JPH0248799B2 - - Google Patents

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JPH0248799B2
JPH0248799B2 JP62218087A JP21808787A JPH0248799B2 JP H0248799 B2 JPH0248799 B2 JP H0248799B2 JP 62218087 A JP62218087 A JP 62218087A JP 21808787 A JP21808787 A JP 21808787A JP H0248799 B2 JPH0248799 B2 JP H0248799B2
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JP
Japan
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bearing
rotating shaft
pump
high pressure
friction
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JP62218087A
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JPS6362998A (ja
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Kusanadei Junia Maikeru
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS6362998A publication Critical patent/JPS6362998A/ja
Publication of JPH0248799B2 publication Critical patent/JPH0248799B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/18Indicating or safety devices
    • F01M1/20Indicating or safety devices concerning lubricant pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/18Lubricating arrangements
    • F01D25/20Lubricating arrangements using lubrication pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C17/00Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
    • F16C17/12Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
    • F16C17/24Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load with devices affected by abnormal or undesired positions, e.g. for preventing overheating, for safety
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/02Parts of sliding-contact bearings
    • F16C33/04Brasses; Bushes; Linings
    • F16C33/06Sliding surface mainly made of metal
    • F16C33/10Construction relative to lubrication
    • F16C33/1025Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
    • F16C33/1045Details of supply of the liquid to the bearing

