JPH0248722B2 - - Google Patents

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JPH0248722B2
JPH0248722B2 JP57163048A JP16304882A JPH0248722B2 JP H0248722 B2 JPH0248722 B2 JP H0248722B2 JP 57163048 A JP57163048 A JP 57163048A JP 16304882 A JP16304882 A JP 16304882A JP H0248722 B2 JPH0248722 B2 JP H0248722B2
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chamber
oil
fuel
volume
piston
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JP57163048A
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JPS5893908A (ja
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Jei Uoorusuwaasu Furanku
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Outboard Marine Corp
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Publication of JPH0248722B2 publication Critical patent/JPH0248722B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M3/00Lubrication specially adapted for engines with crankcase compression of fuel-air mixture or for other engines in which lubricant is contained in fuel, combustion air, or fuel-air mixture
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は油を汲み上げ燃料を供給する装置に関
する。
本発明は一般的には、別個の燃料や油の供給源
から内燃機関へ燃料や油を供給する装置を含む、
例えば船外機や船尾駆動装置のような船舶推進装
置に応用される。また本発明は加圧下での他方の
燃料あるいは油の供給に応答して燃料、あるいは
油を汲み出す装置と、燃料および油を混合し、か
つ船舶推進装置の2ストローク内燃機関へ混合状
態で燃料と油との供給を促進する装置に応用可能
である。
また、本発明は前述のような混合装置と、供給
された油に対する供給された燃料の容積比を変え
る装置に応用可能である。
また本発明は一般的に、第2の供給源からの加
圧された第2の流体の供給に応答して第1の供給
源から第一の流体を汲み出し、かつ希望に応じ
て、前記二種類の流体を混合し、かつ混合された
流体を使用個所へ送る装置に応用可能である。さ
らに本発明は混合された流体の比を変える装置に
も応用可能である。
過去、suzukiの商標名で製作された船外機は機
関のカバーを通して取扱いうるタンクから油が供
給され、機関によつて回転するカムにより駆動さ
れ、かつ送入されてくる燃料と混合するよう吸気
マニホールドへ油を汲も上げて供給し、そのよう
に混合された燃料と油とを機関のクランクケース
に送る油ポンプを含んでいた。
また過去において、油を汲み上げ、機関のクラ
ンクケースに送る前に燃料と混合するため電子装
置の使用も提案された。そのような装置の一例
が、ワシントン州、スポケーンのインジエクトロ
ニクス会社(Injectronics Corp.of Spokane,
Washington)によつて宜伝されている。
また過去において、本発明の譲受人は多気筒船
外機用の電子式燃料と潤滑油計量装置を宜伝して
きた。
また、下記米国特許も参照される。
特許権者 特許番号 特許発行日 ゲーツ(Gates) 2898865 1959年8月11日 パールヴイツツ(Perlewitz)
2935057 1960年5月30日 タツチ(Tacchi) 3228560 1966年1月11日 ライヤル(Lyall) 3434490 1969年3月25日 スパロー他(Sparrow,etol)
3481318 1969年12月2日 ライターマン他(Leitermann,etol)
3653784 1972年4月4日 シエーバー(Shaver) 3913551 1975年10月21日 ブロン(Bron) 3971341 1976年7月24日 ジエンセン(Jenssn) 3963038 1976年6月15日 シユライバー(Schrever)
4142486 1979年3月6日 タツカー(Tucker) 4165759 1979年8月28日 ホームズ(Holmes) 4276001 1981年6月30日 カーライル(Carlyle)Re.29193 1977年4月26日 (発明が解決しようとする課題) 従来の油を汲み上げ燃料を供給する装置は、前
述のsuzukiの商標名の船外機の如く、機関のクラ
ンクシヤフトから取り出される出力により駆動さ
れる所謂機械駆動式のポンプを使用しているか、
又は前記米国特許の如く所謂電子駆動式のポンプ
を使用しているので、構造が複雑で高価である。
(発明の目的) 本発明の目的は、従来型のこの種のポンプの構
造を簡単にしてそのコストを低減することにあ
る。
(発明の構成) 本発明は、油の供給源と、燃料を供給する燃料
源と、燃料供給手段に接続された出口と、前記油
の供給源に接続された第1の入口と、前記燃料源
に接続された第2の入口とを有し、前記燃料供給
手段による燃料の消費に応答して作動可能になる
と共に前記出口と前記第2の入口との間に差圧が
あればその差圧に応答して作動可能となることを
特徴とする油を汲み上げ燃料を供給する装置を提
供する。
(発明の効果) 以上の如く、本発明は装置出口と第2の入口と
の間の差圧により作動するので、従来のようにク
ランクシヤフトにより直接機械的に駆動されるポ
ンプに比べて機械力伝達機構が不要となつて装置
が軽量コンパクトになり、また装置の配設位置の
制約も少なくなるので設計の自由度が向上する。
また従来の電子駆動式のポンプと比べると構造が
簡単で低コストである。
本発明の実施例のその他の特徴と利点は以下の
全体的な説明、特許請求の範囲および添付図面を
参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施例を詳細に説明するに先立ち、
本発明は以下の説明に記載し、あるいは図面に示
す要素の構造や配置の詳細に限定されないことを
理解すべきである。本発明はその他の実施例が可
能であり、かつ種々の要領で実施可能である。ま
た、ここに使用した表現や用語はその説明用であ
つて、限定的に見做されるべきでないことを理解
すべきである。
(実施例) 第1図に船外機の形態ではあるが、船尾駆動装
置の形態でもよい舶用推進装置201が示されて
いる。この舶用推進装置201は、下端でプロペ
