイオードとして作用す るn個の直列接続トランジスタ、例えばQllはトランジスタQ6と04の間に 接続される。同様に、各々がコレクタとベースの間に接続され、ダイオードとし て作用するn個の直列接続トランジスタ、例えばQ21はトランジスタQ7とQ 5の間に接続される。図において、次のような関係が成り立つ。
V l= (n + 1 ) VllE+V3 − (11)V2 = (n+  1) VBE+V、 −(12)但し、V、Eはダイオードとして作用するト ランジスタのベース・エミッタ電圧である。
即ち、ダイオード機能トランジスタの個数を変えることにより、レベルシフト電 圧(n+1)V。はステップ状に変えることができる。
第13図は第11図および12図に示したレベルシフト回路の周波数特性を示す グラフである。第11図に示したレベルシフト回路においては、第13図に示し たように、エミッタフォロワ回路に接続可能なストレイコンデンサおよびエミッ タフォロワ回路における抵抗器R6とR7のために、周波数特性は低減され、従 って波形応答特性が低減される。結果的に第11図のレベルシフト回路は高速回 路に適用できない。
第12図に示したレベルシフト回路にも上記と同様の問題点がある。
一般に、波形歪のない高速動作レベルシフト回路を実現するには、例えば直列接 続抵抗器R6とR7の抵抗を低減させたり、ストレイコンデンサのキャパシタン スを減らしたり、ストレイコンデンサを特性に直接影響する他の部分で置き代え た回路構成を用いるなどの幾つかの設計手法を利用することができる。しかし実 際にはこれらの手法にも制限がある。
逆に、第8a図および8b図に示したようにカスコード構成にバイアス電流源C 80を付加した回路によれば、ストレイキャパシタンスに起因する出力信号の波 形歪や各種特性の消失などが防止される。本発明においては、このような特徴が 利用され、周波数特性や波形応答特性を劣化させることなく高速レベルシフト回 路が形成される。
第14図は本発明によるレベルシフト回路の原理を示す回路図である。このレベ ルシフト回路は、1対の差動形トランジスタQl+およびQ、□と、これらのト ランジスタQl+およびQ10のコレクタと接地してもよい低電圧ラインVEE O間に接続された定電流源C8Iとを備える。更にこのレベルシフト回路は負荷 抵抗器R2+およびR2□と、負荷トランジスタQ21およびo2□と、バイア ス電圧源V、と、レベルシフト電流源C82およびCS sとを備える。
トランジスタQ、lおよびQ10のエミッタは定電流源C81を通して接地され 、トランジスタQ++およびQ10のコレクタはトランジスタQ2.$よびO2 2のエミッタに接続され、更にトランジスタQ2.およびO22のベースはバイ アス電圧源V。
を通して接地される。従って、上記の回路はカスコード構成をなすことになる。
更に、第8a図に示したバイアス電流源C8oに対応する可変電流源C82とC 52はトランジスタ0、21およびO22のエミッタと接地された低電圧ライン VEE。
間に接続される。
第8a図の電流駆動回路IDに対応し、トランジスタQl+およびO12と定電 流源O8,からなる差動対回路は電圧入力信号S IN+およびS IN2を受 け、これらの信号を自身を流れる電流I、およびI4に変換する。電流I、およ びI4は入力信号S IN+およびS TN2の電圧に応じて変化する。定電流 源C8IはI、と14の和電流を与える。上記電流13とI4は負荷抵抗器R2 1とR21を流れるようになされ、出力信号S QLITlとS QLIT2を 与える電圧降下V 2.= ’1 s ” R2,およびV、2=1. ・R2 □をもたらす。更に、レベルシフト電流源C82とCS sにより供給される電 流I、と工2は負荷抵抗器R21とR22を流れるようになされ、更に電圧降下 V Ll=■、・R2+と■2□=I2 ・R2□を与える。これらの電圧降下 VLlとVL2はレベルシフトされた値である。電流I、とI2は電流源C82 とC83を調節することにより変更できるので、レベルシフト電圧VLIとVL 2は連続的に変更可能である。
第8a図および8b図、第10a図〜10d図に示したインタフェース回路の基 本条件は、可変レベルシフト電流源O82とCS sを除くと、第14図に示し たレベルシフト回路に適用することができる。従って、インタフェース回路の特 徴はレベルシフト回路にそのまま適用される。本発明のレベルシフト回路とイン タフェース回路の基本的な差は、定バイアス電流源C8oと可変レベルシフト電 流源C82とC8,を設けたことにある。しかしながらもしレベルシフト回路を 一定レベルでのシフトに使用できるなら、電流源C3,とC3゜は定電流源とし て形成することができる。
第15図〜18図は本発明によるレベルシフト回路の実施例の回路図を示す。
第15図において、定電流源C8lはnPn )ランジスタQ、と抵抗器R8か らなり、また(I3+1.)に対応する電流を与える。電流源CS 2とC8, は電流ミラー形電流源回路により形成され、この回路はnPn形トランジスタQ 、。
Q、およびQ、。と、抵抗器R,,R,,R,。およびR1+からなる。トラン ジスタQ4と0.およびトランジスタR4とR3は電流1.と工2を供給するよ うに構成される。この実施例においては、電流源C82とO83は定電流源であ り、レベルシフトは固定される。
第16図において、電流源C8lはトランジスタQ、と抵抗器R5からなり、電 流源C82は抵抗器R8゜、トランジスタ010%抵抗器RII、トランジスタ Q4、および抵抗器R4からなり、更に電流源C83はトランジスタQ、とQl lおよび抵抗器R5とR12からなる。電流源C82と電流源C8゜は電流ミラ ー形のものである。電流源C83に供給される制御電圧Vcを変えることにより 、出力信号S。UT2のレベルを連続的に変えることができる。しかし、電流源 C8,は定電流源なので、出力信号S。LITIのレベルシフトは固定される。
第17図に示したレベルシフト回路は第16図に示したものの変形例である。図 において、定電流源C8lは電流ミラー形電流源により形成され、この電流源は 抵抗器Rto、トランジスタQ、。とO3、および抵抗器R11とR3からなる 。電流源C82とO8,は可変電流ミラー形電流源により形成され、この電流源 はトランジスタQ4 、Qs 、およびQ IIsおよび抵抗器R4、R5およ びR12からなる。電流源C82とC8,に供給される制御電圧V。を変えるこ とにより、両出力信号S。Uア、とS。1+72のレベルを連続的に変えること ができる。
第18図において、定電流源C8lは電流ミラー形電流源により形成され、この 電流源はトランジスタQ、およびQIOと、抵抗器R8゜=RsおよびR1+か らなる。電流源C82とC83は可変抵抗器R1とR5である。両出力信号S。
LITIとS QLI72のレベルは抵抗器R4とR1の抵抗を調節することに より自由にシフトさせることができる。 第3番目として、本発明の信号弁別回 路について説明する。
