JPH0510644A - 電子冷蔵庫 - Google Patents
電子冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH0510644A JPH0510644A JP16324091A JP16324091A JPH0510644A JP H0510644 A JPH0510644 A JP H0510644A JP 16324091 A JP16324091 A JP 16324091A JP 16324091 A JP16324091 A JP 16324091A JP H0510644 A JPH0510644 A JP H0510644A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- thermoelectric cooling
- cooling elements
- heat
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/14—Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の熱電冷却素子を使用して庫内の冷却を
するものの庫外の温度が低いときの制御を、エネルギー
のロスを極力生じず、且つ、庫内の温度差も極力生じな
いようにして行ない得るようにする。 【構成】 通電切換手段として、庫外温度検知スイッチ
３４、リレーコイル３５、リレースイッチ４７，４８を
具え、これらにより、庫外の温度が所定値以上であると
きに複数の熱電冷却素子８，９を並列で通電し、所定値
以下であるときにはその熱電冷却素子８，９を直列で通
電するように切換えて、該熱電冷却素子８，９にかかる
電圧を分圧降下させ、もって熱電冷却素子８，９への通
電をオフさせずに、その冷却能力を低めるようにした。
するものの庫外の温度が低いときの制御を、エネルギー
のロスを極力生じず、且つ、庫内の温度差も極力生じな
いようにして行ない得るようにする。 【構成】 通電切換手段として、庫外温度検知スイッチ
３４、リレーコイル３５、リレースイッチ４７，４８を
具え、これらにより、庫外の温度が所定値以上であると
きに複数の熱電冷却素子８，９を並列で通電し、所定値
以下であるときにはその熱電冷却素子８，９を直列で通
電するように切換えて、該熱電冷却素子８，９にかかる
電圧を分圧降下させ、もって熱電冷却素子８，９への通
電をオフさせずに、その冷却能力を低めるようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は庫内の冷却を複数の熱電
冷却素子により行なうようにした電子冷蔵庫に関する。
冷却素子により行なうようにした電子冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、庫内の冷却を熱電冷却素子に
より行なう電子冷蔵庫が供されている。この電子冷蔵庫
にあって、庫内容積が例えば５０リットル以上など大き
なものでは、冷却能力も大きく必要であるから、熱電冷
却素子は複数使用するようになっている。
より行なう電子冷蔵庫が供されている。この電子冷蔵庫
にあって、庫内容積が例えば５０リットル以上など大き
なものでは、冷却能力も大きく必要であるから、熱電冷
却素子は複数使用するようになっている。
【０００３】しかしてこのものの場合、庫外の温度が高
いときには、上記複数の熱電冷却素子をそのまま作動さ
せても良いが、低いときにその熱電冷却素子をそのまま
作動させると、冷却能力が上回ってしまうため、このと
きには、熱電冷却素子への通電をオン・オフ制御するこ
とにより、冷却能力を低めるようにしている。
いときには、上記複数の熱電冷却素子をそのまま作動さ
せても良いが、低いときにその熱電冷却素子をそのまま
作動させると、冷却能力が上回ってしまうため、このと
きには、熱電冷却素子への通電をオン・オフ制御するこ
とにより、冷却能力を低めるようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、庫外の温度が低いときに熱電冷却素子への通電
をオン・オフ制御するものでは、そのオフ時に、熱電冷
却素子の放熱をする放熱器の熱が反対に熱電冷却素子を
通ずる熱伝導によって庫内の吸熱器に伝わり、庫内を熱
することになるから、エネルギーのロスを生じ、又、庫
内の温度差も大きくなって、貯蔵品に悪影響を及ぼすと
いう問題点を有していた。
ように、庫外の温度が低いときに熱電冷却素子への通電
をオン・オフ制御するものでは、そのオフ時に、熱電冷
却素子の放熱をする放熱器の熱が反対に熱電冷却素子を
通ずる熱伝導によって庫内の吸熱器に伝わり、庫内を熱
することになるから、エネルギーのロスを生じ、又、庫
内の温度差も大きくなって、貯蔵品に悪影響を及ぼすと
いう問題点を有していた。
【０００５】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、複数の熱電冷却素子を使用