ラ205を回転可能に装着した下部ユニツト20
3を含む、プロペラ205にはストローク内燃機
関209の出力軸、即ちクランクシヤフト207
が駆動接続されており、該内燃機関209は1個
以上の燃焼室(図示せず)と、1個以上の燃焼室
へ燃料、あるいは燃料と油の混合物を供給する気
化器211のような装置とを含む。勿論、燃焼室
へ燃料と油の混合物を供給、あるいは導入するた
めにその他の装置を用いてもよい。
また、舶用推進装置は、下部ユニツト203に
接続され、船尾板に下部ユニツト203を装着す
るようにつくられ、かつ船に対する下部ユニツト
203の垂直方向の傾動や水平方向のかじ取り運
動を許容するブラケツト装置213を含む。
舶用推進装置201はまた、入口と出口とを含
み、機関の作動に応答して作動可能で、かつ前記
入口と出口との間の差圧に応答して作動し、適当
な供給源229から燃料を受取り、かつ燃料供給
源229とは別の供給源227から油を汲み出
し、希望に応じて、汲み出された油を出口から送
られてきた燃料中へ導入し、それらを気化器21
1、あるいはその他の燃焼室へ燃料を供給する装
置へ送る装置225を含む。
出口を燃料ポンプ(図示せず)の吸込側に接続
することにより出口と入口との間の差圧を発生さ
せることが可能である。図示構造においては、燃
料の入口を圧力下で燃料を供給する装置に接続す
ることにより差圧が得られる。種々の構造が採用
可能ではあるが、図示構造においては、内燃機関
209に装着され、機関の作動により駆動され、
出力側が適当なダクト、即ち導管235により油
を汲み上げ、燃料、あるいは燃料と油の混合物を
供給する装置225に接続されている燃料ポンプ
233を含んでいる。また、燃料ポンプ233は
入力側が適当な導管、即ちダクト装置237によ
り燃料ポンプに接続されている。該タンクは燃料
供給源229を構成し、機関209からは多少遠
隔されている。希望に応じ、燃料ポンプ233は
電気的に、あるいは機関とは独立して他の装置に
より駆動してもよく、かつ機関209から遠隔位
置させてもよい。一般的に、出口と入口との間で
差圧を発生させればどのような装置でも採用でき
る。
油を汲み上げ、かつ燃料、あるいは燃料と油と
の混合物を供給する装置225を油供給源227
に連結するために種々の構造が採用可能である。
図示構造においては、内燃機関はカバー241に
より覆われており、該カバー241には油タンク
が形成されており、該油タンクは油供給源227
を構成し、油を汲み上げ、および燃料、または燃
料と油との混合物を供給する装置225の上方に
位置され、かつ油を適当なヘツドにより供給する
よう適当な導管装置245により前記供給装置2
25に接続されている。希望に応じ、油タンク、
即ち油供給源227は機関209上に支持するこ
とも可能である。代替的に油を多少遠隔の供給源
から適当な導管および油ポンプ装置を介して供給
してもよい。
油を汲み上げ、かつ燃料、あるいは燃料と油と
の混合物を供給する装置225は燃料ポンプ23
3と気化器211とに近接して機関209上に支
持することが好ましい。しかしながら、希望に応
じて、油汲上げ、および燃料、または燃料と油と
の混合物を供給する装置225は燃料、または燃
料と油との混合物を適当な導管により燃焼室へ供
給するよう気化器、あるいはその他の装置に接続
し、かつ機関209から多少遠隔に位置させても
よい。さらに、前記供給装置225は機関209
から遠隔配置した油タンクと一体とするか、ある
いは機関209に隣接して装着することも可能で
ある。
油を汲み上げ、かつ燃料または燃料と油との混
合物を供給する装置225に関して、からに詳細
にいえば、図示した好適構造においては、前記装
置225(第2図参照)はハウジング15を含
み、該ハウジングは諸要素の組立体を構成し、比
較的剛性のいづれかの適当な材料から構成可能
で、かつ比較的小さい第1のチヤンバ、即ちリセ
ス17と、前記第1のリセス、即ちチヤンバ17
と連通する第2の比較的大きなチヤンバ、即ちリ
セス19を含むようにつくられる。図示のよう
に、前記第1のリセス、即ちチヤンバ17は細長
い円筒状の部分21を含むことが好ましく、該部
分21は断面が非円形でよく、第2の部分と連通
し、部分的に、容積可変のポンプ室23を画成し
ている。第2のチヤンバ19はそのほとんどの部
分が全体的に円筒形であることが好ましい。前記
チヤンバ即ちリセス17および19の特定の形状
は、後述するそれらの相対寸法と可動ピストン組
立体31と協働するという点を除き本発明に対し
て特に重要な意味はない。
前述したピストン組立体31は、それぞれ第1
と第2のリセス、即ちチヤンバ17と19内で運
動可能で接続された第1と第2のピストン部33
と35とを含む。詳細には、第1のピストン部3
3は第1のリセス、即ちチヤンバ17の円筒形部
分21と緊密に係合し、かつ第2のリセス19中
へ延びることにより、ハウジング15と協働して
容積可変の油ポンプ室23を画成するステム、即
ちプランジヤ37を含む。前記プランジヤ37と
前記円筒形部分21との間にはシール52が位置
している。
前記油ポンプ室23へ油を供給する装置が設け
られる。その他の構造の採用も可能ではあるが、
図示構造においては、当該装置は前記ポンプ室2
3と連通し、かつ常閉のばね押圧逆止弁43を含
み、ハウジング15に装着された取付具41を含
み、前記逆止弁43は、前記ポンプ室23の容積
を減少させる方向のピストン組立体の運動に応答
して前記ポンプ室23からの油の流れを阻止し、
かつ前記ポンプ室23の容積を増加させる方向の
前記ピストン組立体の運動に応答して前記ポンプ
室への油の流入を許容する。また、前記取付具4
1は導管245を介して、例えば重力により該取
付具41へ油を送る前述の油タンクである、潤滑
油の供給源227に接続されている。
また、ポンプ室23から油を送る装置が設けら
れる。その他の構造の採用も可能であるが、図示
構造においては、当該装置は常閉のばね押圧逆止
弁55と共に前記ピストン組立体のプランジヤ、
即ちステム37内の軸線方向の孔53を含む第1
の弁付きポート装置51を含み、前記逆止弁55
は前記孔53を通る流量を制御し、前記ポンプ室
23の容積を増加させるピストン組立体の運動に
応答して油の流れを阻止し、前記ポンプ室23の
容積を減少させる前記ピストン組立体の運動に応
答して油を流すようにする。
ピストン組立体31の第2のピストン部35は
第2リセス、即ちチヤンバ19内で可動で、かつ
該チヤンバと協働し、第2のリセス、即ちチヤン
バ19を、導管65を介して気化器のフロート6
7等と連通する出口ポート63を含む燃料出側チ
ヤンバ61と燃料入側チヤンバ69とに分割し、
前記入側チヤンバ69は、前記プランジヤ、即ち
ステム37内の弁制御された軸線方向の孔53と
入口ダクト、即ち取付具71と連通し、前記取付
具71は、例えばクランクケースの圧力のような
機関の圧力を交互にさせることにより作動可能な
燃料ポンプ233のような、加圧下の燃料の適当
な供給源と連通している。
種々の構造の採用が可能であるが、前記第2の
ピストン部35は、適当な中間構造体83を介し
て第1のピストン部33のプランジヤ、即ちステ
ム37に固定接続された中央デイスク、即ちピス
トン部材81と周囲にある弾性メインブレン85
とを含み、該メンブレンは前記中央デイスク81
とハウジング15とに対して適当に密封接続さ
れ、前記第2のリセス19を燃料出側チヤンバ6