この信号弁別回路は、例えば光データ伝送システムの中継器に適用可能である。
この中継器では、第19図に示したように、光・電気(OE)変換信号は等化増 幅器10で等化、増幅され、またクロック信号がタイミング回路14で抽出され る。等化信号は信号弁別回路12のタイミング回路14からのタイミング信号に より弁別され、弁別された信号は再生回路16で再生される。第20図に示した ように、弁別レベルは可変抵抗器RvRを調節することにより変更可能である。
等化増幅器10は等化信号S IOAと弁別しきい値電圧信号5LOBを出力す る。第21図に示したように、光学的ショックおよびタイミングのシフトにより 歪曲したアイ・パターンを有する等化信号S IOAは弁別回路12でのしきい 値レベルLにより弁別され、また等化信号がクロックタイミングにおけるしきい 値レベルLより高くなったとき高レベル信号が出力され、そうでないときは低レ ベル信号が出力される。しきい値レベルを回路のドリフトやノイズなどの変動に 応じて最小レベルに調節するためこのしきい値レベルLは可変抵抗器Rvアによ り調節され、また弁別回路12はその調節済みのしきい値レベル信号5LOBを 用いて等化信号5LOAを弁別する。
光学伝送システムにおいては、超高速信号処理が要求される。このような超高速 信号処理を実現するには波形応答を改良し、クロストークを防がなければならな い。一般にこのような改良と防止には、等化増幅器の利得を減らし、等化信号の 振幅を減らす必要がある。しかしこのように振幅を減少させると弁別感度が低下 する。
一般に、振幅が小さく、従って弁別感度が低いときは、差動形弁別が好適である が、弁別レベルの調節は困難である。
即ち、第22a図に示した正常極性信号および第22bに示した反転極性信号が 差動形弁別に用いられるので、弁別しきい値レベルは中心レベルで決定される。
光伝送システムにおいては、アイ・パターンの中心は低レベルにシフトされ易く 、また差動形回路により用いられる弁別には自由レベルシフトが要求される。
更に、差動形回路には、第21図に示した下限LLと上限ULにより定められる 弁別のデッドバンドが半分に低減されるという利点がある。
本発明は、差動形回路により形成され、高速動作し、弁別感度が高く、弁別しき い値レベルを調節できる信号弁別回路を提供する。
第24図は本発明による信号弁別回路の原理を示したものである。第24図に示 した信号弁別回路の基本回路構成は、フリップフロップFFを設けた点を除いて 、第14図に示したレベルシフト回路に類似している。従って、基本回路構成と その動作の説明はここでは省略する。
負荷抵抗器R21およびR22、負荷トランジスタQ21およびQ2□、1対の 差動トランジスタQl+およびC12、および電流源C8lをそれぞれ流れるよ うにされた電流I4とI5は入力信号S INIとS IN2に応じて変化され る。これらの電流I4とI、は負荷抵抗器R21とR22で(R2,1,)と( R22IS)により定められる電圧降下を発生する。更に、負荷抵抗器R2+と R22、負荷トランジスタQ21とC22、および電流源C82とC83をそれ ぞれ流れる電流I2と13は電流源C82とC8,のみにより定められ、(R2 ,I2)と(R2□I3)により定められる電圧降下を生じる。これらの電圧降 下(R2,1と(R22I−)はシフトレベルを示す。!23a図および23b 図に示したように、レベルSLLまたはレベル5LLlは弁別しきい値レベルL から(R2,1,−R,21,)/2だけシフトされる。レベルシフトされた出 力信号S。LITIとS。LIT□はフリップフロップFFに出力される。
電流源C82および/またはC8,が形成され、レベルシフト値に応じて可変電 流I2と■、を供給する。
第24図に示した信号弁別回路では第14図に示したレベルシフト回路の特徴の 全てが維持される。
第25図は本発明による信号弁別回路の実施例の特定の回路図を示したものであ る。第25図において、エミッタ・フォロワトランジスタQ、と06が設けられ 、信号S、と84を出力する。定電流源C81はトランジスタQ、□とC7およ び抵抗器R−、RsおよびR5からなる電流ミラー形電流源回路により形成され る。電流源C82は、トランジスタQ8、抵抗器R4%共通抵抗器R8とR9、 および共通トランジスタQI2からなる電流ミラー形電流源回路により形成され る。
電流源CS sはトランジスタQ、とC13および抵抗器R3とRtoからなる 電流ミラー形電流源回路により形成される。エミッタ・フォロワトランジスタQ 、とC6に対する電流源C84は、トランジスタQ+oとQll、抵抗器R6と R?、共通抵抗器R1、共通トランジスタQI2および共通抵抗器R8からなる 電流ミラー形電流源回路により形成される。
図において、電流源O8,は、制御電圧■。を調節することにより電流I、を変 えることができ、更に信号S4のレベルをシフトさせることができる。電流源C 8,は定電流I2を供給し、従って信号S、のシフトレベルは一定になる。第2 3a図および23b図は第25図に示した回路によるレベルシフトおよびそのた めの信号弁別を示す。
第26図は第24図に示したフリップフロップFFの実施例のブロック図を示す 。フリップフロップFFはクロックCLKにより駆動されるマスタラッチ回路M L、および反転クロックCLKにより駆動されるスレーブラッチ回路SLを備え る。
第27図は第26図に示したフリップフロップFFの特定の回路図を示したもの である。図において、符号Vsは基準電圧源を示し、C84〜C86は電流源を 示す。次にこの動作について簡単に説明する。信号S3が信号S4より高いとき 、またクロックCLKが基準電圧源V、からの電圧より高い高レベルにあるとき は、トランジスタQ4゜がオンになされ、トランジスタQ41がオフになされ、 トランジスタQ4Gがオフになされ、トランジスタQ47がオンになされ、従っ て低レベルの信号S、および高レベルの信号S6を出力する。更に、トランジス タ04.がオンになされ、トランジスタQ44がオフになされ、更にトランジス タQ4Sがオフになされる。クロックCLKが低レベルになると、トランジスタ Q4□がオフになされ、トランジスタQ4Sがオンになされ、トランジスタQ4 3がオンになされ、更にトランジスタQ44がオフになされ、従って信号S、が 高レベルに維持され、信号S6が低レベルに維持される。即ち、ラッチ機能が実 現される。上記のラッチ状態は、クロックCLKが高レベルになると入力信号S 、と84のレベルに応じて更新される。従って、第27図に示したフリップフロ ップFFはクロックCLKの狭いパルス幅およびクロックCLKの変化時間で入 力信号S、と84のレベルに応じてデータを読み取る弁別回路として機能する。
