JPH0249471Y2 - - Google Patents

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JPH0249471Y2
JPH0249471Y2 JP16614384U JP16614384U JPH0249471Y2 JP H0249471 Y2 JPH0249471 Y2 JP H0249471Y2 JP 16614384 U JP16614384 U JP 16614384U JP 16614384 U JP16614384 U JP 16614384U JP H0249471 Y2 JPH0249471 Y2 JP H0249471Y2
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valve
shaped
plate
shaped valve
furnace pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は炉の排ガスの煙道などに設ける炉圧
ダンパーに関するものである。
[従来の技術] 第4図及び第5図に示す如く、従来の炉圧ダン
パー21は、円管状の排気煙道1内に円板状のち
よう形弁22をその弁軸23の回りに回転自在に
取付けることにより構成されている。
一般に、炉内圧力は燃焼量や炉内温度によつて
変動するから、この炉内圧力を一定に保ために炉
圧ダンパー21の開度調節が行われる。また、低
燃焼量になると、通過する排ガス量が減るので弁
は略全閉状態で制御される必要がある。
しかしながら、従来の炉圧ダンパー21は、第
5図に示す如く、開度によつて弁の両側に生ずる
ガスの通過面積24,24が新月状から三日月状
を経て半月状に変化し、駆動装置により極く僅か
開度を上げてもどつと流れる。つまり、弁の全閉
近くでは、開度の変化量に比べて流量変化が非常
に大きく、全閉時においてもリークがあるため流
量がゼロにできず、従つて開度が60゜〜90゜の間に
流量制御が殆ど不可能となり、低燃焼時の使用が
極めて使いづらいという欠点があつた。
従来のものでも複式(親子式)ダンパーは制御
範囲が大きく、低流量時の制御が可能であるが、
駆動装置が複数組必要なため構造が複雑で高価と
なる欠点があつた。
[考案が解決しようとする問題点] この考案は低燃焼時においても適正な弁の流量
制御を可能にし、且つ構造簡単で安価な炉圧ダン
パーを提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 第1図乃至第3図を参考にして説明する。
この考案に係る炉圧ダンパーは、煙道1内に略
長方形状の弁口4を形成すると共に、該弁口4に
略長方形状にちよう形弁5を取付け、また弁口4
に、ちよう形弁5の閉止時に一方の直線状先端端
縁7に当接するところの当て板8を設けると共に
ちよう形弁5の他方の直線状先端端縁9に当接す
るところの閉止板10を設け、且つ前記当て板8
を起点としてちよう形弁5の開方向の所定範囲に
亙り横断面が円弧状の壁面13を備えた閉止壁部
14を突設したものである。
[実施例] 第1図乃至第3図に基づいて説明する。
1は円管状の煙道で、外板2の内側に断熱材3
を貼付けている。4は煙道1内に長方形状に形成
された弁口で、長方形板状のちよう形弁5を取付
けている。弁口4の長辺側縁部4aには、ちよう
形弁5の閉止時その長辺側端縁即ち一方の直線状
先端端縁7に当接する如く当て板8が設けられ、
ちよう形弁5の他方の直線状先端端縁9に当接す
る如く閉止板10が設けられている。また第2図
に示す如く弁口4の短辺側両縁部4c,4cに
は、それぞれ短円筒状中空部11,11が形成さ
れると共に円筒状内側板12,12が設けられて
いる。
更に、弁口4の長辺側縁部4aには、第1図に
示す如く当て板8を起点としてちよう形弁5の開
方向(矢印A)の所定範囲に亙り横断面において
円弧状の壁面13を備えた閉止壁部14が突設さ
れている。
ちよう形弁5は、略長方形状つまり両短辺側縁
15,15のみ山形をした羽根板16の軸心に沿
つて弁軸6を固設し、また羽根板16の両短辺側
縁15,15に沿う如く円錐状端板17,17を
固設している。なお、18は羽根板16に複数個
設けた補強リブ、19は両円錐状端板17,17
間を結合した補強パイプである。
また、煙道1には弁軸6の両端を貫装するボス
部20を設け、弁軸6の両端延長部(以下図示省
略)にそれぞれ軸受が設けられると共に、その一