1と入側チヤンバ69とに分割し、かつ前記出側
チヤンバ31と入側チヤンバ69の容積が互いに
逆比例して変化するようにピストン組立体が前記
第2のリセス19内で運動できるようにする。
前記中央デイスク81をプランジヤ、即ちステ
ム37に接続する中間構造体83はハウジング1
5の周囲の壁部分91より寸法が小さいことによ
つて、ハウジング15と中間構造体83との間で
外側区画93を提供する。さらに、中間構造体8
3は中央の中空区画95を画成し、該区画95は
プランジヤ、即ちステム37の軸線方向の孔53
と連通し、かつ1個以上のポート97を介して前
記中間構造体83を囲む外側区画93と連通す
る。前記中央区画95と外側区画93との双方は
燃料入側チヤンバ69を形成する。
ピストン組立体31を押圧し、ポンプ室23の
容積を最小にする位置にプランジヤ、即ちステム
37を位置させ、かつ燃料出側チヤンバ61の容
積を最大に、燃料入側チヤンバ69の容積を最小
にするよう第2のピストン部35を位置させるよ
うにする装置が設けられる。種々の構造が採用可
能であるが、図示構造においては、当該装置は圧
縮ばね103を含み、該ばねは一端において第2
のピストン部35の中央デイスク81に着座し、
他端においてハウジング15の対向する壁部分1
05に対して着座している。ピストン組立体を押
圧する前記ばね103を希望位置に保持するため
に、例えば環状リング106,108のような何
らかの適当な装置を採用すればよい。
種々のその他の構造を採用できるが、ここでは
第2のピストン部35は燃料入側チヤンバ69か
ら出側チヤンバ61へ燃料を流すよう選択的に開
放する第2の弁付きポート装置を含む。種々の構
造を採用しうるが、図示構造においては、当該装
置は、中央デイスク81の燃料入側においてポー
ト113を囲む弁座115と共に中央デイスク8
1にある中央ポート、即ち開口113と、弁部材
117とを含み、該弁部材は燃料入側チヤンバ6
9から出側チヤンバ61への燃料の流れを制御す
るための全開位置、部分的な開放位置と閉鎖位置
との間を弁座115に対して運動可能である。
前記弁部材117を弁座115から離れるよう
弾圧する装置が設けられている。種々の構造が採
用可能であるが、図示構造においては、当該装置
は圧縮ばね121を含み、該ばねはピストン組立
体を弾圧するばね103に対して半径方向内方に
位置されており、一端においてはハウジングの壁
部分105に、他端においては弁部材117に圧
接している。前記弁部材弾圧ばね121を希望位
置に保持するために適当ないずれかの装置を設け
ればよい。
壁部分105から離れる方向の弁部材117の
運動を制限し、かつ入側チヤンバ69の容積を最
小にする位置へのピストン組立体の運動に応答し
て弁部材117を弁座115との密封係合状態に
位置させるための装置が設けられる。種々の構造
を採用できるが、図示構造においては、当該装置
は複数のピン123(1個のみ図示)を含み、該
ピンはそれぞれ一端において弁部材117と係合
するようつくられた直径の大きい頭部を含み、そ
れぞれ中間構造体83の横方向部材、即ち横方向
部分129における案内開口127を貫通して延
び該ピンがピストン組立体31に相対して運動で
きるようにし、かつ他端においては壁部分91と
係合し、燃料入側チヤンバ69の外側区画93を
部分的に画成する。このように、ピストン組立体
31が燃料の入側チヤンバ69の容積を最小にす
る位置にあると、ピン123の端部は弁部材11
7と係合して弁部材117を弁部115に対して
密封押圧し燃料入側チヤンバ69から出側チヤン
バ61への流れを阻止する。
出側チヤンバ61の容積を最小にしようとする
ピストン組立体の運動に応答して作動可能な装置
を出側チヤンバ61に設けて中間チヤンバ130
を画成する。該中間チヤンバ130はポート11
3と連通し、前記装置は弁部材117が部分的に
開放位置のとき該中間チヤンバから出側チヤンバ
61への流れに抵抗することによつて入側チヤン
バ69と中間チヤンバ130との間の差圧を減少
させ、弁部材117を全開位置へ運動させる。そ
れにより入側チヤンバ69と出側チヤンバ61と
の間の差圧を著しく減少させこれによつてピスト
ン組立体を押圧ばね103の作用に応答して入側
チヤンバ69の容積を最小とするようピストン組
立体を運動させる。種々の構造を採用しうるが、
図示構造においては、当該装置は環状フランジ、
即ちリング131を含み、該フランジは弁部材押
圧ばね121の半径方向外側、ピストン組立体の
押圧ばね103の半径方向内側で壁部分105か
ら出側チヤンバ61の内方に延びている。さらに
前記装置は協働する環状フランジ、即ちリング1
33を含む。該フランジは壁部分、105に向か
つて中央デイスク81から延びかつピストン組立
体31が出側チヤンバ61の容積を最小にする運
動ストロークの終点に近づくにつれて、テレスコ
ープ式に中間室130を形成し、中間室130か
ら出側チヤンバ61への流れに抵抗する。
また、ピストン組立体31に対して弁部材11
7の運動を案内するパイロツト装置が設けられて
いる。種々の構造を採用しうるが、図示構造にお
いては、当該装置は横部材129に設けた案内ピ
ン141と弁部材117上の協働する盲ソケツト
143とを含む。弁部材117と中間構造体83
との間の自由相対運動を許容するために、前記案
内ピン141は軸線方向の通気孔145を含み、
該通気孔はその外端において、前記横部材129
の下方にある燃料入口および油との混合室69の
中央部分95へ開放している。
これまで説明したような構成においては、気化
器またはその他の機関209に燃料を供給する装
置からの要求に応答して、出側チヤンバ61から
連続して出る燃料、または燃料と油との混合物の
流れと併せ、送入されつつある燃料の圧力がピス
トン組立体押圧ばね103の作用に抵抗してピス
トン組立体31をハウジングの壁部分105に向
かつて運動させ、燃料出側チヤンバ61の容積を
最小にし、入側チヤンバ69の容積を最大にす
る。前記出側チヤンバ61と入側チヤンバ69と
の間の差圧は、ピストン組立体が出側チヤンバ6
1の容積を最小に、入側チヤンバ69の容積を最
大にする位置に到達するまでは弁部材を押圧する
ばね121の作用を上廻るに十分である。前記の
位置に達すると、環状フランジ131と133と
がテレスコープ式に係合して中間チヤンバ130
を形成し、同時に、弁部材を押圧するばね121
が前記出側チヤンバ61と燃料入側チヤンバ69
との間の差圧から発生する力を上廻り、弁部材1
17を弁座115から移動させ、ポート113を
部分的に開放した位置へ持つてくる。
ポートが開放することによつて、燃料入側チヤ
ンバ69から燃料、または燃料と油の混合物を前
記中間チヤンバ130へ、次いでテレスコープ式
に係合した環状フランジ131と133との間の
限定された通路から出側チヤンバ61へと制限さ
れて流れるようにする。前記中間チヤンバ130
から出側チヤンバ61への流れが減少することに
よつて、前記中間チヤンバ130の圧力が増大
し、従つて前記入側チヤンバと中間チヤンバとの
間の差圧が減少する。前記入側チヤンバ69と中
間チヤンバ130との間の差圧が前述のように減
少することは、弁部材117を全開位置へ移動さ
せようとする力を著しく増加させる効果があり、
したがつて全開位置へ移動させる。弁部材117
が全開位置へ運動することによつて、前記の差圧
が消え、ピストン組立体31はその押圧ばね10