第25図に示したように、信号S、のレベルシフトは一定であり、また信号S4 のレベルはシフトされるので、弁別しきい値レベルLは信号S4のレベルシフト の半分(1/2)だけシフトされる。更に、第21図に示した弁別のデッドバン ドは半分だけ狭くされる。
第19図、20図、および25図に示したように、信号5LOAおよび5LOB は入力信号S INIとS、82に対応し、またフリップフロップFFを含む第 25図に示した回路は信号弁別回路12に対応する。第27図のクロックCLK は第19図に示したタイミング回路14から供給される。
上記のように、本発明の信号弁別回路は、差動形で差動入力信号S rsrとS 。N□のレベルをシフトさせることができるレベルシフト回路と、レベルシフト された出力信号S。LITIと5O117,をラッチするフリップフロップFF などのラッチ回路との組合わせにより形成される。本発明の信号弁別回路は弁別 しきい値レベルLを調節することができ、狭いデッドバンドを有する。狭いデッ ドバンドは等化信号の振幅を低減させ、クロストークを防止する。更に、第14 図に示したレベルシフト回路の特徴の全てが維持されるので、本発明の信号弁別 回路は高速度で動作し、周波数特性と波形応答特性を改良することができる。特 に、信号弁別回路は、光学的ショックに起因して低下された中心アイ・パターン の弁別に自由なレベルシフトが有効なのでOE変換信号の弁別に好適に使用され る。
第4番目として、本発明の信号弁別回路について説明する。
第28図は従来の信号弁別回路を示す。図において、信号送出回路10は、抵抗 器R%+とR52、トランジスタQSIとQ、2および定電流源CS s色Aら なる差動射影回路である。トランジスタQ la tと定電流源C81゜3、お よびトランジスタQ、。2と定電流源C8102からそれぞれなる2つの直列接 続エミッタフォロワ回路がトランジスタQ52のコレクタに接続される。分配信 号を受ける2つの回路20Aと20Bがエミッタ・フォロワ回路に後続する。一 方を基準信号とした2つの入力信号S INIとS IN2が受信されると、こ れらの信号の差が増幅され、出力信号S、として出力される。出力信号S、がト ランジスタQ + o +とQ IO2のベースに供給され、また各々がこれら のトランジスタQIOIとQI02の各々のベース・エミッタ電圧VIHにより 低下された出力信号が回路20Aと20Bに供給される。
第28図において、ベース・エミッタ間コンデンサ(閉略)は抵抗器R52に並 列に接続されるので、信号分配回路の周波数特性が歪曲される。更に、回路20 Aと20Bの入力インピーダンスは抵抗器R52の電圧降下に影響を与える。そ の結果、信号分配回路は十分なファンアウトを持てなくなる。
第29図も従来の信号分配回路を示す。図において、トランジスタQ1゜1およ び定電流源C81゜1からなる単一のエミミッタ・フォロワ回路が設けられて2 つの分配信号を回路2OAおよび20Bに供給する。回路2OAと20Bの入力 インピーダンスはエミッタ・フォロワトランジスタQ1゜、の出力端子に接続さ れるので、周波数特性は変動する場合が多い。更に、回路20Aと20Bの相互 状態変化は信号分配回路に影響を与える。更に、この信号分配回路は十分なファ ンアウトを与えない。
第30図および31図は本発明による信号分配回路の原理を示す回路図である。
第30図に示した信号分配回路は、エミッタが動作的に接地され、ベースが入力 信号SrNを受ける少なくとも1つのトランジスタを有する電流駆動源IDと、 直列接続ベース接地トランジスタ回路、例えばベース接地トランジスタQ21と 抵抗器R2+からなるベース接地トランジスタ回路を備える。各々のベース接地 トランジスタ回路のエミッタは電流駆動源IDのトランジスタのコレクタに動作 的に接続される。従って、回路構成はカスコード構成として形成される。更に、 バイアス電流源BCはベース接地トランジスタ、例えばQ27のエミッタと接地 の間に接続される。
更に、オプションとして、各々が、例えばエミッタ・フォロワトランジスタQ、 。、と電流源C81゜1からなるエミッタ・フォロワ回路である複数のエミッタ ・フォロワ回路をベース接地トランジスタのコレクタに接続することができる。
回路20A〜20Gもエミッタ・フォロワ回路に接続される。
第30図に示した信号分配回路は電圧入力信号S INを直列接続ベース接地ト ランジスタ回路を流れる電流信号1に変換する。各々の負荷抵抗器、例えばR2 1で発生された各々の電圧降下は対応するエミッタ・フォロワトランジスタ、例 えばQ、。、のベースに供給されて入力信号SINを分配する。
図において、エミッタ・フォロワ回路および回路20A〜20Gは信号を分配し ないので、周波数特性は歪まず、回路20A〜20Gによる悪影響は回避される 。更に、負荷抵抗器はベース接地トランジスタにより分配され、従って周波数特 性はストレイコンデンサにより影響されない。更に、バイアス電流源BCを設け ることにより、転送線lの電圧に重畳されたストレイキャパシタンスによる悪影 響は完全に排除される。
結果的に、第30図に示した信号分配回路は周波数特性および波形応答特性の歪 なしに高速で動作し、ストレイキャパシタンスが重畳されるにも係わらず多くの ファンアウトを与えることができる。
第31図に示された信号分配回路は電流駆動源ID、並列接続ベース接地トラン ジスタ回路、およびバイアス電流源BCを備える。オプションとして、複数のエ ミッタ・フォロワ回路および回路20A〜20Cが設けられる。信号分配回路の 動作は第30図に示した信号分配回路のものに類似してなされる。第31図に示 した信号分配回路の特徴も第30図に示した信号分配回路のものに類似して与え られる。
第30図に示した信号分配回路の、第30図および31図に示した信号分配回路 を比較すると、高電圧VCCは第31図に示した信号分配回路のものより高くな り、また分配信号の振幅は同じになる。逆に、第31図に示した信号分配回路に おいては、nをベース接地トランジスタ回路を表わすとすると分配信号の各々の 振幅は1/nになる。
第32図〜37図は第30図および31図に示した信号分配回路の実施例の回路 図である。
第32図および33図に示した信号分配回路は第30図に示した信号分配回路に 対応する。ベース接地トランジスタQ21 、Q221 Q2+a L Q2+ b + Q2□1、およびQ22.のベースはバイアス電圧源回路VBIとVo を通して接地される。トランジスタQ3.Q、およびQ10のエミッタは上記電 流源および電流源CS、、として機能する抵抗器R5Iを通して接地される。第 32図において、バイアス電流源BCは抵抗器R41により形成される。第33 図に示した信号分配回路は差動式なので、2つのバイアス電流源BC,とBCb が設けられる。
第36図〜37図に示した信号分配回路は第31図に示した信号分配回路に対応 する。第34図および35図において、バイアス電流源BCは電流ミラー形電流 源により形成される。
