JPH0247460Y2 - - Google Patents

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JPH0247460Y2
JPH0247460Y2 JP9567684U JP9567684U JPH0247460Y2 JP H0247460 Y2 JPH0247460 Y2 JP H0247460Y2 JP 9567684 U JP9567684 U JP 9567684U JP 9567684 U JP9567684 U JP 9567684U JP H0247460 Y2 JPH0247460 Y2 JP H0247460Y2
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JP
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JP9567684U
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電子天びんに関し、更に詳しくは、風
防ケース又はひよう量室を備えた高感度の電子天
びんに関する。
(ロ) 従来技術 一般に、高感度の電子天びんは、ひよう量皿を
風防ケースやひよう量室の内部に収容して、外気
の乱れ等による計量値の変化を防止することが常
用されている。ところが、このひよう量室等を備
えた電子天びんにおいては、ひよう量室内と外気
とのわずかな温度差により、扉を開いたときにひ
よう量室内外での空気の移動が発生し、扉を閉じ
ても室内において通常、ある時間だけ対流として
残存する。その為、ひよう量室の扉を開けて被測
定物をひよう量皿上に載せ、扉を閉めたときの計
量値は、あたかも正しい値であるかのようにみえ
るが、その値は対流が収まつた時の真の計量値と
は異なる場合が多く、その値を真の計量値として
読み取つたり、あるいはデータ転送してしまうミ
スがしばしば発生している。
(ハ) 目的 本考案の目的は、上述の如き扉の開閉に起因す
る誤差を含んだ計量値を、真の計量値として読み
取つたり、あるいはデータ転送してしまうことの
ない電子天びんを提供することにある。
(ニ) 構成 本考案の特徴とするところは、ひよう量室等の
扉の開閉状況を検知するセンサと、そのセンサか
らの出力によつて作動される計時手段とを備え、
扉が閉じられてから、、あらかじめ設定された時
間後に当該電子天びんの計量値が安定した旨の信
号を発して、計量値の読み取りやデータ転送を許
可するよう構成したことにある。
(ホ) 実施例 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案実施例の構成図である。
ひよう量部1はひよう量皿2上の荷重を検出し
て、その検出値に応じたアナログ信号を出力す
る。ひよう量部1からのアナログデータは、A−
D変換器3によつてデジタル化され、インターフ
エイス4を介してバスライン5に載せられる。バ
スライン5にはCPU6,ROM7,RAM8およ
び表示器9が接続されており、上述したデジタル
変換データはROM7に書きこまれた計量値算出
用プログラムに基づき、CPUの指令によつて
RAM8内に一旦格納され、平均化や質量換算等
の演算処理が施された後、計量値として表示器9
に表示される。
ひよう量皿2はひよう量室10内に配設されて
おり、このひよう量室10は扉11の開閉により
外気に対して開放又は閉鎖される。扉11の開閉
状況は、扉11に取り付けられた当り金具12
と、ひよう量室10に設けられたマイクロスイツ
チ13によつて検出される。すなわち、扉を閉じ
てひよう量室10を閉鎖したとき、当り金具12
がマイクロスイツチ13を押すよう構成されてお
り、この検出信号はインターフエース4、バスラ
イン5を介してCPU6に採り込まれる。
また、扉11は、CPU6からの指令により駆動
されるモータ14によつて、自動的に開閉するこ
とができる。
表示器9には、上述した計量値の表示以外に、
補助表示ランプ9aが配設されており、この補助
表示ランプ9aはCPU6からの指令により、計
量値が安定したときに点灯される。すなわち、
CPU6は、マイクロスイツチ13からの扉11
の閉鎖検知信号が発生してから、あらかじめ設定
された時間が経過したとき、ひよう量室10内の
対流が収まつたと判定して補助表示ランプ9aの
点灯指令を発するよう構成されている。
また、CPU6は、マイクロスイツチ13から
の検知信号により、扉11が所定の長時間以上閉
鎖された状態が続いたとき、モータ14に駆動指
令を発して、扉11を自動的に開放する。この扉
11の開放指令および補助表示ランプ9aの点灯
指令の発生は、ROM7に書き込まれたプログラ
ムに基づいて実行される。
次に作用を述べる。第2図はひよう量皿2上に
被測定物を載せたときの計量値の応答を示すグラ
フで、第3図はそのA部拡大図である。図におい
て、時刻t1で扉11を開け、t2で被測定物をひよ
う量皿2上に載せる。そしてt3において扉11を
閉じたとする。被測定物がひよう量皿2上に載せ
られると計量値は増加し、当該電子天びんの応答
特性に基づいて所定の時間経過後に安定するが、
その時刻をt4としよう。t4以降、計量値は安定し
たかの如くみえるが、第3図に示す如く、扉11
を閉じたときにひよう量室10内部に発生してい
る対流がひよう量皿に影響を及ぼしている為、扉
11を閉じたt3から所定時間経過してt5に達する
までは計量値に誤差が含まれている。扉11を閉
じてから計量値が真値に到達するまでの所要時間
(t3からt5までの時間)は、ひよう量部1,ひよ
う量皿2およびひよう量室10の構造が一定であ
れば、通常の測定環境の元ではほぼ一定の値を採
る。例えば本考案実施例ではその所要時間が8秒
であつたとすると、マイクロスイツチ13からの
閉鎖検知信号発生後、8秒以上経過したt5以降に
CPU6から補助表示ランプ9aの点灯指令を発
するよう設定すれば、その補助表示ランプ9aが
点灯された以降の計量値は真の計量値であると判
断して差支えないことになり、その点灯を待つて