3により、出側チヤンバ61の容積が最大で、入
側チヤンバ69の容積が最小である位置(実線で
示す)へ運動できる。またその運動により弁部材
117を既述のように弁座115に対して再着座
させ、出側チヤンバ61と燃料入口および油混合
チヤンバ61との間の差圧を再び発生させ、次の
作動サイクルの始点を提供する。
ピストン組立体31が実線位置から上方へ運動
し、出側チヤンバ61の容積を最小にし、究極的
にポート113を開放している間に同時にピスト
ンプランジヤ、即ちステムは第1のリセス、即ち
チヤンバ17の円筒状部分21中を運動し、油ポ
ンプ室23の容積を増加させ、したがつて逆止弁
43を介して該ポンプ室へ油を流入させる。第2
のピストン装置35におけるポート113が開放
し、ピストン組立体31が燃料入側チヤンバ69
の容積を最小にする実線位置に向かつて運動する
と、その運動はまた、油ポンプ室23の容積を減
少させ、ピストンプランジヤ、即ちステム37に
おける軸線方向の孔53を介して、ピストン組立
体31のストローク毎に所定の量の油を燃料入側
チヤンバへ流入させる。
このように、第1と第2のピストン部33と3
5とのストロークが共通であることを考えれば判
るように、気化器あるいはその他の装置からの要
求による燃料あるいは燃料と油との混合物の流出
と共に加圧された燃料が流入することによつて、
ピストンプランジヤ、即ちステム37と、ピスト
ン部33が運動する第2のリセス、即ちチヤンバ
19の部分との相対断面寸法によつてほぼ決まる
所定の比率で油を汲み出し、流入してくる加圧さ
れた燃料とを混合させる。希望によつて、油は第
2図に示す以外の方法で油ポンプ室から排出し、
希望するいずれかの消費個所へ供給することがで
きる。
このように、第2のリセス、即ちチヤンバ19
の断面積をピストン組立体プランジヤ、即ちステ
ム37の断面積の約50倍とすることにより50対1
の燃料と油との混合比を容易に得ることができ
る。ピストン組立体のプランジヤ、即ちステム3
7と第2のリセス、即ちチヤンバ19とがその構
造において全体的に円筒形であることが好ましい
という事実を考えれば判るように、第1のリセ
ス、即ちチヤンバ17に対して第2のリセス、即
ちチヤンバ19を著しく大きくすることなく、前
述の混合比を得ることができる。
ポンプ室23の容積を減少させる、ピストン組
立体の各ストロークに応答して該ポンプ室23か
ら送られる油の量を調整可能に調節する装置も設
けられている。種々の構造が採用可能であるが、
図示構造においては、当該装置はポンプ室23と
自由に連通する第2のチヤンバ153を画成する
壁装置151をハウジング15に形成すること
と、前記ポンプ室23に隣接した位置と、前記ポ
ンプ室23から離れた、選択的に調整可能の位置
との間で前記第2のチヤンバ153内を運動可能
の浮動ピストン、即ちプランジヤ155とを含
む。
さらに詳細には、前記浮動ピストン、即ちピス
トン155はハウジング15に形成された各孔1
57,159内で、その両端が運動するよう案内
される。特に、孔157を貫通するようにしてピ
ストン、即ちプランジヤ155を運動させたこと
は、ピストン、即ちプランジヤ155の運動を案
内すると同時に、ポンプ室23の有効寸法を増減
させるという二重の目的を果す。
ピストン、即ちプランジヤ155はその中央に
おいて拡大部分161を含み、該拡大部分には第
2の弾性メンブレン163が適当に固定されてお
り、該メンブレンはその周囲においてハウジング
15に適当に固定されており、そのため前記ピス
トン、即ちプランジヤ155がポンプ室23に向
かつて、あるいは離れる方向に運動するにつれ
て、第2のチヤンバ153の容積が変る。
第2のチヤンバ153の最大容積と最小容積と
を設定するためにポンプ室23に対する浮動ピス
トン、即ちプランジヤ155の運動を制限する装
置が設けられている。種々の構造が採用可能であ
るが、図示構造においては、当該装置は浮動ピス
トン即ちプランジヤ155上に肩部165を設け
ており、該肩部165は第2のチヤンバ153を
画成するハウジング壁装置151に設けた肩部1
67と係合可能であつてポンプ室23に向かうプ
ランジヤの運動を制限し、このように第2のチヤ
ンバ153の最小の容積を設定する。浮動プラン
ジヤ、即ちピストン155の最外方運動は一対の
隔置脚171を含む装置(第3図参照)によつて
制限され、該脚171はハウジング15から延
び、カム部材175を担持した軸173を支持し
ており、該カム部材175は浮動ピストン、即ち
プランジヤ155の外端と係合するようつくら
れ、ポンプ室23から離れる方向のプランジヤの
運動を制限することによつて、第2のチヤンバ1
53の最大容積を設定する。前記カム面177
は、軸173が回転することによつて浮動プラン
ジヤ155のストロークを可変な限り変え、即ち
軸173の角度位置によつて第2のチヤンバ15
3の容積を最大限にするまでのプランジヤの外方
運動を変えるような形状とされている。
第2の、即ち浮動ピストン、即ちプランジヤ1
55のストロークの範囲は機関の絞り弁181、
あるいは機関のその他のパラメータのセツテイン
グにしたがつて調整可能に制御されることが好ま
しい。このように、その他の構造も採用可能では
あるが、図示構造においては、当該装置はクラン
ク183を含み、該クランク183は軸173に
固定されて延び、かつ絞り弁位置決め機構、即ち
リンク187と係合したローラ185を担持して
おり、カム部材175は絞り弁の運動に応答して
角運動する。この最終の点に関して、前記カム面
177の形状は、絞り弁181がアイドル位置の
ときは、第2の、即ち浮動プランジヤ155がよ
り外方に運動できるようにし、かつ絞り弁181
が機関速度を速めたセツテイング状態にあると
き、前記プランジヤ155の外方運動を少くする
ようなものである。
作動時、ピストン組立体31がポンプ室23か
ら外方に運動すると、浮動ピストン、即ちプラン
ジヤ155は、ポンプ室23へ油を供給するよう
逆止弁43が作動する前に、第2のチヤンバ15
3の容積を最小とする位置に向かつて内方へ引張
られる。ポンプ室23の容積を減少させ、したが
つて軸線方向の孔53から油を送るようにピスト
ン組立体31が前記ポンプ室23に向かつて内方
に運動すると、その初期の内方運動が第2の、即
ち浮動ピストン、即ちプランジヤ155をカム面
177と係合するよう外方に運動させ、ポンプ室
23から第2のチヤンバ153へ流体を移送し、
それからピストン組立体31の内方ストロークの
完了に伴つてポンプ室23から流体を流出するよ
う逆止弁55を開放させる圧力を増加させる。従
つて、カム部材175が第2の、即ち浮動プラン
ジヤ155の運動を阻止するよう位置すると、ピ
ストン組立体31のストローク全体が、逆止弁4
3を介してポンプ室23へ油を吸引し、かつ逆止
弁55を介してポンプ室から油を圧力するのに有
効となる。しかしながら、ピストン組立体31の
運動に応答して第2の、即ち浮動プランジヤ、即
ちピストンの運動が許容される範囲までは、ピス
トン組立体31のストロークの一部が無駄にさ
れ、即ち何らポンプ作用を行うことなく浮動ピス
トン、即ちプランジヤ155を運動させる。この
ように、浮動ピストン、即ちプランジヤ155の
許容ストロークを変えることによつて、ポンプ室
23からの油の送り量を変えることが可能で、し
たがつて燃料に対する油の比率も変えることがで
