JPH0249408Y2 - - Google Patents

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JPH0249408Y2
JPH0249408Y2 JP13952383U JP13952383U JPH0249408Y2 JP H0249408 Y2 JPH0249408 Y2 JP H0249408Y2 JP 13952383 U JP13952383 U JP 13952383U JP 13952383 U JP13952383 U JP 13952383U JP H0249408 Y2 JPH0249408 Y2 JP H0249408Y2
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JP
Japan
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small sphere
mounting part
hole
main body
mounting
Prior art date
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Expired
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JP13952383U
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English (en)
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JPS6047194U (ja
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  • Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気デイスク駆動装置の防振機構に
関する。
磁気デイスク(特にハードデイスク)駆動装置
においては、デイスク表面に対して記録再生を行
うヘツドは、1μm以下の空気層を介して浮上して
いるが、外部より駆動装置へ衝撃、振動が加わる
とヘツドがデイスク表面に衝突し、ヘツドあるい
はデイスクを損傷する恐れがある。そこで、従来
の実施例第1図に示す如く、駆動装置本体1をゴ
ム等の弾性体2を介してマウントフレーム3に取
付け、組込まれる機器4に対しては、このマウン
トフレームを介し取付けるか、あるいは、実施例
第2図に示すように、本体1を直接弾性体2を介
して機器4に組込む防振機構が用いられてきた。
弾性体2は、両端にフランジ部5とそれらを連結
する円筒部6からなり、各々横方向及び縦方向へ
の緩衝作用を有する。
しかし、デイスク駆動装置の一般化に伴い、使
用される環境も厳しくなりつつある。これに対し
て、既述の従来実施例に示す機構においては、そ
の構造上、大振幅に対しては効果が低いという欠
点があつた。また弾性体2の弾性係数は使用する
弾性材料の特性によつて一意に決まるため、使用
条件に見合つた適切な弾性係数を選択することが
困難であつた。さらに、振動に対する制動効果に
乏しいという問題点が存在した。
本考案の磁気デイスク駆動装置の防振機構は、 デイスク駆動装置に固定される本体取付部12
aと、前記本体取付部12aからの延長上で先端
が前記本体取付部12aに対しほぼ水平となるよ
う構成された部分を有する逆L字形の小球体保持
部12bと、前記小球体保持部12bに設けられ
た取付部穴13とを有する取付部12と、 前記取付部穴13より径大で、前記取付部穴1
3にくびれて挿入される中空又は制動液の入つた
小球体11と、 前記取付部穴13に挿入された小球体11を圧
縮変形させて収納する空隙部17と、前記空隙部
17の先端及び奥部に相対向して突出して設けら
れた小球体支持枠16とを有する逆コの字形の支
持台15と、 前記支持台15を固定支持するとともに機器に
取付けられるマウントフレーム部3とを有するこ
とを特徴とする。すなわち、弾性体を中空又は制
動液の入つた小球体とし、前記小球体に本体取付
部穴を嵌合せしめ、マウントフレーム部3を前記
小球体両側より圧縮保持することによつて、大振
幅の衝撃・振動を緩衝し、かつ小球体の圧縮量の
変化によつて弾性係数の調整を容易なものとし、
また内部空気の流動抵抗により制動効果を併せ持
たせることができるものである。
以下、本考案の具体的な実施例の一つを第3図
に従つて示す。
第3図は本考案の一実施例の断面図を示す。弾
性体11は、無負荷時には球形をなす中空の小球
体で、内部には空気が封入されている。本体1に
は取付部12が取付けられ、すなわち、本体取付
部12aで取付けられ、その延長上は小球体保持
部12bで逆L字形となつており、その先端は前
記本体取付部12aとほぼ水平方向となるよう構
成されており、その先端の小球体支持部12bに
設けられた取付部穴13がこの小球体に対して嵌
合する。取付部穴13の直径は球体の外径より小
さく、小球体はこの取付部穴13に挿入された状
態においてほぼ等しい容積をもつ2つの部分14
に分割され、取付部穴13はオリフイス部を形成
する。一方、マウントフレーム部3には、弾性体
11の分割部14を各々挾持する支持台15が設
けられており、小球体を圧縮保持している。また