第37図に示した信号分配回路は差動式である。
第5番目として、本発明の信号合成回路について説明する。
第38図および39図は従来の信号合成回路を示す。これらの信号合成回路の動 作はよく知られており、従ってその説明は省略する。第38図に示した信号合成 回路においては、トランジスタQ3゜とQ4゜のエミッタ・フォロワ出力は回路 40に接続される。第38図に示した信号合成回路には第29図に示した信号分 配のものと同じ問題点がある。また、第39図に示した信号合成回路には、トラ ンジスタQ30とQ4゜のベース・コレクタコンデンサが負荷抵抗器Rに並列に 接続されているので、第28図に示した信号分配回路のものト類似の問題点があ る。
本発明の信号合成回路は特に、第39図に示した信号合成回路で共通に使用され る負荷抵抗器の上記の問題点を解消するものである。
第40図は本発明による信号合成回路の原理を示す回路図である。この信号合成 回路は、合成されるべき入力信号S INI〜S!Nゎの数に対応して設けられ た複数の電流駆動源ID。
〜IDhと、ベース接地トランジスタQと、負荷抵抗器Rと、バイアス電流源B Cとを備える。各々の電流駆動源IDは、エミッタが動作的に接地され、ベース が入力信号S1.G受けるトランジスタを備える。この信号合成回路は明らかに 、カスコード構成回路および電流源BCの組合わせにより基本的に形成される。
 ゛ 第40図において、電流駆動回路ID、〜ID、、は電圧入力信号81□〜S  INhを電流信号I、〜Iゎに変換し、また電流信号1.−Ihは共通接続点で 合成され、Io =I+ +I2+・・・+エイになる。この合成電流信号I0 は負荷抵抗器Rで電圧V0に変換され、この電圧V。は回路4oに供給される。
ベース接地トランジスタQは電流駆動源ID、〜IDゎと負荷抵抗器Rの間の接 続を分離するので、電流部゛動源ID。
〜IDゎのストレイキャパシタンスによる悪影響は防止される。更に、電流駆動 源ID、〜ID、の出力インピーダンスは高いので、電流駆動源ID、〜ID、 間の相互インタフェースはほぼ回避される。更に、バイアス電流源BCが設けで あるので、転送ラインβに接続されたストレイコンデンサによる悪影響は、排除 される。結果的に、第40図に示した信号合成回路は多くのファンインを与え、 且つ周波数特性を歪ませることなく高速度で動作する。
第41図〜43図は本発明による信号合成回路の実施例の回路図である。これら の信号合成回路の構成と動作は上記説明から明らかである。
第6番目として、本発明の周波数帯域制御および合成回路について説明する。
第44図は光データ伝送システムの中継器のブロック図である。第44図におい て、1は光から電気への(OE)信号変換器を示し、2は増幅器を、3はタイミ ング回路を、4はディスクリミネータを、5は信号ドライバを、6はレーザをそ れぞれ示す。中継器は第19図に示したものに類似のものが使用される。S/N を改良するために、増幅器2には周波数帯域を制御する増幅回路が設けられる。
更に、リンギングを抑えるために、タイミング回路3には周波数帯域制御回路も 設けられる。
第45図は従来の周波数帯域制御回路を含む増幅器を示す。
抵抗器RI:がトランジスタのエミッタに接続され、また負荷抵抗器RLがコレ クタに接続される。更に、可変コンデンサCv+tが負荷抵抗器Rtに並列に接 続される。実際には、可変コンデンサCVRは、第46図に示したように、電圧 制御可変キャパシタンスダイオードDおよび可変電圧源V、により実現される。
第47図は第45図および46図に示した周波数帯域制御増幅回路を有する増幅 器の等価回路図である。第48図は周波数帯域制御回路を有する増幅器20周波 数特性を示すグラフである。可変コンデンサダイオードDの可変キャパシタンス 範囲は狭く、ゼロ調整はできない。トランジスタの増幅率に制限があるので、負 荷抵抗器RLの抵抗は小さくすることはできない。従って、第48図に示したよ うに、最小および最大周波数f 、4INおよびf MAXは低く、それらの間 の周波数帯域は狭い。曲線f A14Fは増幅器の最大周波数帯域を表わす。
第49図は本発明の周波数帯域制御および増幅回路の原理を示す回路図である。
この回路は増幅用トランジスタTRI、抵抗器RE、負荷トランジスタTR2、 負荷抵抗器RL%バイアス電圧源VB1および周波数帯域制御部8を備える。ト ランジスタTRIのエミッタは抵抗器R6を通して接地され、トランジスタTR 1のコレクタはトランジスタTR2のエミッタに接続され、更にトランジスタT R2のベースはバイアス電圧源V8を通して接地される。従って、周波数帯域制 御増幅回路はカスコード回路構成7を有することになる。負荷抵抗器RLは高圧 電源VCCとトランジスタTR2のコレクタの間に接続される。
トランジスタTR2は、g、をその相互コンダクタンスとして、r e =1  / g−により定められるエミッタ抵抗r、を有する。トランジスタTRIのベ ースは電圧VINを有する入力信号S INを受け、電圧V。LITを有する出 力信号S。、Jアは抵抗器R,とトランジスタTR2のコレクタとの共通接続点 から出力される。出力信号S。LITの振幅は入力信号SINの電圧VXNおよ びトランジスタTRIの増幅率に応じて変化される。
周波数帯域制御部分8はトランジスタTRIのコレクタとトランジスタTR2の エミッタとの共通接続点に接続される。
この周波数帯域制御部分8は可変キャパシタンス成分および/またはトランジス タTR2のエミッタ抵抗r、を変化させる手段を備える。この可変キャパシタン ス成分は上記のストレイキャパシタンスとして作用する。この可変キャパシタン ス成分はトランジスタTR2のエミッタと接地の間に接続され、負荷抵抗器R4 に並列には接続されない。従って、出力信号S。uTの周波数帯域は可変キャパ シタンス成分により直接影響されることはない。問題のキャパシタンスはトラン ジスタTR2の、抵抗r6を有するエミッタ抵抗器に実質的に並列に接続され、 負荷抵抗器R,に対する電流源として作用するトランジスタTR2の周波数fを 定める。換言すると、本発明においては、ストレイコンデンサに対応する可変コ ンデンサはストレイキャパシタンスの性質を用いることにより出力信号S。Ll アの周波数帯域を制御するように付加される。
勿論、バイアス電流源BCは本発明では与えられない。周波数fは次の式により 決定される。
この周波数fは、キャパシタンスCvを変化させる他に、周波数帯域制御部分8 を通してトランジスタTR2のエミッタ抵抗r、を変えることにより制御可能で ある。これは式(13)より明らかである。
