JPH0248086A

JPH0248086A - 洗浄装置

Info

Publication number: JPH0248086A
Application number: JP19930188A
Authority: JP
Inventors: Goro Sugiyama; 杉山　吾郎; Mineo Goto; 後藤　峰夫
Original assignee: Atsugi Unisia Corp
Current assignee: Hitachi Unisia Automotive Ltd
Priority date: 1988-08-10
Filing date: 1988-08-10
Publication date: 1990-02-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はンヤフト、ピストンロッド等の各種部品の製造
時に表面に付着した油類、研磨ノロ、コミ等を洗浄液を
用いて連続的に洗浄する装置に関するものである。

従来の技術上記のシャフト、ピストンロッド等の各種部品は、その
製造時において工作機械による旋削工程切断工程、溝切
工程、研磨工程及び必要に応して接着工程等が実施され
るので、上記各工程の終了後には部品の表面に付着した
油類、研磨ノロ、コミ及び接着剤等を洗浄する工程か不
可欠となっている。

このような洗浄工程の一例として、例えば特開昭６１−
１３８５８０号公報には、複数の洗浄槽を順次並へて配
設するとともに、当該洗浄槽の」−方に槽列に沿って略
水平な移送レールを配し、この移送レールか平行移動に
より１−二肩、前進、下降後退して、移送レールに懸吊
せしめられた洗浄かごを各６Ｌ浄槽に順次浸漬して移送
するかこ移送手段を設けた自動洗浄機の構成か開示され
ている。

同公報によれは、洗浄槽の前半部か煮〆弗洗浄槽で構成
され、後半部か洗剤溶液をｌＮ、たした超音波洗剤槽て
構成されていて、接着剤及び研磨剤等か付着した被〆ｊ
し浄物を前記洗ｆ争かごに入れて順次洗浄槽内に浸漬す
ることにより、これら被洗浄物の表面に何着したｉｔｂ
類、研磨ノロ、コミ及び接着剤等を除去することかでき
る。

発明か解決しようとする課題しかしなからこのような従来の各種部品の洗浄装置にあ
っては、洗浄装置自体か多くの部側て構成されているた
め、製作時のコストのｌＪ’１□を招来してしまう外、
装置自体か極めて大型化されて、これら装置類の占有面
積か大きくなってしまうという課題かあった。更に彼ｉ
３’Ｊ＝　；’？’物の移送手段として、前記〆づし浄
かこを用いている上々もに、移送レールに懸吊せしめら
れた前記洗浄かごを各洗／／＋　４１１３に順次浸漬す
るために、洗浄かごを−に昇、前進下降、後退せしめる
かご移送手段を設けているので、移送中に被洗浄物に加
えられる衝撃力により、被洗浄物の表面に細かな傷、打
痕等が生してしまうことかあり、更には６ＩＳ浄物か相
互に接触することによる洗浄性の態化現象かある外、甚
だしくは移送中に被洗浄物か〆’ｒＬｌｐかごから飛ひ
出してしまうことかあるという問題点かあった。

そこで本発明はこのような従来の洗浄装置か有している
各種の課Ｊυを解消して、装置自体か極めて簡易化され
るともに被洗浄物の移送性及び洗浄性か良好であり、し
かも移送中に彼〆３し浄物の表面に細かな傷、打痕等が
生しることかない洗浄装置を提１］ＬすることをＬＩ的
とするものである。

課題を解決するための手段本発明は」−記の目的を達成するために、洗浄液の入力
管か装備された外筒部材と、この外筒部材に所定の間隙
を保持して配置されて、該外筒部材との間に環状室を形
成する内筒部材と、」二記内筒部材の複数箇所に掘設さ
れた洗浄液吹出口と、内筒部材の内側に形成されて、被
ｉ（を浄物を一定の方向に移送する通路と、前記環状室
内に入力管を介して所定圧の洗浄液を送り込む洗浄液供
給装置と、前記通路の端部から排１１４されるδＬ浄液
を回収する集液装置とを具備して成る洗浄装置の構成に
しである。

作用このような構成によれば、洗浄液供給装置を起動して洗
浄液を所定圧に増圧した後、外筒部材の入力管を経由し
て前記洗浄を夜を）ぬ゛１状室内に供給すると同時に彼
〆ｉｔ　ｉ’（）物を通路の内方に適宜な手段を用いて
送り込むと、環状室内に供給された洗浄液か、内筒部材
の複数箇所に掘設された洗浄液吹出口から通路内に向け
て吹き出され、被３１物を一定方向に移送しなから該ｉ
’ｆｔ浄物の表面をｔし浄する。