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、軸受に潤滑油を供給するための緊急
潤滑系統に関し、特に、蒸気タービンのロータの
ような大型の回転軸に潤滑油を供給するための緊
急潤滑系統もしくは装置に関するものである。蒸
気タービンのロータのような大型の回転軸の場合
には、回転軸を支持する軸受が、回転軸の回転
中、常時良好に潤滑されていることが必要とな
る。発電所に用いられている大型蒸気タービンロ
ータは、コーストダウン(coastdown)即ち楕性
減速から停止までに約25〜75分の時間を要する。
蒸気タービンロータの軸受への給油を維持する既
存の潤滑系統は、通常、電力に依存している。或
る潤滑系統は、発電所において交流電力に支障を
生じた場合、惰性減速中に潤滑系統を作動状態に
維持するために、直流電源のバツクアツプ、即ち
直流モータにより駆動されるポンプを利用してい
る。直流系統は、完全充電状態に通常保たれた電
池から給電される。ロータの惰性減速の間潤滑系
統が作動状態に保たれていない場合には重大な問
題が生起する。直流電源によるバツクアツプの場
合、この系統が何らかの理由で故障し、直流及び
交流電源の完全な喪失に至つた場合、ロータを支
持する軸受は大きな損傷を受けるため、運転停止
時間が長くなり、損傷した軸受及び他の関連機器
を交換するための大きなコストが電力会社に課せ
られる。その他の設計では、惰性減速中の潤滑油
流量を維持するために、蒸気によつて駆動される
ポンプが使用される。
米国特許第4309870号明細書は、ターボ機械の
ロータに作動的に連結されて予備ポンプにより別
個に駆動される1次ポンプを開示している。米国
特許第2402467号は、1次油ポンプがタービンに
よつて駆動され排油ポンプが電気的に駆動される
多ポンプ方式を開示している。また、電気式補給
ポンプが軸受の油圧を維持するために始動時及び
停止時に作動される。
米国特許第2751749号明細書には、発電所の運
転停止の後に1つ又は複数の軸受の温度が所定温
度を超えた場合に1台の潤滑ポンプが作動される
ようになつている、複数の潤滑ポンプの配列が開
示されている。
多くの蒸気タービンは、惰性減速に約25〜75分
を必要とする。この期間の一部分の間、タービン
の軸受への潤滑流体の供給は、通常、タービン回
転軸に連結された遠心ポンプによつて行なわれる
のが典型的である。潤滑系統の油タンクは、通
常、タービン軸受のレベルよりも9〜12m(30〜
40ft)も下方にある。遠心ポンプは低速時には油
タンクから軸受まで潤滑流体を揚げる能力を備え
ていない。通常、主ポンプ・エジエクター系統が
軸受に潤滑油を供給する。タービンが定格速度か
ら惰性減速する際に、回転軸の主ポンプ圧力は、
速度の自乗で変化するので、例えば速度が1/2
であると、正常な作動圧力の1/4の値となる。
或る個所では、位置水頭に勝つためにエジエクタ
ーに注入する潤滑油量が不足し、遠心ポンプから
の吸込・吐出はなくなる。60Hzで3600rpm又は
1800rpmのような原子力発電所の正常に作動して
いるロータの定格速度において、潤滑系統の圧力
は、例えば、0.7〜1.1Kg/cm2(10〜15lb/in2)と
なる。通常、軸受における圧力を監視するための
圧力スイツチが設けられているのが典型的であ
る。油タンクの底部まで延びるように補助ポンプ
が設けられることがある。圧力が下がり続け、交
流電力が喪失された場合には、別の圧力スイツチ
によつて直流駆動のポンプを作動させる。電池
は、通常約1時間以上直流駆動のポンプを駆動す
るように設計されている。
前述のように、交流又は直流のバツクアツプ電
源が故障した場合、潤滑油が軸受に供給されなく
なる。約5秒後に、軸受のバビツトメタルが破損
し、蒸気タービンの羽根、シユラウドその他の内
部部品が附随して破損する。この破損の修理と、
運転停止による電力収入の欠損とによつて、大き
な損失が生ずる。
発明の概要 本発明は、作動のためにいかなる形式の電気的
な動力又は蒸気の動力にも依存しないような、惰
性減速中の大型回転軸の軸受の緊急潤滑装置を提
