JPH0248205Y2 - - Google Patents

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JPH0248205Y2
JPH0248205Y2 JP8267584U JP8267584U JPH0248205Y2 JP H0248205 Y2 JPH0248205 Y2 JP H0248205Y2 JP 8267584 U JP8267584 U JP 8267584U JP 8267584 U JP8267584 U JP 8267584U JP H0248205 Y2 JPH0248205 Y2 JP H0248205Y2
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JP
Japan
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coolant
chips
workpiece
spindle
baffle plate
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JP8267584U
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JPS60194449U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 (イ) 産業上の利用分野 本考案は特に貫通穴付工作物の内径加工の際、
発生する切粉を除去する為の切粉除去装置に関す
る。
(ロ) 従来の技術 複数刃物を有するボーリングバー等で貫通穴付
工作物の内径加工の際、発生する切粉は該穴付工
作物内にたまつて、チヤツク面内に設けられた内
部のポケツトに押し込められるため、工具の刃先
にからまり支障をきたしていた。そのため、従来
は主軸の内部にクーラントを通し、複数個のノズ
ルを設けて吐出する方式の切粉除去装置が用いら
れ、切粉をクーラントで吹き飛ばしていたのであ
る。
(ハ) 問題点 しかし、従来の切粉除去装置では、複数個の放
射状吹出口からクーラントを吹き飛ばしているた
め棒状となり、平均に全ての切粉に当たらないた
め、一部切粉が残り完全に除去できない問題があ
つた。
(ニ) 目的 本考案の目的は、上記事情に鑑み、問題を解決
するために提案されたものであつて、クーラント
を吐出するための吐出口を改良し、切粉を完全に
除去する切粉除去装置を提供するにある。
(2) 考案の構成 (イ) 問題点を解決するための手段 本考案は、従来の切粉除去装置を一部改良した
もので、チヤツク面内にあつて主軸1内部の主軸
軸線上に主軸1後端より貫通するクーラント管の
吐出口を、ワーク突当て面5中央に設けた円錐状
ポケツト6の底面に連通して連結し、さらに該円
錐状ポケツトの底面に、円環状の隙間を有するよ
うに邪魔板を載設せしめたことを特徴とした切粉
除去装置である。
(ロ) 実施例 以下本考案の構成に対する実施例について、図
面を基にして詳細に説明する。
第1図は本考案の切粉除去装置を説明するため
の側面図、第2図は第1図のX矢視図、第3図は
第2図の他の実施例図を示すものである。
第1図において、主軸1の前端にパツド2を介
してコレツトチヤツク3で貫通穴付工作物Wを把
持し、複数刃物を有する工具で該工作物Wの内径
加工を施す。
複数刃物を有する工具で工作物をWで内径加工
すると、工作物Wの内径面に、図に示す如く形状
が加工される。
この内径加工の際発生する切粉を除去する切粉
除去装置で、主軸1の内部に主軸軸線上に、切粉
を除去するためのクーラント管4を主軸後端より
貫通嵌着せしめる。
主軸1の前端のワーク突当て面5の中央に円錐
状のポケツト6を設ける。クーラント管4の前面
に吐出口7と、円錐状のポケツト6の底面6aに
吹出管8を連通し連結せしめる。円錐状ポケツト
6の底面6a前面に、クーラントが一旦充満せし
める充満室9を設け、かつ円錐状ポケツトの内周
面6b間に、例えば0.5ミリ程度の円環状の隙間
Aを有するように邪魔板10を設けて取付ボルト
11で止める。
第2,3図に示す如く邪魔板10は取付ボトル
11a,11bおよび11cの3ケ所で止めら
れ、吐出管8a,8bおよび8cのように3ケの
吐出管を連通している。
本実施例においては、3ケの吐出管を例示した
が、3ケに限定されるものでない。
第3図のように、邪魔板10の外周面または円
錐状ポケツトの内周面に多数のラセン状溝12を
設けると、吐出されるクーラントが渦巻状噴流と
なり、第2図に示すものより、なお一層の効果が
発揮されるのである。
(ハ) 作用 貫通穴付工作物Wを主軸1の前端にコレツトチ
ヤツク3で把持し、複数刃物を有するボーリング
バーで内径加工を施している間、又は加工後に、
クーラント管4を通してクーラントを噴流せしめ
ると、吐出口7より吐出口管8,8a,8bおよ
び8cを通つて、充満室9に入る。充満室9より
クーラント噴流がしぼられて円環状の隙間Aから
噴射されて、発生した切粉を工具の刃先にからま
せず、かつポケツトの内部から一様に吹き飛ばし
完全に除去されるのである。
(3) 考案の効果 本考案はポケツト内の吐出口に、円環状の隙間
を有する邪魔板を設けたことより、その円環状の
隙間から筒状のクーラントが噴出されるので、切
粉全体へ一様に当り、完全に切粉を除去すること
ができる。
また、邪魔板を軸方向に移動可能に設ければ円
環状の隙間が変化し発生する切粉の内容に応じて
効率よく除去することもできる。
さらに邪魔板の外周面にラセン状溝を多数設け
ると、クーラントが渦巻状噴流となり、なお一層
の効果が発揮されるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の切粉除去装置を説明するため
の側面断面図、第2図は第1図のX矢視図および
第3図は第2図の他の実施例図を示すものであ
る。 1……主軸、3……コレツトチヤツク、4……
クーラント管、8……連通管、10……邪魔板、
12……ラセン溝、A……隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チヤツク面内にあつて、主軸内部の主軸軸線上
    に主軸後端より貫通するクーラント管の吐出口
    を、ワーク突当て面中央に設けた円錐状のポケツ
    トの底面に連通して連結し、さらに該円錐状ポケ
    ツトの底面に、円環状の隙間を有するように邪魔
    板を載設せしめたことを特徴とする切粉除去装
    置。
JP8267584U 1984-06-04 1984-06-04 切粉除去装置 Granted JPS60194449U (ja)

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JP8267584U JPS60194449U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 切粉除去装置

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JP8267584U JPS60194449U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 切粉除去装置

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Publication Number Publication Date
JPS60194449U JPS60194449U (ja) 1985-12-25
JPH0248205Y2 true JPH0248205Y2 (ja) 1990-12-18

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ID=30630604

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JP8267584U Granted JPS60194449U (ja) 1984-06-04 1984-06-04 切粉除去装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5427760B2 (ja) * 2010-12-06 2014-02-26 本田技研工業株式会社 ブローチ盤用治具
JP2016159404A (ja) * 2015-03-03 2016-09-05 富士機械製造株式会社 ノズル付チャック装置

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JPS60194449U (ja) 1985-12-25

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