するものの庫外の温度が低いときの制御を、エネルギー
のロスを極力生じず、且つ、庫内の温度差も極力生じな
いようにして行なうことのできる優れた電子冷蔵庫を提
供するにある。
であり、従ってその目的は、複数の熱電冷却素子を使用
するものの庫外の温度が低いときの制御を、エネルギー
のロスを極力生じず、且つ、庫内の温度差も極力生じな
いようにして行なうことのできる優れた電子冷蔵庫を提
供するにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子冷蔵庫においては、庫内の冷却を複数
の熱電冷却素子により行なうようにしたものにあって、
庫外の温度に応じ該庫外の温度が所定値以上であるとき
に上記複数の熱電冷却素子を並列で通電し所定値以下で
あるときに上記複数の熱電冷却素子を直列で通電するよ
うに切換える通電切換手段を具えたことを特徴とする。
に、本発明の電子冷蔵庫においては、庫内の冷却を複数
の熱電冷却素子により行なうようにしたものにあって、
庫外の温度に応じ該庫外の温度が所定値以上であるとき
に上記複数の熱電冷却素子を並列で通電し所定値以下で
あるときに上記複数の熱電冷却素子を直列で通電するよ
うに切換える通電切換手段を具えたことを特徴とする。
【０００７】
【作用】上記手段によれば、庫外の温度が所定値以下で
あるときには、複数の熱電冷却素子を直列で通電するの
であるから、庫外の温度が所定値以上で複数の熱電冷却
素子を並列で通電するときに比し、熱電冷却素子にかか
る電圧を分圧させて降下させることができ、これによっ
て、熱電冷却素子への通電をオフさせることなくその冷
却能力を低めることができるから、そのオフによるエネ
ルギーのロスを生じず、且つ、庫内の温度差も生じない
ようにできる。
あるときには、複数の熱電冷却素子を直列で通電するの
であるから、庫外の温度が所定値以上で複数の熱電冷却
素子を並列で通電するときに比し、熱電冷却素子にかか
る電圧を分圧させて降下させることができ、これによっ
て、熱電冷却素子への通電をオフさせることなくその冷
却能力を低めることができるから、そのオフによるエネ
ルギーのロスを生じず、且つ、庫内の温度差も生じない
ようにできる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面を参照
して説明する。
して説明する。
【０００９】まず図２には冷蔵庫の断熱性あるキャビネ
ット１を示しており、前面の開口部に同じく断熱性ある
ドア２を開閉可能に枢設している。又、このキャビネッ
ト１には、後壁部に、第１ないし第３の電子冷却装置３
〜５を上，中，下の三段に分けてそれぞれ貫通状態で設
けている。
ット１を示しており、前面の開口部に同じく断熱性ある
ドア２を開閉可能に枢設している。又、このキャビネッ
ト１には、後壁部に、第１ないし第３の電子冷却装置３
〜５を上，中，下の三段に分けてそれぞれ貫通状態で設
けている。
【００１０】上記第１ないし第３の電子冷却装置３〜５
は、いずれもペルチェ効果による冷却をする熱電冷却素
子６〜９を主体に構成したもので、そのうち第１の電子
冷却装置３は、図３に示すように、二つの熱電冷却素子
６，７をその放熱面と吸熱面とで前後に重ねて、熱電冷
却素子６の残った吸熱面にアルミニウムなど熱良導材か
ら成る吸熱ブロック１０を装着し、熱電冷却素子７の残
った放熱面には同じく熱良導材から成る放熱ブロック１
１を装着している。そして更にその吸熱ブロック１０に
は左右に貫通する孔１２を形成していて、この孔１２
に、やはり熱良導材から成る受板１３とこれに添設した
蛇行状のヒートパイプ１４とで構成した吸熱器１５のヒ
ートパイプ１４両端部を接続している。なお、この場
合、ヒートパイプ１４内には、作動液として、Ｒ−１２
又はＲ−２２といったフレオンを封入している。一方、
放熱ブロック１１には、多数の放熱フィン１６を有する
放熱器１７を装着しており、これを前記キャビネット１
外の放熱ダクト１８中に位置させ、キャビネット１内の
製氷室１９底部を吸熱器１５で構成するようにしてい
る。 従って、吸熱器１５上には製氷室１９内で図示し
ない製氷皿が載置され、この製氷皿内の水を、熱電冷却
素子６から吸熱ブロック１０を介してヒートパイプ１４
に、更にそのヒートパイプ１４から受板１３に達する冷
却系路により冷却し、製氷するようになっている。
は、いずれもペルチェ効果による冷却をする熱電冷却素
子６〜９を主体に構成したもので、そのうち第１の電子
冷却装置３は、図３に示すように、二つの熱電冷却素子
６，７をその放熱面と吸熱面とで前後に重ねて、熱電冷
却素子６の残った吸熱面にアルミニウムなど熱良導材か
ら成る吸熱ブロック１０を装着し、熱電冷却素子７の残
った放熱面には同じく熱良導材から成る放熱ブロック１
１を装着している。そして更にその吸熱ブロック１０に
は左右に貫通する孔１２を形成していて、この孔１２