供する。本発明によれば、潤滑系統を作動状態に
維持する上に必要な動力を供給するために、大型
回転軸の慣性力が惰性減速中に利用される。本発
明は、停電時又は回転軸が回転しており且つ軸受
の潤滑油圧力が維持できない他のどんな期間中
も、大型回転軸の軸受に潤滑油を供給するため
の、摩擦・液圧緊急潤滑装置を提供する。軸受
は、回転軸を支持して所定位置に保持するために
設けられている。潤滑手段は、軸受を潤滑するた
めに設けられており、給油タンクと、軸受に潤滑
油を圧送するポンプ装置と、該ポンプ装置及び軸
受に流体連通する第1配管とを備えている。
摩擦・液圧緊急潤滑装置は、軸受における第1
の所定の低油圧を感知してこれに応動するダイア
フラムの形態でよい第1感知・作動手段を備えて
いる。回動自在な第1摩擦手段は、回転軸と接触
するように設けられている。第1感知・作動手段
は、軸受における第1の所定の低油圧を検出した
時に第1摩擦手段を回転軸に接触させる。吸込側
及び吐出側を備えた第1高圧ポンプ手段が設けら
れており、これは第1摩擦手段によつて駆動され
る。また、第1高圧ポンプ手段と、そこから流体
を受ける補給タンクとに流体連通するように第2
配管が設けられている。液圧モータポンプは、第
1高圧ポンプ手段の吐出側と流体連通されてい
る。液圧モータポンプは、第1高圧ポンプ手段の
吐出側によつて駆動される。ポンプ装置は、給油
タンク内に配置され、液圧モータポンプによつて
駆動されるので、回転軸の惰性減速中に第1の所
定の低油圧が検出された時、回転軸の慣性によつ
て緊急潤滑装置が駆動され、軸受への適正な潤滑
油の流量が維持される。
好適には、摩擦・液圧緊急潤滑装置は、軸受に
おける第2の所定の低油圧に応動するダイアフラ
ムの形態でよい第2感知・作動手段も備えてい
る。回動自在な第2摩擦手段は、回転軸を接触す
るように設けられている。第2感知・作動手段
は、軸受における第2の所定の低油圧を感知した
時に、第2の摩擦手段を回転軸に接触させる。第
2の高圧ポンプ手段は、液圧モータポンプと流体
連通された吸込側及び吐出側を備えており、第1
高圧ポンプ手段の吐出側に補給するように、第2
摩擦手段によつて駆動される。
好適には、第1摩擦手段は、回転軸と接触する
円形の第1弾性輪もしくはホイールを備えてい
る。第1摩擦手段は、第1弾性輪を支持する第1
支持手段と、該第1弾性輪をその上に支持する第
1軸手段とを更に備えている。第1軸手段は、第
1支持手段によつて支持され、回転軸と平行に配
置される。第1軸手段は、第1高圧ポンプ手段と
作動上係合する。
第1支持手段は、第1フレームと、第1底部部
材と、該第1底部部材に固着された1対の向かい
合う第1壁部材とを備えているのが好適である。
これ等の第1壁部材の中間には軸手段が配設され
ている。第1受台は、第1フレームを支持するた
めに設けられている。第1フレームは、回転軸と
係脱可能に受台上に回動自在に取り付けられてい
る。
好適には、第1支持手段は、第1フレームと第
1受台との間に作動上固定された第1ばねを有
し、この第1ばねの張力は、回転軸から離間する
ように第1弾性輪を通常保持する。
第1感知・作動手段は、それを第1フレームに
連結する第1腕部材を好ましくは備えていること
により、第1感知・作動手段が軸受における第1
の所定の低油圧を検出すると、第1腕部材は、回
転軸と接触するように第1弾性輪を引つ張る。
腕部材は、第2ばねを有するのが望ましく、こ
の第2ばねにより、回転軸と接触した際に第1弾
性輪の最初の加速中における第1弾性輪の滑りが
許容される。
第1高圧ポンプ手段は、好ましくは、1対の第
1高圧ポンプを備えている。第1高圧ポンプのう
ち第1のものは、向かい合いに配設された第1壁
部材の一方に、第2のものは、該第1壁部材の他
方にそれぞれ取り付けられている。
第2摩擦手段は、好ましくは、回転軸と接触す
る円形の第2弾性輪を備えている。第2支持手段
は、第2弾性輪を支持するために、第3軸手段
は、第2弾性輪を支持するためにそれぞれ設けら
れている。第3軸手段は、第2支持手段によつて
支持され、回転軸と平行に配設されている。第3
軸手段は、第2高圧ポンプ手段と作動上係合す
る。
好適には、第2支持部材は、第2フレーム手段