端部は駆動装置に連結されている。
[作用] ちよう形弁5が第1図に示す如く矢印B方向に
回動されて閉止状態となつたとき、第1図からも
明らかな如く、弁口4はちよう形弁5により完全
に閉止される。そして、ちよう形弁5が矢印Aの
開方向に回動されたとき、長辺側の端縁9と閉止
板10との間にのみ帯状のすき間を開度に応じて
生じる。即ち、ちよう形弁5の端縁7と当て板8
との間は、回動により離間しても端縁7は閉止壁
部14の存在によりその円弧状壁面13に摺接す
るため所定範囲、つまり低流量時或いは低燃焼時
の範囲では閉止状態となり、またちよう形弁5の
両短辺側は常時円錐端板17,17の周縁部が円
筒状側板12,12に摺接して閉止状態を保つこ
とになるからである。
また、開度が更に大きくなりちよう形弁5の端
縁7が閉止壁部14から離れると、端縁7側にも
帯状のすき間を生じ大流量時の制御をも可能にす
るものである。
[考案の効果] 低燃焼時においてはちよう形弁5の一方の端縁
9側にのみ帯状のすき間を生じるため流量の微量
調節が可能となり、従来のちよう形弁の如く低燃
焼時における流量変化が大きいことによる制御の
困難性を克服することが出来る。
また、在来のちよう形弁を少し改良する程度の
簡単な構造であり、制御範囲は大きいが高価な複
式ダンパーを採用するまでもなく安価となるなど
の特長がある。
なお、羽根板16の短辺側に設けた円錐状端板
17を単に円板ではなく円錐状とした理由は、
900℃という高温にさらされてもそのままの状態
で軸方向に変形するだけであり円板の場合のよう
に凹凸に変形しても大きなすき間を生じ閉止状態
を保持できなくなるおそれを無くしたものであ
る。しかし、場合によつては円錐状端板の代わり
に円板を設けることが出来る。
また、上記実施例においてはちよう形弁5を略
長方形状にしたが正方形とすることも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案に係る炉圧ダンパ
ーを説明するためのもので、第1図は垂直切断正
面図、第2図は垂直切断側面図、第3図は水平切
断平面図である。第4図は従来の炉圧ダンパーを
示すもので、第4図は垂直切断正面図、第5図は
水平切断平面図である。 1……煙道、2……外板、3……断熱材、4…
…弁口、4a,4b,4c……縁部、5……ちよ
う形弁、6……弁軸、7……端縁、8……当て
板、9……端縁、10……閉止板、11……中空
部、12……内側板、13……壁面、14……閉
止壁部、15……短辺側縁、16……羽根板、1
7……円錐状端板、18……補強リブ、19……
補強パイプ、20……ボス部、21……炉圧ダン
パー、22……ちよう形弁、23……弁軸、24
……通過面積。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 煙道内に略長方形状の弁口を形成すると共に、
    該弁口に略長方形状のちよう形弁を取付け、また
    弁口に、ちよう形弁の閉止時に一方の直線状先端
    端縁に当接するところの当て板を設けると共にち
    よう形弁の他方の直線状先端端縁に当接するとこ
    ろの閉止板を設け、且つ前記当て板を起点として
    ちよう形弁の開方向の所定範囲に亙り、横断面が
    円弧状の壁面を備えた閉止壁部を突設したことを
    特徴とする炉圧ダンパー。
JP16614384U 1984-10-31 1984-10-31 Expired JPH0249471Y2 (ja)

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JP16614384U JPH0249471Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JP16614384U JPH0249471Y2 (ja) 1984-10-31 1984-10-31

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JPS6179747U JPS6179747U (ja) 1986-05-28
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JPH0356748Y2 (ja) * 1986-07-18 1991-12-20

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