きる。所定長さのストロークにわたつて運動する
主ピストンを含むポンプの有効汲み出し流量を変
えるために、ここで詳細に開示した以外のポンプ
装置に対して第2のチヤンバとプランジヤ装置と
を採用することが可能である。さらに、希望に応
じて、浮動ピストンをポンプ室へ直接出入するよ
う運動可能としうる。
第4図には、加圧された圧力により作動し、か
つ第1図に示す船外機201に採用可能な油ポン
プの別の実施例が示されている。該油ポンプ30
1は内側空洞305を画成する壁装置を含むハウ
ジング303を含む。適当なピストン装置307
が前記空洞305内で往復運動するよう位置され
ており、該ピストン装置307はそのピストン装
置307の運動によつて容積の変る下部の入側チ
ヤンバ309と、前記ピストン装置307の運動
によつて、前記入側チヤンバ309の容積と逆の
方向に容積の変る上部の出側チヤンバ311とに
分割する。
その他の構造の採用も可能であるが、前記ピス
トン装置307は、周囲において弾性のメンブレ
ン、即ちダイヤフラム315に固定された剛性の
ピストン313を含み、該メンブレンは周囲にお
いて、ハウジング303に適当に固定されてい
る。したがつて、ピストン装置307にはポート
が設けられておらず、ピストン装置307を貫通
する、入側チヤンバ309と出側チヤンバ311
との間の流れが排除されている。
ピストン313は、その下面において、下方に
突出した部分、即ちプランジヤ部分317を含ん
でおり、該プランジヤ部分はハウジング303の
底壁321にある開口319を延び、かつ後述す
るように、かなりの長さでピストンの往復運動の
方向に延びたリセス、即ち空洞323を形成して
おり、該リセスはその断面より小さい断面の入口
開口325を有する。入側チヤンバ309からの
燃料のロスを防止するためプランジヤ317とハ
ウジング303との間には適当なシール327が
設けられている。
入側チヤンバ309は導管329を介して、加
圧された燃料の適当な供給源331、即ち適当な
燃料ポンプに連通しており、該ポンプの方は燃料
の適当な供給源333、即ち燃料タンクに連通し
ている。
出側チヤンバ311は導管335を介して、希
望する利用個所、例えば内燃機関209の気化器
211のフロートに連通している。
また、油ポンプ301は入側チヤンバ309の
容積を最小にする方向にピストン装置307を弾
圧する装置を含む。その他の構造を採用できる
が、図示構造においては、当該装置はらせんコイ
ルばね337を含み、該ばねは一端においてピス
トン313に圧接し、他端においてハウジング3
03の上壁339に圧接している。
また、油ポンプ301はハウジング303の内
側に分岐導管341を含むことが好ましく、該導
管341は入側チヤンバ309とは開放連通し、
出側チヤンバ311に対しては適当な弁装置34
5を介して連通する。図示構造においては、前記
弁装置345はハウジング303の上壁309の
ポート347と、該ポート347に対して開閉位
置の間を運動可能な弁部材349を含む。
入側チヤンバ309の容積を最小にするピスト
ンの運動に応答してポート347に対して弁部材
349を閉鎖する装置が設けられている。その他
の構造の採用も可能であるが、図示構造において
は、当該装置はロツド、即ちステム351を含ん
でおり、該ステム351は弁部材349から固定
されて延びており、入口開口325を通過してピ
ストン313の大きくなつた空洞、即ちリセス3
23中へ延びており、かつ前記入口開口325よ
り断面積の大きいヘツド353を含んでいる。こ
の構造により、ピストンのストロークの大部分の
間ピストン313と弁部材349との間の相対運
動を許容し、一方入側チヤンバ309の容積を最
小にするストロークの終り部分の間は弁部材34
9とピストン313とを共通に運動させ、弁部材
349を着座させ、ポート347を閉鎖するよう
さらに作用する。
出側チヤンバ311の容積を最小にする方向で
のピストン313の運動に応答してポート347
を開放する装置が設けられている。その他の構造
を採用可能ではあるが、図示構造は弁弾圧ばね3
61を含み、該ばねは一端においてポート347
を貫通して延びる弁部材349に接して、かつ他
端においてピストン313に圧接している。第4
図に示す実施例においては、テレスコープ状に係
合可能なリング363と365とがそれぞれ上壁
339と、ピストン313とから延び中間室36
7を形成し、ピストン313が出側チヤンバ31
1の容積を最小とするにつれて弁部材345が確
実に開放するようにする。
また、ピストンの往復運動に応答して油を汲み
出す装置が設けられている。種々の造を採用しう
るが、ピストン313のプランジヤ部分317は
可変の弁を備えた油ポンプ室373を画成する壁
装置を含むハウジング延長部へと延びており、該
ポンプ室373は適当な入口逆止弁375と導管
376とを介して適当な油の供給源377と連通
しており、かつ適当な排出用の逆止弁379と排
出用導管381とを介して気化器211に連通し
ており、該気化器の方は出側チヤンバ311から
延びた導管335と連通し、排出された油を出側
チヤンバ311から排出された燃料と混合する。
勿論、排出された油は、希望するいずれかの理由
に対して希望するいずれかの個所へ供給してよ
い。
第4図に示す実施例において、機関の絞り弁の
セツテイング、あるいはその他にしたがつて油ポ
ンプの排出速度を変えるための適当な装置(図示
せず)を設けることができる。
作動時、送入してくる燃料の圧力がポート34
7を閉鎖すると、出側チヤンバ311の容積を最
小にし、入側チヤンバ309の容積を最大にする
方向にピストン装置307をピストン押圧ばね3
37の作用に対して運動させる。前記のピストン
の運動中、入側チヤンバ309は燃料で満され、
出側チヤンバ311にある燃料が導管335を介
して排出される。ピストン装置307が出側チヤ
ンバ311の容積を最小にする位置に近づくと、
リング363と365とがテレスコープ状に係合
して中間チヤンバ367を形成し、弁部材349
は弁弾圧ばね361により開放位置へ運動する。
弁装置345が開放すると、燃料は分岐導管34
1を介して入側チヤンバ309から出側チヤンバ
311へ流れ、ピストン装置307を出側チヤン
バ311の容積を最大にし、入側チヤンバ309
の容積を最小にする方向に運動させる。ピストン
装置307が入側チヤンバ309の容積を最小に
する位置に近づくにつれて、弁部材349が閉鎖
し、燃料の圧力が再びピストン装置307を出側
チヤンバ311の容積を最小にする方向に運動さ
せはじめる。そのような運動中、燃料は出側チヤ
ンバ311から排出され、入側チヤンバ309へ
吸引される。さらに、ピストン装置309が往復
運動することによつてもピストンのプランジヤ部
分317を作動させ、油ポンプ室373から油を
排出させる。
本発明の種々の特徴は以下の特許請求の範囲に
記載されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の種々の特徴を実施した船外機
の斜視図、第2図は第1図に示す船外機の種々要
素の拡大した断面図、第3図は第2図の線3−3
に沿つてみた部分図、第4図本発明の種々の特徴
を組入れた他の実施例の概略図である。 図において、15……ハウジング、17……チ
ヤンバ、19……チヤンバ、23……ポンプ室、
31……ピストン組立体、33,35……ピスト