に、やはり熱良導材から成る受板１３とこれに添設した
蛇行状のヒートパイプ１４とで構成した吸熱器１５のヒ
ートパイプ１４両端部を接続している。なお、この場
合、ヒートパイプ１４内には、作動液として、Ｒ−１２
又はＲ−２２といったフレオンを封入している。一方、
放熱ブロック１１には、多数の放熱フィン１６を有する
放熱器１７を装着しており、これを前記キャビネット１
外の放熱ダクト１８中に位置させ、キャビネット１内の
製氷室１９底部を吸熱器１５で構成するようにしてい
る。 従って、吸熱器１５上には製氷室１９内で図示し
ない製氷皿が載置され、この製氷皿内の水を、熱電冷却
素子６から吸熱ブロック１０を介してヒートパイプ１４
に、更にそのヒートパイプ１４から受板１３に達する冷
却系路により冷却し、製氷するようになっている。
【００１１】これに対して、第２及び第３の電子冷却装
置４，５は、そのうちの第２の電子冷却装置４を例にと
って示す図４から明らかなように、熱電冷却素子８，９
を個々に有して、その各吸熱面に前記熱良導材から成る
吸熱ブロック２０，２１を装着し、各放熱面に同じく熱
良導材から成る放熱ブロック２２，２３を装着してい
る。又、その吸熱ブロック２０，２１には多数の吸熱フ
ィン２４，２５を有する吸熱器２６，２７を装着し、放
熱ブロック２２，２３に多数の放熱フィン２８，２９を
有する放熱器３０，３１を装着しており、この放熱器３
０，３１を前記キャビネット１外の放熱ダクト１８中に
位置させ、キャビネット１内に吸熱器２６，２７を位置
させている。
置４，５は、そのうちの第２の電子冷却装置４を例にと
って示す図４から明らかなように、熱電冷却素子８，９
を個々に有して、その各吸熱面に前記熱良導材から成る
吸熱ブロック２０，２１を装着し、各放熱面に同じく熱
良導材から成る放熱ブロック２２，２３を装着してい
る。又、その吸熱ブロック２０，２１には多数の吸熱フ
ィン２４，２５を有する吸熱器２６，２７を装着し、放
熱ブロック２２，２３に多数の放熱フィン２８，２９を
有する放熱器３０，３１を装着しており、この放熱器３
０，３１を前記キャビネット１外の放熱ダクト１８中に
位置させ、キャビネット１内に吸熱器２６，２７を位置
させている。
【００１２】この構成で、第２及び第３の電子冷却装置
４，５はキャビネット１内（庫内）の冷却をするように
なっている。
４，５はキャビネット１内（庫内）の冷却をするように
なっている。
【００１３】又、上記キャビネット１外の放熱ダクト１
８には放熱器１７，３０，３１の放熱の補助をするファ
ン３２をも配設している。
８には放熱器１７，３０，３１の放熱の補助をするファ
ン３２をも配設している。
【００１４】しかして、図１に示すように、商用電源３
３には、前記キャビネット１外（庫外）の温度を検知し
てそれが所定温度（例えば１５℃）以上であるときに開
放し所定温度以下であるときに閉成する庫外温度検知ス
イッチ３４とリレーコイル３５との直列回路を接続する
と共に、それと並列に、キャビネット１内（庫内）の温
度を検知してそれが所定温度（例えば１．５℃）以上で
あるときに閉成し所定温度以下であるときに開放する庫
内温度検知スイッチ３６と前記ファン３２の駆動モータ
３７との直列回路を接続し、更にそのモータ３７と並列
に、トランス３８の一次側コイル３９を接続している。
３には、前記キャビネット１外（庫外）の温度を検知し
てそれが所定温度（例えば１５℃）以上であるときに開
放し所定温度以下であるときに閉成する庫外温度検知ス
イッチ３４とリレーコイル３５との直列回路を接続する
と共に、それと並列に、キャビネット１内（庫内）の温
度を検知してそれが所定温度（例えば１．５℃）以上で
あるときに閉成し所定温度以下であるときに開放する庫
内温度検知スイッチ３６と前記ファン３２の駆動モータ
３７との直列回路を接続し、更にそのモータ３７と並列
に、トランス３８の一次側コイル３９を接続している。
【００１５】そして、トランス３８の二次側コイル４０
には、ダイオード４１，４２による整流回路４３を接続
すると共に、コイル４４とコンデンサ４５とによる平滑
回路４６を接続し、そのコンデンサ４５と並列に、前記
第１の電子冷却装置３の熱電冷却素子６，７を接続し、
更に、前記第２の電子冷却装置４の熱電冷却素子８とリ
レースイッチ４７の可動接片ｏ−固定接片ａ間との直列
回路、及び第３の電子冷却装置５の熱電冷却素子９とリ
レースイッチ４８の可動接片ｏ−固定接片ａ間との直列
回路をそれぞれ接続して、リレースイッチ４７の残る固
定接片ｂとリレースイッチ４８の残る固定接片ｂとを接
続している。
には、ダイオード４１，４２による整流回路４３を接続
すると共に、コイル４４とコンデンサ４５とによる平滑
回路４６を接続し、そのコンデンサ４５と並列に、前記
第１の電子冷却装置３の熱電冷却素子６，７を接続し、
更に、前記第２の電子冷却装置４の熱電冷却素子８とリ
レースイッチ４７の可動接片ｏ−固定接片ａ間との直列
回路、及び第３の電子冷却装置５の熱電冷却素子９とリ
