JPH02500126A - 熱に敏感な製品の輸送・保管装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １、発明の名称 熱に敏感な製品の輸送・保管装置 ２、発明の詳細な説明 この発明は熱に敏感な製品の輸送・保管装置に関連する。この装置には保管空間 を調節するための幾つかのベルティエエレメントがついており、ペルティエエレ メントの保管室側のプレートには、管状の熱伝導体または単体の熱伝導鋳造体が ついている。ペルティエエレメントのケース側のプレートは、つば付き熱交換体 で作られている。

薬品などの輸送・保管容器に関連する発明である。こうした容器は、周辺温度４ ０℃から２０℃で、可動部品なしで機能することになっている。

保管室を１ｉｉ１節するために、発明品を結合する時に１つ又は複数のベルティ エエレメントが使われる。同じ様なエレメントを多数人れる場合は１段階的に切 り換えられる。そうしたベルティエエレメントの効果はよく知られている。つま り、ペルティエエレメントに直流電圧をかけると、エレメントの一方の側から熱 が引き出され、もう一方の側に運ばれるのである。電流の方向が変わると熱伝搬 の方向も変わるので、ペルティエエレメントを用いれば保管室を冷すこと、また は熱することが可能になる。

キャンプやドライブ用に使われるクールボックスを冷すためにペルティエエレメ ントを利用することは既に知られている。また、ペルティエエレメントの保管室 側のプレートには、管状の熱伝導鋳造体が取付けられることも知られている。

この発明では、出来るだけ均等な温度伝導が保管室内でなされ、その中では温度 勾配がないこと、保管室の全体容量に関して同一の温度特性を得ることを課題に している。

この課題は、管状の熱伝導体３−これは並列し、保管室の内側面を作っている− がプリズム状の四角形の断面になっており、熱伝導性の良い材料で作られた単体 の熱伝導鋳造体１７．又は熱伝導性の良い材料で作り、合体させた熱分配ゾーン １９がついている単体の鋳造体が保管室２の内側面を形成することにより解決で きる。これにより、ペルティエエレメント１と保管室の間の熱伝導は良くなり、 保管室の内側はペルティエエレメントとはある程度離れるので部分的に冷したり 、暖めても、保管されていた品物が損傷することはなくなる。

外側の管状熱伝導体３に、又は単体の熱伝導鋳造体１７の外側の側面に、又は合 体された熱分配ゾーン１９をもつ単体の鋳造体に熱伝導性の良い材料で作られた 壁７（保管室２の）をねじ、ブラインドリベットによって、あるいは熱伝導する 接着剤によって接合できる点は利点である。保管室がこうした形態であるため、 スピーディ−な熱誘導・熱伝達がなされる。外側の管状熱伝導体３．又は単体の 熱伝導鋳造体１７の外側側面を通って、保管室２の壁７への良好な熱伝搬が可能 になる。これにより、保管室の全ての壁を熱伝搬のために利用できるようになる 。

この場合、管状熱伝導体、又は単体の熱伝導鋳造体にはさみ具５によってペルテ ィエエレメント１の保管室側のプレートをともにプレストレスをかけられる。管 状熱伝導体３、または単体の熱伝導鋳造体１７の間には、熱分配プレート１８が 入っているが、これにより、保管室２の壁７を通して均等な熱分配がなされるよ うになる。熱分配プレートは単体の熱伝導鋳造体に合体させることができる０合 体された熱分配ゾーン１９をもつ持つこのような単体の鋳造体が、ペルティエエ レメント１と保管室２の壁面との間の熱分配・伝導を行なうことになる。

制御電子器１２から発する熱の分流がペルティエエレメントの作用に悪影響を与 えることを防ぐために、ペルティエエレメントのつば付き熱交換体９は、制御電 子器を冷却するためのつば付き冷却体１３と離して置かれている。つば付き熱交 換器とつば付き冷却体の間にはケースの断熱部分がはまっている。

図には発明品の思考例が示しである０図１は、外側のケース側壁を外した状態で の発明品の側面を示す。図２は、ケース上部壁を外した状態で上から見た発明品 を示す１図３は、管状の熱伝導体で作った。ペルティエエレメント側の壁（保管 室の）の細部を示す０図４は管状の熱伝導体がついた保管室で切った断面図であ る０図５は単体の熱伝導鋳造体で作られている、ペルティエエレメント側の壁面 （保管室の）を示す０図７は合体された熱分配ゾーンを持つ単体の鋳造体の断面 図である。

