JPH0247369B2 - Kudohoshikikirikaesochi - Google Patents
KudohoshikikirikaesochiInfo
- Publication number
- JPH0247369B2 JPH0247369B2 JP14954781A JP14954781A JPH0247369B2 JP H0247369 B2 JPH0247369 B2 JP H0247369B2 JP 14954781 A JP14954781 A JP 14954781A JP 14954781 A JP14954781 A JP 14954781A JP H0247369 B2 JPH0247369 B2 JP H0247369B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive
- difference
- rotational speed
- wheel
- rotation speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K23/00—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for
- B60K23/08—Arrangement or mounting of control devices for vehicle transmissions, or parts thereof, not otherwise provided for for changing number of driven wheels, for switching from driving one axle to driving two or more axles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、駆動方式切換装置、特に、２輪駆動
から４輪駆動への切換を自動的に行なう装置に関
するものである。
から４輪駆動への切換を自動的に行なう装置に関
するものである。
車輪の前後輪がクラツチを介して連結される４
輪駆動車において、２輪駆動で走行中に、駆動輪
がぬかるみや砂地に入つて脱出不可能となつた
り、路面とタイヤとの摩擦係数が著しく小さい路
面において駆動輪がスリツプして駆動力が著しく
低下したりすることがある。その場合、駆動方式
を速やかに４輪駆動に切換えて駆動力を回復して
やる必要があるが、従来はこれを、前後輪の回転
数を検出し、その差がある値以上になつた時に前
記クラツチを作動させて４輪駆動に切換える方法
で行なつていた。
輪駆動車において、２輪駆動で走行中に、駆動輪
がぬかるみや砂地に入つて脱出不可能となつた
り、路面とタイヤとの摩擦係数が著しく小さい路
面において駆動輪がスリツプして駆動力が著しく
低下したりすることがある。その場合、駆動方式
を速やかに４輪駆動に切換えて駆動力を回復して
やる必要があるが、従来はこれを、前後輪の回転
数を検出し、その差がある値以上になつた時に前
記クラツチを作動させて４輪駆動に切換える方法
で行なつていた。
しかしながら、このように前後輪の回転数差の
みの条件によつて切換を行なう方法では、当該前
後輪回転数差の変化が極めて急激に生じた場合、
４輪駆動への切換時間に遅れを生じ、その間に駆
動輪が激しくスリツプしてしまう。また、駆動輪
が激しく回転しているために、４輪駆動への切換
時に運転者に対して激しいシヨツクを与え、運転
操縦性に悪影響を及ぼすという欠点があつた。
みの条件によつて切換を行なう方法では、当該前
後輪回転数差の変化が極めて急激に生じた場合、
４輪駆動への切換時間に遅れを生じ、その間に駆
動輪が激しくスリツプしてしまう。また、駆動輪
が激しく回転しているために、４輪駆動への切換
時に運転者に対して激しいシヨツクを与え、運転
操縦性に悪影響を及ぼすという欠点があつた。
本発明の目的は、切換条件として前後輪回転数
差と共にその時間変化率を併せて考慮することに
より、２輪から４輪駆動への切換時間に融通性を
持たせ、よりきめ細かい制御を可能にした駆動方
式切換装置を提供することにある。
差と共にその時間変化率を併せて考慮することに
より、２輪から４輪駆動への切換時間に融通性を
持たせ、よりきめ細かい制御を可能にした駆動方
式切換装置を提供することにある。
本発明は、常時前後輪の回転数の検出を行なう