と、第2底部部材と、この第2底部部材に固着さ
れた1対の向かい合う第2壁部材とを備えてい
る。第2壁部材の間には第3軸手段が配設されて
いる。第2受台は、第2フレーム手段を支持する
ために用いられる。第2フレームは、回転軸と係
脱自在に第2受台上に回動可能に取り付けられて
いる。好ましくは、第2支持手段は、第2フレー
ムと第2受台との間に作動的に連結された第3ば
ねを有しているため、第2ばねの張力は、通常、
回転軸から離れるように第2弾性輪を保持する。
好適には、第2感知・作動手段は、それを第2
フレームに連結する第2腕部材を更に備えてお
り、第2ばねの張力は、回転軸から離れるよう
に、第2弾性輪を通常保持する。
好適には、第2腕部材が第3ばねを有し、該第
3ばねにより、回転軸と接触した際の第2弾性輪
の最初の加速中の滑りが許容される。
好適には、第2高圧ポンプ手段は、1対の第2
高圧ポンプを備えている。第2高圧ポンプのうち
の一方は、向かい合いに配設された第2壁部材の
一方に、他方は、第2壁部材の他方にそれぞれ取
り付けられている。
第1及び第2弾性輪は、軸受油圧ピストン又は
ダイアフラムによつて回転軸から離れるように保
持されている。そのため、軸受油が、最後の軸受
油ポンプ(DC)が始動する圧力よりも低い所定
の圧力以下である時に、両方の弾性輪は、自動的
に係合する。
好適な実施例の説明 第1図には、回転電機に用いられるような大型
の回転軸14を支持する軸受12を潤滑するため
の典型的な潤滑系統もしくは装置10が概略的に
図示されている。軸受12は、典型的にはハウジ
ング16を備えている。潤滑装置10は給油タン
ク18を含んでいる。ポンプ20は、潤滑油を軸
受12に圧送するために設けられている。ポンプ
20の種々の配列は当該技術において周知であ
る。第1配管22は、給油タンク18及び軸受1
2と流体連通するように配置されている。軸受1
2のハウジング16は貫通路24を有し、第1配
管22が、当該技術において周知のように貫通路
24に連通している。これまでに説明した潤滑装
置10は既知のものである。
第2図〜第6図には、本発明の好適な実施例に
よる摩擦・液圧緊急潤滑装置26が図示されてい
る。潤滑装置26は、0.28〜0.42Kg/cm2(4〜
6psi)のような第1の所定の低圧の軸受圧力を感
知してこれに応動するための第1感知・作動手段
28を備えている。通常の作動中、軸受部の油圧
は、典型的には例えば0.7〜1.1Kg/cm2(10〜
15psi)となつている。第1感知・作動手段28
は、第2図及び第3図に略図的に示されている
が、これは、ロツド又はピストンに結合されて圧
力に応動するダイアフラムの形式でよい。ロツド
30は第2図に示されている。
第2図において、回動可能な第1摩擦手段32
は、回転軸14と接触するために設けられてい
る。第1感知・作動手段28は、軸受12の第1
の所定の低油圧を検出した時に、第1摩擦手段3
2を回転軸14に接触させる。例えば、蒸気ター
ビンにおいて、第1摩擦手段32は、容易に接近
可能なロータのどの開放部分とも接触することが
できる。本発明は、摩擦・液圧緊急潤滑装置26
を駆動するエネルギー源として、タービンロータ
を利用している。蒸気タービンのロータのような
大型の回転軸は、緊急潤滑装置26を駆動するの
に適切な動力を全ての速度について有し、緊急潤
滑装置26によつてロータに加えられる負荷は惰
性運転時間を短縮させる。
第6図を参照すると、第1高圧ポンプ34は吸
込側36と吐出側38とを含んでいる。第1高圧
ポンプ34は、第1摩擦手段32によつて駆動さ
れる。第2配管40は、第1高圧ポンプ34及び
給油タンク18と流体連通されている。液圧モー
タポンプ42は、第1高圧ポンプ34の吐出側3
8と流体連通している。液圧モータポンプ42
は、第1高圧ポンプ34の吐出側38によつて駆
動される。第1給油タンクポンプ(ポンプ装置)
44は給油タンク18の内部に配設されている。
補給タンク45は、液圧モータポンプ回路のため
に設けられている。第1給油タンクポンプ44
は、液圧モータポンプ42によつて軸43を介し
て駆動されるので、回転軸14の惰性回転中に第
1の所定の低油圧が感知されると、回転軸14の
惰性によつて緊急潤滑装置26が駆動され、軸受