支持台は、逆コの字形をしており、前記小球体即
ち弾性体11を圧縮変形させて収納するよう空隙
部17を構成するとともに、前記空隙部17の先
端と奥部に相対向して小球体支持枠16を各々1
対ずつ設けて前記小球体即ち弾性体11が逸脱す
るのを防止している。
このように本考案においては、弾性体11に空
気を封入した球体を用いたことにより、大振幅の
振動、あるいは衝撃を効果的に緩衝することが可
能となる。また、取付部穴13によつて生じたオ
リフイス部によつて、小球体の一方の分割部14
から他方へ移動する空気の流動が妨げられ、振動
の減衰が極めてすみやかに起こるという利点を有
し、さらに小球体への圧縮力を支持台15の間隔
を変化させることによつて容易に設定でき、弾性
体11の弾性率を最適な値に設定することができ
る。
また小球体の内部に制動作用をもたせるための
液体を封入することによつてより一層の制動効果
を期待できる。
さらに組立時の作業性を勘案し、弾性体11を
最初からくびれを有する形状や、楕円体、長円体
に成形しても、その効果には何ら変化はない。
以上のように、弾性体を中空とし、これを介し
て磁気デイスク駆動装置を支持することによつ
て、より大きな衝撃、振動エネルギーの吸収が可
能となると同時に、内部の空気又は他の流体の流
動抵抗によつて制動効果を生じ、振動の減衰が速
やかに達成でき、本考案を用いることによつて、
ヘツド、デイスクの損傷を防止し、記録、再生の
信頼性が向上させる効果を有することは明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の実施例の断面図、第3
図は本考案の一実施例の断面図を各々示す。 1……デイスク駆動装置本体、2……従来の弾
性体、3……マウントフレーム部、4……機器、
11……本考案の弾性体(小球体)、12……取
付部、12a……本体取付部、12b……小球体
保持部、13……取付部穴、15……支持台、1
6……小球体支持枠、17……空隙部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デイスク駆動装置に固定される本体取付部12
    aと、前記本体取付部12aからの延長上で先端
    が前記本体取付部12aに対しほぼ水平となるよ
    う構成された部分を有する逆L字形の小球体保持
    部12bと、前記小球体保持部12bに設けられ
    た取付部穴13とを有する取付部12と、 前記取付部穴13より径大で、前記取付部穴1
    3にくびれて挿入される中空又は制動液の入つた
    小球体11と、 前記取付部穴13に挿入された小球体11を圧
    縮変形させて収納する空隙部17と、前記空隙部
    17の先端及び奥部に相対向して突出して設けら
    れた小球体支持枠16とを有する逆コの字形の支
    持台15と、 前記支持台15を固定支持するとともに機器に
    取付けられるマウントフレーム部3とを有するこ
    とを特徴とする磁気デイスク駆動装置の防振機
    構。
JP13952383U 1983-09-08 1983-09-08 磁気デイスク駆動装置の防振機構 Granted JPS6047194U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13952383U JPS6047194U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 磁気デイスク駆動装置の防振機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13952383U JPS6047194U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 磁気デイスク駆動装置の防振機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6047194U JPS6047194U (ja) 1985-04-03
JPH0249408Y2 true JPH0249408Y2 (ja) 1990-12-26

Family

ID=30312691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13952383U Granted JPS6047194U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 磁気デイスク駆動装置の防振機構

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JP (1) JPS6047194U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0418154Y2 (ja) * 1985-05-24 1992-04-22
JP2511930B2 (ja) * 1987-02-17 1996-07-03 松下電器産業株式会社 磁気デイスク装置の取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6047194U (ja) 1985-04-03

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