計量値を読み取ればよい。また、計量値を外部機
器に転送するような天びんの場合、補助表示ラン
プ9aの点灯まではデータ転送を禁止し、点灯と
同時にデータ転送するよう構成すればよい。
扉11が長時間に亘つて閉じられた状態で放置
されると、ひよう量室10内と外気との温度差が
増大し、上述の時刻t5以降でも真の計量値を得ら
れない場合があり、このような場合は測定に先立
つて扉11を開けて、温度差の減少を待つ必要が
ある。本考案実施例では、所定時間以上扉11が
閉じられているとき、マイクロスイツチ13から
の検知信号に基づくOPU6からの指令によつて、
モータ14が駆動されて扉11が自動的に開放さ
れ、ひよう量室10の内外の温度差が著しく拡大
することがない。
なお、以上の実施例においては、計量値の安定
報知を補助表示ランプ9aで行つたが、これに限
定されることなく例えばブザー等の音で報知する
こともできる。また、扉11の開閉状況検知は、
フオトセンサ等、位置を検出できるセンサであれ
ばどのようなものでもよいことは勿論である。扉
11を閉じてから安定報知に至る所要時間は任意
に設定し得るよう構成し、環境によつて可変とす
ることが望ましい。
更に、扉の開閉状況の検出信号は、例えば一定
重量のはかり取り作業等、扉を開けたままの状態
での測定時において、その作業に応じたデータ処
理と表示を行う等の判断にも供することができ
る。また、扉を閉じたことを検知し、その検知以
降の計量値算出の為の平均化時間のコントロール
等にも供することができる。
(ヘ) 効果 以上説明したように、本考案によれば、ひよう
量室等の扉の開閉を検知し、扉の閉鎖後、所定時
間の経過を待つて計量値の安定を報知するので、
従来のようにひよう量室内での対流に起因する誤
差を含んだ値を誤つて真の計量値として読み取つ
たり、データ転送をすることがない。また、扉の
閉鎖が所定の長時間に亘つたときに、自動的に開
放するよう構成すれば、ひよう量室内外の気温差
が異常に増大されることがなく、常に使用可能状
態を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の構成図、第2図はひよ
う量皿2上に被測定物をのせたときの計量値の応
答を示すグラフ、第3図はそのA部拡大図であ
る。 1……ひよう量部、2……ひよう量皿、4……
インターフエース、5……バスライン、6……
CPU、7……ROM、8……RAM、9……表示
器、9a……補助表示ランプ、10……ひよう量
室、11……扉、13……マイクロスイツチ、1
4……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉自在の扉により外部と仕切られた空間を形
    成し得る室内に、ひよう量皿が配設された電子天
    びんにおいて、上記扉の開閉状況を検知するセン
    サと、そのセンサからの出力によつて作動される
    計時手段とを備え、上記扉が閉じられてから、あ
    らかじめ設定された時間後に当該電子天びんの計
    量値が安定した旨の信号を発し得るよう構成した
    ことを特徴とする電子天びん。
JP9567684U 1984-06-25 1984-06-25 電子天びん Granted JPS6110528U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9567684U JPS6110528U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 電子天びん

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9567684U JPS6110528U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 電子天びん

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6110528U JPS6110528U (ja) 1986-01-22
JPH0247460Y2 true JPH0247460Y2 (ja) 1990-12-13

Family

ID=30654918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9567684U Granted JPS6110528U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 電子天びん

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6110528U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006082915A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Shimadzu Corporation 風防付き電子天びん
WO2006115098A1 (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Shimadzu Corporation 電子天びん

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006082915A1 (ja) * 2005-02-04 2006-08-10 Shimadzu Corporation 風防付き電子天びん
WO2006115098A1 (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Shimadzu Corporation 電子天びん

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6110528U (ja) 1986-01-22

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