第50図は第49図に示した周波数帯域制御増幅回路の周波数特性を示すグラフ である。曲線f Al4Pはカスコード増幅回路70周波数特性を示す。第49 図に示した周波数帯域制御増幅回路により制御される出力信号S outの周波 数帯域は上で定められた周波数fか曲線f AH1’上の周波数f AMPのい ずれかの低周波数により決定される。周波数帯域制御増幅回路においては、周波 数制御部分8のキャパシタンスcvおよび/またはエミッタ抵抗r、を制御する ことにより、周波数fの特性を制御することができる。周波数範囲がf MIN とf )IIAXの間にある、即ちfMIN≦f≦f WAXと仮定すると、キ ャパシタンスCvおよび/またはエミッタ抵抗r8がf IIIAX> f A MPを満たすように選択することにより、カスコード回路7は第50図に示した ようにf )4!Nとf MAXの間の周波数帯域を制御することができる。こ のようにして、第49図に示した周波数帯域制御増幅回路は広周波数範囲の周波 数帯域を自由に制御することができる。
第51図は本発明による周波数帯域制御増幅回路の第1実施例の回路図を示した ものである。図において、周波数帯域制御部分8は負荷トランジスタTR2のエ ミッタと接地の間に接続された可変コンデンサCvのみからなる。第52図は第 51図に示した周波数帯域制御増幅回路の等価回路を示す。
トランジスタTRIは電流駆動源IDとして上記のように機能し、V x N/  R−により定められる電流を供給し、また負荷トランジスタTR2は負荷抵抗 器RLに対しg−V+ixにより定められる電流を供給する電流源として機能す る。
第53図は第51図に示した周波数帯域制御増幅回路の周波数特性を示すグラフ である。図において、f、は実際の制御自在周波数範囲を表わす。
第54図は更に特定の周波数帯域制御増幅回路の回路図である。図において、周 波数帯域制御部分8は電圧制御形可変キャパシタンスダイオードDと可変電圧源 Voからなる。この単一終端可変コンデンサ回路のキャパシタンスは可変電圧源 Vnの電圧を変更することにより制御される。
第55図は他の更に特定の周波数帯域制御増幅回路の回路図を示す。図において 、カスコード回路7は差動形カスコード回路として形成され、また周波数帯域制 御部分8は、2つの並列接続電圧制御形ダイオードD1およびD2と、電流源C 38と、電圧制御トランジスタTR8と、可変抵抗器R8からなる。ダイオード のキャパシタンスは可変抵抗器R8を変えることにより制御される。負荷トラン ジスタTR21とTR22のベースにバイアス電圧VBを供給するバイアス電圧 源はトランジスタTR,により実現される。
第56図は本発明による周波数帯域制御増幅回路の第2実施例を示す回路図であ る。図において、周波数帯域制御部分8はコンデンサCと可変直流型流形電流源 9からなる。負荷トランジスタTR2のエミッタに流れるシンク電流ISI□( =Ii)を変えることにより、エミッタ抵抗r、は次の式により変化する。
V t = k T / g ・・・(15)で与えられる。ここにKはボルツ マン定数、Tは絶対温度、gは電子の電荷を示す。
第57図は第56図に示した周波数帯域制御増幅回路の等価回路を示すグラフで ある。即ち、式(13)により定められる周波数fを決定するパラメータとして のトランジスタTR2のエミッタ抵抗r、を変えることにより、実際の周波数帯 域f1は第58図に示したように制御できる。
第59図および60図は更に特定の周波数帯域制御増幅回路の回路図である。第 59図において、可変直流型流形電流源9は可変抵抗器RSINKであり、また 第60図で可変直流型流形電流源9は可変ミラー形電流源である。この電流源9 の可変抵抗器R5INKを変えることにより、負荷トランジスタTR21とTR 22のエミッタに流れるシンク電流ISI□は変化され、また負荷トランジスタ TR21とTR22のエミッタ抵抗r、が変化される。
第61図は本発明による周波数帯域制御増幅回路の第3実施例の回路図である。
図において、周波数帯域制御部分8は可変コンデンサCvと可変電流源9からな る。この実施例は第51図および56図により説明した第1および第2実施例を 組み合わせたものである。第62図は第61図に示した周波数帯域制御増幅回路 の等価回路図である。第63図は第61図に示した周波数帯域制御増幅回路の周 波数特性を示すグラフである。
第64図〜66図は第61図に示した第3実施例の更に特定の周波数帯域制御増 幅回路の回路図である。第64図〜66図の周波数帯域制御部分8の回路要素は 上記回路要素の組み合わせである。
第67図は本発明による周波数帯域制御増幅回路の第4実施例の回路図である。
図において、周波数帯域制御部分8は並列接続トランジスタTR31とTR32 および可変電流源C8vからなる。トランジスタTR31とTR32のベース・ エミッタコンデンサCIIEは、ベースをバイアス電圧源V、を通して接地した トランジスタTR21とTR22のエミッタと接地の間に接続される。ベース・ エミッタ間キャパシタンスCmFは)ランジスタTR31とTR32を流れる電 流を変えることにより変更できる。可変電流源C8vは電流を供給するために設 けられる。トランジスタTR31とTR32のコレクタは高電圧源V1に共通接 続される。
第68図は本発明による周波数帯域制御増幅回路の第5実施例を示す回路図であ る。図において、周波数帯域制御部分8は並列接続トランジスタTR31とTR 32、これらのトランジスタのコレクタと電圧源VCcO間に接続された抵抗器 R91とR92、および可変電流源C8vからなる。トランジスタTR31c! :TR32のベース・コレクタコンデンサCBCは、ベースをバイアス電圧源V 、を通して接地したトランジスタTR21とTR22のエミッタと電圧源V c cO間に接続される。
ベース・コレクタキャパシタンスClICはトランジスタTR31とTR32を 流れる電流を変えることにより変化させることができる。可変電流源C8vは電 流を供給するために設けられる。
以上説明したように、本発明の共通回路構成はカスコード回路構成と付加回路を 備えた高速電子回路であり、付加回路はストレイキャパシタンスを排除するバイ アス電流源、またはキャパシタンス成分を付加するかカスコード回路の負荷トラ ンジスタのエミッタ抵抗を変化させる周波数帯域制御部分などであり、共に周波 数帯域を変えるものである。
本発明の精神と範囲を逸脱せずに多くの異なる実施例が可能なことは言うまでも ないことである。本発明は添付した請求の範囲に示したものを除いて、本明細書 で説明した特定の実施例に限定されるものではない。
産業上の利用可能性 高速電子回路およびその応用である、インタフェース回路やレベルシフト回路な どの多くの回路は、高速動作、改良された周波数特性、波形応答特性、安定性お よび/または広周波数帯域を必要とする各種の電子回路システムに用いることが できる。