12への適正な油量を維持する。
第2図〜第5図を参照すると、好適には、第1
摩擦手段32は、回転軸14と接触する円形の第
1弾性輪46を備えている。第1支持手段48
は、第1弾性輪46を支持している。第1軸50
(第4図)は、第1弾性輪46によつて支持され、
回転軸14と平行に配設されている。第1軸50
は、第1高圧ポンプ34と作動上係合している。
第1支持手段48は、好適には、第1底部部材
54を含む第1フレーム52を備えている。1対
の向かい合う第1壁部材56a,56bは、底部
部材54に固着されている。第1壁部材56a,
56bには、第1開口59が貫通形成されてい
る。第1軸50は、第1開口59を通つて延長し
ており、第1高圧ポンプ34と係合している。第
1延長部材60は、第2開口66が貫通形成され
た底部部材54に固着されている。第1受台58
は、第1基板62を備えている。第1フレーム5
2は、回転軸14と係脱可能に、第1受台58上
に回動自在に取り付けられている。第1受台58
は、第1基板62に固着された1対の向かい合う
直立状の側部材64a,64bも備えている。側
部材64a,64bには第3開口67が貫通形成
されている。延長部材60は、側部材64a,6
4bの間に配設されている。第1支軸68は、第
2開口66及び第3開口67に通されることによ
つて、第1弾性輪46が支軸68の回りに回動す
ることを許容する。
好適には、第1支持手段48は、第1フレーム
52と第1受台58との間に作動上固着された第
1ばね70も備えている。第1ばね70の張力
は、通常、第2図に示すように、回転軸14から
離間するように第1弾性輪46を保持する。
第1感知・作動手段28は、好適には、ロツド
30を含む第1腕部材72を有し、第1腕部材7
2は、第1感知・作動手段28を第1フレーム5
2に連結しているため、第1感知・作動手段28
が軸受12における第1の所定の低油圧を感知す
ると、第1腕部材72は、第3図に示すように、
回転軸14と接触するように第1弾性輪46を引
つ張る。好適には、第1腕部材72は、第2ばね
74を有しているため、回転軸14と接触した際
に第1弾性輪46の滑りが、第1弾性輪46の最
初の加速中に許容される。
好適には、第1高圧ポンプ34は、第1の対の
高圧ポンプ74a,74bからなつている。高圧
ポンプの一方74aは、第1の向かい合う壁部材
56a上に、また、他方の高圧ポンプ74bは、
他方の向かい合う壁部材56b上に、それぞれ取
り付けられている。高圧ポンプ74a,74b
は、好適には容積型であり、その吐出量は、第1
軸50の回転速度に依存して変化する。容積型ポ
ンプは、低流体容積を利用しながら高圧出力をも
つことが特徴である。回転軸が惰性減速すると、
第1の対の高圧ポンプ74a,74bの出力は減
少する。
好適には、摩擦・液圧緊急潤滑装置26は、軸
受12における0.1〜0.3Kg/cm2(2〜4psi)のよ
うな第2の所定の低油圧に応動する第2感知・作
動手段76も備えている(第2図)。第2感知・
作動手段76は、第1感知・作動手段28につい
て述べたようなダイアフラムでよい。回動可能な
第2摩擦手段78は、回転軸14と接触するよう
に配設されている。第2感知・作動手段76は、
軸受12における第2の所定の低油圧を検出した
時に第2摩擦手段78を回転軸14に接触させ
る。吸込側82と吐出側84とを有する第2高圧
ポンプ80が設けられている。吸込側82と吐出
側84とは、第6図に示すように、第1液圧モー
タポンプ42と流体連通されており、第1高圧ポ
ンプ34の吐出分を補給するように、第2摩擦手
段78によつて駆動される(第3図、第5図)。
第2摩擦手段78は、好適には、回転軸14と接
触する円形の第2弾性輪86を備えている。第2
支持部材88は、第2弾性輪86を支持するため
に用いられる。第3軸90は、第2支持部材88
により支持され、回転軸14と平行に配設されて
いる。第3軸90は、第2高圧ポンプ80と作動
上係合する。第2支持部材88は、好適には、第
2フレーム92と、第2底部部材94と、1対の
向かい合う第2壁部材96a,96bとを備えて
いる。第4開口98は第2壁部材96a,96b
