JPH0247987B2 - Mmjinitorobenzennoseiseihoho - Google Patents

Mmjinitorobenzennoseiseihoho

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JPH0247987B2
JPH0247987B2 JP12988584A JP12988584A JPH0247987B2 JP H0247987 B2 JPH0247987 B2 JP H0247987B2 JP 12988584 A JP12988584 A JP 12988584A JP 12988584 A JP12988584 A JP 12988584A JP H0247987 B2 JPH0247987 B2 JP H0247987B2
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JP
Japan
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dinitrobenzene
reaction
water
sodium sulfite
dialkylamine
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JP12988584A
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JPS6110536A (ja
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Hiroshi Ito
Tomoko Kawase
Tatsuo Kyuma
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SHIN NIPPON RIKA KK
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SHIN NIPPON RIKA KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、m−ジニトロベンゼンの精製方法に
関する。 m−ジニトロベンゼンは有機合成上中間体とし
て重要な化合物であり、特にこのものを水素化し
て得られるm−フエニレンジアミンは耐熱性高分
子の原料であり、最近富に高純度化が要求されて
来ており、必然的に純度の高いm−ジニトロベン
ゼンが求められている。 m−ジニトロベンゼンは、工業的にはニトロベ
ンゼンを混酸でニトロ化することで得られるが、
副生物として異性体のo−ジニトロベンゼンとp
−ジニトロベンゼンが生成し、m−ジニトロベン
ゼンの純度は85〜90%である。これら異性体の分
離方法としては、(1)溶媒(アルコール、ベンゼ
ン)に対する溶解度差を利用する方法、(2)亜硫酸
ナトリウム水溶液と加熱する方法(PBレポート
77、764)、(3)苛性アルカリ水溶液と加熱する方
法(梅沢純夫著、有機化学、p490、丸善、
1959)、(4)アンモニアおよび脂肪族第1級アミン
と加熱する方法(同上および大有機化学、
116、朝倉書点(1958))等が古くから知られてい
る。しかしながら、(1)法は、得られるm−ジニト
ロベンゼンの純度、収率ともに低く、(2)法は、一
方の異性体であるo−ジニトロベンゼンのo−ニ
トロベンゼンスルホン酸ナトリウムへの反応率が
低く、しかも反応に長時間を要する欠点がある。
さらに(3)法はo−、p−ジニトロベンゼンともに
ニトロフエノールへの転化率が低く、しかもm−
ジニトロベンゼンも他の化合物に若干変化する欠
点があり、(4)法は、p−ジニトロベンゼンのp−
ニトロアニリンあるいはp−ニトロアルキルアニ
リンへの反応率が低く、しかも高圧装置を必要と
する難点がある。 本発明者はかかる従来法の欠点に鑑み、工業的
に有利な高純度のm−ジニトロベンゼンの精製方
法を提供すべく鋭意研究を重ねた結果、粗m−ジ
ニトロベンゼンを亜硫酸ナトリウムとジアルキル
アミンの両化合物とともに水存在下で加熱処理す
ることにより、従来の種々の欠点を一挙に解消で
き、しかも短時間で極めて高純度のm−ジニトロ
ベンゼンが得られることを見い出し、この知見に
基づいて本発明を完成するに到つた。 即ち、通常、亜硫酸ナトリウム単独で処理して
得られるm−ジニトロベンゼンは、水素化触媒能
を著しく低下する化合物を含有し、しかも未反応
のo−ジニトロベンゼンを約1%含んでいるが、