周波数 従来技術 VEE VEE VEE VEE VEE VEE VEE VEE VEE Fig、48 従来技術 周波数 □ 馬波数 −一一 周波数 −一會 参照符号の説明 ID・・・駆動電流源 CS a・・・バイアス電流源 Q・・・負荷トランジスタ R・・・負荷抵抗器 国際調査報告 ”ml^―””−PCT/JP8B10075Bp畠ge 2 S^ 23529 1、lImMl aa*工m14’lll*、PCT/JP 8810075B 匡際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.少なくとも1つの入力トランジスタを備え、該トランジスタのエミッタが動 作的に接地され、そのベースが入力信号(SIN)を受けてなる電流駆動回路( ID)と、少なくとも1つの負荷トランジスタを備え、該トランジスタのエミッ タが前記入力トランジスタのコレクタに接続され、ベースが動作的に接地される 負荷トランジスタ回路と、前記エミッタに接続されたバイアス電流源(CSo) であって、該バイアス電流源から供給された電流が前記負荷トランジスタに供給 されて、前記負荷トランジスタがオンになされたとき前記負荷トランジスタのペ ース・エミッタ電圧で前記負荷トランジスタがオフになされた場合に前記負荷ト ランジスタのベース・エミッタ電圧(VBE)を維持してなるバイアス電流源( CSo)とを具備した高速電子回路。 2.前記バイアス電流源(CSo)は前記負荷トランジスタ(Q)の前記エミッ タと接地の間に接続された電流ミラー形バイアス電流源回路からなる請求項1記 載の高速電子回路。 3.前記負荷トランジスタ(Q)の前記ベースと接地の間に接続されたバイアス 電圧源(V8)から更になる請求項1または2記載の高速電子回路。 4.前記バイアス電流源(CSo)は前記負荷トランジスタの前記エミッタと接 地の間に接続された少なくとも1つの抵抗器(R6)からなる請求項1記載の高 速電子回路。 5.前記負荷トランジスタの前記バイアスと接地の間に接続されたバイアス電圧 源(VB)から更になる請求項1または4記載の高速電子回路。 6.前記負荷トランジスタのコレクタに接続されて前記入力信号(SIN)に対 応する電圧信号(SouT)を出力する少なくとも1つの負荷抵抗器(R)と、 前記電流駆動回路(ID)の前記入力トランジスタのコレクタと前記負荷トラン ジスタ(Q)の前記エミッタとの間に接続された少なくとも1つの転送ライン( l)とから更になる請求項1記載のインタフェース回路。 7.前記入力信号は高レベルと低レベルの間で論理的に変化するデータ信号であ る請求項6記載のインタフェース回路。 8.前記電流駆動回路(ID)は前記入力トランジスタ(Q1)と入力抵抗器( R1)とを備え、前記入力トランジスタのベースは前記入力信号(SIN)を受 け、前記入力抵抗器は前記入力トランジスタのエミッタと接地の間に接続されて なり、 前記負荷トランジスタ回路は、前記負荷トランジスタ(Q2)を備え、該トラン ジスタ(Q2)のエミッタは前記入力トランジスタのコレクタに接続され、その コレクタは前記負荷抵抗器(R2)に接続されて、これらのコレクタと負荷抵抗 器が共通接続される点から前記出力信号(SouT)を出力してなり、 前記電流ミラー形バイアス電流源回路(CSo)は、コレクタを前記負荷トラン ジスタの前記エミッタに接続された第1電流源トランジスタ(Q31)と、自身 の第1端子に電源(Vcc)を供給される第1電流源抵抗器(R5)と、コレク タを、該第1電流源抵抗器の第2端子と自身のベースに接続された第2電流源ト ランジスタ(Q32)とを備え、前記第1および第2電流源トランジスタのベー スは共通接続され、更に前記第1および第2電流源トランジスタのエミッタと接 地の間に接続された第2および第3電流源抵抗器(R3とR4)を備えてなる請 求項7記載のインタフェース回路。 9.前記電流駆動回路(ID)は前記入力トランジスタ(Q1)と入力抵抗器( R1)を備え、該入力トランジスタのベースは前記入力信号(SIN)を受信し 、更に前記入力抵抗器は前記入力トランジスタのエミッタと接地の間に接続され てなり、 前記負荷トランジスタ回路は負荷トランジスタ(Q2)を備え、該負荷トランジ スタのエミッタは前記入力トランジスタのコレクタに接続され、そのコレクタは 前記負荷抵抗器(R2)に接続されて前記コレクタと前記負荷抵抗器が共通接続 される点から前記出力信号(SouT)を出力してなり、前記電流源回路(CS o)は前記負荷トランジスタのエミッタと接地の間に接続された電流抵抗器(R 6)を備えてなる請求項7記載のインタフェース回路。 10.前記電流駆動回路(ID)は自身のベースに接続された2つの入力信号( SINIとSIN2)に応じて差動動作するように並列接続された第1および第 2入力トランジスタ(Q11とQ12)と、前記第1および第2入力トランジス タのエミッタと接地の間に接続された電流源(CS)とを備えてなり、前記負荷 トランジスタ回路は第1および第2負荷トランジスタ(Q21,Q22)を備え 、前記第1負荷トランジスタのエミッタは前記第1入力トランジスタのコレクタ に接続され、前記第2負荷トランジスタのエミッタは前記第2入力トランジスタ のコレクタに接続され、更に前記第1および第2負荷トランジスタのベースは共 通接続されると共に動作的に接地されてなり、 2つの負荷抵抗器(R21とR22)がそれぞれ前記第1および第2負荷トラン ジスタのコレクタに接続されて、該コレクタと前記負荷抵抗器の共通接続点から 2つの出力信号(SouT1とSouT2)を出力してなり、更に、前記電流ミ ラー形バイアス電流源回路(CSo)は並列に接続された第1〜第3電流源トラ ンジスタ(Q31,Q3およびQ4)を備え、該第1および第2電流源トランジ スタのコレクタはそれぞれ前記第1および第2負荷トランジスタの前記エミッタ にそれぞれ接続され、第1端子において電源(Vcc)を供給された第1電流源 抵抗器(R5)を備え、その第2端子は前記第3電流源トランジスタのコレクタ に接続され、前記第3電流源トランジスタのペースは前記第1および第2電流源 トランジスタのベースに共通接続されたそのベースに接続され、更に前記第1〜 第3電流源トランジスタのエミッタと接地の間にそれぞれ接続された第2〜第4 電流源抵抗器(R31,R22およびR4)を備えてなる請求項7記載のインタ フェース回路。 11.前記電流駆動回路(ID)は、自身のベースに接続された2つの入力信号 (SIN1とSIN2)に応じて差動動作するように並列に接続された第1およ び第2入力トランジスタ(Q11とQ12)と、前記第1および第2入力トラン ジスタのエミッタと接地の間に接続された電流源(CS)とを備えてなり、 前記負荷トランジスタ回路は、第1および第2負荷トランジスタ(Q21とQ2 2)を備え、該第1負荷トランジスタのエミッタは前記第1入力トランジスタの コレクタに接続され、前記第2負荷トランジスタのエミッタは前記第2入力トラ ンジスタのコレクタに接続され、更に前記第1および第2負荷トランジスタのベ ースは共通接続され、動作的に接地されてなり、 2つの負荷抵抗器(R21とR22)が設けられ、前記第1および第2負荷トラ ンジスタのコレクタにそれぞれ接続されて共通接続された前記コレクタと前記負 荷抵抗器の点から2つの出力信号(SouT1とSouT2)を出力してなり、 更に前記電流ミラー形バイアス電流源回路(CSo)はそれぞれ、前記負荷トラ ンジスタの前記エミッタと接地の間に接続された2つの抵抗器(R61,R62 )からなる請求項7記載のインタフェース回路。 