ン部、37……プランジヤ、41……取付具、4
3……逆止弁、51……ポート、55……逆止
弁、61……出側チヤンバ、69……入側チヤン
バ、85……メンブレン、103……ばね、13
0……中間室、131,133……フランジ、1
53……第2のチヤンバ、155……プランジ
ヤ、173……軸、175……カム、181……
絞り弁、183……クランク、201……推進装
置、203……下部ユニツト、205……プロペ
ラ、207……出力軸、209……内燃機関、2
11……気化器、225……燃料供給装置、22
7……油供給源、229……燃料供給源(燃料
源)、233……燃料ポンプ、235,237,
245……導管、301……油ポンプ、303…
…ハウジング、307……ピストン装置、309
……入側チヤンバ、311……出側チヤンバ、3
13……ピストン、317……ピストン、323
……リセス、345……弁、351……ステム、
367……中間室、373……油ポンプ室、37
5,379……逆止弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハウジング内で往復動可能であつて、その両
    側に入側チヤンバと出側チヤンバとを画成するピ
    ストンを有し、 前記入側チヤンバは燃料源と連通可能な第2の
    入口を有し、 前記出側チヤンバは燃料供給手段と連通可能な
    出口を有し、 前記入側チヤンバと出側チヤンバとの間は弁手
    段にて連通され、 前記弁手段は前記出側チヤンバの容積を最小に
    するピストンストロークの終端位置にて開放され
    るように作動すると共に、前記入側チヤンバの容
    積を最小にするピストンストロークの終端位置に
    て閉塞されるように作動し、 油の供給源と連通可能な第1の入口を含み、前
    記ピストンの動作に応答して油をその供給源から
    燃料供給手段へとポンプ送りする手段を具備する
    油を汲み上げ燃料を供給する装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、燃料の供給源を形成する燃料源が、燃料ポン
    プを有することを特徴とする油を汲み上げ燃料を
    供給する装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載の装置におい
    て、前記燃料ポンプが機関に装着され、かつ駆動
    されることを特徴とする油を汲み上げ燃料を供給
    する装置。 4 特許請求の範囲第2項に記載の装置におい
    て、前記燃料ポンプが前記機関から遠隔に位置さ
    れていることを特徴とする油を汲み上げ燃料を供
    給する装置。 5 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、油を汲み上げ燃料を供給する装置が、ハウジ
    ング内部に往復運動可能なピストン組立体を有す
    る前記ハウジングを有し、該ハウジングは、ピス
    トン組立体の駆動によつてその容積が変化し、前
    記ピストン組立体を前記容積を最大にする方向に
    押圧する圧力下にある燃料源に接続されるよう作
    られた入側チヤンバと、前記ピストン組立体の運
    動によつて前記入側チヤンバの容積と逆方向にそ
    の容積が変化し、燃料の使用個所に接続するよう
    に作られた出側チヤンバとに前記ハウジングを分
    割するピストン組立体と、前記ピストン組立体を
    前記入側チヤンバの容積を最小にする方向に弾圧
    する装置と、前記ピストン組立体を迂回して前記
    入側チヤンバと連通する分岐導管と、前記分岐導
    管と前記出側チヤンバとの間を連通する弁装置で
    あつて、該弁装置は前記出側チヤンバと連通する
    ポートを含み、さらに開放位置と閉鎖位置との間
    で前記ポートに対して可動の弁部材とを含む弁装
    置と、前記弁部材を開放位置へ運動させるように
    前記出側チヤンバの容積を最小にする前記ピスト
    ン組立体の運動に応答して作動可能な装置と、前
    記弁部材を閉鎖位置へ運動させるよう前記入側チ
    ヤンバの容積を最小にする前記ピストン組立体の
    運動に応答して作動可能の装置と、前記ピストン
    組立体の往復運動に応答して油を汲み上げるため
    に油の供給源と連通するようにされた装置とを含
    むことを特徴とする油を汲み上げ燃料を供給する
    装置。 6 特許請求の範囲第5項に記載の装置におい
    て、開放位置へ前記弁部材を運動させる装置が、
    前記弁部材を開放位置へ押圧する装置と、前記ピ
    ストン組立体が前記出側チヤンバの容積を最小に
    する位置に近付くにつれて前記出側チヤンバと前
    記分岐導管との間で中間チヤンバを画成するよう
    作動可能な、前記ハウジングとピストン組立体と
    に設けられた装置とを含むことを特徴とする油を
    汲み上げ燃料を供給する装置。 7 特許請求の範囲第5項に記載の装置におい
    て、前記弁部材を閉鎖位置へ運動させる装置が、
    前記弁部材から固定されて延び、かつ前記出側チ
    ヤンバにわたつて設けられたロツドを有し、該ロ
    ツドは、前記ピストン組立体が前記入側チヤンバ
    の容積を最小にする位置に近付くにつれて前記ピ
    ストン組立体の運動と共に前記弁部材を閉鎖位置
    へ運動させると共に、それ以外の前記ピストン組
    立体のストロークでは前記弁部材に前記ピストン
    組立体の運動が影響しないように前記ピストン組
    立体と協働する装置を含むことを特徴とする油を
    汲み上げ燃料を供給する装置。 8 特許請求の範囲第6項に記載の装置におい
    て、前記弁部材は開放位置と閉鎖位置との間の部
    分開放位置へ運動可能であつて、前記弁部材が閉
    鎖位置にあり、前記入側チヤンバへの燃料の供給
    と前記出側チヤンバからの燃料の排出とが前記入
    側チヤンバと出側チヤンバとの間で差圧を発生さ
    せると、前記ピストン組立体は前記出側チヤンバ
    の容積を最小にするために前記ピストン組立体押
    圧装置の作用に抵抗して運動し、前記弁部材を押
    圧する装置は前記出側チヤンバの容積を最小にす
    る前記ピストン組立体の運動に応答して前記弁部
    材を全開にする方向に作動し、前記弁部材を部分
    開放位置へ運動させて、前記弁部材押圧装置が、
    前記入側チヤンバと出側チヤンバとの間の差圧か
    ら発生する力と等しいか、あるいはわずかに大き
    い力を発生させると前記入側チヤンバから前記出
    側チヤンバへ限定的な流体の流れを許容し、前記
    出側チヤンバに設けられた装置が前記出側チヤン
    バの容積を最小にするピストン組立体の運動に応
    答して前記ポートと連通する中間チヤンバを画成
    するよう作動し、前記弁部材が部分開放位置にあ
    るとき前記中間チヤンバから前記出側チヤンバへ
    の流れを減少させることにより前記中間チヤンバ
    の圧力を増大させ、もつて前記入側チヤンバと前
    記中間チヤンバとの間の差圧を減少させ、かつ前
    記弁部材を全開位置へ運動させることによつて前
    記入側チヤンバと出側チヤンバとの間の差圧を著
    しく減少させ、前記ピストン組立体押圧装置の作
