JPH0249583Y2 - - Google Patents

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JPH0249583Y2
JPH0249583Y2 JP15301084U JP15301084U JPH0249583Y2 JP H0249583 Y2 JPH0249583 Y2 JP H0249583Y2 JP 15301084 U JP15301084 U JP 15301084U JP 15301084 U JP15301084 U JP 15301084U JP H0249583 Y2 JPH0249583 Y2 JP H0249583Y2
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pressure
nozzle
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small
diameter
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  • Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は小径なドリルの折れや細い注射針等の
有無を空気圧を利用して検出する空気式小径物検
出装置に関するものである。
(従来技術) 従来のこの種の装置は、第6図に示すように空
気圧源1からエアフイルタ2、噴出器サプライ流
路3を経てエアー噴出器4に圧力空気を送り、エ
アー噴出器4ではエアーレギユレータ5で調圧し
てエミツタ6から圧力空気をインパクトジエツト
センサ7の検出口7Aに向けて噴出するようにな
つている。
インパクトジエツトセンサ7には空気圧源1か
らエアーレギユレータ8、センササプライ流路9
を経て圧力空気が供給され、該インパクトセンサ
7の検出口7Aを横切つて圧力空気の検出流が流
れ、反対側の検出流路10に流れるようになつて
いる。エミツタ6からインパクトジエツトセンサ
7の検出口7Aに至る圧力空気の噴出路の途中に
ドリル等の小径被検出物11が存在しないときに
は、エミツタ6からの圧力空気流がインパクトジ
エツトセンサ7の検出口7Aに吹き込まれて該イ
ンパクトジエツトセンサ7の検出口7Aを横切る
検出流の流れを乱し、該検出流が反対側の検出流
路10に流れ込まれない状態になつている。エミ
ツタ6からの圧力空気の噴出路の途中に小径被検
出物11が存在するときには、エミツタ6からの
圧力空気の流れがこの小径被検出物11で遮るの
で、インパクトジエツトセンサ7の検出口7Aを
横切る検出流は乱されずに反対側の検出流路10
に流れ込むようになつている。検出流路10を流
れる検出流はダイヤフラムアンプリフアイヤ12
に制御流として供給されるようになつている。ダ
イヤフラムアンプリフアイヤ12はエアレギユレ
ータ8から圧力スイツチ13に至るスイツチサプ
ライ流路14の途中に介在されていて、検出流が
供給された場合それを増幅する形で圧力スイツチ
13に圧力空気を供給するようになつている。圧
力スイツチ13は圧力空気が供給されると、作動
して小径被検出物11の存在を示すようになつて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような検出装置では、小径
被検出物11の径が小径になるに従いエミツタ6
からの圧力空気流が被検出物11で遮ることがで
きなくなり、小径被検出物11の存在確認ができ
なくなる欠点があつた。
本考案の目的は、小径被検出物を確実に検出す
ることができる空気式小径物検出装置を提供する
ことにある。
(問題点を解決する本考案の手段) 本考案に係る空気式小径物検出装置は、圧力空
気源から検出ノズル圧力空気を送るサプライ流路
が設けられ、前記サプライ流路には該流路内の圧
力が設定圧力より低下したとき作動する圧力検出
器が接続され、前記検出ノズルはノズル本体内に
弁室と該弁室からノズル先端に開口するノズル流
路とが設けられ、前記弁室と前記ノズル流路との
境界には弁座が設けられ、前記ノズル流路には検
出ピン棒が摺動自在に挿入されてその先端が該ノ
ズル本体の先端から外部に突出され、前記弁室内
には受圧弁体が前記弁座に接・離しうるようにし
て配設されて前記検出ピン棒の小径基部に連絡さ
れ、前記ノズル本体には前記検出ピン棒の小径基
部に対応して放圧孔が設けられていることを特徴
とするものである。
(考案の作用) このような装置においては、圧力空気が検出ノ
ズルに供給されていると、その圧力で受圧弁体が
弁座に押し付けられ、弁室内は気密に保たれてい
る。この状態で検出ピン棒を小径被検出物に当接
すると、検出ピン棒が後退して受圧弁体が弁座か
ら離れ、受圧弁体と弁座との隙間から圧力空気が
流出して主として放圧孔を通して放圧される。こ
の状態になると、弁室内の圧力が低下し、その圧
力低下を圧力検出器が検出し、小径被検出物が存
在することが確認される。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。第1図A,Bは本考案の第1実施例を示
したものである。この空気式小径物検出装置は、
空気圧源1から検出ノズル15に圧力空気を送る
サプライ流路16を備え、該サプライ流路16に
はエアフイルタ2、エアレギユレータ8、スピー
ドコントローラ17が接続され、且つこのサプラ
イ流路16には該流路16内の圧力が設定圧力よ
り低下したときこれを検出する圧力スイツチより
なる圧力検出器18が接続されている。検出ノズ
ル15は、ノズル本体19内に弁室20とノズル
流路21とが設けられ、これら弁室20とノズル
流路21との境界には弁座22が設けられ、該ノ
ズル流路21には検出ピン棒23が摺動自在に挿
入されてその先端が該ノズル本体19の先端から
外部に突出され、弁室20内には受圧弁体24が
弁座22に接・離しうるようにして配設されて検
出ピン棒23の小径基部23Aに連結され、ノズ
ル本体19には検出ピン棒23の小径基部23A
に対応して放圧孔25が設けられた構造になつて
