JPH024903Y2 - - Google Patents

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JPH024903Y2
JPH024903Y2 JP103484U JP103484U JPH024903Y2 JP H024903 Y2 JPH024903 Y2 JP H024903Y2 JP 103484 U JP103484 U JP 103484U JP 103484 U JP103484 U JP 103484U JP H024903 Y2 JPH024903 Y2 JP H024903Y2
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JP
Japan
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container
spout
hanger
center
closes
Prior art date
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JP103484U
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JPS60112444U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、ハンガー機能付きの押し出し容器
に関する。
「従来の技術」 使用時、内容物(液)の注出口を下向きにして
適宜ハンガーを介して吊り下げるものとしては、
例えば、実公昭32−1086号公報等に示される輸血
用瓶若しくは点滴瓶が周知である。
一方、可撓性樹脂材にて成型され、内容物を押
圧変形させて押し出す押し出し容器も周知である
が、かかる、洗剤等の使用時、注出口を下向きに
して用いることの多い押し出し容器にあつては、
上記の輸血用瓶の如く注出口を下向きに吊り下げ
られるものは提供されていない。
「考案が解決しようとする問題点」 押し出し容器にあつては、逐一、使用に際し注
出口を上向きにして載置のものを手に取り逆さに
して押圧して押し出される内容物を手等で受ける
とするのは不便であり、当初から注出口を下向き
にして吊架されてあるのが便利である。つまり、
前記の輸血用瓶若しくは点滴瓶の如くハンガーが
備えてあると便利である。
しかし、ハンガーが付いていれば便利だからと
言つて単に既存の押し出し容器にハンガーと付設
したのでは、当該ハンガーが突起部としてこの種
容器に付属した場合、運搬、収納の面で余分な突
起として支障が生じるし、また、この押し出し容
器に於ける注出口は、使用時逆さにされたままと
なることからして、当然のことながらネジキヤツ
プの如く逐一回動して開口、閉口をする方式では
なく、押圧によつて開口し、加圧解除によつて自
動的に閉口する方式のものであらねば実用に供し
得ないことは容易に予想される。
本考案は運搬、収納時は突起して障害となるこ
とのないハンガーを有し、単なる押圧、加圧解除
にて開、閉することができる押し出し容器を提供
することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本考案品は、容器口には内圧を受けて可撓の閉
塞膜を配設し、当該閉塞膜中央部には注出口を穿
孔し、当該注出口を内側より当接閉塞する台座体
を容器口壁より持ち出しし、一方、容器胴に所定
長のスライド縦溝部を対向凹設すると共に当該溝
部に中央に該注出口閉鎖用ボツチを突設したコの
字形の把手の両端を挟着嵌合させるとしたもので
ある。
「作用」 叙上押し出し容器は、使用前にあつては該コの
字形の把手は該注出口に対して閉塞作用して漏れ
出し防止を図り且つ係止により容器に沿つて固着
化して何等の支障なく、使用に際しては把手を回
動脱係のうえ反対側に摺動させれば容器一側を吊
架するところのハンガーとなるとして、使用前か
らハンガーを一体設するも何等の支障を生じなく
且つ使用前に於ける漏れ出しを防止し得るとし、
又、使用時にあつては単に容器胴の押圧、押圧解
除にて閉塞膜が外方へ撓なぎ、復帰し、台座体が
注出口非閉塞、閉塞して注出口の閉口、閉口をと
り行ない得る。
「実施例」 以下これを実施例図に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本案の一実施態様を示した容器の俯瞰
図、第2図は要部の縦断視図を示し、図中1は容
器で、その注出口部2は次記の如くである。すな
わち、頚部3に螺合着のキヤツプ4は該頚部3開
口内縁位置3a押さえ4aを有し且つ天板部4b
中央の可撓閉塞膜としての薄肉部4cには注出口
5が穿孔されてある。該頚部3開口縁に対しては
内栓体6が嵌着し、当該内栓体6はその中央に該
注出孔5に覆つて当接する台座体としての台座6
aを突設すると共に台座6aの周辺に通孔6bを
穿設してある。
しかして注出口部2によると容器1の押圧変形
によつて内容物は薄肉部4cを内側より押すため
に薄肉部4cが撓いで台座6aから離反する結
果、該注出口5の閉鎖が解かれて開口されここよ
り内容物の注出がなされることとなると共に押圧
の解除で復帰閉口されることとなる。
しかして、逆さ姿勢下、つまり、ハンガーで吊
架した状態にあつては、単に容器1胴を押圧、解
除すれば内容液の注出、停止を享受し得る。
かかる容器1の容器胴1aに所定長のスライド
縦溝部7を対向凹設しこれにコの字形のハンガー
としての把手8の両端を挟着嵌合させる。当該把
手8の中央には該注出口5閉鎖用ボツチ9が突設
されていて、これは把手8の上限位置への回動に
て該注出口5に押圧態様にて嵌合閉鎖し使用前の
漏れ出し防止を果たす。
なお、ボツチ9は注出口5に対して嵌合係止し
ているのでみだりに脱嵌することはなく、閉塞位
置でロツクされており、運搬、収納、展示中の傾
倒時に於ける漏れのおそれがない。
「考案の効果」 本案は以上の如く構成されるので、非使用時の
注出口が上にある時には、付設のハンガーは何ん
らじやまになることなく容器外面に沿つて密着一
体化するのみではなく、傾倒による漏れを防ぎ、
使用時の注出口を下に保持しない時には、ハンガ
ーは吊り材と化し、一方、この姿勢下で上記の注
出口は単に容器胴への押圧の付加、解除のみにて
開口、閉口をとり行なうことが出来、極めて好適
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施態様を示した容器の俯瞰
図、第2図は要部の縦断視図である。 1……容器、1a……底部、2……注出口部、
3……頚部、3a……開口内縁位置、4……キヤ
ツプ、4a……押さえ、4b……天板部、4c…
…薄肉部、5……注出口、6……内栓体、6a…
…台座、6b……通孔、7……スライド縦溝部、
8……把手、9……注出口閉鎖用ボツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器口には内圧を受けて可撓の閉塞膜を配設
    し、当該閉塞膜中央部には注出口を穿孔し、当該
    注出口を内側より当接閉塞する台座体を容器口壁
    より持ち出しし、一方、容器胴に所定長のスライ
    ド縦溝部を対向凹設すると共に当該溝部に中央に
    該注出口閉鎖用ボツチを突設したコの字形の把手
    の両端を挟着嵌合させるとしてなるハンガー機能
    付き押し出し容器。
JP103484U 1984-01-09 1984-01-09 ハンガー機能付き押し出し容器 Granted JPS60112444U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP103484U JPS60112444U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 ハンガー機能付き押し出し容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP103484U JPS60112444U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 ハンガー機能付き押し出し容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60112444U JPS60112444U (ja) 1985-07-30
JPH024903Y2 true JPH024903Y2 (ja) 1990-02-06

Family

ID=30473408

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP103484U Granted JPS60112444U (ja) 1984-01-09 1984-01-09 ハンガー機能付き押し出し容器

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JPS60112444U (ja) 1985-07-30

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