本発明の方法の如く、ジアルキルアミンを同時に
作用させることにより、初めて、短時間でo−、
およびp−ジニトロベンゼンを検出されない程度
に除去することが可能となり、しかも得られた精
製m−ジニトロベンゼンは容易に水素化され、
100%に近い純度のm−フエニレンジアミンを得
ることができるのである。 本発明において使用するジアルキルアミンは、
脂肪族、脂環式および芳香族のいずれでもよい
が、特に好ましいのは脂肪族アミンであり、一般
式は次の如くである。 (但し、R1、R2は同一または異なる低級アルキ
ル基を表わす) 具体的には、ジメチルアミン、ジエチルアミ
ン、ジ−n−プロピルアミン、ジ−イソプロピル
アミン、ジ−n−ブチルアミン、ジ−イソブチル
アミン等が例示できる。 亜硫酸ナトリウムとジアルキルアミンのそれぞ
れの使用量は、原料中に含まれるo−及びp−ジ
ニトロベンゼンに対して好ましくは0.5ないし10
倍モル程度が良く、特に望ましくは0.8ないし3
倍モル程度である。前者の使用量が0.5倍モル以
下となるとp−ジニトロベンゼンの除去率が低下
し、一方、後者の使用量が0.5倍モル以下となる
とo−ジニトロベンゼンの除去率が低下する。 共存させる水は、亜硫酸ナトリウム及びジアル
キルアミン、さらには生成物である異性体のニト
ロベンゼンスルホン酸ナトリウムを溶解させるの
に必須であり、その量が極端に少ないと反応系の
粘度が高くなり、このため反応系の均一な撹拌が
困難となり、しかも反応後の油水の分層性が極端
に悪くなる。よつて水はm−ジニトロベンゼンに
対して0.5〜20倍重量、好ましくは1〜5倍重量
程度の範囲で使用される。さらに、反応後に油水
分離した水層は、次回の反応のために数回再使用
することが可能であり、廃水量を低減できる。 上記相当量の亜硫酸ナトリウムとジアルキルア
ミンは使用する水の全量もしくは一部に溶解して
水溶液として所定時間かけて添加するか、あるい
は、あらかじめ粗m−ジニトロベンゼンを水に懸
濁させて、上記の両化合物を直接に加えることも
できる。 一方、粗m−ジニトロベンゼンに、亜硫酸ナト
リウム、ジアルキルアミンおよび水を添加しその
まま加熱処理しても、従来にない顕著な異性体除
去効果を得ることが可能であるが、さらに本反応
に不活性な溶媒を共存させても、同程度に異性体
を除去することが可能である。これら溶剤として
は、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素等が例示できる。又、m−ジニトロベンゼ
ンの原料であるニトロベンゼンを溶媒として共存
させることも可能である。ニトロベンゼンを溶媒
とした場合、次の如き優れた二次的な効果があ
る。即ち、ニトロベンゼンを混酸でニトロ化して
m−ジニトロベンゼンを得、精製反応後、水素化
してm−フエニレンジアミンを製造する工程にお
いて、 (a) 精製反応(後段の硫酸抽出も含む)をm−ジ
ニトロベンゼンの融点(約90℃)以下で実施で
きる。 (b) ニトロ化反応をニトロベンゼン過剰系(ニト
ロベンゼン/HNO3>1)ですることが可能で
あり、このためニトロ化反応の温度をm−ジニ
トロベンゼンの融点以下で実施でき、その結果
o−およびp−ジニトロベンゼンの副生量を低
減できる。 (c) 精製m−ジニトロベンゼンの水素化反応にお
いて、ニトロベンゼン自身がアニリンに変化
し、m−フエニレンジアミンと精留で分離する
ことにより、アニリンが併産できる。 溶剤の使用は本発明方法において必須条件では
ないが、使用する場合は、粗m−ジニトロベンゼ
ンに対して0.3〜5倍重量、好ましくは0.6〜3倍
重量が適当である。 さらに亜硫酸ナトリウムとジアルキルアミンに
よる精製反応の後、油水分離し、湯洗した油層に
含有する異性体のジアルキルアミノニトロベンゼ
ン等の不純物は硫酸で抽出する。このとき硫酸の
濃度は40〜98%、好ましくは60〜85%であり、そ
の使用量は油層に対して0.2〜1.0倍重量が好まし
い。又前述のニトロ化反応で生じる60%以上の廃
硫酸も使用できる。 本発明は一般に以下のように実施される。 即ち、粗m−ジニトロベンゼン、水、及び必要
であるならば、溶媒を所定量仕込み、撹拌しなが
ら昇温し、所定温度に達してから亜硫酸ナトリウ
ムとジアルキルアミンの水溶液を所定時間かけて
添加し、さらに所定時間、精製反応を続行する。 反応温度及び時間は使用するジアルキルアミン
の種類と量、亜硫酸ナトリウム及び共存する水の
量、溶媒の有無等により適宜選択される。 一般的には、反応温度は50〜100℃であること