に貫通形成されている。第3軸90は、第4開口
98に通され、第2高圧ポンプ80と作動上係合
する。第2延長部材99は、第2底部部材94に
固着されている。第2延長部材99には、第5開
口106が貫通形成されている。第2受台100
は、第2フレーム92を支持するために設けられ
ている。この第2受台100は、第3図に示すよ
うに、第1底板62と同一としてよい第2底板1
02を備えている。第5開口106をそれぞれ有
する1対の向かい合う直立状の第2側部材104
a,104bが含まれている。第4軸108も設
けられている。第4軸である第2支軸108は、
第2延長部材99の第4開口103と第2側部材
104a,104bの第5開口106とに通され
ている。第2フレーム92は、このように、回転
軸14と係脱可能に、第2受台100に回動可能
に取り付けられている。
第2支持部材88は、第2フレーム92と第2
底板102との間に作動上固着された第2ばね1
10を好ましくは備えているので、第2弾性輪8
6は、第2ばね110の張力によつて、第2図に
示すように回転軸14から離間して保持される。
また、第2感知・作動手段76は、それを第2
フレーム92に連結する第2腕部材112を備え
ているため、第2感知・作動手段76が軸受12
における第2の所定の低油圧を検出すると、第2
腕部材112は、第2ばね110の張力に勝つて
回転軸14と接触するように第2弾性輪86を引
つ張る。第2腕部材112は、好ましくは、第4
ばね114を有しているため、回転軸14と接触
した際に、第2弾性輪86が最初に加速される間
に、第2弾性輪86の滑りが許容される。第2ば
ね及び第4ばねを含むことによつて、回転軸14
の慣性により第1、第2弾性輪46,86及び関
連部分に起こりうる損傷を防止することが可能と
なる。第2高圧ポンプ80は、第2の対の高圧ポ
ンプ116a,116bからなつている(第5
図)。最初の高圧ポンプ116aは向かい合いに
配置された第2壁部材の一方96aに、次の高圧
ポンプ116bは第2壁部材の他方96bに、そ
れぞれ取り付けられている。
本発明によれば、緊急潤滑装置26は、タービ
ン又は発電機の通常運転中作動しないので、過大
な摩耗が防止される。本発明による緊急潤滑装置
26は、タービン・発電機のロータのどの開放部
分とも、前述したように、例えば所定の低軸受圧
力において自動的に係合することができる。第1
弾性輪46及び第2弾性輪86の直径は所望によ
り変えられる。回転軸14又はロータは、惰行の
間の初期には、比較的高い回転数(RPM)で作
動する。惰性減速が進行する間に、ロータは減速
してRPM値が減少し、容積が減少する。そのた
め、第1弾性輪46よりも高速で回転する小径の
第2弾性輪86を用いることにより、第2高圧ポ
ンプが適切な圧力を保持することが望ましい。そ
のため弾性輪46,86の大きさは、第1及び第
2高圧ポンプの圧力及び特性に依存する。液圧モ
ータポンプ42は、それに対する潤滑油又は潤滑
流体の量を保持することによつて所望のポンプ速
度に保持することができる。本発明は、低速にお
いて十分な圧力及び量を供給する。第1摩擦手段
32及び第2摩擦手段78の別の構成は、可変ポ
ンプ・可変モータの配列を利用することであろ
う。これによつて例えば回転軸14又はタービン
ロータにおいて用いられるポンプ機構の数が制限
されよう。可変ポンプ型の2基の高圧ポンプ例え
ば自己補償ピストン型ポンプを第1及び第2高圧
ポンプに用いることができよう。自己補償ピスト
ン型ポンプは、当該技術において周知のように圧
力の変動と共にピストンロータを変化させる。
以上のように、本発明によれば、ダイアフラム
とすることができる第1感知・作動手段28が設
けられていて、軸受12における油圧(軸受への
給油管における圧力でもよい)を感知し、油圧が
ある制限値以下に下がると、第1摩擦手段32を
回転軸14に接触させて駆動し、同第1摩擦手段
32により第1高圧ポンプ手段34を駆動するの
で、補給タンク45内の潤滑油は、第2配管40
と、第1高圧ポンプ手段34の吸込側36、吐出
側38と、液圧モータポンプ42とを通つて循環
し、同液圧モータポンプ42を駆動する。この液
圧モータポンプ42は、軸43を介して給油タン