１は、ペルティエエレメントを示す、この部分の保管室２に向き合っている側面 には熱分配プレート１８がついている。この熱分配プレートには管状の熱伝導体 ３がついている。これは、四角の断面をもつアルミニウム４鋳造管により作られ ている。熱伝導体３の、保管室２に向き合う壁面は同時に保管室２の内壁を形成 する。熱伝導体３は、ねじ、ブラインドリベットまたは図４に示されているよう な物によって固定できる。熱伝導体３は、はさみ具５によって、ペルティエエレ メント１と共にプレストレスがかかるようになっている。つまり、ねじ６によっ てかけられる。

外側の熱伝導体３は、保管室２の壁面７と結合されている。つまり、ねじブライ ンドリベットまたは８に類する物で固定される。保管室の壁面も熱伝導性の良い 材料で作られている。

ペルティエエレメント１の、保管室の後になる部分はっは付き熱交換体９と接合 している。ここを通って、保管室２から分流する熱がペルティエエレメントによ って暖房用に使われる場合、つば付き熱交換体９を通って、暖房に必要な熱が周 囲の空気から取り入れる。

保管室２はケース１０の中にあり、断熱材１１によって囲まれている。このケー ス１０の中には、制御電子器１２も入っている。これはそこに生じる熱を分流さ せるために、つば付き冷却体１３の近くに配置されている。制御電子器のつば付 き冷却体１３は、ペルティエエレメントのつば付き熱交換体９がら離して配置さ れている。これら二つの物体の間にはケースの断熱する領域が入るようになって いる。

ケース１０には、さらにパンファーアキュムレーター１４、変圧器１５、回路ス イッチ１６、および保管室の調節を内部的、外部的に行なう為の切り換えキーの ついた操作盤２０が入っている。組み込まれているバッファーアキュムレーター １４は、ガス密閉式アキュムレーターとして作られている。これはどこでも使用 でき、保守点検不要である。保管室２の内部温度の調節は従来の温度センサーに よってなされる。これは、管状の熱伝導体３の近く、単体の熱伝導鋳造体１７の 近く、あるいは合体された熱分配ゾーン１９を持つ単体の鋳造体の近くに配置さ れており、制御電子器１２と結びついている。

発明品となる運搬・保管装置は非常に操作が簡単である。保管室の調節を始める ための接続キー、ないし動作を中止させるための遮断キーおよび回路スイッチだ けが付いているからである。その他の制御、及び外部のエネルギーが供給される 場合の、組み込まれたバッファーアキュムレーターの充電は自動的になされる。

１）町　！！１１．ｌｌ＋−輻　牛 、１１１１．５７，５１１１８０．、言＾ｐｐｋ１１ｍｌｌｓＰＣＴ／入Ｔ８８ １０００３５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ３．特許請求の範囲 １．保管室を徴節するために１つ、または複数のペルティエエレメントがついて おり、そのペルティエエレメントの保管室側のプレートには、管状の熱伝導体、 或いは単体の熱伝導鋳造体がつき、またペルティエエレメントのケース側のプレ ートば、つば付き熱交換体によって形成されており、プリズム状であり、四角形 の断面を持っている熱伝導性の良い材料で作られた凹型の鋳造体である管状の熱 伝導体（３）は、保管室（２）の内側面を形成し、熱伝導性の良い材料で作られ た単体の熱伝導鋳造体（１７）が保管室（２）の内側面を形成していることを特 徴とする温度に敏感な製品の運搬・保管装置２．一番外側の管状の熱伝導体（３ ）、或いは単体の熱伝導鋳造体（１７）の最も外側の側面に熱伝導性の良好な材 料で作った壁面（保管室の）が固定されていることを特徴とする特許請求の範囲 １の運搬・保管装置３．管状の熱伝導体（３）、または単体の熱伝導鋳造体（１ ７）に、はさみ具（５）によってペルティエエレメント（１）の保管室側のプレ ートと共にプレストレスがかけられていることを特徴とする特許請求の範囲１の 運搬・保管装置４．管状の熱伝導体（３）または単体の熱伝導鋳造体（１７）と ペルティエエレメント（１）の間には、熱分散プレートが入っていることを特徴 とする特許請求の範囲１から３の運搬・保管装置 ５．単体の熱伝導鋳造体（１７）とペルティエエレメント（１）の間に入ってい る熱分散プレート（１８）が単体の熱伝導鋳造体と一体になっており、そのこと によって、熱分配ゾーン（１９）を持つ単体の鋳造体がペルティエエレメント（ １）と保管室（２）の壁面（７）の間で熱の分配と伝導を行なうことを特徴とす る特許請求の範囲４の運搬・保管装置６．ペルティエエレメント（１）のつば付 き熱交換体（９）が、制御電子器（１２）を冷却するためのっば付き冷却体（１ ３）から離して置かれており、つば付き熱交換体（９）とつば付き冷却体（１３ ）の間にはケース（１０）の断熱領域が入っていることである。