12.前記負荷トランジスタ回路の前記負荷トランジスタ(Q)のコレクタに接 続された少なくとも1つの負荷抵抗器(R21,R22)を含む負荷抵抗器回路 から更になり、更に、前記負荷トランジスタの前記エミッタと前記ベースの間に 接続された前記バイアス電流源(CSo)は、前記負荷抵抗器を流れる電流を供 給して該電流と前記負荷抵抗器の抵抗値により規定される値だけ前記出力信号の レベルをシフトさせる少なくとも1つの電流源(CS2,CS3)からなる請求 項1記載のレベルシフト回路。 13.前記電流駆動回路(ID)は入力トランジスタ(Q1)と入力抵抗器(R 1)を備え、該入力トランジスタのベースは前記入力信号(SIN)を受け、更 に前記入力抵抗器は前記入力トランジスタのエミッタと接地の間に接続され、前 記負荷トランジスタ回路は負荷トランジスタ(Q2)を備え、そのエミッタは前 記入力トランジスタのコレクタに接続され、そのコレクタは前記負荷抵抗器(R 2)に接続されて、これらのコレクタと負荷抵抗器が共通接続される点から前記 出力信号(SouT)を出力してなり、更に前記電流ミラー形バイアス電流源回 路(CSo)は、コレクタを前記負荷トランジスタの前記エミッタに接続された 第1電流源トランジスタ(Q31)と、自身の第1端子に電源(Vcc)を供給 される第1電流源抵抗器(R5)と、コレクタを前記第1電流源抵抗器の第2端 子と自身のベースに接続された第2電流源トランジスタ(Q32)とを備え、前 記第1および第2電流源トランジスタのベースは共通接続され、更に前記第1お よび第2電流源トランジスタのエミッタと接地の間にそれぞれ接続された第2お よび第3電流源トランジスタ(R3およびR4)を備えてなる請求項12記載の レベルシフト回路。 14.前記電流駆動回路(ID)は入力トランジスタ(Q1)と入力抵抗器(R 1)を備え、前記入力トランジスタのベースは前記入力信号(SIN)を受信し 、前記入力抵抗器は前記入力トランジスタのエミッタと接地の間に接続されてな り、前記負荷トランジスタ回路は負荷抵抗器(Q2)を備え、この負荷抵抗器の エミッタは前記入力トランジスタのコレクタに接続され、そのコレクタは前記負 荷抵抗器(R2)に接続されて、前記コレクタと前記負荷抵抗器が共通接続され る点から前記出力信号(SouT)を出力してなり、更に、前記バイアス電流源 回路(CSo)は前記負荷トランジスタの前記エミッタと接地の間に接続された 電流抵抗器(R6)を備えてなる請求項12記載のレベルシフト回路。 15.前記電流駆動回路(ID)は並列接続されて、自身のベースに接続された 2つの入力信号(SIN1とSIN2)に応じて差動動作する第1および第2入 力トランジスタ(Q11とQ12)を備え、更にこれらの第1および第2入力ト ランジスタのエミッタと接地の間に接続された電流源(CS)を備えてなり、 前記負荷トランジスタ回路は第1および第2負荷トランジスタ(Q21とQ22 )を備え、この第1負荷トランジスタのエミッタは前記第1入力トランジスタの コレクタに接続され、この第2負荷トランジスタのエミッタは前記第2入力トラ ンジスタのコレクタに接続され、前記第1および第2負荷トランジスタのベース は共通接続され更に動作的に接地されてなり、 2つの負荷抵抗器(R21と22)が設けられ、且つそれぞれ前記第1および第 2負荷トランジスタのコレクタに接続されて前記コレクタと前記負荷抵抗器が共 通接続される点から2つの出力信号(SouT1とSouT2)を出力してなり 、前記電流ミラー形バイアス電流源回路(CSo)は並列接続の第1から第3の 電流源トランジスタ(Q31,Q3およびQ4)を備え、前記第1および第2電 流源トランジスタのコレクタはそれぞれ前記第1および第2負荷トランジスタの 前記エミッタに接続され、第1端子に電源を供給される第1電流源抵抗器(R5 )を備え、その第2端子は前記第3電流源トランジスタのコレクタに接続され、 前記第3電流源トランジスタのペースは前記第1および第2電流源トランジスタ のベースに共通接続された自身のベースに接続され、更に前記第1から第3電流 源トランジスタのエミッタと接地の間にそれぞれ接続された第2から第4の電流 源抵抗器(R31,R32およびR4)を備えてなる請求項12記載のレベルシ フト回路。 16.前記電流駆動回路(ID)は直列接続されて自身のベースに接続された2 つの入力信号(SIN1とSIN2)に応じて差動動作する第1および第2入力 トランジスタ(Q11とQ12)と、前記第1および第2入力トランジスタのエ ミッタと接地の間に接続された電流源(CS)とを備えてなり、前記負荷トラン ジスタ回路は第1および第2負荷トランジスタ(Q21とQ22)を備え、該第 1負荷トランジスタのエミッタは前記第1入力トランジスタのコレクタに接続さ れ、前記第2負荷トランジスタのエミッタは前記第2入力トランジスタのコレク タに接続され、前記第1および第2負荷トランジスタのベースは共通接続される と共に動作的に接地されてなり、 2つの負荷抵抗器(R21とR22)が設けられてそれぞれ前記第1および第2 負荷トランジスタのコレクタに接続されて前記コレクタと前記負荷抵抗器の共通 接続点から2つの出力信号(SouT1とSout2)を出力してなり、前記電 流ミラー形バイアス電流源回路(CSo)は前記負荷トランジスタの前記エミッ タと接地の間にそれぞれ接続された2つの抵抗器(R61,R62)からなる請 求項12記載のインタフェース回路。 17.前記負荷抵抗回路に接続されたラッチ回路(FF)から更に構成され、 前記電流駆動源(ID)は差動形回路として形成され、前記負荷トランジスタ回 路は並列接続の2つの負荷トランジスタと前記2つの負荷トランジスタに接続さ れた2つの電流源(CS2,CS3)から構成されて前記負荷抵抗器におけるレ ベルシフト値として電圧降下値を変化させてなる請求項12記載の信号弁別回路 。 18.前記負荷トランジスタ回路の第1電流源(CS2)は電流ミラー形電流源 回路からなる請求項17記載の信号弁別回路。 19.前記第1電流ミラー形電流源回路は可変電圧源(Vc)に接続されてこれ から供給される電流を変化させる請求項18記載の信号弁別回路。 20.前記負荷トランジスタ回路の第2電流源(CS3)は電流ミラー形電流源 回路からなる請求項17記載の信号弁別回路。 21.前記第2電流ミラー形電流源回路は可変電圧源(Vc)に接続されてそれ から供給される電流を変化させる請求項20記載の信号弁別回路。 22.