JPH0249699Y2 - - Google Patents

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JPH0249699Y2
JPH0249699Y2 JP13838385U JP13838385U JPH0249699Y2 JP H0249699 Y2 JPH0249699 Y2 JP H0249699Y2 JP 13838385 U JP13838385 U JP 13838385U JP 13838385 U JP13838385 U JP 13838385U JP H0249699 Y2 JPH0249699 Y2 JP H0249699Y2
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capacitor
piezoelectric element
capacitance
plate
variable
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は主に共振回路において使用されるコン
デンサの静電容量を可変とし、共振周波数を変化
させることができるようにしたコンデンサ静電容
量の可変装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、共振回路に使用されているコンデンサの
静電容量変更は、コンデンサの軸を回転させるこ
とによつて極板の対向面積や距離を加減させるい
わゆるバリアブルコンデンサを使用する他、多数
のコンデンサを切り換えたり多数のコンデンサで
構成されるコンデンサ回路の結合を変えたりする
ことによつて行われていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来のコンデンサ
の静電容量変更方式では複雑な構造のコンデンサ
を用いたり複雑な結線によりコンデンサの切り換
えを行う必要があり、装置の簡素化や低価格化の
支障となつていた。
〔問題点を解決するための具体的手段〕
本考案は上記のような事情に鑑みなされたもの
であつて、簡単な構造で容易にコンデンサの静電
容量を変化させることのできるコンデンサ静電容
量の可変装置を提供することを目的とし、コンデ
ンサの極板に接続した支持材を圧電素子に連結し
てなるコンデンサ静電容量の可変装置を要旨とし
ている。
〔作用〕
本考案によるコンデンサ静電容量の可変装置
は、圧電素子の伸長あるいは収縮に伴つてコンデ
ンサの極板を動かすことによりコンデンサの容量
を変える装置である。
〔実施例〕
以下、本考案を図示した実施例に基づいて説明
する。
第1図はコンデンサの両極板を圧電素子と結合
した場合の実施例を示している。1は水晶、ロシ
エル塩、チタンジルコン酸鉛等からなる圧電素子
である。該圧電素子1は電界を加えることによつ
て伸長もしくは収縮するもので、電界をかけるた
めに両端に電極2,3が形成されており、この電
極2,3に外部より電圧が供給されるようになつ
ている。4はコンデンサであつて、該コンデンサ
4の極板5,6にはそれぞれ支持材7,8が接続
されており、この支持材7,8を作動させること
によつて互いの間隔を変えることができるように
なつている。支持材7,8の他端は前記圧電素子
1の両端部にそれぞれ結合されており、第1図に
一点鎖線で示すように圧電素子1が両端方向に伸
長または収縮するに伴つて支持材7,8は前記極
板5,6を変位させて両者の間隔を変えているの
である。
第2図はコンデンサの一方の極板のみを圧電素
子と結合させた場合の実施例を示し、本実施例に
おいては極板6は固定されており、極板5のみに
圧電素子1と連結した支持材7が接続されてい
る。
第3図は圧電素子の変形量が小さく上記第1図
及び第2図のように単に圧電素子の変形量を極板
の変位量としていては静電容量の変化量を十分に
とれない場合に、圧電素子の変形量に比して極板
の変位量を大きくする場合の実施例を示してい
る。即ち、本実施例においてはコンデンサ4の極
板5,6には支持材7′,8′が接続されており、
該支持材7′,8′の他端は圧電素子1に連結され
ている。この支持材7′,8′の圧電素子1側に偏
つた中間部には支点材9が設けられており、、支
持材7′,8′はこの支点材9をてこ運動の支点と
して作動する。したがつて、圧電素子1が変形し
たときその変形量に比して極板5,6の変位量が
大きくなり、静電容量の変化域を幅広くとること
ができるのである。
第4図は一方の極板5のみを支点材9′により
てこ運動する支持材7″に連結した場合の実施例
を示し、極板6は固定されている。
尚、上記各実施例は極板間の距離を変えること
によつて静電容量を可変としているが、支持材の
動作によつて極板の対向面積を変えるようにして
静電容量を可変とすることもできる。また、圧電
素子の変形方向は実施例のようにコンデンサの極
板の間隔を変位させる方向と一致することが好ま
しいが、必ずしも一致しなくても静電容量を可変
とすることは可能である。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案による
コンデンサ静電容量の可変装置によれば、圧電素
子とコンデンサの極板を結合しただけの簡単な構
造でコンデンサの静電容量を変更することができ
るから、従来のように複雑な構造の可変コンデン
サや複雑な結線及び切り換え方式を要する容量変
更回路を用いる必要がなくなり、装置の簡素化、
低価格化に貢献することができる。また、感度の
高い圧電素子を用いることにより電気的に極めて
精度の高い静電容量の調整を行うことができるか
ら、共振回路における共振周波数を正確に変化さ
せることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は全て本考案の実施例を示し、第1図は極板
を2枚とも変位させる本考案の第1実施例を示す
説明図、第2図は片方の極板のみを変位させる第
2実施例の説明図、第3図は極板を2枚とも変位
させ支持材の中間部に支点を設けた第3実施例を
示す説明図、第4図片方の極板のみを変位させ支
持材の中間部に支点を設けた第4実施例の説明図
である。 1……圧電素子、4……コンデンサ、5,6…
…極板、7,8,7′,8′……支持材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンデンサの極板に接続した支持材を圧電素子
    に連結してなるコンデンサ静電容量の可変装置。
JP13838385U 1985-09-09 1985-09-09 Expired JPH0249699Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13838385U JPH0249699Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

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JP13838385U JPH0249699Y2 (ja) 1985-09-09 1985-09-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6245824U JPS6245824U (ja) 1987-03-19
JPH0249699Y2 true JPH0249699Y2 (ja) 1990-12-27

Family

ID=31043313

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JPS6245824U (ja) 1987-03-19

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