回転数センサと、to-1およびto時点での前後輪回
転数から前後輪回転数差の時間変化率を算出し、
かつその値をto時点における前後輪回転数差に加
えた値を算出する演算装置と、この値を予め定め
た設定回転数差と比較して、前者が大きい場合に
クラツチの駆動信号を出力する比較器とを設けた
ものである。
回転数センサと、to-1およびto時点での前後輪回
転数から前後輪回転数差の時間変化率を算出し、
かつその値をto時点における前後輪回転数差に加
えた値を算出する演算装置と、この値を予め定め
た設定回転数差と比較して、前者が大きい場合に
クラツチの駆動信号を出力する比較器とを設けた
ものである。
以下、実施例を用いて本発明を詳細に説明す
る。
る。
第１図は、本発明の一実施例のシステム全体の
構成を示す説明図である。同図において、前輪１
と後輪２の駆動軸１a，２aは、クラツチ３を介し
てドライブシヤフト４により連結され得るが、通
常は２輪駆動を基調としている。エンジン５およ
びトランスミツシヨン６は前方に位置している。
クラツチ３はソレノイド７によつて駆動される。
後輪２とドライブシヤフト４とはデイフアレンシ
ヤルギヤ８を介して連結され、ドライブシヤフト
４にはその内部に発生する内部循環トルク検出用
のトルクセンサ９が設けてある。また、前輪１お
よび後輪２には、それぞれ回転数センサ１０およ
び１１が取付けてある。コントローラ１２は、イ
ンターフエース１３、マイクロコンピユータ１
４、RAM１５、ROM１６などから構成され、
前記各回転数センサ１０，１１からの回転数パル
ス信号およびトルクセンサ９からの信号が入力さ
れる。
構成を示す説明図である。同図において、前輪１
と後輪２の駆動軸１a，２aは、クラツチ３を介し
てドライブシヤフト４により連結され得るが、通
常は２輪駆動を基調としている。エンジン５およ
びトランスミツシヨン６は前方に位置している。
クラツチ３はソレノイド７によつて駆動される。
後輪２とドライブシヤフト４とはデイフアレンシ
ヤルギヤ８を介して連結され、ドライブシヤフト
４にはその内部に発生する内部循環トルク検出用
のトルクセンサ９が設けてある。また、前輪１お
よび後輪２には、それぞれ回転数センサ１０およ
び１１が取付けてある。コントローラ１２は、イ
ンターフエース１３、マイクロコンピユータ１
４、RAM１５、ROM１６などから構成され、
前記各回転数センサ１０，１１からの回転数パル
ス信号およびトルクセンサ９からの信号が入力さ
れる。
上記構成を有する駆動方式切換装置において、
通常車が２輪駆動で走行中、回転数センサ１０，
１１は、常時前輪１および後輪２の回転数を検出
している。その回転数パルス信号は、コントロー
ラ１２のインターフエース１３に取入れられ、マ
イクロコンピユータ１４により、第２図に示すよ
うな処理が行なわれる。
通常車が２輪駆動で走行中、回転数センサ１０，
１１は、常時前輪１および後輪２の回転数を検出
している。その回転数パルス信号は、コントロー
ラ１２のインターフエース１３に取入れられ、マ
イクロコンピユータ１４により、第２図に示すよ
うな処理が行なわれる。
即ち、先ずto-1時の状態２０において、回転数
センサ１０，１１によつて得られる前輪回転数
NF(o-1)２１と後輪回転数(o-1)２２とから、前後輪
回転数差ΔN(o-1)２３を算出し、その結果をRAM
１５に一時記憶しておく。次に、to時の状態２４
において、前輪回転数NF(o)２５と後輪回転数
NR(o)２６とから前後輪回転数差ΔN(o)２７を算出
し、これと共にRAM１５に記憶してあつた
ΔN(o-1)２３との差を求め、その結果Δn２８をそ
の間の時間で除して前後輪回転数差の時間変化率
φ２９を算出する。
センサ１０，１１によつて得られる前輪回転数
NF(o-1)２１と後輪回転数(o-1)２２とから、前後輪
回転数差ΔN(o-1)２３を算出し、その結果をRAM
１５に一時記憶しておく。次に、to時の状態２４
において、前輪回転数NF(o)２５と後輪回転数
NR(o)２６とから前後輪回転数差ΔN(o)２７を算出
し、これと共にRAM１５に記憶してあつた
ΔN(o-1)２３との差を求め、その結果Δn２８をそ
の間の時間で除して前後輪回転数差の時間変化率
φ２９を算出する。
即ち、
α＝Δn／Δt＝ΔN(o)−ΔN(o-1)／to−to-1
次いで、前記to時における前後輪回転数差