この時、被洗浄物は周囲から吹き付けられる洗浄液ノ液
圧によって通路の内方で〆季き」−かるので、被洗浄物
は内筒部材の内壁面に接触しない状態を保ぢなから、該
６Ｌ浄液の液汁により表面か洗浄されつつ一定方向へ移
送される。従って洗浄液吹出口から通路内に吹き出され
た洗浄液は、被洗浄物を浮上させるとともに洗浄する。

実施例以下図面中の第１図、第２図を参照して本発明にかかる
洗浄装置の一実施例を詳述する。

第Ｘ図により全体的に示す洗浄装置２０の構成において
、１は管状の外筒部材であり、この外筒部材１の一端部
１ａの近傍に孔１ｃ、ｌｃか開口形成されていて、この
孔１ｃ、Ｉｃに入力管２２かＩ［ｌｉ固定されている。

この人ツノ管２，２には、後述する洗浄液供給装置から
得られる所定圧の洗浄液か供給される。

３は内筒部材であり、この内筒部材３は前記外筒部材１
の内方にあって、該外筒部材１の内壁部から所定の間隙
夕を保持した状態を保って挿入されている。又、外筒部
材１の一端部１ａと内筒部材３の一端部３ａとの間、及
び外筒部材１の他端部１ｂと内筒部材３の他端部３ｂと
の間には、夫々閉止部材４ａ、４ｂか固着されている。

即しこの閉止部材４ａ、４ｂは、外筒部材１及び内筒部
材３とにより形成される空間領域の左右両端部を密閉す
るとともに、外筒部材ｌ及び内筒部材３間に形成された
前記間隙ρを保持するためのスペーサとしての機能を有
している。

従って外筒部材ｌと内筒部材３との間には、該外筒部材
１．内筒部材３及び閉止部材４ａ、４ｂによって包囲さ
れた環状室５か形成される。

方、前記内筒部材３の筒壁には、複数本の洗浄液吹出口
６．６・・・が掘設されており、本実施例においては、
この洗浄液吹出口６．６・・・は後述するように内筒部
材３内を通過する被洗浄物の移送方向に傾斜している。

従って内筒部材３の内側には、」二記洗争液吹出口６，
６・・・から吹き出された’１３１Ｌ浄液により被洗浄
物を一定の方向に移送する通路７か形成されている。

８は前記通路７の端部から排出される洗浄液を回収する
集液装置てあり、９は回収された洗浄液を貯留するとと
もに、洗浄液の濃度、成分等をチエツクする機能を備え
たセットリングタンつてある。

一方１０はセットリンクタンク９から導出された管路１
２の中途部に配設された洗浄液給送用のポンプ、１１は
フィルターであり、ポンプ１０によって所定の圧力に増
圧された洗ｆｐ液を、管路１２及び管路１２ａ、１２ｂ
から前記入力管２，２を経由して、環状室５内に供給す
るようにしである。即ちポンプ１０とフィルター１１と
により、前記環状室５内に所定圧の洗浄液を送り込むル
し浄液供給装置１３か形成されている。

かかる洗浄装置２０の作用を以下に説明する。

先ずポンプ１０を起動して、セットリングタンク９内に
貯留された洗浄液を所定圧に増圧し、フィルター１１．
管路１２，１２ａ、１２ｂから外筒部材１の入力管２，
２を経由して増圧された前記洗浄液を環状室５内に供給
する。それと同時に被洗浄物１５を通路７の内方に適宜
な手段を用いて送り込む。すると環状室５内に供給され
たｉ’；シ浄液か、内筒部材３の複数箇所に移送方向に
傾斜した状態を保って掘設された洗浄液吹出口６，６・
・・から通路７内に向けて矢印Ａ、Ａ・・・に示した方
向に吹き出され、被洗浄物１５を一定方向２図示例の場
合右方向に移送しなから、該被洗浄物１５の表面を洗浄
する。この時、被洗浄物１５は周囲から吹き（−１けら
れる洗浄液の液圧によって通路７の内方で浮き上がり、
且つ一定方向への推進力か付与されることになる。従っ
て被洗浄物１５は、内筒部材３の内壁面に接触しない状
態を保ちなから、該洗浄液の液圧により表面か洗浄され
つつ一定方向へ移送される。換言すれば、洗浄液吹出口
６．６・・・から通路７内に吹き出された洗浄液は、被
洗浄物１５に対して浮上、移送及び洗浄の各作用を及は
すことになる。