いる。
このような装置においては、小径ドリル等の小
径被検出物11が存在しないときには、検出ノズ
ル15の受弁体24が弁座22に圧接され、弁室
20内が気密に保たれており、圧力低下はなく、
圧力検出器18は作動しない。検出ノズル15の
検出ピン棒23の先端を小径被検出物11に当て
ると、検出ピン棒23が後退されて受圧弁体24
が弁座22から離れ、両者の隙間から圧力空気が
流出して主として放圧孔25を通して放圧され
る。従つて、弁室20及びサプライ流路16の圧
力が低下し、この圧力低下を圧力スイツチよりな
る圧力検出器18が検出する。この場合、検出ピ
ン棒23の接触圧は、5g/cm2以下、3〜4g/
cm2程度の微小圧力である。
第2図は本考案の第2実施例を示したものであ
る。本実施例の空気式小径物検出装置では、二方
弁を圧力検出器18として用いており、これに伴
つてエアフイルタ2からこの圧力検出器18に至
る検出器サプライ流路27が設けられ、この流路
の途中にはエアレギユレータ28が設けられてい
る。その他の構造は第1実施例と同様である。
このような装置では、検出ノズル15の検出ピ
ン棒23が小径被検出物11に当つて弁室20の
圧力が下ると、二方弁よりなる圧力検出器18が
作動し、検出器サプライ流路27を経て同きな検
出圧力を得ることができる。その他の動作は第1
実施例と同様である。
検出ピン棒23の断面形状としては、第3図a
に示すような丸形、第3図bに示すような三各形
あるいは第3図cに示すような四角形等いずれで
もよく、ノズル流路21の内壁との間に隙間をも
たせ、圧力空気が流れ得るようにしてその圧力で
ゴミ等の異物が塞がらないようにしておくことが
好ましい。
第4図に示すようにノズル本体19の弁室20
に雌ネジ29を刻設し、この雌ネジ29に有孔の
バネ受け30を螺合し、このバネ受け30と受圧
弁体24との間にバネ31を介在させて受圧弁体
24を付勢するようにすると、一定の荷重W以上
のものについての検出を行えるようになる。ま
た、バネ受け30の位置を変えることにより荷重
Wの変更も行うことができる。
このような空気式小径物検出装置は、第5図に
示すようにロータリアクチユエータ32のロータ
リアーム33の先端に検出ノズル15を取付けた
り、あるいは小型シリンダのロツドの先端に該検
出ノズル15を取付けることにより、小型ドリル
の折れ検出や多軸ドリル盤のドリル折れ検出に使
用することができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る空気式小径物
検出装置は、検出ノズルの検出ピン棒を小径被検
出物に当てることによる該検出ピン棒の後退動作
を利用して受圧弁体と弁座との間に隙間をあけ、
その隙間を通しての圧力空気の流出による圧力低
下を圧力検出器が検出することにより小径被検出
物の存在を検出する構造なので、小径被検出物で
あつても支承なくその検出を行うことができる。
また、検出時以外は圧力空気の流はないので、圧
力空気の消費量が少なく、経済的に運転を行わせ
ることができる。更に、本考案によれば、検出時
間が早く、従来に比べて高精度で検出を行うこと
ができる。かつまた、本考案の構造によれば、検
出ピン棒の操作力は小さいので、小径被検出物で
もそれを曲げたりせずに検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案に係る装置の検出ノズルの一
例を示す縦断面図、第1図Bは本考案に係る装置
の第1実施例の系統図、第2図は本考案に係る装
置の第2実施例の系統図、第3図a,b,cは検
出ピン棒の断面形状の種々の例を示す横断面図、
第4図は検出ノズルの他の例を示す縦断面図、第
5図は本考案に係る装置の使用例の一例を示す斜
視図、第6図は従来の装置の例を示す系統図であ
る。 1……空気圧源、2……エアフイルタ、11…
…小径被検出物、15……検出ノズル、16……
サプライ流路、17……スピードコントローラ、
18……圧力検出器、19……ノズル本体、20
……弁室、21……ノズル流路、22……弁座、
23……検出ピン棒、23A……小径部、24…
…受圧弁体、25……放圧孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力空気源から検出ノズル圧力空気を送るサプ
    ライ流路が設けられ、前記サプライ流路には該流
    路内の圧力が設定圧力より低下したとき作動する
    圧力検出器が接続され、前記検出ノズルはノズル
    本体内に弁室と該弁室からノズル先端に開口する
    ノズル流路とが設けられ、前記弁室と前記ノズル
    流路との境界には弁座が設けられ、前記ノズル流
    路には検出ピン棒が摺動自在に挿入されてその先
    端が該ノズル本体の先端から外部に突出され、前
    記弁室内には受圧弁体が前記弁座に接・離しうる
    ようにして配設されて前記検出ピン棒の小径基部
    に連絡され、前記ノズル本体には前記検出ピン棒
    の小径基部に対応して放圧孔が設けられているこ
    とを特徴とする空気式小径物検出装置。
JP15301084U 1984-10-12 1984-10-12 Expired JPH0249583Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15301084U JPH0249583Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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Publication Number Publication Date
JPS6169174U JPS6169174U (ja) 1986-05-12
JPH0249583Y2 true JPH0249583Y2 (ja) 1990-12-27

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