JPH0248880Y2 - - Google Patents

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JPH0248880Y2
JPH0248880Y2 JP18494084U JP18494084U JPH0248880Y2 JP H0248880 Y2 JPH0248880 Y2 JP H0248880Y2 JP 18494084 U JP18494084 U JP 18494084U JP 18494084 U JP18494084 U JP 18494084U JP H0248880 Y2 JPH0248880 Y2 JP H0248880Y2
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main body
opening
partition plate
openings
divided
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JP18494084U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、クリーンルーム用の通話装置に関す
る。
(従来の技術) 従来、クリーンルーム内外或いはクリーンルー
ム間の通話は電話或いはインターホンを用いてい
たが、これらの装置は電源および通信回路等の配
線を必要とし、かつ通電に伴う磁力或いは静電気
の発生によつてルーム内に粉塵汚染が生ずる問題
点がある。そこでルームの壁に孔をあけ伝声管を
通して通話することが考えられるが、この伝声管
を介して粉塵の侵入、騒音の漏洩が生ずるなどの
問題がある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はかかる従来の問題を解決し、クリーン
ルーム内への粉塵の侵入のおそれがなく、また騒
音の漏洩の問題を生じない操作の簡単な通話装置
を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記問題点を解消するためになされ
たものであつて、両端開口の筒状の本体内を、そ
の軸方向に沿つて配設される仕切板で2個の室に
区分すると共に、該仕切板で該各開口を2個の開
口部に区画し、かつ該各室をフイルタを介して軸
方向の左右に区分すると共に、該各室の一方の開
口部にのみ開閉自在の扉を設け、他方の開口部は
開放状態と成し、該各室の扉を備えた開口部を該
各室の開放状態の開口部に互いに隣接させて成
る。
(実施例) 以下本考案を図面によつて説明する。
第1図ないし第3図は本考案実施の1例を示す
ものである。
1は断面が矩形の筒状本体であつて、本体1は
その両端に開口2を備える。
図示するものでは本体1内に本体1の軸方向に
沿つて2枚の仕切板3,3をこれらの仕切板3,
3の突き合せ端縁3a,3a間に間隔を存して配
設して本体1を上下に分て2個の室4に区分する
と共に、本体1の両端の各開口2に前記各仕切板
3で2個に区画された開口部5を形成した。そし
て囲枠6a内に例えばガラス繊維シートから成る
材6bを収容したフイルタ6を本体1内に前記
間隔を通して上方から下方に亘つて着脱自在に設
けて本体1内を本体1の軸方向で左右に仕切つ
た。また2個に区画された開口部5を次のように
構成した。各室4の一方の開口部5aに例えば蝶
つがい7aによつて開閉自在な扉7を設け、この
扉7を扉7に配設した把手7bで開いた時に送話
出来るようにしてこの開口部5aを送話部Aと
し、他方の開口部5bはそのまま開放状態とし反
対端側の送話部Aよりの受話部Bとした。更に一
方の室4の送話部Aすなわち扉7を備えた開口部
5aと他方の室4の受話部Bすなわち開放状態の
開口部5bとが互に隣接するように配設した。ま
た各室4の受話部B側にフイルタ6の保護用金網
8を着脱自在に配設した。そして本体1の外面に
備えたフランジ部9によつてクリーンルーム壁面
に貫通状態に取りつけることが出来るようにし
た。
尚、この実施例では本体1の内壁面にストツパ
ー10を設けてこれに取付具11を用いて金網8
を備えた仕切板3を着脱自在に取り付けた。
かくて本体1内にフイルタ6が設けられている
為、クリーンルーム内にクリーンルームの外部か
ら粉塵が侵入することなく、また送話を行なわな
い場合には、本体1内の各室4が互いに仕切板3
によつて遮断されているので、扉7を閉鎖してお
けば騒音の漏洩も生じない。
また本体1内に金網8を備えた仕切板3を着脱
自在に取り付けたのでフイルタ6の材6bが汚
染、目ずまり等を生じた際仕切板3と金網8とを
取外してこの汚染したフイルタ6を他の汚染して
いないフイルタ6と簡単に交換出来る。更に本体
1内壁面に備えられたストツパー10によつて仕
切板3を本体1に取り付ける際に、仕切板3はス
トツパー10によつて本体1内の所定位置に位置
決めされるので、仕切板3によつてフイルタ6に
損傷を与えることがない。
第4図は本考案の他の実施例を示すものであ
り、第1図ないし第3図実施例と異なる点は本体
1内の室4を1枚の仕切板3で上下に夫々独立さ
せ、この独立した個々の室4に夫々フイルタ6を
着脱自在に配設したものであつて、通話作用は第
1図ないし第3図実施例のものと同様である。
また図示のものでは、フイルタ6を本体1内の
ほぼ中間に配設したが、この配設位置はこれに限
定されるものではなく例えば一方の開口部5a側
近傍に配設しても良い。更に本体1内に仕切板3
で上下方向に区分した室4を設けたが、これに限
定されるものではなく仕切板3で本体1内を軸方
向に沿つて左右方向に区分して室4を設けても良
い。
尚、第4図示のものでは本体1を共通の筒状体
となしその内部を仕切板3で上下に区分したが、
これに代えて筒状体を2個上下に重ね合せ或いは
左右に付け合せし、この合せ部を仕切板3と成し
2個の筒状体から成る本体1の上下或いは左右の
区分としても良い。
(考案の効果) このように本考案によるときは、両端開口の筒
状の本体内を、その軸方向に沿つて配設される仕
切板で2個の室に区分すると共に、該仕切板で該
各開口を2個の開口部に区画し、かつ該各室をフ
イルタを介して軸方向の左右に区分すると共に、
該各室の一方の開口部にのみ開閉自在の扉を設
け、他方の開口部は開放状態と成し、該各室の扉
を備えた開口部を該各室の開放状態の開口部に互
いに隣接させたので、開閉自在の扉を開くだけで
簡単に本体両端の開口部を介して相互に通話出
来、クリーンルーム内に外部からの粉塵の侵入が
なく、また騒音の漏洩もなく、その構造も簡単
で、その製作組付も簡素化出来る等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施の1例を示
すもので、第1図は斜視図、第2図は第1図の
−線截断面図、第3図は第1図の−線截断
面図、第4図は他の実施例を示す截断側面図であ
る。 1……本体、2……開口、3……仕切板、4…
…室、5……開口部、5a……一方の開口部、5
b……他方の開口部、6……フイルタ、7……
扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端開口の筒状の本体内を、その軸方向に沿つ
    て配設される仕切板で2個の室に区分すると共
    に、該仕切板で該各開口を2個の開口部に区画
    し、かつ該各室をフイルタを介して軸方向の左右
    に区分すると共に、該各室の一方の開口部にのみ
    開閉自在の扉を設け、他方の開口部は開放状態と
    成し、該各室の扉を備えた開口部を該各室の開放
    状態の開口部に互いに隣接させて成るクリーンル
    ーム用通話装置。
JP18494084U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0248880Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18494084U JPH0248880Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JP18494084U JPH0248880Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JPS61101799U JPS61101799U (ja) 1986-06-28
JPH0248880Y2 true JPH0248880Y2 (ja) 1990-12-21

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