JPH0247978Y2 - - Google Patents

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JPH0247978Y2
JPH0247978Y2 JP1987069059U JP6905987U JPH0247978Y2 JP H0247978 Y2 JPH0247978 Y2 JP H0247978Y2 JP 1987069059 U JP1987069059 U JP 1987069059U JP 6905987 U JP6905987 U JP 6905987U JP H0247978 Y2 JPH0247978 Y2 JP H0247978Y2
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JP
Japan
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silicone rubber
base fabric
rubber layer
sewing thread
divided pieces
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシリコーンゴム製水泳帽に関するもの
である。
(従来の技術) シリコーンゴム製水泳帽は、布製水泳帽のよう
に水を通すことがなく、又多彩で鮮やかな着色が
可能でフアツシヨン性に優れているため、広く用
いられている。
これら従来のシリコーンゴム製水泳帽は、縫製
加工ができないため、金型による一体成形や、複
数のゴムシート分割片を互いに接着剤で接着して
形成されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、シリコーンゴム製水泳帽の形状を多様
化しようとすれば、金型を用いるものではその都
度所望の形状に応じた金型を製作しなければなら
ないため、製造コストがアツプするという問題が
ある。
ゴムシート分割片を用いたものでは、金型のも
のに比較して形状の多様化は容易であるが、シリ
コーンゴムの接着性に難点があるため、接着部分
が破損し易いという問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解消するため、基布の少
くとも表面にシリコーンゴム層を有する複数の分
割片を縫製糸によつて互いに縫着結合し、且つ前
記縫製糸の一部を外部に露呈させ結合縁部に沿つ
て帯状ラインを形成したことを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、分割片をその基布において
確実に縫着結合することができ、接着結合による
従来例のような剥離を防止することができる。し
かも前記基布の補強によつて縫製糸に起因するシ
リコーンゴム層の破損を防止することができるの
で、金型使用による従来のシリコーンゴム製水泳
帽と同程度の耐久性を確保することができる。
更に、前記縫製糸の一部を外部に露呈させて形
成した帯状ラインによつて水泳帽表面の変化を与
えることができるので、シリコーンゴム製水泳帽
のフアツシヨン性を更に向上させることができ
る。
(実施例) 第1図ないし第3図は、本考案の実施例を示
す。
本実施例のシリコーンゴム製水泳帽は、第1図
に示すように、両側部を構成する分割片1a,1
aと中央部を構成する分割片1bとからなる。こ
れら分割片1c,1bは、伸縮性に優れたナイロ
ン繊維布からなる基布2の表面に、シリコーンゴ
ム層3を有する。
このシリコーンゴム層3は、第3図に示すよう
に、その層厚寸法の一部を前記基布2に含浸させ
たものである。従つて、基布2の伸縮性が前記シ
リコーンゴム層3によつて拘束される度合いが少
なく、シリコーンゴム層3の伸縮性を十分活かす
ことができると共に、両者を強力に結合すること
ができる。
これら分割片1a,1bを縫製糸4により、対
応する両結合縁部5,5を、第2図に示すよう
に、夫々の先端部が裏側向きとなるように突合わ
せ、細かいピツチのかがり縫いによつて両者を縫
合し、縫製糸4の一部を外部に露呈させることに
より結合縁部5に沿つて帯状ラインAが形成され
たシリコーンゴム製水泳帽を得ることができる。
尚、縫い方はこれに限定されないのは勿論であ
る。
本実施例によれば、シリコーンゴム製水泳帽の
外面にシリコーンゴム層3を有しているので、伸
縮性や色彩などのフアツシヨン性、非透水性など
において、従来のシリコーンゴム製水泳帽と略同
様の機能を備えている。又内面は基布2が露呈し
ているので、被着時に布製水泳帽の感触を得るこ
とができる。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。
例えば基布とシリコーンゴム層との結合は、第
4図に示すように基布6の被着面と加硫成形した
シリコーンゴムシート(シリコーンゴム層)7の
被着面とを接着剤8を介在させて接着結合するよ
うにしてもよい。この場合、結合方法によつては
両者間の剥離が生じ易いが、分割片を互いに縫着
結合することにより、各シリコーンゴムシート7
をその縫着部において基布6に止着することがで
きる。
又第5図に示すように、基布9全体をシリコー
ンゴム(シリコーンゴム層)10で被覆してもよ
い。これによれば、基布9の伸縮性が前記シリコ
ーンゴム10によつて拘束されるため、シリコー
ンゴム10の伸縮性を十分に活かすことはできな
いが、基布9が全く濡れないので、使用中に水を
含んで重くなつたりすることがなく、又使用後に
乾かす必要がないという利点がある。
尚、各分割片の形状は上記実施例に示すものに
限定されず、例えば左右1対の分割片としたり、
多数の分割片を略扇形の同形状とすることもでき
る。
(考案の効果) 金型使用による従来例に比較して、耐久性につ
いて遜色のないしかも多様な形状のシリコーンゴ
ム製水泳帽を低コストで得ることができ、且つ帯
状ラインによつてフアツシヨン性を更に向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
は第1図の−線で切断して示す要部の斜視
図、第3図はその基布とシリコーンゴム層との結
合状態を示す概念部、第4図はその基布とシリコ
ーンゴム層との他の結合状態を示す概念図、第5
図はその基布とシリコーンゴム層とのその他の結
合状態を示す概念図である。 1a,1b……分割片、2,6,9……基布、
3,7,10……シリコーンゴム層、4……縫製
糸、5……結合縁部、A……帯状ライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基布の少くとも表面にシリコーンゴム層を有す
    る複数の分割片を縫製糸によつて互いに縫着結合
    し、且つ前記縫製糸の一部を外部に露呈させ結合
    縁部に沿つて帯状ラインを形成したことを特徴と
    するシリコーンゴム製水泳帽。
JP1987069059U 1987-05-09 1987-05-09 Expired JPH0247978Y2 (ja)

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JPS63180064U JPS63180064U (ja) 1988-11-21
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138948A (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 写真処理剤封入容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60122163U (ja) * 1984-01-27 1985-08-17 志村 芳直 表示カバ−付水泳帽

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138948A (ja) * 1984-07-31 1986-02-25 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 写真処理剤封入容器

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JPS63180064U (ja) 1988-11-21

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