レースイッチ４８の可動接片ｏ−固定接片ａ間との直列
回路をそれぞれ接続して、リレースイッチ４７の残る固
定接片ｂとリレースイッチ４８の残る固定接片ｂとを接
続している。
【００１６】さて、上述のごとく構成したものの場合、
キャビネット１外の温度が所定温度（１５℃）以上であ
るときには、庫外温度検知スイッチ３４が開放すること
により、リレーコイル３５が断電され、リレースイッチ
４７，４８はいずれも接片ｏ−ａ間を閉成するため、第
２の電子冷却装置４の熱電冷却素子８と第３の電子冷却
装置５の熱電冷却素子９は並列に接続される。従って、
この状態で、キャビネット１内の温度が所定温度（１．
５℃）以上あって庫内温度検知スイッチ３６が閉成する
ときには、上記両熱電冷却素子８，９には平滑回路４６
からの直流出力の全電圧がそれぞれかかり、高能力作動
をする。
キャビネット１外の温度が所定温度（１５℃）以上であ
るときには、庫外温度検知スイッチ３４が開放すること
により、リレーコイル３５が断電され、リレースイッチ
４７，４８はいずれも接片ｏ−ａ間を閉成するため、第
２の電子冷却装置４の熱電冷却素子８と第３の電子冷却
装置５の熱電冷却素子９は並列に接続される。従って、
この状態で、キャビネット１内の温度が所定温度（１．
５℃）以上あって庫内温度検知スイッチ３６が閉成する
ときには、上記両熱電冷却素子８，９には平滑回路４６
からの直流出力の全電圧がそれぞれかかり、高能力作動
をする。
【００１７】これに対して、キャビネット１外の温度が
所定温度（１５℃）以下になれば、庫外温度検知スイッ
チ３４が閉成することにより、リレーコイル３５が通電
され、リレースイッチ４７，４８はいずれも接片ｏ−ｂ
間を閉成する状態に変わるため、上記両熱電冷却素子
８，９は直列に接続されるようになる。従って、この状
態で、キャビネット１内の温度が所定温度（１．５℃）
以上あって庫内温度検知スイッチ３６が閉成するときに
は、両熱電冷却素子８，９には平滑回路４６からの直流
出力の半分ずつの電圧がかかり、低能力作動をするよう
になる。
所定温度（１５℃）以下になれば、庫外温度検知スイッ
チ３４が閉成することにより、リレーコイル３５が通電
され、リレースイッチ４７，４８はいずれも接片ｏ−ｂ
間を閉成する状態に変わるため、上記両熱電冷却素子
８，９は直列に接続されるようになる。従って、この状
態で、キャビネット１内の温度が所定温度（１．５℃）
以上あって庫内温度検知スイッチ３６が閉成するときに
は、両熱電冷却素子８，９には平滑回路４６からの直流
出力の半分ずつの電圧がかかり、低能力作動をするよう
になる。
【００１８】このように本構成のものでは、庫外の温度
が所定値以下であるときには、熱電冷却素子８，９を直
列で通電するのであって、庫外の温度が所定値以上で熱
電冷却素子８，９を並列で通電するときに比し、該熱電
冷却素子８，９にかかる電圧を分圧させて降下させるこ
とができ、これによって、その熱電冷却素子８，９への
通電をオフさせることなくその冷却能力を低めることが
できるから、オフ時に放熱器３０，３１の熱が反対に熱
電冷却素子８，９を通ずる熱伝導によって庫内の吸熱器
２６，２７に伝わるということもなくなり、エネルギー
のロスを生じないようにできる。又、庫内の温度差も生
じないようにできるもので、貯蔵品に悪影響を及ぼすこ
とを避けることができる。
が所定値以下であるときには、熱電冷却素子８，９を直
列で通電するのであって、庫外の温度が所定値以上で熱
電冷却素子８，９を並列で通電するときに比し、該熱電
冷却素子８，９にかかる電圧を分圧させて降下させるこ
とができ、これによって、その熱電冷却素子８，９への
通電をオフさせることなくその冷却能力を低めることが
できるから、オフ時に放熱器３０，３１の熱が反対に熱
電冷却素子８，９を通ずる熱伝導によって庫内の吸熱器
２６，２７に伝わるということもなくなり、エネルギー
のロスを生じないようにできる。又、庫内の温度差も生
じないようにできるもので、貯蔵品に悪影響を及ぼすこ
とを避けることができる。
【００１９】なお、本発明は上記し且つ図面に示した実
施例にのみ限定されるものではなく、特に、庫内の冷却
をする熱電冷却素子は熱電冷却素子８，９の２個以上で
あっても良く、そのほか、製氷をする第１の電子冷却装
置３の具体的構成やその有無等の点につき、要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
施例にのみ限定されるものではなく、特に、庫内の冷却
をする熱電冷却素子は熱電冷却素子８，９の２個以上で
あっても良く、そのほか、製氷をする第１の電子冷却装
置３の具体的構成やその有無等の点につき、要旨を逸脱
しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【００２０】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