ク18内のポンプ装置44を駆動するので、給油
タンク18内の潤滑油はポンプ装置44により第
1配管(第1図の第1配管22に相当する)を介
して軸受12に供給される。
従つて、本発明によれば、電源が喪失しても、
回転軸14が回転している限り、潤滑油は軸受1
2に供給され潤滑することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、大型の回転軸を支持する軸受及びこ
の軸受に連結された従来の潤滑手段を示す略立面
図、第2図は、本発明による摩擦・液圧緊急潤滑
装置の第1及び第2摩擦手段の立面図であり、第
1及び第2摩擦手段を不係合位置において示す
図、第3図は、本発明による摩擦・液圧緊急潤滑
装置の第1及び第2摩擦手段を係合位置において
示す図、第4図は、第3図に示した摩擦・液圧緊
急潤滑装置の左側面図、第5図は、第4図に示し
た摩擦・液圧緊急潤滑装置の右側面図、第6図
は、第2図〜第5図に示した摩擦・液圧緊急潤滑
装置の流体回路を示す略立面図である。 12…軸受、14…回転軸、18…給油タン
ク、22…第1配管、26…摩擦・液圧緊急潤滑
装置、28…第1感知・作動手段、32…第1摩
擦手段、34…第1高圧ポンプ、36…吸込側、
38…吐出側、40…第2配管、42…液圧モー
タポンプ、44…第1給油タンクポンプ(ポンプ
装置)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 大型の回転軸を支持して該回転軸を所定位置
    に保持するために設けられている軸受に、停電中
    に潤滑油を供給すべく、給油タンクと、潤滑油を
    前記軸受に圧送するポンプ装置と、前記軸受及び
    前記ポンプ装置に流体連通する第1配管とを含む
    軸受潤滑手段を備える摩擦・液圧緊急潤滑装置で
    あつて、 (a) 前記軸受に関連して設けられ、同軸受におけ
    る第1の所定の低油圧を感知して同低油圧に応
    動する第1感知・作動手段と、 (b) 前記回転軸と接触するための回動自在な第1
    摩擦手段であつて、前記軸受における前記第1
    の所定の低油圧を感知した時に前記第1感知・
    作動手段によつて前記回転軸に接触させられる
    前記第1摩擦手段と、 (c) 該第1摩擦手段によつて駆動される、吸込側
    及び吐出側を有する第1高圧ポンプ手段と、 (d) 該第1高圧ポンプ手段と、同第1高圧ポンプ
    手段から液体をうける補給タンクとに流体連通
    された第2配管と、 (e) 前記第1高圧ポンプ手段の前記吐出側と流体
    連通され、該第1高圧ポンプ手段の前記吐出側
    によつて駆動される、液圧モータポンプとを備
    え、 (f) 前記ポンプ装置は、前記給油タンク内に配設
    され、前記液圧モータポンプによつて駆動さ
    れ、前記回転軸の惰性減速中に前記第1の所定
    の低油圧が検出された時に、該回転軸の慣性に
    より前記緊急潤滑装置を駆動して前記軸受への
    潤滑油の適切な流量を維持する、摩擦・液圧緊
    急潤滑装置。
JP62218087A 1986-09-02 1987-09-02 大型回転軸の摩擦・液圧緊急潤滑装置 Granted JPS6362998A (ja)

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US902728 1986-09-02
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Publication Number Publication Date
JPS6362998A JPS6362998A (ja) 1988-03-19
JPH0248799B2 true JPH0248799B2 (ja) 1990-10-26

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JPS6362998A (ja) 1988-03-19
US4709785A (en) 1987-12-01

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