ΔN(o)２７に上記α２９を加え、その算定値を、
予め定めた設定回転数差ΔN0と比較してその差
β３０を求める。
ΔN(o)２７に上記α２９を加え、その算定値を、
予め定めた設定回転数差ΔN0と比較してその差
β３０を求める。
即ち、 （ΔN(o)＋α）−ΔN0＝β
このβ３０の値がゼロまたは正の値となつた場
合、ソレノイド７に駆動信号３１が出力され、こ
れによりソレノイド７が作動してクラツチ３を接
合させる。即ち、２輪から４輪駆動への切換動作
４１が行なわれる。これに対し、β３０の値が負
の値の場合には、前記駆動信号は出力されずに２
輪駆動の状態が保持され、再び最初の状態に戻
る。
合、ソレノイド７に駆動信号３１が出力され、こ
れによりソレノイド７が作動してクラツチ３を接
合させる。即ち、２輪から４輪駆動への切換動作
４１が行なわれる。これに対し、β３０の値が負
の値の場合には、前記駆動信号は出力されずに２
輪駆動の状態が保持され、再び最初の状態に戻
る。
即ち、前後回転数差ΔNにその時点でのその時
間変化率αを加えた値を切換判断の基準値とし、
この値を設定回転数差ΔN0と比較して切換を判
断することにより、ΔN自体を基準として判断す
る場合に比較して切換時期が早くなる。この様子
を第３図に示す。同図において、前後輪回転数差
ΔNと共にその時間変化率αをも考慮した本発明
の場合の切換判断の基準値ΔN′を示すグラフ４０
は、前後輪回転数差ΔNのみを考慮した従来の場
合の基準値ΔN′＝ΔNのグラフ４１に比較してα
だけ上方にシフトしており、後者が設定回転数差
ΔN0を越えるto時より前のtn時において、ΔN0を
越え、２輪から４輪駆動への切換が行なわれる。
アクセルペダルの動きが緩やかな場合にはαは小
さくなるため、グラフ４０は４１に近付き、４輪
駆動への切換はほぼto時において行なわれる。こ
れに対し、アクセルペダルの動きが急になると、
αの値も大きくなり、より早いtn時において切換
えが行なわれる。
間変化率αを加えた値を切換判断の基準値とし、
この値を設定回転数差ΔN0と比較して切換を判
断することにより、ΔN自体を基準として判断す
る場合に比較して切換時期が早くなる。この様子
を第３図に示す。同図において、前後輪回転数差
ΔNと共にその時間変化率αをも考慮した本発明
の場合の切換判断の基準値ΔN′を示すグラフ４０
は、前後輪回転数差ΔNのみを考慮した従来の場
合の基準値ΔN′＝ΔNのグラフ４１に比較してα
だけ上方にシフトしており、後者が設定回転数差
ΔN0を越えるto時より前のtn時において、ΔN0を
越え、２輪から４輪駆動への切換が行なわれる。
アクセルペダルの動きが緩やかな場合にはαは小
さくなるため、グラフ４０は４１に近付き、４輪
駆動への切換はほぼto時において行なわれる。こ
れに対し、アクセルペダルの動きが急になると、
αの値も大きくなり、より早いtn時において切換
えが行なわれる。
このように、２輪から４輪駆動への切換時間を
アクセルペダルの動きに応じて自動的に変えるこ
とにより、前後輪回転数差が急激に増大する場合
にはより早めに４輪駆動への切換が行なわれるた
め、車の安定性が保たれると同時に運転操縦性が
改善される。
アクセルペダルの動きに応じて自動的に変えるこ
とにより、前後輪回転数差が急激に増大する場合
にはより早めに４輪駆動への切換が行なわれるた
め、車の安定性が保たれると同時に運転操縦性が
改善される。
以上説明したように、本発明によれば、２輪か
ら４輪駆動への切換条件として、従来の前後輪回
転数に加えてその時間変化率をも考慮したことに
より、切換時間に融通性を持たせ、アクセルペダ
ルの動きに応じてよりきめ細かい制御を行なうこ
とが可能となり、車の安定性と運転操縦性を向上
させることができるという優れた効果を有する。
ら４輪駆動への切換条件として、従来の前後輪回
転数に加えてその時間変化率をも考慮したことに
より、切換時間に融通性を持たせ、アクセルペダ
ルの動きに応じてよりきめ細かい制御を行なうこ
とが可能となり、車の安定性と運転操縦性を向上
させることができるという優れた効果を有する。
第１図は、本発明の一実施例の全体構成を示す
説明図、第２図は第１図における駆動方式切換動
作を示すフローチヤート、第３図は切換判断の基
準値としての前後輪回転数差ΔN′と時間ｔとの関
係を示すグラフである。 １……前輪、２……後輪、３……クラツチ、４
……ドライブシヤフト、５……エンジン、７……