洗浄装置２０の製作時には、被洗浄物１５の形状もしく
は洗浄目的等に応して、」−記通路７の長さ及び洗浄液
吹出１１６．６・・・の数を適宜に設定することかでき
るので、被洗浄物１５の形状如何を問わす、充分な洗浄
効果をもたらすことかできる。

このようにして洗浄作業の終了した被’６Ｆ＝　Ｒ’物
１５は、図外の収納場所に順次収納されると七もに、通
路７内に吹出された洗浄液は、通路７のｉ’ｉｔ５部か
ら集液装置８に落下して回収され、ｆｌつ七）ｉ・リン
グタンク９に一旦貯留されて、該δＬ浄液の濃度成分等
かチエツクされる。ここでδし浄液か再使用に耐える場
合はポンプ１１の作用に基ついて再ひ前記と同一の洗浄
工程に供され、以後の洗浄液の循環による洗浄作業を繰
り返すことか可能となる。

尚、本実施例においては、洗浄液吹田［コを移送方向に
傾斜して形成しているか、前記筒壁に直角に形成しても
よく、この場合、洗浄装置に被洗浄物を送給するコンベ
ヤから通路内に送り込まれる被洗浄物で押すことによっ
て前方の被洗浄物を移送する。このように構成すると、
通路の進行方向端から洗浄液か勢いよく噴出することが
なく、装置の構成か容易である。

発明の効果以」−詳細に説明した如く、本発明にかかる洗浄装置は
、洗浄液の入力管が装備された外筒部材と、この外筒部
材に所定の間隙を保持して配置されて、該外筒部材との
間に環状室を形成する内筒部材と、」１記内筒部材の複
数箇所に掘設された洗浄液吹出口と、内筒部材の内側に
形成されて、被洗浄物を一定の方向に移送する通路と、
前記環状室内に入力管を介して所定圧の洗浄液を送り込
む洗浄液供給装置と、前記通路の端部から排出されるｔ
ｊシ浄液を回収する集液装置とを具備して成る洗浄装置
の構成にしたので、以下に記す作用効果かもたらされる
。即ち洗浄液供給装置を起動して洗浄液を所定圧に増圧
した後、外筒部材の入力管を経由して前記洗浄液を環状
室内に供給すると同時に被１６Ｌ浄物を通路の内方に適
宜な手段を用いて送り込むことにより、環状室内に供給
された洗浄液か、内筒部材の複数箇所に掘設された６ｅ
浄液吹出口から通路内に向けて吹き出されて、被’／ｙ
ｌ＝浄物を一定方向に移送しなから該洗浄物の表面を洗
浄することかできる。この時被洗浄物は周囲から吹き付
けられる洗浄液の液圧によって通路の内方で浮き」二か
ることになり、換言すれば、洗浄液吹出口から通路内に
吹き出された洗浄液か、被洗浄物に対して浮上及び洗浄
の各作用を及はすので、被Ｓｔ浄物を内筒部材の内壁面
に接触しない状態を保って移送しながら、洗浄作業を行
うことかできる。従って移送中に被洗浄物には何等の衝
撃力も加えられることかなく、よって被洗浄物の表面に
細かな傷、打痕等が生じる惧れかない。しかも移送中に
洗浄物か相互に接触することがないので洗浄性か高めら
れる利点がある。且つ洗浄中に被洗浄物が外部へ飛び出
す懸念か全くない。

又装置自体の構成が極めて簡易化されているため、製作
時のコストが低廉化される。一方、装置全体のコンパク
ト化がはかれて、作業場内ての洗浄装置の占有面積を小
さくすることができて、レイアウト面でも有利であると
いう効果かもたらされ

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる洗浄装置の一実施例を示す概要
図、第２図は第１図の■−■線に沿う断面図である。１・・・外筒部材、２・・・入力管、３・・・内筒部材
、４ａ、４ｂ・・・閉止部材、５・・・環状室、６・・
・洗浄液吹出口、７・・・通路、８・・・集液装置、９
・・・セットリングタンク、１０・・・ポンプ、１１・
・・フィルター、１３・・・洗浄液供給機構、１５・・
・被洗浄物、

Claims

【特許請求の範囲】

（１）洗浄液の入力管が装備された外筒部材と、この外
筒部材に所定の間隙を保持して配置されて、該外筒部材
との間に環状室を形成する内筒部材と、上記内筒部材の
複数箇所に掘設された洗浄液吹出口と、内筒部材の内側
に形成されて、被洗浄物を一定の方向に移送する通路と
、前記環状室内に入力管を介して所定圧の洗浄液を送り
込む洗浄液供給装置と、前記通路の端部から排出される
洗浄液を回収する集液装置とを具備して成ることを特徴
とする洗浄装置。