    用に応答して前記入側チヤンバの容積を最小にす
    るようピストン組立体を運動させることを特徴と
    する油を汲み上げ燃料を供給する装置。 9 特許請求の範囲第8項に記載の装置におい
    て、前記油を汲み上げる装置が容積可容のポンプ
    室と、前記ポンプ室内で前記ピストン組立体と一
    体的に運動するよう前記ピストン組立体に接続さ
    れたプランジヤと、前記ポンプ室の容積を増加さ
    せる前記プランジヤの運動に応答して前記ポンプ
    室の容積を減少するよう、かつポンプ室の容積を
    減少させる前記プランジヤの運動に応答して前記
    ポンプ室の容積を増加させるよう前記ポンプ室に
    相対して運動可能な浮動ピストンとを含むことを
    特徴とする油を汲み上げ燃料を供給する装置。 10 特許請求の範囲第9項に記載の装置におい
    て、前記ポンプ室の容積の変化量を選択的に変え
    るよう前記浮動ピストンの運動を制限する装置を
    さらに含むことを特徴とする油を汲み上げ燃料を
    供給する装置。 11 特許請求の範囲第10項に記載の装置にお
    いて、浮動ピストンの運動を制限する前記装置
    が、前記ポンプ室の容積を減少させる浮動ピスト
    ンの運動を制限する装置と、前記ポンプ室の容積
    を増加させる浮動ピストンの運動を調整可能に制
    限する装置とを含むことを特徴とする油を汲み上
    げ燃料を供給する装置。 12 特許請求の範囲第11項に記載の装置にお
    いて、選択的に、かつ調整可能にセツトできる内
    燃機関の絞り弁制御リンク装置と、前記機関の絞
    り弁の制御リンク装置と前記浮動ピストンの運動
    を制限する装置とを接続することによつて前記機
    関の絞り弁の制御リンク装置のセツテイングに応
    答して前記ポンプ室の容積の変化量を選択的に変
    える装置とをさらに含むことを特徴とする油を汲
    み上げ燃料を供給する装置。 13 特許請求の範囲第10項に記載の装置にお
    いて、前記ポンプ装置が前記ポンプ室と連通する
    二次チヤンバを含み、前記プランジヤが前記油を
    汲み出すチヤンバ内で運動可能で、前記浮動ピス
    トンが前記の二次チヤンバ内で運動可能なことを
    特徴とする油を汲み上げ燃料を供給する装置。 14 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、前記油を汲み上げ燃料を供給する装置が機関
    に装着され、かつハウジングを含み、該ハウジン
    グが相互に連通する第1と第2のリセスと、前記
    ハウジングに位置されたピストン組立体であつ
    て、前記第1のリセス内を運動可能で、前記ハウ
    ジングと協働して油の供給源と連通する容積可変
    の油ポンプ室を画成する第1のピストン部と、前
    記第2のリセス内を運動可能で、前記ハウジング
    と協働して前記第2のリセスを、前記燃料送り装
    置へ燃料を送る装置を有する容積可変の出側チヤ
    ンバと前記出側チヤンバの容積変化に逆比例して
    容積が可変であつて、燃料源に連通した入側チヤ
    ンバとに分割する第2のピストン部とを含むピス
    トン組立体と、前記入側チヤンバと前記油ポンプ
    室との容積を最小とするよう前記ピストン組立体
    を押圧する装置と、前記油ポンプ室と前記第2の
    リセスとの間で連通し、前記油ポンプ室の容積増
    加に伴い前記第2のリセスから油ポンプへの流れ
    は阻止するが、前記油ポンプ室の容積減少に応答
    して前記油ポンプ室から前記第2のリセスへの流
    れを許容する第1の弁装置を含む第1の弁付きポ
    ート装置と、前記出側チヤンバと入側チヤンバと
    の間を連通する第2の弁付きポート装置であつ
    て、該第2の弁付きポート装置は、全開位置、部
    分開放位置、閉鎖位置との間を運動可能な第2の
    弁装置を含むことによつて、前記第2の弁装置が
    閉鎖位置のとき、前記入側チヤンバへの加圧され
    た燃料の供給と、前記出側チヤンバからの燃料の
    排出とが前記入側チヤンバと出側チヤンバとの間
    で差圧を発生させ該差圧が前記出側チヤンバの容
    積を最小にするように前記ピストン組立体押圧装
    置の作用に抵抗して前記ピストン組立体を運動さ
    せるように構成された第2の弁付きポート装置
    と、前記第2の弁装置を全開位置に向かう方向に
    押圧し、かつ前記出側チヤンバの容積を最小にす
    る前記ピストン組立体の運動に応答して作動可能
    で、前記弁を押圧する装置が前記入側チヤンバと
    出側チヤンバとの間の差圧から発生する力と等し
    いか、あるいはわずかに大きい力を発生させると
    前記第2の弁装置を部分的に開放した位置へ運動
    させ、前記入側チヤンバから出側チヤンバへの制
    限された流体の流れを許容する装置とを含み、該
    装置は、前記出側チヤンバの容積を最小にする前
    記ピストン組立体の運動に応答して作動可能で前
    記第2の弁付きポート装置と協働し、前記第2の
    弁部材が前記の部分開放位置にあるとき前記出側
    チヤンバへの流量を減少させる中間チヤンバを画
    成することによつて該中間チヤンバの圧力を増大
    させ、もつて前記入側チヤンバと前記中間チヤン
    バとの間の差圧を減少させ、前記第2の弁装置を
    全開位置へ運動させ、前記入側チヤンバと前記出
    側チヤンバとの間の差圧を著しく減少させること
    により前記ピストン組立体を押圧する装置の作用
    に応答して前記入側チヤンバの容積を最小にする
    よう前記ピストン組立体を運動させるように構成
    されていることを特徴とする油を汲み上げ燃料を
    供給する装置。 15 特許請求の範囲第14項に記載の装置にお
    いて、前記ポンプ室に相対して運動可能であるこ
    とにより前記ポンプ室の容積を増加させる第1の
    ピストン部の運動に応答して該ポンプ室の容積を
    減少させ、かつ前記ポンプ室の容積を減少させる
    前記第1のピストン部の運動に応答して該ポンプ
    室の容積を増加させる浮動ピストンをさらに含む
    ことを特徴とする油を汲み上げ燃料を供給する装
    置。 16 特許請求の範囲第15項に記載の装置にお
    いて前記浮動ピストンの運動を制限することによ
    つて前記ポンプ室の容積の変化量を選択的に変え
    る装置をさらに含むことを特徴とする油を汲み上
    げ燃料を供給する装置。 17 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、機関を囲むカバーをさらに含み、かつ油の供
    給源を形成する前記装置が前記カバー内に形成さ
    れ、かつ前記の油を汲み上げ燃料を供給する装置
    の上方に位置されることによつて重力ヘツドで油
    を前記油を汲み上げ燃料を供給する装置へ供給す
    る油タンクを含むことを特徴とする油を汲み上げ
    燃料を供給する装置。 18 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、油の供給源を形成する前記装置が機関に装着