が望ましい。50℃以下では反応が十分に進行せ
ず、異性体の除去効果が小さく、しかも溶媒が共
存しない場合固化する。100℃以上になると低沸
点のジアルキルアミンが反応系から逃散し、しか
もm−ジニトロベンゼン自身も無用の化合物に転
化してしまう。特に望ましくは70〜90℃の範囲で
ある。 亜硫酸ナトリウムとジアルキルアミンの水溶液
の添加時間は通常、0.5〜2時間が好ましい。 反応時間は通常の場合1〜6時間、好ましくは
1.5〜3時間の範囲である。 反応終了後、油層が固化しない温度で静置し
て、p−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム等
の不純物を含有する水層を分離除去する。その
後、油層を1〜2回湯洗し、さらに油層に含まれ
ているo−ジアルキルアミノニトロベンゼン等の
不純物を所定濃度、所定量の硫酸で抽出する。抽
出回数は1〜2回で十分である。抽出後、残存酸
分を数回湯洗することにより、純度99.9%以上の
m−ジニトロベンゼンを85%以上(原料粗m−ジ
ニトロベンゼン中の純度に対する)の収率で得る
ことができる。溶媒共存系の場合も両異性体をほ
とんど含有しないm−ジニトロベンゼンの溶液を
得る。 本発明の方法によるとo−、およびp−ジニト
ロベンゼンをほぼ完全に除去すると同時に、高収
率で精製m−ジニトロベンゼンを得ることが可能
であり、しかも亜硫酸ナトリウム処理で問題とな
る水素化反応での触媒被毒現象もない。さらに、
ニトロベンゼンを共存させた場合、前工程のニト
ロ化および次工程の水素化が容易であり、高純度
のm−フエニレンジアミンを収率よく得ることが
できる。さらに、有機合成化学上有用なアニリン
を併産し得る。 以下、実施例および比較例を掲げて本発明を詳
説する。 尚、各例中、精製反応は300mlの撹拌装置およ
び冷却管を取り付けたガラス製四ツ口フラスコを
用い、水素化反応は500mlの回転撹拌式オートク
レーブを用いて行なつた。m−ジニトロベンゼン
の純度は内部標準法によるガスクロマトグラフイ
ーにより求めた。 実施例 1 反応装置に、o−ジニトロベンゼン8.5%、p
−ジニトロベンゼン1.5%を含む粗m−ジニトロ
ベンゼン100gとニトロベンゼン33gを仕込み、
90℃に昇温した後、水200gに亜硫酸ナトリウム
12.7g(対異性体1.7倍モル)と50%ジメチルア
ミン10.3g(対異性体1.7倍モル)を溶かした溶
液を0.5時間で添加し、さらに90℃を維持しつつ
1.5時間反応した。反応後、静置してm−ジニト
ロベンゼンを含む油層と水層とを分離し、油層を
熱水50gにて洗浄し、o−ジメチルアミノニトロ
ベンゼンを含むm−ジニトロベンゼン層を121g
得た。o−およびp−ジニトロベンゼンはともに
検出されなかつた。さらに、m−ジニトロベンゼ
ン層を85%硫酸で90℃、0.5時間抽出し、静置分
層後、m−ジニトロベンゼン115gを得た。次い
で、90℃の条件下、50gの熱水で3回洗浄を行な
い、ニトロベンゼンを29%含有するm−ジニトロ
ベンゼン層110gを得た。m−ジニトロベンゼン
の純分換算による精製収率は87%である。 (参考例:水素化反応) 上記処理で得た混合物をラネーニツケル2重量
%、水素圧50Kg/cm2、温度140℃で水素化すると約
2.5時間でm−フエニレンジアミン−アニリン−
水混合物を得た。これを減圧脱水および精留する
ことにより、純度99.9%のm−フエニレンジアミ
ンを得ることができた。 実施例 2〜8 亜硫酸ナトリウムの使用量、ジアルキルアミン
の種類と使用量、水の使用量、溶媒であるニトロ
ベンゼンの有無、さらには温度もしくは時間を変
化した以外は実施例1と全く同様にして精製反応
および硫酸による抽出を行なつた。これらの結果
を表1に示す。 比較例 1〜2 比較例として、亜硫酸ナトリウム単独使用の場
合およびジメチルアミン単独使用の場合の精製結
果を表1に併掲する。 【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 o−および/またはp−ジニトロベンゼンを
    含むm−ジニトロベンゼンに亜硫酸ナトリウムと
    ジアルキルアミンを添加して水共存下で加熱し、
    その後油水分離し、次いで油層に含まれる不純物
    を硫酸で抽出除去することを特徴とするm−ジニ
    トロベンゼンの精製方法。
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