複数の前記負荷トランジスタ回路の各々と複数の負荷抵抗器の各々は直列 に接続され、前記直列接続回路は直列に接続され、前記電流駆動回路(ID)と 前記バイアス電流源(BC)は互いに並列に接続されると共に、前記負荷トラン ジスタ回路と前記負荷抵抗器が直列に接続される前記回路の端部に接続される請 求項1記載の信号分配回路。 23.複数のエミッタフォロワ回路から更になり、それぞれの回路は前記負荷抵 抗器と前記負荷トランジスタ回路の前記負荷トランジスタのコレクタのそれぞれ の共通接続点に接続される請求項22記載の信号分配回路。 24.複数の前記負荷トランジスタ回路の各々および複数の負荷抵抗器の各々は 接続され、該直列接続回路は並列に接続され、前記電流駆動回路(ID)と前記 バイアス電流源(BC)は並列に接続されると共に前記並列接続回路の共通接続 点に接続される請求項1記載の信号分配回路。 25.複数のエミッタフォロワ回路から更になり、各々の回路は前記負荷抵抗器 と前記負荷トランジスタ回路の前記負荷トランジスタのコレクタのそれぞれの共 通接続点に接続される請求項24記載の信号分配回路。 26.複数の前記電流駆動回路(ID1〜IDn)は並列に接続され、各々の電 流駆動回路は合成されるべき入力信号(SIN)を受け、前記負荷トランジスタ 回路と負荷抵抗器(R)は直列に接続されて合成信号(Vo)を出力し、前記バ イアス電流源(BC)と前記負荷トランジスタ回路の前記負荷トランジスタ(Q )の前記エミッタは前記並列接続電流駆動回路の共通接続点に接続される請求項 1記載の信号合成回路。 27.少なくとも1つのトランジスタ(TR1)と少なくとも1つの抵抗器(R E)を備え、該抵抗器は前記トランジスタのエミッタと接地の間に接続され、前 記トランジスタのベースは入力信号(SIN)を受けてなる増幅回路と、少なく とも1つの負荷トランジスタ(TR2)を備え、そのベースは動作的に接地され 、そのエミッタは前記トランジスタのコレクタに接続されてなる負荷トランジス タ回路と、前記負荷トランジスタのコレクタと電源(Vcc)の間に接続された 少なくとも1つの負荷抵抗器(RL)と、前記トランジスタの前記コレクタと前 記負荷トランジスタの前記エミッタとめ前記共通接続点に動作的に接続されて前 記負荷トランジスタの前記エミッタと接地の間のキャパシタンスを制御する周波 数帯域制御手段(8)とから構成され、前記負荷トランジスタの前記コレクタと 前記負荷抵抗器との前記共通接続点から出力信号(SouT)が出力され、該出 力信号の周波数帯域は前記可変コンデンサ回路のキャパシタンスに応じて変化さ れてなる周波数帯域制御増幅回路。 28.前記周波数帯域制御手段は可変コンデンサである請求項27記載の周波数 帯域制御増幅回路。 29.前記周波数帯域制御手段は、カソードが前記負荷トランジスタ(TR2) の前記エミッタに接続された可変容量ダイオード(D)と、該可変容量ダイオー ドのアノードに接続された可変電圧源(Vp)とを備え、前記可変容量ダイオー ドのキャパシタンスは前記可変電圧源からの電圧に応じて変化されてなる請求項 27記載の周波数帯域制御増幅回路。 30.前記周波数帯域制御手段は前記負荷トランジスタ(TR2)の前記エミッ タに接続されて、前記負荷トランジスタのエミッタ抵抗を変化させる電流を供給 する請求項27記載の周波数帯域制御増幅回路。 31.前記可変電流源は可変抵抗器からなる請求項30記載の周波数帯域制御増 幅回路。 32.前記可変電流源は電流ミラー形可変電流源からなる請求項30記載の周波 数帯域制御増幅回路。 33.前記周波数帯域制御手段はコンデンサと可変電流源(ISINX)からな り、これらのコンデンサと可変電流源は並列接続され、且つ前記可変電流源は前 記負荷トランジスタ(TR2)の前記エミッタに電流を供給して前記負荷トラン ジスタのエミッタ抵抗を変化させてなる請求項27記載の周波数帯域制御増幅回 路。 34.前記可変電流源は可変抵抗器からなる請求項33記載の周波数帯域制御増 幅回路。 35.前記可変電流源は電流ミラー形可変電流源からなる請求項33記載の周波 数帯域制御増幅回路。 36.前記コンデンサは一定キャパシタンスを有するコンデンサである請求項3 0記載の周波数帯域制御増幅回路。 37.前記可変電流源は零流ミラー形可変電流源からなる請求項36記載の周波 数帯域制御増幅回路。 38.前記コンデンサは可変キャパシタンスを有するコンデンサである請求項3 0記載の周波数帯域制御増幅回路。 40.前記可変コンデンサは、カソードが前記負荷トランジスタ(TR2)の前 記エミッタに接続された可変容量ダイオード(D)とこの可変容量ダイオードの アノードに接続された可変電圧源(VD)からなり、前記可変容量ダイオードの キャパシタンスは前記可変電圧源からの電圧に応じて変化される請求項39記載 の周波数帯域制御増幅回路。 41.前記可変電流源は可変抵抗器からなる請求項40記載の周波数帯域制御増 幅回路。 42.前記可変電流源は電流ミラー形可変電流源からなる請求項40記載の周波 数帯域制御増幅回路。 43.前記周波数帯域制御手段は、ベースが前記負荷トランジスタの前記エミッ タに接続され、コレクタが電圧源(Vcc)に直結された少なくとも1つのトラ ンジスタ(TR21,TR22)と、前記付加されたトランジスタのエミッタに 接続され、且つこの付加されたトランジスタに可変電波を供給してこの付加され たトランジスタの前記ベースとエミッタの間のキャパシタンスを変える請求項2 7記載の周波数帯域制御増幅回路。 44.前記可変電流源は可変抵抗器からなる請求項43記載の周波数帯域制御増 幅回路。 45.前記可変電流源は電流ミラー形可変電流源からなる請求項43記載の周波 数帯域制御増幅回路。 46.前記周波数帯域制御手段は、ベースが前記負荷トランジスタの前記エミッ タに接続された少なくとも1つのトランジスタ(TR21,TR22)と、前記 付加トランジスタのコレクタと電圧源(Vcc)の間に接続された少なくとも1 つの抵抗器と、前記付加トランジスタのエミッタに接続され且つこの付加トラン ジスタに可変電流を供給してこの付加トランジスタの前記ベースとコレクタの間 のキャパシタンスを変化させる請求項27記載の周波数帯域制御増幅回路。 47.前記可変電流源は可変抵抗器からなる請求項46記載の周波数帯域制御増 幅回路。 48.前記可変電流源は電流ミラー形可変電流源からなる請求項46記載の周波 数帯域制御増幅回路。 49.前記増幅回路は差動形トランジスタ回路により形成され、且つ前記負荷ト ランジスタ回路は2つの並列接続トランジスタからなり更に前記負荷トランジス タのコレクタと前記電圧源との間に接続された2つの負荷抵抗器からなる請求項 27記載の周波数帯域制御増幅回路。 50.各々が前記負荷トランジスタのベースと低電圧源の間に接続された2つの バイアス電圧源(VB)から更になる請求項49記載の周波数帯域制御増幅回路 。
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