電子冷蔵庫は、庫内の冷却を複数の熱電冷却素子により
行なうようにしたものにあって、庫外の温度に応じ該庫
外の温度が所定値以上であるときに上記複数の熱電冷却
素子を並列で通電し所定値以下であるときに上記複数の
熱電冷却素子を直列で通電するように切換える通電切換
手段を具えたことを特徴とするもので、それにより、複
数の熱電冷却素子を使用するものの庫外の温度が低いと
きの制御を、エネルギーのロスを極力生じず、且つ、庫
内の温度差も極力生じないようにして行なうことができ
るという優れた効果を奏する。
電子冷蔵庫は、庫内の冷却を複数の熱電冷却素子により
行なうようにしたものにあって、庫外の温度に応じ該庫
外の温度が所定値以上であるときに上記複数の熱電冷却
素子を並列で通電し所定値以下であるときに上記複数の
熱電冷却素子を直列で通電するように切換える通電切換
手段を具えたことを特徴とするもので、それにより、複
数の熱電冷却素子を使用するものの庫外の温度が低いと
きの制御を、エネルギーのロスを極力生じず、且つ、庫
内の温度差も極力生じないようにして行なうことができ
るという優れた効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示した電気回路図
【図２】全体の縦断側面図
【図３】第１の電子冷却装置の分解斜視図
【図４】第２（第３）の電子冷却装置の分解斜視図
８，９は熱電冷却素子、３４は庫外温度検知スイッチ
（通電切換手段）、３５はリレーコイル（通電切換手
段）、４７，４８はリレースイッチ（通電切換手段）を
示す。
（通電切換手段）、３５はリレーコイル（通電切換手
段）、４７，４８はリレースイッチ（通電切換手段）を
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 庫内の冷却を複数の熱電冷却素子により
行なうようにしたものであって、庫外の温度に応じ該庫
外の温度が所定値以上であるときに前記複数の熱電冷却
素子を並列で通電し所定値以下であるときに前記複数の
熱電冷却素子を直列で通電するように切換える通電切換
手段を具えたことを特徴とする電子冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16324091A JPH0510644A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 電子冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16324091A JPH0510644A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 電子冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510644A true JPH0510644A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15770011
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16324091A Pending JPH0510644A (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 電子冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510644A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010223497A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Nitto Electric Works Ltd | ペルチェ式冷却ユニット |
| KR20150022811A (ko) * | 2012-05-07 | 2015-03-04 | 포노닉 디바이시즈, 인크. | 열전 열 교환 시스템에 관한 시스템 및 방법 |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP16324091A patent/JPH0510644A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010223497A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Nitto Electric Works Ltd | ペルチェ式冷却ユニット |
| KR20150022811A (ko) * | 2012-05-07 | 2015-03-04 | 포노닉 디바이시즈, 인크. | 열전 열 교환 시스템에 관한 시스템 및 방법 |
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