    され、かつ前記の油を汲み上げ燃料を供給する装
    置の上方に位置されることによつて重力ヘツドに
    より油を前記の油を汲み上げ燃料を供給する装置
    へ供給する油タンクを含むことを特徴とする油を
    汲み上げ燃料を供給する装置。 19 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、油の供給源を形成する前記装置が機関から遠
    隔配置された油ポンプを含むことを特徴とする油
    を汲み上げ燃料を供給する装置。 20 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、油の供給源を形成する前記装置が機関から遠
    隔配置された油タンクを含むことを特徴とする油
    を汲み上げ燃料を供給する装置。 21 特許請求の範囲第1項に記載の装置におい
    て、ハウジングを含み該ハウジングがリセスと、
    前記ハウジングに位置されたピストン組立体であ
    つて、かつ前記リセス内で運動可能であり、前記
    ハウジングと協働して前記リセスを、使用点まで
    燃料を送る装置を備えた容積可変の出側チヤンバ
    と、前記出側チヤンバの容積の変化と逆方向に容
    積が変わり、加圧下の燃料の供給源と連通するよ
    うにされた入側チヤンバとに分割するピストン組
    立体と、前記入側チヤンバの容積を最小にするよ
    う前記ピストン組立体を押圧する装置と、前記出
    側チヤンバと入側チヤンバとの間で連通する弁付
    きのポート装置と、全開位置と部分開放位置と閉
    鎖位置との間で運動可能である弁装置とを有し、
    該弁装置が閉鎖位置にあり、かつ前記入側チヤン
    バへの燃料の供給と前記出側チヤンバからの燃料
    の排出とが前記入側チヤンバと出側チヤンバとの
    間で差圧を発生させると、前記ピストン組立体が
    その押圧装置の作用に対抗して運動し前記出側チ
    ヤンバの容積を最小とさせるように構成されてお
    り、さらに前記全開位置に向かう方向に前記弁装
    置を押圧し、前記出側チヤンバの容積を最小にす
    るピストン組立体の運動に応答して前記弁装置を
    前記部分開放位置に向かつて運動させるよう作動
    し、前記弁押圧装置が前記入側チヤンバと出側チ
    ヤンバとの間の差圧から発生する力と等しいか、
    わずかに大きい力を発生させると前記入側チヤン
    バから出側チヤンバへの流体の制限的な流れを許
    容する装置であつて、該装置は、前記出側チヤン
    バの容積を最小にする前記ピストン組立体の運動
    に応答して前記弁付きポート装置と連通する中間
    チヤンバを画成するよう作動可能に前記出側チヤ
    ンバに設けられ、前記弁装置が部分開放位置のと
    き前記中間チヤンバから出側チヤンバへの流量を
    減少させることによつて前記中間チヤンバの圧力
    を増大させ、もつて前記入側チヤンバと中間チヤ
    ンバとの間の差圧を減少させることにより前記弁
    装置を前記全開位置へ移動させ、これにより前記
    入側チヤンバと出側チヤンバとの間の差圧を著し
    く減少させ、前記ピストン組立体押圧装置の作用
    によつて前記入側チヤンバの容積を最小にさせる
    ようピストン組立体を運動させるように構成され
    た前記装置と、前記ピストン組立体の運動に応答
    して油を汲み上げるため油の供給源に接続するよ
    う作られた装置とを含むことを特徴とする油を汲
    み上げ燃料を供給する装置。 22 特許請求の範囲第14項に記載の装置にお
    いて、前記第1の弁付きポート装置が前記第1の
    ピストン部に位置され、前記第2の弁付きポート
    が前記第2のピストン部に位置されていることを
    特徴とする油を汲み上げ燃料を供給する装置。 23 特許請求の範囲第14項に記載の装置にお
    いて、前記第1の弁付きポート装置が前記第2の
    リセスの前記入側チヤンバと連通することを特徴
    とする油を汲み上げ燃料を供給する装置。 24 特許請求の範囲第14項に記載の装置にお
    いて、前記第1の弁付きポート装置が前記第2の
    リセスの前記出側チヤンバと連通することを特徴
    とする油を汲み上げ燃料を供給する装置。 25 特許請求の範囲第14項に記載の装置にお
    いて、前記第2の弁付きポート装置が前記第2の
    ピストン装置に設けられたポートを画成する装置
    を含み、前記第2の弁装置が前記ポートに隣接し
    た弁座と、該弁座と係合する閉鎖位置と、前記弁
    座から相対的に著しく隔置した開放位置と、前記
    開放位置よりは少なく前記弁座から隔置された部
    分的に開放した位置との間を前記弁座に関連して
    運動可能な弁部材とを含むことを特徴とする油を
    汲み上げ燃料を供給する装置。 26 特許請求の範囲第15項に記載の装置にお
    いて、前記ポンプ室の容積の変化量を選択的に変
    えるよう前記浮動ピストンの運動を制限する装置
    を含むことを特徴とする油を汲み上げ燃料を供給
    する装置。 27 特許請求の範囲第14項に記載の装置にお
    いて、前記ハウジングが前記第2の弁座から隔置
    した壁部分を含み、前記第2の弁部材を押圧する
    装置が、一端が前記弁部材に対して係合し、第2
    の端部が前記壁部分に対して係合するつるまきば
    ねを含むことを特徴とする油を汲み上げ燃料を供
    給する装置。 28 特許請求の範囲第14項に記載の装置にお
    いて、前記ハウジングが前記第2の弁装置から隔
    置した壁部材を含み、中間チヤンバを画成し、前
    記中間チヤンバから出側チヤンバへの流量を減少
    させるように作動可能の前記装置が、前記第2の
    ピストン部から前記壁部分に向かつて延びる第1
    の無端フランジと、前記壁部分から前記第2のピ
    ストン部に向かつて延び、前記壁部分に向かう前
    記第2のピストン部の運動に応答して前記第1の
    無端フランジとテレスコープ式に関連するよう位
    置した第2の無端フランジを含むことを特徴とす
    る油を汲み上げ燃料を供給する装置。 29 特許請求の範囲第28項に記載の装置にお
    いて、前記第2のピストン部を押圧する装置が、
    前記第1と第2の無端フランジの外側に位置さ
    れ、かつ一端が前記壁部分に、第2の端部が前記
    第2のピストン部に圧接しているつるまきばねを
    含むことを特徴とする油を汲み上げ燃料を供給す
    る装置。 30 特許請求の範囲第14項に記載の装置にお
    いて、前記ハウジングが前記油ポンプ室と連通
    し、該油ポンプ室の容積の増加に伴つて該ポンプ
    室へ油が流入できるようにし、前記ポンプ室の容
    積の減少に伴つて前記ポンプ室からの流れを阻止
    する逆止弁を含むことを特徴とする油を汲み上げ
    燃料を供給する装置。
JP57163048A 1981-11-23 1982-09-18 油を汲み上げ燃料を供給する装置 Granted JPS5893908A (ja)

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