ソレノイド、１０，１１……回転数センサ、１２
……コントローラ、１３……インターフエース、
１４……マイクロコンピユータ。
説明図、第２図は第１図における駆動方式切換動
作を示すフローチヤート、第３図は切換判断の基
準値としての前後輪回転数差ΔN′と時間ｔとの関
係を示すグラフである。 １……前輪、２……後輪、３……クラツチ、４
……ドライブシヤフト、５……エンジン、７……
ソレノイド、１０，１１……回転数センサ、１２
……コントローラ、１３……インターフエース、
１４……マイクロコンピユータ。
Claims (1)
- １ 車輛のドライブシヤフトに連結したクラツチ
を接合させて前輪と後輪とを連結することによ
り、当該車輛の駆動方式を２輪駆動から４輪駆動
に切換える駆動方式切換装置において、前記前輪
および後輪に取付けてそれぞれ前輪および後輪の
回転数を常時検出する回転数センサと、これらの
回転数センサによつて得られたto-1およびto時点
での前輪および後輪の回転数から各時点での前後
輪回転数差およびその時間変化率を算出しかつ前
記to時点での前後輪回転数差にこの時間変化率を
加えた値を算出する演算装置と、この値を予め定
めた設定回転数差と比較して前者が大きい場合に
前記クラツチに対して駆動信号を出力する比較器
と、この出力により作動して前記クラツチを接合
させるクラツチ駆動装置とを有することを特徴と
する駆動方式切換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14954781A JPH0247369B2 (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | Kudohoshikikirikaesochi |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14954781A JPH0247369B2 (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | Kudohoshikikirikaesochi |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5853520A JPS5853520A (ja) | 1983-03-30 |
| JPH0247369B2 true JPH0247369B2 (ja) | 1990-10-19 |
Family
ID=15477532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14954781A Expired - Lifetime JPH0247369B2 (ja) | 1981-09-24 | 1981-09-24 | Kudohoshikikirikaesochi |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0247369B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1312129C (en) * | 1986-03-04 | 1992-12-29 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha (Also Trading As Honda Motor Co., Ltd .) | Traction control system for controlling slip of a driving wheel of a vehicle |
| IT1235964B (it) * | 1989-12-13 | 1992-12-09 | Fiatgeotech | Dispositivo per l'innesto della trazione a quattro ruote motrici in un veicolo |
-
1981
- 1981-09-24 JP JP14954781A patent/JPH0247369B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5853520A (ja) | 1983-03-30 |
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